JP2007295197A - Δς変調器及びa/d変換器 - Google Patents

Δς変調器及びa/d変換器 Download PDF

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Abstract

【課題】2チャンネルのアナログ入力を微積分処理するΔΣ変調器を備えたA/D変換器において、回路の動作速度を高めることなく、オーバーサンプリング率を2倍にすることができるΔΣ変調器及びA/D変換器を提供すること。
【解決手段】ΔΣ変調器100は、第1のアナログ入力を標本化する第1の標本化手段110と、第2のアナログ入力を標本化する第2の標本化手段120と、第1のアナログ入力に対応した量子化器180出力を標本化する第3の標本化手段130と、第2のアナログ入力に対応した量子化器180出力を標本化する第4の標本化手段140と、第1の標本化手段110出力と第3の標本化手段130出力の積分と、第2の標本化手段120出力と第4の標本化手段140出力の積分とを時分割処理するようにアナログスイッチを制御するスイッチ制御回路200とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ΔΣ変調器及びΔΣ変調器を備えたA/D変換器に関し、例えば、2チャンネルのアナログ信号(Lch/Rch)の録音装置などに用いられるΔΣ変調器及びΔΣ変調器を備えたA/D変換器に関する。
従来、A/D変換器としては、アナログ入力を微積分処理して1ビット等の少ビットのデジタル出力を送出するΔΣ変調器を備えたものが知られている。通常、ΔΣ変調器からの少ビットのデジタル出力は、デジタルフィルタ等のデシメーション回路により多ビットのデジタル出力に変換される。
図3は、ΔΣ変調器を備えたA/D変換器の動作原理を説明する図である。
図3に示すように、入力端子1に印加されたアナログ入力信号は、加算器11によって1ビットのD/A変換器14の出力である基準アナログ電圧との差が減算され、その差信号は積分器12により積分される。この積分された信号は量子化器13でデジタル信号に量子化される。この量子化信号は、D/A変換器14に入力され、基準アナログ電圧として、加算器11に入力される。これら、加算器11、積分器12、量子化器13、及びD/A変換器14からなる回路をΔΣ変調器10と呼び、量子化器13の出力をΔΣ変調器出力端子2に送出する。ΔΣ変調器10の出力は、デジタルフィルタ15によりデシメーションされ、A/D変換器出力端子3にNビットのデジタル信号を送出する。
次に、ΔΣ変調器を備えたA/D変換器の詳細な動作について説明する。
図4は、ΔΣ変調器を備えたA/D変換器の具体的な構成を示す回路図である。図3と同一構成部分には同一符号を付している。
図4において、1は入力端子、2はΔΣ変調器出力端子、3はA/D変換器出力端子であり、21〜24,31〜34はアナログスイッチ、25,35,45は容量素子、40は演算増幅器、41は量子化器である。量子化器41の出力は、デジタルフィルタ15によりデシメーションされる一方、スイッチ制御回路50に入力される。スイッチ制御回路50は、アナログスイッチ21〜24,31〜34を制御し、この経路は基準電圧VRを充電するD/A変換器51を構成する。演算増幅器40は、容量素子45と共に積分器を構成し、充電された容量の電荷は容量素子45により積分される。
上記アナログスイッチ21〜24,31〜34、容量素子25,35,45、演算増幅器40、量子化器41、及びスイッチ制御回路50は、ΔΣ変調器20を構成している。
このΔΣ変調器20が平衡状態に達した時、入力信号を容量素子25へ充電すると同時に、量子化器41の出力に応じた基準電圧VRを容量素子35へ充電する標本化期間と、容量素子25,35の電荷を容量素子45へ充電する積分期間を繰り返す。
標本化期間は、スイッチ21,23をオンにし、スイッチ22,24をオフにして、容量素子25に入力電圧Vinを充電すると同時に、量子化器41の出力結果を、容量素子35へD/A変換するようにスイッチ制御回路50を介してスイッチ31〜34を制御する。
積分期間は、スイッチ21,23をオフにし、スイッチ22,24をオンにし、スイッチ制御回路50を介してスイッチ31〜34を制御して、容量素子45に容量素子25と容量素子35の電荷を加算したものを充電する。
上記ΔΣ変調器20を入力信号周波数に比べて非常に高い周波数で動作させることにより、量子化器41で発生する量子化ノイズは、入力信号周波数帯域に比べて高い周波数帯域に集中する。この時、回路の動作周波数(サンプリング周波数)と入力信号周波数との比、すなわちオーバーサンプリング率が高い程、より高周波帯域に量子化ノイズが分布するため、A/D変換器として高S/Nが得られる。
