JP3833548B2 - デルタ・シグマ変調器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力アナログ信号を、そのアナログ信号の周波数よりも十分に高いサンプリング周波数のノイズシェーピングしたデジタル信号にA/D変換するデルタ・シグマ変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のデルタ・シグマ変調器としては、図3に示すようなものが知られている。
このデルタ・シグマ変調器は、図3に示すように、受動型ローパスフィルタ1と、第1スイッチトキャパシタ回路2と、第2スイッチトキャパシタ回路3と、積分器4と、量子化器5と、フィードバック回路6とを備えている。
【0003】
受動型ローパスフィルタ1は、入力アナログ信号のフィルタ処理を行うが、その目的は、A/D変換の対象となる入力アナログ信号に含まれる高周波ノイズ成分を減衰させ、後段の第1スイッチトキャパシタ回路2がサンプリングする際の折り返しノイズを低減することである。
第1スイッチトキャパシタ回路2は、受動型ローパスフィルタ1の出力信号をサンプリングする。このサンプリングは、図4(A)に示すように、サンプリングクロックCK1が「H」レベルのサンプリング期間Tに、サンプリングクロックCK1によりスイッチS1a、S1bをオンにして、キャパシタCsを充電することにより行う。
【0004】
第2スイッチトキャパシタ回路3は、リファレンス信号(参照信号)をサンプリングする。このサンプリングは、図4(A)に示すように、サンプリングクロックCK1が「H」レベルのサンプリング期間Tに、サンプリングクロックCK1によりスイッチS1c、S1dをオンにして、キャパシタCtを充電することにより行う。
【0005】
積分器4は、第1スイッチトキャパシタ回路1の出力信号と、第2スイッチトキャパシタ回路2の出力信号の積分を行う。これは、図4(B)に示すサンプリングクロックCK2が「H」レベルの期間に、スイッチS2a、S2b、S2c、S2dをオンにし、キャパシタCsとキャパシタCtの両電荷を積分器4に転送することにより行う。これにより、積分器4の出力は、例えば図4(C)に示すようになる。
【0006】
量子化器5は、積分器4の出力を量子化してデジタル信号に変換して出力する(図4(D)参照)。フィードバック回路6は、第2スイッチトキャパシタ回路3の出力信号を積分器4に入力する際に、その出力信号を量子化器5の出力信号に従って正転または反転させて入力するように制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のデルタ・シグマ変調器では、第1スイッチトキャパシタ回路2は、サンプリング周波数fs、キャパシタCsの容量値をCsとすると、次の(1)式のような抵抗成分Rsと等価となる。
Rs=1/(fs×Cs)・・・・(1)
実際には、図3において、サンプリングと積分を交互に繰り返すスイッチトキャパシタ回路2のキャパシタCsが、積分期間で保持する電荷量がゼロになり、続くサンプリング期間で受動型ローパスフィルタ1に接続されるときに、チャージアップするために必要な電流がキャパシタCsに流れ込む。この電流が、サンプリング周波数fsと容量値Csとチャージアップされる電圧に比例することから、スイッチトキャパシタ回路2は上記(1)式の抵抗成分Rsを有することとなる。
このため、受動型ローパスフィルタ1の抵抗Raの抵抗値をRa、そのキャパシタCaの容量値をCaとし、サンプリング周波数fsが入力アナログ信号の周波数fiに比べて十分に高く(fs≫fi)、またCsがCaに比べて十分に小さい場合(Cs≪Ca)には、アナログ入力信号は抵抗成分Rsと抵抗Raで分圧され、抵抗成分Rsに印加される電圧相当分が積分器4に入力される。つまり、入力アナログ信号は、Rs/(Rs+Ra)に分圧・減衰されて積分器4で積分される。
【0008】
すなわち、フルスケールのデジタル信号を得るためのフルスケールのアナログ入力電圧は、第1スイッチトキャパシタ回路2による抵抗成分Rsがない場合のフルスケールのアナログ入力電圧に対して、(Rs+Ra)/Rs倍の電圧になる。ここで、フルスケールのデジタル信号はデジタルコードとしてのフルスケールである場合や、1ビット出力の場合には、HレベルとLレベルの割合で表現される場合がある。
【0009】
しかも、第1スイッチトキャパシタ回路2による抵抗成分Rsは、(1)式かからわかるように、サンプリング周波数fsの関数であるので、上記の倍率は変動する。すなわち、従来のデルタ・シグマ変調器では、サンプリング周波数fsによってフルスケール入力電圧が変わるという不都合があった。
