JP5819720B2 - 装身具 - Google Patents

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Description

本発明は、ネックレス、ブレスレット、アンクレッと等の紐状の装飾部材を有する装身具に関する。
従来、紐状の装飾部材を有する装身具として、装飾部材の両端部を互いに連結する留め具を備えるものが知られている(特許文献1参照)。
この装身具では、留め具が、装飾部材の一端部に取り付けられた引き輪と、装飾部材の他端部に取り付けられた係止部材と、から構成されている。引き輪は、開閉ピンの操作により開閉可能な切欠き部を有している。また、係止部材は、引き輪を挿通させることが可能な挿通孔を有している。そして、この留め具では、引き輪の開閉ピンを操作して切欠き部を開放させることによって、引き輪を係止部材の挿通孔に挿通させ、又は、引き輪を係止部材の挿通孔から脱離させることが可能となっている。
特開2011−87663号公報
しかしながら、従来の装身具では、着脱する際に、引き輪の開閉ピンを操作して切欠き部を開放させる必要があるため、装身具の着脱が困難となる場合がある。
また、従来の装身具では、留め具の機能上、留め具の意匠性を向上することが難しく、留め具によって装身具全体の意匠性が低下する恐れがある。
本発明の課題は、着脱を容易に行うことができ、また、意匠性を向上することが可能な装身具を提供することにある。
上記課題を解決するために、第一の発明に係る装身具は、紐状の装飾部材を有する装身具であって、前記装飾部材に取り付けられた第一部材及び第二部材を有し、前記第一部材及び前記第二部材は、それぞれ、環状に形成され、前記第一部材の外形寸法は、前記第二部材の内形寸法より大きく形成され、前記第一部材は、形状記憶ワイヤーと、該形状記憶ワイヤーを被覆する被覆部材と、を有してなり、弾性変形させることにより前記第二部材の内側を通過させることが可能に形成されていることを特徴とする。
第一の発明に係る装身具では、装飾部材において、それぞれが環状に形成された第一部材及び第二部材が取り付けられている。そして、第一部材は、その外径寸法が第二部材の内径寸法より大きく形成されているとともに、弾性変形させることが可能に形成されている。
これにより、第一の発明に係る装身具では、装身具を装着する際には、第一部材を弾性変形させて、この第一部材を第二部材の内側を通過させることで、装飾部材が第二部材の内側に挿通された状態で、第一部材が第二部材により係止される。これによって、装飾部材における第一部材と第二部材との間の部分が環状に連結されて、装身具を装着することができる。
一方、装身具を取り外す際には、第一部材を弾性変形させて、この第一部材を第二部材の内側を通過させることで、第二部材による第一部材の係止が解除されるとともに、装飾部材が第二部材に挿通された状態が解除される。ここで、装身具を取り外す際には、第一部材を、装身具を装着する際とは逆の向きに、第二部材の内側を通過させる。これによって、装飾部材における第一部材と第二部材との間の部分が環状に連結された状態が解除されて、装身具を取り外すことができる。
したがって、第一の発明に係る装身具によれば、開閉ピンの操作等が不要となり、着脱を容易に行うことが可能となる。
また、第一の発明に係る装身具では、それぞれが環状に形成された第一部材及び第二部材によって、装身具を環状に連結することができる。
したがって、第一の発明に係る装身具によれば、引き輪等の留め具を用いる場合と比較して、意匠性を向上することが可能となる。
特に、第一の発明に係る装身具では、第一部材及び第二部材が簡単な構成となっていることによって、第一部材及び第二部材に対して装飾を施し易く、装身具の意匠性をさらに向上することが可能となる。
さらに、第一の発明に係る装身具では、第一部材が、形状記憶ワイヤーと、該形状記憶ワイヤーを被覆する被覆部材と、を有してなることによって、第二部材による第一部材の係止をより確実に行うことが可能となるとともに、第一部材の意匠性を向上することが可能となる。
以上のように、第一の発明に係る装身具によれば、着脱を容易に行うことが可能となり、また、意匠性を向上することが可能となる。
第二の発明に係る装身具は、第一の発明に係る装身具において、前記第一部材及び前記第二部材のうち少なくとも一方が、前記装飾部材の長さ方向において互いに位置を異ならせて、複数取り付けられていることを特徴とする。
