JP5781853B2 - 係止機構付き留め具 - Google Patents
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Description
又、磁石鍵を近接することにより解錠できる係止機構付き留め具として、例えば、日本特許第4,220,456号(特許文献2)には、次に示すような磁気開閉式の留め具が提案されている。この特許文献2に記載の磁気開閉式の留め具は、図16に示されるように、雌ホック200と雄ホック210とを着脱する留め具であって、雌ホック200は、止め鋲220で基材290に取り付けされた外ケース230と内ケース240との間に、雄ホック210のフック250に係合する係止部材260と、該係止部材260を雄ホック210のフック250に係合した状態で係止するストッパー部270と、該ストッパー部270を雄ホック210のフック250に係止した状態に付勢するばね部材280とを具備し、該外ケース230の外側から磁石鍵300の磁力を前記ストッパー部270に作用させて、ばね部材280の弾性力に抗して動作させることにより、該ストッパー部270が係止部材260に対する係止を開放し、雄ホック210が雌ホック200から取り外しできるようになっている。
本発明は、雌ホックと雄ホックの結着及ぶ解錠を容易に行なうことができ、かつ解錠時に恐怖心がなく、安全に行なうことができ、更に非常時においても解錠が容易にできる係止機構付き留め具、特に、介護寝間着等を含む衣類製品用、かばん類製品用、手袋・ベルト等の介護用製品用、その他施錠及び解錠の機能を有する各種製品用として有用な係止機構付き留め具、及び当該留め具を備えた衣類製品、かばん類製品、介護用製品、その他の施錠及び解錠の機能を有する製品を提供することを目的とする。
(1)錠部を有する雌ホックと、ダボを有する雄ホックとからなり、前記雌ホックの錠部は、雄ホックのダボが係止されるフックと該フックを施錠状態に付勢するばね部材とを有し、雄ホックのダボが雌ホックのフックに係止することにより雌ホックと雄ホックとの結着がなされるようになされた留め具であって、前記雄ホックのダボは、雄ホックの着脱方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔には、ノック棒がスプリングを介して貫通孔内を着脱方向に前進、後退するように配設されており、かつノック棒の後端部には、前記スプリングの後端を係止する第2の係止部が設けられており、このノック棒の第2の係止部は、雄ホックの外装ケースに形成された開口部の内周縁部によりノック棒の後退が規制されるようになっており、解除具として筆記用具を使用した場合、該筆記用具の先部によりノック棒の後端部を押してノック棒が前進して貫通孔の開口部からノック棒の先端が突き出たとき、雌ホックの錠部に当接し、解錠できるようになっており、筆記用具の先部をノック棒の後端部から外したときには前記スプリングの付勢力の解除によりノック棒が後退できるようになっていることを特徴とする係止機構付き留め具。
(4)前記ノック棒の第2の係止部は、前記外装ケースの開口部の内周縁部の内側において、当該内周縁部により係止され、当該第2の係止部は、外装ケースの開口部から突出していないことを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の係止機構付き留め具。
(6)前記ダボの貫通孔の拡径部の先端部にはスプリングの前端を係止する第1の係止部を有し、ノック棒の後端部にはスプリングの後端を係止する第2の係止部を有し、ノック棒が突き出たとき、第1及び第2の係止部により前記スプリングに付勢力が加わるようになっていることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の係止機構付き留め具。
(10)前記解錠具による解錠の力で雌ホックを押し出すだけのストロークを設け、解錠の力と同じ方向で留め具の雌ホックと雄ホックの引き離しができるようになした上記(1)〜(9)のいずれかに記載の係止機構付き留め具。
(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の係止機構付き留め具を備えた、施錠及び解錠の機能を有する製品。
(12)上記(1)〜(9)のいずれかに記載の係止機構付き留め具を備えた、衣類製品。
(13)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の係止機構付き留め具を備えた、かばん類製品。