しかし、上記した技術によると、一つのΔΣ変調器では、1チャンネルの入力信号しか処理できず、複数チャンネルの入力信号を処理するためには、チャンネル数に応じたΔΣ変調器を並設する必要があった。ΔΣ変調器を備えたA/D変換器をLSI化(大規模集積化)する場合、半導体チップ上に占めるΔΣ変調器の面積は、他の回路要素に比べてかなり大きい。このため、チャンネル数の増大に対応してΔΣ変調器数を増大すると、チップサイズがチャンネル数にほぼ比例して増大し、大型化を招く不都合があった。
上記課題を解決する従来の技術として、特許文献1には、記載のΔΣ変調器を備えたA/D変換器が開示されている。特許文献1のΔΣ変調器は、複数チャンネルのアナログ入力を順次に選択的に切換えて時分割入力として送出する切換手段と、この切換手段からの時分割入力を微積分処理して時分割的なデジタル出力を送出するΔΣ変調器であって、前記複数のチャンネルにそれぞれ対応した複数の積分用コンデンサを有し、各チャンネルに対応する積分用コンデンサに切換えて積分を行うものとを備えており、時分割的なデジタル出力を送出する。
図5は、特許文献1に記載のΔΣ変調器を備えたA/D変換器の具体的な構成を示す回路図である。図4と同一構成部分には同一符号を付している。
図5において、51,52は入力端子、53はΔΣ変調器出力端子、54,55はA/D変換器出力端子であり、21〜24,31〜34,61,62はアナログスイッチ、25,35,45,55は容量素子、40は演算増幅器、41は量子化器、63は切換器、64は分離器、65,66はデジタルフィルタである。
切換器63は入力信号A及びBを交互に時分割入力し、量子化器41出力はそれに応じてΔΣ変調器出力端子53に送出する。分離器64は入力信号に応じて交互に量子化器41出力をデジタルフィルタ65,66に送出する。量子化器41の出力は、スイッチ制御回路60を介して、アナログスイッチ21〜24,31〜34,61,62を制御し、この経路は基準電圧VRを充電するD/A変換器61を構成する。演算増幅器40は、容量素子45、又は容量素子55と共に積分器を構成し、充電された容量の電荷は容量素子45、及び容量素子55により積分される。
上記アナログスイッチ21〜24,31〜34,61,62、容量素子25,35,45,55、演算増幅器40、量子化器41、及びスイッチ制御回路60は、ΔΣ変調器70を構成している。
このΔΣ変調器70が平衡状態に達した時、入力信号Aを容量素子25へ充電すると同時に、量子化器41の出力に応じた基準電圧VRを容量素子35へ充電する入力信号Aを標本化する標本化期間と、容量素子25,35の電荷を容量素子45へ充電する入力信号Aを積分する積分期間と、入力信号Bを容量素子25へ充電すると同時に、量子化器41の出力に応じた基準電圧VRを容量素子35へ充電する入力信号Bを標本化する標本化期間と、容量素子25,35の電荷を容量素子55へ充電する入力信号Bを積分する積分期間を順に繰り返す。
入力信号Aを標本化期間は、切換器63により、入力信号Aが選択され、スイッチ21,23をオンにし、スイッチ22,24をオフにして、容量素子25に入力電圧AのVinaを充電すると同時に、量子化器41の出力結果を、容量素子35へD/A変換するようにスイッチ制御回路60を介してスイッチ31〜34を制御する。さらに、量子化器41の出力は、分離器64を介してデジタルフィルタ65に送出される。
入力信号Aを積分期間は、スイッチ21,23,62をオフにし、スイッチ22,24,61をオンにし、スイッチ制御回路60を介してスイッチ31〜34を制御して、容量素子45に容量素子25と容量素子35の電荷を加算したものを充電する。
入力信号Bを標本化期間は、切換器63により、入力信号Bが選択され、スイッチ21,23をオンにし、スイッチ22,24をオフにして、容量素子25に入力電圧BのVinbを充電すると同時に、量子化器41の出力結果を、容量素子35へD/A変換するようにスイッチ制御回路60を介してスイッチ31〜34を制御する。さらに、量子化器41の出力は、分離器64を介して、デジタルフィルタ66に送出される。
入力信号Bを積分期間は、スイッチ21,23,61をオフにし、スイッチ22,24,62をオンにし、スイッチ制御回路60を介してスイッチ31〜34を制御して、容量素子55に容量素子25と容量素子35の電荷を加算したものを充電する。
特開平7―249989号公報
