JP2007193632A - カードリーダ - Google Patents

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和隆 坂本
Makoto Tsurusaki
誠 鶴崎
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進治 荒瀬
Masanobu Katsumura
真信 勝村
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Abstract

【課題】本発明は、小型でメンテナンスに優れたカードリーダを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、カードを蓄積するカードホッパ部と、カードホッパ部から供給されたカードを搬送する搬送路と、カードを搬送路内で移動させる搬送手段と、搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに可視画像を形成する画像形成手段と、カードに形成された可視画像を消去する画像消去手段とを備えたカードリーダ部と、カードホッパ部と、カードリーダ部とを内部に収納する筐体とを備えたものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、カード等の情報記録媒体に、データの記録か再生の少なくとも一方を行うカードリーダに関するものである。
従来から、カードはその携帯性に利便なことから、種々の用途で使用され、その種類も様々である。例えば、テレホンカード、乗車券等のプリペイドカード、定期券、回数券、ポイントカード、更に、銀行カード、キャッシュカード、クレジットカード、運転免許証等のIDカード、会員カード、身分証明書等が挙げられる。
また、これらのカードは、個人識別情報や残高、累積ポイント等の情報を記録・保持するため、磁気記録層、光記録層、或いはICメモリー等に代表されるメモリ部を有している。これらのメモリ部に記録された情報は、専用のカードリーダで再生されるが、磁気記録層、光記録層、ICメモリーに記録された情報は不可視情報であるので、カードの持ち主がその記録情報を直接確認する事はできない。
そこで従来から、これら不可視の記録情報を可視的に表示する事がなされている。例えば、インクジェット、感熱転写、レーザービームプリンタ等の様々な印字手段によってカード表面に情報を印字したり、カードに予め感熱発色層を形成し感熱記録する等の追記型の表示がなされている。追記型の表示方法では、カード表面の表示領域の制約で、より多くの情報を表示できない。そこで最近では、書換可能な表示方法が採用されている。例えば、カードに液晶表示体を形成する場合や、加熱によって、繰り返し印字・消去が可能である熱可逆的材料を使用して表示する事もなされている。これらの表示方法を用いることによって、磁気記録層、光記録層、ICメモリー等に記録された、不可視の記録情報を可視的に表示する事だけでなく、これらの情報に加えて更に新たな情報や、例えば、広告、宣伝等の情報も可視的に表示できる。
更に、これらのカードの用途、情報記録方式、表示方法が様々であることに加えて、カード基材を構成する材料や、磁気ストライプ、ICチップ等のメモリ部の位置、カードの大きさや厚み等の規格等も多種多様となっている。例えば、カード材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化酢酸ビニル(PVCA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネイト(PC)、生分解性材料等のプラスチックや紙、合成紙が使用されている。また、全ての識別カードに関するJISX6301や外部端子付きICカードに関するJISX6303の規定では、厚さが0.76mm±0.08mmである。一般には、0.28mm厚の硬質塩化ビニルシート2枚を積層し、この表裏に0.1mm厚の硬質塩化ビニルシートを貼合わせた構成が知られている。更に、カードによっては、口座番号、有効期限や所有者氏名が、カード基材を物理的に隆起させて形成される、いわゆるエンボス加工も施されている。このような硬質プラスチックを基材とするカードばかりではなく、テレホンカードに代表されるプリペイドカード等は、カード厚みが0.20〜0.28mm程度の薄手のカードである。
このように現在カードは多種多様なものとなっている。そして、これらのカードから情報を読み取ったり(リード)、或いは、カードに対して情報を記録したり(ライト)、或いは、カードに表示する情報を書き換えたりする機能を有する装置がカードリーダである。
このようなカードリーダにおいて、従来から複数のカードを処理するカードリーダが知られている。なお、一例として、(特許文献1)に開示されている。
特開平9−212592号公報
