JP5544860B2 - 撮像ユニット及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入射光をプリズムにより分光して撮像素子に入射させる撮像ユニット及びこの撮像ユニットを備えた撮像装置に関する。
撮像装置において、撮像ユニットは、例えば、レンズを通して入射した光を3色に分解して出力するプリズムと、このプリズムで分解・出力された光を撮像信号に変換する撮像素子とを備えている。そして、撮像素子は、撮像基板に実装される。この撮像基板は、プリズムに、接着剤によって直付けで固定されている。この種の撮像ユニットにあっては、固着後の温度変化によるプリズムと撮像素子との位置ずれを最小限にすることが重要である。
従来は、プリズムに、線膨張係数を合わせた部品を取り付け、撮像素子側にも同様の部品を取り付け、位置あわせ後、半田よって固定するようにしている。
プリズムは、ガラスの貼り合せなので、その貼り合せ面が、所定の環境下において動く問題があり、この問題を解決することは困難である。また、以上の例では、プリズムと撮像素子との接続に半田を用いているが、半田は、その弾性変形分や空気を巻き込んだときの対応策が難しく、プリズムに対して撮像素子の位置がずれてしまうことがある。
特許文献1に記載された撮像ユニットにあっても、プリズムに対して撮像素子を直接的に固定しており、従って、以上のような問題点が同様に発生する。
特開平02−252387号公報
本発明は、撮像素子、プリズムの再利用することができ、また、プリズムに依存する撮像素子の位置ずれを防止することができる撮像ユニット及びこの撮像ユニットを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係る撮像ユニットは、レンズを通して入射された光を少なくとも2色に分解して出力するプリズムと、上記プリズムの相対する側面部に直付けされる基準部材となる支持台板と、上記支持台板に固定されるプリズムカバーと、上記プリズムで分解されて出力された光を撮像信号に変換して出力する撮像素子と、上記撮像素子が実装された撮像基板を支持し、上記プリズムカバーに固定されるホルダと、上記レンズを保持し、上記プリズムの光の入射面側において上記支持台板にねじで固定されるレンズマウントとを備える。
また、本発明に係る撮像装置は、レンズを通して入射された光を少なくとも2色に分解して出力するプリズムと、上記プリズムの相対する側面部に直付けされる基準部材となる支持台板と、上記支持台板に固定されるプリズムカバーと、上記プリズムで分解されて出力された光を撮像信号に変換して出力する撮像素子と、上記撮像素子が実装された撮像基板を支持し、上記プリズムカバーに固定されるホルダと、上記レンズを保持し、上記プリズムの光の入射面側において上記支持台板にねじで固定されるレンズマウントを備える。
本発明によれば、プリズムの側面部に直付けされた支持台板が基準部材となって、支持台板に、プリズムカバーとレンズマウントが取り付けられる。したがって、プリズムを構成するブロックの接合面で温度変化等が原因でずれが発生しても、プリズムに対する、例えば、プリズムカバーに取り付けられる撮像素子やレンズマウントのレンズの位置ずれを少なくすることができる。
本発明が適用された撮像ユニットの斜視図である。 本発明が適用された撮像ユニットの分解斜視図である。 プリズムの側面図である。 撮像ユニットの断面図である。 プリズムユニットをレンズマウントに取り付ける状態を示す分解斜視図である。 本発明の変形例を示す分解斜視図である。 撮像装置のブロック図である。
以下、本発明が適用された撮像ユニット及びこの撮像ユニットを用いた撮像装置について図面を参照して説明する。なお、発明を実施するための形態の欄では、本発明の適用例を、以下の順に従って説明する。
(1)撮像ユニットの説明
(1−1)プリズムの説明
(1−2)支持台板の説明
(1−3)プリズムカバーの説明
(1−4)撮像素子の説明
(1−5)撮像素子ユニットのプリズムカバーへの取付
(1−6)レンズマウントの説明
(1−7)作用効果
(1−8)変形例
(2)撮像装置の説明
(1)撮像ユニットの説明
