JP7015459B2 - 物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法及びプログラム - Google Patents

物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、陳列棚に陳列される商品の商品名、価格、及び在庫数等を電子棚札に表示する電子棚札システムが開示されている。店員及び顧客は、電子棚札を参照することで、対象商品の在庫数を容易に把握できる。
特開2007-206745号公報
特許文献1に例示されている電子棚札システムは、店舗内に新たに入荷された商品に対する検品作業と陳列作業とを関連付ける仕組みを有していないため、店員は店舗内における物品管理を効率的に行えない場合があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、店員が店舗内において物品管理を行う際の作業を効率的に行える物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録する登録部と、前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定する判定部と、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、を備える物品管理システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出する陳列検出部と、前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定する判定部と、前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する出力部と、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の前記什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、を備える物品管理システムが提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録する登録部と、前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定する判定部と、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、を備える物品管理装置が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するステップと、取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録するステップと、前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定するステップと、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御するステップと、を備える物品管理方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、コンピュータに、店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するステップと、取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録するステップと、前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定するステップと、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御するステップと、を実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、店員が店舗内において物品管理を行う際の作業を効率的に行える物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る物品管理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る物品管理システムの機能ブロック図である。 第1実施形態に係る商品情報テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る入荷情報テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る陳列情報テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る発注情報テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る陳列棚管理テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子棚札管理テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る陳列条件テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る値下げ条件テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る販売実績テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る店舗サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる検品処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報と入荷・検品作業との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報と入荷・検品作業との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る入荷情報テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる電子棚札の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る陳列作業を説明する図である。 第1実施形態に係る陳列情報テーブルが記憶する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報と陳列作業との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報と陳列作業との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる電子棚札の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態において、誤った陳列場所に商品が陳列された場合を説明する図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる電子棚札の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報と販売実績との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報と販売実績との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる電子棚札の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る店員端末へ通知する情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる電子棚札の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る物品管理システムにおいて行われる電子棚札の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る電子棚札の表示情報の一例を示す図である。 第2実施形態に係る物品管理システムの機能ブロック図である。 第3実施形態に係る物品管理システムの機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。図面において同様の要素又は対応する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化することがある。
[第1実施形態]
本実施形態に係る物品管理システム1の構成について、図1乃至図12を参照しつつ説明する。図1は、物品管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。物品管理システム1は、店舗等の施設における物品を管理するコンピュータシステムであり、店舗サーバ10、POS(Point of Sales)装置20、RFID(Radio Frequency Identifier)システム30、及び電子棚札システム40を備えている。
店舗サーバ10、POS装置20、RFIDシステム30、及び電子棚札システム40は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク50を介して接続されている。本実施形態では、物品管理システム1は、コンビニエンスストア等の店舗に設けられ、かつ、管理対象の物品は、店舗で販売される商品である場合について説明するものとする。
店舗サーバ10は、店舗で販売する商品の商品詳細情報、在庫情報、発注情報、陳列情報、販売実績等の物品管理に用いられる各種の情報(以下、「物品情報」と総称する。)を管理するコンピュータである。店舗サーバ10は、例えば、店舗のバックヤードに設けられている。
POS装置20は、店舗においてレジカウンタにそれぞれ設けられ、会計処理を行う。POS装置20の台数は、特に限定されるものではなく、店舗の規模等に応じて任意に設置できる。また、POS装置20には、例えば、コードスキャナ、非接触IC(Integrated Circuit)リーダライタ、プリンタ、キャッシュドロア等の周辺機器(図示省略)が接続されている。POS装置20は、周辺機器を制御することで会計処理を実行する。POS装置20は、店舗サーバ10及び発注用端末(図示省略)とともにPOSシステムを構成する。すなわち、店舗サーバ10は、店舗で販売される商品の管理、販売データの集計、売り上げの管理、在庫の管理、商品の発注の管理等を行うPOSサーバとしての機能を備える。
