JP2007233884A - 容器の内容の確認方法、運搬対象物確認用装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents

容器の内容の確認方法、運搬対象物確認用装置、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容器に格納されている複数の運搬対象物の正否を簡単に確認できるようにする。
【解決手段】商品STごとに商品タグ4Sを付けておき、コンテナCTごとにコンテナタグ4Cを付けておき、商品STの商品タグ4Sにその商品STの第一IDを記憶させておき、運搬先が同一である複数の商品STを格納するコンテナCTのコンテナタグ4Cにそれらの商品STそれぞれの第二IDを記憶させておく。コンテナタグ4Cの内容を確認する際に、ICタグリーダによって、そのコンテナCTのコンテナタグ4Cに記憶されている第二IDおよびそのコンテナCTに格納されている各商品STの商品タグ4Sに記憶されている第一IDを読み取らせる。そして、コンピュータによって、ICタグリーダに読み取らせた第二IDと第一IDとを照合することによってそのコンテナCTに商品STが正しく格納されているか否かを判別する処理を実行させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、運搬のために容器に格納されている内容物の確認の方法および確認用の装置などに関する。
従来より、流通業界において、多くの商品が売れるように、消費者に対する様々なサービスが行われている。例えば、近年は、インターネットショッピングまたはオンラインショッピングなどと呼ばれる通信販売のサービスが盛んである。このサービスによると、消費者は、店に出掛けることなく、携帯電話端末またはパーソナルコンピュータなどを使って買い物することができる。買い物した商品は、宅配などによって消費者の自宅に届けられる。また、通信販売で取り扱われる商品の種類は、ますます多様化している。
通信販売のサービスを提供する販売者は、取り扱う商品の種類の増加に伴って、効率的に商品の在庫管理を行わなければならなくなった。そこで、例えば、特許文献1に記載されるような管理方法を利用することが考えられる。この管理方法によると、決められたエリアで管理される管理対象物にICタグを取り付けておく。ICタグには、その管理対象物の資産番号、名称、および管理場所であるエリアのエリアコードなどを記憶させておく。そして、携帯端末を用いて管理対象物のICタグからエリアコードを読み取り、その管理対象物が現在管理されているエリアのエリアコードと読み取ったエリアコードとを照合することによって、棚卸を行う。
特許第3643111号公報
商品の種類が増えると、在庫管理だけでなく、物流の仕組みにも工夫が必要となる。つまり、例えば、商品の販売者は、消費者(顧客)から注文を受けると、その注文通りに商品を揃えてコンテナまたはダンボールなどの容器に入れる作業つまり梱包を行わなければならない。しかし、商品の種類が増えると、これらの作業に手間が掛かるし、商品の入れ間違いが起こりやすくなる。また、運搬中、商品が容器の外に飛び出したり他の消費者宛ての容器に混入したりするおそれがある。梱包を担当する作業員および運搬を担当する作業員は、注文通りの商品を正確にかつ迅速に消費者に届けるために、容器内の商品の正否を素早く確認する必要がある。そのためには、その確認の作業が作業員にとって簡単になるような工夫が求められる。
本発明は、このような課題に鑑み、コンテナなどの容器に格納されている複数の運搬対象物の正否を簡単に確認できるようにすることを目的とする。
本発明に係る容器の内容の確認方法は、運搬の対象である運搬対象物ごとに、第一のICタグを付けておき、前記運搬対象物を複数個格納することができる容器ごとに第二のICタグを付けておき、前記運搬対象物の前記第一のICタグに当該運搬対象物の第一の識別情報を記憶させておき、複数の前記運搬対象物を格納する前記容器の前記第二のICタグに当該運搬対象物それぞれの第二の識別情報を記憶させておき、
前記容器の内容を確認する際に、ICタグリーダに、当該容器の前記第二のICタグに記憶されている前記第二の識別情報および当該容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグに記憶されている前記第一の識別情報を読み取らせ、コンピュータに、ICタグリーダに読み取らせた前記第二の識別情報と前記第一の識別情報とを照合することによって当該容器に前記運搬対象物が正しく格納されているか否かを判別する処理を実行させる、ことを特徴とする。
好ましくは、内容を確認する対象である前記容器の前記第二のICタグから読み取られたいずれかの前記第二の識別情報が当該容器に格納されているいずれの前記運搬対象物の前記第一のICタグから読み取られた前記第一の識別情報とも対応しない場合に、当該第二の識別情報に係る前記運搬対象物が不足していると前記コンピュータに判別させ、不足していると判別された前記運搬対象物の現在の場所を、当該運搬対象物の前記第二の識別情報と他の容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグから読み取られた前記第一の識別情報とを照合することによって、検索する。
