JP2007289809A - シート状物の製造方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リバースグラビアコータで走行するシート状物に塗液を塗布するに際して、塗布ムラや塗布抜けが生じずに、しかも、広幅のグラビアロールによってシート状物に広幅で塗液を高速塗工できるシート状物の製造方法およびその装置を提供する。
【解決手段】連続して走行するシート状物の表面に、該シート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布するシート状物の製造するのに際して、前記グラビアロールの直径Dを10〜70 mm以下にするとともに、該グラビアロールの両端をそれぞれ一対のベアリングで4点支持することを特徴とするシート状物の製造方法と製造装置とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、熱可塑製樹脂フィルムなどからなるシート状物の表面に塗液を塗布するシート状物の製造方法および装置に関する。さらに詳しくは、前記シート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布する際、フィルムに塗布ムラがないよう広幅かつ高速で塗工できる熱可塑性樹脂フィルム等のシート状物の製造方法およびその装置に関する。
ポリエチレンテレフタレートフィルムに代表される二軸延伸ポリエステルフィルムは、タッチパネル用、CRTディスプレイ用などの高透明性が要求される光学用途フィルムのベースフィルムとして広く使用されている。また、近年はPDP用、液晶用へも使用範囲が拡大されつつある。更に、これらのフィルムに機能性、例えば易接着性、易滑性、ガス遮断性、防湿性、制電性を付与する目的で、フィルムの製膜工程においてこれらの機能を備えた機能剤からなる塗膜を形成することが広く行なわれている。
熱可塑性樹脂フィルム等のシート状物の表面に塗液を塗布する様々な方法がある。その中で、リバースグラビアコータは、1本のグラビアロールだけでコーティングする方法であるため、装置構成がシンプルで設備コストが低いこと、取り扱いが簡便なこと、高速でも塗布欠点無く塗布できることなどのメリットがあり、従来から慣用されている。
このようなメリットを持つリバースグラビアコータによる塗布方法では、小径のグラビアロールを用いると、シート状物とグラビアロールの接触点に形成される塗液のビード幅が小さくなり、良好な塗布外観のシート状物を得やすい利点がある。
しかし、小径グラビアロールの場合、ロールの自重やロール上を走行するシート状物の張力により撓み易くなる。特に、グラビアロールに比較的高張力が作用する製膜工程においては、幅方向におけるセンター部で塗布抜けや塗布ムラが生じる問題があり、この問題は、ロール幅が広幅化し、しかも、高速塗工しなければならない場合により顕在化する。
そこで、このような場合に生じるグラビアロールの撓みを抑制する必要があるが、グラビアロールの撓みを抑制する従来技術として特に提案されているものはない。なお、グラビアロールに係る撓み防止技術ではないが、メタリングバー方式に係る塗工技術が特開2001−276713号公報に開示されている。このメタリングバー方式とは、走行するフィルムの表面に塗液を余剰に塗布した後、その余剰塗液の表面に金属製のメタリングバーを接触させることにより塗液の一部を掻き落とし、所定厚さの均一な塗膜にする技術である。
しかしながら、前述のように、一旦プレコートした余剰塗液をメタリングバーでかきとる方法では、予め余剰塗液を塗布するプレコート装置が余分に必要になるため、塗液供給装置を含めた装置構成が複雑化するという問題がある。
特開2001−276713号公報
本発明の目的は、上記従来技術が有する諸問題を解消し、走行するシート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布するに際して、塗布ムラや塗布抜けが生じずに、しかも、広幅のグラビアロールによってシート状物に広幅で塗液を高速塗工できるシート状物の製造方法およびその装置を提供することにある。
ここに、前記課題を解決するための下記(1)〜(16)に記載の発明が提供される。
(1) 連続して走行するシート状物の表面に、該シート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布するシート状物の製造方法において、前記グラビアロールの直径Dを10〜70 mm以下にするとともに、該グラビアロールの両端をそれぞれ一対のベアリングで4点支持することを特徴とするシート状物の製造方法。