RFIDシステム30は、RFIDサーバ31、第1のRFIDリーダ32、ゲート33、第2のRFIDリーダ34、及びタグシート35を備えるコンピュータシステムである。RFIDサーバ31は、第1のRFIDリーダ32及び第2のRFIDリーダ34を制御し、各商品に付されたRFIDタグ60のタグ情報の読取処理を実行させるコンピュータである。RFIDサーバ31は、ネットワーク50を介して店舗サーバ10に接続されており、店舗サーバ10との間でタグ情報やコマンド等のデータを送受信する。
RFIDタグ60は、タグアンテナ(図示省略)と、当該タグアンテナを介して後述するリーダアンテナ33a、33b、36と無線通信するタグIC(図示省略)とを備える。タグICに記録されているタグ情報としては、商品コード(商品識別コード)、ロット番号、シリアル番号、製造年月日、消費期限(品質保持期限)、原産国等が挙げられる。タグ情報に含まれるデータ及びデータのフォーマットとしては、GS1により標準化されたGS1アプリケーション識別子(AI: Application Identifier)を用いると企業間でのデータ連携が容易となり、好適である。
第1のRFIDリーダ32は、無線通信技術を用いたRFIDタグ60の読取装置(無線通信装置)である。具体的には、第1のRFIDリーダ32は、ゲート33において、後述するリーダアンテナ33a、33bから所定の時間間隔(例えば、1秒間隔)で電波を送信することで、この電波を受信したRFIDタグ60に電力を供給する。本実施形態のRFIDタグ60は、パッシブ型のICタグとする。また、第1のRFIDリーダ32は、RFIDタグ60が送信する無線信号を、リーダアンテナ33a、33bを介して受信すると、受信された無線信号からタグ情報を取り出す。そして、第1のRFIDリーダ32は、取り出したタグ情報をRFIDサーバ31に送信する。
ゲート33は、店舗における商品の入荷口(物品入荷口)に設けられ、内蔵されたリーダアンテナ33a、33bを用いてRFIDタグ60を検出する装置である。ゲート33の間には、商品等の入出に用いる台車が通過できるように、十分な広さの空間が設けられている。
第2のRFIDリーダ34は、上述した第1のRFIDリーダ32と同様の機能を有するRFIDタグ60の読取装置(無線通信装置)である。また、第2のRFIDリーダ34は、後述するリーダアンテナ36を介して、陳列棚70に陳列された商品のRFIDタグ60からタグ情報を読み取る点で第1のRFIDリーダ32とは異なる。
タグシート35は、商品の陳列領域に合わせた形状及び大きさに形成されたシート状の部材である。タグシート35は、第2のRFIDリーダ34がRFIDタグ60との間で電波の送受信に使用するリーダアンテナ36を有する。第2のRFIDリーダ34は、タグシート35の上に商品が陳列されると、当該商品のRFIDタグ60とリーダアンテナ36との間でタグ情報の読取が可能になる。逆に、商品が陳列棚70から取り出された場合には、第2のRFIDリーダ34はタグシート35上で当該商品のタグ情報を読取れなくなる。すなわち、タグシート35におけるタグ情報の読取状態は、商品の陳列状態を示す。
電子棚札システム40は、電子棚札41、棚札サーバ42、及びトランシーバ43を備えるコンピュータシステムである。電子棚札41は、店舗内の陳列棚70において商品ごとに設けられ、各商品の商品名や価格等の情報を任意に表示する電子表示装置である。なお、本実施形態では、“陳列棚”の用語は、棚状ではない各種の什器を含む意味で使用するものとする。
棚札サーバ42は、無線通信装置であるトランシーバ43を介して電子棚札41の表示制御を行うコンピュータである。棚札サーバ42は、ネットワーク50を介して店舗サーバ10に接続されており、店舗サーバ10との間で商品の商品名、価格、陳列指示情報、エラー情報等のデータの送受信を行う。
図2は、本実施形態に係る物品管理システム1の機能ブロック図である。図2に示すように、物品管理システム1は、記憶部101、取得部102、登録部103、判定部104、表示制御部105、出力部106、陳列検出部107、陳列数決定部108、販売実績取得部109、在庫数取得部110、品切れ判定部111、消費期限取得部112、価格決定部113、期限切れ判定部114を備える。各部は、主として店舗サーバ10の機能として実装されるが、これに限られない。機能の一部は、RFIDサーバ31や棚札サーバ42に実装してもよい。同様に、記憶部101としての店舗サーバ10が記憶する情報は、RFIDサーバ31や棚札サーバ42側に記憶してもよい。
記憶部101は、物品(商品)を識別する物品識別情報(商品ID)と、物品の店舗への入荷状態と、店舗における物品の陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶するデータベース(記憶装置)である。また、記憶部101は、物品が陳列されるべき什器(陳列棚70)に関する什器情報、什器における物品の最低陳列数についても、物品識別情報、入荷状態、陳列状態に関連付けて記憶している。記憶部101が記憶する情報の詳細については後述する。
取得部102は、店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置(第1のRFIDリーダ32及びゲート33)により、物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体(RFIDタグ60)から読み取られた物品識別情報を取得する。物品識別情報は、RFIDタグ60のタグ情報に含まれる。本実施形態では、取得部102の機能は、RFIDサーバ31のCPUにより実現される。
登録部103は、取得部102により取得された物品識別情報に対応する物品について、物品の店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び物品の店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを記憶部101から抽出できるように、記憶部101へ物品情報を登録する。
判定部104は、記憶部101から抽出した物品情報に基づいて、入荷状態が入荷済状態であり、かつ、陳列状態が未陳列状態である物品が存在するか否かを判定する。また、判定部104は、物品情報と、陳列検出部107により取得された物品識別情報とに基づいて、陳列状態が未陳列状態であった物品の物品識別情報が陳列検出部107により取得されたか否かを判定する。
表示制御部105は、入荷状態が入荷済状態であり、かつ、陳列状態が未陳列状態である物品が存在する場合に、物品が陳列されるべき什器(陳列棚70)に設けられた表示装置(電子棚札41)に物品が未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう表示装置(電子棚札41)を制御する。本実施形態では、表示制御部105の機能は、店舗サーバ10からの指令に基づいて棚札サーバ42のCPUにより実現される。
出力部106は、判定部104の判定結果に基づいて情報を出力する。具体的には、判定部104が、物品が陳列されるべき什器に関する什器情報がさらに関連付けられた物品情報と、陳列検出部107により取得された物品識別情報とに基づいて、陳列状態が未陳列状態であった物品の物品識別情報が陳列検出部107により取得されたか否かを判定する。そして、出力部106は、未陳列状態であった物品の物品識別情報が陳列検出部107により取得された場合に、物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する。
陳列検出部107は、什器に設けられた無線通信装置(第2のRFIDリーダ34及びタグシート35)により、物品に付された記憶媒体(RFIDタグ60)から読み取られた物品識別情報を取得し、什器における物品の陳列状態を検出する。
陳列数決定部108は、未陳列状態の物品に係る未陳列数と、什器情報と、什器における物品識別情報ごとの最低陳列数とに基づいて什器における物品の陳列数を決定する。
販売実績取得部109は、店舗に設けられたPOS装置20から物品の販売実績を取得する。店舗にPOS装置20が複数ある場合は、店舗サーバ10へPOS装置20から物品の販売実績が集約され、店舗サーバ10から販売実績を取得する。上述の陳列数決定部108は、未陳列状態であった物品について販売実績が取得されたときに、未陳列状態の物品に係る未陳列数から販売実績に係る販売数を減算して什器における物品の陳列数を決定する。
在庫数取得部110は、未陳列状態の物品の数を集計した店内在庫数を取得するとともに、陳列検出部107により什器(陳列棚70)において検出された陳列済状態の物品の数を集計した陳列在庫数を取得する。
品切れ判定部111は、店内在庫数と陳列在庫数に基づいて什器における物品の品切れ状態を判定する。表示制御部105は、物品が品切れ状態の場合には、表示装置(電子棚札41)に品切れ情報を表示させる。なお、本実施形態における品切れ状態には、以下の3つの状態を含むものとし、電子棚札41に各状態を適宜表示できるものとする。
品切れ状態(1): 商品が、陳列棚70に陳列されていない(陳列在庫数=0)、かつ、店内にも同商品の在庫は無い(店内在庫数=0)。
品切れ状態(2): 商品が、陳列棚70に陳列されていない(陳列在庫数=0)、かつ、店内には同商品の在庫は有る(店内在庫数≧1)。
品切れ状態(3): 商品が、陳列棚70に陳列されている(陳列在庫数≧1)が、陳列在庫数は最低陳列数よりも少ない。
消費期限取得部112は、記憶媒体(RFIDタグ60)から物品の消費期限を取得する。価格決定部113は、消費期限取得部112において取得された消費期限と現在日時とに基づいて物品の販売価格を決定する。表示制御部105は、価格決定部113において決定された販売価格を表示装置(電子棚札41)に表示させる。
期限切れ判定部114は、消費期限取得部112おいて取得された消費期限に基づいて、現在日時が物品の消費期限を経過したか否かを判定する。そして、表示制御部105は、消費期限を経過した物品について表示装置(電子棚札41)に消費期限を経過している旨を示す情報を表示させる。
続いて、図2に示す記憶部101に含まれるテーブルが記憶する情報について図3乃至図11を参照しながら説明する。なお、テーブルの種類、各テーブルのデータ項目及びデータは、あくまで一例であり、図中に示される情報に限定されないものとする。
図3は、商品マスタテーブル101aが記憶する情報の一例を示す図である。商品マスタテーブル101aは、商品コード、商品名、単価、商品区分、JANコードをデータ項目としている。商品コードは、商品を識別する識別情報である。例えば、“たまごサンドイッチ”と“鮭おにぎり”とでは、商品コードは異なる。商品区分は、“飲料”、“菓子類”、“弁当類”、“文房具”、“書籍”のように、商品の大まかな分類を示す。なお、図3においては商品コードとJANコードを別々に設けたが、商品コードとしてJANコードを採用することもできる。
