JP2007245823A - Bbw式ブレーキ装置 - Google Patents

Bbw式ブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007245823A
JP2007245823A JP2006069560A JP2006069560A JP2007245823A JP 2007245823 A JP2007245823 A JP 2007245823A JP 2006069560 A JP2006069560 A JP 2006069560A JP 2006069560 A JP2006069560 A JP 2006069560A JP 2007245823 A JP2007245823 A JP 2007245823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
electric motor
motor
cylinder
cylinders
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006069560A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Matsushita
悟史 松下
Kunimichi Hatano
邦道 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006069560A priority Critical patent/JP2007245823A/ja
Priority to US11/703,592 priority patent/US20070216218A1/en
Priority to DE102007010893A priority patent/DE102007010893A1/de
Publication of JP2007245823A publication Critical patent/JP2007245823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/04Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
    • B60T7/042Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated by electrical means, e.g. using travel or force sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/40Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
    • B60T8/4072Systems in which a driver input signal is used as a control signal for the additional fluid circuit which is normally used for braking
    • B60T8/4081Systems with stroke simulating devices for driver input

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】 BBW式ブレーキ装置のアクチュエータの電動モータの体格を大型化することなく、必要時にその回転数を高めて作動応答性を向上させる。
【解決手段】 電気信号に基づいて電動モータ22を駆動源とするモータシリンダ19F,19Rを作動させて車輪を制動するBBW式ブレーキ装置において、モータシリンダ19F,19Rの作動初期に電動モータ22を弱め界磁制御して回転数を高めるので、モータシリンダ19F,19Rを作動させる電気信号が出力されてから実際に制動力が発生するまでのタイムラグを減少させて作動応答性を高めることができる。そして実際に制動力が発生した後には、弱め界磁制御を解除して充分なトルクで必要な制動力を確保することができるので、特別に体格の大きい電動モータ22を用いる必要がなくなり、電動モータ22の小型化と作動応答性の向上とを両立させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転者によるブレーキ操作子の操作量に応じた電気信号を出力し、前記電気信号に基づいて電動モータを駆動源とするアクチュエータを作動させて車輪を制動するBBW式ブレーキ装置に関する。
ブレーキ液圧を発生する動力液圧源(モータシリンダ)が作動可能な正常時には、運転者がブレーキペダルを踏むことでブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと車輪を制動する液圧ブレーキ(ホイールシリンダ)との連通をマスタシリンダカット弁(踏力遮断弁)で遮断した状態で、動力液圧源が発生するブレーキ液圧で液圧ブレーキを作動させ、また動力液圧源が作動不能になる異常時には、マスタシリンダカット弁を開弁してマスタシリンダが発生するブレーキ液圧で液圧ブレーキを作動させ、かつ前記正常時にマスタシリンダが発生するブレーキ液圧をストロークシミュレータで吸収してブレーキペダルのストロークを可能にする、いわゆるBBW(ブレーキ・バイ・ワイヤ)式ブレーキ装置が、下記特許文献1により公知である。
特開2000−127805号公報
ところで、かかるBBW式ブレーキ装置のモータシリンダの駆動源として用いられる電動モータの単体特性は設計時に決定され、定格回転数を高く設定すると定格トルクが低くなり、定格トルクを高く設定すると定格回転数が低くなることが知られている。
モータシリンダ用の電動モータの特性を決定する場合に、その定格トルクを高く設定すると所定の制動力を発生させるための減速機の減速比を小さくできるので、必要なモータ電流を小さくして発熱を抑えることが可能となるが、巻線の巻き数を多くする必要があるので電動モータの体格が大型化する問題がある。また回転数が低くなるためにモータシリンダの作動応答性が低下するという問題も発生する。