しかしながら、従来のカードリーダは、搬送系が複雑な機構になっており、小型でコンパクトなものではなく、更に、メンテナンスも容易ではないと言う課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、小型でメンテナンスに優れたカードリーダを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、カードを蓄積するカードホッパ部と、カードホッパ部から供給されたカードを搬送する搬送路と、カードを搬送路内で移動させる搬送手段と、搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに可視画像を形成する画像形成手段と、カードに形成された可視画像を消去する画像消去手段とを備えたカードリーダ部と、カードホッパ部と、カードリーダ部とを内部に収納する筐体とを備えたものである。
本発明によれば、コンパクトでメンテナンスに優れたカードリーダが得られる。
以下、本発明における実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す正面図、図2は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側面図、図3は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す上面図、図4は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す背面図である。
図1から図4において、100はカードリーダ、101は外装ベース、102は外装蓋、103はディスプレイ、104はロックである。2は排出口を示している。
外装ベース101と外装蓋102とで、カードリーダ100の筐体が構成されている。
そして、外装蓋102は外装ベース101に着脱可能となっており、この外装ベース101と外装蓋102の内部に、後述するカードリーダ部110、カードホッパ部120が収納された構成であり、コンパクトな構成となっている。ディスプレイ103には、カードリーダ100における処理状況や、電源のON/OFF等の情報が表示される。また、外装蓋102と外装ベース101はロック104によって勘合しており、このロック104の開閉動作によって、両者は着脱可能となる。この外装蓋102を外装ベース101から外すことによって、内部のメンテナンスも容易となる。
図5は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側断面図である。
図5において、1はカードで、カード1にはデータの記録かもしくは再生の少なくとも一方を行うことが可能なメモリ部と、熱可逆性材料等を用いてキャラクタ等を印字・消去可能とした表示部が用いられている。メモリ部としては、磁気ストライブ、光学ストライプ、IC等が用いられる。表示部としては、熱可逆性材料を用いたリライト層や液晶層を用いたり、ライトワンスの追記型のものなどが用いられる。
図5に示すように、カードリーダ100には、カードリーダ部110、カードホッパ部120を備えており、カードホッパ部120に重ねて配置されたカード1は、順次、カードリーダ部110に搬送され、このカードリーダ部110で処理された後、排出口2から排出される。
排出口2において、その開口は下方に傾斜した傾斜部2kを備えており、この傾斜部2kによって、カード1は自重によって、図中点線で示すカードスタッカに排出される。
また、カードリーダ部110、カードホッパ部120は外装ベース101に固定されており、カードリーダ部110、カードホッパ部120の位置関係は固定され、カード1の安定した処理が可能となる。
次に、カードリーダ部110、カードホッパ部120のそれぞれの構成について具体的に説明する。
先ず、カードリーダ部110について説明する。
図6は本発明の一実施の形態におけるカードリーダのカードリーダ部を示す側断面図であり、図7は本発明の一実施の形態におけるカードリーダのカードリーダ部を示す上面図である。
7はカード1を搬送する搬送路で、搬送路7は、少なくとも一つのガイダー等で構成される。具体例として、カード1の両側部を固定ガイドと可動ガイドの二つのガイド6によって案内しながら搬送することが、カード1の安定した搬送性を維持できるので好ましい。
3は回転軸14に取り付けられた駆動ローラで、駆動ローラ3には従動ローラ8が対向している。従動ローラ8はコイルバネなどの弾性部材9によって搬送路7の方に付勢されている。この駆動ローラ3は回転軸14を介して後述する駆動手段によって駆動力が伝達される。この駆動ローラ3と従動ローラ8でカード1を挟み込みカード1を搬送路7内で移動させる。