図1及び図2に示す本発明が適用された撮像ユニット10は、レンズを通して入射された撮像光を分解するプリズム11と、プリズム11に取り付けられる支持台板21と、支持台板31に固定されるプリズムカバー31とを備える。更に、撮像ユニット10は、撮像光の各成分に応じて設けられる撮像素子41と、レンズ20を保持するレンズマウント51とを備える。
(1−1)プリズムの説明
プリズム11は、図3に示すように、レンズ20から入射された撮像光から緑色を分解し取り出す緑ブロック12Gと、撮像光から青色を分解し取り出す青ブロック12Bと、撮像光から赤色を分解し取り出す赤ブロック12Rとを有する。このプリズム11は、撮像光が入射される青ブロック12Bに赤ブロック12Rが取り付けられ、赤ブロック12Rに緑ブロック12Gが取り付けられている。これら緑ブロック12Gと青ブロック12Bと赤ブロック12Rとは、それぞれがガラスブロックであり、互いの接触面において光硬化性接着剤等の光透過性接着剤により接合されて一体化されている。
このプリズム11において、青ブロック12Bは、レンズ20を通過した撮像光が入射される第1の面13を有している。この第1の面13は、青用撮像素子に入射される青色光の反射面ともなる。この青ブロック12Bには、赤ブロック12Rが接合される。この接合面となる第2の面14は、撮像光の青成分である青色光を第1の面13の方向に反射すると共に赤成分である赤色光と緑成分である緑色光を透過する。また、赤ブロック12Rには、緑ブロック12Gが接合される。この接合面となる第3の面15は、緑成分である緑色光を透過すると共に、赤色成分の赤色光を反射する。
すなわち、撮像光は、第1の面13より入射される。そして、青色光は、第2の面14で反射され、更に、第1の面13で反射されることによって、青ブロック12Bの出射面17より出射され、青用撮像素子41Bに入射される。赤色光は、第1及び第2の面13,14を透過すると、第3の面15で反射され、更に、第2の面14で反射されることによって、赤ブロック12Rの出射面18より出射され、赤用撮像素子41Rに入射される。緑色光は、第1−第3の面13,14,15を透過することによって、緑ブロック12Gの出射面19より出射され、直線の光路で、緑用撮像素子41Gに入射される。すなわち、このプリズム11では、赤色光、青色光、緑色光を分解して、それぞれ異なる方向に出射する。
(1−2)支持台板の説明
以上のようなプリズム11には、図2に示すように、第1の面13に対して垂直な隣り合う側面部16,16に、支持台板21,21が取り付けられる。支持台板21,21は、ガラスブロックのプリズム11と線膨張係数を揃えたセラミックで形成されており、紫外線硬化型接着剤等で、プリズム11の側面部16,16に直付けで固定される。この支持台板21,21は、プリズム11に線膨張係数を合わせており、プリズムカバー31やレンズマウント51が取り付けられる基準部材となる。一方の支持台板21には、プリズムカバー31を取り付けるための第1のねじ穴22,22,22が形成されていると共に、レンズマウント51を取り付けるための第2のねじ穴23,23が形成されている。なお、第1及び第2のねじ穴22,23は、他方の支持台板21に設ける用にしても良い。
(1−3)プリズムカバーの説明
側面部16,16に支持台板21,21が取り付けられたプリズム11は、図2及び図4に示すように、プリズムカバー31に保持される。このプリズムカバー31は、例えばチタンで形成されている。このプリズムカバー31は、プリズム11の緑ブロック12Gの部分を覆う第1のカバー部32と、青ブロック12Bと赤ブロック12Rとを覆う第2のカバー部33とを備えている。第1のカバー部32の緑ブロック12Gの出射面19と対向する面には、出射面19を、緑用撮像素子に臨ませる緑用開口部34が形成され、緑用撮像素子ユニット46Gの取付面34aとなっている。また、第2のカバー部33の青ブロック12Bの出射面17と対向する面には、出射面17を、青用撮像素子に臨ませる青用開口部35が形成され、青用撮像素子ユニット46Bの取付面35aとなっている。更に、第2のカバー部33の赤ブロック12Rの出射面18と対向する面には、出射面18を、赤用撮像素子に臨ませる赤用開口部36が形成され、赤用撮像素子ユニット46Rの取付面36aとなっている。