一方、電動モータの定格トルクを低く設定すると、巻線の巻き数を少なくできるので電動モータの体格を小型化することができ、また回転数が高くなるためにモータシリンダの作動応答性を向上させることができるが、大きなトルクを発生させようとすると大きなモータ電流が必要になって発熱が増加する問題がある。そこでモータ電流を小さくするために減速機の減速比を大きくすることが考えられるが、そのようにするとモータシリンダの体格が大きくなって車両への搭載性が低下する問題が発生する。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、BBW式ブレーキ装置のアクチュエータの電動モータの体格を大型化することなく、必要時にその回転数を高めて作動応答性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、運転者によるブレーキ操作子の操作量に応じた電気信号を出力し、前記電気信号に基づいて電動モータを駆動源とするアクチュエータを作動させて車輪を制動するBBW式ブレーキ装置において、前記アクチュエータの作動初期に前記電動モータを弱め界磁制御することを特徴とするBBW式ブレーキ装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記作動初期は、前記電動モータが作動を開始してからディスクブレーキ装置のブレーキパッドがブレーキディスクに接触するまでの間であることを特徴とするBBW式ブレーキ装置が提案される。
尚、実施の形態のブレーキペダル11は本発明のブレーキ操作子に対応し、実施の形態のモータシリンダ19F,19Rは本発明のアクチュエータに対応する。
請求項1の構成によれば、電気信号に基づいて電動モータを駆動源とするアクチュエータを作動させて車輪を制動するBBW式ブレーキ装置において、アクチュエータの作動初期に電動モータを弱め界磁制御して回転数を高めるので、アクチュエータを作動させる電気信号が出力されてから実際に制動力が発生するまでのタイムラグを減少させて作動応答性を高めることができる。そしてアクチュエータの作動により実際に制動力が発生した後には、弱め界磁制御を解除して充分なトルクで必要な制動力を確保することができるので、特別に体格の大きい電動モータを用いる必要がなくなり、電動モータの小型化と作動応答性の向上とを両立させることができる。
また請求項2の構成によれば、アクチュエータの電動モータが作動を開始してからディスクブレーキ装置のブレーキパッドがブレーキディスクに接触するまでの間に該電動モータを弱め界磁制御するので、ブレーキパッドおよびブレーキディスク間のパッドクリアランスが消滅するまでの間だけ電動モータの回転数を高めて作動応答性を向上させ、前記パッドクリアランスが消滅した後は弱め界磁制御を解除して充分なトルクで必要な制動力を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の実施の形態を示すもので、図1はBBW式ブレーキ装置の正常時の液圧系統図、図2は図1に対応する異常時の液圧系統図、図3はディスクブレーキ装置の構造を示す図、図4は電動モータの制御系のブロック図、図5はホイールシリンダのピストンストロークに対するピストン反力の関係を示すグラフ、図6はモータシリンダのピストンストロークからd軸電流指令値を検索するマップを示す図である。
図1に示すように、タンデム型のマスタシリンダ10は、運転者がブレーキペダル11を踏む踏力に応じたブレーキ液圧を出力する第1、第2出力ポート12a,12bを備えており、第1出力ポート12aは例えば左前輪および右後輪のディスクブレーキ装置13,14に接続されるとともに、第2出力ポート12bは例えば右前輪および左後輪のディスクブレーキ装置に接続される。図1には、第1出力ポート12aに連なる一方のブレーキ系統だけが図示されており、第2出力ポート12bに連なる他方のブレーキ系統は図示されていないが、一方および他方のブレーキ系統の構造は実質的に同一である。以下、第1出力ポート12aに連なる一方のブレーキ系統について説明する。
マスタシリンダ10の第1出力ポート12aと前輪のディスクブレーキ装置13のホイールシリンダ15とが液路17a〜17fで接続されるとともに、液路17c,17d間から分岐する液路17g〜17jが後輪のディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に接続される。
液路17b,17c間に常開型電磁弁である踏力遮断弁18が配置され、液路17d,17e間に前輪のモータシリンダ19Fが配置される。モータシリンダ19Fは、液路17d,17e間に配置されたシリンダ20を備えており、そのシリンダ20に摺動自在に嵌合するピストン21は電動モータ22により減速機構23を介して駆動されるもので、ピストン21の前面に形成された液室24にブレーキ液圧を発生させることができる。
同様に、液路17h,17i間に後輪のモータシリンダ19Rが配置される。モータシリンダ19Rは、液路17h,17i間に配置されたシリンダ20を備えており、そのシリンダ20に摺動自在に嵌合するピストン21は電動モータ22により減速機構23を介して駆動されるもので、ピストン21の前面に形成された液室24にブレーキ液圧を発生させることができる。
液路17a,17b間から分岐する液路17k〜17nの下流端に接続されたストロークシミュレータ25は、シリンダ26にスプリング27で付勢されたピストン28を摺動自在に嵌合させたもので、ピストン28の反スプリング27側に形成された液室29が液路17nに連通する。液路17m,17n間には、常閉型電磁弁である反力許可弁30が配置される。また液路17g,17h間から分岐する液路17o,17pがマスタシリンダ10のリザーバ31に連通しており、その液路17o,17p間に常閉型電磁弁である大気弁32が配置される。