(14)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の係止機構付き留め具を備えた、介護用製品。
又、特許文献2に記載の鍵棒を使って解錠する場合、解錠のための鍵棒を差し込む方向と、解錠した後、留め具の雌ホックと雄ホックの引き離す力の方向とが、相反する方向で、使い勝手が良くないものであったが、本発明の係止機構付き留め具によれば、解錠具による“外す”力でそのまま相手方を押し出すだけのストロークを設け、更にスナップばねのない錠を採用することで、相手方を軽く押し出してしまうことによって、力の作用方向を同じ方向にすることができ、実用性を著しく高めることができる。
図1は施錠前の本留め具の断面図である。図1に示すように本留め具は雌ホック1と雄ホック2とからなる。雌ホック1および雄ホック2は、衣類製品、かばん類製品、介護用製品、その他製品の生地、皮革、プラスチック等の基材14(裏側の基材)および基材15(表側の基材)のそれぞれの所望の取付け箇所に対で取り付けられ、雌ホック1の錠部に雄ホック2のダボ10を嵌挿することにより結着と施錠が同時にされる。そして、施錠された本留め具は、所望の解錠具、あるいは磁石鍵によって解錠すると雌ホック1と雄ホックとが離脱し、取り外すことができる。
本例の留め具の雄ホック2は、ダボ10とスプリング30とノック棒31と内リング32と外蓋ケース33とによって基本的に構成される。
前記ダボ10は台座34に柱状部を植立してなり、これらの中心部には着脱方向に貫通孔21が設けられている。ダボ10の柱状部は、後述する雌ホックのフックを係止するための溝13が外周に形成されており、該溝13より上の部分に先細状の押込み部12を有している。この押込み部12は、その先端に向かって滑らかな傾斜面になっている。雄ホック2の取付けは、図11に示すように、基材15に開けられた取付け孔にダボ10を挿入し、ダボの押込み部12側からはとめ9を被せ、はとめ片をかしめことにより行なわれる。
前記ダボ10の材質としては、特に限定されないが、例えば真鍮やステンレス鋼などの金属、高強度プラスチックなどが好ましい。
又、この状態の駆動部片4に対し、雌ホック1の外側(蓋ケース側)から磁石鍵により磁力を作用させると、駆動部片4が磁性材料で形成されているため、駆動部片4は磁力で上方に引き寄せられ、円錐台状の外面でガイド5をばね6の弾性力に抗して押し上げる。
そして、ガイド5が押し上げられるとフック3の外側脚片に対する抑えが解消し、かつ内側脚片が駆動部片4で押されてフック3が外方向に動くため、それまで駆動部片4の内側に突出していた係止部16は後退する。そして、駆動部片4に対するノック棒の押圧力、又は磁力の作用が解消されると、上記フック3および駆動部片4は、ガイド5に働くばね6の付勢力によって押し下げられ最初の位置に戻る。
図2の様に、雄ホック1のダボ10を雌ホック1の駆動部片4の中空部25に挿入すると、先細状の押込み部12の傾斜面が駆動部片4の内側に突出しているフック3の係止部16に衝合する。さらにダボ10を押し込むと、フック3の内側脚片が図2のAに示すように矢印方向に弾性変形し、押込み部12の傾斜面で係止部16が外方向に押し広げられる。
前記したように、図4のように施錠された雌ホック1と雄ホック2は、図5、図6に示すように雄ホック2に設けられた貫通孔21に挿入されたノック棒31の後端部36に解錠具39に押し当て、解錠具39を前進させ、ノック棒31の先端部を駆動部片4に当接させ、当該ノック棒31の前進により駆動部片4をばね部材6の弾性力に抗して押し上げると(図5において、ノック棒31を上方に突き上げると)、駆動部片4が上昇し、その傾斜面(外面)がガイド5を持ち上げながら外方向に押し、同時にフック3を外方向(矢印方向)に移動させるため、フック3の係止部16がダボ10の溝13から外れて係止が解放され、本留め具は解錠の状態となる。このノック棒31の前進とともにスプリング30は縮んだ状態となり、付勢力が生ずる。本留め具が解錠された後、解錠具39をノック棒31の後端部から離すと、スプリング30の付勢力は解放され、ノック棒31は、退却して元の位置に戻り、解錠状態が維持される。そして、図7のように、雌ホック1と雄ホック2とは引き離された状態となる。
本発明の留め具の解錠に当たっては、留め具の解錠のために設計された固有の構造を有する解錠具を利用する必要がなく、留め具の雄ホックの表側から(即ち、衣類製品においては衣類の表側から)、身近にあるボールペン等の筆記具を解錠具として利用できる。
