JP3642203B2 - カードリーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード等の情報記録媒体に、データの記録か再生の少なくとも一方を行うカードリーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来のカードリーダを示す側断面図であり、以下図14を用いて説明する。
【0003】
カード1には、熱可逆性材料等を設けたリライトカードが用いられる。リライトカードは、例えば所定の温度以上に加熱することで、可視的な像などを形成し、所定の温度範囲内にカードの温度を所定時間加熱することで、その形成された像などを不可視にする構成を有するものである。
【0004】
挿入口2から挿入されたカード1は、ガイダー6で構成された搬送路7内を駆動ローラ3,4,5とその各駆動ローラに対向する押圧ローラ8,10,12により搬送される。
【0005】
56はカードに磁気的な情報を記録か又は再生するデータ記録再生部、58は磁気ヘッド56に対向する磁気ヘッド押圧ローラである。カード1に印字する印字部37はサーマルヘッドホルダ60に取り付けられ軸96により回動する。
【0006】
更にカードに印字された情報を消去する消去部49は消去ヘッドホルダ79に取り付けられ、消去ヘッドホルダ79は軸97によりサーマルヘッドホルダ60に連結されサーマルヘッド37と連動する。
【0007】
サーマルヘッド37と消去ヘッド49は、昇降モータ98によりカム99を介して搬送路7から突出、待避する様に構成されている。
【0008】
カード1に印字・消去する場合、サーマルヘッド37、消去ヘッド49は、各ホルダーに掛けられたバネにより、サーマルヘッド37と対向する位置に設けられたプラテン31、消去ヘッド49に対向する位置に設けられたローラ43にカード1を介して押圧付勢され、搬送路7内に突出し所定の情報をカード1上に、印字・消去する。
【0009】
印字消去が終了した場合、昇降モータ98によりカム99を介してサーマルヘッド37と消去ヘッド49は搬送路7から待避する。
【0010】
カード1に印字などを行う場合には、カード1に曲がり等が生じている場合には、うまくカード1上に所定の文字などを印字する事ができない場合があったので、サーマルヘッド37の直前などに、カード1の曲がりを矯正するローラを等を設けることがなされていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の構成では、カード1の曲がりを矯正するためのローラは非常に強い押圧力によって、カード1を押さえなければカード1の曲がり等を修正し良好な印字品質を得ることはできないが、カードを矯正するためのローラの押圧力が大きいと、カード1に印字などを行わないときには、磁気ヘッド56でのデータの記録再生がうまくいかないことや、搬送路7でのカード搬送がうまく行かないときがあり、問題点があった。
【0012】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、カードの曲がりを矯正できかつカードが搬送路内でスムーズに移動できるカードリーダを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カードに印字を施す際には、カードの曲がりや反りなどを矯正する矯正手段を搬送路に出没自在とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1に係る発明では、カードの搬送路と、カードを前記搬送路内で移動させる搬送手段と、前記搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに視覚的に画像を形成する画像形成手段と、前記搬送路に出没自在に設けられ前記カードの反りや曲がりなどを矯正する矯正手段とを備え、少なくとも前記画像形成手段にてカードに画像形成する場合には、前記矯正手段は前記搬送路に突出しカードの反りや曲がりなどを矯正するとともに、カードに画像を形成し、前記矯正手段を画像形成手段の近傍であって画像形成手段の前後の少なくとも一方に設けると共に、前記矯正手段として、一対のローラで構成し、一方のローラを搬送路に出没自在にし、前記一方のローラと他方のローラでカードを挟み込んでカードの矯正を行うカードリーダであって、少なくともデータ記録再生手段にてカードにデータを記録するかカードからデータの再生をする動作の場合には、前記矯正手段は搬送路から後退し、前記画像形成手段と一方のローラの間隔を8mm〜40mmとし、前記一方のカード押圧力を0.8Kg〜1.8Kgとするとともに、前記画像形成手段のカード押圧力を0.2Kg〜0.75Kgとした事によって、少なくともカードに画像などを形成しない場合には、矯正手段は搬送路から後退させる事ができるので、カードを搬送路内で移動させるときに、カードの搬送に支障を来すことなく、スムーズにカードを移動させることができるので、カードの損傷等を防止できる。