踏力遮断弁18、反力許可弁30、大気弁32およびモータシリンダ19F,19Rの電動モータ22,22の作動を制御する不図示の電子制御ユニットには、マスタシリンダ10が発生するブレーキ液圧を検出する液圧センサSaと、前輪のディスクブレーキ装置13に伝達されるブレーキ液圧を検出する液圧センサSbと、後輪のディスクブレーキ装置14に伝達されるブレーキ液圧を検出する液圧センサScとが接続される。
図3に示すように、前輪のディスクブレーキ装置13および後輪のディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ15,16は、車体に左右移動自在にフローティング支持されたブレーキキャリパ33と、車輪と共に回転するブレーキディスク34を挟むようにブレーキキャリパ33に相互に接近・離間可能に支持された一対のブレーキパッド35,35と、ブレーキキャリパ33に形成されたシリンダ孔36に摺動自在に嵌合するピストン37と、ピストン37の背部に形成された液室38とを備えており、ホイールシリンダ15,16の不作動時にはブレーキディスク34およびブレーキパッド35,35間にパッドクリアランスαが存在する。
図4に示すように、永久磁石同期モータ(ブラシレスDCモータやACサーボモータ)よりなる電動モータ22の作動を制御する電子制御ユニットの電動モータ制御部は、電流指令値演算部41と、レゾルバ42と、回転角度演算部43と、微分器44と、u相電流センサ45と、w相電流センサ46と、A/D変換器47と、3相/2相変換器48と、電流制御器49と、2相/3相変換器50と、PWM制御部51と、インバータ52とを備える。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図1に示す正常時には、電子制御ユニットからの指令で踏力遮断弁18、反力許可弁30および大気弁32のソレノイドが励磁され、踏力遮断弁18が閉弁してマスタシリンダ10およびディスクブレーキ装置13,14間の連通を遮断し、反力許可弁30が開弁してマスタシリンダ10およびストロークシミュレータ25間を連通させ、かつ大気弁32が開弁する。この状態で運転者がブレーキペダル11を踏み込んでマスタシリンダ10がブレーキ液圧を発生すると、踏力遮断弁18で閉塞された液路17kのブレーキ液圧を液圧センサSaが検出する。電子制御ユニットは、液圧センサSaが検出したブレーキ液圧に応じた液圧を液路17f,17jに発生させるべく、前輪および後輪のモータシリンダ19F,19Rを作動させる。
その結果、前輪のモータシリンダ19Fの電動モータ22の駆動力が減速機構23を介してピストン21に伝達され、シリンダ20の液室24に発生したブレーキ液圧が液路17e,17fを介してディスクブレーキ装置13のホイールシリンダ15に伝達されて前輪が制動される。このとき、液路17fのブレーキ液圧を液圧センサSbで検出し、そのブレーキ液圧が液路17kの液圧センサSaで検出したブレーキ液圧に応じた値になるように電動モータ22の作動がフィードバック制御される。
同様に、後輪のモータシリンダ19Rの電動モータ22の駆動力が減速機構23を介してピストン21に伝達され、シリンダ20の液室24に発生したブレーキ液圧が液路17i,17jを介してディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に伝達されて後輪が制動される。このとき、液路17jのブレーキ液圧を液圧センサScで検出し、そのブレーキ液圧が液路17kの液圧センサSaで検出したブレーキ液圧に応じた値になるように電動モータ22の作動がフィードバック制御される。
尚、シリンダ20内のピストン21が電動モータ22によって僅かに前進すると、液室24と液路17d(あるいは液路17h)との連通が絶たれるため、シリンダ20が発生したブレーキ液圧が液路17o,17p間に設けた大気弁32を介してリザーバ31に逃げる虞はない。
ところで、上述した正常時には、電源の失陥のような異常状態が発生しない限り踏力遮断弁18は閉弁状態に保持されるため、従来はディスクブレーキ装置13,14のブレーキパッドが摩耗してシリンダ20,20およびディスクブレーキ装置13,14間の液路17e,17fあるいは液路17i,17jの容積が増加しても、その分のブレーキ液をリザーバ31から補給することができず、しかもホイールシリンダ15,16の引きずりを低減することができないという問題が発生する可能性がある。
しかしながら、シリンダ20,20内でピストン21,21が後退すると、液室24,24が開弁した大気弁32を介してリザーバ31に連通するため、ディスクブレーキ装置13,14のブレーキパッドの摩耗により不足するブレーキ液をリザーバ31から補給するとともに、制動力の解放時におけるホイールシリンダ15,16の引きずりを低減することができる。
また正常時に運転者がブレーキペダル11を踏んでマスタシリンダ10がブレーキ液圧を発生すると、そのブレーキ液圧がストロークシミュレータ25の液室29に伝達されてピストン28がスプリング27の弾発力に抗して移動することで、ブレーキペダル11の踏込みに対する反力を発生させることができる。これにより、実際には電動モータ22,22の駆動力でディスクブレーキ装置13,14を作動させているにも関わらず、運転者の踏力でディスクブレーキ装置13,14を作動させているのと同等の操作フィーリングを得ることができる。
一方、バッテリ外れ等により電源が失陥したような異常時には、図2に示すように踏力遮断弁18が開弁してマスタシリンダ10およびディスクブレーキ装置13,14間が連通し、反力許可弁30が閉弁してマスタシリンダ10およびストロークシミュレータ25間の連通が遮断され、かつ大気弁32が閉弁してマスタシリンダ10およびリザーバ31間の連通が遮断される。その結果、運転者がブレーキペダル11を踏み込んでマスタシリンダ10が発生したブレーキ液圧は、開弁した踏力遮断弁18およびモータシリンダ19Fを介して前輪のディスクブレーキ装置13のホイールシリンダ15に伝達され、また開弁した踏力遮断弁18およびモータシリンダ19Rを介して後輪のディスクブレーキ装置14のホイールシリンダ16に伝達され、前輪および後輪が制動される。