図4は、入荷情報テーブル101bが記憶する情報の一例を示す図である。入荷情報テーブル101bは、商品コード、商品ID、入荷状態をデータ項目としている。商品IDは、個々の商品に固有な識別情報(物品識別情報)であり、上述の商品コードとは異なる。すなわち、商品が“鮭おにぎり”である場合、商品コードは共通であるが、商品IDは個々の商品で異なる。商品IDとしては、例えば商品の製造者によって割り振られ、RFIDタグ60に予め記録されているシリアル番号が用いられる。商品IDを使用することにより、個々の商品を管理できる。なお、本実施形態では、入荷状態には“未入荷”と“入荷済”のいずれかが設定されるものとする。ただし、“未入荷”を示すデータとして、空欄やNULL等の値を用いてもよい。
図5は、陳列情報テーブル101cが記憶する情報の一例を示す図である。陳列情報テーブル101cは、商品コード、商品ID、陳列状態をデータ項目としている。本実施形態の陳列情報テーブル101cには、上述の入荷情報テーブル101bにレコードが登録されたときに、対応する商品IDのレコードが登録される場合について示す。また、陳列状態には、“未陳列”と“陳列済”のいずれかが設定されるものとする。なお、“未陳列”を示すデータとして、空欄やNULL等の値を用いてもよい。
図6は、発注情報テーブル101dが記憶する情報の一例を示す図である。発注情報テーブル101dは、商品コード、発注数、発注日時をデータ項目としている。例えば、商品コードが“00012345”である商品の発注数は、“30”であり、発注日時は“[発注日時_1]”である。
図7は、陳列棚管理テーブル101eが記憶する情報の一例を示す図である。陳列棚管理テーブル101eは、棚ID、棚位置、タグシートIDをデータ項目としている。棚IDは、陳列棚70を識別する識別情報である。棚位置は、陳列棚70における位置を特定する情報である。ここでは、棚位置のデータは、(陳列棚ID)、(陳列棚70における段番号)、及び(陳列棚70における列番号)を“-”で繋げたデータ形式で表されている。また、タグシートIDは、棚ID及び棚位置で特定される領域に設けられるタグシート35を識別する識別情報である。例えば、棚ID“T1”、棚位置“T1-3-1”で特定される場所には、タグシートIDが“SH-001”のタグシート35が設けられる。
図8は、電子棚札管理テーブル101fが記憶する情報の一例を示す図である。電子棚札管理テーブル101fは、棚札ID、商品コードをデータ項目としている。棚札IDは、電子棚札41を識別する識別情報である。すなわち、電子棚札管理テーブル101fは、電子棚札41と電子棚札41へ情報を表示する商品の商品コードとの対応関係を定義している。
図9は、陳列条件テーブル101gが記憶する情報の一例を示す図である。陳列条件テーブル101gは、商品コード、棚位置、最低陳列数をデータ項目としている。例えば、商品コードが“00012345”の商品は、棚位置“T1-3-1”に最低20個陳列される必要があることが表されている。すなわち、商品の陳列数が20個未満になった場合には、商品の補充指示情報が通知される。なお、最低陳列数は、時間帯や曜日等に応じて定義してもよい。補充指示情報の詳細については、後述する。
図10は、値下げ条件テーブル101hが記憶する情報の一例を示す図である。値下げ条件テーブル101hは、商品区分、残存期間T(時間)、値下げ率(%)をデータ項目としている。残存期間Tは、現在日時から商品の消費期限(賞味期限)までの期間を示す。例えば、商品区分“B:弁当類”の商品については、残存期間が9時間の場合には、2レコード目の条件が適用される。すなわち、当該商品には、通常の価格に対して25%値下げした価格が設定される。なお、残存期間が0、あるいは、負の値になる場合は、陳列中の商品は廃棄・撤去の対象とするとよい。しかし、廃棄・撤去条件は、値下げ条件と一緒に定義しなくてよい。値下げ及び廃棄・撤去の判定処理の詳細については後述する。
図11は、販売実績テーブル101iが記憶する情報の一例を示す図である。販売実績テーブル101iは、商品コード、商品ID、販売日時をデータ項目としている。例えば、商品コードが“00012345”、かつ、商品IDが“A00001”である商品は、販売日時“[販売日時_1]”において販売されたことが表されている。
図12は、店舗サーバ10のハードウェア構成例を示すブロック図である。RFIDサーバ31及び棚札サーバ42は、店舗サーバ10と同様のハードウェア構成を備えるため、以下では店舗サーバ10を例に説明する。
図12に示すように、店舗サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、通信インタフェース(I/F(Interface))15、入力装置16、出力装置17、及びディスプレイ18を有している。各機器は、共通のバスライン19に接続されている。
CPU11は、店舗サーバ10の全体の動作を制御する。また、CPU11は、HDD14等に記憶されたプログラムをRAM13にロードして実行する。これにより、CPU11は、上述の取得部102、登録部103、判定部104、表示制御部105、出力部106、陳列検出部107、陳列数決定部108、販売実績取得部109、在庫数取得部110、品切れ判定部111、消費期限取得部112、価格決定部113、期限切れ判定部114としての機能を実現する。
ROM12は、ブートプログラム等のプログラムを記憶している。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして使用される。
また、HDD14は、店舗サーバ10における処理結果及びCPU11により実行される各種のプログラムを記憶する記憶装置である。記憶装置は、不揮発性であればHDD14に限定されない。記憶装置は、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。HDD14は、上述の記憶部101としての機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク50に接続された機器との間のデータ通信を制御する。通信I/F15は、CPU11とともに、上述の取得部102、登録部103、判定部104、表示制御部105、出力部106、陳列検出部107、陳列数決定部108、販売実績取得部109、在庫数取得部110、品切れ判定部111、消費期限取得部112、価格決定部113、期限切れ判定部114としての機能を実現する。
入力装置16は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であって、ユーザが店舗サーバ10を操作するために用いられる。ポインティングデバイスの例としては、マウス、トラックボール、タッチパネル、ペンタブレット等が挙げられる。また、入力装置16は、ディスプレイ18に組み込まれたタッチパネルであってもよい。店舗サーバ10のユーザは、入力装置16を介して、店舗サーバ10の設定の入力、処理の実行指示の入力等を行える。
出力装置17は、CPU11からの制御信号に従って、所定の情報を出力する装置である。出力装置17は、例えば、スピーカやプリンタ等を用いることができる。
ディスプレイ18は、CPU11からの制御信号に従って、所定の情報を表示する装置である。ディスプレイ18は、例えば、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ等であって、画像、文字、インタフェース等の表示に用いられる。
なお、図12に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。また、一部の装置は、同様の機能を有する別の装置に置換されていてもよい。また、本実施形態の一部の機能は、ネットワーク50を介して他の装置により提供されてもよい。さらに、本実施形態の機能は、複数の装置に分散されて実現されてもよい。例えば、HDD14は、半導体メモリを用いたSSD(Solid State Drive)に置換されていてもよく、クラウドストレージに置換されていてもよい。
<入荷時の検品処理>
続いて、物品管理システム1の商品の入荷に伴う動作について図13乃至15を参照しつつ説明する。
図13は、物品管理システム1において行われる検品処理の一例を示すシーケンス図である。
S101において、第1のRFIDリーダ32は、入荷口に設けられたゲート33の間を通過した商品に付されたRFIDタグ60を検出したか否か判定する。ここで、第1のRFIDリーダ32が、RFIDタグ60を検出したと判定した場合(S101:YES)、処理はS102に移行する。これに対し、第1のRFIDリーダ32が、RFIDタグ60を検出していないと判定した場合(S101:NO)、S101の処理が繰り返される。
S102において、第1のRFIDリーダ32は、RFIDタグ60から読取ったタグ情報をRFIDサーバ31へ送信する。
S103において、RFIDサーバ31は、検品完了情報とタグ情報に含まれる商品コード、商品ID等を店舗サーバ10へ送信する。
S104において、店舗サーバ10は、検出された商品の商品IDについて、入荷状態を“入荷済”とするレコードを入荷情報テーブル101bに登録する。また、店舗サーバ10は、同一の商品IDに対して、陳列状態を“未陳列”とするレコードを陳列情報テーブル101cに登録する。
S105において、店舗サーバ10は、商品コードごとの未陳列数を集計し、棚札サーバ42へ送信する。S106において、棚札サーバ42は、電子棚札41に未陳列状態を示す情報を表示する。
図14A及び図14Bは、電子棚札41の表示情報と入荷・検品作業との関係を説明する図である。図14Aは、発注済みの商品が店舗に入荷される前の電子棚札41の表示情報を示している。電子棚札41は、その中央領域に表示部411を有している。表示部411の上部には、商品名の表示欄412、表示部411の中央部右側には、価格の表示欄413、表示部411の右下には商品コードに対応するバーコードの表示欄414がそれぞれ設けられている。また、電子棚札41は、その右下領域415に棚札IDに対応するバーコードが印字されている。
