JP2007237407A - ディスク基板の成形方法およびブルーレイディスク - Google Patents

ディスク基板の成形方法およびブルーレイディスク Download PDF

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Abstract

【課題】 ブルーレイディスク用基板またはそれに類するディスク基板の成形、特に前記ディスク基板に中心孔を開口するに際して、載置部にバリ等ができて不良品となったり、または前記バリを処理するための後処理工程が必要となる問題を解決する。
【解決手段】 インフォメーションエリアD3を形成するスタンパ16とディスク基板D1に中心孔D2を開口するオスカッタ21が配設された可動金型12と、メスカッタ27が配設された固定金型13の間に形成されるキャビティ14内でディスク基板D1を成形する際に、溶融樹脂を射出充填後にオスカッタ21をメスカッタ27の内周孔27cに向けて前進させて嵌合させ、トラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成されたインフォメーションエリアD3と同じ一方の面の側に、内周側水平面D10からバリが突出していない載置部D4を有するディスク用基板D1を成形する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスク基板の成形方法、およびブルーレイディスクに関するものであり、特にはブルーレイディスク用基板またはブルーレイディスク用基板に類するディスク基板に中心孔を形成する方法に関する。
従来、ディスク基板に中心孔を形成する方法については、特許文献1ないし特許文献3に記載されたものが知られている。特許文献1については、CDディスク用基板を成形するものであって、射出充填開始時のダイス部材とポンチ部材間に形成されたゲートG間隔g1が0.3mmに形成された例が記載されている。ただしCD成形においては、インフォメーションエリアのトラックピッチは1.6μmであり、射出形成時の溶融樹脂の温度も290℃程度と比較的低いものであった。
また特許文献2については、DVDディスク用基板を成形するものであって、オスカッタがキャビティへ0.2〜0.3mm突出している状態から前進距離B(0.7mm)前進してゲートカットさせる例が記載されている。DVD成形においては、ディスク基板の板厚は0.6mmであり、インフォメーションエリアのトラックピッチは標準0.74μmである。またDVD基板は、一方のディスク基板のインフォメーションエリアに他方のディスク基板を貼り合せるので、一方のディスク基板のインフォメーションエリアの側が、読取時に載置部となることはない。
更に特許文献3については、ブルーレイディスク用基板(ブルーレイディスクは商標)に中心孔を形成するものであって、打ち抜き機により中心孔を成形する例が記載されている。しかし特許文献3のように、ディスク基板を成形する射出成形工程以外に別途、中心孔を形成する打ち抜き機による中心孔打ち抜き工程を設けることはコスト面での無駄が多かった。更にまた、図4に示されるように、固定金型52にスタンパ53が取付けられたディスク基板の成形金型51によって、図5に示されるようなブルーレイディスク用基板D1を成形する方法も考えられる。
図5に示されるブルーレイディスクDにおいては、成形されたブルーレイディスク用基板D1のインフォメーションエリアD3等に保護層が設けられ、インフォメーションエリアD3等の側が読取面となる。従って読取時にブルーレイディスクDをスピンドル(載置台)に載せる中心孔D2側の載置部D4がインフォメーションエリアD3等と同じ側に形成される。ブルーレイディスクDでは、インフォメーションエリアD3のトラックピッチ(ピット列の間隔)が0.32μmであってDVDディスクのトラックピッチの約半分と狭くなっている。従って読取時にブルーレイディスクDをスピンドル(載置台)に正確に載置する必要があり、それに伴いブルーレイディスクDの載置部D4の寸法精度を高める必要があった。
しかし前記図4に示される固定金型52にスタンパ53が設けられた例では、キャビティ54内に射出充填された溶融樹脂は、可動金型55のオスカッタ56が固定金型52のメスカッタ57に向けて前進させ嵌合させることにより、固定金型52側によってブルーレイディスクDの載置部D4が形成される。しかし前記オスカッタ56がメスカッタ57の嵌合された際の両者の関係は、カジリを発生させないために僅かなクリアランスが設けられている。従って図5に示されるように、固定金型52にスタンパ53が取付けられたディスク基板の成形金型51で成形されるブルーレイディスク用基板D1は、前記クリアランスに残った樹脂がバリD5となって載置部D4に残存し、不良品が多く発生するとなるという問題があった。または前記固定金型52にスタンパ53が設けられた例では、後工程にバリD5を除去する仕上げ工程を別に設ける必要があった。