しかしながら、このような従来のΔΣ変調器を備えたA/D変換器にあっては、2チャンネルのアナログ入力を時分割入力切換手段によりΔΣ変調器に供給するため、一つのΔΣ変調器で1チャンネルのアナログ入力を処理するΔΣ変調器と比較して、オーバーサンプリング率が1/2倍となり、S/N(分解能)が劣化してしまう。
ΔΣ変調器は、オーバーサンプリング率によって分解能が左右される。例えば、2次ΔΣ変調器では、オーバーサンプリング率を2倍にすると、分解能が2.5ビット改善し、3次ΔΣ変調器では、オーバーサンプリング率を2倍にすると、分解能が3.5ビット改善する。よって、可能な限り高いオーバーサンプリング率で動作させることが望ましい。しかし、オーバーサンプリング率を高くすると、回路の動作速度はオーバーサンプリング率に比例して高くなるため、消費電流が増加する。
つまり、従来技術では、一つのΔΣ変調器で1チャンネルのアナログ入力を処理するΔΣ変調器と比較して、オーバーサンプリング率を1倍にすると、回路の動作速度が2倍になり、消費電流の増加を招くといった課題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、2チャンネルのアナログ入力を微積分処理するΔΣ変調器を備えたA/D変換器において、回路の動作速度を高めることなく、オーバーサンプリング率を2倍にすることができるΔΣ変調器及びA/D変換器を提供することを目的とする。
本発明のΔΣ変調器は、第1のアナログ入力を標本化する第1の標本化手段と、第2のアナログ入力を標本化する第2の標本化手段と、前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力を標本化する第3の標本化手段と、前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力を標本化する第4の標本化手段と、前記第1の標本化手段の出力と前記第3の標本化手段の出力の積分と、前記第2の標本化手段の出力と前記第4の標本化手段の出力の積分とを時分割処理する制御手段とを備える構成を採る。
具体的な態様として、前記制御手段は、前記第1のアナログ入力の標本化と、前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、前記第2の標本化手段の出力と、前記第4の標本化手段の出力を積分し、前記第2のアナログ入力の標本化と、前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、前記第1の標本化手段の出力と、前記第3の標本化手段の出力を積分する制御を行う。
より好ましい具体的な態様として、前記制御手段は、前記第1のアナログ入力の標本化と、前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、既に標本化した前記第2のアナログ入力と既に標本化した前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力を積分し、前記第2のアナログ入力の標本化と、前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、既に標本化した前記第1のアナログ入力と既に標本化した前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力を積分する制御を行う。
具体的な態様として、前記制御手段は、前記第1のアナログ入力と前記第2のアナログ入力の標本化期間と積分期間とを時間的に交互に処理する制御を行う。
より好ましい具体的な態様として、前記制御手段は、前記第1のアナログ入力を標本化している時に、既に標本化された前記第2のアナログ入力を積分し、前記第2のアナログ入力を標本化している時に、既に標本化された前記第1のアナログ入力を積分する動作を交互に行うように制御する。
さらに、前記第1の標本化手段の出力と前記第3の標本化手段の出力を積分する第1の積分手段と、前記第2の標本化手段の出力と前記第4の標本化手段の出力を積分する第2の積分手段とを備えるものであってもよい。
本発明のA/D変換器は、上記いずれかのΔΣ変調器と、前記ΔΣ変調器の出力を入力に対応して分離する分離器と、分離された前記ΔΣ変調器の出力をデシメーションするデジタルフィルタとを備える構成を採る。
本発明によれば、第1のアナログ入力と第2のアナログ入力の標本化期間と積分期間が時間的に交互に処理されるため、従来例と比較して、オーバーサンプリング率を2倍にすることができ、且つ回路の動作速度を高める必要がないため、消費電流を抑えることができる。さらに、ΔΣ変調器の次数が高い程、効果は大きい。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るΔΣ変調器の構成を示す回路図である。本実施の形態は、2チャンネルのアナログ入力を微積分処理するΔΣ変調器を備えたA/D変換器に適用した例である。
