JP2016053794A - 買物支援システム、端末、サーバ、買物支援方法、プログラム、及び買物カート - Google Patents

買物支援システム、端末、サーバ、買物支援方法、プログラム、及び買物カート Download PDF

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Abstract

【課題】ショッピングの途中に、購入予定商品の合計金額を、正確に、かつより早く通知する。
【解決手段】買物支援システムは、顧客に使用される端末と、サーバとを備える。前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、前記買物カート内の商品から商品識別情報を読み取って前記サーバに送信し、購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信して表示する。前記サーバは、前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の前記買物情報に登録する。また、前記サーバは、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を算出し、前記端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、買物支援システム、端末、サーバ、買物支援方法、プログラム、及び買物カートに関する。
特許文献1には、「セルフチェックアウト端末は、1商品毎に商品コードと商品重量と商品に付された無線タグのタグ情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記商品に付された無線タグから当該無線タグが記憶するタグ情報を読み取る無線リーダライタと、前記記憶部から前記無線リーダライタで読み取ったタグ情報に関連付けられた商品重量を取得する取得部と、前記取得部が取得した商品重量の全てを合計する合計部と、前記商品を載置可能な載置台を有し、当該載置台に載置された商品の重量を計量する秤部と、この秤部が計量した計量値と前記合計部が合計した重量値とが一致するか否かを判定する重量判定部と、前記重量判定部で前記計量値と前記重量値とが一致したと判定した場合、購入商品の合計金額を出力して決済処理を実行する決済部と、を備える。」と記載されている。
特開2013−073296号公報
ところで、顧客は、例えば、現実のスーパーマーケットなどでショッピングをする場合、陳列棚などから購入予定の商品を手に取って買物カート(買物カゴでもよい)に入れる。そして、顧客は、レジスターが設けられた特定の場所で、買物カートに入っている商品の購入手続を行う。
ここで、顧客は、購入予定の商品の合計金額が予定金額を超えないように、ショッピングをしたいことがある。しかしこの場合、顧客は、合計金額を自分で計算しなくてはならない。そのため、計算ミスなどの発生により、購入予定商品の合計金額が予定金額内に収まっているかどうかを判断するのが難しいことがある。
特許文献1に記載されたセルフチェックアウト端末は、決済に使用される端末であるため、レジスターなどの特定の場所に設置される。顧客は、決済時になって初めて購入商品の合計金額を知ることができる。しかし、ショッピング途中では、顧客は購入予定商品の合計金額を知ることができない。
そこで、本発明は、ショッピングの途中に、購入予定商品の合計金額を、正確に、かつより早く通知することを目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決する本発明の一態様は、顧客に使用される端末と、サーバとを備える買物支援システムであって、前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る第一読取部と、表示部と、前記第一読取部により読み取られた前記商品識別情報を前記サーバに送信し、購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記サーバは、前記商品識別情報を含む前記顧客の買物情報を記憶する記憶部と、前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の前記買物情報に登録し、当該買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、前記購入予定商品の合計金額として算出し、前記端末に送信する買物処理部と、を備える。
前記買物支援システムにおいて、前記買物処理部は、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の一覧を、前記端末に送信し、前記制御部は、前記商品の一覧を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記端末は、顧客識別情報を読み取る第二読取部を備え、前記制御部は、前記第二読取部により読み取られた前記顧客識別情報を前記サーバに送信し、前記記憶部は、前記端末の端末情報を記憶し、前記サーバは、前記端末から前記顧客識別情報を受信して、当該端末の前記端末情報に登録する利用登録処理部を備え、前記買物処理部は、前記商品識別情報を受信した前記端末の前記端末情報から、前記顧客識別情報を特定し、当該顧客識別情報が示す前記顧客の前記買物情報に前記商品識別情報を登録する、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記端末を複数備え、前記利用登録処理部は、前記複数の端末のうちの第一端末から受信した前記顧客識別情報が、前記複数の端末のうちの第二端末の前記端末情報に含まれている場合、確認通知を前記第二端末に送信し、前記第二端末の前記制御部は、前記サーバから前記確認通知を受信した場合、前記第一端末の利用の許可に関する情報を前記第二端末の前記表示部に表示させる、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記端末は、前記顧客の操作を受け付ける入力部を備え、前記第二端末の前記制御部は、前記サーバから前記確認通知を受信した場合、前記第一端末の利用の許可又は不許可を示す確認結果を、前記入力部を介して受け付けて、前記サーバに送信し、前記利用登録処理部は、前記確認結果を受信し、前記確認結果が前記第一端末の利用の許可を示す場合、前記第一端末から受信した前記顧客識別情報を前記第一端末の前記端末情報に登録する、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記端末を複数備え、前記複数の端末それぞれの前記端末情報に、同一の前記顧客の前記顧客識別情報が登録されている場合、前記買物処理部は、前記商品識別情報を前記端末別に前記顧客の前記買物情報に登録し、前記端末別の前記合計金額を算出し、前記端末に送信する、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記記憶部は、商品が読取済みであるか否かを示す商品の読取情報を含み、前記買物処理部は、前記端末から前記商品識別情報を受信した際に、前記読取情報に基づいて、当該商品識別情報が示す商品が読取済みでない場合、当該商品識別情報を前記顧客の前記買物情報に登録し、当該商品識別情報が示す商品が読取済みである場合、当該商品識別情報を前記顧客の前記買物情報に登録しない、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記制御部は、前記第一読取部により前記商品識別情報を一以上読み取って前記サーバに送信し、前記買物処理部は、前記一以上の商品識別情報を前記端末から受信し、受信した前記一以上の商品識別情報に含まれ、かつ、前記顧客の前記買物情報に含まれていない前記商品識別情報を、前記買物情報に登録する、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、前記買物処理部は、受信した前記一以上の商品識別情報に含まれておらず、かつ、前記買物情報に含まれている前記商品識別情報を、前記買物情報から削除する、ようにしてもよい。
前記買物支援システムにおいて、レジスターを備え、前記サーバは、前記レジスターから決済指示を受信した場合に、前記顧客の前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を用いて、前記顧客の決済処理を行う決済処理部を備える、ようにしてもよい。
上記の課題を解決する本発明の他の態様は、顧客に使用される端末と、サーバとを備える買物支援システムを用いた買物支援方法であって、前記端末が装着された、前記顧客に使用される買物カートを用意する工程と、前記端末が、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る工程と、前記端末が、読み取られた前記商品識別情報を前記サーバに送信する工程と、前記サーバが、前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の買物情報に登録する工程と、前記サーバが、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出する工程と、前記サーバが、前記合計金額を前記端末に送信する工程と、前記端末が、前記合計金額を前記サーバから受信する工程と、前記端末が、受信した前記合計金額を表示する工程とを含む。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される端末であって、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る第一読取部と、表示部と、前記第一読取部により読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信し、前記商品識別情報が示す購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる制御部とを備える。