特開平6−143364号公報(0020、0021、図1) 特開2005−297371号公報(0013、0015、図1、図2) 特開2005−125485号公報(0002、0038、図2、図6)
本発明では上記の問題を鑑みて、ブルーレイディスク用基板またはそれに類するディスク基板の成形、特に前記ディスク基板に中心孔を開口するに際して、載置部にバリ等ができて不良品となったり、または前記バリを処理するための後処理工程が必要となる問題を解決したディスク基板の成形方法を提供することを目的とする。また前記問題を解決したブルーレイディスクまたはそれに類するディスクを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のディスク基板の成形方法は、インフォメーションエリアを形成するスタンパとディスク基板に中心孔を開口するオスカッタが配設された可動金型と、オスカッタが前進された際に嵌合されるメスカッタが配設された固定金型の間に形成されるキャビティ内でディスク基板を成形するディスク基板の成形方法において、キャビティに溶融樹脂を射出充填後にオスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させて嵌合させ、内周側水平エリアからバリが突出していない載置部を、トラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成されたインフォメーションエリアと同じ一方の面の側に形成することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のディスク基板の成形方法は、インフォメーションエリアを形成するスタンパとディスク基板に中心孔を開口するオスカッタが配設された可動金型と、オスカッタが前進された際に嵌合されるメスカッタが配設された固定金型の間に形成されるキャビティ内でディスク基板を成形するディスク基板の成形方法において、キャビティに溶融樹脂を射出充填後にオスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させて嵌合させ、オスカッタとオスカッタ周辺部材とによって内周側水平エリアから中心孔に向けて断面曲面状の傾斜面が形成された載置部を、トラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成されたインフォメーションエリアと同じ一方の面の側に形成することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のディスク基板の成形方法は、請求項1または請求項2ににおいて、載置部は、内周側水平面からディスク基板の板厚方向において0.01mmないし0.1mmの範囲に形成された断面曲面状の傾斜面からなることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載のディスク基板の成形方法は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、キャビティに溶融樹脂を射出充填開始時のオスカッタの先端面とメスカッタの可動金型対向面との間隔を0.5mmないし1.0mmとし、キャビティに溶融樹脂を射出充填した後にオスカッタを前進させ、オスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させ、0.1mmないし0.5mm嵌合させることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載のディスク基板の成形方法は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、キャビティに溶融樹脂を射出充填開始時における固定金型の鏡面板のキャビティ形成面と、可動金型のスタンパ表面との間隔が1.15mmないし1.3mmであり、離型前の間隔は、1.05mmないし1.15mmであって、その間に可動金型の位置を0.5mmないし2.0mm前進させて、溶融樹脂を圧縮することを特徴とする。
本発明の請求項6に記載のディスク基板の成形方法は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、溶融樹脂は、ポリカーボネートからなり、ノズル温度が305℃ないし340℃でキャビティ内に射出充填されることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載のブルーレイディスクは、請求項1ないし請求項6のいずれか1項のディスク基板の成形方法によって成形されたディスク基板を用い、一方の面にディスク基板の少なくともインフォメーションエリアを保護する保護層と載置部が設けられ、他方の面に表面処理が行われたものであることを特徴とする。