図1において、101,102は入力端子、103はΔΣ変調器出力端子、104,105はA/D変換器出力端子であり、111〜114,121〜124,131〜134,141〜144,151,161はアナログスイッチ、115,125,135,145,155,165は容量素子、170は演算増幅器、180は量子化器、200はスイッチ制御回路、210は分離器、220,230は2チャンネルのアナログ入力に対応するデジタルフィルタである。
上記アナログスイッチ111〜114,121〜124,131〜134,141〜144,151,161、容量素子115,125,135,145,155,165、演算増幅器170、量子化器180、及びスイッチ制御回路200は、ΔΣ変調器100を構成し、ΔΣ変調器100、分離器210及びデジタルフィルタ220,230は、A/D変換器300を構成する。
分離器210は、2チャンネルのアナログ入力に対応するΔΣ変調器100の出力をデジタルフィルタ220,230に送出する。デジタルフィルタ220,230出力は、A/D変換器出力端子104,105から外部に出力されA/D変換器300出力となる。
ΔΣ変調器100は、アナログスイッチ111〜114及び容量素子115からなりアナログ入力A(第1のアナログ入力)を標本化する第1の標本化手段110と、アナログスイッチ121〜124及び容量素子125からなりアナログ入力B(第2のアナログ入力)を標本化する第2の標本化手段120と、アナログスイッチ131〜134及び容量素子135からなりアナログ入力Aに対応した量子化器180出力を標本化する第3の標本化手段130と、アナログスイッチ141〜144及び容量素子145からなりアナログ入力Bに対応した量子化器180出力を標本化する第4の標本化手段140と、アナログスイッチ151及び容量素子155からなる第1の帰還回路150と演算増幅器170とから構成され、第1の標本化手段110出力と第3の標本化手段130出力を積分する第1の積分手段250と、アナログスイッチ161及び容量素子165からなる第2の帰還回路160と演算増幅器170とから構成され、第2の標本化手段120出力と第4の標本化手段140出力を積分する第2の積分手段260とを備え、スイッチ制御回路200は、第1の積分手段250による第1の標本化手段110出力と第3の標本化手段130出力の積分と、第2の積分手段260による第2の標本化手段120出力と第4の標本化手段140出力の積分とを時分割処理するようにアナログスイッチ111〜114,121〜124,131〜134,141〜144,151,161をオンオフ制御する。
スイッチ制御回路200は、第1の標本化手段110による第1のアナログ入力を標本化と、第1のアナログ入力に対応した量子化器180出力の標本化時に、第2の標本化手段120出力と、第4の標本化手段140出力を積分し、第2の標本化手段120による第2のアナログ入力を標本化と、第2のアナログ入力に対応した量子化器180出力の標本化時に、第1の標本化手段110出力と、第3の標本化手段130出力を積分するスイッチ制御を行う。
特に、スイッチ制御回路200は、第1のアナログ入力の標本化と、第1のアナログ入力に対応した量子化器180出力の標本化時に、既に標本化した第2のアナログ入力と既に標本化した第2のアナログ入力に対応した量子化器180出力を積分し、第2のアナログ入力の標本化と、第2のアナログ入力に対応した量子化器180出力の標本化時に、既に標本化した前記第1のアナログ入力と既に標本化した前記第1のアナログ入力に対応した量子化器180出力を積分するスイッチ制御を行う。
上記量子化器180は、例えばNビットA/D変換器である。また、量子化器180出力を標本化する第3及び第4の標本化手段130,140は、NビットD/A変換器である。
以下、上述のように構成されたΔΣ変調器の動作について説明する。
図2は、ΔΣ変調器100のスイッチ制御回路200のアナログスイッチ制御信号φ1,φ2のタイミングチャート図である。
スイッチ制御回路200は、アナログスイッチ111〜114,121〜124,131〜134,141〜144,151,161にアナログスイッチ制御信号φ1,φ2を出力して、これらアナログスイッチを図2に示すタイミングでオンオフ制御する。アナログスイッチ制御信号φ1,φ2は、H又はLレベルに応じて、各アナログスイッチを導通又は非導通とする。