(2) 前記グラビアロールの両端支持部において、該シート状物の幅方向のセンター部がグラビアロールと強く接触するようにグラビアロールに撓みを付与することを特徴とする(1)に記載のシート状物の製造方法。
(3) 前記グラビアロールに付与する撓みが、撓み角度δで0°<δ<2.0°とすることを特徴とする(1)または(2)に記載のシート状物の製造方法。
(4) 前記グラビアロールの彫刻幅W(mm)が、1000≦W≦3000であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(5) 前記グラビアロールとシート状物の抱き角度θが、0.1°〜3.0°であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(6) 前記シート状物の張力T(kg/m)が100≦T≦1500であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(7) 前記シート状物の両エッジをエッジリフトロールで持ち上げることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(8) 前記グラビアロールの表面からドクターブレードによって余剰塗液を塗工前にかきとることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(9) 前記グラビアロールのグラビアパターンの彫刻部が外部支持媒体により支持されていないことを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(10) 前記グラビアロールの塗工時の回転数が、500 rpm以上であって、静的な振れが0.03 mm以下であることを特徴とする(1)〜(9)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(11) 幅方向に伸びた狭い幅のスリットにより塗液を吐出する大気開放系のノズルにより前記グラビアロールへ塗液を転写することを特徴とする(1)〜(10)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(12) 前記グラビアロールの上流側で、塗液をプレコートしないことを特徴とする(1)〜(11)のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
(13) 連続して走行するシート状物の表面に、該シート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布するシート状物の製造装置において、前記グラビアロールの直径D(mm)を10≦≦D≦70にするとともに、該グラビアロールの両端を一対のベアリングで4点支持することを特徴とするシート状物の製造装置。
(14) 前記グラビアロールの両端支持部において、該シート状物とグラビアロールの幅方向センター部が強く当たる方向に撓み角度δを与え、撓み角度δが0°<δ<2.0°であることを特徴とする(13)に記載のシート状物の製造装置。
(15) 前記グラビアロールの彫刻幅W(mm)が、1000≦W≦3000であって、塗工時の回転数が少なくとも500rpmであって、静的条件で測定したときロール中央部の振れが0.03 mm以下であることを特徴とする(13)または(14)に記載のシート状物の製造装置。
(16) 前記シート状物の両エッジをエッジリフトロールで持ち上げることを特徴とする(13)〜(15)のいずれかに記載のシート状物の製造装置。
本発明によれば、グラビアロールが広幅小径であり、かつ、フィルム張力が高くなっても、グラビアロールの両端を4点支持し、さらに必要に応じ両端部に撓み角度δを与えてグラビアロールを積極的に曲げることで、塗布ムラなどのない良好な塗布外観を有するシート状物を高速で得ることができる。
本発明においてシート状物とは、熱可塑性樹脂フィルム、紙、不織布などを指す。これらの中でも、特に好ましいシート状物は熱可塑性樹脂フィルムである。
本発明のシート状物の製造方法は、走行するシート状物の表面に、このシート状物の幅方に延在するグラビアロールを用いて塗液を塗布する。なお、シート状物の走行方向に対して、グラビアロールの回転方向をリバース方向とすると、外観よく塗液を塗布できる。そこで、本発明ではリパースグラビアコータを使用する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、グラビアロールを含む本発明のシート状物の製造装置に係る1つの実施態様例を模式的に例示した正面図であり、図2はこの図1におけるX−X方向矢視断面図であり、そして、図3はグラビアロールとシート状物とが接触して、塗液が塗工される部分の要部拡大図である。