本発明のディスク基板の成形方法は、インフォメーションエリアを形成するスタンパとディスク基板に中心孔を開口するオスカッタが配設された可動金型と、前記オスカッタが前進された際に嵌合されるメスカッタが配設された固定金型の間にキャビティが形成されるディスク基板の成形金型を用い、キャビティに溶融樹脂を射出充填後にオスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させて嵌合させ、内周側水平エリアからバリが突出していない載置部を、トラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成されたインフォメーションエリアと同じ一方の面の側に形成するので、ブルーレイディスク用ディスク基板等のディスク基板の成形時の不良を減らすことができる。または後工程にバリを除去する仕上げ工程を別に設ける必要がない。
最初に本発明のディスク基板の成形方法に用いられるブルーレイディスク用基板の成形金型11について、図1、図2を参照して説明する。図1は、本実施形態のブルーレイディスク用基板の成形金型の要部断面図であって射出充填前の状態を示す図である。図2は、本実施形態のブルーレイディスク用基板の成形金型の要部断面図であって射出充填後にゲートカットされた状態を示す図である。
本実施形態のブルーレイディスク用基板の成形金型11(以下単に成形金型11)は、板厚1.1mm、直径120mm(いずれも成形誤差を含む)のブルーレイディスク用ディスク基板D1(以下単にディスク基板D1と略す)を成形するためのものである。ブルーレイディスクD(Blu-ray Disc Rewritable Format準拠)(登録商標)は、インフォメーションエリアD3のトラックピッチが0.32μm(成形誤差を含む)に形成され、405nmの短波長の青色レーザー光または青紫色レーザー光を使用して読み取りが行われる。そしてブルーレイディスクDは、読取時にスピンドル(載置台)に載せる載置部D4が前記インフォメーションエリアD3と同じ側にあるのが特徴である。なお本発明は、ブルーレイディスクDに使用されるディスク基板D1に限定されず、インフォメーションエリアのトラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成され、該インフォメーションエリアと載置部が同じ一方の面の側にあって載置部の形成に精度が要求されるブルーレイディスクに類するディスク用のディスク基板にも用いることができる。
図1に示されるように、成形金型11は、第1の金型である可動金型12と第2の金型である固定金型13とからなり、型合わせされた両金型12,13の間には容積可変のキャビティ14が形成されるようになっている。図示しない射出成形機の可動盤に取付けられる可動金型12は、図示しない可動裏板に固着された可動側の鏡面板15と、前記鏡面板15の表面に配設されインフォメーションエリアD3を形成するスタンパ16と、前記鏡面板15の内周孔に配設され前記スタンパ16を保持する内周スタンパホルダ17と、内周スタンパホルダ17の内周孔に配設される固定スリーブ19と、前記固定スリーブ19の内周孔に配設されるエジェクタスリーブ20と、エジェクタスリーブ20の内周孔に配設される円筒状のオスカッタ21と、オスカッタ21の内周孔に嵌挿される突出ピン22と、スタンパ16の外周部を保持する図示しない外周スタンパホルダ等からなる。
第1の金型である可動金型12の各部について詳述すると、鏡面板15は、薄い円筒形の部材であり、キャビティ14側の表面15aは鏡面加工がなされている。また鏡面板15の裏面(可動裏板に固着される側)は、冷却媒体を流すための冷却媒体流路15bが形成されている。内周スタンパホルダ17は、円筒形の部材であり、キャビティ形成面17aの外周端にはスタンパ16を押さえるための爪部18が設けられている。スタンパ16は、板厚が0.2mmから0.6mm程度であって、表面にディスク基板D1の一方の面にインフォメーションエリアD3に信号を形成するための微細な凸部が形成されている。そしてインフォメーションエリアD3の内周側には、クランピングエリアD6が形成されている。なお前記インフォメーションエリアD3については、記録型ディスク用の場合、グルーブ等が形成されたものであってもよい。
