JP2007283990A - 車両用フロントグリル構造 - Google Patents
車両用フロントグリル構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007283990A JP2007283990A JP2006116314A JP2006116314A JP2007283990A JP 2007283990 A JP2007283990 A JP 2007283990A JP 2006116314 A JP2006116314 A JP 2006116314A JP 2006116314 A JP2006116314 A JP 2006116314A JP 2007283990 A JP2007283990 A JP 2007283990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- fitting hole
- grille
- vehicle
- locking claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
【解決手段】車両用フロントグリル構造20は、フロントグリル21が上側グリル22と下側グリル23とに分割されている。上側グリル22の係止爪31は、嵌合孔41からの抜け出しを防止する突部61と、嵌合孔41への差し込みを可能にする差込用傾斜部62と、嵌合孔41からの抜き出しを可能にする抜出用傾斜部63とを有する。
【選択図】図6
Description
このため、ラジエータのメンテナンスをおこなう際に、カバーの取外し/取付け作業に手間がかかり、この観点から改良の余地が残されていた。
さらに、下側グリルに係止爪を嵌合可能な嵌合孔を備え、係止爪を弾性変形させることで、嵌合孔から係止爪を抜き差し可能とした。
これにより、上側グリルの取外し/取付け作業を一層簡単におこなうことができるという利点がある。
これにより、上側グリルおよび下側グリルのそれぞれの外面色を簡単に異ならせることができ、外観性を良好に保つことが容易にできるという利点がある。
車体前部構造10は、車体前部の左右側に前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム11,12を備え、左右のフロントサイドフレーム11,12の前端部にフロントバルクヘッド14を備え、フロントバルクヘッド14にラジエータ15が取り付けられ、ラジエータ15の車体前方に車両用フロントグリル構造20を備える。
フロントグリル21の下側にバンパーフェース25が備えられている。
この上側グリル22は、裏面中央に4個の取付片28…が車体幅方向に所定間隔をおいて形成されるとともに、裏面下部に7個の係止爪31…が車体幅方向に所定間隔をおいて形成されている。
4個の取付片28…は、裏面から車体後方に向いて突出している。
7個の係止爪31…は、裏面から車体後方に向いて突出している。
グリル本体部33は、複数の横バー36…が車体幅方向に延び、横バー36…が所定間隔をおいて上下に設けられ、横バー36…に交差させて複数の縦リブ37…(図3も参照)が設けられている。
嵌合孔41…に係止爪31…を差し込むことにより、嵌合孔41…に係止爪31…が係止される。
嵌合孔41…に係止爪31…を係止するとともに上部34b,34bに取付片28…を取り付けることで、支持部34(すなわち、下側グリル23)に上側グリル22が取り付けられる。
よって、ラジエータ15のメンテナンスをおこなう際に、フロントグリル21のうち、上側グリル22のみを取り外すことが可能になり、上側グリル22の取外し/取付け作業を簡単におこなうことができる。
これにより、上側グリル22および下側グリル23のそれぞれの外面色を簡単に異ならせることができ、外観性を良好に保つことが容易にできる。
下側グリル23は、グリル本体部33がアッパメンバー46に載置されている。
アッパメンバー46は車体幅方向に延びて、左右のフロントサイドフレーム11,12(図1参照)の前端部に架け渡されている。
グリル脚部49および枠本体51は、バンパーフェース25の上部25aに沿って車体幅方向に延びる部位である。
差込片25bは、グリル脚部49の係止孔49aに係止される。
これにより、バンパーフェース25の上部25aにグリル本体部33の下部(すなわち、下側グリル23の下部)が支持される。
支持部34の嵌合孔41に係止爪31を差し込むことにより、嵌合孔41に係止爪31が係止される。
これにより、支持部34に上側グリル22が取り付けられ、上側グリル22でラジエータ15の上部15a前側が覆われる。
上側グリル22の係止爪31は、上側グリル22の裏面22aのうち、下部22b(以下、「裏面下部22b」という)から車体後方に突出されている。
この係止爪31は、嵌合孔41からの抜け出しを防止する突部61が下面31bから下方に突出するように設けられ、突部61の車体前側に差込用傾斜部62が設けられ、突部61の車体後側に抜出用傾斜部63が設けられている。
差込用傾斜部62は、係止爪31の略中央31c近傍から突部61の中央まで車体前方に向けて下り勾配になるように形成されたテーパー面である。
突部61に差込用傾斜部62を備えることで、係止爪31を嵌合孔41に差し込み可能にする。
突部61に抜出用傾斜部63を備えることで、係止爪31を嵌合孔41から抜き出し可能にする。
突部61に差込用傾斜部62および抜出用傾斜部63を設けることで、突部61が略三角形状に形成される。
この嵌合孔41に係止爪31を差し込むことで、突部61の差込用傾斜部62が嵌合孔41の下辺41aに沿って進入して、係止爪31が基部31aで上方に弾性変形する。
突部61が嵌合孔41の下辺41aに当接して、係止爪31が嵌合孔41から抜け出すことを防止する。
これにより、係止爪31を嵌合孔41から簡単に外すことができる。
まず、図7〜図8において、下側グリル23に上側グリル22を取り付ける例について説明する。
図7(a),(b)は本発明に係る車両用フロントグリル構造の係止爪を嵌合孔に差し込む例を説明する図である。
(a)において、上側グリル22の係止爪31を下側グリル23の嵌合孔41に矢印Aの如く差し込む。
(b)において、係止爪31が嵌合孔41に矢印Aの如く差し込まれることにより、係止爪31が嵌合孔41に進入する。
突部61の差込用傾斜部62が嵌合孔41の下辺41aに到達する。
(a)において、突部61の差込用傾斜部62が嵌合孔41の下辺41aに沿って進入することにより、係止爪41が矢印Bの如く上方に弾性変形する。
突部61が嵌合孔41の下辺41aに当接することで、係止爪31が嵌合孔41から抜け出すことを防止することができる。
係止爪31を嵌合孔41に係止することで、下側グリル23に上側グリル22が取り付けられる。
これにより、嵌合孔41に係止爪31を簡単に差し込むことができ、上側グリル22の取付け作業を簡単におこなうことができる。
図9(a),(b)は本発明に係る車両用フロントグリル構造の係止爪を嵌合孔から抜き出す例を説明する図である。
(a)において、係止爪31を車体前方に向けて矢印Cの如く移動する。
(b)において、突部61の抜出用傾斜部63が嵌合孔41の下辺41aに沿って移動することにより、係止爪31が矢印Dの如く上方に弾性変形する。
(a)において、突部61が嵌合孔41を通過することにより、弾性変形した係止爪31が元の状態に復帰する。
図9〜図10で説明したように、突部61に抜出用傾斜部63が設けられている。よって、抜出用傾斜部63が嵌合孔41の下辺41aに沿って円滑に移動することができる。
これにより、嵌合孔41から係止爪31を簡単に抜き出すことができ、上側グリル22の取外し作業を簡単におこなうことができる。
Claims (2)
- ラジエータの車体前方にフロントグリルを備え、このフロントグリルでラジエータの前方を覆う車両用フロントグリル構造において、