そこで、本発明の目的は、上記の点に鑑み、高周波ノイズの混入がなく、かつサンプリング周波数によって入力フルスケール電圧の変動のないデジタ・シグマ変調器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して本発明の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、以下のように構成した。
すなわち、請求項1に記載の発明は、入力されるアナログ信号のフィルタ処理を行う受動型ローパスフィルタと、前記アナログ信号と前記受動型ローパスフィルタの出力信号を選択する選択回路と、この選択回路で選択された選択信号をサンプリングする第1のスイッチトキャパシタ回路と、リファレンス信号をサンプリングする第2のスイッチトキャパシタ回路と、前記第1および第2のスイッチトキャパシタ回路でサンプリングされた両サンプリング信号を積分する積分器と、この積分器の出力信号を量子化したデジタル信号を出力する量子化器と、前記第2のスイッチトキャパシタ回路の出力信号を前記積分器に入力する際に、その出力信号を前記量子化器の出力信号に従って正転または反転させて入力するように制御するフィードバック回路と、を備え、前記選択回路は、前記第1のスイッチトキャパシタ回路のサンプリング期間のうちの前半側の期間で前記アナログ信号を選択し、そのサンプリング期間のうちの後半側の期間で前記受動型ローパスフィルタの出力信号を選択するようになっていることを特徴とする。
【0011】
このような構成からなる本発明では、選択回路が、第1のスイッチトキャパシタ回路のサンプリング期間のうちの前半側の期間で入力アナログ信号を選択し、そのサンプリング期間のうちの後半側の期間で受動型ローパスフィルタの出力信号を選択する。
ここで、入力アナログ信号は、A/D変換の対象となる必要な信号S1と、サンプリング周波数に近い十分に高い周波数や雑音などのA/D変換の対象にならない不要な信号N1の2つの成分からなる。
【0012】
このため、サンプリング期間のうちの前半側の期間には、入力アナログ信号が第1のスイッチトキャパシタ回路にそのまま入力されるので、その入力アナログ信号の成分のうちの両信号S1、N1により、第1のスイッチトキャパシタ回路のキャパシタCsが充電される(図1参照)。また、同じく前半の期間には、キャパシタCaにおいては抵抗RaとキャパシタCaによる受動型ローパスフィルタ回路により高周波成分が減衰されるので、キャパシタCaにおいては不要な信号N1は減衰され、必要な信号S1のみが保持される。
【0013】
一方、サンプリング期間のうちの後半側の期間には、受動型ローパスフィルタのキャパシタCaと第1のスイッチトキャパシタ回路のキャパシタCsとが接続され、キャパシタCaとキャパシタCsとの間で電荷の再分配が行われる。
ここで、キャパシタCaの容量値CaとキャパシタCsの容量値Csは、Ca≫Csである。このため、キャパシタCsに蓄積されている電荷のうち、信号S1に係る分の電荷は移動がなく保持され、信号N1に係る分の電荷の大部分がキャパシタCsからキャパシタCa側に移動する。
【0014】
ただし、キャパシタCsからキャパシタCaに移動する信号N1に係る電荷はキャパシタCaに保持されている信号S1に係る電荷に比べて非常に小さいため、キャパシタCaにおいて電位的に十分減衰される。
また、信号N1は平均的にはゼロであるので、キャパシタCaへの定常的な電流の出入りはなく、キャパシタCaにおける信号S1の減衰はない。
【0015】
この結果、キャパシタCsに蓄積される電荷は、入力アナログ信号のうち、A/D変換に必要な信号S1のみに基づくものとなり、これが積分器に入力され、A/D変換に不要な信号N1に基づく電荷の積分器への入力は排除される。
従って、本発明によれば、入力アナログ信号は減衰されることなく積分器で積分され、フルスケールのデジタル信号を得るためのフルスケールのアナログ入力信号電圧が、サンプリング周波数により変動せずに一定となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のデルタ・シグマ変調器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のデルタ・シグマ変調器の実施形態の全体の構成を示す回路図である。
【0017】
この実施形態に係るデルタ・シグマ変調器は、図1に示すように、受動型ローパスフィルタ11と、選択回路12と、第1スイッチトキャパシタ回路13と、第2スイッチトキャパシタ回路14と、積分器15と、量子化器16と、フィードバック回路17と、を備えている。
受動型ローパスフィルタ11は、入力アナログ信号のフィルタ処理を行う時間連続的なフィルタである。この受動型ローパスフィルタ11は、抵抗RaとキャパシタCaからなる。