固定スリーブ19は円筒形の部材からなり、固定スリーブ19のキャビティ形成面19aは、内周スタンパホルダ17のキャビティ形成面17aと同じ高さに形成されている。そして固定スリーブ19と内周スタンパホルダ17との間隙23からは、離型時にエアが噴出可能となっている。オスカッタ周辺部材であるエジェクタスリーブ20は、円筒形の部材からなり、キャビティ形成面20a側の端部は、断面形状において外周側、内周側ともに直角となっている。そしてエジェクタスリーブ20のキャビティ形成面20aは、定位置(射出充填開始時の位置)において固定スリーブ19のキャビティ形成面19aと同じ高さとなっている。またエジェクタスリーブ20は、図示しない駆動手段により進退移動可能に設けられている。なおオスカッタ21の周囲を進退移動するエジェクタスリーブ20ではなく固定されたオスカッタ周辺部材としてもよい。
本実施形態ではオスカッタ21は、円筒形の外周側部材21aの内部に円筒形の内周側部材21bが嵌合固定されて軸方向にわたって同径の一部材となっている。そしてオスカッタ21の前記外周側部材21aと内周側部材21bは、先端面21eが同じ高さとなっている。オスカッタ21が外周側部材21aと内周側部材21bから形成されている理由は、両者の間に冷却媒体流路21cが形成されているからであり、一つの部材としてもよい。オスカッタ21(外周側部材21a)の外周は直径15.19mmである。オスカッタ21は、駆動手段により、前記キャビティ14内およびメスカッタ27の内周孔27cに向けて出没可能となっている。なおオスカッタ21または前記エジェクタスリーブ20の駆動手段については、油圧シリンダ、サーボモータとボールネジ機構等を用いることができる。オスカッタ21の定位置(射出充填開始時の位置)は、オスカッタ21の先端面21eがエジェクタスリーブ20のキャビティ形成面20aよりも0.4mm突出した位置となるよう調整されている。
またエジェクタスリーブ20の内周面とオスカッタ21の外周面21dとは、いずれも鏡面加工されている。そしてエジェクタスリーブ20の内周面とオスカッタ21の外周面21dは、平行に設けられ、その間隙24は、0.010mmとなっている。なお前記エジェクタスリーブ20の内周面とオスカッタ21の外周面21dとの間隙24は、0.005mmないし0.015mmとすることが望ましい。これ以上両者の間隙24が狭いとエジェクタスリーブ20かオスカッタ21のいずれかが前進または後退する際にカジリが生じてしまう。またこれ以上両者の間隙24が広いと射出時に前記間隙24に溶融樹脂が入り込んでバリとなってしまう。なお本明細書における成形金型11を構成する部材の数値はすべて常温時の測定値である。
またオスカッタ21(内周側部材21b)の内周孔には、突出ピン22が、出没自在に配設されている。突出ピン22の定位置(射出充填開始時の位置)は、オスカッタ21に対して低く奥まって配置されている。なお突出ピン22については必須のものではない。
一方、図示しない射出成形機の固定盤に取付けられる第2の金型である固定金型13は、図示しない固定裏板に固着される固定側の鏡面板25と、鏡面板25の内周孔に配設されるゲートインサート26と、ゲートインサート26の内周孔に配設されるメスカッタ27と該メスカッタ27の内周孔内に配設されるスプルブッシュ28等からなる。固定金型13の各部について更に詳述すると、鏡面板25は、薄い円筒形の部材であり、キャビティ形成面25aは鏡面加工がなされている。なお前記キャビティ形成面25aは、粗面加工をして離型を容易にするとともに、他方の面に形成されるレーベル面D9をエンボス状にしてもよい。また鏡面板25の裏面(固定裏板に固着される側)は、冷却媒体を流すための冷却媒体流路25bが形成されている。そして前記鏡面板25のキャビティ形成面25aとゲートインサート26のキャビティ形成面26aの高さは同じに設けられ、両者の間隙29からは離型時にエアが噴出可能となっている。なお鏡面板25のキャビティ形成面25aよりもゲートインサート26のキャビティ形成面26aの方を僅かに高くしてもよい。
ゲートインサート26には環状に図3に示されるスタックリブD8を形成するための環状凹部30が設けられている。なおスタックリブについては、可動金型の固定スリーブ等に環状凹部を設けて形成されるようにしてもよい。そしてゲートインサート26のキャビティ形成面26aとメスカッタ27の可動金型対向面27aは同じ高さに設けられている。またメスカッタ27は、前記可動金型対向面27aのうち内周孔27cに隣接する部分には、可動金型12側に向けて50μm突出した環状突起部27bが設けられている。なお前記環状突起部27bについてはディスク基板Dの中心孔D2の他方の面(レーベル面D9側)に形成されるバリ対策のために設けられ0.030mmないし0.080mmの高さに突出させることが望ましい。またディスク基板Dの他方の面は読取時の載置には関係ないので、環状突起部27bは必須のものではない。またゲートインサートとメスカッタの関係は、いずれか一方が可動金型側に向けて高く突出したものであってもよい。