第1の標本化手段110は、アナログスイッチ111と容量素子115とアナログスイッチ114とが直列接続されるとともに、容量素子115の一端と接地点との間にはアナログスイッチ112が、容量素子115の他端と接地点との間にはアナログスイッチ113がそれぞれ接続されている。
第2の標本化手段120は、アナログスイッチ121と容量素子125とアナログスイッチ124とが直列接続されるとともに、容量素子125の一端と接地点との間にはアナログスイッチ122が、容量素子125の他端と接地点との間にはアナログスイッチ123がそれぞれ接続されている。
第3の標本化手段130は、アナログスイッチ131と容量素子135とアナログスイッチ134とが直列接続されるとともに、容量素子135の一端と接地点との間にはアナログスイッチ132が、容量素子135の他端と接地点との間にはアナログスイッチ133がそれぞれ接続されている。
第4の標本化手段140は、アナログスイッチ141と容量素子145とアナログスイッチ144とが直列接続されるとともに、容量素子145の一端と接地点との間にはアナログスイッチ142が、容量素子145の他端と接地点との間にはアナログスイッチ143がそれぞれ接続されている。
例えば、アナログ入力Aの第1の標本化手段110は、アナログスイッチ制御信号φ1がHレベル且つアナログスイッチ制御信号φ2がLレベルになると、アナログスイッチ111とアナログスイッチ113は導通となり、アナログスイッチ114とアナログスイッチ112は非導通となり、容量素子115はアナログ入力Aの電荷を充電する。この後、アナログスイッチ制御信号φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御信号φ2がLレベルになると、アナログスイッチ111とアナログスイッチ113は非導通となり、アナログスイッチ114とアナログスイッチ112は非導通となり、容量素子115はアナログ入力Aの電荷を保持する。さらに、アナログスイッチ制御信号φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御信号φ2がHレベルになると、アナログスイッチ111とアナログスイッチ113は非導通となり、アナログスイッチ114とアナログスイッチ112は導通となり、容量素子115は保持したアナログ入力Aの電荷を積分する。
第1の積分手段250及び第2の積分手段260について説明する。第1及び第2の積分手段250,260は、演算増幅器170の反転入力端及び非反転入力端がそれぞれ加算点及び接地点に接続されており、加算点と演算増幅器170の出力端との間には第1の帰還回路150と第2の帰還回路160が並列に接続されている。第1の帰還回路150は、容量素子155及びアナログスイッチ151が直列接続されている。第2の帰還回路160は、容量素子165及びアナログスイッチ161が直列接続されている。
例えば、アナログスイッチ制御信号φ1がLレベル且つアナログスイッチ制御信号φ2がHレベルになると、アナログスイッチ151は導通となり、アナログスイッチ161は非導通となり、第1の標本化手段110の電荷と第3の標本化手段130の電荷を容量素子155に積分する。この後、アナログスイッチ制御信号φ1がLレベル且つアナログスイッチ制御信号φ2がLレベルになると、アナログスイッチ151は非導通となり、アナログスイッチ161は非導通となり、容量素子155に電荷を保持する。さらに、アナログスイッチ制御信号φ1がHレベル且つアナログスイッチ制御信号φ2がLレベルになると、アナログスイッチ161は導通となり、アナログスイッチ151は非導通となり、第2の標本化手段120の電荷と第4の標本化手段140の電荷を容量素子165に積分する。この後、アナログスイッチ制御信号φ1がLレベル且つアナログスイッチ制御信号φ2がLレベルになると、アナログスイッチ161は非導通となり、アナログスイッチ161は非導通となり、容量素子165に電荷を保持する。
量子化器180は、1ビット量子化器(比較器)であり、第1及び第2の積分手段250,260の出力が正又は負かを判定する。量子化器180は、NビットA/D変換器であり、第1及び第2の積分手段250,260の出力をNビットのデジタル信号へ変換して出力してもよい。
スイッチ制御回路200は、アナログ入力Aに応じた量子化器180の出力結果を、第3の標本化手段130の容量素子135へD/A変換するようにアナログスイッチ131〜134を制御する。さらに、アナログ入力Bに応じた量子化器180の出力結果を、第4の標本化手段140の容量素子145へD/A変換するようにアナログスイッチ141〜144を制御する。ここで、スイッチ制御回路200は、NビットD/A変換器により構成し、アナログ入力Aに応じたNビットA/D変換器の出力結果を、容量素子135へD/A変換し、アナログ入力Bに応じたNビットA/D変換器の出力結果を、容量素子145へD/A変換してもよい。
