JP2007261471A - 電線内蔵ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】伸縮されるベルト本体に追従して伸縮する電線の配線形態を提供する。
【解決手段】着用式エアバッグ2はベルト装置4を介して車体に連結される。ベルト装置4は、緊急時固定引き込み装置7に巻き取られたり引き出されたりする電線内蔵ベルト6を備える。電線内蔵ベルト6は電線10とフィルム状の内側被覆29とからなるフラットケーブル31を覆う外側被覆28を有する。電線は編み組みしたり螺旋状に巻いたりした伸縮自在な構造とし、外側被覆28の伸縮に対する電線の変形が弾性域内となるようにする。外側被覆28自体の伸びを小さくするため補強線30を設けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線内蔵ベルトに関し、特に、シートベルトや着用式エアバッグを車体に繋留するベルトに用いられ、これらベルトの伸縮に追従して変形可能な電線を内蔵したベルトに関する。
ベルトによって連結されている二つのユニット間で電力や電気信号を伝達するため、ベルト内に該ベルトの長さ方向に沿って電線を配置することがある。例えば、実開平3−60457号公報には、バックルと車体固定金具とを連結するベルトに沿ってハーネスを配線したシートベルトが開示されている。また、着用式エアバッグでも乗員が着用するエアバッグ内蔵ジャケットと車体との間を連結するため、電線内蔵ベルトを用いることが考えられる。
実開平3−60457号公報
電線内蔵ベルトは、非使用時にはリールや巻き取り装置に巻き取られており、使用時に引き出される。したがって、巻き取られたり引っ張り出されたりするつど、曲げ応力や引っ張り応力にさらされる。また、使用中も張力が掛かっていることが多い。しかし、従来のベルトに内蔵されている電線は伸縮性が乏しく、伸縮の繰り返しに長期間耐ることが難しいため、これを改善して交換サイクルを長期化したいという課題がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、頻繁に伸縮されるベルト等に好適な電線内蔵ベルトを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、ベルト本体である外側被覆と、前記外側被覆で覆われた電線とからなる電線内蔵ベルトにおいて、前記電線が、ベルト本体の長手方向に対して斜めに配線されており、かつ前記外側被覆より薄いフィルムからなる内側被覆で覆われている点に第1の特徴があり、前記電線が、複数本配列されてフラットケーブルを形成している点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記電線が、編組みされている点に第3の特徴があり、前記電線が、コイル状に巻かれている点に第4の特徴がある。
また、本発明は、前記電線が、シート状導電材料を網目状に成型したものである点に第5の特徴がある。
また、本発明は、前記電線が、網目状に編まれた導体を帯状に切断して形成されている点に第6の特徴がある。
また、本発明は、補強線が前記フラットケーブルの長手方向に沿って配置されている点に第7の特徴がある。
さらに、本発明は、上記各特徴を有するベルトが、車両用シートベルトまたは乗員着用式エアバッグを自動二輪車に繋留するために使用されるものである点に第8および第9の特徴がある。
上記第1〜第9の特徴によれば、電線が、例えば、編み組みされたり、コイル状に巻かれたり、網目状であったりして、ベルト本体の長手方向に対して斜めに配線されているので、ベルトに張力がかかってベルト本体が伸びたときに、電線はベルト本体の長手方向に伸びやすい。したがって、電線の変形を該電線の弾性域にとどめて、ベルトの長寿命化を図ることができる。
また、第2の特徴によれば、巻き取りおよび引き延ばし等、一方向での屈曲および伸長に好都合なベルトを形成することができる。
また、第7の特徴によれば、フラットケーブルに補強線が設けられているので、引っ張り荷重に対する伸びを小さくすることができし、電線にかかる荷重を軽減することができる。
第8および第9の特徴によれば、シートベルトやエアバッグを繋留するベルトの両端に配置されるユニット間の通信、例えば、インフレータの点火やECUの制御のための通信を有線で行えるようになるので、無線制御時に生じるおそれがあるノイズによる弊害を軽減できる。さらに、有線にすることにより、シートベルトやエアバッグ用ベルトの一端側のユニットから他端側のユニットへのバッテリからの電源供給等が容易になる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図2は本発明の一実施形態に係る電線内蔵ベルトで繋留された着用式エアバッグを着たライダが搭乗するスクータ型自動二輪車の側面図である。図2において、自動二輪車1に搭乗しているライダが着用しているジャケット2には、エアバッグ(図示せず)が組み込まれている。エアバッグはライダの背、腹、腰、首、肩等、複数個所に対応するようにジャケット2内に折り畳まれて収納されている。ジャケット2にはエアバッグ3が組み込まれている。