メスカッタ27の内周孔27cには、スプルブッシュ28が配設されるが、スプルブッシュ28の先端面28aは、メスカッタ27の可動金型対向面27aよりも0.6mm後退して配設されている。またメスカッタ27とスプルブッシュ28の間には両者を冷却するための冷却媒体流路31が形成されている。
また可動金型12と固定金型13の位置関係について説明すると、可動金型12側のスタンパ16に略対向して固定金型13側の鏡面板25が配設されている。また内周スタンパホルダ17と固定スリーブ19に略対向してゲートインサート26が配設されている。更にエジェクタスリーブ20に略対向してメスカッタ27が配設されている。またオスカッタ21に略対向してスプルブッシュ28が配設され、前進移動可能に設けられたオスカッタ21の先端面21eがメスカッタ27の内周孔27cに嵌合されるようになっている。なおこれら成形金型11のキャビティ14を構成する部材は、すべてステンレス鋼からなっている。
次に本発明のディスク基板D1の成形方法について図1ないし図3により説明する。図3は本実施形態により製造されたブルーレイディスクDの拡大断面図である。
図示しない射出成形機の型締装置を作動させて可動盤に取付けられた可動金型12を移動させて型閉めを行う。そのことにより図1に示されるように可動金型12は、固定盤に取付けられた固定金型13に対して嵌合され、容積可変のキャビティ14が形成される。本実施形態では、前記スタンパ16と固定金型13側の鏡面板25のキャビティ形成面25aの間隔Aが、1.2mmに近似する位置で可動金型12が停止されるようになっている。なおこの間隔については、1.15mmないし1.30mmであることが望ましい。
また可動金型12が一旦停止され射出充填開始時におけるオスカッタ21の待機位置は、前記したようにオスカッタ周辺部材であるエジェクタスリーブ20のキャビティ形成面20aから0.4mm突出した位置であり、オスカッタ21の先端面21eとメスカッタ27の可動金型対向面27aの間隔Bは、0.8mmとなるよう調整がされている。なお前記オスカッタ21の待機位置は、エジェクタスリーブ20のキャビティ形成面20aよりも0.2mmないし0.7mm突出させることが望ましい。
また突出したオスカッタ21の先端面21eとメスカッタ27の可動金型対向面27aの間隔Bは、0.5mmないし1.0mmとすることが望ましい。なお前記間隔Bが0.5mmよりも小さいと、エジェクタスリーブ20とオスカッタ21によって形成される図2において断面直角に表わされる載置部形成部分32に溶融樹脂を完全に充填させにくくなる。また溶融樹脂をキャビティ14のスタンパ16表面側に射出充填する際の流動抵抗が大きくなる。また前記間隔Bが1.0mmよりも大きいと、エジェクタスリーブ20とオスカッタ21との間の間隙24に溶融樹脂が入り込んでバリとなりそれが載置部D4に残りやすい。またオスカッタ21の前進ストロークが長くなりすぎるとスプル内へ溶融樹脂を圧縮する量が増加し、ゲートカットが困難になる。なお本実施形態のおけるオスカッタ21の待機位置は、従来技術である特許文献1のCD用ディスク成形基板の成形方法においてオスカッタがエジェクタスリーブから0.9mm突出しているのと比較して、可動金型12に後退した位置となっている。
また前記のオスカッタ21を冷却するための冷却媒体流路21cに流される温調媒体の温度は85℃となっている。なお前記温度は50℃ないし90℃が望ましい。また固定金型13のメスカッタ27とスプルブッシュ28の間の冷却媒体流路31に流される温調媒体の温度は、75℃となっている。なお前記温度は50℃ないし90℃が望ましい。
次に図示しない射出装置のスクリュを前進させ、前記射出装置のノズル、および該ノズルに当接された固定金型13のスプルブッシュ28を介して、射出装置の加熱シリンダ内の溶融樹脂が前記キャビティ14内に射出充填される。本実施形態では熱可塑性透明樹脂は、ポリカーボネートが用いられる。そしてノズル温度は320℃に設定され、略同温の溶融樹脂が前記キャビティ14内に射出充填される。なおノズル温度については、305℃から340℃の範囲が望ましい。なお射出充填される溶融樹脂の温度が前記温度を下回ると、ブルーレイディスクDの場合、トラックピッチ等が狭いので良好な転写ができない。またこの際の射出速度は、100mm/secとなっているが75mm/secないし200mm/secが望ましい。そして射出が終わると保圧に移行し、当初15MPaないし50MPaでキャビティ14に保圧がかけられる。
キャビティ14内に溶融樹脂が射出充填されると、溶融樹脂の圧力が可動金型12に及ぼされ、可動金型12は僅かに後退する。そして前記射出充填開始と同時か僅かに前後するタイミングで型締装置を再作動させて可動金型12を固定金型13に向けて前進させ、キャビティ14内の溶融樹脂を圧縮させて良好な転写が行われるようにする。
