JP2007288569A - パノラマ撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パノラマ撮像装置において、画像同士の接合部に不自然さが残らないようにパノラマ画像を再生し、かつ装置全体が嵩張らずに薄型に構成する。
【解決手段】3行3列に亘って9個の光学レンズ8が一体的に形成された光学レンズアレイ11と、光学レンズアレイ11に平行に配置された受光素子アレイ3と、光学レンズアレイ11の光入射側において左右の列の光学レンズ(サイドレンズ)8に対向させて配置された45°直角プリズム12を備える。45°直角プリズム12は、被写角度の正面略40°の領域から中央の列の光学レンズ(センタレンズ)8へ入射する光を遮らないようにして傾斜して配置され、被写角度の左右略40°の領域からの光をサイドレンズ8の光軸Lに一致するように屈曲させてサイドレンズ8に案内する。センタレンズ8を経て結像される中央の像と、サイドレンズ8を経て結像される左右の像が合成されてパノラマ画像が再生される。
【選択図】図1

Description

本発明は、パノラマ撮像装置に関する。
従来から、画角が120°を超えるようなパノラマ画像を撮像するために、魚眼レンズ等の超広角な光学系を備える撮像装置が用いられていたが、それらの撮像装置によって撮像された画像には周辺部分に樽状の歪が生じていた。
一方、撮像した画像をディジタル情報に変換して処理する技術の進歩に伴い、複数の光学系によって撮像領域を所定角度ずつずらして撮像された複数枚の画像を合成して1枚のパノラマ画像に再生する撮像装置が種々開発されている。
例えば、ディジタルカメラの正面と左右の側面にそれぞれレンズを備え、それら3つのレンズによって結像される画像を電子的に合成処理して画角が180°のパノラマ画像に再生する画像撮影装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、2つの撮像光学系を備え、各撮像光学系の入射瞳と光軸との交点が略一致するように配置されることにより、各撮像光学系によって撮像された画像間の視差が軽減され、それらの画像を電子的に合成してパノラマ画像を再生することが容易である複眼撮像装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、1つの広角レンズと、該広角レンズによって結像される像を撮像する複数の撮像チップを備え、各撮像チップから独立して画像信号を読出すことができるように構成して、隙間のないパノラマ画像の撮影が容易に行えるようになったパノラマ電子カメラ用撮像素子が知られている(例えば、特許文献3参照)。
一方、レンズの光出射側に正角錘型のプリズムを備えて短い時間間隔で連写ができるように構成された電子スチルカメラ(例えば、特許文献4参照)や、先端に複数の光学系を備え複数個所が観測可能になった内視鏡(例えば、特許文献5参照)が知られている。
特開2005−26786号公報 特開平10−145657号公報 実開平5−18175号公報 特開平11−352550号公報 特開平11−125773号公報
ところで、上記特許文献1に記載の画像撮影装置では、画角が180°を超えるパノラマ画像を得るために3つの光学系を備え、そのうち2つは画角が94.4°という極めて広角のレンズを用いている。
このように、少数の光学系(レンズ)によって画角が120°又は180°を超えるパノラマ画像を得るためには、光学系のレンズを60°以上の大きな画角を有するレンズにする必要がある。その場合には、光学系の数が抑えられることから構造が簡単になりコストが抑えられるというメリットはあるが、画角が60°を超えるレンズによって撮像された画像には、前述の通り樽状歪が生じるので、画像同士の接合部が不自然になるというデメリットがある。
画像周辺部の樽状歪をディジタル的に補正することは可能であるが、画角が60°を大きく超えるような広角のレンズで撮像される場合には、歪の程度が大きくなるので接合部の不自然さを完全に解消することは困難であり、歪補正のために複雑な処理プログラムが必要になるという問題もある。
また、画角が180°を超えるような画像を撮像するためのパノラマ撮像装置は、例えば自動車の車体に付設され運転者の死角になる車体後方の領域を撮像する用途等にも用いられるので、極力嵩張らず薄型に構成されることが望ましい。
