JP2009258557A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009258557A JP2009258557A JP2008110279A JP2008110279A JP2009258557A JP 2009258557 A JP2009258557 A JP 2009258557A JP 2008110279 A JP2008110279 A JP 2008110279A JP 2008110279 A JP2008110279 A JP 2008110279A JP 2009258557 A JP2009258557 A JP 2009258557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- image
- compound eye
- attached
- mounting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
- G03B19/04—Roll-film cameras
- G03B19/07—Roll-film cameras having more than one objective
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/001—Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/025—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses using glue
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/55—Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/698—Control of cameras or camera modules for achieving an enlarged field of view, e.g. panoramic image capture
Abstract
【課題】部品点数の増加等の製造コストの上昇を押さえつつ、レンズの取付精度を向上させた、撮像装置を提供する。
【解決手段】レンズ取付部材12は、開口部26,27が設けられている。この開口部26,27は、複眼レンズ8をレンズ取付部材12に挿入した状態で、個眼レンズ8a〜8cが配置されていない部位に対抗した位置に設けられている。レンズ取付部材12に複眼レンズ8を挿入した状態で、開口部26,27にレンズ上側面から接着剤を投入し、複眼レンズ8をレンズ取付部材12のホルダ下側面に接着して取り付ける。
【選択図】図7
【解決手段】レンズ取付部材12は、開口部26,27が設けられている。この開口部26,27は、複眼レンズ8をレンズ取付部材12に挿入した状態で、個眼レンズ8a〜8cが配置されていない部位に対抗した位置に設けられている。レンズ取付部材12に複眼レンズ8を挿入した状態で、開口部26,27にレンズ上側面から接着剤を投入し、複眼レンズ8をレンズ取付部材12のホルダ下側面に接着して取り付ける。
【選択図】図7
Description
本発明は、レンズ取付部材にレンズを接着して取り付けた撮像装置に関する。
従来、レンズに対向して配置した撮像素子に被写体の像を投影し、投影された被写体の像を撮像する撮像装置がある。こうした撮像装置では、レンズをレンズ取付部材に取り付け、レンズ取付部材を撮像装置に取り付けている。レンズ取付部材にレンズを取り付ける構造としては様々な構成がある。例えば、レンズ取付部材に係止部材を取り付け、この係止部材でレンズを係止する構成がある。こうした構成では、係止部材が必要となり、部品点数の増加や製造工程の増加といった製造コストの上昇が発生する。そこで、製造コストの上昇を抑えつつ、レンズ取付部材にレンズを取り付ける構成として、レンズをレンズ取付部材に接着して取り付けた構成がある(特許文献1参照)。
特開2007−65058号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、レンズ取付部材にレンズを取り付け、レンズ側から接着剤を投入し、レンズの周辺を接着している。投入された接着剤が硬化すると、レンズがレンズ取付部材に取り付けた位置から相対的に移動する。そのため、レンズ周辺における接着剤の投入量に違いが生じると、レンズの取り付け時の位置と接着時の位置とが相対的に変化してしまう。このとき、レンズがレンズ取付部材に対して傾いてしまうことがある。レンズがレンズ取付部材に対して傾いてしまうと、光軸にズレが生じる。したがって、レンズの取付精度が悪かった。また、レンズの相対位置がズレると、レンズが撮像素子に適正な画像を投影できなくなり、適正な画像が得られなくなる。