キャビティ14内に射出充填された溶融樹脂は、冷却された成形金型11のキャビティ14内で冷却固化が進行し収縮するので容積が減少する。それに伴い型締装置により可動金型12を固定金型13側に向けて前進させ、前記溶融樹脂に圧縮を継続する。そして離型前の固定金型13の鏡面板25のキャビティ形成面25aと可動金型12のスタンパ16の表面との間隔は、射出充填開始前と比較して0.1mm狭くなり、1.1mmとなる。なお離型前の固定金型13の鏡面板25のキャビティ形成面25aと可動金型12のスタンパ16の表面との間隔は、1.05mmないし1.15mmの範囲であり、射出充填開始前の可動金型12の位置から離型前までに可動金型12を0.5mmないし2.0mm前進して圧縮を行うことが望ましい。
また前記可動金型12による溶融樹脂の圧縮と並行して、溶融樹脂の冷却固化が完了する前に、可動金型12のオスカッタ21を固定金型13のメスカッタ27の内周孔27cに向けて前進させてゲートカットを行い、ディスク基板D1の中心孔D2を開口する。この際のタイミングは、射出開始から遅延タイマにより計測を開始し、0.2秒後にオスカッタ21の前進を開始する。なおオスカッタ21の前進のタイミングは、射出充填開始から0.1秒ないし0.5秒後の間に行うことが望ましい。これ以上早いとまだ射出装置からまだ前記圧力での保圧がかけられている状態であり、これ以上遅いと溶融樹脂の冷却固化が進行しすぎてゲートカットが難しくなる。
この際のオスカッタの前進力は25kNであるが、望ましくは16kNないし35kNが望ましい。そしてオスカッタ21のメスカッタ27の内周孔27cへの嵌合量C(メスカッタ27の可動金型対向面27aに対してオスカッタ21の先端面21eが嵌合された寸法)は、0.2mmとなっている。なおこの嵌合された寸法は、0.1mmないし0.5mmが望ましい。この際にオスカッタ21の外周面21dとメスカッタ27の内周孔27cの間にはバリD11ができるが、メスカッタ27には環状突起部27bが設けられているので、バリD11が環状突出部27bの内周面とオスカッタ21の外周面21dの間にのみ形成されるので、ディスク基板D1の他方の面から突出することはない。
そしてオスカッタ21の前進時にはまだ溶融樹脂が完全に冷却固化されていないから、射出充填時にエジェクタスリーブ20とオスカッタ21の間隙24に溶融樹脂が僅かに浸入したとしてもオスカッタ21の前進により前記浸入した溶融樹脂が固定金型13側に引っ張られて移動され、前記間隙24にバリとして残らない。このようにしてエジェクタスリーブ20のキャビティ形成面20aとオスカッタ21の外周面21dによって形成される載置部形成部分32によってブルーレイディスク用基板D1の載置部D4が形成される。なお可動金型12にスタンパ16が設けられた成形金型11においては、同じ一方の面の側にインフォメーションエリアD3、クランピングエリアD6、爪部によって形成される環状凹部D7、エジェクタスリーブ20のキャビティ形成面20a等によって形成される内周側水平面D10、および載置部D4が形成される。
オスカッタ21とエジェクタスリーブ20とによって形成される中心孔D2および載置部D4について図3により詳述する。オスカッタ21によって形成される中心孔D2の直径は、15mm(許容範囲としては、14.97mmないし15.08mm)に形成される。載置部D4は、前記内周側水平面D10から中心孔D2に向けて断面曲面状(断面凸状円弧面)の傾斜面から形成される。詳しくは載置部D4の傾斜面は、半径が0.05mm程度のR面によって形成される。ただしその角度は中心孔D2に近い部分が急角度であっても内周側水平面D10に近い部分が急角度であってもよい。ただし載置部D4の前記内周側水平面D10から板厚方向(内周側水平面D10とは直角方向)における形成される範囲は、0.01mmないし0.1mmとなっている。なおブルーレイディスクにおける載置部の板厚方向における規格は、0.1mmである。そして載置部D4は、内周側水平面D10から一方に向けてバリが突出していないように形成することができるから、後処理の必要性がない。なおこれらのディスク基板D1およびブルーレイディスクDの数値は、冷却(アニーリング後)、および製品化後の数値である。
そして前記オスカッタ21によるゲートカットが行われ、キャビティ14内における溶融樹脂の冷却固化が更に進行すると次に、前記固定金型13の鏡面板25とゲートインサート26との間隙29、可動金型12の内周スタンパホルダ17と固定スリーブ19との間隙23等から離型エアの噴出を開始する。そして前記離型エアを金型のキャビティ形成面とディスク基板D1の間に及ぼしながら可動金型12を後退移動させ、型開きを行う。成形されたディスク基板D1と図示しないスプルは、型開き時に、可動金型12とともに移動され、型開完了位置で図示しない取出機である取出用ロボットによってレーベル面D9が吸着されるとともに、エジェクタスリーブ20の前進により可動金型12から完全に離型され、また略同時に突出ピン22によりディスク基板D1からスプルが完全に分離される。