そこで、本発明は、120°以上の画角を有するパノラマ画像を撮像するためのパノラマ撮像装置において、画角が60°を大きく超えるレンズを使用することなく極力少ない光学系により装置を構成でき、複雑な画像補正を施すことなく画像同士の接合部に不自然さが残らないようにパノラマ画像を再生でき、しかも装置全体が嵩張らずに薄型に構成できるパノラマ撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、120°以上の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、前記レンズ光学系が、前記被写角度の正面略40°の領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右のそれぞれ略40°の領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記左右のサイドレンズの光入射側において、前記被写角度の正面略40°の領域から入射する光を遮らないように前記各サイドレンズに対して設けられ、前記被写角度のうち左右略40°の領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記各サイドレンズへ案内する左右の45°直角プリズム、又は60°−30°直角プリズムを備え、前記撮像手段が、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、前記画像再生手段が、前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面略40°の領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右それぞれ略40°の領域の像を合成して画角が120°以上のパノラマ画像に再生することを特徴とする。
請求項2の発明は、略180°の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、前記レンズ光学系が、前記被写角度の正面略60°の領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右のそれぞれ略60°の領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記左右のサイドレンズの光入射側において、前記被写角度の正面略60°の領域から入射する光を遮らないように前記各サイドレンズに対して設けられ、前記被写角度のうち左右略60°の領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記サイドレンズへ案内する左右の正三角形プリズムを備え、前記撮像手段が、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、前記画像再生手段が、前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面略60°の領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右それぞれ略60°の領域の像を合成して画角が略180°のパノラマ画像に再生することを特徴とする。
請求項3の発明は、略180°の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、前記レンズ光学系が、前記被写角度の正面略60°の領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右のそれぞれ略60°の領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、前記左右のサイドレンズの光入射側であって前記被写角度の正面略60°の領域から前記センタレンズへ入射する光を遮らない位置に設けられ、前記被写角度のうち左右略60°の領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記各サイドレンズへ案内する1個の正三角形プリズムを備え、前記撮像手段が、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、前記画像再生手段が、前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面略60°の領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右それぞれ略60°の領域の像を合成して画角が略180°のパノラマ画像に再生することを特徴とする。
請求項4の発明は、120°以上の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、前記レンズ光学系が、前記被写角度の正面領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一平面上に配置された光学レンズアレイと、前記光学レンズアレイの光入射側に設けられ、前記被写角度の左右領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記各サイドレンズへ案内するプリズム又はミラーを備え、前記撮像手段が、前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、前記画像再生手段が、前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右領域の像を合成して画角が120°以上のパノラマ画像に再生することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記光学レンズアレイの光入射側に設けられるプリズム又はミラーが、前記120°以上の被写角度の正面領域から前記センタレンズへ入射する光を遮らない位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ光学系が、互いに光軸が平行なセンタレンズと左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、光学レンズアレイの光入射側に設けられ120°以上の被写角度から入射する光を、左右のサイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて案内するプリズム又はミラーを備え、撮像手段が、光学レンズアレイに平行に配置される受光素子アレイから構成されるので、画角が60°を大きく超えるレンズを使用することなく極力少ない光学系により装置を構成でき、複雑な画像補正を施すことなく画像同士の接合部に不自然さが残らないようにパノラマ画像を再生することができ、しかも装置全体が嵩張らずに薄型に構成することができる。
(第1の実施形態)
本発明に係る第1の実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のパノラマ撮像装置1は、図1及び図2に示されるように、120°の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系2と、レンズ光学系2の焦点平面に配置されレンズ光学系2によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する受光素子アレイ(撮像手段)3と、受光素子アレイ3によって変換された画像情報をADコンバータ4を介してディジタル信号として取込むDSP(Digital Signal Processor)5と、DSP5に取込まれた画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生用マイクロプロセッサ(画像再生手段)6と、画像再生用マイクロプロセッサ6によって再生された画像を表示する液晶パネル等の表示装置7を備える。
本実施形態のレンズ光学系2は、光軸Lが互いに平行な3行3列の9個の光学レンズ8が1枚の透明基板9に片凸レンズとして一体的に形成された光学レンズアレイ11と、光学レンズアレイ11の光入射側において、左右の列の光学レンズ8にそれぞれ対向して配置された45°直角プリズム12とを備える。9個の光学レンズ8は、全て40°の画角を有する。また、45°直角プリズム12は、断面が直角二等辺三角形であり、図2に示されるように、光学レンズアレイ11に対して傾斜して配置される。具体的な配置については、後に詳述する。なお、各45°直角プリズム12と光学レンズアレイ11の間には絞り部材(図示省略)が配置される。また、光学レンズ8は、透明基板9と一体成形されたものに限らず、支持ホルダによって2次元平面上に配列されたものであってもよい。
光学レンズアレイ11の中央の列の3個の光学レンズ(以下、センタレンズという)8は、被写角度の正面略40°の領域から入射する光を直接受光し、左右の列の各3個の光学レンズ(以下、サイドレンズという)8は、被写角度の左右のそれぞれ略40°の領域から入射する光を45°直角プリズム12を介して受光する。
45°直角プリズム12は、直角を挟む2つの辺のうち外側向きの一辺12aから光が入射し、入射した光が斜辺12bによって反射されて他の一辺12cから出射するように配置される。なお、本明細書においては、プリズムの光が入射する面、光が出射する面等を、光の進行経路を示す側面図と対比させて説明する都合上、「一辺」、「斜辺」等の用語を用いて示す。
具体的には、45°直角プリズム12は、図2に示されるように、サイドレンズ8に対向する一辺12cが光学レンズアレイ11に対して25°の角度に傾斜するように配置され、斜辺12bが光学レンズアレイ11に対して70°の角度に傾斜するように配置される。これによって、センタレンズ8から向かって正面方向への略40°の範囲には、45°直角プリズム12が存在せず、センタレンズ8へ入射する光が遮られないように構成される。
また、45°直角プリズム12の直角を挟む2つの辺12a、12cのうち外側向きの一辺12aから入射する光のうち略40°の角度の範囲の光がサイドレンズ8によって集光され、受光素子アレイ3上に結像される。
次に受光素子アレイ3について説明する。受光素子アレイ3は、光学レンズアレイ11に対して平行であって、かつ光学レンズアレイ11の各光学レンズ8の焦点平面に配置された固体撮像素子であり、基板上に形成されたCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサから構成される。固体撮像素子は、CCD(Charge Coupled Device)であってもよい。
受光素子アレイ3上には、図4に示されるように、3行3列の光学レンズ8によって9個の個眼像13が結像される。センタレンズ8によって結像される中央の列の像13は、上下及び左右が反転され、左右のサイドレンズ8によって結像される左右の列の像13は、45°直角プリズム12のミラー作用によって上下が反転される。
さらに、図3を参照して詳細に説明する。図3の左側において示された受光素子アレイ3上の像は、被写体B側から見た像である。いま、パノラマ撮像装置1の前方に、図4に示されるように120°の被写角度に亘って40°ごとの等間隔に「L」「C」「R」と表示された被写体Bが配置されている場合を想定する。この場合、中央の「C」(中央40°の領域)は、センタレンズ8によって上下及び左右が反転されて受光素子アレイ3の中央の列に3個の個眼像13として結像されるが、被写体B側から見た像としては、上下反転された像になる。
また、左の「L」(左側40°の領域)と右の「R」(右側40°の領域)は、45°直角プリズム12によって左右反転された後にそれぞれサイドレンズ8によって上下及び左右が反転されて受光素子アレイ3の左右の列に各3個の個眼像13として結像される。被写体B側から見た像としては、上下及び左右が反転された像になる。
これら9個の個眼像13が画像情報に変換された後、画像再生用マイクロプロセッサ6は、それらの画像情報を、そのまま順に読出す。順に読出された画像情報は、図3の中央に示されるように、左右の列が逆位置になっており、かつ左右の列の画像自体が左右反転している。この画像情報が、画像再生用マイクロプロセッサ6によって、左右の列の個眼像の位置を入替えられると共に、画像自体が左右反転されて図3の右側に示されるように120°の画角のパノラマ画像Pに再生される。
具体的には、画像再生用マイクロプロセッサ6は、中央の行の3個の個眼像13(図3の中央において太枠10で示された部分)の画像情報に基づいて画像処理を行う。画像再生用マイクロプロセッサ6は、まず左右反転された「L」(左側40°領域の画像)と「R」(右側40°領域の画像)の個眼像13をミラー反転して正常な画像に戻し、その正常に戻した画像「L」と「R」を、中央40°領域の画像「C」と合成して120°のパノラマ画像Pに再生する。
このとき、各個眼像13は、略40°の領域の画像であるので接合部の重なり部分をほとんど生じることなく3枚の画像が接合される。また、センタレンズ8及びサイドレンズ8が画角40°のレンズであるので各画像13の外周部の歪はほとんど生じず、画像同士の接合時に各画像に対する複雑な歪補正の処理が必要とされることがない。
なお、上記例では、画像再生用マイクロプロセッサ6は、中央の行の3個の個眼像13の画像情報に基づいて画像処理を行ったが、上下の行の個眼像13の画像情報に基づいても同様に画像処理を行ってパノラマ画像を再生し、3つのパノラマ画像から平均値をとる等の処理によって1つのパノラマ画像Pを再生するようにしてもよい。この場合には、画像情報の情報量が増加するので再生されるパノラマ画像Pの精細度が向上する。
また、光学レンズアレイ11、45°直角プリズム12、及び受光素子アレイ3が、図5に示されるように、中央の1つの行に相当する部分のみで構成されたものであってもよい。具体的には、光学レンズアレイ11は、横長の透明基板9に3個の光学レンズ8が一体的に形成され、中央の光学レンズ8がセンタレンズを構成し、左右の光学レンズ8がサイドレンズを構成する。この場合には、パノラマ撮像装置1の全体をより小型に構成することができる。
なお、図1に示されるパノラマ撮像装置1における光学レンズアレイ11、45°直角プリズム12、及び受光素子アレイ3によって構成される装置部分の実際の大きさは、光学レンズアレイ11と受光素子アレイ3が共に約9mm四方の大きさであり、45°直角プリズム12の頂部から受光素子アレイ3の底面までの厚みは約7mmである。このように、装置全体が嵩張らない薄型に構成することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図6と図7を参照して説明する。第2の実施形態のパノラマ撮像装置1は、第1の実施形態とほぼ同一の構成であり、同一の構成部分については同一番号を付して説明を省略する。また、DSP5と画像再生用マイクロプロセッサ6についても第1の実施形態と同一の構成であるので図示及び説明を省略する。
第2の実施形態が第1の実施形態と相違する部分は、光学レンズアレイ11の光入射側に配置されるプリズムとして45°直角プリズム12の代わりに、60°−30°直角プリズム22が配置される点である。60°−30°直角プリズム22は、図7に示されるように、断面が直角三角形であり、直角に対向する2つの角が60°と30°に形成されたプリズムである。
60°−30°直角プリズムは、直角を挟む2つの辺のうちの短辺22cが光学レンズアレイ11に対して平行であり、直角を挟む長辺22aが外側向きに垂直になるように配置される。従って、斜辺22bは、光学レンズアレイ11に対して60°の傾斜を有する。そして、被写角度120°の左右40°の領域からの光が60°−30°直角プリズム22の長辺22aから入射し、斜辺22bによって反射され、短辺22cから出射してサイドレンズ8によって集光され、受光素子アレイ3上に左右略40°の領域の画像として結像される。
