JP2005026786A - 画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも3つのレンズにより画角の広い画像を撮影することである。
【解決手段】画像撮影装置としてのデジタルカメラ1において、撮影レンズ2A,2B,2Cそれぞれに入射された正面方向、左面方向及び右面方向の光束が、内蔵の撮像素子であるCCD上に結像されて撮像し、その撮像された3つの画像データを表示部13にスルー画像として表示し、シャッターキー7の押下によりその画像を撮影して、撮影された3つの画像データを繋げる補正をし、1つの画像データとしてフラッシュメモリに記憶する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を撮影する画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮像素子としてCCDを備え、レンズから入射した画像をデジタルデータに変換して撮影するデジタルカメラがあった。デジタルカメラの多様化により、様々なタイプのデジタルカメラも考えられている。例えば、ズームレンズを効率的に収容するために双眼鏡型に形成されたデジタルカメラも考えられている(例えば、特許文献1参照)。この双眼鏡型デジタルカメラは、単レンズであった。
【0003】
人間の目は複眼であり、上記のデジタルカメラのような単眼のレンズ構成では人間の目のような視野で撮影することができない。すなわち、画角を広く、かつ立体的に見ることができる写真を撮影することができないからである。
【0004】
また、上記の画像を立体的に見せる課題を解決するために、実際の双眼鏡のように2眼のレンズを備え、その各レンズの画像を同時に撮影するいわゆるアナログのステレオカメラも存在した。そのステレオカメラにより撮影された左右2枚の写真をステレオビューアと呼ばれる器具により、それぞれ左右の目に対応させて別々に見ることで、画像を立体的に見ることができるものであった。
【0005】
また、パノラマ撮影機能付の単レンズのカメラも考えられている。上下を軸としてレンズを左右に回転させて、画角を左右に大きく撮影するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−229513号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アナログのステレオカメラは、写真を立体的に見せることを目的とするので画角は単眼のカメラとあまり変わらないという問題があった。また、デジタルのステレオカメラはなかった。
【0008】
また、単レンズのデジタルカメラでは、広角レンズを使用しても、ある程度の画角の拡大はなされるが、人間の複眼の視野には及ばない。また、単レンズを回転させる構成では、単レンズを回転させる構成及びその撮影の手順が複雑になってしまうおそれがあった。
【0009】
本発明の課題は、少なくとも3つのレンズにより画角の広い画像を撮影することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、
n(nはn≧3を満たす整数)方向の視野をそれぞれ撮像可能なn個の撮影レンズと、
前記n個の撮影レンズにより結像されたn個の画像を画像データに変換する撮像素子と、
画像データを記憶する記憶部と、
前記n個の撮影レンズを介して前記撮像素子により撮像された画像データを前記記憶部に記憶させる制御部と、を備える画像撮影装置であることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、少なくとも3つの撮影レンズにより、その各撮影レンズの撮影方向の画像を撮影して画像データとして記憶するので、画角の広い画像を撮影することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の画像撮影装置において、
前記n個の撮影レンズは、3方向の視野をそれぞれ撮像可能な3つの撮影レンズであり、
前記3方向は、正面方向、右方向及び左方向であることとして構成してもよい。
【0013】
また、請求項3に記載の発明のように、請求項1又は2に記載の画像撮影装置において、
前記制御部は、前記撮像素子により撮像された画像データに対して、前記n個の撮影レンズにより結像されたn個の画像データの拡大収縮率を同じにし、隣り合う画像データの境目を繋げる補正を行うこととして構成してもよい。
【0014】
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像撮影装置において、
操作入力を受付ける操作部を備え、