プリズムカバー31の側面部は、図2に示すように、略V字状の取付開口部37が形成されている。取付開口部37は、プリズム11の支持台板21,21が臨まされる部分であり、第1のねじ穴22,22,22に対応したねじ挿通孔38,38,38が形成されている。プリズムカバー31には、プリズム用ねじ39,39,39を、ねじ挿通孔38,38,38を介してプリズム11の側面部16,16に取り付けられた支持台板21の第1のねじ穴22,22,22に締め付けることによって、プリズム11が取り付けられる。
プリズム11は、支持台板21,21を介してプリズムカバー31に取り付けられることで、プリズムユニット40となる。
(1−4)撮像素子の説明
この撮像ユニット10には、図1及び図2に示すように、赤用撮像素子41Rと緑用撮像素子41Gと青用撮像素子41Bとが配設される。なお、図2では、緑用撮像素子の取付構造のみを示し、赤用撮像素子と青用撮像素子の取付構造は、緑用撮像素子の取付構造と同じため省略している。
この撮像ユニット10で用いる撮像素子41R,41G,41Bは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)素子を用いている。なお、撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Devices)素子その他の撮像素子を用いても良い。
各撮像素子41R,41G,41Bは、駆動回路等が設けられたプリント配線基板等の撮像基板42R,42G,42Bの実装領域に実装される。そして、撮像素子41R,41G,41Bが実装された撮像基板42R,42G,42Bは、ホルダ43R,43G,43Bに固定される。具体的に、ホルダ43R,43G,43Bは、チタンで形成された略矩形の板金であって、中央に、撮像素子41R,41G,41Bをプリズム11の各出射面17,18,19に臨ませる撮像開口部44R,44G,44Bが形成されている。ホルダ43R,43G,43Bは、撮像開口部44R,44G,44Bの両側に、ねじ穴45,45が形成されている。ホルダ43R,43G,43Bには、ねじ45a,45aが撮像基板42R,42G,42Bのねじ挿通孔45b,45bに挿通され、ねじ穴45,45に締め付けられる。これによって、ホルダ43R,43G,43Bには、撮像素子41R,41G,41Bが実装された撮像基板42R,42G,42Bが固定される。撮像素子41R,41G,41Bは、ホルダ43R,43G,43Bにねじ止めされることで、撮像素子ユニット46R,46G,46Bとなる。更に、ホルダ43R,43G,43Bとプリズムカバー31の各取付面34a,35a,36aとの間には、弾性体等形成された防振遮光シート57が介在される。
また、ホルダ43R,43G,43Bには、ヒートシンク47R,47G,47Bが取り付けられる。ヒートシンク47R,47G,47Bは、略矩形の板状部に波状の放熱部が形成され、両側に、取付片48,48が形成されている。取付片48,48には、ホルダ43R,43G,43Bの両端部に固定するための取付孔48aが形成されている。ヒートシンク47R,47G,47Bは、取付片48,48の取付孔48aに止めねじ49を挿通し、ホルダ43R,43G,43Bの両端部の固定孔49aに締め付けられる。撮像素子41R,41G,41Bで発生した熱は、撮像素子41R,41G,41Bの裏面に突き当てられた突き当て部47aからヒートシンク47R,47G,47Bに伝えられ、放熱される。また、撮像素子41R,41G,41Bで発生した熱は、ホルダ43R,43G,43Bを介してヒートシンク47R,47G,47Bに伝えられ、放熱される。
撮像素子41R,41G,41Bは、撮像基板42R,42G,42Bがホルダ43R,43G,43Bにねじ止めされ、ヒートシンク47R,47G,47Bがホルダ43R,43G,43Bにねじ止めされることで、撮像素子ユニット46R,46G,46Bとして取り扱われる。
(1−5)撮像素子ユニットのプリズムカバーへの取付
以上のような撮像素子ユニット46R,46G,46Bは、プリズムカバー31の側面部に固定される。すなわち、撮像素子ユニット46R,46G,46Bは、図2及び図4に示すように、接着部材となるガラス部材50によってプリズムカバー31の側面部31a,31aに固定される。ガラス部材50は、略四角柱状に形成されており、ガラスブロックの結合体であるプリズム11と線膨張係数が略同じであり、また、チタンで形成されたプリズムカバー31とホルダ43と線膨張係数を揃えたものとなっている。
略四角柱のガラス部材50は、一側面を、ホルダ43への接着面とし、この一側面と隣接する他側面をプリズムカバー31の側面部への接着面とし、紫外線硬化型接着剤等の接着剤によって、ホルダ43とプリズムカバー31の側面部に接着される。
かくして、プリズム11の支持台板21,21には、プリズムカバー31が取り付けられ、更に、プリズムカバー31には、ガラス部材50を介して撮像素子ユニット46R,46G,46Bのホルダ43R,43G,43Bが接着される。
(1−6)レンズマウントの説明
レンズマウント51は、図2及び図5に示すように、基台部52にレンズ鏡筒が取り付けられる略円筒状のマウント部53が形成されている。また、基台部52には、プリズム11が取り付けられる側に、プリズム11を取り付けるための取付片54が形成されている。取付片54には、挿通孔55,55が形成されている。
この取付片54には、プリズム11の側面部に取り付けられた支持台板21,21が取り付けられる。支持台板21には、ねじ穴55,55が形成されている。プリズム11は、ねじ56,56を、取付片54の挿通孔55,55に挿通し、支持台板21の第2のねじ穴23,23にねじ56,56を締め付けることによって固定される。
(1−7)作用効果
以上のように構成された撮像ユニット10では、先ず、プリズム11の側面部16,16に紫外線硬化型接着剤等でセラミック製の支持台板21,21を固定し、プリズムカバー31やレンズマウント51を取り付けるに当たっての基準部材とする。別の工程では、ホルダ43R,43G,43Bに、撮像素子41R,41G,41Bが実装された撮像基板42R,42G,42Bとヒートシンク47R,47G,47Bとをねじ止めし、撮像素子ユニット46R,46G,46Bを完成させる。また、別工程では、この支持台板21,21に、プリズムカバー31をねじ止めし、プリズムユニット40を完成させる。この後、共にチタン製のプリズムカバー31と撮像素子41R,41G,41Bを保持しているホルダ43R,43G,43Bとは、線膨張係数が揃ったガラス部材50を介して紫外線硬化型接着剤等の接着剤によって接着される。この後、レンズマウント51には、レンズマウント51の取付片54に、プリズム11の支持台板21,21がねじ止めされる。
以上のように組み立てられた撮像ユニット10において、レンズマウント51に取り付けられたレンズ鏡筒のレンズ20よりプリズム11に入射した光は、まず、プリズム11の青ブロック12Bによって青色光が分解され、青用撮像素子41Bに結像される。次に、プリズム11の赤ブロック12Rでは、赤色光が分解され、赤用撮像素子41Rに結像される。更に、プリズム11の緑色光は、緑ブロック12Gを透過し、緑用撮像素子41Gに結像される。
従来の撮像ユニットは、上述のように、プリズムに、線膨張係数を合わせた部品を直接取り付け、撮像素子側にも同様の部品を取り付け、位置あわせ後、半田よって固定するようにしている。すなわち、プリズムには、撮像素子が直接的に固定されていた。このため、プリズムの各ブロックの接合面で発生する温度特性によるずれが、撮像素子の位置ずれを生じさせていた。この点、本発明が適用された撮像ユニット10では、プリズム11に撮像素子41R,41G,41Bを直接的に取り付けていないので、プリズム11のブロック12R、12G、12Gの接合面で発生するずれを無視することができる。