または、内容を確認する対象である前記容器に格納されているいずれかの前記運搬対象物の前記第一のICタグから読み取られた前記第一の識別情報が当該容器の前記第二のICタグから読み取られたいずれの前記第二の識別情報とも対応しない場合に、当該第一の識別情報に係る前記運搬対象物が当該容器に誤って格納されていると前記コンピュータに判別させ、前記容器に誤って格納されていると判別された前記運搬対象物の本来の場所を、当該運搬対象物の前記第一の識別情報と他の容器の前記第二のICタグから読み取られた前記第二の識別情報とを照合することによって、検索する。
なお、同一の運搬対象物の第一の識別情報と第二の識別情報とは、全く同一のコードであっても構わないし、一部分または全部が異なっても構わない。いずれにせよ、両者が同一の運搬対象物を示せばよい。
本発明によると、作業員は、コンテナなどの容器に格納されている複数の運搬対象物の正否を簡単に確認することができる。請求項2の発明によると、作業員は、不足している運搬対象物の現在地を簡単に知ることができる。請求項3の発明によると、作業員は、誤って容器に格納されている運搬対象物の本来の位置を簡単に知ることができる。
図1は商品運搬支援システム100の全体的な構成の例を示す図、図2は通信販売会社Xが使用する流通経路の例を示す図、図3は商品STおよびそれを格納するコンテナCTの例を示す図、図4は商品情報7Aの例を示す図、図5はコンテナ情報7Bの例を示す図、図6は在庫管理サーバ1の機能的構成の例を示す図、図7は運搬品確認用装置3の概観およびハードウェア構成の例を示す図、図8は運搬品確認用装置3の機能的構成の例を示す図である。
商品運搬支援システム100は、図1に示すように、在庫管理サーバ1、ICタグリーダライタ2、および複数台の運搬品確認用装置3などによって構成される。在庫管理サーバ1とICタグリーダライタ2とは、USBまたはIEEE1394などのインタフェースまたはイーサネット(登録商標)などの通信回線を介して互いに接続されている。運搬品確認用装置3は、スタンドアロンで使用される。
以下、図2に示すような流通経路を使用して通信販売を行う通信販売会社Xにおいて、商品運搬支援システム100が使用される場合を例に説明する。
通信販売会社Xは、次のような手順で商品を顧客(消費者)に販売する。多数の生産者から様々な商品を仕入れ、これらを通信販売会社Xの出荷センタに集める。顧客からの注文に従って商品を1つのコンテナに格納(梱包)する。例えば、ある1人の顧客が「りんごMサイズ」を2つ、「メロンLサイズ」を1つ注文した場合は、図3に示すように、これら3つの商品を1つのコンテナに格納する。そのコンテナを、顧客の自宅に運搬するために、宅配業者などの物流業者に託す。物流業者は、そのコンテナを顧客の自宅に運搬する。顧客の自宅のある地域によっては、コンテナは、1つまたは複数の物流センタを経由することがある。以下、通信販売会社Xが取り扱う商品を「商品ST」と記載し、商品STを格納するためのコンテナを「コンテナCT」と記載する。なお、商品STは、運搬中にコンテナCT内で転がらないようにするために、小箱に納められることがある。
また、1つの商品STごとに1つのICタグが付けられ、1つのコンテナCTごとに1つのICタグが付けられる。ICタグは、一般に、「RFID(Radio Frequency Identification)タグ」または「無線タグ」などと呼ばれることもある。以下、商品STに付けられるICタグを「商品タグ4S」と記載し、コンテナCTに付けられるICタグを「コンテナタグ4C」と記載する。
商品STに付けられる商品タグ4Sには、図4に示すように、その商品STに関する商品情報7Aが記憶される。商品情報7Aにおいて、「商品コード」は、その商品STを他の商品STと区別するための識別情報である。「商品名」は、その商品STの名称である。商品名の代わりにまたは商品名とともに、商品の型番または品番などを用いてもよい。「生産者名」は、その商品STの生産者の名称である。「コンテナコード」は、その商品STが格納されるコンテナCTのコンテナコード(後述する。)である。
商品情報7Aに含まれるこれらの情報のうち、商品コード、商品名、および生産者名は、生産者がその商品STを通信販売会社Xに納品するまでに、つまり、通信販売会社Xがその商品STを仕入れるまでにまたはその商品STを仕入れたときに、商品タグ4Sに記憶させておく。これらの情報を記憶させる作業は、生産者が行ってもよいし、通信販売会社Xが行ってもよい。コンテナコードは、仕入れの時点では、図4(a)のように空白にしておく。
コンテナCTのコンテナタグ4Cには、図5に示すように、そのコンテナCTに関するコンテナ情報7Bが記憶されている。コンテナ情報7Bにおいて、「コンテナコード」は、そのコンテナCTを他のコンテナCTと区別するための識別情報である。「商品コード」は、そのコンテナCTに格納される商品STの商品コードである。複数の商品STが格納される場合は、それぞれの商品コードを示す。「経由地」は、そのコンテナCTが顧客の自宅に届けられるまでに経由する物流センタを示す。「行き先」は、そのコンテナCTの最終目的地である顧客の自宅の住所などを示す。
図5(a)に示すように、コンテナ情報7Bに含まれるこれらの情報のうち、コンテナコードはコンテナタグ4Cに固定的に記憶されているが、それ以外の情報はそのコンテナCTが使用されないときには記憶されておらずそのコンテナCTが使用されるときに記憶される。
そのほか、作業員にとって商品コードを分かりやすくするために、商品STの商品タグ4Sの表面にその商品STの商品コードを印刷しておいてもよい。または、商品コードを印刷したシールを貼っておいてもよい。同様に、コンテナCTのコンテナタグ4Cの表面にそのコンテナCTのコンテナコードを印刷しておいてもよいし、コンテナコードを印刷したシールを貼っておいてもよい。
図1に戻って、在庫管理サーバ1は、各生産者から仕入れた商品STの在庫管理を行う。在庫管理サーバ1として、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。在庫管理サーバ1のハードディスクには、図6に示すような仕入れ情報読取処理部101、出荷手配処理部102、出荷情報書込処理部103、在庫データベースDB1、およびコンテナデータベースDB2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAMにロードされ、CPUによってプログラムが実行される。
ICタグリーダライタ2は、商品タグ4Sから商品情報7Aを読み取り、商品タグ4Sに情報を書き込み、コンテナタグ4Cからコンテナ情報7Bを読み取り、またはコンテナタグ4Cに情報を書き込むために用いられる。
在庫管理サーバ1およびICタグリーダライタ2は、通信販売会社Xの出荷センタに配置されている。なお、在庫管理サーバ1に複数台のICタグリーダライタ2を接続しておき、ICタグから情報を読み取りまたはICタグに情報を書き込む作業を並列的に実行できるようにしてもよい。
運搬品確認用装置3は、図7(a)に示すような携帯型の装置であって、図7(b)に示すようにCPU30a、RAM30b、ROM30c、ハードディスク30d、タッチパネル30e、操作キー30f、およびICタグリーダ30gなどによって構成される。この運搬品確認用装置3は、顧客の自宅へ向けて運搬している商品STがコンテナCTに正しく格納されているか否かを、通信販売会社Xまたは運送会社の作業員などが確認するために用いられる。
タッチパネル30eには、ユーザがコマンドを入力するのを待つ画面(いわゆる待受け画面)およびCPU30aによる処理の結果を示す画面などが表示される。また、ユーザが指またはスティックで触れた位置を検知し、その位置をCPU30aに伝える。操作キー30fは、カーソルキーおよびテンキーなどによって構成され、ユーザがコマンドなどを運搬品確認用装置3に入力するために用いられる。このように、タッチパネル30eおよび操作キー30fは、ユーザインタフェースの役割を果たす。
ICタグリーダ30gは、商品タグ4Sに記憶されている商品情報7Aを読み取りまたはコンテナタグ4Cに記憶されているコンテナ情報7Bを読み取る。
ハードディスク30dには、図8に示すような運搬情報読取処理部301、商品過不足検査部302、過不足通知表示処理部303、不足商品位置検索部304、不足商品位置通知表示処理部305、商品本来位置検索部306、商品本来位置通知表示処理部307、運搬情報記憶部3S1、および過不足情報記憶部3S2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM30bにロードされ、CPU30aによってプログラムが実行される。
運搬品確認用装置3は、上に述べた目的のための専用の装置であっても構わないし、既存のPDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パソコン、または携帯電話端末などにICタグリーダを増設したものであっても構わない。
次に、図6に示す在庫管理サーバ1の各部および図8に示す運搬品確認用装置3の各部の処理内容などについて説明する。
〔商品STをコンテナCTに格納するまでの処理〕
図9は在庫データベースDB1の例を示す図、図10はコンテナデータベースDB2の例を示す図、図11は出荷センタにおける仕入れの処理および出荷の準備の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図6において、在庫データベースDB1には、図9に示すように、生産者から仕入れた商品STごとの仕入れ情報8Aが記憶される。仕入れ情報8Aの内容は、前に図4で説明した商品情報7Aの内容と同様である。つまり、仕入れ情報8Aには、生産者から仕入れた商品STの商品コード、商品名、生産者名、およびその商品STが運搬の際に格納されるコンテナCTのコンテナコードの情報が含まれる。さらに、仕入れ情報8Aには、その商品STがいずれかの顧客のために確保されたか否かを示す確保フラグが含まれる。確保フラグが「0」であれば、その商品STが未だ誰にも確保されていない(つまり、在庫である)ことを意味し、「1」であれば、その商品STがいずれかの顧客の注文に応じて確保されたことを意味する。
コンテナデータベースDB2には、図10に示すように、コンテナCTごとのコンテナ使用情報8Bが記憶されている。コンテナ使用情報8Bには、そのコンテナ使用情報8Bに係るコンテナCTのコンテナコードおよびそのコンテナCTが使用されているか否かを示す使用フラグが含まれている。使用フラグが「0」であればそのコンテナCTが使用されていないことを意味し、「1」であれば使用中であることを意味する。
仕入れ情報読取処理部101は、生産者から仕入れた商品STの商品タグ4Sから商品情報7Aを読み取るための処理を行う。出荷手配処理部102は、顧客からの注文に従って商品STの出荷の手配のための処理を行う。出荷情報書込処理部103は、出荷する商品STの商品タグ4Sに、その商品タグ4Sを格納するコンテナCTのコンテナコードを書き込むための処理を行う。
ここで、在庫管理サーバ1の各部の処理の流れを、生産者側で行われる処理の内容と併せて、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
生産者は、出来上がった商品STに商品タグ4Sを付ける。商品タグ4Sには、その商品STの商品コード、商品名、および生産者自身の名称つまり生産者名を記録させておく。そして、その商品STを、通信販売会社Xの出荷センタに発送する。
通信販売会社Xの出荷センタにおいて、商品STが届いたら、仕入れ情報読取処理部101は、所定のタイミングで(例えば、商品STとICタグリーダライタ2との距離が所定の値以下になったときまたは出荷センタの作業員が所定の操作を行ったときに)、その商品STの商品タグ4Sから商品情報7Aが読み取られるようにICタグリーダライタ2を制御する(図11(a)の#501)。
ICタグリーダライタ2によって商品情報7Aが読み取られたら、在庫データベースDB1は、その商品情報7Aと同じ内容を示す新たな仕入れ情報8Aを生成し記憶する(#502)。各地の生産者から商品STが届けられるごとに、仕入れ情報読取処理部101および在庫データベースDB1は、ステップ#501、#502の処理を実行する。これにより、在庫データベースDB1には、次々に仕入れ情報8Aが蓄積されていく。なお、商品STは、出荷の時期が来るまで、出荷センタで保管される。
出荷手配処理部102は、通信販売会社Xが顧客から受注した商品STの出荷の手配のための処理を、次のように行う。
顧客からの注文が受け付けられると(図11(b)の#511)、その注文に係る商品STを格納するためのコンテナCTを確保する処理を行う(#512)。係る処理は、図10のコンテナデータベースDB2の中から、現在使用されていないコンテナCT(つまり、使用フラグが「0」であるコンテナ使用情報8Bに係るコンテナCT)を1つ検索し、そのコンテナCTのコンテナ使用情報8Bを使用フラグが「1」になるように更新することによって、行う。
在庫の商品STの中からその注文に係る商品STを検索し、それを確保する処理を行う(#513)。係る処理は、その注文に係る商品STの商品名を示しかつ確保フラグが「0」である仕入れ情報8Aを在庫データベースDB1の中から1つ検索し、その仕入れ情報8Aを確保フラグが「1」になるように更新することによって、行う。さらに、その仕入れ情報8Aに、ステップ#512で確保したコンテナCTのコンテナコードを書き加えておく。なお、注文に係る商品STが複数ある場合は、それぞれについて、ステップ#513の処理を実行する。
出荷手配処理部102による処理が完了したら、出荷情報書込処理部103は、確保された各商品STの商品タグ4Sに、確保されたコンテナCTのコンテナコードが書き込まれるように、ICタグリーダライタ2を制御する(#514)。これにより、その商品タグ4Sの商品情報7Aは、図4(b)のように更新される。
これと並行してまたは前後して、そのコンテナCTのコンテナタグ4Cにそれら各商品STの商品コードが書き込まれるように、ICタグリーダライタ2を制御する(#515)。そのほか、コンテナタグ4Cには、その注文を行った顧客の自宅の住所などを行き先の情報として書き込み、顧客の自宅までに経由する物流センタを経由地の情報として書き込んでおく。これにより、そのコンテナタグ4Cのコンテナ情報7Bは、図5(b)のように更新される。
そして、それらの商品STは、そのコンテナCTに格納され、最初の経由地に向けて運搬される。
〔コンテナCTの内容物の正否を確認するための処理〕
図12はコンテナ現状情報6Gの例を示す図、図13は過不足結果情報6Kの例を示す図、図14は過不足通知画面HG1の例を示す図、図15は不足商品位置検索処理の流れの例を説明するフローチャート、図16は不足商品位置通知画面HG2の例を示す図、図17は商品本来位置検索処理の流れの例を説明するフローチャート、図18は商品本来位置通知画面HG3の例を示す図である。
上に説明したように、顧客のために確保された商品STは、決められたコンテナCTに格納(梱包)されて運搬される。しかし、作業のミスなどが原因で、誤ったコンテナCTに格納され別の顧客に届けられてしまうことがある。または、コンテナCTに格納されずに置き去りになってしまうことがある。これらのトラブルを未然に防止するために、運搬品確認用装置3の各部は、次のような処理を行う。
図8において、運搬情報読取処理部301は、運搬のために使用されているコンテナCTのコンテナタグ4Cからコンテナ情報7Bが読み取られるように、ICタグリーダ30gを制御する。さらに、そのコンテナCTに格納されている商品タグ4Sから商品情報7Aが読み取られるように、ICタグリーダ30gを制御する。
運搬情報記憶部3S1は、図12に示すように、運搬情報読取処理部301の処理によって読み取られたコンテナCTのコンテナ情報7Bに示される商品コードおよびそのコンテナCTに格納されている各商品STの商品情報7Aに示される商品コードを、そのコンテナCTのコンテナコードと対応付けて記憶する。以下、これらの商品コードおよび対応付けたコンテナコードの情報を「コンテナ現状情報6G」と記載する。また、商品情報7Aに示される商品コードとコンテナ情報7Bに示される商品コードとを区別するために、前者を「第一の商品コードSKA」と記載し、後者を「第二の商品コードSKB」と記載することがある。
例えば、「C0001」というコンテナコードを有するコンテナCTについては、図12(a)のようなコンテナ現状情報6Gを記憶する。図12(a)において、右側の商品コードが各商品の商品タグ4Sから読み取られた第一の商品コードSKAであり、左側の商品コードがコンテナタグ4Cから読み取られた第二の商品コードSKBである。同様に、「C0002」というコンテナコードを有するコンテナCTについては、図12(b)のようなコンテナ現状情報6Gを記憶する。
商品過不足検査部302は、コンテナCTに格納されている商品STの過不足を、運搬情報記憶部3S1に記憶されているそのコンテナCTのコンテナ現状情報6Gに基づいて次のように検査する。
コンテナ現状情報6Gに示される第一の商品コードSKAと第二の商品コードSKBとを、照合する。つまり、例えば、コンテナ現状情報6Gが図12(a)のような内容である場合は、左側の商品コードと右側の商品コードとを照合する。
そのコンテナCTに商品STがすべて正しく格納されていれば、同一のコードを示す第一の商品コードSKAおよび第二の商品コードSKBが1つずつ含まれているはずである。しかし、正しく格納されていなければ、いずれか一方にしか示されない商品コードが見つかるはずである。第二の商品コードSKBにのみ示される商品コードが見つかったら、その商品コードに係る商品STはそのコンテナCTに格納されていない、と判断できる。第一の商品コードSKAにのみ示される商品コードが見つかったら、その商品コードに係る商品STが誤って過剰にそのコンテナCTに格納されている、と判別できる。
これらの規則に基づいて第一の商品コードSKAと第二の商品コードSKBとの照合の結果を解析することによって、商品過不足検査部302は、コンテナCTの商品STの過不足を検査する。そして、その結果およびそのコンテナCTのコンテナコードを示す過不足結果情報6Kを生成する。例えば、図12(a)のコンテナ現状情報6Gに基づいて検査を行うと、図13(a)のような過不足結果情報6Kが得られる。または、図12(b)のコンテナ現状情報6Gに基づいて検査を行うと、図13(b)のような過不足結果情報6Kが得られる。
過不足情報記憶部3S2は、商品過不足検査部302による検査の結果得られた過不足結果情報6Kを記憶する。
過不足通知表示処理部303は、商品過不足検査部302によって商品STの過不足が見つかった場合に、図14のような、そのコンテナCTのコンテナコード、足りない商品STの商品コード、および過剰な商品ST(誤って格納されている商品ST)の商品コードを示す過不足通知画面HG1を生成しタッチパネル30eに表示させる。過不足通知画面HG1の中の各ボタンの使用方法については、後に説明する。
不足商品位置検索部304は、商品過不足検査部302の処理によって見つかった、コンテナCTに不足している商品STが現在どこにあるのかを検索する処理を行う。つまり、行方不明の商品STの現在地を検索する処理を行う。係る処理は、図15に示すような手順で行われる。
不足商品位置検索部304は、コンテナCTに不足している商品STの商品コードに注目する(図15の#521)。そのコンテナCT以外のいずれか1つのコンテナCTのコンテナ現状情報6Gを運搬情報記憶部3S1から呼び出す(#522)。そのコンテナ現状情報6Gの第一の商品コードSKAの中から、注目した商品コードを示す第一の商品コードSKAを検索する(#523)。そのような第一の商品コードSKAが見つかったら(#524でYes)、不足している商品STが現在そのコンテナ現状情報6Gに係るコンテナCTに格納されている、と判別する(#525)。見つからなかったら(#524でNo)、ステップ#522に戻って、未だ検索していない残りのコンテナ現状情報6Gを呼び出し、注目した商品コードを示す第一の商品コードSKA検索する。
ただし、すべてのコンテナ現状情報6Gについて検索し終わってもそのような第一の商品コードSKAが見つからなかった場合は(#526でNo)、その運搬品確認用装置3が状況を把握しているいずれにもコンテナCTにもその不足している商品STは存在しない、と判別する(#527)。つまり、これらのコンテナ以外の場所に存在する、と判別する。例えば、その商品STを格納し忘れた場合または商品STが誤ってコンテナCTの外に持ち出された場合などに、このような判別結果が出る。
複数の商品STの現在地を検索する場合は、それらの商品STの1つずつについて、図15の処理を実行すればよい。
図8に戻って、不足商品位置通知表示処理部305は、図16に示すように、不足商品位置検索部304によって検索された不足している商品STの現在地を示す不足商品位置通知画面HG2を生成しタッチパネル30eに表示させる処理を行う。
商品本来位置検索部306は、商品過不足検査部302の処理によって見つかった、誤って格納されている商品ST(つまり、過剰な商品ST)の本来の位置を検索する処理を行う。係る処理は、図17に示すような手順で行われる。
商品本来位置検索部306は、コンテナCTに誤って格納されている商品STの商品コードに注目する(図17の#531)。そのコンテナCT以外のいずれか1つのコンテナCTのコンテナ現状情報6Gを運搬情報記憶部3S1から呼び出す(#532)。そのコンテナ現状情報6Gの第二の商品コードSKBの中から、注目した商品コードを示す第二の商品コードSKBを検索する(#533)。そのような第二の商品コードSKBが見つかったら(#534でYes)、誤って格納されている商品STは本来そのコンテナ現状情報6Gに係るコンテナCTに格納されるべきである、と判別する(#535)。見つからなかったら(#534でNo)、ステップ#532に戻って、未だ検索していない残りのコンテナ現状情報6Gを呼び出し、注目した商品コードを示す第二の商品コードSKBを検索する。
ただし、すべてのコンテナ現状情報6Gについて検索し終わってもそのような第二の商品コードSKBが見つからなかった場合は(#536でNo)、その運搬品確認用装置3が状況を把握しているコンテナCTの中にはその過剰な商品STが本来格納されるべきコンテナCTは存在しない、と判別する(#537)。例えば、未だ売れていないにも関わらず誤って商品STがコンテナCTに格納されてしまった場合に、このような判別結果が出る。
複数の商品STの本来の位置を検索する場合は、それらの商品STの1つずつについて、図17の処理を実行すればよい。
なお、図15および図17で説明した処理は、コンテナ現状情報6Gの代わりに過不足結果情報6Kを使用して行うこともできる。
図8に戻って、商品本来位置通知表示処理部307は、図18に示すように、商品本来位置検索部306によって検索された、誤って格納されている商品STの本来の位置を示す商品本来位置通知画面HG3を生成しタッチパネル30eに表示させる処理を行う。
運搬を担当する作業員は、タッチパネル30eに表示されたこれらの過不足通知画面HG1、不足商品位置通知画面HG2、および商品本来位置通知画面HG3を見ながら、コンテナCTに正しく商品STが格納されているか否かを確認する。誤りがあった場合は、商品STを正しいコンテナCTに格納し直す。
図19は複数個のコンテナCTの内容物の確認のための処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、商品STが顧客の自宅に届けられるまでに実行される各処理の流れを、図19のフローチャートなどを参照しながら説明する。
生産者は、自ら生産した商品STに、商品コード、商品名、および自らの名称(生産者名)を示す商品情報7Aを記憶させた商品タグ4S(図4(a)参照)を付け、通信販売会社Xの出荷センタに送る。
通信販売会社Xは、生産者から商品STを仕入れると、これを出荷センタで保管する。商品STを仕入れた際に、在庫管理サーバ1は、前に図11(a)で説明したように、それに付いている商品タグ4Sから商品情報7Aが読み取られるようにICタグリーダライタ2を制御し、それを仕入れ情報8Aとして在庫管理サーバ1の在庫データベースDB1(図9参照)に記憶させる。
在庫管理サーバ1は、顧客からの注文を受け付けると、注文通りの商品STを顧客に届けるための準備の処理を、前に図11(b)で説明した手順によって行う。つまり、注文通りの商品STを確保し、それを格納するためのコンテナCTを確保し、それらの商品STの仕入れ情報8AおよびコンテナCTのコンテナ使用情報8B(図10参照)を更新しておく。また、それらの商品STの商品タグ4SにそのコンテナCTのコンテナコードを書き込んでおき、そのコンテナCTのコンテナタグ4Cにそれらの商品STの商品コードを書き込んでおく。
準備が整ったら、出荷センタの作業員は、コンテナCTに商品STが正しく格納されているか否かを、運搬品確認用装置3を使用して確認する。すなわち、作業員は、そのコンテナCTに運搬品確認用装置3を近づけ、所定の操作を行う。
すると、運搬品確認用装置3は、前に説明したように、そのコンテナCTのコンテナタグ4Cからコンテナ情報7Bを読み取り、さらに、そのコンテナCTに格納されている商品STの商品タグ4Sから商品情報7Aを読み取る。そして、そのコンテナ情報7Bに示される商品コード(第二の商品コードSKB)と各商品情報7Aに示される商品コード(第一の商品コードSKA)とを照合することによって、コンテナCTに不足している商品STおよび過剰に格納されている商品STを判別する。これにより、図13のような過不足結果情報6Kが得られる。
過不足がなければ、それらの商品が格納されたそのコンテナCTは、トラックなどの運搬手段(輸送手段)に積み込まれ、最初の経由地に向けて運搬される。過不足があれば、作業員は、正しく商品STを格納し直し、再び、運搬品確認用装置3を使用して確認の作業を行う。そして、過不足がないことが確認できたら、運搬を開始する。
ところで、運搬手段には、多数のコンテナCTが積み込まれる。また、運送中に状態を確認するために商品STがコンテナCTから取り出されることがある。よって、運搬中に、商品STが本来のコンテナCTから他のコンテナCTに移動してしまったり、商品STがコンテナCTから取り出されたまま放置されてしまったりすることがある。そこで、作業員は、これらのミスを早急に発見して商品STの届け間違いを防止するために、定期的にまたは所定のタイミングで、自分が担当する各コンテナCTに商品STが正しく格納されているか否かを、運搬品確認用装置3を使用して確認する。すなわち、作業員は、コンテナCTの1つ1つに運搬品確認用装置3を近づけ、その都度所定の操作を行う。
図19において、運搬品確認用装置3は、所定の操作が行われるごとに、近づけられたコンテナCTのコンテナタグ4Cからコンテナ情報7Bを読み取り、さらに、そのコンテナCTに格納されている商品STの商品タグ4Sから商品情報7Aを読み取る(#2、#3)。そして、そのコンテナ情報7Bに示される商品コード(第二の商品コードSKB)と各商品情報7Aに示される商品コード(第一の商品コードSKA)とを照合することによって、コンテナCTに不足している商品STおよび過剰に格納されている商品STを判別する(#4)。これにより、図13のような過不足結果情報6Kが得られる。
確認対象のコンテナCTすべてについてステップ#2〜#4の処理が完了したら(#1でYes)、これらすべてのコンテナCTで商品STの過不足(格納ミス)がなければ(#5でNo)、その旨のメッセージを表示する(#6)。一方、商品STの過不足(格納ミス)が見つかった場合は(#5でYes)、過不足通知画面HG1を表示する(#7)。なお、複数のコンテナCTで過不足が見つかった場合は、作業員は、前頁ボタンBN13または次頁ボタンBN14を押すことによって、各コンテナCTの過不足通知画面HG1を順次切り換えることができる。