分離器210は、アナログ入力Aに応じた量子化器180の出力結果をデジタルフィルタ220へ送出し、アナログ入力Bに応じた量子化器180の出力結果をデジタルフィルタ230へ送出する。
図2のタイミングチャートを参照してΔΣ変調器100の動作を具体的に説明する。
まず、アナログスイッチ制御φ1がHレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115はアナログ入力Aの電荷を充電する(動作状態:a.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115はアナログ入力Aの電荷を保持する(動作状態:b.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がHレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115の電荷を、第1の帰還回路150の容量素子155へ積分し、量子化器180は第1及び第2の積分手段250,260の出力をデジタル信号に変換する。さらに、第2の標本化手段120の容量素子125はアナログ入力Bの電荷を充電する(動作状態:c.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の帰還回路150の容量素子155は積分した電荷を保持し、スイッチ制御回路200は量子化器180の出力結果を第3の標本化手段130の容量素子135へ充電するようにアナログスイッチ131〜134を制御し、分離器210はデジタルフィルタ220へ量子化器180の出力を送出する。さらに、第2の標本化手段120の容量素子125はアナログ入力Bの電荷を保持する(動作状態:d.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がHレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115はアナログ入力Aの電荷を充電し、第3の標本化手段130の容量素子135は量子化器180の出力結果に応じた電荷を充電する。さらに、第2の標本化手段120の容量素子125の電荷を、第2の帰還回路160の容量素子165へ積分し、量子化器180は第1及び第2の積分手段250,260の出力をデジタル信号に変換する(動作状態:e.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115はアナログ入力Aの電荷を保持し、第3の標本化手段120の容量素子125は量子化器180の出力結果に応じた電荷を保持する。さらに、第2の帰還回路160の容量素子165は積分した電荷を保持し、スイッチ制御回路200は量子化器180の出力結果を第4の標本化手段140の容量素子145へ充電するようにアナログスイッチ141〜144を制御し、分離器210はデジタルフィルタ230へ量子化器180の出力を送出する(動作状態:f.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がHレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115の電荷と第3の標本化手段130の容量素子135の電荷を、第1の帰還回路150の容量素子155へ積分し、量子化器180は第1及び第2の積分手段250,260の出力をデジタル信号に変換する。さらに、第2の標本化手段120の容量素子125はアナログ入力Bの電荷を充電し、第4の標本化手段140の容量素子145は量子化器180の出力結果に応じた電荷を充電する(動作状態:g.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の帰還回路150の容量素子155は積分した電荷を保持し、スイッチ制御回路200は量子化器180の出力結果を第3の標本化手段130の容量素子135へ充電するようにアナログスイッチ131〜134を制御し、分離器210はデジタルフィルタ220へ量子化器180の出力を送出する。さらに、第2の標本化手段120の容量素子125はアナログ入力Bの電荷を保持し、第4の標本化手段140の容量素子145は量子化器180の出力結果に応じた電荷を保持する(動作状態:h.)。