これと同時に、反力許可弁30の閉弁によりストロークシミュレータ25とマスタシリンダ10との連通が遮断されるため、ストロークシミュレータ25は機能を停止する。その結果、ブレーキペダル11のストロークが不必要に増加して運転者に違和感を与えるのを防止することができ、しかもマスタシリンダ10が発生したブレーキ液圧はストロークシミュレータ25に吸収されることなくホイールシリンダ15,16に伝達され、高い応答性で制動力を発生させることができる。
しかして、電源が失陥して踏力遮断弁18、反力許可弁30、大気弁32およびモータシリンダ19F,19Rが作動不能になっても、運転者がブレーキペダル11を踏んでマスタシリンダ10が発生したブレーキ液圧で前輪および後輪のホイールシリンダ15,16を支障なく作動させることができ、これにより異常時に前輪および後輪を制動して車両をより安全に停止させることができる。
次に、モータシリンダ19F,19Rの電動モータ22の一般的な制御手法を、図4に基づいて説明する。
液圧回路に設けられた3個の液圧センサSa,Sbと,Sc(図1参照)の出力に基づいて、電流指令値演算部41に電動モータ22のトルク指令値が入力される。電流指令値演算部41は電動モータ22のq軸成分の電流指令値Iq* とd軸成分の電流指令値Id* とを算出するが、その際にq軸成分の電流指令値Iq* は前記トルク指令値に比例するように出力され、また後から詳述するように、d軸成分の電流指令値Id* は電動モータ22の作動初期を除いて基本的に0とされる。
電動モータ22に設けたレゾルバ42に接続された回転角度演算部43は電動モータ22の回転角度θを演算し、微分器44はその回転角度θを時間微分して電動モータ22の回転角速度ωを演算する。これらの回転角度θおよび回転角速度ωは電流指令値演算部41に入力され、q軸成分の電流指令値Iq* の演算に用いられる。
電動モータ22は、q軸成分の電流指令値Iq* およびd軸成分の電流指令値Id* に対して、実際のモータ電流Iu,Iv,Iw(本実施の形態では、そのうちIu,Iwのみ)を検出することでフィードバック制御される。即ち、u相電流センサ45およびw相電流センサ46で検出した電動モータ22のu相電流Iuおよびw相電流Iwは、A/D変換器47でアナログ値からデジタル値に変換された後に、ベクトル制御のために3相/2相変換器48に入力され、そこで電動モータ22の回転角度θを用いてq軸成分の実電流Iqおよびd軸成分の実電流Idに変換される。電流制御器49は、q軸成分の電流指令値Iq* および実電流Iqの偏差と、d軸成分の電流指令値Id* および実電流Idの偏差とを0に収束させるべく比例・積分制御により演算を行い、q軸成分の電圧指令値Vq* およびd軸成分の電圧指令値Vd* を出力する。
電動モータ22には3相の電流を供給する必要があるので、2相/3相変換器50においてq軸成分の電圧指令値Vq* およびd軸成分の電圧指令値Vd* を、u相電圧電圧指令値Vu* 、u相電圧電圧指令値Vv* およびu相電圧電圧指令値Vw* に変換する。PWM制御部51はu相、v相、W相電圧電圧指令値Vu* ,Vv* ,Vw* に基づいてPWM制御信号を出力し、インバータ52がq軸成分の電流指令値Iq* および実電流Iqの偏差と、d軸成分の電流指令値Id* および実電流Idの偏差とが0に収束するように、電動モータ22にu相、v相、W相電流Iu,Iv,Iwを供給する。
以上が電動モータ22の一般的なベクトル制御の内容であるが、次にモータシリンダ19F,19Rの作動開始時の電動モータ22の制御について説明する。
図5に示すように、運転者がブレーキペダル11を踏んでモータシリンダ19F,19Rが作動し、モータシリンダ19F,19Rが発生したブレーキ液圧でディスクブレーキ装置13,14が作動するとき、ブレーキパッド35,35がブレーキディスク34に接触するまでの領域Aと、ブレーキパッド35,35がブレーキディスク34に接触した後の領域Bとで電動モータ22の制御が異なっている。即ち、前記領域A,Bはパッドクリアランスα(図3参照)に応じて決まるもので、領域Aはホイールシリンダ15,16のピストン37のストロークが増加しても、パッドクリアランスαが存在するために反力が殆ど増加しない領域であり、領域Bはパッドクリアランスαが既に消滅しているために、ピストン37のストロークが増加すると反力が急激に増加する領域である。
ホイールシリンダ15,16とモータシリンダ19F,19Rとは液路17e,17fあるいは液路17i,17jで接続されているため、ホイールシリンダ15,16のピストン37のストロークは、モータシリンダ19F,19Rのピストン21のストロークに比例する。よって、モータシリンダ19F,19Rのピストン21のストロークに応じて電動モータ22の作動が制御される。
図6のマップに示すように、ホイールシリンダ15,16のパッドクリアランスαが存在する領域Aでは、電動モータ22のd軸方向の電流指令値Id* を負の方向に大きくし、いわゆる弱め界磁制御を行うことで電動モータ22の回転数を増加させ、ホイールシリンダ15,16のピストン37のパッドクリアランスαが消滅する領域Bでは、電動モータ22のd軸方向の電流指令値Id* を0あるいは殆ど0にして電動モータ22のトルクを増加させる。具体的には、図6のマップから検索されたd軸方向の電流指令値Id* を図4のブロック図の電流制御器49に入力することで、電動モータ22の作動初期の上記弱め界磁制御が達成される。
以上のように、モータシリンダ19F,19Rが作動を開始してからホイールシリンダ15,16のブレーキパッド35,35がブレーキディスク34に接触するまでの間だけ該電動モータ22を弱め界磁制御して回転数を高めるので、モータシリンダ19F,19Rを作動させる電気信号が出力されてから実際に制動力が発生するまでのタイムラグを減少させて作動応答性を高めるとともに、その後に弱め界磁制御を解除して充分なトルクで必要な制動力を確保することができるので、特別に体格の大きい電動モータ22を用いる必要がなくなり、電動モータ22の小型化と作動応答性の向上とを両立させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のアクチュエータは、電動モータ22の駆動力でブレーキ液圧を発生してホイールシリンダ15,16を作動させるものに限定されず、電動モータ22でブレーキ液圧を介さずに直接ブレーキパッド35,35を作動させるものでも良い。