図8の様に、施錠された本留め具の解錠は、雌ホック1に磁石鍵を近づけることによって行なわれる。図8に示すように、雌ホック1に磁石鍵の磁石19を近づけると、磁性体で形成されている駆動部片4が磁石19に引き寄せられて上方に動く。駆動部片4が上昇すると、その傾斜面(外面)がガイド5を持ち上げながら外方向に押し、同時にフック3を外方向(矢印方向)に移動させるため、フック3の係止部16がダボ10の溝13から外れて係止が解放され、本留め具は解錠の状態となる。
本発明の係止機構付き留め具は、介護者用寝間着やその他各種衣類製品、介護者用手袋、介護用器具、介護用携帯品等の介護用製品、かばん、ハンドバック、ショルダーバック、ポーチ、その他のかばん類製品や、その他の施錠、解錠の機能を必要とされる各種製品等の係止機構付き留め具として好適に使用することができる。
又、本発明に係わる留め具は、雌ホックの表側からも(即ち、衣服製品の場合には着服した際の裏側からも)、磁石鍵によって留め具を外せることができるようにされており、非常時においては特別に専用化された解錠具を使用することがなく、磁石鍵のより、留め具の雌ホックと雄ホックとを外すことができるので、種々の状況下での解錠が可能であり、利便性に優れている。また、小型化、軽量化できるので、介護用寝間着・介護服等を含む各種衣類製品、手袋・ベルト等の介護用製品、かばん類製品などの各種簡易タイプの係止機構付き留め具として有用である。
4:駆動部片 5:ガイド 6:ばね
7:内ケース 8:蓋ケース 9:はとめ
10:ダボ 12:押込み部 13:溝
14:衣服等の裏側の基材 15:衣服等の表側の基材 16:係止部
19:磁石 21:貫通孔 22:はとめ片
23:突部 24:切欠部 25:中空部
26:透き孔 30:スプリング 31:ノック棒
32:内リング 33:外蓋ケース 34:台座
35:第1の係止部 36:後端部 37:第2の係止部
38:開口部 39:解錠具 40:磁石鍵
41:磁石鍵 41:ホルダー 50、60:本留め具
51:かばん 61:介護用寝間着 62:スライダー
Claims (14)
- 錠部を有する雌ホックと、ダボを有する雄ホックとからなり、前記雌ホックの錠部は、雄ホックのダボが係止されるフックと該フックを施錠状態に付勢するばね部材とを有し、雄ホックのダボが雌ホックのフックに係止することにより雌ホックと雄ホックとの結着がなされるようになされた留め具であって、前記雄ホックのダボは、雄ホックの着脱方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔には、ノック棒がスプリングを介して貫通孔内を着脱方向に前進、後退するように配設されており、かつノック棒の後端部には、前記スプリングの後端を係止する第2の係止部が設けられており、このノック棒の第2の係止部は、雄ホックの外装ケースに形成された開口部の内周縁部によりノック棒の後退が規制されるようになっており、解除具として筆記用具を使用した場合、該筆記用具の先部によりノック棒の後端部を押してノック棒が前進して貫通孔の開口部からノック棒の先端が突き出たとき、雌ホックの錠部に当接し、解錠できるようになっており、筆記用具の先部をノック棒の後端部から外したときには前記スプリングの付勢力の解除によりノック棒が後退できるようになっていることを特徴とする係止機構付き留め具。
- 錠部を有する雌ホックと、ダボを有する雄ホックとからなり、前記雌ホックの錠部は、雄ホックのダボが係止される駆動部片と該駆動部片を施錠状態に付勢するばね部材とを有し、雄ホックのダボが雌ホックの駆動部片に係止することにより雌ホックと雄ホックとの結着がなされるようになされた留め具であって、前記雄ホックのダボは、雄ホックの着脱方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔には、ノック棒がスプリングを介して貫通孔内を着脱方向に前進、後退するように配設されており、かつノック棒の後端部には、前記スプリングの後端を係止する第2の係止部が設けられており、このノック棒の第2の係止部は、雄ホックの外装ケースに形成された開口部の内周縁部によりノック棒の後退が規制されるようになっており、解除具として筆記用具を使用した場合、該筆記用具の先部によりノック棒の後端部を押してノック棒が前進して貫通孔の開口部からノック棒の先端が突き出たとき、雌ホックの錠部に当接し、解錠できるようになっており、筆記用具の先部をノック棒の後端部から外したときには前記スプリングの付勢力の解除によりノック棒が後退できるようになっていることを特徴とする係止機構付き留め具。