第二の発明に係る装身具では、装飾部材において、第一部材及び前記第二部材のうち少なくとも一方が複数取り付けられている。
これにより、使用する第一部材と第二部材との組み合わせに応じて、装飾部材における環状に連結される部分のサイズを調整することが可能となる。
第三の発明に係る装身具は、第一又は第二の発明に係る装身具において、前記第一部材及び前記第二部材は、それぞれ、円環状に形成され、前記第一部材の外径は、前記第二部材の内径より大きく形成されていることを特徴とする。
第三の発明に係る装身具では、第一部材及び第二部材が、それぞれ、円環状に形成されている。
これにより、第一部材を第二部材の内側を通過させることが容易となり、装身具の着脱をさらに容易に行うことが可能となる。
また、第一部材及び第二部材の製造を容易に行うことができ、ひいては、装身具の製造を容易に行うことが可能となる。
第五の発明に係る装身具は、第四の発明に係る装身具において、前記被覆部材は、複数の筒状部材と、互いに隣り合う前記筒状部材の間に配設された関節部材と、を有してなり、前記関節部材は、球体状又は楕円体状に形成されていることを特徴とする。
第五の発明に係る装身具によれば、第一部材を容易に弾性変形させることができ、装身具の着脱をさらに容易に行うことが可能となる。
本発明によれば、着脱を容易に行うことが可能となり、また、意匠性を向上することが可能となる。
本発明の実施形態に係る装身具の平面図である。 図1に示す装身具が備える装飾リングの平面図である。 図2に示す装飾リングが備える筒状部材を示す斜視図である。 図2に示す装飾リングが備える関節部材を示す図である。 装身具の第一の使用状態を示す平面図である。 装身具の第二の使用状態を示す平面図である。 装身具の第三の使用状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る装身具1について、図面を参照しながら説明する。
装身具1は、本発明をネックレスとして実施したものである。
(装身具1の構成)
まず、装身具1の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る装身具の平面図である。図2は、図1に示す装身具が備える装飾リングの平面図である。図3は、図2に示す装飾リングが備える筒状部材を示す斜視図である。図4は、図2に示す装飾リングが備える関節部材を示す図である。ここで、図4(a)は、関節部材の平面図であり、図4(b)は、図4(a)に示すA−A線に沿う断面図である。
図1に示すように、装身具1は、紐状に形成された装飾部材10と、装飾部材10に取り付けられた係止側装飾リング(第二部材)20(20a〜20d)及び被係止側装飾リング(第一部材)30(30a〜30d)と、を備えている。
装飾部材10は、チェーン、革紐、ワイヤー等によって、所定の長さを有する長尺状に構成されている。本実施形態では、装飾部材10は、7本の装飾チェーン10a〜10gによって構成されている。各装飾チェーン10a〜10gは、貴金属により形成されている。7本の装飾チェーン10a〜10gは、係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30を介して、互いに一連となるように連結されている。ここで、装飾部材10の中心に配置されている装飾チェーン10dは、後述するように装身具1の装着時に首にかけられる部分であり、他の各装飾チェーン10a,10b,10c,10e,10f,10gよりも長く形成されている。
係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30は、同一の構成となっている。したがって、本実施形態では、被係止側装飾リング30の構成について説明して、係止側装飾リング20の説明を省略する。
図2に示すように、被係止側装飾リング30は、環状(無端状)に形成されている。本実施形態では、各被係止側装飾リング30は、平面視で円形となるように、円環状に形成されている。ここで、被係止側装飾リング30は、環状であれば、平面視で多角形、星形等、他の形となるように形成しても構わない。
各被係止側装飾リング30は、弾性変形させることが可能に形成されている。本実施形態では、各被係止側装飾リング30は、形状記憶ワイヤーW(図3及び図4参照)と、形状記憶ワイヤーWを被覆する被覆部材31と、を有して構成されている。