BBW式ブレーキ装置の正常時の液圧系統図 図1に対応する異常時の液圧系統図 ディスクブレーキ装置の構造を示す図 電動モータの制御系のブロック図 ホイールシリンダのピストンストロークに対するピストン反力の関係を示すグラフ モータシリンダのピストンストロークからd軸電流指令値を検索するマップを示す図
符号の説明
11 ブレーキペダル(ブレーキ操作子)
13 ディスクブレーキ装置
14 ディスクブレーキ装置
19F モータシリンダ(アクチュエータ)
19R モータシリンダ(アクチュエータ)
22 電動モータ
34 ブレーキディスク
35 ブレーキパッド

Claims (2)

  1. 運転者によるブレーキ操作子(11)の操作量に応じた電気信号を出力し、前記電気信号に基づいて電動モータ(22)を駆動源とするアクチュエータ(19F,19R)を作動させて車輪を制動するBBW式ブレーキ装置において、
    前記アクチュエータ(19F,19R)の作動初期に前記電動モータ(22)を弱め界磁制御することを特徴とするBBW式ブレーキ装置。
  2. 前記作動初期は、前記電動モータ(22)が作動を開始してからディスクブレーキ装置(13,14)のブレーキパッド(35)がブレーキディスク(34)に接触するまでの間であることを特徴とする、請求項1に記載のBBW式ブレーキ装置。
JP2006069560A 2006-03-14 2006-03-14 Bbw式ブレーキ装置 Pending JP2007245823A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006069560A JP2007245823A (ja) 2006-03-14 2006-03-14 Bbw式ブレーキ装置
US11/703,592 US20070216218A1 (en) 2006-03-14 2007-02-07 Brake by wire type brake system
DE102007010893A DE102007010893A1 (de) 2006-03-14 2007-03-06 Brake-by-Wire-Bremssystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006069560A JP2007245823A (ja) 2006-03-14 2006-03-14 Bbw式ブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007245823A true JP2007245823A (ja) 2007-09-27

Family

ID=38517052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006069560A Pending JP2007245823A (ja) 2006-03-14 2006-03-14 Bbw式ブレーキ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070216218A1 (ja)
JP (1) JP2007245823A (ja)
DE (1) DE102007010893A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166578A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Honda Motor Co Ltd ブレーキ装置
JP2009220804A (ja) * 2008-02-14 2009-10-01 Messier Bugatti 乗り物のホイールブレーキ及びそれ用の不可逆アクチュエータへの電力供給を管理するための方法
JP2009227023A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Honda Motor Co Ltd ブレーキ装置
JP2010030590A (ja) * 2005-01-11 2010-02-12 Messier Bugatti 電気ブレーキを備えた乗物用ブレーキシステムにおける保護方法
WO2011061808A1 (ja) 2009-11-20 2011-05-26 トヨタ自動車株式会社 ブレーキ装置
JP2012131293A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置
JP2013252861A (ja) * 2013-09-09 2013-12-19 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置
JP2018030493A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置
JP2018030492A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置
WO2023054492A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 株式会社アドヴィックス 車両用制動装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4430508B2 (ja) * 2004-10-18 2010-03-10 本田技研工業株式会社 ブレーキ装置
FR2911698B1 (fr) * 2007-01-24 2009-07-10 Airbus France Sas Dispositif de commande d'actionneur electromecanique.
CN101945787B (zh) * 2007-12-21 2013-10-23 爱皮加特股份公司 具有可自适应控制的制动衬带间隙的制动系统和其驱动方法
