JP2000207994A - 全方向検知形ケ―ブルスイッチ - Google Patents

全方向検知形ケ―ブルスイッチ

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JP2000207994A
JP2000207994A JP11004862A JP486299A JP2000207994A JP 2000207994 A JP2000207994 A JP 2000207994A JP 11004862 A JP11004862 A JP 11004862A JP 486299 A JP486299 A JP 486299A JP 2000207994 A JP2000207994 A JP 2000207994A
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JP
Japan
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cable switch
conductive
reinforcement
periphery
reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11004862A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoufu Hoshikawa
▲きょう▼阜 星川
Seishiro Ishiwatari
誠四郎 石渡
Mitsuru Tanahashi
充 棚橋
Tadamitsu Sasaki
忠光 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmei Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Shinmei Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は引張力による破断損傷を防止する全
方向検知形ケーブルスイッチを新規に提供することを目
的とするものである。 【構成】 本発明は断面円形の可塑絶縁外皮内に空隙を
挟んで導電ワイヤを挿通するまたは挿通しない2乃至複
数条の導電ゴムを内装してなる長尺形の全方向ケーブル
スイッチの前記外皮表面の全長に1乃至複数本の柔軟且
つ高張力の補強線を直線状に沿設するとともに該補強線
を含むケーブルスイッチの全周面を柔軟な補強繊維にて
編組して前記補強線を外皮に密着させ、且つ該補強繊維
の外周面に柔軟な補強樹脂を塗布被覆してケーブルスイ
ッチに一体化固定することを特徴とする全方向検知形ケ
ーブルスイッチにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は全方向検知形ケーブ
ルスイッチ、詳しくは引張によるスイッチ機能の損傷を
防止するようにした全方向検知形ケーブルスイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人等は先に平成10年特許願第
40978号、同第98235号、同第109065
号、同第120629号および同第248132号にて
図2にその形状例を示すような全方向検知形ケーブルス
イッチを提案している。これらは断面円形の絶縁可塑外
皮内にV字形、S字形、矢印形、Y字形および十字形等
の空隙を挟んで分割した導電ゴムを内装し、一部の導電
ゴム内に導電ワイヤを挿通した形にて形成している。導
電ゴムはゴム内に導電用粒子を無数に散在させていて導
電用粒子間が電導するようににっている。なお図では別
々の導電ゴム内に2本の導電ワイヤを挿通した例を示し
ているが、導電ワイヤは1本だけを挿通するもの、全く
挿通しないものもある。これらの全方向ケーブルスイッ
チは壁面等に配線し、検知用の電流を導電ワイヤに流し
ておき、機器等を作動させるときにどの方向からでも外
皮の外側から軽くタッチするのである。すると導電ワイ
ヤを挿通した導電ゴム間の一部面が直接または間の他の
導電ゴムを挟んで接面して導電ワイヤ間が通電してスイ
ッチが入り、機器等にスイッチ電源が供給されて運転作
動することとなる。いずれのケーブルスイッチも全方向
検知形につき配線時の捻れによる方向性を考慮する必要
がなく、また空隙の存在によって導電ゴム間は非接触状
態を維持することができるため20mmR程度の小さな
半径にて曲折配線することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
全方向検知形ケーブルスイッチは強い引張力が加わると
導電ゴムや導電ワイヤが破断して損傷するという課題が
あり、さらに導電ゴム等の破断は外視することができな
いために導電試験により不良が確認されたケーブルスイ
ッチはその全長を交換して設置し直さなければならない
という課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は断面円形の可塑
絶縁外皮内に空隙を挟んで導電ワイヤを挿通するまたは
挿通しない2乃至複数条の導電ゴムを内装してなる長尺
形の全方向ケーブルスイッチの前記外皮表面の全長に1
乃至複数本の柔軟且つ高張力の補強線を直線状に沿設す
るとともに該補強線を含むケーブルスイッチの全周面を
柔軟な補強繊維にて編組して前記補強線を外皮に密着さ
せ、且つ該補強繊維の外周面に柔軟な補強樹脂を塗布被
覆してケーブルスイッチに一体化固定して、かかる課題
を解決するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて説明する。
【0006】押出成形法により断面円形の可塑絶縁外皮
1と、外皮1内にV形をした空隙2を挟んで大小に2分
割した2本の導電ゴム3a,3bを充填内装し、導電ゴ
ム3a,3b内に導電ワイヤ4a,4bを挿通してなる
外径7mmφ程の全方向検知形ケーブルスイッチ5を形
成し、該ケーブルスイッチ5の外周面の全長にアラミド
繊維など柔軟にして高張力の素材にて形成する補強線6
