JP2007242656A - コイル装置、電動パワーステアリング装置、およびコイルコアのアッセンブリ方法 - Google Patents
コイル装置、電動パワーステアリング装置、およびコイルコアのアッセンブリ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007242656A JP2007242656A JP2006058892A JP2006058892A JP2007242656A JP 2007242656 A JP2007242656 A JP 2007242656A JP 2006058892 A JP2006058892 A JP 2006058892A JP 2006058892 A JP2006058892 A JP 2006058892A JP 2007242656 A JP2007242656 A JP 2007242656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil core
- bus bar
- housing
- system board
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
【解決手段】 円筒状のコイルコアと、前記コイルコアの内周側を貫通し、他の部材に電気的に接続されるバスバーと、前記コイルコアと前記バスバーとを互いに離間した状態で固定するハウジングとを備え、前記バスバーの一端は、前記ハウジングに固定されることとした。
【選択図】 図5
Description
実施例1につき図1ないし図8に基づき説明する。図1は本願コイル装置およびコイルコアのアッセンブリ方法を適用した電動パワーステアリング装置のシステム構成図である。電動パワーステアリング装置は、モータ制御装置1、ステアリングホイールSW、ステアリングシャフトSS、トルクセンサTS、入力軸IN、ラックR、ピニオンP、転舵輪FL,FRを有する。モータ制御装置1内にはモータ3が設けられ、電源BATTにより駆動される。
図2は電動パワーステアリング装置のx−y平面における部分断面図、図3はy−z平面における部分断面図、図4はx−z平面断面図、図5は分解斜視図である。なお、図2における電動パワーステアリング装置の軸方向と平行にy軸をとり、図2の図面に平行かつy軸と直交する方向をx軸と定義する。また、図2の法線方向をz軸と定義する。
第1ハウジング2aはギヤハウジング11、モータハウジング12、およびパワー系基板ハウジング13を有する。モータハウジング12とパワー系基板ハウジング13は一体に形成されている。モータハウジング12はギヤハウジング11に対しz軸負方向側に設けられ、パワー系基板ハウジング13はギヤハウジング11のz軸負方向側であってモータハウジング12のx軸正方向側に設けられている。
ギヤハウジング11は有底カップ形状であり、底面であるy軸正方向側には入力軸INを貫通させる貫通孔11aが設けられている。またy軸負方向側には開口部11bが設けられ、この開口部11bから順にピニオンP、ウォームホイール5、制御系基板300、トルクセンサTSが収装される。
図2ないし図5に示すように、モータハウジング12はモータ3を収容し、z軸負方向端部において開口してモータ挿入口12aが形成され、モータ3が挿入される。モータハウジング12のz軸正方向端部にはセンサ取付部12bが設けられ、z軸正方向側から回転位置センサ33が取り付けられる。
パワー系基板ハウジング13は放熱性を考慮したアルミダイキャスト部材であり、内部にパワー系基板400を収容する。図4に示すように、パワー系基板ハウジング13はパワー系基板400に設けられるパワー系素子410〜430を独立に、所定位置において収容するパワー系素子収容部13aを備えている。
第2ハウジング2bはy軸負方向からピニオンPを収容するとともに、第1ハウジング2aの開口部11bを閉塞する。
制御系基板300はパワー系基板400とウォームホイール5との間、すなわちモータ3とウォームホイール5との間であって、x−y平面に対し平行、すなわちウォームシャフト6に対し垂直に設けられている。この制御系基板300は、トルクセンサTSにより検出された操舵トルクに基づいてパワー系基板400に駆動指令を出力し、モータ3を駆動する。
パワー系基板400は第1ハウジング2a内において制御系基板300と隣接して配置され、ハーネス、コネクタ100等により電気的に接続される。制御系基板300とパワー系基板400同士を隣接して設けることで、ハーネスやコネクタ100等の電気的接続部材の短縮化を図っている。
パワー系基板400にはリレー410、コンデンサ420、およびコイル430が設けられる。モータハウジング12のx軸正方向側は、モータ3の径方向外側(x軸正方向側)と制御系基板300のx軸正方向側部分によりデッドスペースとなるため、このデッドスペースに体積の大きいリレー410、コンデンサ420、およびコイル430を配置することで、装置の小型化を図っている。
モータ3の駆動力はモータ3の回転軸上に設けられたウォームシャフト6を介してウォームホイール5に伝達される。ウォームシャフト6はピニオンPと一体回転するウォームホイール5と噛合っており、またピニオンPはy軸負方向側においてラックRと接続する。これにより、モータ3の駆動力は操舵アシスト力としてラックRを駆動する。
図4は、第1ハウジング2aのx−z平面断面図である。ロータ32は接続部材9によりウォームシャフト6と接続し、ウォームシャフト6およびロータ32はそれぞれ両端部において軸受15,17および16,18によって第1ハウジング2aに支持される。
図6はコネクタ100のz軸正方向側斜視図、図7はz軸方向断面図である。また、図8はノイズ除去用コイルコア200を組み付ける際の斜視図である。
(1)本願実施例では、円筒状のノイズ除去用コイルコア200と、ノイズ除去用コイルコア200の内周側を貫通し、制御系基板300に電気的に接続されるバスバー110と、ノイズ除去用コイルコア200とバスバー110とを互いに離間した状態で固定するコネクタハウジング100aとを備え、バスバー110の一端(z軸負方向側端部)は、コネクタハウジング100aに固定され、ノイズ除去用コイルコア200の内周径は、バスバー110の最外周径よりも大きく設けられていることとした。
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
2a,2b 第1、第2ハウジング
3 モータ
5 ウォームホイール
6 ウォームシャフト
8 トーションバー
9 接続部材
11 ギヤハウジング
11a 貫通孔
11b 開口部
12 モータハウジング
12a モータ挿入口
12b センサ取付部