DE102011083237B4 (de) * 2010-10-04 2021-12-09 Continental Teves Ag & Co. Ohg Bremsanlage und Verfahren zu deren Betrieb
JP6508112B2 (ja) * 2016-04-19 2019-05-08 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置
US9889835B1 (en) * 2016-08-05 2018-02-13 GM Global Technology Operations LLC Active brake retraction system with vacuum reservoir
DE102018210122A1 (de) 2018-06-21 2019-12-24 Audi Ag Entkoppeltes Bremssystem mit Gradientbestimmungsmittel, Kraftfahrzeug mit einem solchen Bremssystem und Verfahren zum Steuern eines solchen Bremssystems
US10870419B2 (en) * 2018-07-20 2020-12-22 Continental Automotive Systems, Inc. EPB low residual torque software function

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232055A (ja) * 1986-11-06 1988-09-28 アルフレツド・テヴエス・ゲーエムベーハー ブレーキ装置及びそのモニタ方法
JPH10119748A (ja) * 1996-10-17 1998-05-12 Denso Corp ブレーキ制御装置
JP2001239929A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Hitachi Ltd ブレーキ装置
JP2002154426A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Asmo Co Ltd 電動ブレーキ
JP2002262412A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Matsushita Electric Works Ltd 電動車の速度制御装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19543583C1 (de) * 1995-11-22 1997-02-06 Daimler Benz Ag Bremsdruck-Steuerungseinrichtung für ein Straßenfahrzeug mit elektrohydraulischer Mehrkreis-Bremsanlage
US5941608A (en) * 1996-03-07 1999-08-24 Kelsey-Hayes Company Electronic brake management system with manual fail safe
US6075332A (en) * 1998-05-14 2000-06-13 Mccann; Roy A. Predictive conductive angle motor control system for brake-by-wire application
FR2782684B1 (fr) * 1998-08-28 2000-11-10 Bosch Syst Freinage Dispositif de freinage a assistance et regulation combinees
US6550871B1 (en) * 1999-02-19 2003-04-22 Continental Teves, Inc. Method and system for controlling an electromechanically actuated brake for motor vehicles
JP2000335390A (ja) * 1999-05-28 2000-12-05 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置
US6533369B2 (en) * 2000-10-19 2003-03-18 Delphi Technologies, Inc. Brake system and method having secondary hydraulic braking in a de-energized operational mode
JP3688673B2 (ja) * 2002-10-01 2005-08-31 本田技研工業株式会社 永久磁石式回転電機の制御装置
US20050035678A1 (en) * 2003-08-11 2005-02-17 Ward Terence G. Axial flux motor mass reduction with improved cooling
JP2005349985A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Honda Motor Co Ltd 車両の制動装置
JP4556572B2 (ja) * 2004-09-09 2010-10-06 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電動駆動制御装置、電動駆動制御方法及びプログラム
US7095209B2 (en) * 2004-09-29 2006-08-22 Rockwell Automation Technologies, Inc. Method and apparatus to regulate torque provided to loads