そして、第1の実施形態と同様に、左右略40°の領域の画像(個眼像)13と、センタレンズ8によって結像された中央略40°の領域の画像(個眼像)13が、画像再生用マイクロプロセッサ6によって略120°の画角のパノラマ画像Pに再生される。
この第2の実施形態においても、60°−30°直角プリズム22の斜辺22bは、光学レンズアレイ11に対して60°の傾斜を有するので、センタレンズ8から向かって正面方向への略40°の範囲には、60°−30°直角プリズム22が存在せず、センタレンズ8へ入射する光が遮られない。
また、センタレンズ8、及び左右のサイドレンズ8によって結像される各個眼像13は、第1の実施形態と同様に、略40°の領域の画像であるので接合部の重なり部分を大きく生じることなく3枚の画像(個眼像)13が接合され、各画像13の外周部の歪がほとんど生じないので複雑な歪補正の処理が必要とされることがない。
(第3の実施形態)
次に、略180°の画角のパノラマ画像を撮像できる第3の実施形態について、図8と図9を参照して説明する。第3の実施形態のパノラマ撮像装置1は、第1の実施形態とほぼ同一の構成であり、同一の構成部分については同一番号を付して説明を省略する。また、DSP5と画像再生用マイクロプロセッサ6についても第1の実施形態と同一の構成であるので図示及び説明を省略する。
第3の実施形態が第1の実施形態と相違する部分は、撮像可能な画角を広げるために各光学レンズ8が60°の画角を有するレンズで構成される点と、光学レンズアレイ11の光入射側のプリズムとして45°直角プリズムの代わりに、正三角形プリズム32が配置される点である。正三角形プリズム32は、図9に示されるように、断面が正三角形のプリズムである。
正三角形プリズム32は、一辺32cが光学レンズアレイ11に対して平行になるように配置される。従って、内側向きの斜辺32bは、光学レンズアレイ11に対して60°の傾斜を有する。そして、被写角度略180°の左右60°の領域からの光が正三角形プリズム32の外側向きの斜辺32aから入射し、内側向きの斜辺32bによって反射され、光学レンズアレイ11に平行な辺32cから出射してサイドレンズ8によって集光され、受光素子アレイ3上に左右略60°の領域の画像として結像される。
そして、第1の実施形態と同様に、左右略60°の領域の画像(個眼像)13と、センタレンズ8によって結像された中央略60°の領域の画像(個眼像)13が、画像再生用マイクロプロセッサ6によって略180°の画角のパノラマ画像Pに再生される。
この第3の実施形態において、正三角形プリズム32の内側向きの斜辺32bは、光学レンズアレイ11に対して60°の傾斜を有するので、センタレンズ8から向かって正面方向への略60°の範囲には、正三角形プリズム32が存在せず、センタレンズ8へ入射する光が遮られない。
なお、この第3の実施形態の場合には、左右の正三角形プリズム32に入射する光の角度が60°よりも大きくなる可能性があり、各サイドレンズ8によって結像される画像13の画角が60°よりも大きくなる可能性がある。その場合には、各画像13の接合部の重なり部分を大きくすることによって調整される。
また、この第3の実施形態の場合には、各光学レンズ8が60°の画角を有するレンズで構成されるので、受光素子アレイ3上の各個眼像13の外周部に歪が生じる可能性があるが、各光学レンズ8を2枚又は3枚の組合せレンズによって構成することにより歪の大きさを実質的に支障がない程度に抑えることができる。
(第4の実施形態)
次に、略180°の画角のパノラマ画像を撮像できる第4の実施形態について、図10と図11を参照して説明する。第4の実施形態のパノラマ撮像装置1は、第1の実施形態と同様に3行3列の光学レンズ8を有する光学レンズアレイ11と、光学レンズアレイ11から所定距離隔てた位置に配置される受光素子アレイ3を備え、同一の構成部分については同一番号を付して説明を省略する。また、DSP5と画像再生用マイクロプロセッサ6についても第1の実施形態と同一の構成であるので図示及び説明を省略する。
第4の実施形態が第1の実施形態と相違する部分は、撮像可能な画角を広げるために各光学レンズ8が60°の画角を有するレンズで構成される点と、光学レンズアレイ11の光入射側のプリズムとして45°直角プリズム12の代わりに、大きな1つの正三角形プリズム42が配置される点である。正三角形プリズム42の1辺の大きさは、光学レンズアレイ11の1行3個の光学レンズ8に亘る長さに構成される。
正三角形プリズム42は、一辺42cが光学レンズアレイ11に対して平行になるように配置される。従って、他の2辺42a、42bは、光学レンズアレイ11に対して60°の傾斜を有する。そして、被写角度略180°のうち左右60°の領域からの光が正三角形プリズム42の2つの斜辺42a、42bから入射し、互いに対向する斜辺42b、42aによって反射され辺42cから出射してサイドレンズ8によって集光され、受光素子アレイ3上に左右略60°の領域の画像(個眼像)として結像される。
一方、正面向き略60°の領域からの光は、光学レンズアレイ11の下の行の中央の光学レンズ(センタレンズ)8aによって集光され、受光素子アレイ3上に中央略60°の領域の画像(個眼像)として結像される。
そして、第1の実施形態と同様に、左右略60°の領域の画像(個眼像)13と中央略60°の領域の画像(個眼像)13が、画像再生用マイクロプロセッサ6によって略180°の画角のパノラマ画像Pに再生される。なお、この第4の実施形態の場合には、左右の列の個眼像を入替える必要がないので、その分だけ画像再生用マイクロプロセッサ6による再生処理の手順が簡単化される。
この第4の実施形態においては、被写体Bからの光を屈折させるプリズムが光学レンズアレイ11の上の行の3つの光学レンズ8を覆うように配置される大きな正三角形プリズム42であるが、正面向き略60°の領域からの光を集光するセンタレンズは、下の行の中央の光学レンズ8aであるので、このセンタレンズ8aから向かって正面方向への略60°の範囲には、正三角形プリズム42が存在せず、センタレンズ8aへ入射する光が遮られない。
(第5の実施形態)
次に、パノラマ撮像装置1から見て前方の略半球状のパノラマ画像を撮像できる第5の実施形態について、図12と図13を参照して説明する。第5の実施形態のパノラマ撮像装置1は、第1の実施形態のパノラマ撮像装置1と同様に3行3列の9個の光学レンズ8を有する光学レンズアレイ11と、光学レンズアレイ11から所定距離隔てた位置に配置される受光素子アレイ3を備える。同一の構成部分については同一番号を付して説明を省略する。また、DSP5と画像再生用マイクロプロセッサ6についても第1の実施形態と同一の構成であるので図示及び説明を省略する。
第5の実施形態が第1の実施形態と相違する部分は、光学レンズアレイ11の光入射側に設けられるプリズム52が、略半球の全方向からの光を集光できるように、3行3列の中央の光学レンズ8cを除いて残りの8個全ての光学レンズ8に対向して配置される点である。
具体的には、図12に示されるように、3行3列の中央の光学レンズ8cを除いて残りの8個の光学レンズ8に対向する位置に、中央の光学レンズ8cを中心として放射状に45°直角プリズム52が配置される。45°直角プリズム52の光学レンズアレイ11に対する傾斜姿勢は、第1の実施形態と同様に、光学レンズアレイ11に対向する一辺が光学レンズアレイ11に対して25°の角度に傾斜するように配置され、斜辺が光学レンズアレイ11に対して70°の角度に傾斜するように配置される。これによって、3行3列の中央の光学レンズ8cから向かって正面方向への略40°の範囲には、45°直角プリズム52が存在せず、3行3列の中央の光学レンズ8cへ入射する光が遮られない。
なお、この第5の実施形態においては、3行3列の中央の1つの光学レンズ8cのみがセンタレンズであり、残りの8個の光学レンズ8はサイドレンズに相当する。
受光素子アレイ3上には、センタレンズ8cによってパノラマ撮像装置の正面略40°の領域の画像が個眼像として結像され、8個のサイドレンズ8によって略半球の周辺側略40°の領域B1〜B8(図13)の画像がそれぞれ個眼像として結像される。そして、それらの9個の画像(個眼像)が画像再生用マイクロプロセッサ6によって略半球状のパノラマ画像に再生される。なお、各領域B1〜B8は、図13に示されるように、縦方向の画角が40°であり、横方向の画角が45°である。
(第6の実施形態)
次に、光学レンズアレイ11の光入射側に設けられるプリズムをミラーに代えた実施形態について、図14を参照して説明する。第6の実施形態のパノラマ撮像装置1は、第1の実施形態とほぼ同一の構成であり、同一の構成部分については同一番号を付して説明を省略する。また、DSP5と画像再生用マイクロプロセッサ6についても第1の実施形態と同一の構成であるので図示及び説明を省略する。
第6の実施形態のパノラマ撮像装置1においては、左右のサイドレンズ8に対向する位置に光学レンズアレイ11に対して略30°の傾斜姿勢で第1のミラー62aが配置される。左右のサイドレンズ8の外方位置には第1のミラー62aからの反射光を遮らないようにして第2のミラー62bが配置される。センタレンズ8から向かって正面方向への略40°の範囲には、ミラーが存在せず、センタレンズ8へ入射する光が遮られない。
被写角度120°のうち左右40°の領域からの光が第2のミラー62bと第1のミラー62aによって順に反射されて左右のサイドレンズ8に入射し、受光素子アレイ3上に左右40°の領域の画像(個眼像)として結像される。被写角度120°のうち中央40°の領域からの光は、直接センタレンズ8に入射し、受光素子アレイ3上に中央40°の領域の画像(個眼像)として結像される。