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される端末を用いた買物支援方法であって、前記端末が装着された、前記顧客に使用される買物カートを用意する工程と、前記端末が、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る工程と、前記端末が、読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信する工程と、前記端末が、前記商品識別情報に基づいて算出された購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信する工程と、前記端末が、受信した前記合計金額を表示する工程とを含む。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される端末のプログラムであって、前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、前記プログラムは、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る工程と、読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信する工程と、前記商品識別情報に基づいて算出された購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信する工程と、受信した前記合計金額を表示する工程とを前記端末に実行させる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される端末と通信するサーバであって、前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、前記サーバは、商品の商品識別情報を含む前記顧客の買物情報を記憶する記憶部と、前記買物カート内の商品から前記端末により読み取られた前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の前記買物情報に登録し、当該買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出し、前記端末に送信する買物処理部とを備える。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される端末と通信するサーバを用いた買物支援方法であって、前記端末が装着された、前記顧客に使用される買物カートを用意する工程と、前記サーバが、前記買物カート内の商品から前記端末により読み取られた前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の買物情報に登録する工程と、前記サーバが、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出する工程と、前記サーバが、前記合計金額を前記端末に送信する工程と、を含む。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される端末と通信するサーバのプログラムであって、前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、前記プログラムは、前記買物カート内の商品から前記端末により読み取られた前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の買物情報に登録する工程と、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出する工程と、前記合計金額を前記端末に送信する工程とを前記サーバに実行させる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、顧客に使用される買物カートであって、端末が装着されており、前記端末は、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る第一読取部と、表示部と、前記第一読取部により読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信し、前記商品識別情報が示す購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる制御部とを備える。
本発明によれば、ショッピングの途中に、購入予定商品の合計金額を、正確に、かつより早く通知することができる。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係る買物支援システムの構成例を示すシステム構成図である。 買物カートの構成例を示す図である。 端末、サーバ、及びレジスターの構成例を示すブロック図である。 顧客情報のデータ構造の一例を説明する図である。 端末情報のデータ構造の一例を説明する図である。 商品情報のデータ構造の一例を説明する図である。 買物情報のデータ構造の一例を説明する図である。 端末を実現するハードウェアの構成例を示すブロック図である。 サーバを実現するハードウェアの構成例を示すブロック図である。 端末の利用登録処理の一例を示すフローチャートである。 サーバの利用登録処理の一例を示すフローチャートである。 端末の商品読取処理の一例を示すフローチャートである。 サーバの買物処理の一例を示すフローチャートである。 サーバの商品追加処理の一例を示すフローチャートである。 サーバの商品削除処理の一例を示すフローチャートである。 レジスターの決済処理の一例を示すフローチャートである。 サーバの決済処理の一例を示すフローチャートである。 端末に表示される画面の一例を示す図である。 端末に表示される画面の他の例を示す図である。 端末に表示される画面のさらに他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る買物支援システムの構成例を示すシステム構成図である。
買物支援システム1は、例えばスーパーマーケット等の現実の小売店舗内に構築される。また、販売される商品は、タグID(ID:Identifier)や商品コード等の情報を読み取り可能に記憶した無線タグが付され、陳列棚などに並べられる。タグIDと商品は、データベースシステム等により関連付けられて管理される。また、顧客は、ショッピングをするに当たって、事前に会員登録がされる。小売店舗は、会員番号等の顧客コードを読み取り可能に記録した会員カード(例えば接触型ICカードや非接触型ICカード)を顧客に発行する。顧客情報は、データベースシステム等により管理される。また、顧客は、買物カートCに購入予定の商品Iを入れ、ショッピングを終了する際には、所定の場所に設けられたレジスター30で購入手続(決済)を行う。
無線タグと無線通信により情報をやりとりする技術としては、例えば、RFID(Radio Frequency IDentifier)を使用することができる。本実施形態では、無線タグとしてのRFタグと、RFタグに対して情報を読み書きするリーダ/ライタとを用いるものとする。もちろん、無線タグと無線通信により情報をやりとりできれば、他の技術を用いてもよい。
買物支援システム1は、端末10と、サーバ20と、レジスター30とを備える。端末10は、例えばLAN(Local Area Network)等の通信網Nに、無線で接続される。サーバ20、及びレジスター30は、通信網Nに、無線又は有線で接続される。サーバ20は、端末10及びレジスター30と、通信網Nを介して通信することができる。なお、サーバ20は、通信網Nが接続されるインターネットや専用回線などを介して、小売店舗外のデータセンターなどに設置されてもよい。また、端末10が装着された買物カートCは複数存在してもよいし、レジスター30も複数存在してもよい。
端末10の概要は次のとおりである。端末10は、買物カートCに装着される。また、端末10は、所定のタイミング(例えば、周期的に、又は指定時刻になど)で、少なくとも買物カートC内の各商品Iに付されている無線タグから、タグID等の商品を識別する情報を読み取り、サーバ20に送信する。また、端末10は、サーバ20から商品Iの合計金額等の明細情報を受信し、表示する。
端末10は、例えば図2(買物カートの構成例を示す図)に示すように、買物カートCに設けられる。図2は、買物カートCを側面から見た図である。図2の例では、端末10は、買物カートCのハンドルに装着されている。また、端末10は、少なくとも買物カートC内から無線タグを検出可能な通信範囲A(破線で示す)が設定されるように、所定の姿勢でハンドルに固定されている。もちろん、買物カートCの形状や構造、端末10の形状や配置は、端末10が少なくとも買物カートC内の商品を読み取ることができれば、図2に示した例に限られない。買物カートCは、買物カゴを置くことができる構造とし、端末10は、買物カートCに置かれた買物カゴ内の無線タグを検出するようにしてもよい。
サーバ20の概要は次のとおりである。サーバ20は、顧客ごとに当該顧客の購入予定の商品(すなわち、買物カートC内の商品)を管理する。サーバ20は、端末10からタグID等の商品を識別する情報を受信し、受信した情報に基づいて、当該端末10を使用している顧客の購入予定商品のリストを更新する。また、サーバ20は、更新した購入予定商品のリストに基づいて、購入予定商品の合計金額を算出し、端末10に送信する。
また、サーバ20は、レジスター30から、顧客コードを含む決済指示を受信すると、当該顧客の購入商品の決済を実行する。また、サーバ20は、レジスター30から、当該レジスター30が読み取った商品の情報を受信すると、当該読み取られた商品と、決済が実行された顧客の購入商品とが一致するかどうかの照合を行い、照合結果をレジスター30に送信する。