そこで、本願発明の目的は、部品点数の増加等の製造コストの上昇を押さえつつ、レンズの取付精度を向上させた、撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の通りである。
レンズ取付部材はレンズが接着され取り付けられる。撮像素子は、レンズ取付部材に取り付けられているレンズに対向して配置され、このレンズによって被写体の像が投影される。画像出力部が撮像素子に投影された被写体の像を出力する。レンズ取付部材は、前記画像出力部が出力する被写体の像に寄与しない前記レンズの非寄与領域と対向する位置に接着剤の投入口が設けられている。この投入口は、複数個設けることが望ましい。投入口は、画像出力部が出力する被写体の像に寄与しないレンズの非寄与領域と対向する位置に設けられている。
こうすることにより、レンズをレンズ取付部材に接着する時、レンズ取付部材側から開口部に接着剤を投入することができる。そのため、開口部に投入した接着剤の投入量に違いが発生しても、接着剤が硬化する時、接着剤は開口部内にたまり、レンズはレンズ取付部材側に引っ張られるので、レンズの傾きが生じない。したがって、レンズの光軸にズレが生じないので、レンズの取付精度が向上する。また、接着剤によりレンズをレンズ取付部材に取り付けるので、部品点数の増加等の製造コストの上昇も抑えることができる。
また、複数個の個眼レンズを有する複眼レンズがレンズ取付部材に接着して取り付けられていても良い。この場合、隔壁部材が複眼レンズと撮像素子との間に配置され、各個眼像レンズが被写体の像を投影する撮像素子の領域を区切る。画像処理部が隔壁部材により区切られた各撮像素子の領域に投影されている被写体の像を合成する。画像処理部は、例えば、各撮像素子の領域を一つの画像にまとめて、パノラマ画像を合成する処理や、各撮像素子の領域から得られた複眼像から各個眼像の視差を検出し、検出した視差に基づいて高精細な画像を合成する。画像出力部は、画像処理部が合成した被写体の像を出力する。
このように、複眼レンズをレンズ取付部材に接着する時でも、上述した効果と同様の効果が得られる。
製造コストの上昇を押さえつつ、レンズの取付精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した複眼撮像装置の主要部の構成を示すブロック図である。複眼撮像装置1は、制御部2、撮像部3、画像処理部4、画像出力部5、を備えている。複眼撮像装置1は、パノラマ画像を撮像する複眼撮像装置であり、被写体の像が投影された複数の個眼像領域の各画像を合成して、一つのパノラマ画像を生成する。パノラマ画像の撮像の詳細は後述する。
制御部2は、複眼撮像装置1の本体各部の動作を制御する。
図2は、撮像部3の構成を示す分解斜視図である。撮像部3は、プリズム6,7、複眼レンズ8、隔壁部材9、赤外線除去フィルタ10(以下、IRCF10と称す。)、撮像素子11、を有している。
プリズム6,7は、レンズ取付部材12に取り付けられる。このプリズム6,7が撮像部3に入射した光線を屈折や反射させる。なお、以下の説明では、プリズムを通過しなかった光線を第1の光線、プリズム6に入射し屈折や反射をした光線を第2の光線、プリズム7に入射し屈折や反射をした光線を第3の光線、と言う。
複眼レンズ8は、複数の個眼レンズを有し、後述するレンズ取付部材12に挿入され、接着して取り付けられている。図2では、合計三枚の個眼レンズ8a〜8cを有した複眼レンズ8を示している。プリズム6は、レンズ取付部材12をはさんで個眼レンズ8bに対向した位置にある。また、プリズム7は、レンズ取付部材12をはさんで個眼レンズ8cに対向した位置にある。第1の光線は個眼レンズ8aに入射し、第2の光線は個眼レンズ8bに入射し、第3の光線は個眼レンズ8cに入射する。複眼レンズ8の詳細は後述する。
撮像素子11は、複眼レンズ8に対向して配置される。複眼レンズ8と撮像素子11との間には、隔壁部材9、IRCF10がこの順に配置される。
なお、隔壁部材と赤外線除去フィルタの位置は逆になっていてもよい。つまり、複眼レンズと撮像素子との間に、赤外線除去フィルタ、隔壁部材がこの順に配置されていても良い。
隔壁部材9は、板状の光学隔壁であり、開口部9a〜9cが設けられている。隔壁部材9は、複眼レンズ8に取り付けられ、間接的にレンズ取付部材12に取り付けられる。隔壁部材9が複眼レンズ8に取り付けられた状態で、この開口部9a〜9cは、複眼レンズ8に取り付けた状態で、個眼レンズ8a〜8cに対向する位置に設けられている。開口部9aは、個眼レンズ8aから出射する第1の光線が入射する。開口部9bは、個眼レンズ8bから出射する第2の光線が入射する。開口部9cは、個眼レンズ8cから出射する第3の光線が入射する。隔壁部材9は、個眼レンズ8a〜8cが被写体の像を投影する撮像素子11の領域を区切る。開口部9a〜9cを通過した第1〜第3の光線が撮像素子11の対応する撮像領域に被写体の像を投影する。開口部9aから出射する第1の光線は、個眼像領域11a上に投影される。開口部9bから出射する第2の光線は、個眼像領域11b上に投影される。開口部9cから出射する第3の光線は、個眼像領域11cに投影される。隔壁部材9は、第1〜第3の光線が其々対応しない撮像素子11の領域に投影されることを防ぐ。また、個眼レンズ8a〜8c以外からの光線を遮光し、個眼レンズ8a〜8c以外からの光線が撮像素子11上に投影されることを防ぐ。隔壁部材9の詳細は、後述する。