- 前記ノック棒の後端部の解錠具が当接する部分の面積は、解錠具としての筆記用具のペン先が当接する程度の面積であり、人の指で触っただけでは解錠できないようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の係止機構付き留め具。
- 前記ノック棒の第2の係止部は、前記外装ケースの開口部の内周縁部の内側において、当該内周縁部により係止され、当該第2の係止部は、外装ケースの開口部から突出していないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 前記ノック棒は、その軸方向の外周にスプリングを介装し、前記貫通孔内を着脱方向に前進、後退するように配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 前記ダボの貫通孔の拡径部の先端部にはスプリングの前端を係止する第1の係止部を有し、ノック棒の後端部にはスプリングの後端を係止する第2の係止部を有し、ノック棒が突き出たとき、第1及び第2の係止部により前記スプリングに付勢力が加わるようになっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 錠部を有する雌ホックと、ダボを有する雄ホックとからなり、前記雌ホックの錠部は、雄ホックのダボに係止されるフックと、該フックを保持するガイドと、雄ホックのダボに対するフックの係止を開放させる駆動部片と、フックを施錠状態に付勢するばねとを有し、前記フックを雄ホックのダボに係止することによって雌ホックと雄ホックとの結着および施錠がされ、ノック棒の後端部を解錠具により押してノック棒が前進して貫通孔の開口部からノック棒の先端が突き出たとき、前記駆動部片を動かすことによってフックの係止が開放され、雌ホックと雄ホックとが解錠状態となって離脱し取り外しできるようになされた請求項1〜6のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 前記雌ホックの錠部は、駆動部片とフックを有し、当該駆動部片とフックは、内ケースと蓋ケースとの内部に組み込まれており、フックは雄ホックのダボに形成された溝に係止される係止部を有し、少なくとも2個のフックがガイドで保持されて前記駆動部片の外側に、かつ前記係止部を内側に向けて対向させて配置され、前記ガイドにばねが付勢されており、雄ホックのダボは前記溝より上の部分に先細の押込み部を有しており、該押込み部を駆動部片の中空部に挿入し前記フックの係止部をダボの溝に係止することによって雌ホックと雄ホックとの結着および施錠がされ、解除具として筆記用具を使用した場合、当該筆記用具の先部によりノック棒の後端部を押してノック棒が前進して貫通孔の開口部からノック棒の先端が突き出たとき、前記駆動部片を蓋ケース側に引き寄せることによって、フックの係止部がダボの溝から離脱し前記結着および施錠が解かれるようになされた請求項1〜7のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 前記フックは、内側脚片と外側脚片を有するU字状部材の内側脚片の先端を外側に折り曲げて係止部が形成され、かつ施錠時に係止部が雄ホックのダボによって押し広げられるように弾性を有しており、該係止部を駆動部の内側に突出させ、外側脚片をガイドで抑え、内側脚片を駆動部片の外側に沿わせて配置されており、駆動部片が上方に引き寄せられると、駆動部片によって外方向に移動し係止部がダボの溝から離脱するようになされた請求項1〜8のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 前記解錠具による解錠の力で雌ホックを押し出すだけのストロークを設け、解錠の力と同じ方向で留め具の雌ホックと雄ホックの引き離しができるようになした請求項1〜9のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具を備えた、施錠及び解錠の機能を有する製品。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具を備えた、衣類製品。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具を備えた、かばん類製品。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の係止機構付き留め具を備えた、介護用製品。
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