これら図1〜図3において、符号1はグラビアロール、符号2はグラビアロール1の彫刻部、符号3はシート状物、符号4a及び4bはベアリング、符号5はベアリングハウジング、符号6a及び6bはスペーサ、符号7はエッジリフトロール、符号8はドクターブレード、符号9は塗液を供給するノズル、符号10はノズル9のスリット、符号11は基盤をそれぞれ示す。
また、符号Dはグラビアロール1の直径、符号Gはグラビアロール1とノズル9との間に形成されたギャップ、符号Lはシート状物3とグラビアロール1との接触長、符号Vはシート状物3が走行する方向、符号Vrはグラビアロール1が回転する方向、Wはグラビアロール1の彫刻部の幅、そして、θはシート状物3とグラビアロール1の抱き角度をそれぞれ示す。
以上のように構成される本発明に係るシート状物の製造装置の実施例において、塗工部に形成される塗液のビード幅を小さくして良好な塗布外観を有するシート状物3を得るために、本発明は、グラビアロール1の直径Dを小径とすることを一大特徴とする。何故ならば、図3に示すとおり、グラビアロール1の直径Dを小さくすればするほど、シート状物3とグラビアロール1の接触長Lが短くなり、塗液のビード幅が小さくなるからである。
このような理由から、本発明においては、グラビアロール1の直径Dを10〜70 mmとすることが好ましく、より好ましくは15〜50 mmである。なお、直径Dが10 mmより小さくなると、本発明の装置と方法を用いても、グラビアロール1の撓みを小さくすることに限界が生じる。
本発明において、製膜工程中のシート状物3の走行張力Tは、オフラインでの走行張力より高くする。すなわち、シート状物3の厚みにもよるが、その張力Tは、単位幅あたり約100〜1500 Kg/mとする。このような高張力Tで走行するシート状物3をグラビアロール1で支持しながら塗液を塗工すると、前述のような小径のグラビアロール1では撓みが生じる。
そうすると、ロール幅方向においてセンター部付近でシート状物3とグラビアロール1とが大きく離れるようになり、その結果、塗液がシート状物3に上手く転写されないという事態が生じる。もし、このような事態が発生すると、シート状物3に塗布抜けや塗布筋が発生することになる。そこで、グラビアロール1上を走行するシート状物3からの高張力による撓みの発生を抑制することが必要となる。
この撓みを抑制するためには、グラビアロール1の両端部を単純に支持するだけでは不十分である。つまり、周知の両持ち梁の撓み計算式からも明らかなように、ロール1の両端を単純支持するのではなく、両端を固定支持に近い状態とすることが撓みを抑制するのに効果的である。しかしながら、グラビアロール1は滑らかに回転させる必要があるため、その両端を完全固定することはできない。
そこで、グラビアロール1の両端をベアリング4a,4aだけで2点支持するだけの従来方式に代えて、更に、ベアリング4b,4bを追加する。そして、各端部をそれぞれ2点支持することによって両端部を合計で4点支持する。そうすると、グラビアロール1の両端支持を固定支持に近い状態に近づけることができる。このように、本発明は、このようにグラビアロール1の両端部を4点支持することを一大特徴とする。
ここで、本発明に好適に使用できる前記ベアリング4a、4bとして一例を挙げるならば、市販の単列深溝軸受けを挙げることができる。このとき、各端部で互いに隣り合うベアリング4aと4bの間隔は、それぞれ約100 mm程度とすると撓み抑制に効果がある。しかしながら、過度に間隔が広いと、ロール1自体が長尺となって取り扱いが不便となる。
さらに、「背景技術」欄で説明したように、高速で塗液をシート状物3に塗工する時には、シート状物3に塗布抜けや塗布筋と呼ばれる塗布ムラが発生しやすくなる上に、更に、撓みが加わると、塗布ムラに及ぼす影響がより顕著となる。
そこで、このような問題を解消することを目的として、本発明では、図4に示すように、シート状物3とグラビアロール1とが強く接触するセンター付近で積極的にグラビアロール1を撓ませる。そのために、本発明においては、グラビアロール1を強制的に撓ませるように、撓み角度δをグラビアロール1に対して積極的に付与する。なお、図4は、グラビアロール1を一点鎖線だけで模式的に示している。また、このグラビアロール1上を走行するシート状物3に対して白抜き矢印で示した方向にグラビアロール1を撓ませる。このとき、本発明で言う「撓み角度δ」とは、図示したように、撓みが生じていない状態のグラビアローラ(図中には実線で示した)におけるその両端部における角度である。