200は搬送路7に出没自在に設けられた印字ユニットで、印字ユニット200には印字部37と矯正ローラ36,38が設けられている。印字部37,矯正ローラ36,38にはそれぞれ駆動するローラ31,28,34が対向している。印字ユニット200は後述の駆動手段によって駆動され、カード1上に所定のキャラクタなどを印字する際には印字ユニット200は搬送路7に突出し、カード1を矯正ローラ36,38とそれらローラに対向するローラ28,34で挟み込んで、カード1の曲がり等を矯正(反り等が発生している場合には反りを矯正する)し、印字部37でカード1上に印字するので、良好な印字品質を得ることができる。
また、カード1上に所定のキャラクタを印字しない場合には、印字ユニット200は搬送路7から後退し、カード1は矯正ローラ36,38とローラ28,34で挟み込まれず、しかも印字部37とローラ31にも挟み込まれないので、スムーズにカード1の搬送が行われる事になる。印字部37としては、サーマルヘッドやインクジェットヘッド等が好適に用いられ、カード1の表示部としてリライト層を用いた場合にはサーマルヘッドを用い、カード1の表示部として追記式のものを用いる場合には、サーマルヘッドやインクジェットヘッドのいずれか一方が用いられる。また、カードの曲がりや反りを矯正する手段として、矯正ローラ36,38とローラ28,34を用いたが、例えば、搬送路7に出没する平板でカード1の曲がり等を矯正したりすることもできる。
75は印字部37を搬送路7の方に付勢する弾性部で、弾性部75は例えばコイルバネなどが好適に用いられる。弾性部75は印字部37に設けられたシャフト61に直接力を加えている。
76,77はそれぞれ矯正ローラ36,38に加重を加える弾性部で、弾性部76,77はコイルバネなどが好適に用いられる。この様に印字部37,矯正ローラ36,38に個別に弾性部75,76,77にて押圧力を付加することができるので、各種弾性部の押圧力を変えることによって、矯正ローラ36,38からカード1に加えられる押圧力を非常に大きくでき、しかも印字部37からカード1に加えられる押圧力を小さくすることができる。この構成によって、矯正ローラ36,38から大きな押圧力をカード1に加えることで、カード1の曲がりなどの矯正を確実に行うことができ、しかも印字部37におけるカード1の接触圧力を最適化する事ができるので、印字部37(特にサーマルヘッドを用いた場合)の摩耗性を低減させることができるので、安定した印字品質、印字部37の寿命を長くすることができる。
また、本実施の形態では、利便性や構造の簡略化等のために矯正ローラ36,38を印字ユニット200に設け、印字部37とともに、搬送路7に出没自在になるように構成したが、矯正ローラ36,38は、印字ユニット200に一体に設けずに、別体とし、個別に搬送路7に出没自在になるように構成しても良い。この様な構成にすることで、多少構造が複雑になるものの、良好な印字品質とカード1の搬送路7内のスムーズな移動が可能となる。
更に、本実施の形態では、矯正ローラ36,38の2つの矯正ローラを用いたが、少なくとも一つの矯正ローラを用いることでも十分な矯正効果を得ることができる。例えば、矯正ローラ38を設けずに矯正ローラ36のみを設ける構成である。なお、矯正ローラの数を増やせば、矯正効果は向上するが、小型化等を考慮すると、矯正ローラ38は4個以下とする事が好ましい。
56はカード1からデータを読み出すかカード1にデータを記録する少なくとも一つの動作を行うデータ記録再生部で、本実施の形態では、データ記録再生部56として磁気ヘッドを用いた。このデータ記録再生部56に磁気ヘッドを用いた場合には、カード1には磁気ストライプが設けられる構成となっている。なお、データ記録再生部56としては、磁気ヘッド以外に光学的にデータを記録か再生の少なくとも一方を行う光学ヘッド(この場合には、カード1には光ストライプやバーコード等が設けられている。)を用いても良い。
58はデータ記録再生部56(本実施の形態では磁気ヘッド)に対向する押圧ローラである。押圧ローラ58は固定されず、データ記録再生部56側に対して、弾性を有している。よって、カード1はデータ記録再生部56及び押圧ローラ58の双方から確実に挟み込まれ、確実なデータの記録か再生の少なくとも一方を行うことができる様構成されている。
このように、データ記録再生部56と、これに対向する押圧ローラ58の双方がカード1を確実に挟み込み、かつ、押圧ローラ58が弾性を有しているので、カード1の厚みの変化に対応することができる。
4は回転軸15に設けられた駆動ローラで、駆動ローラ4には従動ローラ10が対向している。従動ローラ10はコイルバネなどの弾性部材11によって搬送路7の方に付勢されている。この駆動ローラ4は回転軸15を介して後述する駆動手段によって駆動力が伝達される。この駆動ローラ4と従動ローラ10でカード1を挟み込みカード1を搬送路7内で移動させる。
201は搬送路7に出没自在に設けられた消去ユニットで、消去ユニット201は、カード1の表示部に可逆性の表示手段を用いた場合に設けられるものである。すなわち、印字ユニット200でカード1に印字し、その印字したものを消去する場合にはこの消去ユニット201で消去する。例えば、カード1の表示部に熱可逆性のリライト層などを用いた場合には、消去ユニット201としては、カード1の表示を所定の温度に加熱する加熱手段が搭載される。なお、カード1にキャラクタを追記してキャラクタ等を消去する必要がない場合には、この消去ユニットは不要になる。