12c,13c z軸正方向側端部
13 パワー系基板ハウジング
13a パワー系素子収容部
13b ヒートシンク
15〜18 軸受
31 ステータ
32 ロータ
33 回転位置センサ
34 出力端子
100 コネクタ
100a コネクタハウジング
101 電源用コネクタ
102 信号用コネクタ
110 バスバー
120 通信端子
130 凹部
131 内周部
200 ノイズ除去用コイルコア(コイルコア)
300 制御系基板
301 電動機側部分
302 外側部分
303 貫通孔
310 電動機側回路
320 外側回路
330 マイクロコンピュータ
400 パワー系基板
403,404 貫通部
410 リレー
420 コンデンサ
430 コイル
BATT 電源
FL,FR 転舵輪
IN 入力軸
P ピニオン
R ラック
S 接合面
SS ステアリングシャフト
SW ステアリングホイール
TS トルクセンサ
Claims (7)
- 円筒状のコイルコアと、
前記コイルコアの内周側を貫通し、他の部材に電気的に接続されるバスバーと、
前記コイルコアと前記バスバーとを互いに離間した状態で固定するハウジングと
を備え、
前記バスバーの一端は、前記ハウジングに固定され、
前記コイルコアの内周径は、前記バスバーの最外周径よりも大きく設けられていること
を特徴とするコイル装置。 - 請求項1に記載のコイル装置において、
前記コイルコアは、前記ハウジングに設けられた円周溝に嵌合されること
を特徴とするコイル装置。 - 請求項1に記載のコイル装置において、
前記バスバーは複数設けられ、
前記複数のバスバーは、それぞれ1枚の導体板で形成されること
を特徴とするコイル装置。 - ステアリングホイールに接続される入力軸と、
前記入力軸上に設けられるトルクセンサと、
前記入力軸上に設けられるウォームホイールと、
前記ウォームホイールに噛合うウォームシャフトと、
前記ウォームシャフトに設けられ、このウォームシャフトおよび前記ウォームホイールを介して前記入力軸に操舵アシスト力を付与するとともに、出力軸と、この出力軸の回転位置を検出する回転位置センサと、を備える電動機と、
前記電動機に電力を供給するパワー系基板と、
前記制御系基板に設けられ、前記トルクセンサによって検出される操舵トルクに基づき、前記電動機の回転を制御する制御系基板と
を有する電動パワーステアリング装置において、
円筒状のコイルコアと、
前記コイルコアの内周側を貫通し、前記制御系基板に電気的に接続されるバスバーを有するコネクタと、
前記コイルコアと前記バスバーとを互いに離間した状態で固定するコネクタハウジングと
を備え、
前記バスバーの一端は、前記ハウジングに固定され、
前記コイルコアの内周径は、前記バスバーの最外周径よりも大きく設けられていること
を特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項4に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記コイルコアは、前記ハウジングに設けられた円周溝に嵌合されること
を特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 請求項4に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記バスバーは複数設けられ、
前記複数のバスバーは、それぞれ1枚の導体板で形成されること
を特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 円筒状のコイルコアと、
前記コイルコアの内周側を貫通し、他の部材に電気的に接続されるバスバーと、
前記コイルコアと前記バスバーとを互いに離間した状態で固定するハウジングと
を備え、
前記バスバーの一端を、前記ハウジングに固定し、
前記コイルコアの内周径を、前記バスバーの最外周径よりも大きく設け、
前記コイルコアを、前記バスバーの他端側から前記ハウジング側へ向かって挿入すること
を特徴とするコイルコアのアッセンブリ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006058892A JP2007242656A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | コイル装置、電動パワーステアリング装置、およびコイルコアのアッセンブリ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006058892A JP2007242656A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | コイル装置、電動パワーステアリング装置、およびコイルコアのアッセンブリ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007242656A true JP2007242656A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38587950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006058892A Pending JP2007242656A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | コイル装置、電動パワーステアリング装置、およびコイルコアのアッセンブリ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007242656A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011031755A (ja) * | 2009-08-01 | 2011-02-17 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置 |
JP2011031756A (ja) * | 2009-08-01 | 2011-02-17 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置 |
WO2012137322A1 (ja) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | 三菱電機株式会社 | 駆動装置一体型回転電機 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515619U (ja) * | 1991-08-08 | 1993-02-26 | 古河電気工業株式会社 | 電気接続箱 |
JP2000021514A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2000340307A (ja) * | 1999-05-27 | 2000-12-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2001238496A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-08-31 | Denso Corp | 車両用交流発電機の制御装置及びコネクタ |
-
2006
- 2006-03-06 JP JP2006058892A patent/JP2007242656A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515619U (ja) * | 1991-08-08 | 1993-02-26 | 古河電気工業株式会社 | 電気接続箱 |
JP2000021514A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2000340307A (ja) * | 1999-05-27 | 2000-12-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2001238496A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-08-31 | Denso Corp | 車両用交流発電機の制御装置及びコネクタ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011031755A (ja) * | 2009-08-01 | 2011-02-17 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置 |
JP2011031756A (ja) * | 2009-08-01 | 2011-02-17 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 電動パワーステアリング用モータユニット及び電動パワーステアリング装置 |
WO2012137322A1 (ja) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | 三菱電機株式会社 | 駆動装置一体型回転電機 |
JP5518255B2 (ja) * | 2011-04-06 | 2014-06-11 | 三菱電機株式会社 | 駆動装置一体型回転電機 |
JPWO2012137322A1 (ja) * | 2011-04-06 | 2014-07-28 | 三菱電機株式会社 | 駆動装置一体型回転電機 |
US9531232B2 (en) | 2011-04-06 | 2016-12-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotating electrical machine incorporating drive device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5248814B2 (ja) | モータ駆動装置およびその検査方法 | |
JP4623125B2 (ja) | 電動パワ−ステアリング用電動モ−タ装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP6443055B2 (ja) | 駆動装置、および、駆動装置の製造方法 | |
JP5045439B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5410194B2 (ja) | 駆動回路内蔵型モータ | |
JP4932310B2 (ja) | 電動モータ | |
JP3816353B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置用モータ | |
JP4502912B2 (ja) | 回転電機およびその製造方法 | |
JP5927836B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP2010028925A (ja) | モータ及び電動パワーステアリング装置用モータ | |
EP1880922A2 (en) | Electric power steering apparatus | |
CN108093665B (zh) | 无刷电动机及搭载无刷电动机的电动助力转向装置和车辆 | |
JP5563513B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4582182B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP4772139B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置用モータ装置 | |
JP2007242656A (ja) | コイル装置、電動パワーステアリング装置、およびコイルコアのアッセンブリ方法 | |
JP6396862B2 (ja) | 構造体一体型回転電機 | |
JP2007209126A (ja) | モータ制御装置およびパワーステアリング装置 | |
JP2021127016A (ja) | 駆動装置 | |
JP5999140B2 (ja) | ブラシレスモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両 | |
JP5212080B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2008172881A (ja) | 電動機および電動機制御装置 | |
JP2006143027A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
WO2022196456A1 (ja) | 駆動装置 | |
WO2022254502A1 (ja) | 電動機制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090924 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100907 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110802 |