このとき、本発明のグラビアロール1に付与する撓み角度δは、0°より大きく、かつ2.0°未満であるが好ましく、より好ましくは0.01°〜0.3°である。何故ならば、撓み角度δが2.0°以上になると、グラビアロールが高速回転する時に、ロールの振れが大きくなってしまって、段ムラと呼ばれる塗布ムラが発生するからである。また、撓み角度δが0°では、撓み抑制効果が、ベアリング4a,4bによる4点支持の効果だけとなってしまって、その効果が小さくなってしまうからである。
ここで、撓み角度δを付与するための具体的な手段の一例を示すならば、図1に示す通り、間隔100 mmをおいて一対のベアリング4a,4bをベアリングハウジング5にセットし、グラビアロール1の両端部に、これをそれぞれ装着する。ついで、スペーサ6a、6bを介してハウジング5をそれぞれ基盤11に固定する。具体例で説明するならば、スペーサの各厚み6aと6bをそれぞれ0.47 mmと0.04 mmとし、隣り合う6aと6bの間隔を155 mmとすることで、図4に示すように、約0.16°の撓み角度δを付与することができる。
その際、本発明のグラビアロール1は、従来周知のものを使用できるが、グラビアロール1上に彫刻するグラビアの彫刻幅Wが1000 mm以上の長尺のグラビアロール1を使用する場合に、本発明の撓み抑制効果がより大きくなる。ただし、その上限幅は、グラビアロール1の撓みが効果的に抑制されるのであれば制限する理由は特にない。しかし、実用上要求されるシート状物3としては幅は、彫刻幅Wが3000以下であれば十分である。
なお、グラビア部の彫刻形状としては、ハードクロムメッキの表面に多角形のセルを転造したもの、斜線タイプのもの、あるいは、セラミック溶射してレーザー光でセルを彫刻したものなどを例示することができる。
本発明に係る塗布装置とこれを用いた塗布方法の一つの実施形態として、図2に示すように、比較的シンプルな構造の塗布装置と、これを使用して塗液を塗布する塗布方法を例示できる。この実施形態例では、ギャップGを介してノズル9を配置し、グラビアロール1の幅方向に伸びたスリット10から塗液をグラビアロール1に対して吐出させている。そして、ドクターブレード8により、グラビアロール1上に余剰にピックアップされた塗液を掻き取っている。なお、このとき、好ましいギャップGの値として、1〜3 mmに設定しておくと、塗液の掻き取りが良好である。
既に説明したように、従来のグラビアロール1では、その両端がベアリングによって2点支持されている。このため、従来の2点支持のグラビアロール1では、ロール径Dが小径となり、また、グラビアロール1の彫刻幅Wも広幅になると、シート状物3の張力が高くなるとグラビアロール1が過度に撓んでしまう。そうすると、グラビアロール1が、ノズル9と接触してしまうような事態が生じ、これによって設備破損が起こる。
特に、グラビアロール1を高速に回転させる場合には、その回転が高速化すればするほどグラビアロール1の振れが大きくなり、より接触しやすくなる。その上、本発明者等の実験によれば、ドクターブレード8からの押し圧によっても、グラビアロール1の撓みが助長されることが判っている。
そこで、本発明では、グラビアロール1を従来のように2点支持とせず、前述のように4点支持としている。そうすると、本発明の4点支持による撓み抑制効果が働き、例えば、グラビアロール1の回転数が500rpm以上の高速で回転する時でも、撓みの抑制をより効果的に行える。その上、ドクターブレード8による押し圧が大きい場合でも、グラビアロール1に生じる撓みを抑制する効果がある。
なお、静止状態のグラビアロール1で測定した振れが、ローラの中央部で0.03 mm以下であるような条件では、グラビアロール1が高速で回転しても、高速回転に伴うロールの振れが少なくなり、シート状物3の塗布外観が良好となる。なお、グラビアロール1の周速(回転速度)は、使用する塗液の特性にもよるが、シート状物3の走行速度に対して、1.0〜1.5倍に設定れば、形成する塗膜の外観がよいことが多い。
また、本発明の好ましい実施形態として、グラビアロール1にかかるシート状物3の張力負荷を軽減するために、図1及び図2に示すように、シート状物3の両エッジ部をエッジリフトロール7によって持ち上げることが好ましい。このように、エッジリフトロール7によってエッジを持ち上げることで、塗布幅を彫刻幅Wより狭くすることができる。このようにして、本発明では、エッジリフトロール7によって塗液の塗布幅を容易に変更することもできる。