第1の実施形態と同様に、左右40°の領域の画像(個眼像)と中央40°の領域の画像(個眼像)が、画像再生用マイクロプロセッサ6によって略120°の画角のパノラマ画像Pに再生される。なお、この第6の実施形態の場合には、左右の領域の画像は、左右反転されないので、その分だけ画像再生用マイクロプロセッサ6による再生処理の手順が簡単化される。
以上のように、本発明のパノラマ撮像装置1によれば、互いに光軸Lが平行なセンタレンズ8とサイドレンズ8が一体的に形成された光学レンズアレイ11と、光学レンズアレイ11の光入射側に設けられ左右の領域から入射する光をサイドレンズ8の光軸Lに一致するように屈曲させて案内するプリズム12、22、32、42、52、又はミラー62a、62bを備え、撮像手段が、光学レンズアレイ11に平行に配置される受光素子アレイ3から構成されるので、画角が60°を大きく超えるレンズを使用することなく少ない光学系により装置を構成でき、複雑な画像補正を施すことなく画像同士の接合部に不自然さが残らないようにパノラマ画像Pを再生することができ、しかも装置全体が嵩張らずに薄型に構成することができる。
本発明の第1の実施形態に係るパノラマ撮像装置の概略構成を示す斜視図。 同パノラマ撮像装置におけるレンズ光学系と光の進行経路を示す側面図。 同パノラマ撮像装置における受光素子アレイ上の個眼像の結像状態と、画像再生用マイクロプロセッサによって処理される過程の画像情報と、再生されたパノラマ画像を順に示す説明図。 同パノラマ撮像装置と120°の被写角度に亘る被写体の関係を示す斜視図。 同パノラマ撮像装置におけるレンズ光学系の変形例を示す平面図。 本発明の第2の実施形態に係るパノラマ撮像装置のレンズ光学系を示す平面図。 同パノラマ撮像装置におけるレンズ光学系と光の進行経路を示す側面図。 本発明の第3の実施形態に係るパノラマ撮像装置のレンズ光学系を示す平面図。 同パノラマ撮像装置におけるレンズ光学系と光の進行経路を示す側面図。 本発明の第4の実施形態に係るパノラマ撮像装置のレンズ光学系を示す平面図。 同パノラマ撮像装置におけるレンズ光学系と光の進行経路を示す側面図。 本発明の第5の実施形態に係るパノラマ撮像装置のレンズ光学系を示す平面図。 同パノラマ撮像装置と略半球状の被写体の関係を示す図。 本発明の第6の実施形態に係るパノラマ撮像装置のレンズ光学系と光の進行経路を示す側面図。
符号の説明
1 パノラマ撮像装置
2 レンズ光学系
3 受光素子アレイ(撮像手段)
6 画像再生用マイクロプロセッサ(画像再生手段)
8 光学レンズ(センタレンズ、サイドレンズ)
8a、8c 光学レンズ(センタレンズ)
11 光学レンズアレイ
12 45°直角プリズム
13 像
22 60°−30°直角プリズム
32 正三角形プリズム
42 正三角形プリズム
52 45°直角プリズム
62a 第1のミラー
62b 第2のミラー
L 光軸
P パノラマ画像

Claims (5)

  1. 120°以上の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、
    前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、
    前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、
    前記レンズ光学系が、
    前記被写角度の正面略40°の領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右のそれぞれ略40°の領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
    前記左右のサイドレンズの光入射側において、前記被写角度の正面略40°の領域から入射する光を遮らないように前記各サイドレンズに対して設けられ、前記被写角度のうち左右略40°の領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記各サイドレンズへ案内する左右の45°直角プリズム、又は60°−30°直角プリズムを備え、
    前記撮像手段が、
    前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、
    前記画像再生手段が、
    前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面略40°の領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右それぞれ略40°の領域の像を合成して画角が120°以上のパノラマ画像に再生することを特徴とするパノラマ撮像装置。
  2. 略180°の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、
    前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、
    前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、