消去ユニット201には消去部49と矯正ローラ48,50が設けられている。消去部49,矯正ローラ48,50にはそれぞれ駆動するローラ43,40,46が対向している。ローラ43,40,46にはそれぞれ回転軸43a,40a,46aが設けられている。消去ユニット201は後述の駆動手段によって駆動され、カード1上に画像形成された所定のキャラクタなどを消去する際には消去ユニット201は搬送路7に突出し、カード1を矯正ローラ48,50とそれらローラに対向するローラ40,46で挟み込んで、カード1の曲がり等を矯正(反り等が発生している場合には反りを矯正する)し、消去部49でカード1上に形成された画像等を消去するので、良好な消去品質を得ることができる。
また、カード1上に所定のキャラクタを消去しない場合には、消去ユニット201は搬送路7から後退し、カード1は矯正ローラ48,50とローラ40,46で挟み込まれず、しかも消去部49とローラ43にも挟み込まれないので、スムーズにカード1の搬送が行われる事になる。消去部49としては、発熱抵抗体(基板上に発熱体を設け、その発熱体を覆うようにガラスやシリカ等の保護膜を設けた構成のヒータ等)等が好適に用いられる。また、カード1の曲がりや反りを矯正する手段として、矯正ローラ48,50とローラ40,46を用いたが、例えば、搬送路7に出没する平板でカード1の曲がり等を矯正したりすることもできる。
93は消去部49を搬送路7の方に付勢する弾性部で、弾性部93は例えばコイルバネなどが好適に用いられる。弾性部93は消去部49に設けられたシャフト80に直接力を加えている。
94,95はそれぞれ矯正ローラ48,50に加重を加える弾性部で、弾性部94,95はコイルバネなどが好適に用いられる。この様に消去部49,矯正ローラ48,50に個別に弾性部93,94,95にて押圧力を付加することができるので、各種弾性部の押圧力を変えることにより、矯正ローラ48,50からカード1に加えられる押圧力を非常に大きくでき、しかも消去部49からカード1に加えられる押圧力を小さくすることができる。この構成によって、矯正ローラ48,50から大きな押圧力をカード1に加えることで、カード1の曲がりなどの矯正を確実に行うことができ、しかも消去部49におけるカード1の接触圧力を最適化する事ができるので、消去部49(特に発熱抵抗体を用いた場合)の摩耗性を低減させることができるので、安定した消去特性、消去部49の寿命を長くすることができる。
また、本実施の形態では、利便性や構造の簡略化等のために矯正ローラ48,50を消去ユニット201に設け、消去部49とともに、搬送路7に出没自在になるように構成したが、矯正ローラ48,50は、消去ユニット201に一体に設けずに、別体とし、個別に搬送路7に出没自在になるように構成しても良い。この様な構成にすることで、多少構造が複雑になるものの、良好な消去品質とカード1の搬送路7内のスムーズな移動が可能となる。
更に、本実施の形態では、矯正ローラ48,50の2つの矯正ローラを用いたが、少なくとも一つの矯正ローラを用いることでも十分な矯正効果を得ることができる。例えば、矯正ローラ50を設けずに矯正ローラ48のみを設ける構成である。なお、矯正ローラ48の数を増やせば、矯正効果は向上するが、小型化等を考慮すると、矯正ローラ48は4個以下とする事が好ましい。
5は回転軸16に取り付けられた駆動ローラで、駆動ローラ5には従動ローラ12が対向している。従動ローラ12はコイルバネなどの弾性部材13によって搬送路7の方に付勢されている。この駆動ローラ5は回転軸16を介して後述する駆動手段によって駆動力が伝達される。この駆動ローラ5と従動ローラ12でカード1を挟み込みカード1を搬送路7内で移動させる。
5aは回転軸16aに取り付けられた駆動ローラで、駆動ローラ5aには従動ローラ12aが対向している。従動ローラ12aはコイルバネなどの弾性部材13aによって搬送路7の方に付勢されている。この駆動ローラ5aと従動ローラ12aでカード1を挟み込みカード1を搬送路7内で移動させる。
51は各駆動ローラを駆動する駆動部で、駆動部51としてはモータなどが好適に用いられる。
2aは挿入口であり、後述するカードホッパ部120から搬送されたカード1は、挿入口2aからカードリーダ部110の内部に取り込まれる。
以下、カードリーダ部110の動作について、図6及び図7を用いて説明する。