また、エッジリフトロール7を使用することによって、特に、熱可塑性樹脂フィルムの製造工程の場合、ネックインの関係でフィルムの両エッジが極端に厚くなり、しかも、張力も部分的に高くなるため、グラビアロール1にかかる負荷低減に効果がある。なお、エッジリフトロール7の上部に更にシート状物3をニップするためのロールを付設してニップロールとし、シート状物3のシワ伸ばしロールとしてもよい。
また、図3に示したように、グラビアロール1とシート状物3とが形成する抱き角度θは、0.1°〜3.0°とすることが好ましい。何故ならば、0.1°未満であると、シート状物3のシワなどにより塗布抜けしてしまうようなことが起こるからである。また、逆に、3.0°より大きくすると、前述のエッジリフトロール7によるフィルム持ち上げが困難となる。
本発明において使用する塗液は、例えば、フィルムに易接着性層、易滑性層、ガス遮断性層、防湿性層、制電性層等の機能性層を形成するために使用するものである。この目的を達成するために、本発明に使用する塗液は、シリコーンなどの機能成分を固形分として含む塗液を挙げることができる。なお、この塗液の固形分には、上記の機能成分の他、塗膜とフィルムとの接着性を良好なものとするバインダー成分も含めることができる。
また、前記バインダー成分としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、アクリル変性ポリエステル、ポリエーテル、水溶性樹脂等を用いることができる。更に、本発明の塗液は、水に前記の機能成分やバインダー成分が溶解および/または分散した水性塗液を使用することが特に好ましい。
その際、この水性塗液において、機能成分あるいはバインダー成分に、例えばフィラー、界面活性剤、酸化防止剤、帯電防止剤、着色剤、顔料、蛍光増白剤、可塑剤、架橋剤、潤滑剤、紫外線吸収剤等の成分を添加することができる。なお、水性塗液の固形分濃度は、通常、1〜30wt%が望ましく、特に、2〜20wt%が望ましい。
本発明においては、熱可塑性樹脂フィルムなどからなるシート状物3の少なくとも片面に塗膜を設ける。なお、前記熱可塑性樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の如きポリエステルフィルム、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12等の如きポリアミドフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等の如きポリオレフィンフィルム、また、それぞれのポリマーをブレンドしたフィルム等を例示できる。これらの中でも、前記フィルムとして、ポリエステルフィルムを用いることが好ましい。
ここで、前記ポエステルフィルムの材料となるポリエステルは、ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなる結晶性線状ポリエステルであることが好ましい。また、このジカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等を例示することができる。なお、これらの中でも、特に、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸が好ましい。
また、グリコール成分としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,6ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ビスフェノールA、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等を例示することができる。なお、これらの中でも、特に、エチレングリコールが好ましい。
本発明において好ましく使用できる前記ポリエステルは、常法により製造することができるが、その平均分子量は10,000以上であることが好ましい。このとき、このポリエステルには、滑剤として、シリカ、アルミナ、カオリン、炭酸カルシュウム、酸化チタン、グラファイト、カーボンブラック、架橋シリコーン樹脂、メラミン樹脂、架橋ポリスチレン、架橋アクリル樹脂等の微粒子を含有させることが好ましい。また、所望により、酸化防止剤、帯電防止剤、着色剤、顔料、蛍光増白剤、可塑剤、架橋剤、潤滑剤、紫外線吸収等を添加することもできる。
本発明のシート状物の製造は、従来から知られている方法と条件、あるいは当業界に蓄積されている方法と条件で製造することができる。例えば、前記ポリエステルを溶融押出し、急冷固化して未延伸フィルムとし、該未延伸フィルムを延伸、熱固定処理することで製造することができる。このとき、前記延伸は、通常、ポリエステルの二次転移点以上の温度で、少なくとも縦方向と横方向の各方向に2倍以上、好ましくは3倍以上の倍率で行う。