次に、アナログスイッチ制御φ1がHレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、第1の標本化手段110の容量素子115はアナログ入力Aの電荷を充電し、第3の標本化手段130の容量素子135は量子化器180の出力結果に応じた電荷を充電する。さらに、第2の標本化手段120の容量素子125の電荷と第4の標本化手段140の容量素子145の電荷を、第2の帰還回路160の容量素子165へ積分し、量子化器180は第1及び第2の積分手段250,260の出力をデジタル信号に変換する(動作状態:i.)。
上述した各回路が平衡状態に達した時、動作状態:f.から動作状態:m.を順に繰り返す。
したがって、ΔΣ変調器100の出力は、ΔΣ変調器出力端子103に、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がHレベルから、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、アナログ入力Aに対応する出力を送出し、アナログスイッチ制御φ1がHレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルから、アナログスイッチ制御φ1がLレベルで且つアナログスイッチ制御φ2がLレベルになるのに応じて、アナログ入力Bに対応する出力を送出する。
以上のように、本実施の形態によれば、ΔΣ変調器100は、第1のアナログ入力を標本化する第1の標本化手段110と、第2のアナログ入力を標本化する第2の標本化手段120と、第1のアナログ入力に対応した量子化器180出力を標本化する第3の標本化手段130と、第2のアナログ入力に対応した量子化器180出力を標本化する第4の標本化手段140と、第1の標本化手段110出力と第3の標本化手段130出力の積分と、第2の標本化手段120出力と第4の標本化手段140出力の積分とを時分割処理するようにアナログスイッチ111〜114,121〜124,131〜134,141〜144,151,161を制御するスイッチ制御回路200とを備え、スイッチ制御回路200は、第1のアナログ入力を標本化している時に、既に標本化された前記第2のアナログ入力を積分し、第2のアナログ入力を標本化している時に、既に標本化された前記第1のアナログ入力を積分する動作を交互に行うように制御する。すなわち、第1のアナログ入力と第2のアナログ入力の標本化期間と積分期間とを時間的に交互に処理する制御を行うので、第1のアナログ入力と第2のアナログ入力の標本化期間と積分期間が時間的に交互に処理されるため、回路の動作速度を高めることなく、オーバーサンプリング率を2倍にすることができる。これにより、2チャンネルの入力信号を処理するΔΣ変調器において、消費電流の増加を抑えることができる。
また、本実施の形態のΔΣ変調器100は、2チャンネルに対応したΔΣ変調器であるため、1チャンネルのΔΣ変調器を並設するA/D変換器に比べて、特に回路面積の増大を回避できる点で有利である。
また、本実施の形態のΔΣ変調器100は、2チャンネルに対応したΔΣ変調器であるため、通常2チャンネル処理を行う信号処理系、例えば2チャンネルのアナログ信号(Lch/Rch)処理装置、入力信号を実部データ(Ich)と、虚部データ(Qch)とに分けて信号処理する無線装置などのΔΣ変調器及びA/D変換器に特に適している。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。例えば、アナログスイッチは、スイッチング動作を行う素子であればどのようなスイッチ素子であってもよい。
また、本実施の形態では、1次のΔΣ変調器に適用した例について説明したが、2次以上のΔΣ変調器にも同様に適用可能である。ΔΣ変調器の次数が高い程、効果は大きい。
また、本実施の形態では、ΔΣ変調器及びA/D変換器という名称を用いたが、これは説明の便宜上のものに過ぎない。
さらに、上記ΔΣ変調器を構成する各回路部、例えばスイッチ素子,量子化器等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
本発明に係るΔΣ変調器及びA/D変換器は、オーディオ分野のアナログ信号(Lch/Rch)の録音装置として有効である。また、デジタル無線電話などに用いられるΔΣ変調器を備えたA/D変換器の実部データ(Ich)と、虚部データ(Qch)を処理する用途にも応用でき、携帯機器等の無線通信システムのA/D変換器として有用である。また、携帯機器以外の電子機器におけるA/D変換器にも広く適用され得るものである。
本発明の実施の形態に係るΔΣ変調器を備えたA/D変換器の回路構成図 本実施の形態に係るΔΣ変調器のスイッチ制御回路のアナログスイッチ制御信号φ1,φ2のタイミングチャート図 従来のΔΣ変調器を備えたA/D変換器の動作原理図 従来のΔΣ変調器を備えたA/D変換器の回路構成図 従来のΔΣ変調器を備えたA/D変換器の具体的な回路構成図