【0018】
ここで、キャパシタCaと第1スイッチトキャパシタ回路13のキャパシタCsとは、Ca≫Csとなるように設定されている。
選択回路12は、入力アナログ信号と受動型ローパスフィルタ11の出力信号のうちのいずれか一方を選択し、この選択信号を第1スイッチトキャパシタ回路13に出力するものである。この選択回路12は、入力アナログ信号を選択するスイッチSAと、受動型ローパスフィルタ11の出力信号を選択するスイッチSBとからなる。スイッチSAは図2(C)に示すクロックCK3によりオンオフ制御され、スイッチSBは図2(D)に示すクロックCK4によりオンオフ制御されるようになっている。
【0019】
第1スイッチトキャパシタ回路13は、選択回路12で選択された入力アナログ信号または受動型ローパスフィルタ11の出力信号のいずれか一方をサンプリングする回路である。この第1スイッチトキャパシタ回路13は、キャパシタCsと、4つのスイッチS1a、S1b、S2a、S2bとからなる。
スイッチS1a、S1bは、図2(A)に示すサンプリングクロックCK1によりオンオフ制御され、サンプリングクロックCK1が「H」レベルのときにオンするようになっている。また、スイッチS2a、S2bは、図2(B)に示すサンプリングクロックCK2によりオンオフ制御され、サンプリングクロックCK2が「H」レベルのときにオンするようになっている。
【0020】
第2スイッチトキャパシタ回路14は、リファレンス信号をサンプリングする回路である。この第2スイッチトキャパシタ回路14は、キャパシタCtと、4つのスイッチS1c、S1d、S2c、S2dとからなる。
スイッチS1c、S1dは、図2(A)に示すサンプリングクロックCK1によりオンオフ制御され、サンプリングクロックCK1が「H」レベルのときにオンするようになっている。また、スイッチS2c、S2dは、図2(B)に示すサンプリングクロックCK2によりオンオフ制御され、サンプリングクロックCK2が「H」レベルのときにオンするようになっている。
【0021】
積分器15は、第1スイッチトキャパシタ回路13の出力信号と、第2スイッチトキャパシタ回路14の出力信号の積分を行うものであり、例えばオペアンプOP1とコンデンサC1とからなる。
量子化器16は、積分器15の出力を量子化してデジタル信号に変換して出力するものである。
【0022】
フィードバック回路17は、第2スイッチトキャパシタ回路14の出力信号を積分器15に入力する際に、その出力信号を量子化器16の出力信号に従って正転または反転させて入力するように制御する回路である。
次に、このような構成からなる実施形態の動作の一例について、図1および図2を参照して説明する。
【0023】
図2(A)に示すように、サンプリングクロックCK1が「H」レベルのサンプリング期間Tには、そのサンプリングクロックCK1によりスイッチS1a、S1bがオンとなり、第1スイッチトキャパシタ13回路は、以下のようなサンプリング動作を行う。
すなわち、そのサンプリング期間Tのうちの前半の期間T1では、図2(C)に示すようにクロックCK3が「H」レベルとなり、選択回路12のスイッチSAがオンとなる。これにより、入力アナログ信号が、第1スイッチトキャパシタ回路13に入力されてサンプリングが行われる。
【0024】
ここで、入力アナログ信号は、A/D変換の対象となる必要な信号S1と、サンプリング周波数に近い十分に高い周波数や雑音などのA/D変換の対象にならない不要な信号N1の2つの成分からなる。
このため、サンプリング期間Tのうちの前半の期間T1では、入力アナログ信号が第1スイッチトキャパシタ回路13にそのまま入力されるので、その入力アナログ信号の成分のうちの両信号S1、N1により、第1スイッチトキャパシタ回路13のコンデンサCsが充電される。
【0025】
これに対して、サンプリング期間Tのうちの後半の期間T2では、図2(C)(D)に示すようにクロックCK3が「L」レベル、クロックCK4が「H」レベルとなり、選択回路12のスイッチSBがオンとなる。これにより、受動型ローパスフィルタ11のキャパシタCaと第1スイッチトキャパシタ回路13のキャパシタCsとが接続され、キャパシタCaとキャパシタCsとの間で電荷の再分配が行われる。
【0026】
ここで、キャパシタCaの容量値CaとキャパシタCsの容量値Csは、Ca≫Csの関係にある。このため、キャパシタCsに蓄積されている電荷のうち、必要な信号S1に係る分の電荷は移動がなく保持され、不要な信号N1に係る分の電荷の大部分がキャパシタCsからキャパシタCa側に移動する。
この結果、キャパシタCsに蓄積される電荷は、入力アナログ信号のうち、A/D変換に必要な信号S1のみに基づくものとなり、これが積分器15に対して入力可能となり、A/D変換に不要な信号N1に基づく電荷の積分器15への入力は排除される。