レジスター30の概要は次のとおりである。レジスター30は、無線タグから情報を読み取るリーダ(図示せず)と、店舗外への顧客の通過を制御するゲート40と接続される。リーダは、買物カートCを所定位置に停めた場合に、少なくとも買物カートC内の各商品Iに付されている無線タグと、買物カートCの周囲所定範囲に存在する商品に付されている無線タグとから情報を読み取れるように、設置される。又は、店員がリーダを手に持って、読み取りを行うようにしてもよい。ゲート40は、例えば、店舗内区域から店舗外区域への出口付近に設置される。ゲート40は、例えば、開閉動作可能な扉と、扉をロック又は解除する機構とを有する。なお、ゲート40は、顧客の通過を制御することができれば、他の構成であってもよい。
レジスター30は、決済を開始する操作を顧客又は店員から受け付けて、サーバ20に顧客コードを含む決済指示を送信する。また、レジスター30は、決済処理が行われた顧客の買物カートC内の商品の情報と、買物カートCの周囲所定範囲に存在する商品の情報とを、リーダにより読み取り、サーバ20に送信する。また、レジスター30は、読み取った商品と、決済が実行された顧客の商品とが一致するかどうかを示す照合結果を、サーバ20から受信する。また、レジスター30は、照合結果が正常であると判定した場合には、ゲート40のロックを解除する。
図3は、端末、サーバ、及びレジスターの構成例を示すブロック図である。
端末10は、第一読取部11と、第二読取部12と、表示部13と、音声出力部14と、入力部15と、通信部16と、制御部17とを備える。
第一読取部11は、少なくとも買物カートC内の商品に付された無線タグから情報を読み取ったり、無線タグに情報を書き込んだりする。すなわち、第一読取部11は、商品が存在しないこと、及び、1つ以上の商品の存在を検出することができる。
第二読取部12は、端末10に対して挿入された又は端末10に対して近付けられた会員カードから、会員番号等の顧客コードを読み取る。
表示部13は、操作画面を表示する。音声出力部14は、音声を出力する。入力部15は、顧客等の操作の入力を受け付ける。通信部16は、無線で通信網Nに接続し、通信網Nを介して情報を送受信する。
制御部17は、端末10全体を統括的に制御する。制御部17が実行する処理についてはフローチャートを用いて後に詳述するが、例えば、制御部17は、第二読取部12に顧客コードを読み取らせ、読み取った顧客コードを含む利用開始通知を、通信部16によりサーバ20に送信する。また、例えば、制御部17は、所定のタイミング(例えば、周期的に、又は指定時刻になど)で、第一読取部11に商品からタグIDを読み取らせ、読み取ったタグIDを通信部16によりサーバ20に送信する。また、例えば、制御部17は、通信部16によりサーバ20から購入予定商品の一覧や合計金額を受信して、受信した内容に基づいて画面を生成し、表示部13に出力して表示させる。
サーバ20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
通信部23は、有線又は無線で通信網Nに接続し、通信網Nを介して情報を送受信する。
記憶部22は、サーバ20が使用する各種情報を格納する。記憶部22は、顧客情報DB(DB:Database)220と、端末情報DB221と、商品情報DB222と、買物情報DB223とを備える。
顧客情報DB220は、顧客情報を格納する。顧客情報は、事前の会員登録により登録される。顧客情報は、例えば図4(顧客情報のデータ構造の一例を説明する図)に示すように、顧客の識別子である顧客コード2201、当該顧客の氏名2202、当該顧客の住所2203等を含む。なお、顧客情報DB220のデータ構造や顧客情報の内容は、顧客に関する情報を管理できるのであれば、図4に示したものに限られない。
端末情報DB221は、端末情報を格納する。端末情報は、例えば図5(端末情報のデータ構造の一例を説明する図)に示すように、端末の識別子である端末ID2211、当該端末を使用している顧客の顧客コード2212等を含む。端末ID2211には、小売店舗で使用される端末10の端末IDが事前に登録される。端末情報DB221により、端末10を使用している顧客が管理される。なお、端末情報DB221のデータ構造や端末情報の内容は、端末10に関する情報を管理できるのであれば、図5に示したものに限られない。
商品情報DB222は、商品情報を格納する。商品情報は、例えば図6(商品情報のデータ構造の一例を説明する図)に示すように、商品の識別子である商品コード2221、当該商品に付された無線タグに記録されているタグID2222、当該商品の商品名2223、当該商品の価格2224、交換商品フラグ2225、読取フラグ2226等を含む。なお、本実施形態では、商品それぞれに、タグID及び商品コードが関連付けられており、タグID及び商品コードのいずれも商品の識別情報であると言える。
交換商品とは、実商品と交換するための代替品(無線タグが付されたカードや空箱等)を陳列しておき、レジ等の所定の場所で決済時又は決済前後に交換することにより、顧客に手渡される商品である。例えばインクカートリッジなど比較的高額な商品が、交換商品として取り扱われる場合がある。従って交換商品フラグ2225は、商品が交換商品の場合に「有効」が設定され、商品が交換商品でない場合に「無効」が設定される。
読取フラグ2226は、端末10により読み取られた(買物カートCに入っていると推定される)場合に「有効」が設定され、端末10により読み取られていない(買物カートCに入っていない、すなわち陳列されていると推定される)場合に「無効」が設定される。
商品情報は、小売店舗で販売されている商品について事前に登録される。読取フラグ2226には、初期値として「無効」が設定される。なお、商品情報DB222のデータ構造や商品情報の内容は、商品に関する情報を管理できるのであれば、図6に示したものに限られない。
買物情報DB223は、顧客が購入予定の商品に関する買物情報を格納する。買物情報は、例えば図7(買物情報のデータ構造の一例を示す図)に示すように、顧客コード2231、顧客の購入予定の商品の合計金額2232、当該合計金額を構成する各商品の商品コード2233、当該商品の商品名2234、当該商品の価格2235、当該商品の交換商品フラグ2236、当該商品を読み取った端末10(当該商品が入れられている買物カートCに装着された端末10)の端末ID2237等を含む。なお、買物情報DB223のデータ構造や買物情報の内容は、顧客の購入予定の商品に関する情報を管理できるのであれば、図7に示したものに限られない。
図3の説明に戻る。制御部21は、サーバ20全体を統括的に制御する。制御部21は、利用登録処理部210と、買物処理部211と、決済処理部212とを備える。利用登録処理部210、買物処理部211、及び決済処理部212が実行する処理についてはフローチャートを用いて後に詳述するが、概要は下記のとおりである。
利用登録処理部210は、端末10の顧客の利用登録を受け付ける。例えば、利用登録処理部210は、通信部23により端末10から、顧客コードを含む利用開始通知を受信して、端末情報DB221に登録する。
買物処理部211は、顧客の購入予定商品の管理や合計金額の算出を行う。例えば、買物処理部211は、所定のタイミング(例えば、周期的に、又は指定時刻になど)で、通信部23により端末10からタグIDを受信して、タグIDに対応する商品に関する情報を買物情報DB223に登録する。また、例えば、買物処理部211は、買物情報DB223に登録されている商品の合計金額を求め、通信部23により端末10に送信する。
決済処理部212は、購入商品の決済処理を行う。例えば、決済処理部212は、通信部23によりレジスター30から、顧客コードを含む決済指示を受信して、当該顧客の買物情報DB223に登録されている購入予定商品の合計金額に基づいて、決済処理を行う。また、例えば、決済処理部212は、通信部23によりレジスター30から、読み取られた商品の情報を受信すると、読み取った商品と決済された商品との照合を行い、照合結果をレジスター30に送信する。
レジスター30は、第一読取部31と、第二読取部32と、表示部33と、入力部34と、通信部35と、制御部36とを備える。
第一読取部31は、買物カートC内の商品に付された無線タグと、買物カートCの周囲所定範囲の商品に付された無線タグとから情報を読み取ったり、無線タグに情報を書き込んだりする。
第二読取部32は、レジスター30に対して挿入された又はレジスター30に対して近付けられた会員カードから、会員番号等の顧客コードを読み取る。
表示部33は、操作画面を表示する。入力部34は、顧客、店員等の操作の入力を受け付ける。通信部35は、有線又は無線で通信網Nに接続し、通信網Nを介して情報を送受信する。
制御部36は、レジスター30全体を統括的に制御する。制御部36が実行する処理についてはフローチャートを用いて後に詳述するが、例えば、制御部36は、第二読取部32に顧客コードを読み取らせ、読み取った顧客コードを含む決済指示を、通信部35によりサーバ20に送信する。また、例えば、制御部36は、決済を行った顧客の買物カートC内の商品の情報と、買物カートCの周囲所定範囲の商品の情報とを、第一読取部31に読み取らせ、通信部35によりサーバ20に送信する。また、例えば、制御部36は、読み取った商品と決済された商品との照合結果を、通信部35によりサーバ20から受信する。また、例えば、制御部36は、照合結果が正常であると判定した場合には、通信部35を介してゲート40を制御し、ゲート40のロックを解除する。
上述した端末10は、例えば図8(端末を実現するハードウェアの構成例を示すブロック図)に示すようなコンピュータ80により実現することができる。
コンピュータ80は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置81と、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置82と、フラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置83と、通信回線と接続する通信I/F(I/F:インターフェイス)84と、タッチパネルやハードウェアスイッチなどの入力装置85と、液晶ディスプレイなどの表示装置86と、スピーカ87と、RFタグ等の無線タグに対する情報の読み書きを行う第一リーダ/ライタ88と、ICチップ等に対する情報の読み書きを行う第二リーダ/ライタ89とを備える。