まず駆動部51が駆動すると、駆動部51に設けられたギア52が回転し、その駆動力はギア53,54を介してギア55に伝達され、ギア55には回転軸16が固定されているので、ギア55の回転に伴って回転軸16も回転し、その結果駆動ローラ5が回転する。回転軸16にはギア55を設けた側と反対側にプーリ19が設けられ、回転軸16の回転とともにプーリ19が回転する。プーリ19にはベルト21がプーリ18との間に掛けられており、プーリ19の回転はベルト21を介してプーリ18に伝達される。プーリ18には回転軸15が取り付けられており、プーリ18の回転によって、回転軸15も回転し、回転軸15に設けられている駆動ローラ4も回転する。更にプーリ18には、ベルト20がプーリ17との間に掛けられており、プーリ18の回転はベルト20を介してプーリ17に伝達される。プーリ17には回転軸14が取り付けられており、プーリ17の回転によって、回転軸14も回転し、回転軸14に設けられている駆動ローラ3も回転する。回転軸14にはプーリ17を設けた側と反対側にプーリ22が設けられ、回転軸14の回転と共にプーリ22が回転する。プーリ22にはベルト26がプーリ25に掛けられ、従って、プーリ22の回転によってプーリ25も回転する。プーリ25の内側には一体にギアが設けられ、アイドラを介してギア41に伝達され、回転軸40aを回転させ、それに伴って回転軸40aに取り付けられたローラ40が回転し、更にギア41の回転はアイドラを介してギア44に伝達され、回転軸43aを回転させ、それに伴って回転軸43aに取り付けられたローラ43が回転し、更に、ギア44の回転はアイドラを介してギア47に伝達され、回転軸46aを回転させ、それに伴って、回転軸46aに取り付けられたローラ46が回転する。
また、別の経路で、プーリ25の回転はアイドラを介してギア29に伝達され、回転軸28aを回転させ、それに伴って回転軸28aに取り付けられたローラ28が回転し、更にギア29の回転はアイドラを介してギア32に伝達され、回転軸31aを回転させ、それに伴って回転軸31aに取り付けられたローラ31が回転し、更に、ギア32の回転はアイドラを介してギア35に伝達され、回転軸34aを回転させ、それに伴って、回転軸34aに取り付けられたローラ34が回転する。
この様に、駆動部51を駆動させることで、駆動ローラ3,4,5及びローラ34,31,28,40,43,46を回転駆動させ、カード1を搬送路7内で移動させ、カード1上に所定のキャラクタ等を印字か或いは消去するか、もしくはデータの記録・再生の少なくとも一方の動作を行わせる。また、駆動部51の回転方向を制御することで、カード1を挿入口2a側から排出口2側の方へ搬送路7内において移動させたり、その逆方向に移動させたりする。
次に、カードホッパ部120について説明する。
図8は本発明の一実施の形態におけるカードリーダのカードホッパ部を示す斜視図である。
カードホッパ部120には、ホッパ部121に積層され蓄積されたカード1をカードリーダ部110に供給口122を介して供給するための駆動手段を備えている。駆動手段はプーリ123、124、125、126、127と、これらのプーリ群のそれぞれの回転軸に取り付けられたローラ群、及び、プーリ123、124、125、126を連接するベルト128、更に、プーリ124、127を連接するベルト129、そして、駆動部であるモータ130とで構成されている。
モータ130により、その回転軸に取り付けられたプーリ124が回転し、この回転はベルト128を介して、プーリ124、125、126が回転する。更に、プーリ124の回転はベルト129によって、プーリ127に伝達される。これらのプーリ群が回転によって、それぞれの回転軸に取り付けられたローラ群が回転し、ホッパ部121の最下層にあるカード1が抜き出されて、供給口122からカードリーダ部110の挿入口2aに搬出される。
また、調整ナット131は、プーリ127に固定され、この調整ナット131を回転させることで、カード1を手動にて搬送することもできる。この調整ナット131を備えたことによって、カード1が搬送途中で詰まった場合にも、カードホッパ部120を分解することなく、カード1の取り出しが可能となる。
次に、カードリーダ100におけるカード1の処理方法の一例を説明する。
まず、カードホッパ部120において、モータ130により、プーリ群の回転軸に取り付けられたローラ群が回転し、ホッパ部121の最下層にあるカード1が抜き出されて、供給口122からカードリーダ部110の挿入口2aに搬出される。
次に、駆動部51を回転駆動させ、それにともなって、駆動ローラ3,4,5及びローラ31,34,28,40,43,46を回転させることで、カード1をカードリーダ部110の内部に取り込む。
そして、排出口2側に向かってカード1は搬送され、データ記録再生部(本実施の形態の場合磁気ヘッド)56でカード1にデータを記録する。
その後に制御部は駆動部51の回転を反対方向にし、カード1を挿入口2aの方向に移動させ、その時にカード1に記録したデータを読み取り、データの記録ミスが無いかどうかチェックする(ベリファイ)。