形状記憶ワイヤーWは、環状に(本実施形態では、円環状)に形成されている。本実施形態では、形状記憶ワイヤーWは、その両端部がレーザー直接融着加工により互いに接続されて、円環状に形成されている。形状記憶ワイヤーWは、円環状の形状を記憶しており、弾性変形されても元の形状に復帰することが可能となっている。そして、各被係止側装飾リング30では、形状記憶ワイヤーWが被覆部材31内に挿通されていることによって、被覆部材31の形状を円環状に保持している。
被覆部材31は、複数の筒状部材32と、互いに隣り合う筒状部材32の間に配設された関節部材33と、を有して構成されている。図3に示すように、筒状部材32は、円筒状に形成され、その内側に形状記憶ワイヤーWを挿通させることが可能となっている。図4に示すように、関節部材33は、楕円体状に形成されている。関節部材33には、その中心軸に沿って、形状記憶ワイヤーWを挿通させることが可能な挿通孔33aが設けられている。
ここで、本実施形態では、被覆部材31は、装飾部材10と同一の貴金属により形成されている。しかしながら、被覆部材31は、樹脂等の外面にメッキ加工を施すことによって形成しても構わない。また、被覆部材31(特に、筒状部材32)の外面には、意匠性を向上するための模様が施されている。
各被係止側装飾リング30では、形状記憶ワイヤーWを外部から視認することができないように、複数の筒状部材32及び複数の関節部材33が形状記憶ワイヤーWを覆っている。各被係止側装飾リング30では、筒状部材32と関節部材33とが交互に配置されている。特に、各関節部材33は、その各端部が隣接する筒状部材32の内部に挿入された状態で配設されている。これによって、被係止側装飾リング30の弾性変形を容易に行うことを可能としつつ、被係止側装飾リング30が弾性変形された際にも形状記憶ワイヤーWが露出することを防止可能となる。
本実施形態では、装飾部材10において、係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30が、それぞれ、複数取り付けられている。具体的には、装飾部材10の一端側において、2つの係止側装飾リング20a,20c及び2つの被係止側装飾リング30b,30dが取り付けられている。また、装飾部材10の他端側において、2つの係止側装飾リング20b,20d及び2つの被係止側装飾リング30a,30cが取り付けられている。
4つの係止側装飾リング20a〜20d及び4つの被係止側装飾リング30a〜30dは、装飾部材10の長さ方向において互いに位置を異ならせて、係止側装飾リング20と被係止側装飾リング30とが交互に並ぶように配設されている。具体的には、装飾部材10の一端部側では、先端に係止側装飾リング20aが配置され、先端から中心に向かって、被係止側装飾リング30b、係止側装飾リング20c、被係止側装飾リング30dが配置されている。一方、装飾部材10の他端部側では、先端に被係止側装飾リング30aが配置され、先端から中心に向かって、係止側装飾リング20b、被係止側装飾リング30c、係止側装飾リング20dが配置されている。
そして、係止側装飾リング20aと被係止側装飾リング30bとは、装飾チェーン10aによって互いに連結されている。被係止側装飾リング30bと係止側装飾リング20cとは、装飾チェーン10bによって互いに連結されている。係止側装飾リング20cと被係止側装飾リング30dとは、装飾チェーン10cによって互いに連結されている。被係止側装飾リング30dと係止側装飾リング20dとは、装飾チェーン10dによって互いに連結されている。係止側装飾リング20dと被係止側装飾リング30cとは、装飾チェーン10eによって互いに連結されている。被係止側装飾リング30cと係止側装飾リング20bとは、装飾チェーン10fによって互いに連結されている。係止側装飾リング20bと被係止側装飾リング30aとは、装飾チェーン10gによって互いに連結されている。これによって、装飾チェーン10a〜10g、係止側装飾リング20a〜20d及び被係止側装飾リング30a〜30dが一連に連結されて、装身具1が形成されている。