コンピュータ80が端末10として機能する場合、第一読取部11、第二読取部12、表示部13、音声出力部14、入力部15、及び通信部16は、それぞれ、例えば、第一リーダ/ライタ88、第二リーダ/ライタ89、表示装置86、スピーカ87、入力装置85、及び通信I/F84により実現される。制御部17は、例えば、演算装置81と、主記憶装置82及び補助記憶装置83の少なくとも一方とにより実現される。すなわち、制御部17の処理や機能は、例えば、演算装置81が、補助記憶装置83に記憶されている所定のプログラムを主記憶装置82にロードして実行することで実現できる。上記の所定のプログラムは、例えば、通信ネットワーク上のコンピュータにダウンロード可能な状態で格納したり、DVDなどの持ち運び可能な記憶媒体に格納したりすることで流通させ、端末10にインストールすることができる。
上述したサーバ20は、例えば図9(サーバを実現するハードウェアの構成例を示すブロック図)に示すようなコンピュータ90により実現することができる。
コンピュータ90は、例えば、CPU等の演算装置91と、RAM等の主記憶装置92と、フラッシュROMやHDD等の補助記憶装置93と、通信回線と接続する通信I/F94と、キーボードやマウスなどの入力装置95と、液晶ディスプレイなどの表示装置96と、DVDなどの持ち運び可能な記憶媒体に対する情報の読み書きを行うリーダ/ライタ97と、USB(Universal Serial Bus)等により外部機器と接続する外部I/F98とを備える。
コンピュータ90がサーバ20として機能する場合、通信部23は、例えば通信I/F94により実現される。制御部21は、例えば、演算装置91と、主記憶装置92及び補助記憶装置93の少なくとも一方とにより実現される。すなわち、制御部21の処理や機能は、例えば、演算装置91が、補助記憶装置93に記憶されている所定のプログラムを主記憶装置92にロードして実行することで実現できる。記憶部22は、例えば、主記憶装置92又は補助記憶装置93により実現できる。記憶部22の一部又は全部は、例えば、通信I/F94を介して接続される通信ネットワーク上のストレージ等により実現してもよい。上記の所定のプログラムは、例えば、通信ネットワーク上のコンピュータにダウンロード可能な状態で格納したり、DVDなどの持ち運び可能な記憶媒体に格納したりすることで流通させ、サーバ20にインストールすることができる。
上述したレジスター30は、例えばコンピュータ80(図8)により実現することができる。
コンピュータ80がレジスター30として機能する場合、第一読取部31、第二読取部32、表示部33、入力部34、及び通信部35は、それぞれ、例えば、第一リーダ/ライタ88、第二リーダ/ライタ89、表示装置86、入力装置85、及び通信I/F84により実現される。制御部36は、例えば、演算装置81と、主記憶装置82及び補助記憶装置83の少なくとも一方とにより実現される。すなわち、制御部36の処理や機能は、例えば、演算装置81が、補助記憶装置83に記憶されている所定のプログラムを主記憶装置82にロードして実行することで実現できる。上記の所定のプログラムは、例えば、通信ネットワーク上のコンピュータにダウンロード可能な状態で格納したり、DVDなどの持ち運び可能な記憶媒体に格納したりすることで流通させ、レジスター30にインストールすることができる。
次に、利用登録に関する端末10及びサーバ20の動作について説明する。
図10は、端末の利用登録処理の一例を示すフローチャートである。
ここで、端末10が起動された後に表示される画面について説明する。制御部17は、例えば、図18(端末に表示される画面の一例を示す図)に示すような画面500を出力する。画面500は、メッセージ欄510と、操作選択欄520と、明細欄530とを含む。メッセージ欄510には、顧客等の操作者に対するメッセージが表示される。操作選択欄520には、操作を入力するためのアイコンが表示される。図18では、各操作に対応したアイコンが選択可能に表示されている。明細欄530には、サーバ20から送信された明細情報に応じた内容が表示される。
まず、制御部17は、入力部15を介して、端末10の利用を開始する所定操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS10)。所定操作は、例えば、図18に示す操作選択欄520に表示された「利用開始」アイコンの選択である。所定操作を受け付けたと判定した場合(ステップS10でY)、制御部17は、第二読取部12により、端末10に対して挿入された又は端末10に対して近付けられた会員カードから、会員番号等の顧客コードを読み取る(ステップS11)。それから、制御部17は、予め補助記憶装置83等に記憶されている端末10の端末IDと、ステップS11で読み取った顧客コードとを含む利用開始通知を、通信部16によりサーバ20に送信する(ステップS12)。
それから、制御部17は、ステップS12で送信した利用開始通知に対する結果を、通信部16によりサーバ20から受信する(ステップS13)。利用開始通知に対する結果は、例えば、成功、又は失敗を示す。それから、制御部17は、ステップS13で受信した結果の内容に応じた画面を生成し、表示部13に出力して表示させる(ステップS14)。ステップS14の処理後、制御部17は、再びステップS10の処理を実行する。なお、制御部17、結果が「成功」である場合、ステップS11で読み取った顧客コードを、補助記憶装置83等に保持しておく。
ステップS14では、例えば、結果が「成功」である場合、制御部17は、端末の利用が可能であることを示すメッセージをメッセージ欄510に表示した画面500を出力する。例えば、結果が「失敗」である場合、制御部17は、端末の利用が許可されないことを示すメッセージをメッセージ欄510に表示した画面500を出力する。
所定操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS10でN)、制御部17は、確認通知を通信部16によりサーバ20から受信したか否かを判定する(ステップS20)。確認通知は、ある顧客により利用開始の操作が行われた第一の端末10から、利用開始通知がサーバ20に送信された場合に、同一顧客が既に利用している第二の端末10に対して送信される。確認通知を受信していないと判定した場合(ステップS20でN)、制御部17は、再びステップS10の処理を実行する。
確認通知を受信したと判定した場合(ステップS20でY)、制御部17は、他の端末10(上述の第二の端末10)の利用を許可するか否かを確認する画面を生成し、表示部13に出力して表示させる(ステップS21)。
ステップS21では、制御部17は、例えば、図19(端末に表示される画面の他の例を示す図)に示すような画面500を出力する。画面500の構成は、図18と基本的に同様である。図19では、メッセージ欄510には、他の端末の利用を許可するか否かを確認するメッセージが表示されている。また、明細欄530には、購入予定商品の一覧(商品名、価格)、合計金額、購入予定商品の点数、交換商品であることを示す記号、顧客ID等が表示されている。なお、明細欄530の表示については後述する。
それから、制御部17は、入力部15を介して、他の端末10の利用を許可する所定操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS22)。所定操作は、例えば、図19に示す操作選択欄520に表示された「OK」アイコンの選択である。所定操作を受け付けたと判定した場合(ステップS22でY)、制御部17は、補助記憶装置83等に記憶されている端末10の端末IDと、「許可」を示す情報とを含む確認結果を、通信部16によりサーバ20に送信する(ステップS23)。所定操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS22でN)、制御部17は、補助記憶装置83等に記憶されている端末10の端末IDと、「不許可」を示す情報とを含む確認結果を、通信部16によりサーバ20に送信する(ステップS24)。ステップS23又はステップS24の処理後、制御部17は、再びステップS10の処理を実行する。
図11は、サーバの利用登録処理の一例を示すフローチャートである。
まず、利用登録処理部210は、利用開始通知をいずれかの端末10から通信部23により受信したか否かを判定する(ステップS30)。利用開始通知を受信したと判定した場合(ステップS30でY)、利用登録処理部210は、顧客情報DB220を参照して、ステップS30で受信した利用開始通知に含まれる顧客コードを、各顧客情報の顧客コード2201と照合する(ステップS31)。また、利用登録処理部210は、照合の結果、利用開始通知に含まれる顧客コードが顧客情報DB220に登録されているか否か(照合に成功したか否か)を判定する(ステップS32)。
照合に失敗したと判定した場合(ステップS32でN)、利用登録処理部210は、「失敗」を示す結果を、ステップS30で受信した利用開始通知に含まれる端末IDが示す端末10に対して、通信部23により送信する(ステップS33)。ステップS33の処理後、利用登録処理部210は、再びステップS30の処理を実行する。
照合に成功したと判定した場合(ステップS32でY)、利用登録処理部210は、端末情報DB221を参照して、ステップS30で受信した利用開始通知に含まれる顧客コードが、いずれかの端末情報の顧客コード2212に登録されているか否かを判定する(ステップS34)。なお、利用登録処理部210は、ステップS30で受信した利用開始通知に含まれる端末IDを含む端末情報については、判定を行わない。受信した顧客コードが複数の端末情報に含まれている場合、利用登録処理部210は、所定の規則に従って、一の端末情報を選択する。例えば、利用登録処理部210は、当該顧客コードが登録された日時が最も古い端末情報を選択する。