以上に述べた本発明のポリエステルフィルムの製造工程では、フィルムに水性塗液を塗布し、その後乾燥して、延伸処理を行う。すなわち、縦延伸フィルムに水性塗液を塗布し、乾燥後または乾燥中に横方向に延伸する。必要なら、更に縦方向や横方向に再延伸し、更に熱処理して積層フィルムとする。
その際、塗液の塗布位置での湿潤塗布量は、1〜20 g/mが好ましく、特に、2〜12 g/mが好ましい。本発明では、塗液を塗布した後、好ましくは乾燥中に横方向に延伸するが、必要であれば更に縦方向および/または横方向に再縦延伸し、熱処理することができる。このとき、乾燥、延伸後の塗布層の厚さは、0.005〜3μmが好ましく、特に、0.015〜1μmが好ましい。
以下、実施例によって本発明を更に説明する。尚、例中の測定値、物性値は下記の方法で測定した。
(1)表中の○、△、×、××の意味
×× : グラビアロールとノズルが接触し、塗布中止。
× : 目視で判る塗布筋または塗布抜け発生、製品不可レベル。
△ : 目視で塗布外観良好、製品レベルだが、塗工部で塗液がやや発泡している。
○ : 目視で塗布外観良好、製品レベル。
(2)固有粘度
オルソクロロフェノール溶媒による溶液の粘度を35 ℃にて測定し求めた。
(3)ガラス転移温度(Tg)
JIS K2171に準じて、デュポン製 Thermal Analyst 2000型示差熱量計(DSC)によって、10℃/分の昇温速度にて測定した。
[実施例1]
図1、図2及び図3に例示した装置を用い二軸延伸フィルムの製膜中に塗液の塗布を行った。
まず、カオリンを少量添加した固有粘度が0.65 dl/gのポリエチレンテレフタレート(Tg:70 ℃)のペレットを180 ℃で4時間乾燥した後に、270〜300 ℃に加熱された押出機に供給し、押出し成形ダイによりシート状に溶融状態で押し出した。そして、このフィルムを表面温度25 ℃の冷却ドラム上に静電気で密着させて冷却固化させて、未延伸フィルムを得た。
次いで、この未延伸フィルムを75 ℃の加熱ロール群で予熱した。更に、75 ℃に加熱された加熱ロールと、50 ℃に温調された一対のロールとの間に前記未延伸フィルムを導いた。そして、前記ローラ間の周速差を利用し、赤外線ヒーターにより非接触状態で加熱しながら、前記未延伸フィルムを縦方向に3.5倍に縦延伸した。縦延伸後、20〜50 ℃のロール群でフィルムを冷却し、製品部の厚みが140 μmの一軸延伸フィルムを得た。
この一軸延伸フィルムの製品部の片面に、後述の組成を有する塗液をフィルムスピードの約1.2倍の周速で逆回転するグラビアロール1によって塗布してテンターへと導いた。テンターは塗工位置のフィルム張力が単位幅あたり1000 Kg/mとなるよう速度調整し、該フィルムの両端をクリップで把持しながら120℃の熱雰囲気中で4.5倍に横延伸した。そして、最終的に厚みが30 μmの二軸延伸フィルムを得た。
[塗液]:酸成分がテレフタル酸(90モル%)、イソフタル酸(6モル%)および5−スルホイソフタル酸カリウム(4モル%)、グリコール成分がエチレングリコール(95モル%)およびネオペンチルグリコール(5モル%)の共重合ポリエステル(Tg=68 ℃)が80重量%、N,N’−エチレンビスカプリル酸アミドが5重量%、アクリル系樹脂微粒子(平均粒径:0.03 μm)が10重量%およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルが5重量%の組成からなる、固形分濃度8%の水性塗液である。
[実施例2、比較例1、2]
実施例1の製膜条件のもと表1のように、装置、塗布条件を振った。
表1から明らかな通り、本発明の条件を満たす実施例1および実施例2では、塗布速度が100 m/分の高速領域であっても、ロールとノズルの接触が発生しなかった。しかも、塗布筋や塗布抜けといった塗布ムラの発生がない良好な塗布外観を持った製品を採取できた。一方、比較例では、塗布ムラや、ロールとノズルの接触が発生し、製品を採ることができなかった。
Figure 2007289809
本発明のシート状物製造装置に係る一実施形態例を模式的に示した正面図である。 図1におけるX−X断面図である。 グラビアロールと接触したシート状物の接触長Lと抱き角度θを説明するための模式側面図である。 グラビアロールに撓み角度δを付与した場合のシート状物との接触状態を説明するための説明図である。
符号の説明
1 グラビアロール
2 彫刻部
3 シート状物