本実施形態によって成形されたディスク基板D1は、図3に示されるブルーレイディスクDを構成するものである。すなわちディスク基板D1は、厚さは1.1mm、直径120mm、中心孔D2の直径は15mm(いずれも許容成形誤差の範囲を含む)となっている。そして前記ディスク基板D1の一方の面(読取時に下方となる面)における直径22mmから23mmの部分に内周スタンパホルダ17の爪部18によって形成される環状凹部D7が形成され、その外周側にはスタンパ16によってインフォメーションエリアD3とクランピングエリアD6とが形成されている。また前記環状凹部D7よりも内周側の直径15mmから22mmの位置に中心孔に隣接する内周側水平面D10が厚さ1.05mmないし1.15mmに形成されている。そして内周側水平面D10に隣接して、中心孔D2との間に載置部D4が形成されている。また前記ディスク基板D1の前記一方の面とは反対側の他方の面(読取時に上方となる面)においては、インフォメーションエリアD3と略対向する部分には平坦なレーベル面D9が形成され、またクランピングエリアD6と略対向する部分にはスタックリブD8が形成されている。
次に取出用ロボットにより取出されたディスク基板D1は、図示しない冷却用ストッカに積み重ねて冷却される。冷却用ストッカは、中央に鉛直方向の支柱が配設され、ディスク基板D1は、その支柱に中心孔D2を挿通され、下面となるインフォメーションエリアD3が水平になるように載置される。その際にディスク基板D1にはスタックリブD8が設けられており、上下に隣り合うディスク基板D,Dのレーベル面D9とインフォメーションエリアD3が当接しないように積み重ねることができる。
ディスク基板D1の冷却(アニーリング工程を含む)が完了すると、次にディスク基板D1は、アルミ蒸着装置に搬送され、インフォメーションエリアD3の上にアルミ蒸着層D12が形成される。なおインフォメーションエリアD3の処理は、他の方法によるものであってもよい。アルミ蒸着層D12の形成が行われたディスク基板D1は、次にインフォメーションエリアD3(アルミ蒸着層D12を含む)を保護する保護層D13が設けられる。本実施形態において保護層D13は、板厚が0.1mm、直径(外径)がディスク基板D1と同径であって、中心開口部の直径(内径)が、ディスク基板D1の環状凹部D7の外周端よりも大きく設けられた樹脂板が接着剤により貼着される。保護層D13の形成は、前記以外に、インフォメーションエリアD3上に液状樹脂を塗布してディスク基板D1を回転させ、光硬化や赤外線照射による方法で前記液状樹脂を硬化させ、保護層D13を形成するようにしてもよい。また保護層D13の厚みは0.1mmが標準であるが、0.085mmないし0.125mmの範囲も想定される。
そして保護層D13が形成されたディスク基板D1のレーベル面D9には、印刷が行われる。本実施形態では、ディスク基板D1のスタックリブD8より外周の部分のレーベル面に印刷層D14を形成する印刷等の表面処理が行われる。しかしスタックリブが一方のインフォメーションエリアを有する面にある場合は、他方の面の略全面をレーベル面として印刷を行うことも想定される。前記工程を経て製造されたブルーレイディスクDは、一方の面である保護層D13の側から短波長(405nm)の青色レーザー光または青紫色レーザー光を使用して読み取りが行われるものである。なお本実施形態のブルーレイディスクDはそのまま梱包等がなされて製品として流通され、ブルーレイディスクDのみを読取装置にセットして読み取りされるものであるが、収納ケースに入れて製品として流通され、収納ケースごと読取装置にセットされるものを除外するものではない。
また本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。また使用される樹脂の種類は前記のポリカーボネートに限定されず、光学特性に優れた他の樹脂でもよい。更にインフォメーションエリアはディスク基板の成形金型のスタンパによって形成されたものでなく、後工程に設けられたスタンパにより光硬化樹脂を使用して転写を行い、インフォメーションエリアを形成したものであってもよい。
本実施形態のブルーレイディスク用基板の成形金型の要部断面図であって射出充填前の状態を示す図である。 本実施形態のブルーレイディスク用基板の成形金型の要部断面図であって射出充填後にゲートカットされた状態を示す図である。 本実施形態により製造されたブルーレイディスクの拡大断面図である。 従来技術によるブルーレイディスク用基板の成形金型の要部断面図である。 従来技術により製造されたブルーレイディスクの拡大断面図である。
符号の説明