ここで、作業員は、運搬品確認用装置3を操作して、コンテナCTに不足している商品STの現在の場所を確認しまたはコンテナCTに過剰に格納されている商品STの本来の場所を確認することができる。不足している商品STの現在の場所を確認したい場合は、検索ボタンBN11を押す。すると(#8でYes)、運搬品確認用装置3は、前に図15で説明した方法でその商品STの現在地を検索し(#9)、その結果を示す不足商品位置通知画面HG2(図16参照)を表示する(#10)。
または、作業員は、過剰に格納されている商品STの本来の場所を確認したい場合は、検索ボタンBN12を押す。すると(#11でYes)、運搬品確認用装置3は、前に図17で説明した方法でその商品STの本来の位置を検索し(#12)、その結果を示す商品本来位置通知画面HG3(図18参照)を表示する(#13)。
ステップ#8〜#13の処理は、過不足通知画面HG1の閉じるボタンBN15が押されまたは電源のシャットダウンのボタンが押されるなど所定の操作が行われるまで、必要に応じて実行される。
作業員は、これらの検索結果を見ながら、商品STを正しいコンテナCTに格納し直し、再度、運搬品確認用装置3を使用して確認の作業を行う。そして、商品STが正しく格納されていることを確認できたコンテナCTを、次の作業ステップに送る。
図19で説明した処理は、複数のコンテナCTを取り扱っているときに、適宜実行する。特に、これらのコンテナCTに対して何かのアクションを起こすとき、例えば、これらのコンテナCTを別々の運搬手段に積み換えるときなどに実行するのが望ましい。
以上のような処理が各地で適宜行われ、注文された商品STを正しく格納したコンテナCTが顧客の自宅に届けられる。
本実施形態によると、商品STの出荷または運搬に携わる作業員は、コンテナCTに格納されている商品STの正否を簡単に確認することができる。さらに、不足している商品STの現在地および誤ったコンテナCTに格納されている商品STの本来の位置を簡単に知ることができる。
しかも、本実施形態によると、コンテナCTに格納されている商品STの正否を、サーバを使用することなく、スタンドアロンの運搬品確認用装置3を使用するだけで、確認することができる。よって、ネットワークなしで簡単に商品運搬支援システム100を構成することができる。
本実施形態では、商品STを運搬対象物とする場合を例に説明したが、他の物品を運搬対象物とすることもできる。また、運搬先は、消費者の自宅でなくてもよい。
運搬の過程で、コンテナCTから一部の商品STが取り出されまたはコンテナCTに新たに商品STが追加される場合にも、本実施形態の商品運搬支援システム100を適用することができる。この場合は、商品運搬支援システム100を次のように構成すればよい。一部の商品STがコンテナCTから取り出された場合は、そのコンテナCTのコンテナ情報7Bからその商品STの商品コードを削除すればよい。コンテナCTに新たに商品STが追加された場合は、その商品STの商品コードを記憶させた商品タグ4Sをその商品STに付けておくとともに、そのコンテナCTのコンテナ情報7Bにその商品STの商品コードを追記すればよい。
コンテナCTを再利用する場合は、運搬先に到着したコンテナCTのコンテナタグ4Cに記憶されているコンテナ情報7Bを図5(a)のようにリセットするとともに、そのコンテナCTのコンテナデータベースDB2のコンテナ使用情報8B(図10参照)の使用フラグを「0」に戻しておく。
商品運搬支援システム100と既存のオートメーション式の物流システムとを組み合わせ、ICタグから情報を読み取る作業、ICタグに情報を書き込む作業、または出荷する商品STをコンテナCTに格納する作業などを自動化してもよい。このような構成においても、本発明を適用することができる。
その他、商品運搬支援システム100、在庫管理サーバ1、運搬品確認用装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データベースの内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
商品運搬支援システムの全体的な構成の例を示す図である。 通信販売会社が使用する流通経路の例を示す図である。 商品およびそれを格納するコンテナの例を示す図である。 商品情報の例を示す図である。 コンテナ情報の例を示す図である。 在庫管理サーバの機能的構成の例を示す図である。 運搬品確認用装置の概観およびハードウェア構成の例を示す図である。 運搬品確認用装置の機能的構成の例を示す図である。 在庫データベースの例を示す図である。 コンテナデータベースの例を示す図である。 出荷センタにおける仕入れの処理および出荷の準備の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 コンテナ現状情報の例を示す図である。 過不足結果情報の例を示す図である。 過不足通知画面の例を示す図である。 不足商品位置検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。 不足商品位置通知画面の例を示す図である。 商品本来位置検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。 商品本来位置通知画面の例を示す図である。 複数個のコンテナの内容物の確認のための処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 商品運搬支援システム(運搬管理システム)