    前記レンズ光学系が、
    前記被写角度の正面略60°の領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右のそれぞれ略60°の領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
    前記左右のサイドレンズの光入射側において、前記被写角度の正面略60°の領域から入射する光を遮らないように前記各サイドレンズに対して設けられ、前記被写角度のうち左右略60°の領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記サイドレンズへ案内する左右の正三角形プリズムを備え、
    前記撮像手段が、
    前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、
    前記画像再生手段が、
    前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面略60°の領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右それぞれ略60°の領域の像を合成して画角が略180°のパノラマ画像に再生することを特徴とするパノラマ撮像装置。
  3. 略180°の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、
    前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、
    前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、
    前記レンズ光学系が、
    前記被写角度の正面略60°の領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右のそれぞれ略60°の領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、
    前記左右のサイドレンズの光入射側であって前記被写角度の正面略60°の領域から前記センタレンズへ入射する光を遮らない位置に設けられ、前記被写角度のうち左右略60°の領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記各サイドレンズへ案内する1個の正三角形プリズムを備え、
    前記撮像手段が、
    前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、
    前記画像再生手段が、
    前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面略60°の領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右それぞれ略60°の領域の像を合成して画角が略180°のパノラマ画像に再生することを特徴とするパノラマ撮像装置。
  4. 120°以上の被写角度から入射する光を集光して所定の焦点平面に結像させるレンズ光学系と、
    前記焦点平面に配置され前記レンズ光学系によって結像される像を電子的な画像情報へ変換する撮像手段と、
    前記撮像手段によって変換された画像情報に画像処理を施してパノラマ画像に再生する画像再生手段とを備えるパノラマ撮像装置において、
    前記レンズ光学系が、
    前記被写角度の正面領域から入射する光を受光するセンタレンズと、該センタレンズの両側に配置され該センタレンズと光軸が平行であって前記被写角度の左右領域から入射する光を受光する左右のサイドレンズが一平面上に配置された光学レンズアレイと、
    前記光学レンズアレイの光入射側に設けられ、前記被写角度の左右領域から入射する光を、前記各サイドレンズの光軸に一致するように屈曲させて前記各サイドレンズへ案内するプリズム又はミラーを備え、
    前記撮像手段が、
    前記光学レンズアレイから所定距離隔てて前記光学レンズアレイに平行に配置され、前記センタレンズ及び左右のサイドレンズによりそれぞれ結像される像を撮像する受光素子アレイから構成され、
    前記画像再生手段が、
    前記センタレンズによって結像される前記被写角度の正面領域の像と、前記左右のサイドレンズによって結像される前記被写角度の左右領域の像を合成して画角が120°以上のパノラマ画像に再生することを特徴とするパノラマ撮像装置。
  5. 前記光学レンズアレイの光入射側に設けられるプリズム又はミラーが、前記120°以上の被写角度の正面領域から前記センタレンズへ入射する光を遮らない位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のパノラマ撮像装置。
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