これに対し、図14Bは、商品が店舗に入荷され、かつ、検品が完了した後の電子棚札41の表示情報を示している。図14Bは、図14Aと異なり、商品名の表示欄412の背景色が変更されている。この商品名の表示欄412の表示状態は、陳列作業の対象となる未陳列商品が存在することを示している。また、価格の表示欄413の左側の欄416には、陳列すべき商品の数を示すメッセージ(「補充 10個」)が表示されている。このように、商品がゲート33を通過することで、すべての商品が一括して検品されると、各商品に対応する電子棚札41には陳列指示情報が表示される。なお、未陳列商品が存在することを示す情報は、上述のように商品名の表示欄412の背景色を変更する以外の形式で表してもよい。例えば、商品名の表示欄412の文字が点滅してもよく、他の表示部411の他の領域にテキストメッセージ等を表示してもよい。
図15は、入荷情報テーブル101bが記憶する情報の一例を示す図である。図15は、図4と異なり、商品コード“00012345”の商品が入荷された後の情報を示している。図4においては、商品コード“00012345”に関連付けされた商品IDは“-”、入荷状態は“未入荷”であった。これに対し、図15においては、商品コード“00012345”に関連付けされた商品IDは複数存在し、かつ、入荷状態は“入荷済”として登録される。すなわち、入荷前において、商品コード“00012345”のレコードは、1つであった。しかし、入荷後は、入荷前の商品コード“00012345”のレコードは削除されている。その代わりに、発注数と同数のレコード(商品ID:A00001-A00030)が登録されている。複数の商品IDは、入荷された各商品のRFIDタグ60から取得される。なお、上述したレコードの登録方法は一例であり、この方法には限られない。例えば、発注完了時に入荷情報テーブル101bへレコードを登録するのではなく、検品完了時にRFIDタグ60から読取った商品コード及び商品IDを含むレコードを登録してもよい。
<陳列作業時の表示制御>
続いて、物品管理システム1における陳列作業時の動作について図16乃至23を参照しつつ説明する。図16は、物品管理システム1において行われる電子棚札41の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。
S201において、第2のRFIDリーダ34は、陳列商品のRFIDタグ60からタグ情報を読取る。S202において、第2のRFIDリーダ34は、読取ったタグ情報とタグシートIDをRFIDサーバ31へ送信する。
S203において、RFIDサーバ31は、受信したタグシートID、商品ID、商品コードを店舗サーバ10へ送信する。
S204において、店舗サーバ10は、受信した商品IDに基づいて陳列情報テーブル101cを参照し、当該商品IDの陳列状態は“未陳列”であるか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、商品IDの陳列状態は“未陳列”であると判定した場合(S204:YES)には、処理はS205に移行する。これに対し、店舗サーバ10が、商品IDの陳列状態は“未陳列”ではなく、“陳列済”であると判定した場合(S204:NO)には、処理は終了する。
S205において、店舗サーバ10は、受信した商品コードとタグシートIDに基づいて陳列棚管理テーブル101e、陳列条件テーブル101gを参照し、商品の陳列先は正しいか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、商品の陳列先は正しいと判定した場合(S205:YES)には、処理はS206に移行する。これに対し、店舗サーバ10が、商品の陳列先は正しくないと判定した場合(S205:NO)には、処理は終了する。すなわち、電子棚札41において陳列指示情報は表示されたままとなる。
S206において、店舗サーバ10は、陳列情報テーブル101cにおいて、商品IDに対応する陳列状態を“陳列済”に更新する。
S207において、店舗サーバ10は、陳列情報テーブル101cを参照し、商品コードごとに未陳列数を集計して棚札サーバ42へ送信する。
S208において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した商品コードごとの未陳列数に基づいて電子棚札41の表示を更新する。
図17は、陳列作業を説明する図である。図17に示す陳列棚70は、段数が3、列数は2であり、6箇所の陳列エリアを有している。また、各陳列エリアには、それぞれタグシート35(35a~35f)が設けられている。店員は、電子棚札41に表示された情報に基づいて、陳列棚70の所定位置へ検品済みの商品を陳列する。例えば、商品A(おにぎり)は、陳列棚70の下から3段目(最上段)、左から1列目の位置に陳列される。同様に、商品B(サンドイッチ)は、陳列棚70の下から2段目(中段)、左から1列目の位置に陳列される。そして、商品C(弁当)は、陳列棚70の1段目(最下段)、左から1列目の位置に陳列される。
図18は、陳列情報テーブル101cが記憶する情報の一例を示す図である。図18は、上述した図5と異なり、商品IDが“A00001”から“A00029”の商品については、陳列状態は“陳列済”に更新されている。このようなデータ更新は、商品の陳列動作をトリガとして実行される。なお、商品IDが“A00030”の商品については、陳列状態は“未陳列”であり、陳列作業が完了していないことを示している。
図19A及び図19Bは、電子棚札41の表示情報と陳列作業との関係を説明する図である。図19Aは、陳列作業の開始前における電子棚札41の表示情報を示している。これに対し、図19Bは、電子棚札41に対応している商品を9個陳列した後の表示情報を示している。図19Aでは、表示欄416に表示されているメッセージが“補充 10個”である。しかし、図19Bではメッセージが“補充 1個”に更新されている。このように、陳列作業の進捗に合わせて、表示欄416の表示情報が更新されるため、店員の作業効率が向上する。なお、商品の陳列作業が完了した場合には、電子棚札41の表示情報は、上述した図14Aの表示情報に戻るものとする。
なお、陳列作業時における表示制御処理の方法は、上述の図16で説明した方法には限られない。例えば、以下のようにエラー情報を電子棚札41に表示させてもよい。図20は、物品管理システム1において行われる電子棚札41の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。この処理は、上述の図16のS205以降の処理と置き換えられる。
S301において、店舗サーバ10は、受信した商品コードとタグシートIDに基づいて陳列棚管理テーブル101e、陳列条件テーブル101gを参照し、商品の陳列先は正しいか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、商品の陳列先は正しいと判定した場合(S301:YES)には、処理はS302に移行する。これに対し、店舗サーバ10が、商品の陳列先は正しくないと判定した場合(S301:NO)には、処理はS303へ移行する。
S302において、店舗サーバ10は、陳列情報テーブル101cにおいて、商品IDに対応する陳列状態を“陳列済”に更新する。処理はS304に移行する。他方、S303において、店舗サーバ10は、棚札サーバ42へ誤陳列情報を送信する。
S304において、店舗サーバ10は、陳列情報テーブル101cを参照し、商品コードごとに未陳列数を集計する。処理はS305に移行する。
S305において、店舗サーバ10は、商品コードごとに集計した未陳列数が変化したか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、未陳列数が変化したと判定した場合(S305:YES)には、処理はS306へ移行する。これに対し、店舗サーバ10が、未陳列数が変化していないと判定した場合(S305:NO)には、処理は終了する。
S306において、店舗サーバ10は、未陳列数の更新情報を棚札サーバ42へ送信する。未陳列数の更新情報には、現時点における未陳列数、商品コード、棚位置等が含まれる。
S307において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から未陳列数の更新情報を受信したか否かを判定する。ここで、棚札サーバ42が、店舗サーバ10から未陳列数の更新情報を受信したと判定した場合(S307:YES)には、処理はS308へ移行する。これに対し、棚札サーバ42が、店舗サーバ10から未陳列数の更新情報を受信していないと判定した場合(S307:NO)には、処理はS309へ移行する。
S308において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した未陳列数の更新情報に基づいて電子棚札41の表示を更新する。
S309において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した誤陳列情報に基づいて電子棚札41の表示を更新する。
図21は、誤った陳列場所に商品が陳列された場合を説明する図である。図21に示す破線矢印は、商品A(おにぎり)が正しい陳列場所(下から3段目、左から1列目)に陳列される場合の一例を示している。これに対し、実線矢印は、誤った陳列場所(下から2段目、左から1列目)に商品Aが陳列される場合の一例を示している。図21においては、店員が商品Aの陳列場所を誤ったことにより、2つの陳列場所にそれぞれ対応する電子棚札41a、41cにはエラー情報E1、E2が表示されている。
図22及び図23は、電子棚札41の表示情報の一例を示す図である。図22は、図21に示す商品Aの正規の陳列場所に設けられている電子棚札41aの表示情報を示している。電子棚札41aの表示部411の左側領域には、メッセージの表示欄416の周囲にエラー情報E1が斜線によって表示されている。
これに対し、図23は、図21に示す商品Aの誤った陳列場所に設けられている電子棚札41cの表示情報を示している。電子棚札41cの表示部411の左側領域には、エラー情報E2(“陳列場所が異なる商品があります”)が表示されている。
<販売実績に基づく表示制御>
続いて、入荷状態が入荷済、かつ、陳列状態が未陳列である商品が購入された時の物品管理システム1における動作について図24、図25A及び図25Bを参照しつつ説明する。
図24は、物品管理システム1において行われる電子棚札41の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。
S401において、店舗サーバ10は、POS装置20から商品の販売実績データを受信したか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、販売実績データを受信したと判定した場合(S401:YES)には、処理はS402へ移行する。これに対し、店舗サーバ10が、販売実績データを受信していないと判定した場合(S401:NO)には、S401の処理が繰り返される。
S402において、店舗サーバ10は、販売実績データに含まれる商品IDをキーに陳列情報テーブル101cを参照する。
S403において、店舗サーバ10は、販売商品に係る商品IDに対応する陳列状態は“未陳列”であるか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、陳列状態は“未陳列”であると判定した場合(S403:YES)には、処理はS404へ移行する。これに対し、店舗サーバ10が、陳列状態は“未陳列”ではないと判定した場合(S403:NO)には、処理は終了する。
S404において、店舗サーバ10は、販売実績テーブル101iに記憶されている販売実績データから未陳列商品の販売数を集計する。すなわち、店舗サーバ10は、入荷状態が“入荷済”、かつ、陳列状態が“未陳列”の商品のうち、陳列棚70に陳列されずに販売された商品の数を集計する。
S405において、店舗サーバ10は、商品コードごとに集計した未陳列数から販売数を減算した陳列数(陳列指示)を棚札サーバ42へ送信する。
S406において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した陳列数に基づいて、該当商品に対応する電子棚札41の表示を更新する。
図25A及び図25Bは、電子棚札41の表示情報と販売実績との関係を説明する図である。図25Aは、陳列作業の開始時における電子棚札41の表示情報を示している。これに対し、図25Bは、電子棚札41に対応している商品が、陳列棚70に陳列されることなく2個販売された時の表示情報を示している。例えば、コンビニエンスストアでは、陳列作業の対象商品(入荷・検品済の商品)が搬送用の箱に入った状態で、陳列棚70の近傍に一時的に置かれている場合が多い。このため、顧客は、商品が陳列される前に、箱の中から所望の商品を取り出し、そのままレジカウンタで会計を済ますケースがある。
図25Aでは、表示欄416に表示されているメッセージが“補充 10個”である。これに対し、図25Bではメッセージの表示欄416が“補充 8個”に更新されている。さらに、表示欄416の下の表示欄417には、販売実績に関する情報(“陳列前に販売された商品が2個あります。”)が表示されている。このように、陳列作業の進捗だけでなく、POSシステムから取得される販売実績にも合わせて、電子棚札41の表示情報がリアルタイムで更新される。このため、店員の作業効率が向上する。なお、未陳列商品の陳列作業あるいは販売が完了した場合には、電子棚札41の表示情報は、上述した図14Aの表示情報に戻るものとする。
<陳列在庫数と店内在庫数に基づく表示制御>
続いて、物品管理システム1における陳列在庫数と店内在庫数に基づく動作について図26乃至28を参照しつつ説明する。
図26は、物品管理システム1において行われる電子棚札41の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。
S501において、第2のRFIDリーダ34は、タグシート35を介して陳列商品のRFIDタグ60のタグ情報を読取る。
S502において、第2のRFIDリーダ34は、RFIDタグ60から読取ったタグ情報及び読取位置に設けられているタグシート35のタグシートIDを送信する。
S503において、RFIDサーバ31は、タグシートID、商品ID、商品コード等を含むデータを店舗サーバ10へ送信する。
S504において、店舗サーバ10は、RFIDサーバ31から受信されるデータから、陳列棚70(タグシート35)に陳列されている陳列在庫数を商品コードごとに集計する。
S505において、店舗サーバ10は、陳列在庫数が最低陳列数未満か否かを判定する。最低陳列数は、商品コードをキーとして陳列条件テーブル101gから取得される。ここで、店舗サーバ10が、陳列在庫数は最低陳列数未満であると判定した場合(S505:YES)には、処理はS506へ移行する。これに対し、店舗サーバ10が、陳列在庫数は最低陳列数以上であると判定した場合(S505:NO)には、処理は終了する。
S506において、店舗サーバ10は、商品コードをキーとして陳列情報テーブル101cを参照し、店内に未陳列商品(店内在庫)が有るか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、未陳列商品が有ると判定した場合(S506:YES)には、処理はS507へ移行する。これに対し、ここで、店舗サーバ10が、未陳列商品は無いと判定した場合(S506:NO)には、処理はS509へ移行する。
S507において、店舗サーバ10は、店員端末80へ陳列指示情報を送信する。陳列指示情報には、例えば商品名、商品コード、棚位置等が含まれるものとする。店員端末80は、店員が携帯するスマートフォンやタブレット等の作業用の携帯型端末であり、アクセスポイント(図示省略)を介して店舗サーバ10に接続されているものとする。
S508において、店員端末80は、店舗サーバ10から受信した陳列指示情報を表示する。
S509において、店舗サーバ10は、品切れ情報を棚札サーバ42へ送信する。品切れ情報には、例えば商品コード及び棚札IDが含まれるものとする。
S510において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した品切れ情報に基づいて所定の電子棚札41の表示を更新する。
図27は、店員端末80へ通知する情報の一例を示す図である。図27は、物品管理システム1が、商品の品切れ時に店員端末80へ商品の補充指示情報を通知する場合を示している。表示画面には、補充指示に関するメッセージ(「下記の商品が最低陳列数になりました。店内に未陳列の商品がありますので、所定の棚位置に商品を補充してください」)、作業対象となる商品名、棚位置、補充数及び店内在庫数が表示されている。店員は、店員端末80に通知された情報に基づいて補充作業の内容を迅速に把握できる。なお、図27は、図26のS508における表示情報(すなわち、上述した品切れ状態(3)の場合)を例示したものであるが、図26の処理を一部変更することで、品切れ状態(1)や(2)の場合にも店員端末80に対して各状態に対応する作業指示情報を表示してもよい(図示省略)。
図28は、電子棚札41の表示情報の一例を示す図である。図28は、電子棚札41に対応する商品が陳列棚70において品切れとなった場合の表示情報を示している。価格の表示欄413の左側には、顧客及び店員に対して商品の品切れを通知するメッセージM1(“この商品はただいま品切れ中です”)が表示されている。メッセージM1は、顧客が陳列棚70から最後の商品を取ると、直ちに電子棚札41へ表示されると好適である。なお、図28は、図26のS510における表示情報(すなわち、上述した品切れ状態(1)の場合)を例示したものであるが、図26の処理を一部変更することで、品切れ状態(2)や(3)の場合にも電子棚札41に対して各状態に対応する情報を表示してもよい。例えば、商品が陳列棚70には無いが、店内在庫が有る場合(すなわち、品切れ状態(2))には、電子棚札41に店内在庫が有る事を表示してもよい(図示省略)。この場合、顧客は店員に商品の手配を要求し易くなり、商品の販売機会の損失を抑制できる。
<消費期限に基づく表示制御>
続いて、物品管理システム1における消費期限に応じた動作について図29乃至31を参照しつつ説明する。図29は、物品管理システム1において行われる電子棚札41の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。
S601において、第2のRFIDリーダ34は、タグシート35を介して陳列商品のRFIDタグ60のタグ情報を読取る。
S602において、第2のRFIDリーダ34は、RFIDタグ60から読取ったタグ情報及び読取位置に設けられているタグシート35のタグシートIDを送信する。
S603において、RFIDサーバ31は、タグシートID、商品ID、商品コード、消費期限等を含むデータを店舗サーバ10へ送信する。
S604において、店舗サーバ10は、RFIDサーバ31から受信された消費期限と現在日時とを比較し、現在日時は商品の消費期限内であるか否かを判定する。ここで、店舗サーバ10が、現在日時は商品の消費期限内であると判定した場合(S604:YES)には、処理はS605へ移行する。これに対し、店舗サーバ10が、現在日時は商品の消費期限を経過していると判定した場合(S604:NO)には、処理はS607へ移行する。
S605において、店舗サーバ10は、現在日時から消費期限までの残存期間を算出する。
S606において、店舗サーバ10は、商品コードに基づいて商品マスタテーブル101a及び値下げ条件テーブル101hを参照し、算出された残存期間に対応する値下げ指示情報を棚札サーバ42へ送信する。値下げ指示情報には、値下げ後の販売価格及び棚札IDが含まれるものとする。
S607において、店舗サーバ10は、消費期限切れ情報を棚札サーバ42へ送信する。消費期限切れ情報には、棚札IDが含まれるものとする。
S608において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した情報に基づいて電子棚札41の表示を更新する。
図30は、電子棚札41の表示情報の一例を示す図である。図30では、電子棚札41に対応する商品が消費期限に近づいた場合の表示情報を示している。通常の価格の表示欄413の左側の領域には、通常の価格(110円)と現在日時から消費期限までの残存期間に応じた値引き率とに基づいて算出された値引き後の価格(55円)が表示されている。なお、時間経過に伴って残存期間が短くなると、上述したテーブルに定義されている値引き条件に従って価格は随時更新されるものとする。
図31は、電子棚札41の表示情報の一例を示す図である。図31では、電子棚札41に対応する商品が消費期限切れとなった場合の表示情報を示している。通常の価格の表示欄413の左側の領域には、消費期限切れを示す情報が記号418によって表示されている。なお、消費期限切れを示す情報は、店員端末80等にも通知すると、店員が撤去・廃棄作業を迅速に行えるため好適である。
また、消費期限が切れている商品と消費期限が切れていない商品が混在している場合には、消費期限が切れている商品の個数を表示することもできる。例えば、消費期限が切れている商品の個数は、図31の記号418の横などに表示することができる(図示省略)。
<選択商品に関連する広告表示>
図32は、物品管理システム1において行われる電子棚札41の表示制御処理の一例を示すシーケンス図である。
S701において、第2のRFIDリーダ34は、タグシート35を介して陳列商品のRFIDタグ60のタグ情報を読取る。
S702において、第2のRFIDリーダ34は、RFIDタグ60から読取ったタグ情報及び読取位置に配置されているタグシート35のタグシートIDを送信する。