受信した顧客コードが端末情報に登録されていないと判定した場合(ステップS34でN)、利用登録処理部210は、利用開始通知に含まれる端末IDが含まれる端末情報の顧客コード2212に、当該利用開始通知に含まれる顧客コードを登録する(ステップS35)。なお、利用登録処理部210は、利用開始通知に含まれる顧客コードを、顧客コード2231として、買物情報DB223に登録する。また、利用登録処理部210は、「成功」を示す結果を、ステップS30で受信した利用開始通知に含まれる端末IDが示す端末10に対して、通信部23により送信する(ステップS36)。ステップS36の処理後、利用登録処理部210は、再びステップS30の処理を実行する。
受信した顧客コードが端末情報に登録されていると判定した場合(ステップS34でY)、利用登録処理部210は、確認通知を、当該顧客コードが登録されている端末情報に含まれる端末ID2211が示す端末10に対して、通信部23により送信する(ステップS37)。なお、利用登録処理部210は、確認通知の宛先の端末IDと、利用開始通知に含まれる端末ID及び顧客コードとを関連付け、少なくとも確認結果を受信するまで記憶部22等に保持しておく。ステップS37の処理後、利用登録処理部210は、再びステップS30の処理を実行する。
利用開始通知を受信していないと判定した場合(ステップS30でN)、利用登録処理部210は、確認結果をいずれかの端末10から通信部23により受信したか否かを判定する(ステップS40)。確認結果を受信していないと判定した場合(ステップS40でN)、利用登録処理部210は、再びステップS30の処理を実行する。
確認結果を受信したと判定した場合(ステップS40でY)、利用登録処理部210は、当該受信した確認結果が「許可」を示すか否かを判定する(ステップS41)。受信した確認結果が「許可」を示すと判定した場合(ステップS41でY)、利用登録処理部210は、ステップS37で保持した確認通知の宛先の端末IDの中から、受信した確認結果に含まれる端末IDと対応する端末IDを特定し、当該特定した端末IDに関連付けられた端末ID(利用開始通知に含まれる端末ID)が含まれる端末情報の顧客コード2212に、当該特定した端末IDに関連付けられた顧客コード(利用開始通知含まれる顧客コード)を登録する(ステップS42)。また、利用登録処理部210は、ステップS37で保持した確認通知の宛先の端末IDの中から、受信した確認結果に含まれる端末IDと対応する端末IDを特定し、当該特定した端末IDに関連付けられた端末ID(利用開始通知に含まれる端末ID)が示す端末10に対して、「成功」を示す結果を、通信部23により送信する(ステップS43)。ステップS43の処理後、利用登録処理部210は、再びステップS30の処理を実行する。
受信した確認結果が「不許可」を示すと判定した場合(ステップS41でN)、利用登録処理部210は、ステップS37で保持した確認通知の宛先の端末IDの中から、受信した確認結果に含まれる端末IDと対応する端末IDを特定し、当該特定した端末IDに関連付けられた端末ID(利用開始通知に含まれる端末ID)が示す端末10に対して、「失敗」を示す結果を、通信部23により送信する(ステップS44)。ステップS44の処理後、利用登録処理部210は、再びステップS30の処理を実行する。
図10及び図11に示す端末10及びサーバ20の動作により、各端末10の利用者を登録することができる。また、複数の端末10(買物カートC)を同じ顧客が利用する場合には、既に利用開始されている端末10に対して、後に利用開始される予定の端末10についての許可を要求することできる。
次に、顧客のショッピング中の端末10及びサーバ20の動作について説明する。上述のように利用登録がされた後、顧客は、買物カートCを移動させながら、買物カートC内に購入予定の商品を入れていく。
図12は、端末の商品読取処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部17は、端末10が利用開始済みであるか否かを判定する(ステップS50)。制御部17は、例えば、ステップS13〜S14(図10)において、顧客コードが保持されている場合に、利用開始済みであると判定する。利用開始済みでないと判定した場合(ステップS50でN)、制御部17は、再びステップS50の処理を行う。
利用開始済みであると判定した場合(ステップS50でY)、制御部17は、第一読取部11により各商品の無線タグからタグIDを読み取る(ステップS51)。ステップS51では、0個、又は1個以上のタグIDを読み取ることができるものとする。また、制御部17は、端末10の端末IDと、ステップS51で読み取ったタグIDとを含む読取情報を、通信部16によりサーバ20に送信する(ステップS52)。ステップS52では、タグIDが0個の場合は、端末IDと、タグIDが0個であることを示す情報とを含む読取情報を送信するものとする。
それから、制御部17は、明細情報を通信部16によりサーバ20から受信する(ステップS53)。明細情報は、購入予定商品の一覧(商品名、価格、交換商品フラグ)、合計金額、購入予定商品の点数、顧客ID等を含む。また、制御部17は、ステップS53で受信した明細情報に基づいて画面を生成し、表示部13に出力して表示させる(ステップS54)。ステップS54の処理後、制御部17は、再びステップS50の処理を実行する。
ステップS54では、制御部17は、例えば、図20(端末に表示される画面のさらに他の例を示す図)に示すような画面500を出力する。画面500の構成は、図18と基本的に同様である。図20では、メッセージ欄510には、ショッピング中であることを示すメッセージが表示されている。また、明細欄530には、購入予定商品の一覧(商品名、価格、交換商品である場合にはその旨を示す情報)、合計金額、購入予定商品の点数、顧客ID等が表示されている。なお、制御部17は、明細欄530に、購入予定商品の一覧等の情報を、入力部15を介した操作によりスクロール可能に表示してもよい。
図13は、サーバの買物処理の一例を示すフローチャートである。
まず、買物処理部211は、読取情報をいずれかの端末10から通信部23により受信したか否かを判定する(ステップS60)。読取情報を受信していないと判定した場合(ステップS60でN)、買物処理部211は、再びステップS60の処理を行う。
読取情報を受信したと判定した場合(ステップS60でY)、買物処理部211は、ステップS60で受信した読取情報を、買物情報と照合する(ステップS61)。
具体的には、買物処理部211は、端末情報DB221を参照して、受信した読取情報に含まれる端末IDに関連付けられた顧客コード2212を抽出する。また、買物処理部211は、買物情報DB223を参照して、抽出した顧客コードが含まれる買物情報を特定する。また、買物処理部211は、当該特定した買物情報に登録されている商品コード2233のうち、受信した読取情報に含まれる端末IDに関連付けられた商品コード2233のリストを取得する。また、買物処理部211は、商品情報DB222を参照して、受信した読取情報に含まれるタグIDに関連付けられた商品コード2221を抽出する。なお、買物処理部211は、受信した読取情報に含まれるタグIDを含む商品情報が発見できない場合は、当該タグIDは無視する。
そして、買物処理部211は、読取情報に基づいて商品情報から抽出した商品コードのリストと、買物情報から抽出した商品コードのリストとを照合することにより、差分を求め、追加された商品コードと、消失した商品コードとを特定する。すなわち、買物処理部211は、受信した読取情報に含まれ、かつ、買物情報に含まれていない商品を、追加された商品と判定する。一方、買物処理部211は、受信した読取情報に含まれておらず、かつ、買物情報に含まれている商品を、消失した商品(陳列棚に戻された商品)と判定する。
それから、買物処理部211は、ステップS61の照合結果に基づいて、追加された商品があるか否かを判定する(ステップS62)。追加された商品があると判定した場合(ステップS62でY)、買物処理部211は、追加された商品ごとに、商品追加処理を行う(ステップS63)。
図14は、サーバの商品追加処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、図13のステップS63を詳細に説明している。
まず、買物処理部211は、商品情報DB222を参照し、追加商品の商品コードを、各商品情報に含まれる商品コード2221と照合する(ステップS630)。また、買物処理部211は、追加商品の商品コードが登録されている商品情報を参照し、読取フラグ2226が「無効」を示しているか否かを判定する(ステップS631)。読取フラグ2226が「無効」を示していないと判定した場合(ステップS631でN)、買物処理部211は、図14に示すフローチャートを終了する。
ステップS631の処理により、例えば、タグIDを送信した端末10が装着されている買物カートCとは別の買物カートC内の商品のタグIDが検出された場合であっても、購入予定の商品として買物情報に加わるのを防ぐことができる。
読取フラグ2226が「無効」を示していると判定した場合(ステップS631でY)、買物処理部211は、当該読取フラグ2226を「有効」に設定する(ステップS632)。また、買物処理部211は、ステップS61(図13)で特定した買物情報に、追加商品に関する情報(商品コード2233、商品名2234、価格2235、交換商品フラグ2236、端末ID2237)を追加する(ステップS633)。なお、買物処理部211は、追加商品の商品情報に含まれる商品コード2221、商品名2223、価格2224、及び交換商品フラグ2225を取得し、商品コード2233、商品名2234、価格2235、及び交換商品フラグ2236として設定すればよい。また、買物処理部211は、ステップS60で受信した読取情報に含まれる端末IDを、端末ID2237として設定すればよい。そして、買物処理部211は、図14に示すフローチャートを終了する。
図13の説明に戻る。追加された商品がないと判定した場合(ステップS62でN)、又は、ステップS63の後、買物処理部211は、ステップS61の照合結果に基づいて、消失した商品があるか否かを判定する(ステップS64)。消失した商品があると判定した場合(ステップS64でY)、買物処理部211は、消失した商品ごとに、商品削除処理を行う(ステップS65)。