【0027】
ところで、図2(A)に示すように、サンプリングクロックCK1が「H」レベルのサンプリング期間Tには、そのサンプリングクロックCK1によりスイッチS1c、S1dがオンとなる。このため、第2スイッチトキャパシタ回路14は、リファレンス信号のサンプリングを行う。
そして、図2(A)(B)に示すように、サンプリングクロックCK1が「H」レベルから「L」レベルになるととともに、サンプリングクロックCK2が「L」レベルから「H」レベルになり、サンプリング期間Tが経過すると、スイッチS1a、S1b、S1c、S1dがオフになるとともに、スイッチS2a、S2b、S2c、S2dがオンになる。
【0028】
この結果、積分器15は、第1スイッチトキャパシタ回路13のキャパシタcsの電荷と、第2スイッチトキャパシタ回路14のキャパシタCtの電荷の積分を行う。このときの積分器15の出力は、図2(E)に示すようになる。
量子化器16は、積分器15の出力を量子化してデジタル信号に変換して出力する(図2(F)参照)。フィードバック回路17は、第2スイッチトキャパシタ回路14の出力信号を積分器15に入力する際に、その出力信号を量子化器16の出力信号に従って正転または反転させて入力するように制御する。
【0029】
以上説明したように、この実施形態によれば、入力アナログ信号が第1スイッチトキャパシタ回路13で減衰されることなく積分器15で積分され、フルスケールのデジタル信号を得るためのフルスケールのアナログ入力信号電圧が、サンプリング周波数により変動せずに一定となる。
なお、上記の実施形態の各構成部品は、MOS集積回路などにより集積化するのが好ましいが、受動型ローパスフィルタ11は個別の部品により構成するようにしても良い。
【0030】
また、上記の実施形態において、フィードバック回路17は、さまざまな構成が可能である。
例えば、第2スイッチトキャパシタ回路14において、2組の回路を使用するようにし、一方の回路でレファレンス信号を、他方の回路でレファレンス信号を反転させた信号をサンプリングし、量子化器16の出力信号に従っていずれの回路の出力を選択するようにしても良い。
【0031】
また、上記の実施形態を全差動回路とし、レファレンス信号を積分器に入力する際に、積分器の反転入力端子か非反転入力端子のいずれかに入力するようにしても良い。
さらに、第2スイッチトキャパシタ回路14と組み合わせてスイッチのタイミングを制御することで、リファレンス信号を加算あるいは減算する効果をもたせる構成であっても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高周波ノイズ信号の混入がなく、かつサンプリング周波数によって入力フルスケール電圧の変動のないデルタ・シグマ変調器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデルタ・シグマ変調器の実施形態の構成を示す回路図である。
【図2】その実施形態の動作を説明する波形図である。
【図3】従来のデルタ・シグマ変調器の構成を示す回路図である。
【図4】その従来のデルタ・シグマ変調器の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
11 受動型ローパスフィルタ
12 選択回路
13 第1スイッチトキャパシタ回路
14 第2スイッチトキャパシタ回路
15 積分器
16 量子化器
17 フィードバック回路17
Claims (1)
- 入力されるアナログ信号のフィルタ処理を行う受動型ローパスフィルタと、
前記アナログ信号と前記受動型ローパスフィルタの出力信号を選択する選択回路と、
この選択回路で選択された選択信号をサンプリングする第1のスイッチトキャパシタ回路と、
リファレンス信号をサンプリングする第2のスイッチトキャパシタ回路と、
前記第1および第2のスイッチトキャパシタ回路でサンプリングされた両サンプリング信号を積分する積分器と、
この積分器の出力信号を量子化したデジタル信号を出力する量子化器と、
前記第2のスイッチトキャパシタ回路の出力信号を前記積分器に入力する際に、その出力信号を前記量子化器の出力信号に従って正転または反転させて入力するように制御するフィードバック回路と、を備え、
前記選択回路は、前記第1のスイッチトキャパシタ回路のサンプリング期間のうちの前半側の期間で前記アナログ信号を選択し、そのサンプリング期間のうちの後半側の期間で前記受動型ローパスフィルタの出力信号を選択するようになっていることを特徴とするデルタ・シグマ変調器。
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