前記制御部は、前記n個のレンズのうち単数又は複数のどの撮影レンズを使用するかを示す選択情報の入力を前記操作部から受付け、その選択情報に基づいて前記撮影レンズにより結像された画像を前記撮像素子に撮像させることとして構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。
【0016】
先ず、図1〜図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態のデジタルカメラ1の外観を示し、(a)に主に前面の構成を示し、(b)に主に背面の構成を示す。図2に、デジタルカメラ1の結像の状態を示す。図3に、デジタルカメラ1の内部構成を示す。また、図を簡単にするために、図1に示すデジタルカメラ1を薄型ボディのものとして示したが、これに限るものではない。
【0017】
図1に示すように、デジタルカメラ1は、略矩形のボディ前面に、撮影レンズ2A、セルフタイマランプ3、光学ファインダ窓4、及びストロボ発光部5が配設され、上面には電源キー6及びシャッタキー7が配される。
また、背面から見てボディ左面に撮影レンズ2Bが配され、ボディ右面に撮影レンズ2Bが配される。
【0018】
撮影レンズ2A,2B,2Cは、例えば単焦点レンズで且つ固定焦点であるものとし、ズーム動作や合焦動作は行なわないものとする。
電源キー6は、1回押圧操作する毎に電源をオン/オフするキーであり、シャッタキー7は、撮影モード時にレリーズを指示する一方で、メニュー選択などでは設定/実行を指示するキーとしても機能するものとする。
【0019】
また、デジタルカメラ1の背面には、モードスイッチ(SW)8、メニューキー9、十字キー10、光学ファインダ11、ストロボチャージランプ12及び表示部13を配する。
モードスイッチ8は、例えばスライドスイッチにより構成され、撮影モード「R」と再生モード「P」とを切換える。
メニューキー9は、各種メニュー選択時に操作する。
表示部13は、バックライト付きのカラー液晶パネルで構成されるもので、撮影モード時には電子ファインダとしてモニタ表示を行なう一方で、再生モード時には選択した画像を再生表示する。
【0020】
なお、図示はしないがこのボディ下面には蓋付きのメモリカードスロットが設けられ、このデジタルカメラ1の記録媒体であるメモリカードが着脱自在に装着されるものとする。また、図示しないが、外部機器と通信するためのケーブルを接続するためのコネクタスロットも設けられる。
【0021】
図2に示すように、デジタルカメラ1の内部には、ミラー14B,14C,15B,15Cと、撮影レンズ2Aの光軸後方に配置された撮像素子であるCCD23とが配設される。正面から入射された光束は、撮影レンズ2AによりCCD23上に結像される。左面から入射された光束は、撮影レンズ2Bにより集束されて、ミラー14B,15Bで順に反射されてCCD23上に結像される。右面から入射された光束は、撮影レンズ2Cにより集束されて、ミラー14C,15Cで順に反射されてCCD23上に結像される。
【0022】
次いで図3により上記デジタルカメラ1の電子回路構成を説明する。
撮影モードでのモニタリング状態においては、モータ(M)21の駆動により絞り位置が移動される、撮影レンズ2A,2B,2C及びミラー14B,14C,15B,15Cを含むレンズ光学系22の撮像素子であるCCD23が、タイミング発生器(TG)24、垂直ドライバ25によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
【0023】
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)26でサンプルホールドされ、A/D変換器27でデジタルデータに変換され、カラープロセス回路28で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行なわれて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crが生成され、DMA(Direct Memory Access)コントローラ29に出力される。
【0024】
DMAコントローラ29は、カラープロセス回路28の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、同じくカラープロセス回路28からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ29内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)30を介してバッファメモリとして使用されるDRAM31にDMA転送を行なう。
【0025】