4a、4b ベアリング
5 ベアリングハウジング
6a、6b スペーサ
7 エッジリフトロール
8 ドクターブレード
9 ノズル
10 スリット
11 基盤
D グラビアロールの直径
G ギャップ
L シート状物とグラビアロールとの接触長
Vf シート状物の走行方向
Vr グラビアロールの回転方向
W グラビアロールの彫刻部の幅
θ シート状物3とグラビアロール1の抱き角度

Claims (16)

  1. 連続して走行するシート状物の表面に、該シート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布するシート状物の製造方法において、前記グラビアロールの直径Dを10〜70 mm以下にするとともに、該グラビアロールの両端をそれぞれ一対のベアリングで4点支持することを特徴とするシート状物の製造方法。
  2. 前記グラビアロールの両端支持部において、該シート状物の幅方向のセンター部がグラビアロールと強く接触するようにグラビアロールに撓みを付与することを特徴とする請求項1に記載のシート状物の製造方法。
  3. 前記グラビアロールに付与する撓みが、撓み角度δで0°<δ<2.0°とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート状物の製造方法。
  4. 前記グラビアロールの彫刻幅W(mm)が、1000≦W≦3000であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  5. 前記グラビアロールとシート状物の抱き角度θが、0.1°〜3.0°であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  6. 前記シート状物の張力T(kg/m)が100≦T≦1500であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  7. 前記シート状物の両エッジをエッジリフトロールで持ち上げることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  8. 前記グラビアロールの表面からドクターブレードによって余剰塗液を塗工前にかきとることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  9. 前記グラビアロールのグラビアパターンの彫刻部が外部支持媒体により支持されていないことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  10. 前記グラビアロールの塗工時の回転数が、500 rpm以上であって、静的な振れが0.03 mm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  11. 幅方向に伸びた狭い幅のスリットにより塗液を吐出する大気開放系のノズルにより前記グラビアロールへ塗液を転写することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  12. 前記グラビアロールの上流側で、塗液をプレコートしないことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のシート状物の製造方法。
  13. 連続して走行するシート状物の表面に、該シート状物の走行方向と逆方向に回転するグラビアロールで塗液を塗布するシート状物の製造装置において、前記グラビアロールの直径D(mm)を10≦≦D≦70にするとともに、該グラビアロールの両端を一対のベアリングで4点支持することを特徴とするシート状物の製造装置。
  14. 前記グラビアロールの両端支持部において、該シート状物とグラビアロールの幅方向センター部が強く当たる方向に撓み角度δを与え、撓み角度δが0°<δ<2.0°であることを特徴とする請求項13に記載のシート状物の製造装置。
  15. 前記グラビアロールの彫刻幅W(mm)が、1000≦W≦3000であって、塗工時の回転数が少なくとも500rpmであって、静的条件で測定したときロール中央部の振れが0.03 mm以下であることを特徴とする請求項13または請求項14に記載のシート状物の製造装置。
  16. 前記シート状物の両エッジをエッジリフトロールで持ち上げることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載のシート状物の製造装置。
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