図15は、サーバの商品削除処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、図13のステップS65を詳細に説明している。
まず、買物処理部211は、ステップS61(図13)で特定した買物情報から、消失商品に関する情報(商品コード2233、商品名2234、価格2235、交換商品フラグ2236、端末ID2237)を削除する(ステップS650)。また、買物処理部211は、消失商品の商品コードが登録されている商品情報を参照し、読取フラグ2226を「無効」に設定する(ステップS651)。そして、買物処理部211は、図15に示すフローチャートを終了する。
ステップS650及びステップS651の処理により、例えば、買物カートCから検出されなくなった商品を特定し、陳列棚に戻されたものとして、買物情報から削除することができる。
図13の説明に戻る。消失した商品がないと判定した場合(ステップS64でN)、又は、ステップS65の後、買物処理部211は、合計金額を算出する(ステップS66)。具体的には、買物処理部211は、ステップS61で特定した買物情報に含まれる各商品に関する情報(価格2235、端末ID2237)を取得し、端末IDを区別しない全端末の合計値を算出するとともに、端末ID別の合計値を算出する。また、買物処理部211は、算出した全端末の合計値と、端末ID別の合計値とを、ステップS61で特定した買物情報の合計金額2232に設定する。
それから、買物処理部211は、ステップS61で特定した買物情報に基づいて、購入予定商品の一覧(商品名、価格、交換商品フラグ)、合計金額、購入予定商品の点数、顧客ID等を含む明細情報を生成し、ステップS60で受信した読取情報に含まれる端末IDが示す端末10に対して、通信部23により送信する(ステップS67)。本実施形態では、買物処理部211は、ステップS61で特定した買物情報に登録されている商品のうち、ステップS60で受信した読取情報に含まれる端末IDに関連付けられた商品の一覧を明細情報に含める。また、買物処理部211は、ステップS60で受信した読取情報に含まれる端末IDに対応する合計値を、合計金額2232から取得して、明細情報に含める。それから、買物処理部211は、再びステップS60の処理を実行する。
図12〜図15に示す端末10及びサーバ20の動作により、顧客がショッピング中に買物カートCに購入予定商品が入れられると、そのときの合計金額等が、正確に、かつより早く表示される。また、別の買物カートC内の商品が買物情報に含まれるのを防いで、合計金額等が正確に表示される。また、陳列棚に戻された商品が買物情報から削除され、合計金額等が正確に表示される。
次に、決済処理に関するレジスター30及びサーバ20の動作について説明する。上述のようにショッピングを行った後、顧客は、買物カートCとともに、レジスター30が設けられた所定場所まで移動し、決済手続を行う。
図16は、レジスターの決済処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部36は、入力部34を介して、決済を開始する所定操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS70)。所定操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS70でN)、制御部36は、再びステップS70の処理を実行する。
所定操作を受け付けたと判定した場合(ステップS70でY)、制御部36は、第二読取部32により、レジスター30に対して挿入された又はレジスター30に対して近付けられた会員カードから、会員番号等の顧客コードを読み取る(ステップS71)。それから、制御部36は、予め補助記憶装置83等に記憶されているレジスター30のレジスターIDと、ステップS71で読み取った顧客コードとを含む決済指示を、通信部35によりサーバ20に送信する(ステップS72)。
それから、制御部36は、ステップS72で送信した決済指示に対する結果を、通信部35によりサーバ20から受信する(ステップS73)。決済指示に対する結果は、例えば、成功、又は失敗を示す。それから、制御部36は、第一読取部31により、買物カートC内及び買物カートCの周囲所定範囲の各商品の無線タグからタグIDを読み取る(ステップS74)。なお、顧客が複数の端末10(つまり複数の買物カートC)を利用している場合、例えば、顧客又は店員は、順次、買物カートCを所定位置に停めて、各買物カートCに対して、第一読取部31によるタグIDの読み取りをレジスター30に実行させればよい。
また、制御部36は、レジスター30のレジスターIDと、ステップS71で読み取った顧客コードと、ステップS74で読み取ったタグIDとを含む読取情報を、通信部35によりサーバ20に送信する(ステップS75)。なお、ステップS74で複数の買物カートCの読み取りが行われた場合も、読み取ったタグIDをまとめて読み取り情報に含めればよい。
それから、制御部36は、ステップS75で送信した読取情報に対する照合結果を通信部35によりサーバ20から受信する(ステップS76)。照合結果は、例えば、成功、又は失敗を示す。また、制御部36は、ステップS76で受信した照合結果が成功を示しているか否かを判定する(ステップS77)。照合結果が成功を示していると判定した場合(ステップS77でY)、制御部36は、通信部35を介してゲート40を制御し、ゲート40のロックを解除する(ステップS78)。ステップS78の処理後、制御部36は、再びステップS70の処理を実行する。なお、制御部36は、顧客がゲート40を通過後、ゲート40をロックすればよい。
照合結果が成功を示していないと判定した場合(ステップS77でN)、制御部36は、エラーを示す画面を生成し、表示部33に出力して表示させる(ステップS79)。なお、ゲート40のロックは解除しない。これにより、小売店舗の店員は、決済に異常があること(例えば、レジスター30で読み取った商品と、サーバ20で決済された商品との差分があること)を認識し、この問題に対処することができる。ステップS79の処理後、制御部36は、再びステップS70の処理を実行する。
図17は、サーバの決済処理の一例を示すフローチャートである。
まず、決済処理部212は、決済指示をいずれかのレジスター30から通信部23により受信したか否かを判定する(ステップS80)。決済指示を受信していないと判定した場合(ステップS80でN)、決済処理部212は、再びステップS80の処理を行う。
決済指示を受信したと判定した場合(ステップS80でY)、決済処理部212は、決済を行う(ステップS81)。具体的には、決済処理部212は、買物情報DB223を参照して、受信した決済指示に含まれる顧客コードが含まれる買物情報を特定し、当該特定した買物情報から合計金額2232を取得する。本実施形態では、決済処理部212は、端末IDを区別しない全端末の合計値を合計金額2232から取得する。そして、決済処理部212は、受信した顧客コードと、取得した合計金額とに基づいて、決済処理を行う。決済処理は、既存の技術を用いることができるので詳細な説明は省略するが、例えば、顧客コードと関連付けて管理されている顧客の口座から合計金額を引き落とす処理を行ったり、顧客コードと関連付けて管理されている顧客のクレジットカード情報に基づいてクレジットカードによる支払い処理を行ったりする。
それから、決済処理部212は、ステップS81の決済処理の結果を、ステップS80で受信した決済指示に含まれるレジスターIDが示すレジスター30に対して、通信部23により送信する(ステップS82)。決済処理部212は、決済処理に失敗した場合には、その旨を結果に含め、決済処理に成功した場合には、その旨を結果に含める。
それから、決済処理部212は、読取情報を、通信部23によりレジスター30から受信する(ステップS83)。また、決済処理部212は、ステップS83で受信した読取情報を、買物情報と照合する(ステップS84)。
具体的には、決済処理部212は、買物情報DB223を参照して、受信した読取情報に含まれる顧客コードが含まれる買物情報を特定し、当該特定した買物情報から登録されている商品コード2233のリストを抽出する。また、決済処理部212は、商品情報DB222を参照して、受信した読取情報に含まれるタグIDに関連付けられた商品コード2221を抽出する。なお、決済処理部212は、受信した読取情報に含まれるタグIDを含む商品情報が発見できない場合は、当該タグIDは無視する。
そして、決済処理部212は、読取情報に基づいて商品情報から抽出した商品コードのリストと、買物情報から抽出した商品コードのリストとを照合することにより、差分を求め、追加された商品コードと、消失した商品コードとを特定する。すなわち、決済処理部212は、受信した読取情報に含まれ、かつ、買物情報に含まれていない商品を、追加された商品と判定する。一方、決済処理部212は、受信した読取情報に含まれておらず、かつ、買物情報に含まれている商品を、消失した商品と判定する。
それから、決済処理部212は、ステップS84の照合結果を、ステップS83で受信した読取情報に含まれるレジスターIDが示すレジスター30に対して、通信部23により送信する(ステップS85)。決済処理部212は、照合結果として差分が特定された場合には、失敗を示す結果を送信し、照合結果として差分が特定されなかった場合には、成功を示す結果を送信する。ステップS85の処理後、決済処理部212は、再びステップS80の処理を実行する。なお、利用登録処理部210は、例えば、ステップS85の処理後、ステップS80で受信した決済指示に含まれる顧客コードを含む買物情報を買物情報DB223から削除し、当該顧客コードを端末情報から削除する。
図16及び図17に示すレジスター30及びサーバ20の動作により、買物情報に基づいて決済処理をより早く実行することができる。また、買物カートC内および買物カートCの周囲所定範囲の各商品と買物情報とを照合することで、商品の窃盗等を発見することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、ショッピングの途中に、購入予定商品の合計金額を、正確に、かつより早く通知することができる。