前記フロントグリルは、
裏面に弾性変形可能な係止用の係止爪を備え、前記ラジエータの上部前側を覆う上側グリルと、
この係止爪を嵌合可能な嵌合孔を備えた下側グリルとに、分割され、
前記上側グリルの係止爪は、
前記嵌合孔からの抜け出しを防止する突部と、
この突部の車体前側に設けられ、前記嵌合孔への差し込みを可能にする差込用傾斜部と、
この突部の車体後側に設けられ、前記嵌合孔からの抜き出しを可能にする抜出用傾斜部と、を有することを特徴とする車両用フロントグリル構造。 - 前記上側グリルおよび下側グリルのそれぞれの外面の色を異ならせたことを特徴とする請求項1記載の車両用フロントグリル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116314A JP4448832B2 (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 車両用フロントグリル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116314A JP4448832B2 (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 車両用フロントグリル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007283990A true JP2007283990A (ja) | 2007-11-01 |
JP4448832B2 JP4448832B2 (ja) | 2010-04-14 |
Family
ID=38756156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006116314A Expired - Fee Related JP4448832B2 (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 車両用フロントグリル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4448832B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009298276A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Nissan Motor Co Ltd | ラジエータグリル取付構造及びラジエータグリルの取外し方法 |
JP2010167990A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
JP2013001272A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Toyota Auto Body Co Ltd | ラジエータグリルクリップ、及びラジエータグリルの車両取付構造 |
JP2013071610A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toyota Auto Body Co Ltd | 乗用車のフロントバンパ |
WO2024090507A1 (ja) * | 2022-10-26 | 2024-05-02 | 株式会社ファルテック | 車両用グリル及び車両用グリルの設計方法 |
-
2006
- 2006-04-20 JP JP2006116314A patent/JP4448832B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009298276A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Nissan Motor Co Ltd | ラジエータグリル取付構造及びラジエータグリルの取外し方法 |
JP2010167990A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
JP2013001272A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Toyota Auto Body Co Ltd | ラジエータグリルクリップ、及びラジエータグリルの車両取付構造 |
JP2013071610A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toyota Auto Body Co Ltd | 乗用車のフロントバンパ |
WO2024090507A1 (ja) * | 2022-10-26 | 2024-05-02 | 株式会社ファルテック | 車両用グリル及び車両用グリルの設計方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4448832B2 (ja) | 2010-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4448832B2 (ja) | 車両用フロントグリル構造 | |
JP4005591B2 (ja) | バンパーフェイスの締結構造 | |
JP2009220659A (ja) | 車両のフロント構造 | |
JP4266212B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP5927397B2 (ja) | ラジエータグリルクリップ、及びラジエータグリルの車両取付構造 | |
JP6775445B2 (ja) | インストルメントパネル構造 | |
JP5169443B2 (ja) | 車両用バンパのグリル取付構造 | |
JP5182497B2 (ja) | ラジエータグリル取付構造及びラジエータグリルの取外し方法 | |
JP2010100160A (ja) | 車両用フロアカーペットの側端部係止構造 | |
JP2006038268A (ja) | 空気調和機 | |
JP4646755B2 (ja) | ピラートリムの取付構造 | |
JP2004058762A (ja) | グリルガーニッシュの取付構造 | |
JP6941295B2 (ja) | センタークラスタパネルの取付構造 | |
JP2008296662A (ja) | 自動車用シートのレッグカバー取付構造 | |
JP2002154394A (ja) | バンパー用樹脂部品の取付構造 | |
JP2005212631A (ja) | フロントバンパ構造 | |
JP2003182484A (ja) | ラジエータグリル | |
JP3937293B2 (ja) | ラジエータグリルの取付構造 | |
JP2004330994A (ja) | エアダムスカート取付構造 | |
JP2007313987A (ja) | ラジエータコアサポートと熱交換器の固定構造 | |
JP4457395B2 (ja) | カウルルーバ | |
JP4580365B2 (ja) | 自動車のフロントバンパー構造 | |
JP2005170237A (ja) | 自動車用バンパ構造 | |
JP2009220662A (ja) | 車両のフロント構造 | |
CN110176736B (zh) | 配线器具用板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100119 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100125 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4448832 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |