JP2007238082A - 積荷用保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積荷が運転中の動的力によりトランクの周囲に放り出されることを防止する、積荷用、特に小型の積荷用の保持装置を提供する。
【解決手段】 乗用車のトランク1または収納室の積荷用の保持装置15は、締結レール14に移動可能に保持される基台部17から構成される。回動フラップ18またはコイルばねの形態の確保手段は、基台部17に固定される。ばね付勢されたフラップ18またはコイルばねの助けを借りて、積み込まれるべき積荷は、トランク1の側壁3または後部座席背部8に押圧可能であり、その結果、積荷は、運転時に発生する力により、前後に放り出される可能性はない。
【選択図】図1
【解決手段】 乗用車のトランク1または収納室の積荷用の保持装置15は、締結レール14に移動可能に保持される基台部17から構成される。回動フラップ18またはコイルばねの形態の確保手段は、基台部17に固定される。ばね付勢されたフラップ18またはコイルばねの助けを借りて、積み込まれるべき積荷は、トランク1の側壁3または後部座席背部8に押圧可能であり、その結果、積荷は、運転時に発生する力により、前後に放り出される可能性はない。
【選択図】図1
Description
本発明は、積荷用、特に小型荷物用の保持装置に関する。
近時の車体形状について、設計技術者は、実質的に平坦な壁により画定されるトランクまたは収納室を生成することを非常に考慮する。この形状は、目的がスーツケースのような大型の積荷をトランクに収容することであるとき、有利である。
対比して、小型の積荷が詰み込まれるべき場合、使用可能であったポケット及び隙間は、不都合に失われる。そのような積荷が、通常の運転中のカーブ、ブレーキ、及び加速から発生する力による滑りなく、収納可能な空間は存在しない。
ここから開始して、本発明の課題は、そのような積荷が運転中の動的力によりトランクの周囲に放り出されることを防止するため、積荷用、特に小型の積荷用の保持装置を作成することである。
この課題は、本発明により、請求項1の特徴を有する保持装置を用いて解決される。
新規な保持装置は、トランクまたは荷物室が、より大型の積荷を滑らないように調整可能な輪の助けを借りて締結するために通常使用される締結レールを有するという特徴から成立する。
この保持レールから開始して、新規な保持装置は、支持面を有する基台部を有する。その断面が締結レールの断面に適合する突出部材は、基台部の支持面から突出する。今日、現在の車のトランクは、典型的にT溝を有し、ここで、突出部材は、従って、断面に見てT字またはきのこ形状を有する。積荷の接触表面を有する保持部材は、この基台部に固定される。
最も簡単な方法では、接触表面の助けを借りて、積荷を、保持装置と、トランクまたは収納室の間に堅く保持されるように締め付けることが可能である。この目的のために好適な壁は、収納室またはトランクをステーションワゴンの客室または後部座席の背部から隔てる側壁または隔壁である。
保持装置により印加される力は、急激なブレーキ工程の場合、積荷が収納室またはトランクで離脱することを防止するために十分なだけでよい。力は、積荷が、衝突時であっても、固定されていることを確実にするような大きさであることを必要としない。このため、保持装置は、荷物を確保することについて負担はない。衝突の場合にバッグを確保するために、従来安全網としても知られている離隔スクリーンがさらに存在する。
受け溝を有する締結レールの場合、この溝の断面は、概略矩形の溝空間と、矩形の断面を有する溝スロットとから構成される。
好ましい床または壁の関係は、締結レールが、溝スロット近傍で実質的に平坦であるとき、発生する。また、このことは、平坦な支持面を有する基台部の使用を許容し、従って好適な静摩擦関係が生成される。滑り摩擦力に対比すると、静摩擦力は、接触表面の寸法に概略比例することが、よく知られている。大きい静摩擦力が実現可能である場合、特別の固定装置は、基台部について必要とされない。基台部は、静摩擦力、及び積荷を対応する荷物室または収納室の壁に押圧することにより発生される反力により、締結レールの対応する位置に維持される。
基台部の、レールの上部側の、または押し込み溝スロット近傍の静摩擦力と共に、荷積時に発生する反力のみにより基台部を保持することは、非常に簡単な作動という利点を有する。基台部を締結レールに沿って調整することを可能にするため、解除される必要があるものはない。
しかし、また、追加の固定装置を提供する可能性がある。この固定装置は、追加の保持力を発生するために、積極のまたは摩擦による嵌め合い効果を有することができる。
積極嵌め合い固定及び摩擦による嵌め合い固定のための両方に、基台部の支持面上の突出部が、その間に移動ラッチ要素が挿入される2つの部分に区分されるとき、有利である。この移動ラッチ要素は、追加の摩擦力を発生することが可能、またはラッチタブとして溝スロットに隣接する歯に積極嵌め合いすることが可能である。
確保されるべき積荷または荷物と相互作用する保持部に関し、いくつかの実施形態が議論される。最も簡単な場合、保持部は、板ばねの中立軸が使用時に案内レールの長手方向の延びに平行に延びるように基台部に結合される板ばねのみである。このため、平坦な積荷は、締結レールが長手方向に延びる場合、収納室またはトランクの側壁に押圧されて堅く保持可能である。
他の可能性は、その中立軸が締結レールの軸に直角に配置される板ばねを使用することである。この板ばねは、小型荷物の一部を、トランクの前方の壁に押圧された状態に長手方向に延びる締結レールに向いて堅く保持することができるであろう。
そのような板ばねの取り扱いは、板ばねが締結レールの長手方向の軸に平行に延びる軸の回りに回動可能な場合、特に好都合である。板ばねにより作用される反力は、締結レールに伝達され、基台部は、溝スロットまたは溝内で傾く。このように、傾き角度の大きさが対応して定められ、及び摩擦係数が対応して選択されるため、追加の固定要素の使用を必要なくする自動固定が同時に実現される。
保持部の他の可能性は、ヒンジを介して基台部に結合される回動フラップの使用に存する。ヒンジの軸は、有利に、レールの長手方向の延びに平行に配置され、積荷をトランクの側壁に押圧した状態に堅く保持するために前述した板ばねと同様に使用可能である。
また、レールの長手方向の軸に垂直に存在するヒンジ軸は、考慮可能であり、溝スロット内での対応する傾きは、また、基台部が自動的に締め付け効果により固定されることを確実にする。それぞれの場合の保持力は、積極嵌め合いを用いて受けられ、いずれの場合も、基台部が移動することに寄与する可能性がないので、結果として、ヒンジ軸をレールの長手方向の軸に平行に配置することは、誤差が幾分より一層許容される。
積荷が十分な力で側壁に押圧される場合、ブレーキ限度の場合であっても、積荷を堅く、確実に保持するのに常に十分である、車両の長手方向の摩擦力は、積荷とトランクの側壁の間に発生される。
ブレーキ限度の場合であっても、積荷を堅く、確実に保持するのに常に十分である、車両の長手方向の摩擦力は、積荷が十分に力を加えられてトランクの側壁に対して押圧される場合、発生される。
フラップの特に好適な構成は、そこに網、布カバー、またはポケットが装着される針金等の枠からフラップが形成されるとき、実現される。
以下の記載において、基本の実施形態が説明される。これらの実施形態は、多数の方法で、対応する関係に適合するように応用可能であり、または、その特徴は、互いに組み合わせ可能であることが、理解される。
図1は、乗用車またはステーションワゴンの積荷またはトランク1の図を示す。ここで、車両は、切り離された斜視図に示される。主要の特徴が見られることを許容するため、図示は、簡略化されている。
トランク1は、側壁3近傍の側部において画定されるトランクフロア2を有する。他の切り離された側部は、目に見える側壁3に対称に長手方向に配置される。トランクの側壁3は、D−ピラー6まで長手方向に延びる後部側部窓5の底縁部4の上方で終端する。前方に向かって、トランク1は、後部座席背部8の後壁7により画定され、ヘッドレスト9から見ることができる。
車両後部に向かって、トランク1は、収納空間開放部11により画定され、開放部は、見ることができるD−ピラー6、及び切り離された領域に鏡に、示されたD−ピラー6及び収納空間の底部端部12に対向して配置されるD−ピラー近傍の側部において画定される。切り離された図のため見ることができないルーフの後端部は、上部境界部を形成する。フロア2は、対応ロック部材13が挿入される荷室出縁端部12から、車両の長手方向に後壁7まで、横方向に側壁3からトランクの対向する側壁にわたる。
トランクの対応する側壁3の近傍に直線に延びる2つの平行な締結レール14は、荷室フロア2に対応して埋められている。締結レール14の断面輪郭は、図2の断面図示から明確である。
右側の車両側部に隣接して延びる締結レール14内の、例えば買物バッグ16の形態で積み込むべき積荷用保持装置15が示される。締結レール14を走行する基台部17、同様に、基台部17に回動可能にヒンジ留めされたフラップ18が保持装置15を構成する。フラップ18は、枠19から構成され、網21がその中に装着される。枠19は、対応して曲げられた、必要強度を得るために十分な断面を有する円筒の針金から構成される。
図2から理解できるように、締結レール14は、一方が他方が挿入される2つのC字形状の押出レールから構成される。外側の押出レール22は、耐腐食及び耐磨耗の外部を形成するため、陽極酸化されたアルミニウム材料から構成され、一方、内側の押出されたレール23は、強度の理由のため、鋼鉄押出である。
外側の押出されたレール22は、溝スロット25の両側のフロア2の上部側面と面一に延びる支持面24を形成する。図示から直接理解されることができるように、溝スロット25は、矩形の断面を有する溝空間26に開放する。溝スロット25及び溝空間26の両方は、案内レール14の長さ全体に延びる。図2に従って、基台部17を挿入可能にするために、溝スロットは、荷室出縁端部12の近傍でのみ幅が広げられる。
内側の押出されたレール23には、溝スロット25の両側に、歯28が設けられる。歯28は、等距離の配置で提供され、これと対応する形状を有する基台部17を固定することができる歯間隙を形成する。この目的のために好適な基台部は、以下に詳細に説明される。
溝空間26と共に、溝スロット25は、締結レール14の全長にわたって延び、幅の広げられた領域以外、一定の断面を有するT溝29を形成する。締結レールは、T溝を有するので、それは、アンダーカットされた溝である。
基台部17は、底部が実質的に平坦な支持面32により画定される、実質的に平行六面体に配置された基台本体31、支持面に角度を成して延びる上部側面33、及び組の4つの狭い側面34、35、36のすべてを有する。それは、図の平面の後方に存在するので、狭い側面35に平行な狭い側面は、図2の図示で見られることはできない。
上部側面33が、狭い側面34と共に出現する内側の角部の領域に、それを通って枠19の対応する部分が導かれる軸受中心部を形成する貫通穴37が存在する。貫通孔37と共に、枠19のこの領域は、理解可能なようにそのヒンジ軸が締結レール14の長手方向の延びに平行に延びるヒンジ38を形成する。
T溝29内の基台部17を保持することを可能にするため、突出部材39は、支持面32に設けられる。突出部材39は、支持面32上方の概略中央の孔37に平行に、狭い側面35から、狭い側面35に概略平行な対向する狭い側面に延びる。突出部材は、フランジ41と、結合棒42とから構成される。フランジ41の断面は、フランジが溝空間26に差し込まれるが、溝スロット25を通って外側に離脱できないように、選択される。対比すると、フランジ41を支持面32に結合する結合棒42は、溝スロット25を通って案内される。
フラップ18を側壁3に押圧することを可能にするため、図3の均一コイルばね43が存在する。均一コイルばね43は、枠19の円筒部分を、ポケット44の領域で共軸に囲み、ポケットは基台本体31に、貫通孔の領域に設けられる。図3で困難なく理解可能であるように、ポケット44は、上部側面33の一部、及びまた狭い側面34の一部を介して移行する。
ポケット44は、2つの狭い側面35の間の概略中央に配置される。
均一コイルばね43の一端は、枠19に45にて結合され、一方、均一コイルばね43の他端は、ポケット44内に、図3で見ることができない位置に固定される。
これまで説明した保持装置15の機能及び取り扱いは、以下のようである。
保持装置15は、収納室またはトランク1に挿入され、始めに部材17を突出部材39により開放部27で締結レール14に挿入する。その後、保持装置15は、基台部17が、締結レール14に沿って、側壁3の前方の所望の位置に押される。この目的のため、フラップ18は、ばね43の効果に抗して側壁3から距離をおいて保持される。
フラップ18を外側に回動することにより、買い物バッグ16は、開放されたV字形状の隙間に設置可能である。フラップ18が放された後、フラップ18は、均一コイルばね43の作用により、買い物バッグ16に押圧され、その時、買い物バッグは、側壁3と接触して保持される。
一方の側の網21及びバッグ16の間の、及び他方の側のバッグ16及び側壁3の間の摩擦嵌め合いは、保持装置15及びバッグ16から形成される塊りが、ブレーキまたは加速工程中、締結レール14の長手方向に動かされることを防止するために十分である。さらに、均一コイルばね43は、合理的に荷積されたバッグ16(約3kg重)が、カーブにおける典型的な加速の下でフラップ18を側面について回動しないように、十分な大きさに定められる。
基台部17についての他の係止力は、また、支持面32、及び締結レール14の支持面24、及びさらにフランジ41の、内側の押出レール23の対応する表面との相互作用表面の間の摩擦嵌め合いにより生成される。これらの表面は、発生する静摩擦が、また、基台部17を締結レール14に沿って滑ることから確保することについて十分大きいように選択される。
図4は、保持装置15の他の実施形態を示す。図4の実施形態で、基台部17は、より正確な平行六面体に配置された形態を有し、再度、上部側面33、看者から離れて向く底部側面、2つの狭い側面35、及びさらに狭い側面36と、見ることができない平行な狭い側面を有する。しかし、図2の実施形態と対比すると、平行六面体に配置された構造の長手方向の軸は、締結レール14に垂直に配置される。締結レール14は、図2に関して前述した形態を有し、このため、基台部17は、図2に関して詳細に説明されたものに類似する構造が、その底部の支持側面に設けられる。しかし、突出部材39が、今度は、偏心して配置される限りにおいて、差異が存在する。締結レール14に対して、基台部17は、背景に想像される側壁3から離れて向く。このため、狭い側面36は、トランクの側壁3の方へ向けられた対向する狭い側面より、締結レール14からの大きい距離を有する。舌類似の形状を有し、上方に突出する板ばね46は、上部側面33から出現する。バッグは、前述したように、この舌形状の板ばね46と側壁3の間に挟持可能である。
板ばね46の中立軸は、図4における案内レール14の長手方向の延びに平行に配置される一方、図5は、中立軸が、案内レール14の長手方向の延びに垂直に配列される実施形態を示す。
図5に従い、基台部17は、その間に板ばね46が見ることができない軸ボルトに軸支される、上方に突出する2つのブラケット47を保持する。軸ボルトは、案内レール14の長手方向の延びに平行に配置され、板ばね46は、矢印に従う車両の長手方向の軸に平行な軸の回りに回動される。このため、板ばねは、垂直に上方に向く位置から、荷室フロア2に概略平行に配置される回動位置に移動可能である。
図5は、小さい手さげバッグ48に関する取り扱いを図示する。手さげバッグ48は、側壁3における内側の角部の背部側面7に押圧される。次に、保持装置15は、締結レール14に説明したように挿入され、直線の矢印に沿って後部座席背部8の背部側面7に向かう方向に、手さげバッグ48について隣接する側壁の近傍に位置するまで押し動かされる。次に、板ばね46は、それがバッグ48に接触して、このバッグを背部側面7に押圧するまで、曲がった矢印に従って、下方に折り畳まれる。発生する反力は、基台部17を締結レール14内で傾け、基台部17がバッグからの適正な距離に移動された後にのみ、自動固定を生成する。
板ばね46の保持効果は、それが手さげバッグ48に接触する領域に、摩擦を増加する被膜49が提供される場合、改良可能である。
図6は、内側の押出されたレール23の歯間隙28での積極嵌合固定を許容する基台部17の構成を示す。
図1乃至4の実施形態に従う構成を有する基台部17には、間隙50が、突出部材39の領域に提供される。間隙50は、突出部材39の長手方向の延びに対して概略中央部に配置される。間隙49に、基台本体31を貫通し、図で見ることができない段差孔が存在する。ラッチ要素51は、支持面32に垂直に、この段差孔に案内される。
ラッチ要素は、平行六面体に配置されたラッチ体52と、円筒のシャフト53とから構成される。ラッチ体52は、間隙49に対応する幅及びフランジ41に対応する厚さを有する。シャフト53は、段にされ、より大きい直径を有する部分は、ラッチ体52との境界をなす。より小さい直径を有する部分は、さらに、基台本体を通過して突出し、圧縮コイルばね54により、見ることができない上部側面33近傍で囲まれる。最後に、シャフト53の自由端に、上部側面33の対応するポケット形状の凹部に配置された駆動板55が存在する。孔57を通って案内され、対応して埋設される連続するねじ56により、ラッチ要素51は、触れ板55にねじ留めされる。孔57は、シャフト53及びラッチ体52を通って共軸に導かれる。
シャフト53の輪郭の段部は、基台部17が取り外された場合、平行六面体に配置されたラッチ体52が、ばね54により支持面32に直接接するまで移動されることを防止することを目的とされる。
図6に従う上述した基台部17の取り扱いは、以下のようである。基台部17は、前述したように、締結レール14の拡張された開放部27に挿入される。作動板55を駆動しないとき、ラッチ体52と支持面32の間隙は、溝スロット25に隣接する領域の締結レール14の全厚さに対応するものより小さくなる。作動板55をばね54の効果に抗して押し下げるだけで、ラッチ体52を有するラッチ要素51は、支持面32とラッチ体52の間隙が、溝スロット25の周囲の締結レール14の厚さに対応するものより大きくなるように、遠方に押しのけられる。ここで、厚さは、外側の押出されたレール22の、歯を保持する内側の押出されたレール23を含む厚さにわたって測定される。
基台部17が、所望の位置に、締結レール14に沿って押された直後に、作動板55は、放される。基台部17の締結レール14に沿った僅かの変位は、基台部17を、ラッチ体52が噛合間隙28と面一である位置に移動させる。このとき、圧縮ばね54は、ラッチ体52を、支持面32に向かう方向に、引き上げることが可能であり、圧縮ばねは、ラッチ体52が歯28と嵌め合うことを許容する。このため、基台部は、積極差し込みにより、案内レール14に沿って固定される。
歯間隙28は、その機能のために十分大きいものを除いて、ラッチ体52の十分小さい遊びでの嵌め合いを許容するために、適切に形成される。
均一の歯は適宜のものであるので、突出部材39の長手方向の伸びに垂直な方向に測定されたラッチ体52が、フランジ41の幅より僅かに小さければ十分である。ラッチ体52が、結合棒42を僅かに過ぎて突出すれば十分である。
積極嵌合固定部を有する説明された基台部17は、フラップまたは板ばねの形態の説明されたタイプの保持手段のうちの任意のものを用いて使用可能である。
乗用車のトランクまたは収納空間の積荷用の保持装置は、締結レールに移動可能に保持される基台部から構成される。回動フラップまたはコイルばねの形態の確保手段は、基台部に固定される。ばね付勢されたフラップまたはコイルばねの助けを借りて、積み込まれるべき積荷は、トランクの側壁または後部座席背部の背部側面を押圧可能であり、その結果、積荷は、運転時に発生する力により、前後に放り出される可能性はない。
14 締結(案内)レール
15 保持装置
17 基台部
18 フラップ
19 枠
21 網
25 溝スロット
26 溝空間
28 歯(歯間隙)
29 T溝
32 支持面
39 突出部材
41 フランジ
42 結合棒
46 板ばね
47 ブラケット
51 ラッチ要素
15 保持装置
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21 網
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29 T溝
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39 突出部材
41 フランジ
42 結合棒
46 板ばね
47 ブラケット
51 ラッチ要素
Claims (21)
- 自動車のトランクまたは収納空間(1)における、前記車に設けられた少なくとも1つの締結レール(14)を使用する積荷(16)用保持装置(15)であって、
支持面(32)を有する基台部(17)と、
前記支持面(32)から突出し、前記締結レール(14)の係止領域(29)の断面に対応する断面を有する突出部材(39)と、
前記基台部(17)に装着され、前記積荷(16)のための接触表面を保持する保持部(18,46)と、を備える保持装置。 - 前記締結レール(14)は、その断面が、好ましくは矩形の溝空間(26)と、好ましくは矩形の断面を有する溝スロット(25)とから構成される受け溝(29)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記締結レール(14)は、前記溝スロット(25)に隣接する外側の側面が平坦である、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記基台部(17)の前記支持面(32)は、平坦である、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記基台部(17)は、前記基台部(17)が前記締結レールにその長手方向に固定可能なように構成される固定装置(32,41;28,51)が提供される、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記固定装置(32,41)は、摩擦による固定作用を有する固定装置である、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記固定装置(32,41;28,51)は、任意に解除可能な締め付け装置を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記固定装置(32,41;28,51)は、積極嵌め合いするように構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記固定装置(32,41;28,51)は、任意の解除可能なラッチ装置を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記締結レール(14)の長手方向の延びに平行な方向に、前記突出部材(39)は、前記方向に垂直な方向におけるより大きい寸法を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記突出部材(39)は、結合棒(42)及び頭部(41)を有する2つの空間的に隔てられたきのこ形状の突出部から構成され、前記結合棒(42)は、それが前記締結レール(14)の前記スロット(25)により差し込まれるように寸法を定められる、ことを特徴とする請求項10に記載の保持装置。
- 前記突出部材(39)を形成する前記2つの突出部の間に、前記基台部(17)に移動可能に支持された固定要素(51)が存在する、ことを特徴とする請求項11に記載の保持装置。
- 前記固定要素(51)は、固定位置に付勢される、ことを特徴とする請求項12に記載の保持装置。
- 前記保持部(18,46)は、前記基台部(17)に堅固に結合された板ばね(46)により形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記保持部(18,46)は、ヒンジ(19,37;47)により前記基台部に結合される、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記ヒンジ(19,37;47)の軸は、前記保持装置(15)が締結レール(14)に挿入されるとき、前記締結レール(14)の前記長手方向の軸に垂直または平行に延びる、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記保持部(18)は、ばね(43)により、前記ヒンジ軸に対する回動位置に付勢される、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記ばね(43)は、均一コイルばねである、ことを特徴とする請求項17に記載の保持装置。
- 前記保持部(18)は、フラップ類似構造を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記保持部(18)は、網(21)が装着される枠(19)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
- 前記枠(19)の一部は、前記ヒンジ(19,37;47)の前記軸を形成する、ことを特徴とする請求項15又は請求項20に記載の保持装置。
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