を直線状に沿設するとともに該補強線6を含むケーブル
スイッチ5の全周面をガラス繊維などのしなやかで延伸
しない素材の補強繊維7にて編組して補強線6がケーブ
ルスイッチ5の外皮1に密着するように抱持する。なお
補強線6は間隔を置いて複数本を沿設することもある。
【0007】さらにその外周面全体に液状シリコーンな
ど柔軟さを保持したまま硬化する補強樹脂8を塗布被覆
してケーブルスイッチ5と補強線6および補強繊維7間
がずれ動かず一体化するように固定するのである。
【0008】かようにして補強された全方向検知形ケー
ブルスイッチ5はその両端または中間をもって強く引張
しても引張力を補強線6が負担してケーブルスイッチ5
の延びを防止するため導電ゴム3a,3bや導電ワイヤ
4a,4bが破断するおそれがなくなるのである。また
設置後のケーブルスイッチ5に事物が衝突したり引っか
かったりしても同様にして保護されるため永年に亙り正
確なスイッチ機能を持続することができることとなる。
【0009】図3はケーブルスイッチ5をさらに過酷な
環境で使用する場合を想定した補強を目的とした例を示
すもので、前述の補強された全方向ケーブルスイッチ5
の表面にフッ素樹脂等の摩擦係数の少ない保護膜9を形
成し、ゴム,ビニール等の保護ホース10内にケーブル
スイッチ5の全長を挿通するのである。
【0010】滑性に優れた保護膜9を形成したことによ
りケーブルスイッチ5の保護ホース10内への挿通をス
ムーズに行うことができ、さらに保護膜9にて保護ホー
ス10から出る油分や可塑剤などスイッチに悪影響を及
ぼす成分を遮断することができることとなる。
【0011】このように再補強されたケーブルスイッチ
5は例えば図4に示すように高速道路上の工事現場にお
いて一般車両の規制帯への進入を検知して警報する警報
機11用のセンサスイッチとして現場近辺の道路上に敷
設して使用するのである。このような現場は作業時間が
限られるため警報機11の設置や回収時に他の器材に衝
突したり粗面の道路上を引きずるなどかなり乱暴に扱わ
れることは避けられないので、このように摩擦や衝撃に
強い保護ホース10に内挿することによりケーブルスイ
ッチ5の保護を図るのである。また保護膜9の滑りの良
さにより保護ホース10ごと屈曲されても保護ホース1
0内でケーブルスイッチ5が滑り移動するため、屈曲部
分での摩擦による一点集中的な負担が生ぜずしてスイッ
チの損傷を防止することができることとなる。このよう
に頑強に補強されたケーブルスイッチ5は地盤変動検知
用のセンサスイッチやその他のハードな条件下において
も安心して使用することができるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、全方向検知
形ケーブルスイッチの外皮の全長に柔軟で高張力の補強
線を直線状に沿設して補強繊維により密着させ補強樹脂
にて一体化固定したので、ケーブルスイッチの延びによ
る導電ゴムや導電ワイヤの破断を未然に防止することが
できる全方向検知形ケーブルスイッチを提供することが
できるという効果を生ずる。
【0013】前記の補強されたケーブルスイッチに滑性
に優れた保護膜を被覆して保護ホース内に挿通するとき
は、より過酷な使用環境下においてもケーブルスイッチ
の破断損傷等を防止し得てスイッチ機能を永続すること
ができるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全方向検知形ケーブルスイッチを示す斜視図
【図2】 同、(a)乃至(e)は全方向検知形ケーブ
ルスイッチの形状例を示す断面図
【図3】 保護ホースに内挿した全方向検知形ケーブル
スイッチを示す斜視図
【図4】 同、道路工事用警報機のセンサスイッチとし
て使用する例を示す平面図
【符号の説明】
1は可塑絶縁外皮 2は空隙 3a,3b,3c,3dは導電ゴム 4a,4bは導電ワイヤ 5は全方向検知形ケーブルスイッチ 6は補強線 7は補強繊維 8は補強樹脂 9は保護膜 10は保護ホース 11は警報機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 棚橋 充 東京都大田区平和島6丁目1番1号 株式 会社信明産業内 (72)発明者 佐々木 忠光 東京都大田区平和島6丁目1番1号 株式 会社信明産業内 Fターム(参考) 5G006 AA01 AZ08 BA01 BB07 CB08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形の可塑絶縁外皮内に空隙を挟ん
    で導電ワイヤを挿通するまたは挿通しない2乃至複数条
    の導電ゴムを内装してなる長尺形の全方向ケーブルスイ
    ッチの前記外皮表面の全長に1乃至複数本の柔軟且つ高
    張力の補強線を直線状に沿設するとともに該補強線を含
    むケーブルスイッチの全周面を柔軟で延伸しない補強繊
    維にて編組して前記補強線を外皮に密着させ、且つ該補
    強繊維の外周面に柔軟な補強樹脂を塗布被覆してケーブ
    ルスイッチに一体化固定することを特徴とする全方向検
    知形ケーブルスイッチ。
  2. 【請求項2】 全方向ケーブルスイッチの外周面を摩擦
    係数の少ない柔軟な保護膜にて被覆して保護ホース内に
    挿通することを特徴とする請求項1記載の全方向検知形
    ケーブルスイッチ。
JP11004862A 1999-01-12 1999-01-12 全方向検知形ケ―ブルスイッチ Pending JP2000207994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261471A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Honda Motor Co Ltd 電線内蔵ベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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