ジャケット2の後部には、ジャケット2と自動二輪車1とを接続するベルト装置4が設けられる。ベルト装置4は一端がジャケット2またはライダが着用する着衣に連結され、他端が電線内蔵ベルト6を介して緊急時固定引き込み装置(ELR)7に接続されたコネクタ5を含んでいる。ELR7は、電線内蔵ベルト6または電線内蔵ベルト6を、渦巻きばね等の弾性力で巻き取る機構を有しており、巻き取られている繋留線6の引き出し速度が所定値を超えたときに電線内蔵ベルト6の引き出しを停止させるロック手段を有する。ELR7としては、例えば、特開2000−6697号公報等、シートベルトの巻き取り装置に採用されている周知の構造を採用することができる。
エアバッグ3を膨張展開させるための電気回路がコネクタ5内とジャケット2とに分散して設けられ、該電気回路には、自動二輪車1に搭載されるバッテリからELR7、繋留線つまり電線内蔵ベルト6、コネクタ5を介して電力が供給される。
図9は、ジャケット2の一例を示す正面図、図10は同背面図である。ジャケット2は、右前部、左前部、右後部、左後部、腰部、および襟部に分割された膨張気室つまりエアバッグ3を備える。作動時に各膨張器室に気体(炭酸ガスが望ましい)を給送するインフレータ19、自動二輪車1のバッテリ17(図8参照)で充電されるコンデンサ15、およびコネクタ5の内筒50(図8参照)との連結部12を備える。連結部12、エアバッグ3、コンデンサ15およびインフレータ19はジャケット2に縫い付けたり、ポケット状の収納部にそれぞれ収納したりして固定することができる。
図8は、前記エアバッグ展開装置のシステム構成図である。図8において、コネクタ5は内筒50、外筒51およびロッド52を有する。内筒50は外筒51の一端に嵌り、外筒51の内面に案内されて外筒51の長手方向に移動自在である。内筒50には外周側から漏斗状の貫通孔53が形成され、外筒51には、内周側に環状溝54が形成されている。前記貫通孔53と環状溝54とが対向する位置に内筒50が外筒51に嵌った状態で内筒50側から外筒51側に押し出されて環状溝54に係合する球8が貫通孔53に収納されている。貫通孔53の底部つまり小径部分はその直径が球8の直径より小さく、かつ球8が貫通孔3の底部に落ち込んだときに球8が内筒50の外周にはみ出さないように、内筒50の肉厚((外径−内径)/2)との関係で決定される。
外筒51に設けられた軸受部55に、ロッド52が摺動自在に挿入される。ロッド52の一端には内筒50の内周面に適合する外径を有する大径部521を形成し、ロッド52の他端にはELR7に連結される電線内蔵ベルト6のプラグ9と結合されるソケット522を形成する。ロッド52の中心には正負2本の電線18が配される。ロッド52の先端には接点(図示せず)が設けられ、この接点は内筒50の底部に設けられた接点(図示せず)との組み合わせでスイッチ部13を構成する。
スイッチ部13から引き出された電線14はジャケット2内に設けられるコンデンサ15とインフレータ19に接続される。内筒50はフック11を介してライダのジャケット2に設けられる連結部12に連結される。連結部12はジャケット2に縫いつける等、堅固に固定される。フック11は、ライダの移動方向に対して追従性をもたせるためにフレキシブルであるのが望ましく、また、コネクタ5をジャケット2から分離できるように着脱自在な掛け金であるのが好ましい。
ロッド52は大径部521の端部が内筒50内のストッパ(リブ)501に当接する位置まで圧縮コイルばね16で押圧される。ELR7に巻かれた電線内蔵ベルト6の内部には後述するように2本の電線が設けられており、これら電線の一端は車載のバッテリ17に接続され、他端はプラグ9に接続される。プラグ9に接続された電線とソケット522に接続された電線とは、プラグ9とソケット522を結合したときにつながるように、露出した接続端子に接続されている。この構成により、プラグ9とソケット522とがつながれているときにバッテリ17の電圧がELR7に巻かれた電線内蔵ベルト6内の電線およびロッド52内の電線18を介してロッド52の先端の接点に印加される。