制御部32は、CPUと、後述する色強調処理を含むCPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAMなどにより構成され、このデジタルカメラ1全体の制御動作を司るもので、上記輝度及び色差信号のDRAM31へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインタフェース30を介してDRAM31より読出し、VRAMコントローラ33を介してVRAM34に書込む。
デジタルビデオエンコーダ35は、上記輝度及び色差信号をVRAMコントローラ33を介してVRAM34より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部13に出力する。
【0026】
この表示部13は、上述した如く撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、デジタルビデオエンコーダ35からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点でVRAMコントローラ33から取込んでいる画像情報に基づくスルー画像をリアルタイムに表示することとなる。
このように表示部13にその時点での画像がモニタ画像としてリアルタイムに表示されている状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでキー入力部36を構成するシャッタキー7を操作すると、トリガ信号を発生する。
【0027】
制御部32は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD23から取込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のDRAM31へのDMA転送の終了後、直ちにCCD23からのDRAM31への経路を停止し、記録保存の状態に遷移する。
この記録保存の状態では、制御部32がDRAM31に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース30を介してY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出してJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)回路37に書込み、このJPEG回路37でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化などの処理によりデータ圧縮する。
【0028】
そして、得た符号データを1画像のデータファイルとしてJPEG回路37から読出し、このデジタルカメラ1の記録媒体として着脱自在に装着されるメモリカード内に封入された、不揮発性メモリである記憶部としてのフラッシュメモリ38に書込む。さらにフラッシュメモリ38は別にデジタルカメラ1に内蔵されていてもよい。
そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及びフラッシュメモリ38への全圧縮データの書込み終了に伴なって、制御部32はCCD23からDRAM31への経路を再び起動する。
【0029】
キー入力部36は、電源キー6、シャッタキー7、モードスイッチ8、メニューキー9及び十字キー10から構成され、それらのキー操作に伴なう信号は直接制御部32へ送出される。
上記再生モード時には、制御部32がフラッシュメモリ38に記録されている画像データを選択的に読出し、JPEG回路37で画像撮影モード時にデータ圧縮した手順と全く逆の手順で圧縮されている画像データを伸長し、伸長した画像データをVRAMコントローラ33を介してVRAM34に展開して記憶させた上で、このVRAM34より定期的に読出し、これらの画像データを元にビデオ信号を発生して表示部13で再生出力させる。
【0030】
なお、キー入力部36のシャッタキー7が2段階のストロークで動作し、一般的に「半押し」と表現されている第1段階の操作状態でAE(自動露光)処理やAF(オートフォーカス)処理を始めとする撮影の準備を行ない、一般的に「全押し」と表現されている、より強く押圧操作した第2段階の操作状態で撮影を実行するものとする。
【0031】
また、以上の構成はデジタルカメラにおける代表的な構成例を示したに過ぎず、他の構成を有するものであってもよいことはいうまでもない。
また、画像撮影装置としては、デジタルカメラに限るものではなく、画像撮影機能を有する携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などでもよい。
【0032】