S703において、RFIDサーバ31は、タグシートID、商品ID、商品コードを含むデータを店舗サーバ10へ送信する。
S704において、店舗サーバ10は、RFIDサーバ31から受信したデータに基づいて陳列情報テーブル101cを参照し、陳列棚70(タグシート35)上における陳列数の変化に基づいて陳列棚70から移動された商品の有無を判定する。ここで、店舗サーバ10が、陳列棚70から移動された商品が有ると判定した場合(S704:YES)には、処理はS705へ移行する。これに対し、店舗サーバ10が、陳列棚70から移動された商品は無いと判定した場合(S704:NO)には、処理は終了する。
S705において、店舗サーバ10は、該当する商品(移動された商品)の商品コードに関連付けされた広告情報を取得する。なお、商品コードと広告情報との関連付けは、商品マスタテーブル101aや広告用のテーブル(図示省略)において予め行われているものとする。
S706において、店舗サーバ10は、取得した広告情報を棚札サーバ42へ送信する。
S707において、棚札サーバ42は、店舗サーバ10から受信した広告情報に基づいて電子棚札41の表示を更新する。
図33は、電子棚札41の表示情報の一例を示す図である。図33では、顧客が陳列棚70から商品を取り出したときに、当該商品に関連付けされた広告情報Ad(“ドリンクを同時購入で20円OFF”)を価格の表示欄413の左側に表示する場合を示している。このように、顧客がある商品を選択したタイミングで当該商品に関連付けされた広告情報を表示することで、広告を効率的に配信することができる。
本実施形態に係る物品管理システム1によれば、店舗内において店員が物品管理を行う際の作業効率を向上できる。具体的には、複数の商品が入荷口からゲート33を通過すると同時に検品処理が一括処理で完了できる。また、検品処理が完了すると同時に、陳列作業指示が入荷商品に対応する電子棚札41に表示される。このため、店員は電子棚札41の表示情報を参照することで、入荷商品を所定の陳列場所へ容易に陳列できる。
また、電子棚札41の表示情報は、陳列作業の進捗に合わせて個品単位、かつ、リアルタイムで更新される。このため、店員は、陳列作業の進捗状況を把握しながら陳列作業を行うことができる。
さらに、電子棚札41の表示情報は、店員が正規の場所に対象商品をすべて陳列するまで通常の表示状態には戻らない。このため、店員は陳列作業の正誤をその場で把握できる。この結果、店員の陳列作業に要する工数を大幅に削減できる。
[第2実施形態]
図34は、本実施形態に係る物品管理システム2の機能ブロック図である。物品管理システム2は、取得部201と、登録部202とを備える。
取得部201は、店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、物品を識別する物品識別情報を取得する。登録部202は、取得部201により取得された物品識別情報に対応する物品について、物品の店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び物品の店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、物品識別情報と、入荷状態と、陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、物品情報を記憶装置に登録する。
本実施形態に係る物品管理システム2によれば、店員が店舗内において物品管理を行う際の作業を効率的に行える。
[第3実施形態]
図35は、本実施形態に係る物品管理システム3の機能ブロック図である。物品管理システム3は、陳列検出部301と、判定部302と、出力部303とを備える。
陳列検出部301は、店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、什器における物品の陳列状態を検出する。判定部302は、物品識別情報、陳列状態、及び物品が陳列されるべき什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、陳列検出部301により取得された物品識別情報とに基づいて、陳列状態が未陳列状態であった物品の物品識別情報が陳列検出部301により取得されたか否かを判定する。出力部303は、未陳列状態であった物品の物品識別情報が陳列検出部301により取得された場合に、物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する。
本実施形態に係る物品管理システム3によれば、店舗内において店員が物品管理を行う際の作業効率を向上できる。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述の第1の実施形態では、商品がゲート33を通過することで検品処理が完了し、データベースに入荷情報及び陳列情報が登録される構成について説明した。しかし、上述の方法とは異なる方法で検品を行うことでデータベースに入荷情報及び陳列情報を登録してもよい。そして、データベースを参照することで、電子棚札41への表示以外の出力方法で入荷状態が入荷済み、かつ、陳列状態が未陳列である商品が存在する旨を出力する構成としてもよい。
また、上述の第1の実施形態では、図4に示す入荷情報テーブル101bにおいて未入荷の商品について商品IDを空欄としたレコードが登録される例を示したが、登録方法はこれに限られない。例えば、店舗サーバ10が、取引先から商品コード・商品ID別の納品予定データを予め取得する場合には、入荷時点で、入荷情報テーブル101bには納品予定データに基づいて商品コード及び商品IDの両方を含み、かつ、入荷状態が“未入荷”のレコードを登録してもよい。この場合、納品先から取得した納品予定データとゲート33の通過時に取得できる入荷実績データとを照合し、入荷を確認できた商品(タグ情報を取得できた商品)については、商品IDのレコードの入荷状態を“未入荷”から“入荷済”に更新するとよい。これにより、発注数と入荷数とが異なる場合には、不足している商品を商品ID単位で特定することもできる。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記録させ、記憶媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記憶媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記憶媒体だけでなく、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。また、上述の実施形態に含まれる1又は2以上の構成要素は、各構成要素の機能を実現するように構成されたASIC、FPGA等の回路であってもよい。
該記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disk)-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記憶媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作することで処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の各実施形態の機能により実現されるサービスは、SaaS(Software as a Service)の形態でユーザに対して提供することもできる。
なお、上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録する登録部と、
を備える物品管理システム。
(付記2)
前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定する判定部
をさらに備える付記1に記載の物品管理システム。
(付記3)
前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記物品が陳列されるべき什器に設けられた表示装置に前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部
をさらに備える付記2に記載の物品管理システム。
(付記4)
前記什器に設けられた無線通信装置により、前記物品に付された前記記憶媒体から読み取られた前記物品識別情報を取得し、前記什器における前記物品の前記陳列状態を検出する陳列検出部と、
前記判定部の判定結果に基づいて情報を出力する出力部と、
をさらに備え、
前記判定部は、前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報がさらに関連付けられた前記物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定し、
前記出力部は、前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を出力する
付記3に記載の物品管理システム。
(付記5)
前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数と、前記什器情報と、前記什器における前記物品識別情報ごとの最低陳列数とに基づいて前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部
をさらに備える付記4に記載の物品管理システム。
(付記6)
前記店舗における前記物品の販売実績を取得する販売実績取得部と、
前記未陳列状態であった前記物品について前記販売実績が取得されたときに、前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数から前記販売実績に係る販売数を減算して前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部と、
をさらに備える付記4に記載の物品管理システム。
(付記7)
前記未陳列状態の前記物品の数を集計した店内在庫数を取得するとともに、前記陳列検出部により前記什器において検出された前記物品の数を集計した陳列在庫数を取得する在庫数取得部と、
前記陳列在庫数に基づいて前記物品の品切れ状態を判定する品切れ判定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、前記物品が前記品切れ状態の場合に、前記表示装置に品切れ情報を表示させる
付記4乃至6のいずれかに記載の物品管理システム。
(付記8)
前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