3 運搬品確認用装置(運搬対象物確認用装置)
301 運搬情報読取処理部(識別情報読取手段)
302 商品過不足検査部(格納正否判別手段)
4C コンテナタグ(第二のICタグ)
4S 商品タグ(第一のICタグ)
CT コンテナ(容器)
ST 商品(運搬対象物)
SKA 第一の商品コード(第一の識別情報)
SKB 第二の商品コード(第二の識別情報)

Claims (5)

  1. 運搬の対象である運搬対象物ごとに、第一のICタグを付けておき、
    前記運搬対象物を複数個格納することができる容器ごとに第二のICタグを付けておき、
    前記運搬対象物の前記第一のICタグに当該運搬対象物の第一の識別情報を記憶させておき、
    複数の前記運搬対象物を格納する前記容器の前記第二のICタグに当該運搬対象物それぞれの第二の識別情報を記憶させておき、
    前記容器の内容を確認する際に、
    ICタグリーダに、当該容器の前記第二のICタグに記憶されている前記第二の識別情報および当該容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグに記憶されている前記第一の識別情報を読み取らせ、
    コンピュータに、ICタグリーダに読み取らせた前記第二の識別情報と前記第一の識別情報とを照合することによって当該容器に前記運搬対象物が正しく格納されているか否かを判別する処理を実行させる、
    ことを特徴とする容器の内容の確認方法。
  2. 内容を確認する対象である前記容器の前記第二のICタグから読み取られたいずれかの前記第二の識別情報が当該容器に格納されているいずれの前記運搬対象物の前記第一のICタグから読み取られた前記第一の識別情報とも対応しない場合に、当該第二の識別情報に係る前記運搬対象物が不足していると前記コンピュータに判別させ、
    不足していると判別された前記運搬対象物の現在の場所を、当該運搬対象物の前記第二の識別情報と他の容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグから読み取られた前記第一の識別情報とを照合することによって、検索する、
    請求項1記載の容器の内容の確認方法。
  3. 内容を確認する対象である前記容器に格納されているいずれかの前記運搬対象物の前記第一のICタグから読み取られた前記第一の識別情報が当該容器の前記第二のICタグから読み取られたいずれの前記第二の識別情報とも対応しない場合に、当該第一の識別情報に係る前記運搬対象物が当該容器に誤って格納されていると前記コンピュータに判別させ、
    前記容器に誤って格納されていると判別された前記運搬対象物の本来の場所を、当該運搬対象物の前記第一の識別情報と他の容器の前記第二のICタグから読み取られた前記第二の識別情報とを照合することによって、検索する、
    請求項1または請求項2記載の容器の内容の確認方法。
  4. 運搬の対象である運搬対象物ごとに第一のICタグを付け、前記運搬対象物を複数個格納することができる容器ごとに第二のICタグを付け、前記運搬対象物の前記第一のICタグに当該運搬対象物の第一の識別情報を記憶させ、かつ複数の前記運搬対象物を格納する前記容器の前記第二のICタグに当該運搬対象物それぞれの第二の識別情報を記憶させることによって運搬の管理を行う運搬管理システムに用いられる運搬対象物確認用装置であって、
    前記容器の前記第二のICタグに記憶されている前記第二の識別情報および当該容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグに記憶されている前記第一の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    前記容器の前記第二のICタグから読み取った前記第二の識別情報と当該容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグから読み取った前記第一の識別情報とを照合することによって当該容器に前記運搬対象物が正しく格納されているか否かを判別する格納正否判別手段と、
    を有することを特徴とする運搬対象物確認用装置。
  5. 運搬の対象である運搬対象物ごとに第一のICタグを付け、前記運搬対象物を複数個格納することができる容器ごとに第二のICタグを付け、前記運搬対象物の前記第一のICタグに当該運搬対象物の第一の識別情報を記憶させ、かつ複数の前記運搬対象物を格納する前記容器の前記第二のICタグに当該運搬対象物それぞれの第二の識別情報を記憶させることによって運搬の管理を行う運搬管理システムに用いられるコンピュータであって、
    前記容器の前記第二のICタグに記憶されている前記第二の識別情報および当該容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグに記憶されている前記第一の識別情報を読み取る処理と、
    前記容器の前記第二のICタグから読み取った前記第二の識別情報と当該容器に格納されている前記各運搬対象物の前記第一のICタグから読み取った前記第一の識別情報とを照合することによって当該容器に前記運搬対象物が正しく格納されているか否かを判別する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。

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