JP6441093B2 - エアベルト装置 - Google Patents
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Description
また、本エアベルト装置では、保持手段が拘束手段の長手方向に袋体に連続して繋がっている。このため、袋体を保持手段によって拘束手段の長手方向に安定して保持できる。
さらに、本エアベルト装置では、保持手段と袋体とが一体製織によって形成されるため、袋体が保持手段からずれることがなく、袋体を保持手段によって安定して保持できる。
また、本エアベルト装置では、袋体が拘束手段の乗員の身体とは反対側に設けられる。すなわち、拘束手段は袋体の乗員側に設けられるため、拘束手段は膨張された袋体の影響を受けることなく乗員の身体を保持できる。
また、本エアベルト装置によれば、袋体及び保持手段は、拘束手段に一体とされるため、袋体は拘束手段の近傍で膨張できる。
また、本エアベルト装置によれば、筒状に形成されたカバーの内側に袋体及び保持手段が収容される。このカバーの少なくとも一部が拘束手段とされるため、エアベルト装置の厚さの増加を抑制できる。
また、本エアベルト装置によれば、袋体の一部は、二重織において部分的に一重織とされることによって接結された接結部とされ、袋体は、接結部において保持手段及び拘束手段の少なくとも一方に結合される。これによって、袋体を保持手段及び拘束手段の少なくとも一方に一体にできる。
図1に示されるように、シートベルト装置10は巻取装置12を備えている。巻取装置12は車両のシート14の車幅方向外側で且つ車両下側に配置されている。巻取装置12はフレームを備えており、巻取装置12のフレームは車体に固定されている。巻取装置12のフレームにはスプール16が回転自在に支持されていると共に、スプール16は中心軸線周りの巻取方向へ渦巻ばね等の付勢手段の付勢力によって付勢されている。さらに、スプール16にはウェビング18の長手方向基端側が係止されており、スプール16が巻取方向に回転されると、ウェビング18がスプール16に巻取られる。また、巻取装置12は図示しないロック機構を備えており、車両衝突時等の車両緊急時にはロック機構が作動する。ロック機構が作動すると、巻取方向とは反対の引出方向へのスプール16の回転がロック機構によって阻止される。
本シートベルト装置10では、タング30がシート14に着座した乗員34によって把持されて引張られる。これによって、ウェビング18及びエアベルト装置20が巻取装置12のスプール16から引出されつつ乗員34の身体の車両前側から乗員34の身体に掛回される。この状態でタング30がバックル32に保持されると、図1に示されるように、エアベルト装置20が乗員34の身体に装着される。
22 カバー
24 カバーベルト(拘束手段)
36 カバーストレッチ(帯状部材)
38 袋体
40 第1の層
42 第2の層
44 ストラップベルト(保持手段)
52 接結部
Claims (10)
- 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
前記拘束手段の長手方向に沿って設けられ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成され、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を長手方向の張力によって前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
を備えるエアベルト装置。 - 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
前記拘束手段の長手方向に沿って設けられ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成されると共に前記袋体とが一体製織によって形成され、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられて前記拘束手段の長手方向に前記袋体に連続して繋げられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
を備えるエアベルト装置。 - 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
前記拘束手段の前記乗員の身体とは反対側で前記拘束手段の長手方向に沿って設けられ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成され、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
を備えるエアベルト装置。 - 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
前記拘束手段の長手方向に沿って設けられ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成されると共に一定の大きさの引張荷重に対する伸び率が前記拘束手段よりも高くされ、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
を備えるエアベルト装置。 - 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
前記拘束手段の長手方向に沿って設けられると共に、前記拘束手段に一体とされ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成されると共に、前記拘束手段に一体とされ、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
を備えるエアベルト装置。 - 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
前記拘束手段の長手方向に沿って設けられ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成され、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
筒状に形成されると共に少なくとも一部が前記拘束手段とされ、内側に前記袋体及び前記保持手段が収容されるカバーと、
を備えるエアベルト装置。 - 前記カバーは、前記拘束手段と、一定の大きさの引張荷重に対する伸び率が前記拘束手段よりも高い帯状に形成され、前記拘束手段の厚さ方向側に設けられた帯状部材と、によって筒状に形成される請求項6に記載のエアベルト装置。
- 車両のシートに着座した乗員の身体を拘束可能な長尺状の拘束手段と、
二重織により第1の層と第2の層とから成る2層の袋状に形成され、前記拘束手段の長手方向に沿って設けられ、内部に供給された流体の圧力によって膨張される袋体と、
前記拘束手段とは別体で構成され、前記拘束手段の長手方向に沿って前記袋体に設けられ、前記流体の圧力によって膨張された前記袋体を前記乗員の身体とは反対側から押圧して前記袋体を保持する保持手段と、
前記袋体の一部が前記二重織において部分的に一重織とされることによって前記第1の層と前記第2の層とが接結され、前記保持手段及び前記拘束手段の少なくとも一方に結合された接結部と、
を備えるエアベルト装置。 - 前記袋体は、膨張前の状態で折畳まれており、前記接結部は、前記袋体の折畳位置を含んで形成され、前記接結部は、前記折畳位置よりも一側と他側とが重なった状態で縫合によって前記保持手段及び前記拘束手段の少なくとも一方に結合された請求項8に記載のエアベルト装置。
- 前記接結部と前記保持手段及び前記拘束手段の少なくとも一方との結合部分とは別の位置で前記袋体が前記拘束手段に縫合された請求項9に記載のエアベルト装置。
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