具体的に、プリズム11が取り付けられたプリズムカバー31と撮像素子41R,41G,41Bを有するホルダ43R,43G,43Bとの接続は、ガラス部材50を用いて行う。そして、プリズムカバー31とホルダ43R,43G,43Bは、チタンで形成され、ガラス部材50と線膨張係数を揃えている。したがって、撮像ユニット10では、プリズム11の温度特性によるずれに依存する撮像素子41R,41G,41Bの位置ずれを小さくすることができる。
また、この撮像ユニット10の中では、プリズム11と撮像素子41R,41G,41Bが高価な部品である。この点、撮像素子41R,41G,41Bが実装された撮像基板42R,42G,42Bは、ホルダ43R,43G,43Bにねじ止めされているだけなので、交換が容易である。また、プリズム11を支持台板21,21を介してプリズムカバー31に取り付けたプリズムユニット40と撮像素子41R,41G,41Bを実装した撮像基板42R,42G,42Bをホルダ43R,43G,43Bに固定した撮像素子ユニット46R,46G,46Bとは、ガラス部材50を介して接着されているだけである。したがって、ガラス部材50をめくることで、プリズムユニット40と撮像素子ユニット46R,46G,46Bを容易に分離することができる。そして、プリズムカバー31からは、ねじを外すことで、容易にプリズム11のみを取り出すことができる。したがって、この撮像ユニット10では、高価なプリズム11や撮像素子41R,41G,41Bの再利用が容易となる。
(1−8)変形例
以上説明した撮像ユニット10では、プリズムカバー31が、プリズム11を覆うような構成としたが、図6に示すように、プリズムカバー31は、プリズム11の側面部16,16の支持台板21,21に対応する2分割した構成としても良い。すなわち、図6の例では、プリズムカバー31を、プリズム11の側面部16,16の支持台板21,21に対応するプリズムカバー板61,61とする。図6に示すプリズムカバー板61,61によっても、プリズムカバー31と同様な作用効果を得ることができる。図6のプリズムカバー61,61では、プリズムカバー31の構成の簡素化を図ることができ、プリズム11の各ブロック12R,12G,12Bを覆う部分が無い分、小型化や軽量化を実現できる。
また、ガラスブロックの結合体であるプリズム11に対して取り付けられる支持台板21,21やプリズムカバー31やホルダ43の材質は、線膨張係数近似したものであれば特に限定されるものではない。
(2)撮像装置の説明
以上説明した撮像ユニット10は、図7に示すように、撮像装置である例えばビデオカメラ60に用いられる。このビデオカメラ60は、レンズ鏡筒61と、上述した撮像ユニット10と、撮像信号処理部62と、映像信号処理部63と、制御部64と、モニタ65と、ユーザインタフェース66等を備えている。
レンズ鏡筒61は、凸レンズや凹レンズ等の複数のレンズ20の組み合わせからなり、フォーカス機能やズーム機能その他の機能を有している。このレンズ鏡筒61の被写体と反対側に撮像ユニット10が取り付けられている。撮像ユニット10には撮像信号処理部62が接続され、撮像信号処理部62には映像信号処理部63が接続され、映像信号処理部63にはモニタ65が接続されている。レンズ鏡筒61と撮像ユニット10と撮像信号処理部62と映像信号処理部63には制御部64が接続されており、これらが制御部64から出力される制御信号によって駆動制御される。
制御部64にはユーザインタフェース66が接続されており、ユーザインタフェース66は、カメラ本体に設けられた接続端子67と接続されている。この接続端子67を介して、ビデオカメラ60が充電器その他の外部装置と接続可能となっている。また、映像信号処理部63には出力端子68が接続されており、この出力端子68を介してテレビジョンやステレオ装置その他の外部装置と接続可能とされている。
このビデオカメラ60では、撮像素子41R,41G,41Bに撮像光が結像されると、撮像信号処理部62において、例えばアナログデータがディジタルデータに変換する等の処理が施され、映像信号処理部63において、圧縮処理等が施される。そして、映像信号は、例えば、出力端子68より出力され、外部の記憶装置等に保存される。また、撮像された撮像信号は、撮像信号処理部62や映像信号処理部63において所定の信号処理が施された後、モニタ65に出力され表示される。