符号の説明
100 ΔΣ変調器
101,102 入力端子
103 ΔΣ変調器出力端子
104,105 A/D変換器出力端子
110 第1の標本化手段
111〜114,121〜124,131〜134,141〜144,151,161 アナログスイッチ
115,125,135,145,155,165 容量素子
120 第2の標本化手段
130 第3の標本化手段
140 第4の標本化手段
170 演算増幅器
180 量子化器
200 スイッチ制御回路
210 分離器
220,230 デジタルフィルタ
250 第1の積分手段
260 第2の積分手段
300 A/D変換器

Claims (9)

  1. 第1のアナログ入力を標本化する第1の標本化手段と、
    第2のアナログ入力を標本化する第2の標本化手段と、
    前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力を標本化する第3の標本化手段と、
    前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力を標本化する第4の標本化手段と、
    前記第1の標本化手段の出力と前記第3の標本化手段の出力の積分と、前記第2の標本化手段の出力と前記第4の標本化手段の出力の積分とを時分割処理する制御手段と
    を備えることを特徴とするΔΣ変調器。
  2. 前記制御手段は、前記第1のアナログ入力の標本化と、前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、前記第2の標本化手段の出力と、前記第4の標本化手段の出力を積分し、
    前記第2のアナログ入力の標本化と、前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、前記第1の標本化手段の出力と、前記第3の標本化手段の出力を積分する制御を行うことを特徴とする請求項1記載のΔΣ変調器。
  3. 前記制御手段は、前記第1のアナログ入力の標本化と、前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、既に標本化した前記第2のアナログ入力と既に標本化した前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力を積分し、
    前記第2のアナログ入力の標本化と、前記第2のアナログ入力に対応した量子化器出力の標本化時に、既に標本化した前記第1のアナログ入力と既に標本化した前記第1のアナログ入力に対応した量子化器出力を積分する制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のΔΣ変調器。
  4. 前記制御手段は、前記第1のアナログ入力と前記第2のアナログ入力の標本化期間と積分期間とを時間的に交互に処理する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のΔΣ変調器。
  5. 前記制御手段は、前記第1のアナログ入力を標本化している時に、既に標本化された前記第2のアナログ入力を積分し、前記第2のアナログ入力を標本化している時に、既に標本化された前記第1のアナログ入力を積分する動作を交互に行うように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のΔΣ変調器。
  6. さらに、前記第1の標本化手段の出力と前記第3の標本化手段の出力を積分する第1の積分手段と、
    前記第2の標本化手段の出力と前記第4の標本化手段の出力を積分する第2の積分手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のΔΣ変調器。
  7. 前記量子化器は、N(Nは1以上の任意の自然数)ビットA/D変換器であることを特徴とする請求項1記載のΔΣ変調器。
  8. 前記第3及び第4の標本化手段は、NビットD/A変換器であることを特徴とする請求項1記載のΔΣ変調器。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のΔΣ変調器と、
    前記ΔΣ変調器の出力を入力に対応して分離する分離器と、
    分離された前記ΔΣ変調器の出力をデシメーションするデジタルフィルタと
    を備えることを特徴とするA/D変換器。
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