次に、図2と、図4及び図5とを参照して、画像データの結像動作について説明する。図4に、内蔵ミラーが2枚のデジタルカメラ1aの構成を示し、(a)にデジタルカメラ1aの結像の状態を示し、(b)に撮影レンズ2Bの結像の状態を示す。図5に、デジタルカメラ1aの撮影例を示し、(a)に撮影対象シーン例を示し、(b)に(a)の撮影対象シーンが撮影された画像データを示す。
【0033】
図2に示すように、デジタルカメラ1において、撮影レンズ2Aからの出射光は、直接CCD23に入射される。また、撮影レンズ2Bからの出射光は、ミラー14B,15Bで2回反射されてCCD23に入射される。また、撮影レンズ2Cからの出射光は、2つのミラー14C,15Cで2回反射されてCCD23に入射される。各撮影レンズ2A,2B,2Cにより結像された3つの像は、CCD23により3つの画像データとして撮像される。
【0034】
ここで、図4(a)に示すように、撮影レンズ2Bからの出射光がミラー16Bで1回反射され、撮影レンズ2Cからの出射光がミラー16Cで1回反射されてそれぞれCCD23に入射される別構成のデジタルカメラ1aを考える。デジタルカメラ1aにおいては、図4(b)に示すように、例えば、右側に被写体41、左側に被写体42が位置する像が撮影レンズ2Bに入射される場合に、撮影レンズ2Bからの出射光がミラー16Bを介して反射されて、CCD23上に結像されて、画像データ51Bとして出力される。画像データ51Bは、実際の被写体41,42の位置関係と左右反転している。
【0035】
また、例えば、図5(a)に示すように、撮影対象シーンに、左から右へ順次被写体43,44,45,46,47,48が位置している場合を考える。被写体44,45,46,47の像は、撮影レンズ2Aに入射されてCCD23上に結像されて、画像データ52Aが出力される。被写体44,45,46,47と画像データ52Aとの位置関係は同じである。
【0036】
これに対して、被写体43,44の像は、撮影レンズ2Bに入射されてCCD23上に結像されて、画像データ52Bが出力される。実際の被写体43,44と画像データ52Bとの位置関係は左右逆転している。また、被写体47,48の像は、撮影レンズ2Cに入射されてCCD23上に結像されて、画像データ52Cが出力される。実際の被写体47,48と画像52Cとの位置関係は左右逆転している。よって、デジタルカメラ1では、CCD23で結像される3つの画像全てを左右逆転させないために、ミラー14B,15B,14C,15Cを用いる。例えば、図5(a)の撮影対象シーンに対して、デジタルカメラ1により撮影する場合には、画像データ52B,52Cは、被写体の画像から2回反転するため左右逆転されない。
【0037】
本実施の形態では、デジタルカメラ1を用いる。デジタルカメラ1において、撮影レンズ2Aと、撮影レンズ2B,2Cとは、通常、拡大縮尺率が異なる。この場合、撮影レンズ2A,2B,2C及びミラー14B,15B,14C,15Cの設置位置を調節して、各撮影レンズからの光束をCCD23上に一枚の像として合せ込んでも、1枚の画像として撮像できない。
【0038】
このため、各撮影レンズによる3枚の画像データを1枚の画像データとするには、各画像データの拡大収縮率を調整し、隣り合う画像データの境目を繋げる補正が必要となる。デジタルカメラ1の制御部32により3枚の画像データが1枚の画像データに補正される。
【0039】
本実施の形態では、デジタルカメラ1を用いるが、デジタルカメラ1aのように、撮影レンズ2B,2Cに対応して、ミラー15B,15Cのみを設ける構成としてもよい。但しこの場合には、上記の補正処理において、撮影レンズ2B,2Cに対応する画像データを左右反転する補正も必要となる。
【0040】
次に、図6を参照して、デジタルカメラ1の動作について説明する。図6に、撮影処理を示す。
【0041】
図6を参照してデジタルカメラ1で実行する撮影処理を説明する。デジタルカメラ1の制御部32内の図示しないROMに撮影プログラムが予め記憶され、図示しないCPUは、ROMに記憶された撮影プログラムを適宜読出し、図示しないRAMに展開する。操作者により、モードSW8が撮影モードにオンされたことをトリガとして、CPUとRAM内の撮影プログラムとの協働により、撮影処理が実行される。以下、特に言及する場合を除き、各ステップの処理の主体は制御部32であるとする。
【0042】
先ず、操作者によりメニューキー9及び十字キー10を介して、撮影の種類が選択入力される(ステップS11)。撮影の種類は、撮影レンズ2Aのみを使用する正面撮影と、撮影レンズ2B又は2Cのみを使用する左面撮影又は右面撮影と、撮影レンズ2A,2B,2Cを使用するパノラマ撮影とからなる。
【0043】