JP4430508B2 (ja) * 2004-10-18 2010-03-10 本田技研工業株式会社 ブレーキ装置
US7497528B2 (en) * 2006-02-14 2009-03-03 Delphi Technologies, Inc. Brake-by-wire braking system with hydraulic fail-safe

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232055A (ja) * 1986-11-06 1988-09-28 アルフレツド・テヴエス・ゲーエムベーハー ブレーキ装置及びそのモニタ方法
JPH10119748A (ja) * 1996-10-17 1998-05-12 Denso Corp ブレーキ制御装置
JP2001239929A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Hitachi Ltd ブレーキ装置
JP2002154426A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Asmo Co Ltd 電動ブレーキ
JP2002262412A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Matsushita Electric Works Ltd 電動車の速度制御装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030590A (ja) * 2005-01-11 2010-02-12 Messier Bugatti 電気ブレーキを備えた乗物用ブレーキシステムにおける保護方法
JP2009166578A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Honda Motor Co Ltd ブレーキ装置
JP2009220804A (ja) * 2008-02-14 2009-10-01 Messier Bugatti 乗り物のホイールブレーキ及びそれ用の不可逆アクチュエータへの電力供給を管理するための方法
JP2009227023A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Honda Motor Co Ltd ブレーキ装置
WO2011061808A1 (ja) 2009-11-20 2011-05-26 トヨタ自動車株式会社 ブレーキ装置
JP2012131293A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置
JP2013252861A (ja) * 2013-09-09 2013-12-19 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレーキ装置
JP2018030493A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置
JP2018030492A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置
WO2023054492A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 株式会社アドヴィックス 車両用制動装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102007010893A1 (de) 2007-11-22
US20070216218A1 (en) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007245823A (ja) Bbw式ブレーキ装置
JP4902373B2 (ja) ブレーキ装置およびブレーキ装置の制御方法
JP5883836B2 (ja) 電動ブレーキ装置
WO2015072384A1 (ja) アンチロックブレーキ制御装置
US11001242B2 (en) Braking control device for vehicle
JP5864504B2 (ja) 車両用制動システム
JP2008265730A (ja) 電動ブレーキ装置および電動ブレーキ装置の制御方法
JP6394562B2 (ja) 車両の制動制御装置
US11407391B2 (en) Braking control device for vehicle
JP6058486B2 (ja) 車両用制動システム
JP5555798B2 (ja) 車両用ブレーキ装置
JP6477534B2 (ja) 車両のモータ制御装置
US20230294520A1 (en) Cooperative brake apparatus and control method thereof
US10875515B2 (en) Braking control device for vehicle
JP6117074B2 (ja) 車両用制動力発生装置
WO2018062097A1 (ja) 電動ブレーキ装置
JP2018052145A (ja) 車両の制動制御装置
JP6707981B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP6686363B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP6648655B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP6855708B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP6816406B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP4690917B2 (ja) Bbw式ブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111109