IRCF10は、矩形の板である。このIRCF10は、第1〜第3の光線に含まれる赤外線を除去する。IRCF10の詳細は後述する。
画像処理部4は、撮像部3で撮像された被写体の像における複数の個眼像を一つの画像に合成する処理を行い被写体の像のパノラマ画像を生成する。
画像出力部5は、画像処理部4で生成されたパノラマ画像を出力する。例えば、画像出力部5は、外部装置と接続するインタフェースを有し、画像処理部4で生成されたパノラマ画像を、接続されている外部機器(表示装置、印刷装置等)へ出力する。なお、画像出力部5は、表示器を有し、画像処理部4で生成されたパノラマ画像をこの表示器に表示する構成であっても良い。
次に、複眼撮像装置1によるパノラマ画像の撮像について説明する。
複眼撮像装置1は、図示していないシャッタが操作されると、撮像部3の撮像素子11上に投影されている複眼像を取り込む。ここでは、例えば、公知のローリングシャッタ方式により、撮像素子11に投影されている三つの個眼像を複眼像として取り込む。
撮像部3に入射した光線は、上述した第1〜第3の光線の三つの光線に分けられ、其々の光線に対応する個眼レンズ8a〜8c、開口部9a〜9cに入射する。開口部9a〜9cに入射しなかった光は、隔壁部材9により遮光されるため、撮像素子11に影響を与えない。
画像処理部4は、撮像部3で撮像した被写体の像の複数の個眼像を一つの画像に合成し、パノラマ画像を生成する処理を行う。画像出力部5は画像処理部4が合成したパノラマ画像を出力する。
なお、本実施形態の構成を高精細な画像を撮像する複眼撮像装置に用いても良い。この場合、プリズムを撮像部に取り付けず、三つの個眼レンズが撮像素子に投影した各個眼像の視差を画像処理部で検出し、この視差に基づいて、再構成画像を生成すればよい。
次に、各構成について説明する。
図3は、レンズ取付部材12、複眼レンズ8、隔壁部材9、IRCF10、撮像素子11の各構成の外観を示す分解斜視図である。レンズ取付部材12は、撮像素子11に対向する面側から複眼レンズ8を挿入し、この複眼レンズ8を接着して取り付ける。撮像素子11は、複眼レンズ8に対向して配置される。隔壁部材9は、複眼レンズ8と撮像素子11との間に配置される。IRCF10は、隔壁部材9と撮像素子11との間に配置される。また、レンズ取付部材12の撮像素子11と対向しない面に、プリズム6,7が取り付けられる。
次に、レンズ取付部材12について説明する。図4は、レンズ取付部材12を示す図である。図4(A)は、レンズ取付部材12の背面図である。図4(B)は、図4(A)におけるAA’方向での側面図である。図4(C)は、図4(A)におけるBB’方向での側面図である。図4(D)は、レンズ取付部材12の正面図である。なお、以下の説明では、撮像素子11と対向するレンズ取付部材12の面をホルダ下側面、撮像素子11と対向しないレンズ取付部材12の面をホルダ上側面、と言う。
レンズ取付部材12は、樹脂で形成され、レンズホルダ20、位置決め部21,22、爪部23,24からなる。なお、レンズ取付部材12は、樹脂以外の材料で形成されていても良い。
レンズホルダ20は、その外形が円形であり、プリズム取付部25、開口部26,27、を有している(開口部26,27は、本願発明の投入口に相当する。)。プリズム取付部25は、レンズホルダ20の中央部に設けられている。プリズム6,7はホルダ上側面からプリズム取付部25に取り付けられる。
開口部26,27は、矩形状である。この開口部26,27は、挿入された複眼レンズ8をレンズ取付部材12に接着して取り付ける接着剤が投入される。また、開口部26,27は、画像出力部5が出力する被写体の像に寄与しない複眼レンズ8の非寄与領域が対向する位置に設けられている。具体的には、個眼レンズ8a〜8cが設けられていない領域に対向して設けられている。この開口部26,27は、レンズホルダ20の中心位置に対して対向して設けられている。
なお、開口部は矩形状以外の形状であっても良い。また、レンズホルダに設けた開口部は、二つに限らず、一個や三個や四個でも良いし、それ以上の数であっても良い。この開口部は複数個であることが望ましい。また、複数の開口部を設けた場合、互いの開口部の間隔がレンズホルダの円周方向に等間隔に並んでいるのが望ましい。また、複数個の開口部が設けられる位置は、複眼レンズに設けられた個眼レンズに対向しない位置に設ければ良い。こうすることにより、複眼レンズを接着する時、レンズの相対位置がずれることを防止できる。したがって、複眼レンズの取付精度がより向上する。また、レンズの取付精度が向上するので、複眼レンズのレンズ取付部材に対しての相対位置が変化しにくくなる。
位置決め部21,22は、ホルダ下側面に立設している。また、位置決め部21は、複眼レンズ8をホルダ下側面に取り付けた状態で、複眼レンズ8の周面に当接する当接部21aが設けられている。また、位置決め部22は、複眼レンズ8をホルダ下側面に取り付けた状態で、複眼レンズ8の周面を係止する係止部22a,22bが設けられている。当接部21aと係止部22a,22bとは、其々が正三角形の頂点に位置する。
爪部23,24は、位置決め部21,22が立設する周面に沿って設けられている。この爪部23,24には、其々爪23a,24aが一体形成されている。爪23a,24aは、ホルダ上側面に対向して配置され、プリズム6,7を保持する図示していないプリズム取付部材を係止する。こうすることにより、プリズム6,7は、ホルダ上側面と図示していないプリズム取付部材により保持される。
なお、レンズホルダは、別の形状であっても良い。
次に、複眼レンズ8について説明する。図5は、複眼レンズ8を示す図である。図5(A)は、複眼レンズ8の背面図である。図5(B)は、図5(A)におけるCC’方向での側面図である。図5(C)は、図5(A)におけるDD’方向での側面図である。図5(D)は、複眼レンズ8の正面図である。なお、以下の説明では、撮像素子11と対向しない複眼レンズ8の面をレンズ上側面、撮像素子11と対向する複眼レンズ8の面をレンズ下側面、と言う。
複眼レンズ8は、基材30、複数の個眼レンズ8a〜8c、からなる。
基材30は、その外形が一部を切り落とした半円形であり、位置決め部30a〜30d、溝部30e〜30i、を有している。
位置決め部30a〜30dは、基材30のレンズ下側面に設けられている。位置決め部30a〜30dは、隔壁部材9が複眼レンズ8に取り付けられた状態で、隔壁部材9の角部が位置する四箇所に半円形状で設けられている。隔壁部材9の角部が位置決め部30a〜30dの其々に係合し、接触する。こうすることにより、複眼レンズ8と隔壁部材9との相対位置の位置決めを簡単に行うことができる。また、四箇所の位置決め部30a〜30dが設けられていることで、隔壁部材9が複眼レンズ8に取り付けた後で、隔壁部材の位置ずれを防止することができる。
溝部30e〜30iは、レンズ上側面に設けられている。この溝部30e〜30iは、複眼レンズ8がレンズ取付部材12に挿入され、ホルダ下側面に設けられた図示していない突起部に入り込む。こうすることにより、複眼レンズ8をレンズ取付部材12に挿入するときの位置決めが容易になる。
個眼レンズ8a〜8cは、基材30の中央部に取り付けられている。
なお、基材の形状は適宜変更可能である。また、個眼レンズの数やその位置も適宜変更可能である。また、位置決め部及び溝部の数やその形状は適宜変更可能である。位置決め部の数及び形状を変更した場合、後述する隔壁部材が接触する部位の数及び形状を合わせればよい。また、溝部の数及びその形状を変更した場合、レンズ取付部材12に設けられる突起部の数とその形状を変更すれば良い。
次に、隔壁部材9について説明する。図6は、隔壁部材9の斜視図である。
隔壁部材9は、六角形の板である。開口部9a〜9cが、隔壁部材9の中心部に設けられている。この開口部9a〜9cは、一つの円周上にあり、隔壁部材9の中心に対して120度の間隔で設けられている。この開口部9a〜9cが複眼レンズ8の個眼レンズ8a〜8cに対向した位置に取り付けられる。また、隔壁部材9は、対向する二辺の両端をV字状に切り落とし、角部40〜43を鋭角にしている。隔壁部材9を複眼レンズ8に取り付けた状態で、この角部40〜43が上述した位置決め部30a〜30dに係合する。
なお、切り込みの形状は適宜変更可能である。
次に、複眼レンズ8をレンズ取付部材12に挿入し、接着して取り付けた状態を説明する。図7は、レンズ取付部材12に複眼レンズ8を挿入し、接着して取り付けた状態での、外観斜視図である。図8は、図7におけるEE’方向での断面図である。なお、図8において、その断面表記を省略している。また、図9は、複眼レンズ8、隔壁部材9、IRCF10を、レンズ取付部材12に、この順で取り付け、レンズ取付部材12に対向して撮像素子11を配置した状態での外観図である。
複眼レンズ8は、ホルダ下側面に挿入され、接着されてレンズ取付部材12に取り付けられる。具体的には、上述したように複眼レンズ8をレンズ取付部材12に挿入した状態で、溝部30e〜30iが、ホルダ下側面に設けられている図示していない突起部に入り込む。また、この状態で、当接部21aが複眼レンズ8の周面に当接し、係止部22a,22bが複眼レンズ8の周囲を係止する。こうして複眼レンズ8の位置決めが行われる。複眼レンズ8の位置決めが完了すると、開口部26,27にホルダ上側面から接着剤28,29を投入する。このとき投入する接着剤は、光硬化型接着剤である。接着剤28,29の投入が完了すると、開口部26,27に光を照射し、接着剤28,29を硬化させる。複眼レンズ8は、レンズ取付部材12に接着される。
なお、複眼レンズをレンズ取付部材に接着する接着剤は光硬化型接着剤に限らず他の種類の接着剤を使用しても良い。
隔壁部材9が複眼レンズ8に取り付けられる。隔壁部材9は、レンズ下側面に挿入され取り付けられる。具体的には、この状態で、角部40〜43が位置決め部30a〜30dに係合し、接触する。したがって、隔壁部材9が複眼レンズ8のレンズ下側面に取り付けられる。
そして、この隔壁部材9の撮像素子11と対向する面側からIRCF10が取り付けられる。IRCF10を隔壁部材9に取り付ける方法は、例えば、接着剤で接着する方法である。
こうして、レンズ取付部材12と撮像素子11とが複眼撮像装置1に取り付けられる。
こうすることにより、複眼レンズをレンズ取付部材に接着する時、レンズ取付部材側から開口部に接着剤を投入することができる。そのため、開口部に投入した接着剤の投入量に違いが発生しても、接着剤が硬化する時、接着剤は開口部内にたまり、複眼レンズは、レンズ取付部材側に引っ張られるので、レンズの傾きが生じない。したがって、レンズの光軸にズレが生じないので、レンズの取付精度が向上する。また、接着剤によりレンズをレンズ取付部材に取り付けるので、部品点数の増加等の製造コストの上昇も抑えることができる。
なお、複眼レンズに設けた位置決め部と隔壁部材の角部とは係合以外の状態で接触していても良い。例えば、隔壁部材が位置決め部と嵌合した状態で接触していても良いし、別の状態で接触していても良い。また、角部以外の部位が複眼レンズに設けた位置決め部に接触しても良い。
なお、上記実施形態では、複数の個眼レンズを有した複眼レンズを備えた複眼撮像装置に適用した場合を例にして説明したが、単眼レンズを有した単眼撮像装置であっても、本願発明を適用することができる。レンズ取付部材に設けた開口部は、画像出力部が被写体の像を投影しない撮像素子の領域に対して、被写体の像を投影する単眼レンズの領域に対向して設けられていれば良い。また、レンズ取付部材に設けた開口部は、画像出力部が被写体の像を投影しない撮像素子以外の領域に対して、被写体の像を投影する単眼レンズの領域に対向して設けられていても良い。
1−複眼撮像装置
2−制御部
3−撮像部
4−画像処理部
5−画像出力部
6,7−プリズム
8−複眼レンズ
8a〜8c−個眼レンズ
9−隔壁部材
9a〜9c,26,27−開口部
10−赤外線除去フィルタ
11−撮像素子
11a〜11c−個眼像領域
12−レンズ取付部材
20−レンズホルダ
21,22,30a〜30d−位置決め部
21a−当接部
23,24−爪部
23a,24a−爪
25−プリズム取付部
26,27−開口部
28,29−接着剤
30−基材
30e〜30i−溝部
40〜43−角部
2−制御部
3−撮像部
4−画像処理部
5−画像出力部
6,7−プリズム
8−複眼レンズ
8a〜8c−個眼レンズ
9−隔壁部材
9a〜9c,26,27−開口部
10−赤外線除去フィルタ
11−撮像素子
11a〜11c−個眼像領域
12−レンズ取付部材
20−レンズホルダ
21,22,30a〜30d−位置決め部
21a−当接部
23,24−爪部
23a,24a−爪
25−プリズム取付部
26,27−開口部
28,29−接着剤
30−基材
30e〜30i−溝部
40〜43−角部
Claims (4)
- レンズを接着して取り付けるレンズ取付部材と、
前記レンズ取付部材に取り付けられている前記レンズに対向して配置され、前記レンズによって被写体の像が投影される撮像素子と、
前記撮像素子に投影された被写体の像を出力する画像出力部と、を備えた撮像装置において、
前記レンズ取付部材は、前記画像出力部が出力する被写体の像に寄与しない前記レンズの非寄与領域と対向する位置に接着剤の投入口が設けられている、撮像装置。 - 前記レンズ取付部材に接着して取り付けられている複数個の個眼レンズを有する複眼レンズと前記撮像素子との間に配置され、各個眼レンズが被写体の像を投影する前記撮像素子の領域を区切る隔壁部材と、
前記隔壁部材により区切られた各撮像素子の領域に投影されている被写体の像を合成する画像処理部と、を備え、
前記画像出力部は、前記画像処理部が合成した被写体の像を出力する、請求項1に記載の撮像装置。 - 前記レンズと前記撮像素子との間に配置された赤外線除去フィルタを備えた、請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記レンズ取付部材は、複数個の前記投入口が設けられている、請求項1〜3の何れかに記載の撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008110279A JP2009258557A (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | 撮像装置 |
US12/426,708 US7941044B2 (en) | 2008-04-21 | 2009-04-20 | Image capturing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008110279A JP2009258557A (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009258557A true JP2009258557A (ja) | 2009-11-05 |
Family
ID=41201186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008110279A Pending JP2009258557A (ja) | 2008-04-21 | 2008-04-21 | 撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7941044B2 (ja) |
JP (1) | JP2009258557A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10694088B2 (en) | 2017-08-08 | 2020-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens apparatus, imaging apparatus, and manufacturing method of the lens apparatus |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100138614A (ko) * | 2009-06-25 | 2010-12-31 | 삼성전자주식회사 | 자동초점 검출장치 및 이를 적용한 카메라 |
CN102129163A (zh) * | 2010-01-13 | 2011-07-20 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 成像装置 |
US9438779B2 (en) * | 2015-02-09 | 2016-09-06 | Omnivision Technologies, Inc. | Wide-angle camera using achromatic doublet prism array and method of manufacturing the same |
US9902120B2 (en) | 2015-02-09 | 2018-02-27 | Omnivision Technologies, Inc. | Wide-angle camera using achromatic doublet prism array and method of manufacturing the same |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645699A (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-18 | Rohm Co Ltd | 光源ユニット及びその製造方法 |
DE19750685C2 (de) * | 1997-11-15 | 2003-08-14 | Storz Karl Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Montieren von Stablinsen in einem Endoskop sowie Endoskop mit solchen Stablinsen |
US20040190164A1 (en) * | 2003-03-28 | 2004-09-30 | Bentley Joseph R. | Lens mount |
JP3834816B2 (ja) * | 2003-04-24 | 2006-10-18 | 船井電機株式会社 | 対物レンズユニット |
US20050104995A1 (en) * | 2003-11-18 | 2005-05-19 | Spryshak Joseph J. | O-ring camera lens attachment for high precision axial alignment, adjustable focal length, and permanent position |
JP4446773B2 (ja) * | 2004-03-26 | 2010-04-07 | 富士フイルム株式会社 | 撮影装置 |
US20060044451A1 (en) * | 2004-08-30 | 2006-03-02 | Eastman Kodak Company | Wide angle lenslet camera |
JP2007065058A (ja) | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Alps Electric Co Ltd | カメラモジュール |
JP4259541B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2009-04-30 | 船井電機株式会社 | パノラマ撮像装置 |
US20080007617A1 (en) * | 2006-05-11 | 2008-01-10 | Ritchey Kurtis J | Volumetric panoramic sensor systems |
-
2008
- 2008-04-21 JP JP2008110279A patent/JP2009258557A/ja active Pending
-
2009
- 2009-04-20 US US12/426,708 patent/US7941044B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10694088B2 (en) | 2017-08-08 | 2020-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens apparatus, imaging apparatus, and manufacturing method of the lens apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7941044B2 (en) | 2011-05-10 |
US20090263121A1 (en) | 2009-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8749696B2 (en) | Image pickup apparatus having an exit pupil with divided areas | |
JP2018527829A (ja) | 光学基板を有するマルチ開口撮像装置 | |
US7855750B2 (en) | Optical filter and optical device with filter holding member for an image capturing device | |
JPWO2007083579A1 (ja) | 複眼方式のカメラモジュール及びその製造方法 | |
US11212450B2 (en) | Camera module for both normal photography and infrared photography | |
JP2009211012A (ja) | 広角複眼撮像装置 | |
JP2009258557A (ja) | 撮像装置 | |
JP2002010117A (ja) | 撮像装置及びこれを用いた携帯電話 | |
TW571173B (en) | Image capture device | |
JPH08292361A (ja) | プリズム固定装置 | |
JP7124366B2 (ja) | 撮像素子固定構造及び撮像装置 | |
JP2007096825A (ja) | 複眼撮像装置 | |
US20190293900A1 (en) | Joint structure | |
JP2020129016A (ja) | 光学システム、撮像システム及び撮像装置 | |
JP2009260887A (ja) | 撮像装置 | |
JP2007065195A (ja) | 光学装置 | |
JP2009180976A (ja) | 複眼カメラモジュール | |
KR200435384Y1 (ko) | 하나의 이미지 센서를 가지는 스테레오 카메라 | |
JP2009258556A (ja) | 複眼撮像装置 | |
JP2007079044A (ja) | 投影レンズユニット | |
KR102344460B1 (ko) | 카메라 모듈 | |
JP2001027704A (ja) | プリズム光学系 | |
JPH08201729A (ja) | 光学素子及び撮影光学系及び撮影装置 | |
JP5544860B2 (ja) | 撮像ユニット及び撮像装置 | |
JP3792992B2 (ja) | 光学ローパスフィルタ及びそれを用いた光学機器 |