JP3119800U - 健康マグネットユニット及び連結健康マグネットユニット - Google Patents

Abstract

【課題】 磁性体を身体各部に巻き付けて固定して、つぼや患部へ磁力を確実にあてることができる上に、磁性体が直接皮膚に触れないためアレルギーを防止して、安定した使用状態で半永久的に使用できる健康マグネットユニットを提供する。
【解決手段】 球形磁石５１を複数連結し、その両端部に接続金具５３，５３を設けてなり、この接続金具５３，５３を連結することによってリング状にして身体に取り付け、身体のつぼあるいは患部の上から磁力をあてる健康マグネットユニット。
【選択図】図１

Description

本考案は、腕、首あるいは肩等の身体各部に単体であるいは複数連結して装着する健康マグネットユニットに関するものである。

従来よりブレスレット型の磁気健康器具が提案されていた。例えば特許文献１に記載の発明は人の医療または医療用の補助具と装身具・アクセサリーとを兼ね合わせたものである。
この発明は、複数個の天然水晶片と永久磁石片とを一個あるいは二、三個づつ交互に糸・針金等に通した連珠式のブレスレット、アンクレットまたはネックレス等の健康装身具を改良し、上記永久磁石片の横断面を四辺形とし、そのＳ極側となる特定の扁平面に着色層を施したことを特徴とするもので、さらにその着色層の色彩を永久磁石片それ自体の色彩と合計で七色となるようにしたことを特徴とするものである。

この発明によれば、天然水晶片によるいわゆるクリスタルパワーと永久磁石片による電磁誘導作用とが共同的に働いて、使用者の肌表面にその扁平表面のひとつが接するようにしたので、その方向性が安定し糸・針金を中心にしてみだりに回転することが抑制されるのである。
特開平１１−７５９１６

しかしながら上記特許文献１記載の発明によれば、四辺形の永久磁石片の横断面の身体への接触性が悪く、さらに永久磁石片の扁平面に着色層を施し、この着色層の色彩を永久磁石片それ自体の色彩と合計で七色となるようにしたため、外観が派手なものとなり万人には敬遠されがちであった。

本考案は上記の従来例の問題点に鑑みなされたものであり、腕、首、肩等の身体の各部に巻いて安定した使用状態で磁力による治療効果を発揮して、あらゆる人々が半永久的に使用できる健康マグネットユニットを提供することを目的とする。

本考案の要旨とするところは、磁性体を複数連結し、この磁性体の両端部に接続金具を設けてなり、この接続金具を互いに連結することによってリング状にして身体のつぼあるいは患部の表面に取り付ける健康マグネットユニットである。
また、上記のように構成した健康マグネットユニットを複数連結することによって、身体のあらゆる箇所に取り付け可能とし、かつ必要に応じてそれぞれの健康マグネットユニットを交換可能とした連結健康マグネットユニットである。

本考案は、複数の磁性体をリング状に構成し、これを単体であるいは複数連結して身体のつぼあるいは患部にあてて使用するため、腕、首、肩などの身体の湾曲した部分のように磁性体を固定することが困難な部位の身体のあらゆる箇所に効果的に取り付けることができる。
さらに必要に応じてそれぞれの健康マグネットユニットを交換可能できるため、半永久的に使用できるのである。

本考案の最良の実施形態は、表面を研磨した球形磁石を、磁性体からなる湾曲部材の両側に糸などによって装飾用の天然石を介して複数個連結し、上記球形磁石の両端部には接続磁石を取り付けてなるものである。

第１実施形態は、図１及び図２に示すものであり、 図１は第１実施形態の斜視図、図２は同使用状態の説明図である。
第１実施形態は複数の球形磁石を連結した連鎖型ユニット５０である。図１において、符号５１は表面を研磨した球形磁石であり、この球形磁石５１を中間部材である湾曲部材５２の両側に糸などによって複数個連結する。この湾曲部材５２も磁性体である。そして球形磁石５１の両端部には、接続金具である接続磁石５３を取り付けてなる。また符号５４は装飾用の天然石である。

上記のように構成した本実施形態の連鎖型ユニット５０を使用するときは、図２に示すように手首に巻きつけて取り付ければよい。このとき接続磁石５３，５３の吸着力が強いため、容易かつ確実に取り付けることができる。また連鎖型ユニット５０を２重、３重に巻きつけた場合には、磁力効果が高まるのである。

このように連鎖型ユニット５０は、複数の球形磁石５１と湾曲部材５２によって手首の周囲に常に安定して取り付けることができ、かつ一定の磁力を与えることができるため、つぼや患部への磁力による治療効果が大きい。さらには身体に有害な電磁波を吸収するため、電子機器類を操作する場合には有効である。
本実施形態では、接続金具として磁石を用いたため連鎖型ユニット５０自体の磁力が補助的に強化される効果もある。この接続金具は磁石に限定されず、ネジ形式、留金形式のものでも良い。

第２実施形態は図３及び図４に示すものであり、上記の連鎖型ユニット５０を、接続磁石５３を互いに連結して複数本連結したものである。
図３の使用例では、上記連鎖型ユニット５０を２〜３本連結して首に巻いて使用したものである。
また図４の使用例では、上記連鎖型ユニット５０を右と左の肩に巻いてから、後ろ側で上記連鎖型ユニット５０を紐５９で互いに連結したものである。

このように連鎖型ユニット５０を複数本繋ぎ合わせ、あるいは組み合わせることにより、身体の太さの違う部位及び形状の複雑な部位への装着も可能となる。
さらに連鎖型ユニット５０を必要に応じて何回でも繋ぎ変え、組み合わせを変えることにより、身体の他の部位への使い回しも容易であり、半永久的な使用が可能となる。さらにこれをサポーター等で補助すると外れにくく紛失も防げる等の効果を有する。
また、並列に幾重にも装着することで腰等の体の深部に患部の在る場合、一つで使用するより高い磁気的治療効果が期待できるのである。

第１実施形態の斜視図 第１実施形態の使用状態の説明図 第２実施形態の使用状態の説明図 第２実施形態の使用状態の説明図

符号の説明

５０ 連鎖型ユニット（健康マグネットユニット）
５１ 球形磁石
５２ 湾曲部材
５３ 接続磁石

Claims (2)

1. 磁性体を複数連結し、この磁性体の両端部に接続金具を設けてなり、この接続金具を互いに連結することによってリング状にして身体に取り付けることを特徴とする健康マグネットユニット。
2. 請求項１記載の健康マグネットユニットを複数連結することによって、身体の各部に取り付け可能とし、かつ必要に応じてそれぞれの健康マグネットユニットを交換可能とした連結健康マグネットユニット。

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