上記コネクタ5の構成において、衝突時にジャケット2を着ているライダがELR7の設定ロック速度以上の速さで前方に移動すると、ELR7はロックされる。ELR7がロックされた状態でライダの移動が続くと、ロッド52は圧縮コイルばね16を圧縮するように作用する。このときの圧縮コイルばね16にかかる荷重が初期荷重(例えば20kgf)を超えると、圧縮コイルばね16は撓み始めて、ロッド52は図中右側に変位する。
そして、圧縮コイルばね16が大きく圧縮されて大径部501のスイッチ部13側の縁が球8よりも図中右側に位置するように距離L以上ロッド51が変位すると、球8は、貫通孔53のテーパと環状溝54のテーパとによって生じる分力で内筒50の中心に変位して環状溝54から脱出する。球8が貫通孔53の底部に落ち込むまでロッド52が変位すると、球8を介して維持されていた内筒50と外筒51との結合が外れ、内筒50は外筒51から脱出する。所定値(例えば40kgf)以上の荷重がかかったときにコネクタ5が切り離されるようにばね定数や大径部521上の寸法Lを設定する。
図3は、前記電線内蔵ベルトの切断斜視図である。電線内蔵ベルト6は、外側被覆28に収容された複数列(ここでは2列)の電線からなるフラットケーブル31備えた帯状部材(ベルト)である。フラットケーブル31は、さらに電線10と電線10を挟み込んだ内側被覆29とからなる。内側被覆29は外側被覆28より薄いフィルム状とするのがよい。外側被覆28および内側被覆29は、例えばポリエチレンからなり、電線10は軟銅の素線を使用した編組線からなる。図3の例では、2列の電線10が設けられている。
次に、電線内蔵ベルト6の製造手順を説明する。図1は電線内蔵ベルト6に使用する耐伸縮ベルトの製造手順を示す図である。まず、第1工程として、図1(a)に示すフラットな電線10を2本準備する。この電線10は素線がバイアス状つまり電線10の長手方向Lに対して角度θを有するように編組みしたものである。素線を筒状に編組みし、ロールなどで押しつぶして平面状に形成するとよい。
第2工程として、図1(b)に示すように、編組みされた電線10の上下にフィルム状ポリエチレンからなる内側被覆29を配置し、熱と圧力を加えて電線10と一体化させる。このとき、電線10,10間にフィルム状ポリエチレンが押し出されて壁部を形成するように型を設計し、この型を介して圧力を掛けるのがよい。この壁部により、電線10が横方向にずれるのを防止できる。
図1(c)は、電線10と内側被覆29が一体化されたフラットケーブル31の斜視図である。第3工程で、このフラットケーブルにポリエチレン外側被覆28を施して耐伸縮ベルトとしての電線内蔵ベルト6(図3参照)を完成させる。
長手方向Lに対する素線の角度をθとした場合、電線10が長手方向LにA%延ばされたとすると、素線の伸びはA×cos^2θとなり、Aが0.5に達してもθを70°程度とすれば、素線の伸びは軟銅の弾性域にとどまる。
電線10は筒状に編み組まれた素線を押しつぶして平面状にするが、素線は、一方向へのコイル巻き(螺旋状)か、双方向コイル巻きで筒状に成型するか、複数の素線を布のバイアス織りと同様に平面状に編んだ平編線とするのがよい。図4(a)は一方向コイル巻きで筒状に成型した編組線を示し、図4(b)は双方向コイル巻きで筒状に成型した編組線を示す。また、図4(c)は平編線を示す模式図である。一方向コイル巻きは一定のピッチで1本の素線を巻いたものであり、双方向コイル巻きは一定のピッチで2本の素線をそれぞれ逆向きに巻いたものである。これら筒状編組線をつぶして平らにしたものが図1(a)に示した電線10である。図4(c)に示した平編線は、そのまま図1(a)の電線10として採用できる。
このようにして形成された電線内蔵ベルト6は電線10が電線内蔵ベルト6の長手方向に角度を有して斜めに延びる素線を有しているため、電線内蔵ベルト6が巻き取られたり引き出されたりする際の伸縮または屈伸に応じて電線10が伸縮できる。なお、外側被覆28や内側被覆29は、ポリエチレンに限定されず、絶縁性、耐食性、耐候性および引っ張り強度が同等な他の樹脂製品で代替できる。
電線10は、素線を編組みしたものに限定されない。図5は電線の変形例を示す平面図である。電線10Aは、格子状もしくは網目状に形成した銅板である。電線10Aの網目形状は菱形となるようにプレスまたはエッチングで抜く。つまり、抜かれた残余部が電線10Aの長手方向Lに対して角度を有してバイアス状となるように菱形に抜く。こうして完成した電線10Aは編組線と同様、長手方向Lに伸縮自在である。
図6は、電線のさらなる変形例を示す斜視図である。この変形例に係る電線10Bは編組線のように筒状に編み組まれた素線を平面状につぶしたものと異なり、元来平面状である。まず、素線を網目状に組んで金網を形成し、次いで、この金網を帯状に切断して電線10Bを形成している。