以上のようなビデオカメラ60では、撮像ユニット10において、プリズム11が取り付けられたプリズムカバー31と撮像素子41R,41G,41Bを有するホルダ43R,43G,43Bとの接続を、ガラス部材50を用いて行っている。そして、プリズムカバー31とホルダ43R,43G,43Bをチタンとし、ガラス部材50と線膨張係数を揃えている。したがって、撮像ユニット10は、プリズム11の温度特性によるずれに依存する撮像素子41R,41G,41Bの位置ずれが小さくなっている。したがって、このような撮像ユニット10を用いたビデオカメラ60では、撮像される画像に歪みやぼけが発生することなく、高品質の画像を撮像することができる。
以上の例では、撮像装置としてビデオカメラに適用した例を説明したが、本発明はビデオカメラに限定されるものではなく、監視カメラ、デジタルカメラ、その他の撮像装置に適用できるものである。更に、前記実施例では、3板式の撮像ユニットを例に挙げて説明したが、2板式や4板式等の撮像ユニットにも適用できる。
10 撮像ユニット、11 プリズム、12B 青ブロック、12G 緑ブロック、12G 青ブロック、12R 赤ブロック、13 第1の面、14 第2の面、15 第3の面、16 側面部、17 出射面、18 出射面、19 出射面、20 レンズ、21 支持台板、22 第1のねじ穴、23 第2のねじ穴、31 支持台板、31a 側面部、32 第1のカバー部、33 第2のカバー部、34 緑用開口部、34a 取付面、35 青用開口部、35a 取付面、36 赤用開口部、36a 取付面、37 取付開口部、38 ねじ挿通孔、39 プリズム用ねじ、40 プリズムユニット、41R,41G,41B 撮像素子、42R,42G,42B 撮像基板、43R,43G,43 ホルダ、44R,44G,44B 撮像開口部、45 ねじ穴、45a ねじ、46R,46G,46B 撮像素子ユニット、47R,47G,47B ヒートシンク、47a 突き当て部、48 取付片、48a 取付孔、49a 固定孔、50 ガラス部材、51 レンズマウント、52 基台部、53 マウント部、54 取付片、55,55 挿通孔、56 ねじ、57 防振遮光シート、60 ビデオカメラ、61 レンズ鏡筒

Claims (5)

  1. レンズを通して入射された光を少なくとも2色に分解して出力するプリズムと、
    上記プリズムの相対する側面部に直付けされる基準部材となる支持台板と、
    上記支持台板に固定されるプリズムカバーと、
    上記プリズムで分解されて出力された光を撮像信号に変換して出力する撮像素子と、
    上記撮像素子が実装された撮像基板を支持し、上記プリズムカバーに固定されるホルダと、
    上記レンズを保持し、上記プリズムの光の入射面側において上記支持台板にねじで固定されるレンズマウントとを備える撮像ユニット。
  2. 上記ホルダは、上記プリズムカバーに、接着部材を介して固定され、
    上記プリズムカバーと上記ホルダとは、上記接着部材に線膨張係数を合わせている
    請求項1記載の撮像ユニット。
  3. 上記撮像基板は、上記ホルダにねじ止めされている
    請求項2記載の撮像ユニット。
  4. 上記接着部材は、ガラスであり、
    上記支持台板は、セラミックであり、
    上記プリズムカバーとホルダは、チタンである
    請求項2記載の撮像ユニット。
  5. レンズを通して入射された光を少なくとも2色に分解して出力するプリズムと、
    上記プリズムの相対する側面部に直付けされる基準部材となる支持台板と、
    上記支持台板に固定されるプリズムカバーと、
    上記プリズムで分解されて出力された光を撮像信号に変換して出力する撮像素子と、
    上記撮像素子が実装された撮像基板を支持し、上記プリズムカバーに固定されるホルダと、
    上記レンズを保持し、上記プリズムの光の入射面側において上記支持台板にねじで固定されるレンズマウントとを備える撮像装置。
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