なお、この時、カード1にデータの記録再生の少なくとも一方を行う動作の最中には、印字ユニット200と消去ユニット201は搬送路7から退却しており、従って、各矯正ローラ及び印字部37と消去部49も搬送路7から後退しているので、カード1の移動がスムーズに行われ、データの記録かまたは再生に支障をきたすことはなく、しかもカード1は強い押圧力でカード1を挟み込む各矯正ローラとほぼ非接触とすることができるので、カード1と各矯正ローラの接触時間を短くすることができるので、カード1の寿命を長くすることなどができる。
次に、カード1のベリファイが終了した後に、カード1は搬送路7の挿入口2a側まで移動し、再度、カード1を排出口2側の方向へ移動させるとともに、消去ユニット201を搬送路7の方へ移動させ、カード1を矯正ローラ48,50で挟み込んでカード1の曲がりなどを矯正し、消去部49にてカード1に印字されたキャラクタなどを消去する。この時、矯正ローラ48,50にてカード1の曲がりなどを矯正するので、優れた消去特性を得ることができる。
次に、カード1に所定のキャラクタ等を印字する必要がある場合には、印字ユニット200を搬送路7の方へ移動させる。この時、カード1は矯正ローラ36,38によって、カード1の曲がりなどが矯正されて、印字部37にて所定のキャラクタを印字して、カード1を排出口2から外部へ排出する。
そして、カードホッパ部120のホッパ部121に配置されたカード1の全処理が完了するまで、この動作を繰り返し行う。
このように、本実施の形態によるカードリーダ100によれば、搬送系も簡単な機構となっており、外装ベース101と外装蓋102とで構成される筐体内に、カードリーダ部110、カードホッパ部120が収納されているので、コンパクトなものとなる。
更に、外装ベース101にカードリーダ部110、カードホッパ部120が固定配置されるため、搬送路の連係にブレを生じることがなく、耐振動性能を向上させることができ、カードの安定した処理を可能とすることができる。
本発明に係るカードリーダは、コンパクトでメンテナンスに優れることが求められるようなカード等の情報記録媒体に、データの記録か再生の少なくとも一方を行うカードリーダに適用することができる。
本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す正面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す上面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す背面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側断面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダのカードリーダ部を示す側断面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダのカードリーダ部を示す上面図 本発明の一実施の形態におけるカードリーダのカードホッパ部を示す斜視図
符号の説明
1 カード
2 排出口
2a 挿入口
3,4,5,5a 駆動ローラ
7 搬送路
37 印字部
49 消去部
51 駆動部
56 データ記録再生部
100 カードリーダ
110 カードリーダ部
120 カードホッパ部
200 印字ユニット
201 消去ユニット

Claims (5)

  1. カードを蓄積するカードホッパ部と、前記カードホッパ部から供給されたカードを搬送する搬送路と、カードを前記搬送路内で移動させる搬送手段と、前記搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに可視画像を形成する画像形成手段と、カードに形成された可視画像を消去する画像消去手段とを備えたカードリーダ部と、前記カードホッパ部と、前記カードリーダ部とを内部に収納する筐体とを備えたことを特徴とするカードリーダ。
  2. 前記筐体は前記カードリーダ部とカードホッパ部とを固定する外装ベースと、前記外装ベースに着脱可能な外装蓋とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のカードリーダ。
  3. カードが排出される排出口に傾斜部を備えたことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載のカードリーダ。
  4. 前記カードホッパ部の前記カードリーダ部へカードを供給する駆動手段に、手動駆動用の調整ナットを備えたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のカードリーダ。
  5. 前記カードリーダ部の搬送路に固定ガイドと可動ガイドを設け、前記二つのガイドによってカードの両側部を案内しながら搬送することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のカードリーダ。
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