図7は、第2実施形態に係る電線内蔵ベルトの切断斜視図である。電線内蔵ベルト6Aは電線内蔵ベルト6よりも引っ張り強度を増大させたものである。外側被覆28と内側被覆29との間に補強線30を配置している。この例では、電線内蔵ベルト6Aの幅方向端部と中央部においてフラットケーブルを挟んでそれぞれ補強線30が設けられている。
補強線30はアラミド系繊維、炭素繊維、ポリオレフィン系繊維、PBO繊維、PVA繊維等、周知の高強度繊維から選択できる。この補強線30を内側被覆29に接着することによって引張荷重時の伸びを小さくできる。補強線30を入れない電線内蔵ベルト6では250N(ニュートン)の荷重で伸び率が0.5%であるが、補強線30を入れた電線内蔵ベルト6Aでは、同伸び率0.08%であった。
図11は、電線内蔵ベルト6の変形例に係る横断面図であり外側被覆を取り除いた図である。図12は同平面図である。図11,図12に示した電線内蔵ベルト6は、電線10と内側被覆29とを接着させずに、電線10が内側被覆29の内側空間内で動けるように構成している。このようにすることにより、図11,図12に示したように、電線10に長手方向の引っ張り力がかかった状態では、電線10は内側被覆29から分離して幅方向に収縮可能であるため、電線10に生じる応力を小さくすることができる。
本実施形態では、非使用時には引き込み装置に巻き込まれて収納されており、使用時に引き出される着用式エアバッグに使用される電線内蔵ベルト6,6Aを例に本発明を説明した。しかし、本発明はこの実施形態に限定されず、他の用途にも適用できる。例えば、車両用シートベルトにおいて着脱検知用電気信号を伝送する電線をシートベルト本体と一体化する際に、該電線を編組線としたり網目状に打ち抜いた板や網目状に組んだ線としたりできる。
また、海中海底探査機と海上のコントロール機とを接続するケーブルとして、本発明の電線内蔵ベルトを利用することが可能である。
外側被覆や内側被覆はポリエステルに限らず、必要な引っ張り強度や靱性に応じて、周知の材料を適宜使用できる。また、電線は2本に限らず3本以上であってもよい。
本発明の一実施形態に係る耐伸縮ベルトの製造手順を示す図である。 耐伸縮ベルトでつながれた着用式エアバッグを着たライダが搭乗するスクータ型自動二輪車の側面図である。 着用式エアバッグ用電線内蔵ベルトの切断斜視図である。 電線の斜視図である。 変形例に係る電線の平面図である。 さらなる変形例に係る電線の斜視図である。 第2実施形態に係る電線内蔵ベルトの切断斜視図である。 着用式エアバッグのシステム構成図である。 着用式エアバッグを含むジャケットの正面図である。 着用式エアバッグ装置を含むジャケットの背面図である。 電線内蔵ベルトの変形例に係る横断面図である。 電線内蔵ベルトの変形例に係る平面図である。
符号の説明
1…自動二輪車、 2…着用式エアバッグ(ジャケット)、 3…エアバッグ、 4…ベルト装置、 6…電線内蔵ベルト、 7…ELR、 9…フラットケーブル、 10…電線、 28…外側被覆、 29…内側被覆、 30…補強線

Claims (9)

  1. ベルト本体である外側被覆と、前記外側被覆で覆われた電線とからなる電線内蔵ベルトにおいて、
    前記電線が、ベルト本体の長手方向に対して斜めに配線されており、かつ前記外側被覆より薄いフィルムからなる内側被覆で覆われていることを特徴とする電線内蔵ベルト。
  2. 前記電線が、複数本配列されてフラットケーブルを形成していることを特徴とする請求項1記載の電線内蔵ベルト。
  3. 前記電線が、編組電線であることを特徴とする請求項1または2記載の電線内蔵ベルト。
  4. 前記電線が、コイル状に巻かれていることを特徴とする請求項1または2記載の電線内蔵ベルト。
  5. 前記電線が、シート状導電材料を網目状に成型したものであることを特徴とする請求項2記載の電線内蔵ベルト。
  6. 前記電線が、網目状に編んだ導体を帯状に切断して形成されていることを特徴とする請求項2記載の電線内蔵ベルト。
  7. 前記フラットケーブルの長手方向に沿って配置された補強線を備えていることを特徴とする請求項2記載の電線内蔵ベルト。
  8. 車両用シートベルトとして使用される請求項1〜7のいずれかに記載の電線内蔵ベルト。
  9. 自動二輪車用乗員着用式エアバッグを自動二輪車に繋留するために使用される請求項1〜7のいずれかに記載の電線内蔵ベルト。
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