ここで、被係止側装飾リング30の外形寸法(本実施形態では、外径)は、係止側装飾リング20の内形寸法(本実施形態では、内径)より大きく形成されている。特に、装飾具1では、係止側装飾リング20aと被係止側装飾リング30aとが対応しており、被係止側装飾リング30aの外径が、係止側装飾リング20aの内径より大きく形成されている。また、係止側装飾リング20bと被係止側装飾リング30bとが対応しており、被係止側装飾リング30bの外径が、係止側装飾リング20bの内径より大きく形成されている。また、係止側装飾リング20cと被係止側装飾リング30cとが対応しており、被係止側装飾リング30cの外径が、係止側装飾リング20cの内径より大きく形成されている。さらに、係止側装飾リング20dと被係止側装飾リング30dとが対応しており、被係止側装飾リング30dの外径が、係止側装飾リング20dの内径より大きく形成されている。
したがって、装身具1では、各係止側装飾リング20a〜20dによって、当該係止側装飾リング20a〜20dに対応する被係止側装飾リング30a〜30dを係止することが可能となっている。具体的には、被係止側装飾リング30a〜30dは、弾性変形させることによって、係止側装飾リング20a〜20dの内側を一方側から他方側に向かって通過させることができる。そして、係止側装飾リング20a〜20dの内側を通過した被係止側装飾リング30a〜30dは、係止側装飾リング20a〜20dに係止されることよって、係止側装飾リング20a〜20dの内側を他方側から一方側に向かって戻る(通過する)ことが阻止される。
(装身具1の使用方法)
次に、装身具1の使用方法について説明する。
図5は、装身具の第一の使用状態を示す平面図である。図6は、装身具の第二の使用状態を示す平面図である。図7は、装身具の第三の使用状態を示す平面図である。
装身具1を装着する際は、まず、装飾部10の中心に配置されている装飾チェーン10dを首の後側にかけ回して、装飾部材10の両端部のそれぞれを首の前側に垂れ下げた状態とする。
次に、装飾部材10の一端側(または、他端側)に取り付けられている被係側装飾リング30を、装飾部材10の他端側(または、一端側)に取り付けられている係止側装飾リング20の内側を一方側から他方側に向かって通過させる。これには、指で被係側装飾リング30を押圧して、被係止側装飾リング30の外形(幅)が係止側装飾リング20の内形(内径)より小さくなるように、被係止側装飾リング30を弾性変形させる。これによって、被係止側装飾リング30を、係止側装飾リング20の内側を通過させることができる。そして、被係止側装飾リング30を係止側装飾リング20の内側を通過させた後に、指による被係止側装飾リング30の押圧を解除する。これによって、被係止側装飾リング30の形状が円環状に復帰して、被係止側装飾リング30の外形(外径)が、係止側装飾リング20の内形(内径)より大きくなる。したがって、被係止側装飾リング30が係止側装飾リング20により係止されて、被係止側装飾リング30が係止側装飾リング20の内側を他方側から一方側に向かって戻る(通過する)ことが阻止される。すなわち、装飾部材10が係止側装飾リング20に挿通された状態で、被係止側装飾リング30が係止側装飾リング20により係止される。よって、装飾部材10における被係止側装飾リング30と係止側装飾リング20との間の部分が環状に連結されて、装身具1を装着することができる。
ここで、装身具1では、使用する係止側装飾リング20a〜20dと被係止側装飾リング30a〜30dとの組み合わせに応じて、装飾部材10により形成される環の大きさを調整することが可能となっている。具体的には、係止側装飾リング20aと被係止側装飾リング30aとを組み合わせた場合に装飾部材10により形成される環の大きさが最大となり、係止側装飾リング20bと被係止側装飾リング30bとを組み合わせた場合、係止側装飾リング20cと被係止側装飾リング30cとを組み合わせた場合、係止側装飾リング20dと被係止側装飾リング30dとを組み合わせた場合の順に、装飾部材10により形成される環の大きさが小さくなる。
例えば、装飾部材10により形成される環を最大にしたい場合には、図5に示すように、被係止側装飾リング30aを、係止側装飾リング20aの内側を通過させる。これにより、装飾チェーン10gが係止側装飾リング20aに挿通された状態で、被係止側装飾リング30aが係止側装飾リング20aによって係止される。
また、装飾部材10により形成される環を小さくしたい場合には、図6に示すように、被係止側装飾リング30cを、係止側装飾リング20cの内側を通過させる。これにより、装飾チェーン10e及び装飾チェーン10fが係止側装飾リング20cに挿通された状態で、被係止側装飾リング30cが係止側装飾リング20cによって係止される。
この際、図7に示すように、被係止側装飾リング30cから被検視側装飾リング30aまでを、係止側装飾リング20cの内側を通過させても構わない。これにより、装飾チェーン10eが係止側装飾リング20cに挿通された状態で、被係止側装飾リング30cが係止側装飾リング20cによって係止される。
一方、装身具1を取り外す際には、係止側装飾リング20により係止されている被係止側装飾リング30を、係止側装飾リング20の内側を他方側から一方側(装着時と逆側)に向かって通過させる。この際、指で被係側装飾リング30を押圧して、被係止側装飾リング30の外形が係止側装飾リング20の内形より小さくなるように、被係止側装飾リング30を弾性変形させて、係止側装飾リング20の内側を通過させる。これにより、係止側装飾リング20による被係止側装飾リング30の係止が解除される。したがって、装飾部材10における被係止側装飾リング30と係止側装飾リング20との間の部分が環状に連結された状態が解除されて、装身具1を取り外すことができる。
以上のように、装身具1では、装飾部材10において、それぞれが環状に形成された被係止側装飾リング30及び係止側装飾リング20が取り付けられている。そして、被係止側装飾リング30は、その外径寸法が係止側装飾リング20の内径寸法より大きく形成されているとともに、弾性変形させることが可能に形成されている。
これにより、装身具1では、装身具1を装着する際には、被係止側装飾リング30を弾性変形させて、この被係止側装飾リング30を係止側装飾リング20の内側を通過させることで、装飾部材10が係止側装飾リング20の内側に挿通された状態で、被係止側装飾リング30が係止側装飾リング20により係止される。これによって、装飾部材10における被係止側装飾リング30と係止側装飾リング20との間の部分が環状に連結されて、装身具1を装着することができる。
一方、装身具1を取り外す際には、被係止側装飾リング30を弾性変形させて、この被係止側装飾リング30を係止側装飾リング20の内側を通過させることで、係止側装飾リング20による被係止側装飾リング30の係止が解除されるとともに、装飾部材10が係止側装飾リング20に挿通された状態が解除される。これによって、装飾部材10における被係止側装飾リング30と係止側装飾リング20との間の部分が環状に連結された状態が解除されて、装身具1を取り外すことができる。
したがって、装身具1によれば、開閉ピンの操作等が不要となり、着脱を容易に行うことが可能となる。
また、装身具1では、それぞれが環状に形成された被係止側装飾リング30及び係止側装飾リング20によって装身具1を環状に連結することができるため、引き輪等の留め具を用いる場合と比較して、意匠性を向上することが可能となる。
特に、被係止側装飾リング30及び係止側装飾リング20は、簡単な構成となっているため、装飾を施し易く、装身具1の意匠性をさらに向上することが可能となる。
以上のように、装身具1によれば、着脱を容易に行うことが可能となり、また、意匠性を向上することが可能となる。
また、装身具1では、装飾部材10において、被係止側装飾リング30及び係止側装飾リング20が複数取り付けられていることによって、使用する被係止側装飾リング30と係止側装飾リング20との組み合わせに応じて、装飾部材10における環状に連結される部分のサイズを調整することが可能となる。
また、装身具1は、被係止側装飾リング30及び係止側装飾リング20が、それぞれ、円環状に形成されていることによって、被係止側装飾リング30を係止側装飾リング20の内側を通過させることが容易となり、装身具1の着脱をさらに容易に行うことが可能となる。また、被係止側装飾リング30及び係止側装飾リング20の製造を容易に行うことができ、ひいては、装身具1の製造を容易に行うことが可能となる。
また、装身具1では、被係止側装飾リング30が、形状記憶ワイヤーWと、形状記憶ワイヤーWを被覆する被覆部材31とを有してなることによって、係止側装飾リング20による被係止側装飾リング30の係止をより確実に行うことが可能となるとともに、被係止側装飾リング30の意匠性を向上することが可能となる。
さらに、装身具1では、被覆部材31が、複数の筒状部材32と、互いに隣り合う筒状部材32の間に配設された関節部材33とを有してなり、関節部材33が楕円体状に形成されていることによって、被係止側装飾リング30を容易に弾性変形させることができ、装身具1の着脱をさらに容易に行うことが可能となる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態では、種々の変更を行うことが可能である。
例えば、上記実施形態では、係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30は、同一の構成となっている。しかしながら、被係止側装飾リング30が弾性変形させることが可能な材料により形成されていれば、係止側装飾リング20は、弾性変形させることができない材料(被係止側装飾リング30を形成する材料より固い材料)により形成されていても構わない。
また、上記実施形態では、被係止側装飾リング30を、形状記憶ワイヤーWと、被覆部材31と、により形成している。しかしながら、被係止側装飾リング30は、弾性変形させることが可能であれば、ゴム、樹脂、金属等により形成しても構わない。
また、上記実施形態では、装飾部材10において、係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30が、それぞれ、複数取り付けられている。しかしながら、装飾部材10において、係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30が、それぞれ、一つずつ取り付けられていても構わない。また、装飾部材10において、係止側装飾リング20及び被係止側装飾リング30のうち少なくとも一方が、装飾部材10の長さ方向において互いに位置を異ならせて、複数取り付けられていても構わない。
また、上記実施形態では、被覆部材31の関節部材33が、楕円体状に形成されている。しかしながら、関節部材33は、球体状に形成しても構わない。この場合にも、各被係止側装飾リング30において、各関節部材33を、その各端部が隣接する筒状部材32の内部に挿入された状態で配設することによって、被係止側装飾リング30の弾性変形を容易に行うことを可能としつつ、被係止側装飾リング30が弾性変形された際にも形状記憶ワイヤーWが露出することを防止可能となる。
また、上記実施形態では、装飾部材10が、7本の装飾チェーン10a〜10gに分割されている。しかしながら、装飾部材10を1本の紐状(長尺状)の部材から構成しても構わない。
さらに、上記実施形態では、本発明をネックレスとして実施している。しかしながら、本発明は、ブレスレット、アンクレット等、他の長尺状の装身具として実施するこが可能である。
1 装身具
10 装飾部材
20 係止側装飾リング
30 被係止側装飾リング
10a〜10g 装飾チェーン
W 形状記憶ワイヤー
31 被覆部材
32 筒状部材
33 関節部材
33a 挿通孔

Claims (4)

  1. 紐状の装飾部材を有する装身具であって、
    前記装飾部材に取り付けられた第一部材及び第二部材を有し、
    前記第一部材及び前記第二部材は、それぞれ、環状に形成され、
    前記第一部材の外形寸法は、前記第二部材の内形寸法より大きく形成され、
    前記第一部材は、形状記憶ワイヤーと、該形状記憶ワイヤーを被覆する被覆部材と、を有してなり、弾性変形させることにより前記第二部材の内側を通過させることが可能に形成されていることを特徴とする装身具。
  2. 前記第一部材及び前記第二部材のうち少なくとも一方が、前記装飾部材の長さ方向において互いに位置を異ならせて、複数取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の装身具。
  3. 前記第一部材及び前記第二部材は、それぞれ、円環状に形成され、
    前記第一部材の外径は、前記第二部材の内径より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装身具。
  4. 前記被覆部材は、複数の筒状部材と、互いに隣り合う前記筒状部材の間に配設された関節部材と、を有してなり、
    前記関節部材は、球体状又は楕円体状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の装身具。
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