なお、上記の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。
例えば、端末10の利用開始後、制御部17は、入力部15を介して、買物の予定金額を受け付け、端末IDとともにサーバ20に送信する。買物処理部211は、受信した端末ID及び予定金額を、対応する顧客の予定金額として保持する。また、買物処理部211は、ステップS66(図13)で、当該顧客が利用する全端末の合計金額と予定金額と差分を求め、ステップS67で、明細情報に合計金額と予定金額の差分を含めて、端末10に送信する。制御部17は、受信した合計金額と予定金額の差分に基づいて、例えば、メッセージ欄510に、予定金額までの残額や、予定金額からの超過額などを表示する。このようにすれば、顧客は購入予定商品の合計金額が予定金額内に収まっているかどうか等をより簡単に知ることができる。なお、予定金額を端末10に保持しておき、制御部17が受信した合計金額と、保持された予定金額との差分を求めるようにしてもよい。
例えば、ステップS34(図11)において、受信した顧客コードが複数の端末情報に含まれている場合、利用登録処理部210は、2つ以上の端末情報を選択してもよい。この場合、利用登録処理部210は、ステップS37において、確認通知を、2つ以上の端末情報にそれぞれ含まれる端末ID2211が示す端末10に対して、通信部23により送信する。また、利用登録処理部210は、ステップS41において、確認通知を送信した全ての端末10から「許可」を示す確認結果を受信した場合に、ステップS42の処理を実行する。確認通知の送信から所定時間内に、確認通知を送信した全ての端末10から「許可」を示す確認結果を受信できない場合には、利用登録処理部210は、ステップS44の処理を実行する。又は、利用登録処理部210は、確認通知を送信した端末10のうち所定数以上の端末10から「許可」を示す確認結果を受信した場合に、ステップS42の処理を実行する。確認通知の送信から所定時間内に、確認通知を送信した所定数以上の端末10から「許可」を示す確認結果を受信できない場合には、利用登録処理部210は、ステップS44の処理を実行する。
例えば、ステップS67(図13)において、買物処理部211は、ステップS61で特定した買物情報に登録されている商品の一覧を、端末別に明細情報に含める(すなわち、同一顧客が使用する各端末10の商品一覧を含める)ようにしてもよい。この場合、買物処理部211は、ステップS60で受信した読取情報に含まれる端末IDに対応する合計値と、他の端末IDに対応する合計値と、全端末の合計値とを、それぞれ合計金額2232から取得して、明細情報に含める。このような明細情報を受信した場合、制御部17は、例えば、端末ID別に、購入予定商品の一覧(商品名、価格、交換商品である場合にはその旨を示す情報)、合計金額、購入予定商品の点数等を、表示部13に表示させる。また、制御部17は、全端末について(端末を区別せずに)、購入予定商品の一覧、合計金額、購入予定商品の点数等を、表示部13に表示させる。なお、制御部17は、入力部15を介して所定の操作を受け付けると、それぞれの端末の商品一覧及び合計金額、全端末の商品一覧及び合計金額を、切り替えて表示させてもよい(例えば、端末Aの情報、端末Bの情報、・・・全端末の情報、のように順に切り替える)。このようにすれば、複数の買物カートCを利用している顧客は、いずれか一つの端末10を見ることで、端末別の購入予定商品の合計金額や、全端末の購入予定商品の合計金額等をより正確にかつより早く知ることができる。なお、買物処理部211は、明細情報には、ステップS60で受信した読取情報に含まれる端末IDに対応する商品一覧及び合計金額等の情報と、全端末についての商品一覧の及び合計金額等の情報とを含め、他の端末IDに対応する商品一覧及び合計金額等の情報は含めないようにしてもよい。
例えば、端末10の利用開始後、制御部17は、端末ID及び読み取ったタグIDに加え、保持されている顧客コードを含む読取情報を、サーバ20に送信してもよい。この場合、買物処理部211は、受信した端末IDをキーとして端末情報DB221を参照して顧客コードを取得せずとも、受信した顧客コードをキーとして買物情報DB223等を参照することができる。
上述の実施形態では、レジスター30が決済指示をサーバ20に送信しているが、例えば、端末10の制御部17が入力部15を介して決済を開始する所定操作を受け付け、保持している顧客コードと、端末IDとを含む決済指示を、サーバ20に送信してもよい。
上述の実施形態では、決済(図16のステップS71〜S73、図17のステップS80〜S82)を行った後に、読取情報と買物情報の照合(図16のステップS74〜S79、図17のステップS83〜S85)を行っているが、まず、照合を行い、照合結果が「成功」である場合に決済を行い、その後、ゲートのロックを解除するようにしてよい。具体的には、図16では、ステップS71〜S73をステップS77とS78の間に実行し、図17では、ステップS83〜S85をステップS80の前段階で実行するようにする。
上述の実施形態では、制御部17は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成しているが、例えば、サーバ20の制御部21(利用登録処理部210等)が画面を生成して端末10に送信するようにしてもよい。この場合、制御部17は、受信した画面を表示する。
例えば、買物カゴを使って顧客がショッピングをする場合には、買物カゴに端末10を装着するようにしてもよい。すなわち、本発明は、買物カートや買物カゴ等の商品の積載手段に適用できる。また、積載手段は、顧客が小売店舗に持ち込むようにし、端末10は、店舗が顧客に貸し出しするようにしてもよい。この場合、端末10は積載手段に対して着脱可能である。
上述の実施形態では、商品に付された無線タグに記録されているタグIDと、商品コードとを区別して扱っているが、タグIDを商品コードとして扱うようにしてもよい。また、例えば、無線タグにはタグID及び商品コードを記録しておき、少なくとも一方を読み取って送信するようにしてもよい。
なお、上記の図3に示す端末10、サーバ20、及びレジスター30の構成は、その構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。端末10、サーバ20、及びレジスター30の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、端末10、サーバ20、及びレジスター30の機能及び処理の分担は、本願発明の目的を達成することができる限り、上述した例に限られない。
また、図示したフローチャートにおける処理単位は、端末10、サーバ20、及びレジスター30の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。端末10、サーバ20、及びレジスター30の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、フローの処理順序も、本願発明の目的を達成することができる限り、図示した例に限定されない。
また、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
なお、本発明は、小売業に限らず、購入予定の商品や提供を受ける予定のサービス等の合計金額を顧客に対して表示する仕組みとして、様々な業態に適用できる。
1:買物支援システム
10:端末
11:第一読取部
12:第二読取部
13:表示部
14:音声出力部
15:入力部
16:通信部
17:制御部
20:サーバ
21:制御部
22:記憶部
23:通信部
30:レジスター
31:第一読取部
32:第二読取部
33:表示部
34:入力部
35:通信部
36:制御部
40:ゲート
80:コンピュータ
81:演算装置
82:主記憶装置
83:補助記憶装置
84:通信I/F
85:入力装置
86:表示装置
87:スピーカ
88:第一リーダ/ライタ
89:第二リーダ/ライタ
90:コンピュータ
91:演算装置
92:主記憶装置
93:補助記憶装置
94:通信I/F
95:入力装置
96:表示装置
97:リーダ/ライタ
98:外部I/F
210:利用登録処理部
211:買物処理部
212:決済処理部
220:顧客情報DB
221:端末情報DB
222:商品情報DB
223:買物情報DB
500:画面
510:メッセージ欄
520:操作選択欄
530:明細欄
2201:顧客コード
2202:氏名
2203:住所
2211:端末ID
2212:顧客コード
2221:商品コード
2222:タグID
2223:商品名
2224:価格
2225:交換商品フラグ
2226:読取フラグ
2231:顧客コード
2232:合計金額
2233:商品コード
2234:商品名
2235:価格
2236:交換商品フラグ
A:通信範囲
C:買物カート
I:商品
N:通信網

Claims (18)

  1. 顧客に使用される端末と、サーバとを備える買物支援システムであって、
    前記端末は、
    前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、
    前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る第一読取部と、
    表示部と、
    前記第一読取部により読み取られた前記商品識別情報を前記サーバに送信し、購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記商品識別情報を含む前記顧客の買物情報を記憶する記憶部と、
    前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の前記買物情報に登録し、当該買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、前記購入予定商品の合計金額として算出し、前記端末に送信する買物処理部と、を備える、
    買物支援システム。
  2. 請求項1に記載の買物支援システムであって、