そして、どの撮影の種類が選択入力されたかが判別される(ステップS12)。標準撮影が選択入力された場合(ステップS12;標準撮影)、撮影時に使用するレンズが撮影レンズ2Aに設定される(ステップS13)。そして、表示部13に、撮影レンズ2Aから取り込まれた光信号が各種処理されて、デジタルビデオエンコーダ35から出力されたスルー画像データがリアルタイムに表示され、表示部13が電子ファインダとして機能される(ステップS14)。
【0044】
そして、操作者によりシャッターキー7が全押しされることにより被写体が撮影される(ステップS15)。操作者は、表示部13を見て、その表示部13の画面に基づいてデジタルカメラ1を動かして視点などを調整する。そして、撮影したい画像が表示されたタイミングで、シャッターキー7が操作者により全押しされる。撮影レンズ2Aから取り込まれた光信号が各種処理されて、JPEG回路37により圧縮されて出力された画像データはフラッシュメモリ38に記憶される。その撮影された画像データは、撮影レンズ2Aから入射された正面像に対する1枚の画像データとなる。
【0045】
そして、操作者によりメニューキー9及び十字キー10を介して、撮影の終了が入力されたか否かが判別される(ステップS16)。撮影の終了が入力されない場合(ステップS16;NO)、ステップS14に移行される。撮影の終了が入力された場合(ステップS16;YES)、撮影処理が終了される。
【0046】
左面撮影又は右面撮影が選択入力された場合(ステップS12;左面撮影又は右面撮影)、撮影時に使用するレンズが撮影レンズ2B又は2Cに設定される(ステップS17)。そして、表示部13に、撮影レンズ2B又は2Cから取り込まれデジタルビデオエンコーダ35から出力されたスルー画像データがリアルタイムに表示される(ステップS18)。
【0047】
そして、操作者によりシャッターキー7が全押しされることにより被写体が撮影される(ステップS19)。撮影レンズ2B又は2Cから取り込まれた光信号が各種処理されて、JPEG回路37により圧縮されて出力された画像データは、フラッシュメモリ38に記憶される。その撮影された画像データは、撮影レンズ2B又は2Cから入射された左面像又は右面像に対する1枚の画像データとなる。そして、操作者によりメニューキー9及び十字キー10を介して、撮影の終了が入力されたか否かが判別される(ステップS20)。撮影の終了が入力されない場合(ステップS20;NO)、ステップS18に移行される。撮影の終了が入力された場合(ステップS20;YES)、撮影処理が終了される。
【0048】
パラレル撮影が選択入力された場合(ステップS12;パラレル撮影)、撮影時に使用するレンズが撮影レンズ2A,2B及び2Cに設定される(ステップS21)。そして、表示部13に、撮影レンズ2A,2B及び2Cに入射された画像がデジタルビデオエンコーダ35から出力されたスルー画像データがリアルタイムに表示される(ステップS22)。このスルー画像データは、撮影レンズ2A,2B,2Cにそれぞれ対応する3つのスルー画像データとして表示される。
【0049】
そして、操作者によりシャッターキー7が全押しされることにより被写体が撮影される(ステップS23)。撮影レンズ2A,2B,2Cから取り込まれた光信号が各種処理されて、JPEG回路37により圧縮されて出力された画像データは、フラッシュメモリ38に記憶される。撮影された画像データは、撮影レンズ2A,2B及び2Cから入射された正面像、左面像及び右面像に対する3枚の画像データとなる。そして、操作者によりメニューキー9及び十字キー10を介して、撮影の終了が入力されたか否かが判別される(ステップS24)。撮影の終了が入力されない場合(ステップS24;NO)、ステップS22に移行される。
【0050】
撮影の終了が入力された場合(ステップS24;YES)、操作者によりメニューキー9及び十字キー10を介して、撮影された各3組の画像データを繋げる補正を行う指示入力がされたか否かが判別される(ステップS25)。補正を行う指示入力がされた場合(ステップS25;YES)、各3組の画像データの拡大収縮率を同じにし、隣り合う画像データの境目が繋がるように補正され、その補正された1枚の画像データがフラッシュメモリ38に記憶され(ステップS26)、撮影処理が終了される。補正を行う指示入力がされない場合(ステップS25;NO)、各3組の画像データがフラッシュメモリ38に記憶され(ステップS27)、撮影処理が終了される。
【0051】
また、操作者によりモードSW8が再生モードにオンされた場合に、再生処理が実行される。その再生処理では、図示しないが、撮影処理において撮影された画像データについて、例えば、メニューキー9及び十字キー10を介して操作者から画像データの表示指示が入力された場合に、フラッシュメモリ38からその画像データが読み出されて表示部13に表示される。また、フラッシュメモリ38に記憶された画像データが撮影レンズ2A,2B,2Cを使用した3つの画像データで補正されていない場合、再生時にその3つの画像データを繋げる補正がなされ、その補正された1つの画像データが表示される構成でもよい。
【0052】
次に、図7を参照して、デジタルカメラ1を使用した撮影例を説明する。図7に、デジタルカメラ1を使用した撮影例を示し、(a)に左面撮影での人物の撮影例を示し、(b)に右面撮影での人物の撮影例を示し、(c)に左面撮影での閉所における撮影例を示す。
【0053】
撮影処理の標準撮影においては、撮影レンズ2Aのみを使用するので、いわゆる普通のデジタルカメラのように正面の被写体の撮影が可能である。撮影処理のパノラマ撮影においては、撮影レンズ2A,2B,2Cを使用するので、画角を拡大して撮影できる。例えば、撮影レンズ2Aの画角を24.4°、撮影レンズ2B,2Cの画角を94.4°とすれば、3つの撮影レンズにより画角を180°以上にして撮影することができる。
【0054】
また、撮影処理の左面撮影においては、図7(a)に示すように、操作者61がデジタルカメラ1を正面に向けていても、左側前方に位置し、撮影レンズ2Aでは撮影できない被写体である人物62を撮影レンズ2Bを使用して撮影することができる。例えば、人物62が、デジタルカメラ1を向けると怖がる赤ちゃんや、デジタルカメラ1を向けると緊張してしまい自然なポーズがとれない人物などである場合に、その人物の自然体の姿を撮影できる。
【0055】
同様に、撮影処理の右面撮影においても、図7(b)に示すように、操作者61がデジタルカメラ1を正面に向けていても、右側前方に位置し、撮影レンズ2Aでは撮影できない被写体である人物63を撮影することができる。
【0056】
さらに、撮影処理の左面撮影においては、例えば図7(c)に示すように、たんすの裏の隙間や、狭いオフィスなどの狭い領域64内で、被写体65全体を撮影する場合に、撮影レンズ2Bを使用して斜めに撮影することができる。この場合、撮影した画像データでは、被写体65の画像が変形してしまうため、撮影画像データに、例えばプロジェクターなどに用いられる台形補正などを応用して用いることにより被写体65の正面画像データが得られる。右面撮影でも同様である。
【0057】
以上、本実施の形態によれば、3つの撮影レンズ2A,2B,2Cを用いて、その正面方向及び左右方向の画像を撮影して3つの画像データとしてフラッシュメモリ38に記憶するので、撮影レンズを回転させるなどの複雑な制御を行うことなしに、画角の広いパノラマ撮影を行うことができる。
また、その3つの画像データの拡大収縮率を同じにして境目を繋げる補正を行い、1つの画像データにすることができる。
【0058】
また、撮影処理において、3つの撮影レンズ2A,2B,2Cのうちのいずれを用いるかを示す撮影の種類をキー入力部36を介して選択入力できるので、パノラマ撮影ができるとともに、3つの撮影レンズ2A,2B,2Cのうちの撮影レンズ2Aを用いる構成により、普通のデジタルカメラと同様の標準撮影を行うことができ、撮影レンズ2B又は2Cを用いる構成により、特殊な撮影としての左面撮影又は右面撮影を行うことができる。
【0059】
なお、上記実施の形態で説明した詳細な部分は上記内容に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
【0060】
例えば、本実施の形態においては、撮影レンズ2Aをデジタルカメラ1のボディ正面、撮影レンズ2Bをボディ左面、撮影レンズ2Bをボディ右面に設ける構成であったが、各撮影レンズの取り付け位置を異なる位置としてもよい。例えば、正面方向、上方向及び下方向を撮影するため、ボディ正面、上面及び下面に撮影レンズを設ける構成としてもよい。
【0061】
また、本実施の形態においては、撮影処理において、撮影レンズ2A,2B,2Cのうちのいずれか1つ又は全部を使用して画像撮影する構成であったが、撮影レンズ2A,2B,2Cのうちの2つを使用して画像撮影もできる構成としてもよい。
【0062】
また、本実施の形態においては、撮影レンズ2A,2B,2Cを使用して撮影された3つの画像データを繋げる補正をデジタルカメラ1内で実行できる構成であった。しかし、デジタルカメラ1においては、3つの画像データを記憶する機能を有し、PCなどの外部機器にその3つの画像データを取り込んで、その3つの画像データの境目を繋げて1つの画像データにする補正をさせる構成としてもよい。この場合、デジタルカメラ1の処理負担を低減することができる。
【0063】
また、本実施の形態においては、デジタルカメラ1にミラー14B,15B,14C,15Cを設ける構成であったが、ミラーに代えて、プリズム、ハーフミラーなどの他の光学機能部品を設けて、撮影レンズから出射された光束をCCD上に結像する構成としてもよい。また、前記他の光学機能部品とミラーとを組み合わせて設ける構成としてもよい。
【0064】
また、本実施の形態においては、撮影レンズ2A,2B,2Cそれぞれに対応する3つの画像を一つのCCD23で撮像する構成であったが、各撮影レンズに対応する3つの画像を、3つのCCDでそれぞれ撮像する構成としてもよい。
【0065】
また、本実施の形態において、静止画の画像撮影を前提として説明したが、これに限るものではなく、動画の画像撮影を行うことが可能な構成としてもよい。
また、本実施の形態において、3つの撮影レンズを用いる構成を説明したが、これに限るものではなく、4つ以上の撮影レンズを用いる構成としてもよい。
また、3つ以上の画像を撮影する構成を、撮影フィルムを用いるアナログカメラに適用してもよい。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、少なくとも3つの撮影レンズにより、その各撮影レンズの撮影方向の画像を撮影して画像データとして記憶するので、画角の広い画像を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態のデジタルカメラ1の外観を示す斜視図であり、(a)が主に前面の構成を示す斜視図であり、(b)が主に背面の構成を示す斜視図である。
【図2】デジタルカメラ1の結像の状態を示す図である。
【図3】デジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。
【図4】内蔵ミラーが2枚のデジタルカメラ1aの構成を示す図であり、(a)はデジタルカメラ1aの結像の状態を示す図であり、(b)は撮影レンズ2Bの結像の状態を示す図である。
【図5】デジタルカメラ1aの撮影例を示す図であり、(a)は撮影対象シーン例を示す図であり、(b)は(a)の撮影対象シーンが撮影された画像データを示す図である。
【図6】撮影処理を示すフローチャートである。
【図7】デジタルカメラ1を使用した撮影例を示す図であり、(a)は左面撮影での人物の撮影例を示す図であり、(b)は右面撮影での人物の撮影例を示す図であり、(c)は左面撮影での閉所における撮影例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a…デジタルカメラ
2A,2B,2C…撮影レンズ
3…セルフタイマランプ
4…光学ファインダ窓
5…ストロボ発光部
6…電源キー
7…シャッタキー
8…モードスイッチ
9…メニューキー
10…十字キー
11…光学ファインダ
12…ストロボチャージランプ
13…表示部
14B,14C,15B,15C,16B,16C…ミラー
21…モータ(M)
22…レンズ光学系
23…CCD
24…タイミング発生器(TG)
25…垂直ドライバ
26…サンプルホールド回路(S/H)
27…A/D変換器
28…カラープロセス回路
29…DMAコントローラ
30…DRAMインタフェース(I/F)
31…DRAM
32…制御部
33…VRAMコントローラ
34…VRAM
35…デジタルビデオエンコーダ
36…キー入力部
37…JPEG回路
38…フラッシュメモリ

Claims (4)

  1. n(nはn≧3を満たす整数)方向の視野をそれぞれ撮像可能なn個の撮影レンズと、
    前記n個の撮影レンズにより結像されたn個の画像を画像データに変換する撮像素子と、
    画像データを記憶する記憶部と、
    前記n個の撮影レンズを介して前記撮像素子により撮像された画像データを前記記憶部に記憶させる制御部と、を備えることを特徴とする画像撮影装置。
  2. 前記n個の撮影レンズは、3方向の視野をそれぞれ撮像可能な3つの撮影レンズであり、
    前記3方向は、正面方向、右方向及び左方向であることを特徴とする請求項1に記載の画像撮影装置。
  3. 前記制御部は、前記撮像素子により撮像された画像データに対して、前記n個の撮影レンズにより結像されたn個の画像データの拡大収縮率を同じにし、隣り合う画像データの境目を繋げる補正を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像撮影装置。
  4. 操作入力を受付ける操作部を備え、
    前記制御部は、前記n個のレンズのうち単数又は複数のどの撮影レンズを使用するかを示す選択情報の入力を前記操作部から受付け、その選択情報に基づいて前記撮影レンズにより結像された画像を前記撮像素子に撮像させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像撮影装置。
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