前記消費期限と現在日時とに基づいて前記物品の販売価格を決定する価格決定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、価格決定部により決定された前記販売価格を前記表示装置に表示させる
付記3乃至7のいずれかに記載の物品管理システム。
(付記9)
前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
現在日時が前記物品の前記消費期限を経過したか否かを判定する期限切れ判定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、前記消費期限を経過した前記物品について前記表示装置に前記消費期限を経過している旨を示す情報を表示させる
付記3乃至7のいずれかに記載の物品管理システム。
(付記10)
店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出する陳列検出部と、
前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定する判定部と、
前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する出力部と、
を備える物品管理システム。
(付記11)
前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置に前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部
をさらに備える付記10に記載の物品管理システム。
(付記12)
前記未陳列状態の前記物品の数を集計した店内在庫数を取得するとともに、前記陳列検出部により前記什器において検出された前記陳列済状態の前記物品の数を集計した陳列在庫数を取得する在庫数取得部と、
前記陳列在庫数に基づいて前記物品の品切れ状態を判定する品切れ判定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、前記物品が前記品切れ状態の場合に、前記表示装置に品切れ情報を表示させる
付記11に記載の物品管理システム。
(付記13)
前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
前記消費期限と現在日時とに基づいて前記物品の販売価格を決定する価格決定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、価格決定部により決定された前記販売価格を前記表示装置に表示させる
付記11又は12に記載の物品管理システム。
(付記14)
前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
現在日時が前記物品の前記消費期限を経過したか否かを判定する期限切れ判定部と、
をさらに備え、
前記表示制御部は、前記消費期限を経過した前記物品について前記表示装置に前記消費期限を経過している旨を示す情報を表示させる
付記11又は12に記載の物品管理システム。
(付記15)
前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数と、前記什器情報と、前記什器における前記物品識別情報ごとの最低陳列数とに基づいて前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部
をさらに備える付記10乃至14のいずれかに記載の物品管理システム。
(付記16)
前記店舗における前記物品の販売実績を取得する販売実績取得部と、
前記未陳列状態であった前記物品について前記販売実績が取得されたときに、前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数から前記販売実績に係る販売数を減算して前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部と、
をさらに備える付記10乃至14のいずれかに記載の物品管理システム。
(付記17)
店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録する登録部と、
を備える物品管理装置。
(付記18)
店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するステップと、
取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録するステップと、
を備える物品管理方法。
(付記19)
コンピュータに、
店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するステップと、
取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録するステップと、
を実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
(付記20)
店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出する陳列検出部と、
前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定する判定部と、
前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する出力部と、
を備える物品管理装置。
(付記21)
店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出するステップと、
前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記什器に設けられた無線通信装置により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得されたか否かを判定するステップと、
前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力するステップと、
を備える物品管理方法。
(付記22)
コンピュータに、
店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出するステップと、
前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記什器に設けられた無線通信装置により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得されたか否かを判定するステップと、
前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力するステップと、
を実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
この出願は、2018年5月31日に出願された日本出願特願2018-105038を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1,2,3・・・物品管理システム
10・・・店舗サーバ 11・・・CPU
12・・・ROM 13・・・RAM
14・・・HDD 15・・・通信I/F
16・・・入力装置 17・・・出力装置
18・・・ディスプレイ 19・・・バスライン
20・・・POS装置 30・・・RFIDシステム
31・・・RFIDサーバ 32・・・第1のRFIDリーダ
33・・・ゲート 33a,33b・・・リーダアンテナ
34・・・第2のRFIDリーダ 35・・・タグシート
36・・・リーダアンテナ 40・・・電子棚札システム
41・・・電子棚札(表示装置) 42・・・棚札サーバ
43・・・トランシーバ 50・・・ネットワーク
60・・・RFIDタグ 70・・・陳列棚(什器)
80・・・店員端末 101・・・記憶部
101a・・・商品マスタテーブル 101b・・・入荷情報テーブル
101c・・・陳列情報テーブル 101d・・・発注情報テーブル
101e・・・陳列棚管理テーブル 101f・・・電子棚札管理テーブル
101g・・・陳列条件テーブル 101h・・・値下げ条件テーブル
101i・・・販売実績テーブル 102・・・取得部
103・・・登録部 104・・・判定部
105・・・表示制御部 106・・・出力部
107・・・陳列検出部 108・・・陳列数決定部
109・・・販売実績取得部 110・・・在庫数取得部
111・・・品切れ判定部 112・・・消費期限取得部
113・・・価格決定部 114・・・期限切れ判定部

Claims (19)

  1. 店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録する登録部と、
    前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定する判定部と、
    前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、
    を備える物品管理システム。
  2. 前記什器に設けられた無線通信装置により、前記物品に付された前記記憶媒体から読み取られた前記物品識別情報を取得し、前記什器における前記物品の前記陳列状態を検出する陳列検出部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて情報を出力する出力部と、
    をさらに備え、
    前記判定部は、前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報がさらに関連付けられた前記物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定し、
    前記出力部は、前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を出力する
    請求項に記載の物品管理システム。
  3. 前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数と、前記什器情報と、前記什器における前記物品識別情報ごとの最低陳列数とに基づいて前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部
    をさらに備える請求項に記載の物品管理システム。
  4. 前記店舗における前記物品の販売実績を取得する販売実績取得部と、
    前記未陳列状態であった前記物品について前記販売実績が取得されたときに、前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数から前記販売実績に係る販売数を減算して前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部と、