    前記買物処理部は、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の一覧を、前記端末に送信し、
    前記制御部は、前記商品の一覧を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる、
    買物支援システム。
  3. 請求項1に記載の買物支援システムであって、
    前記端末は、顧客識別情報を読み取る第二読取部を備え、
    前記制御部は、前記第二読取部により読み取られた前記顧客識別情報を前記サーバに送信し、
    前記記憶部は、前記端末の端末情報を記憶し、
    前記サーバは、前記端末から前記顧客識別情報を受信して、当該端末の前記端末情報に登録する利用登録処理部を備え、
    前記買物処理部は、前記商品識別情報を受信した前記端末の前記端末情報から、前記顧客識別情報を特定し、当該顧客識別情報が示す前記顧客の前記買物情報に前記商品識別情報を登録する、
    買物支援システム。
  4. 請求項3に記載の買物支援システムであって、
    前記端末を複数備え、
    前記利用登録処理部は、前記複数の端末のうちの第一端末から受信した前記顧客識別情報が、前記複数の端末のうちの第二端末の前記端末情報に含まれている場合、確認通知を前記第二端末に送信し、
    前記第二端末の前記制御部は、前記サーバから前記確認通知を受信した場合、前記第一端末の利用の許可に関する情報を前記第二端末の前記表示部に表示させる、
    買物支援システム。
  5. 請求項4に記載の買物支援システムであって、
    前記端末は、前記顧客の操作を受け付ける入力部を備え、
    前記第二端末の前記制御部は、前記サーバから前記確認通知を受信した場合、前記第一端末の利用の許可又は不許可を示す確認結果を、前記入力部を介して受け付けて、前記サーバに送信し、
    前記利用登録処理部は、前記確認結果を受信し、前記確認結果が前記第一端末の利用の許可を示す場合、前記第一端末から受信した前記顧客識別情報を前記第一端末の前記端末情報に登録する、
    買物支援システム。
  6. 請求項3に記載の買物支援システムであって、
    前記端末を複数備え、
    前記複数の端末それぞれの前記端末情報に、同一の前記顧客の前記顧客識別情報が登録されている場合、
    前記買物処理部は、前記商品識別情報を前記端末別に前記顧客の前記買物情報に登録し、前記端末別の前記合計金額を算出し、前記端末に送信する、
    買物支援システム。
  7. 請求項1に記載の買物支援システムであって、
    前記記憶部は、商品が読取済みであるか否かを示す商品の読取情報を含み、
    前記買物処理部は、前記端末から前記商品識別情報を受信した際に、前記読取情報に基づいて、当該商品識別情報が示す商品が読取済みでない場合、当該商品識別情報を前記顧客の前記買物情報に登録し、当該商品識別情報が示す商品が読取済みである場合、当該商品識別情報を前記顧客の前記買物情報に登録しない、
    買物支援システム。
  8. 請求項1に記載の買物支援システムであって、
    前記制御部は、前記第一読取部により前記商品識別情報を一以上読み取って前記サーバに送信し、
    前記買物処理部は、前記一以上の商品識別情報を前記端末から受信し、受信した前記一以上の商品識別情報に含まれ、かつ、前記顧客の前記買物情報に含まれていない前記商品識別情報を、前記買物情報に登録する、
    買物支援システム。
  9. 請求項8に記載の買物支援システムであって、
    前記買物処理部は、受信した前記一以上の商品識別情報に含まれておらず、かつ、前記買物情報に含まれている前記商品識別情報を、前記買物情報から削除する、
    買物支援システム。
  10. 請求項1に記載の買物支援システムであって、
    レジスターを備え、
    前記サーバは、前記レジスターから決済指示を受信した場合に、前記顧客の前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を用いて、前記顧客の決済処理を行う決済処理部を備える、
    買物支援システム。
  11. 顧客に使用される端末と、サーバとを備える買物支援システムを用いた買物支援方法であって、
    前記端末が装着された、前記顧客に使用される買物カートを用意する工程と、
    前記端末が、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る工程と、
    前記端末が、読み取られた前記商品識別情報を前記サーバに送信する工程と、
    前記サーバが、前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の買物情報に登録する工程と、
    前記サーバが、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出する工程と、
    前記サーバが、前記合計金額を前記端末に送信する工程と、
    前記端末が、前記合計金額を前記サーバから受信する工程と、
    前記端末が、受信した前記合計金額を表示する工程と
    を含む買物支援方法。
  12. 顧客に使用される端末であって、
    前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、
    前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る第一読取部と、
    表示部と、
    前記第一読取部により読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信し、前記商品識別情報が示す購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる制御部と
    を備える端末。
  13. 顧客に使用される端末を用いた買物支援方法であって、
    前記端末が装着された、前記顧客に使用される買物カートを用意する工程と、
    前記端末が、前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る工程と、
    前記端末が、読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信する工程と、
    前記端末が、前記商品識別情報に基づいて算出された購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信する工程と、
    前記端末が、受信した前記合計金額を表示する工程と
    を含む買物支援方法。
  14. 顧客に使用される端末のプログラムであって、
    前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、
    前記プログラムは、
    前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る工程と、
    読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信する工程と、
    前記商品識別情報に基づいて算出された購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信する工程と、
    受信した前記合計金額を表示する工程と
    を前記端末に実行させるプログラム。
  15. 顧客に使用される端末と通信するサーバであって、
    前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、
    前記サーバは、
    商品の商品識別情報を含む前記顧客の買物情報を記憶する記憶部と、
    前記買物カート内の商品から前記端末により読み取られた前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の前記買物情報に登録し、当該買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出し、前記端末に送信する買物処理部と
    を備えるサーバ。
  16. 顧客に使用される端末と通信するサーバを用いた買物支援方法であって、
    前記端末が装着された、前記顧客に使用される買物カートを用意する工程と、
    前記サーバが、前記買物カート内の商品から前記端末により読み取られた前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の買物情報に登録する工程と、
    前記サーバが、前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出する工程と、
    前記サーバが、前記合計金額を前記端末に送信する工程と、
    を含む買物支援方法。
  17. 顧客に使用される端末と通信するサーバのプログラムであって、
    前記端末は、前記顧客に使用される買物カートに装着されて使用され、
    前記プログラムは、
    前記買物カート内の商品から前記端末により読み取られた前記商品識別情報を前記端末から受信して、前記顧客の買物情報に登録する工程と、
    前記買物情報に含まれる前記商品識別情報が示す商品の合計金額を、購入予定商品の合計金額として算出する工程と、
    前記合計金額を前記端末に送信する工程と
    を前記サーバに実行させるプログラム。
  18. 顧客に使用される買物カートであって、
    端末が装着されており、
    前記端末は、
    前記買物カート内の商品から、商品識別情報を読み取る第一読取部と、
    表示部と、
    前記第一読取部により読み取られた前記商品識別情報をサーバに送信し、前記商品識別情報が示す購入予定商品の合計金額を前記サーバから受信し、前記表示部に表示させる制御部と
    を備える、
    買物カート。
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