11 ディスク基板の成形金型
12 可動金型
13 固定金型
14 キャビティ
15,25 鏡面板
15a 表面
15b,21c,25b,31 冷却媒体流路
16 スタンパ
17 内周スタンパホルダ
17a,19a,20a,25a,26a キャビティ形成面
18 爪部
19 固定スリーブ
20 エジェクタスリーブ
21 オスカッタ
21a 外周側部材
21b 内周側部材
21d 外周面
21e,28a 先端面
22 突出ピン
23,24,29 間隙
26 ゲートインサート
27 メスカッタ
27a 可動金型対向面
27b 環状突起部
27c 内周孔
28 スプルブッシュ
30 環状凹部
32 載置部形成部分
A,B 間隔
C 嵌合量
D ブルーレイディスク
D1 ブルーレイディスク用基板
D2 中心孔
D3 インフォメーションエリア
D4 載置部
D5,D11 バリ
D6 クランピングエリア
D7 環状凹部
D8 スタックリブ
D9 レーベル面
D10 内周側水平面
D12 アルミ蒸着層
D13 保護層
D14 印刷層

Claims (7)

  1. インフォメーションエリアを形成するスタンパとディスク基板に中心孔を開口するオスカッタが配設された可動金型と、前記オスカッタが前進された際に嵌合されるメスカッタが配設された固定金型の間に形成されるキャビティ内でディスク基板を成形するディスク基板の成形方法において、
    前記キャビティに溶融樹脂を射出充填後にオスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させて嵌合させ、内周側水平エリアからバリが突出していない載置部を、トラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成されたインフォメーションエリアと同じ一方の面の側に形成することを特徴とするディスク基板の成形方法。
  2. インフォメーションエリアを形成するスタンパとディスク基板に中心孔を開口するオスカッタが配設された可動金型と、前記オスカッタが前進された際に嵌合されるメスカッタが配設された固定金型の間に形成されるキャビティ内でディスク基板を成形するディスク基板の成形方法において、
    前記キャビティに溶融樹脂を射出充填後にオスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させて嵌合させ、オスカッタとオスカッタ周辺部材とによって内周側水平エリアから中心孔に向けて断面曲面状の傾斜面が形成された載置部を、トラックピッチが0.010μmないし0.040μmに形成されたインフォメーションエリアと同じ一方の面の側に形成することを特徴とするディスク基板の成形方法。
  3. 前記載置部は、内周側水平面からディスク基板の板厚方向において0.01mmないし0.1mmの範囲に形成された断面曲面状の傾斜面からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスク基板の成形方法。
  4. 前記キャビティに溶融樹脂を射出充填開始時のオスカッタの先端面とメスカッタの可動金型対向面との間隔を0.5mmないし1.0mmとし、前記キャビティに溶融樹脂を射出充填した後に前記オスカッタを前進させ、オスカッタをメスカッタの内周孔に向けて前進させ、0.1mmないし0.5mm嵌合させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のディスク基板の成形方法。
  5. キャビティに溶融樹脂を射出充填開始時における固定金型の鏡面板のキャビティ形成面と、可動金型のスタンパ表面との間隔が1.15mmないし1.3mmであり、離型前の前記間隔は、1.05mmないし1.15mmであって、その間に可動金型の位置を0.5mmないし2.0mm前進させて、溶融樹脂を圧縮することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のディスク基板の成形方法。
  6. 前記溶融樹脂は、ポリカーボネートからなり、ノズル温度が305℃ないし340℃で前記キャビティ内に射出充填されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のディスク基板の成形方法。
  7. 前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項のディスク基板の成形方法によって成形されたディスク基板を用い、一方の面にディスク基板の少なくともインフォメーションエリアを保護する保護層と載置部が設けられ、他方の面に表面処理が行われたことを特徴とするブルーレイディスク。
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