    をさらに備える請求項に記載の物品管理システム。
  5. 前記未陳列状態の前記物品の数を集計した店内在庫数を取得するとともに、前記陳列検出部により前記什器において検出された前記物品の数を集計した陳列在庫数を取得する在庫数取得部と、
    前記陳列在庫数に基づいて前記物品の品切れ状態を判定する品切れ判定部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記物品が前記品切れ状態の場合に、前記表示装置に品切れ情報を表示させる
    請求項乃至のいずれか一項に記載の物品管理システム。
  6. 前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
    前記消費期限と現在日時とに基づいて前記物品の販売価格を決定する価格決定部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、価格決定部により決定された前記販売価格を前記表示装置に表示させる
    請求項乃至のいずれか一項に記載の物品管理システム。
  7. 前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
    現在日時が前記物品の前記消費期限を経過したか否かを判定する期限切れ判定部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記消費期限を経過した前記物品について前記表示装置に前記消費期限を経過している旨を示す情報を表示させる
    請求項乃至のいずれか一項に記載の物品管理システム。
  8. 店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出する陳列検出部と、
    前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定する判定部と、
    前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する出力部と、
    前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の前記什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、
    を備える物品管理システム。
  9. 前記未陳列状態の前記物品の数を集計した店内在庫数を取得するとともに、前記陳列検出部により前記什器において検出された前記陳列済状態の前記物品の数を集計した陳列在庫数を取得する在庫数取得部と、
    前記陳列在庫数に基づいて前記物品の品切れ状態を判定する品切れ判定部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記物品が前記品切れ状態の場合に、前記表示装置に品切れ情報を表示させる
    請求項に記載の物品管理システム。
  10. 前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
    前記消費期限と現在日時とに基づいて前記物品の販売価格を決定する価格決定部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、価格決定部により決定された前記販売価格を前記表示装置に表示させる
    請求項又はに記載の物品管理システム。
  11. 前記記憶媒体から前記物品の消費期限を取得する消費期限取得部と、
    現在日時が前記物品の前記消費期限を経過したか否かを判定する期限切れ判定部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記消費期限を経過した前記物品について前記表示装置に前記消費期限を経過している旨を示す情報を表示させる
    請求項又はに記載の物品管理システム。
  12. 前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数と、前記什器情報と、前記什器における前記物品識別情報ごとの最低陳列数とに基づいて前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部
    をさらに備える請求項乃至11のいずれか一項に記載の物品管理システム。
  13. 前記店舗における前記物品の販売実績を取得する販売実績取得部と、
    前記未陳列状態であった前記物品について前記販売実績が取得されたときに、前記未陳列状態の前記物品に係る未陳列数から前記販売実績に係る販売数を減算して前記什器における前記物品の陳列数を決定する陳列数決定部と、
    をさらに備える請求項乃至11のいずれか一項に記載の物品管理システム。
  14. 店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶する記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録する登録部と、
    前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定する判定部と、
    前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、
    を備える物品管理装置。
  15. 店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するステップと、
    取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録するステップと、
    前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定するステップと、
    前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御するステップと、
    を備える物品管理方法。
  16. コンピュータに、
    店舗の物品入荷口に設けられた無線通信装置により、前記物品入荷口を通過した物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するステップと、
    取得された前記物品識別情報に対応する前記物品について、前記物品の前記店舗における入荷状態が入荷済状態であるか否か、及び前記物品の前記店舗における陳列状態が未陳列状態であるか否かを、前記物品識別情報と、前記入荷状態と、前記陳列状態とが関連付けられた物品情報を記憶装置から抽出できるように、前記物品情報を前記記憶装置に登録するステップと、
    前記記憶装置から抽出した前記物品情報に基づいて、前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在するか否かを判定するステップと、
    前記入荷状態が前記入荷済状態であり、かつ、前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  17. 店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出する陳列検出部と、
    前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記陳列検出部により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得されたか否かを判定する判定部と、
    前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が前記陳列検出部により取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力する出力部と、
    前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の前記什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御する表示制御部と、
    を備える物品管理装置。
  18. 店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出するステップと、
    前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記什器に設けられた無線通信装置により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得されたか否かを判定するステップと、
    前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力するステップと、
    前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の前記什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御するステップと、
    を備える物品管理方法。
  19. コンピュータに、
    店舗において什器に設けられた無線通信装置により、物品に付された記憶媒体から読み取られた、前記物品を識別する物品識別情報を取得するとともに、前記什器における前記物品の陳列状態を検出するステップと、
    前記物品識別情報、前記陳列状態、及び前記物品が陳列されるべき前記什器に関する什器情報が関連付けられた物品情報と、前記什器に設けられた無線通信装置により取得された前記物品識別情報とに基づいて、前記陳列状態が未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得されたか否かを判定するステップと、
    前記未陳列状態であった前記物品の前記物品識別情報が取得された場合に、前記物品が陳列済状態である旨を示す情報を出力するステップと、
    前記陳列状態が前記未陳列状態である前記物品が存在する場合に、前記店舗に設置された複数の前記什器のうち、前記物品が陳列されるべき前記什器に設けられた表示装置を特定し、前記物品が前記未陳列状態である旨を示す情報を表示させるよう前記表示装置を制御するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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