また、確実にカードの曲がりなどを矯正した後に画像形成を行えるので、カードに曲がりや反り等が生じていても、少なくともカードに画像を形成する際には、矯正手段によって、カードの曲がりや反りなどを矯正させることができるので、印字品質の良い画像を形成することができる。更に、簡単な構成でしかもカードに傷などを付けずにカードの曲がりなどを矯正できる。そして、カードにデータの記録・再生の少なくとも一方を行う際の不都合なども防止できる。更に、ローラの材料の選択等が行いやすくなるとともに、確実にカードの矯正効果を得ることができる。更に、確実なカードの矯正と画像形成手段の寿命を長くすることができる。
【0019】
請求項2に係る発明では、請求項1において、画像形成手段と一方のローラの間隔を11mm〜16mmとしたことによって、更にローラの材料の選択などが行いやすく、カードの矯正効果を更に向上させることができる。
【0024】
以下、本発明におけるの実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側断面図である。
【0025】
図1において、1はカードで、カード1にはデータの記録かもしくは再生の少なくとも一方を行うことが可能なメモリ部と、熱可逆性材料等を用いてキャラクタ等を印字・消去可能とした表示部が用いられている。メモリ部としては、磁気ストライブ、光学ストライプ、IC等が用いられる。表示部としては、リライト層を用いたり、ライトワンスの追記式のものなどが用いられる。
【0026】
なお、本明細書で記載しているカードとは、単なるカード状体のみならず、帯状体やシート状体のものも好適に用いられることは言うまでもない。
【0027】
2はカード1を挿入する挿入口、7はカード1を搬送する搬送路で、搬送路7は例えば少なくとも一つのガイダー等で構成されている。
【0028】
3は回転軸14に取り付けられた駆動ローラで、駆動ローラ3には従動ローラ8が対向している。従動ローラ8はコイルバネなどの弾性部材9によって搬送路7の方に付勢されている。この駆動ローラ3は回転軸14を介して後述する駆動手段によって駆動力が伝達される。この駆動ローラ3と従動ローラ8でカード1を挟み込みカード1を搬送路7内で移動させる。
【0029】
200は搬送路7に出没自在に設けられた印字ユニットで、印字ユニット200には印字部37と矯正ローラ36,38が設けられている。印字部37,矯正ローラ36,38にはそれぞれ駆動するローラ31,28,34が対向している。印字ユニット200は後述の駆動手段によって駆動され、カード1上に所定のキャラクタなどを印字する際には印字ユニット200は搬送路7に突出し、カード1を矯正ローラ36,38とそれらローラに対向するローラ28,34で挟み込んで、カード1の曲がり等を矯正(反り等が発生している場合には反りを矯正する)し、印字部37でカード1上に印字するので、良好な印字品質を得ることができる。
【0030】
また、カード1上に所定のキャラクタを印字しない場合には、印字ユニット200は搬送路7から後退し、カード1は矯正ローラ36,38とローラ28,34で挟み込まれず、しかも印字部37とローラ31にも挟み込まれないので、スムーズにカード1の搬送が行われる事になる。印字部37としては、サーマルヘッドやインクジェットヘッド等が好適に用いられ、カード1の表示部としてリライト層を用いた場合にはサーマルヘッドを用い、カード1の表示部として追記式のものを用いる場合には、サーマルヘッドやインクジェットヘッドのいずれか一方が用いられる。また、カードの曲がりや反りを矯正する手段として、矯正ローラ36,38とローラ28,34を用いたが、例えば、搬送路7に出没する平板でカード1の曲がり等を矯正したりすることもできる。
【0031】
75は印字部37を搬送路7の方に付勢する弾性部で、弾性部75は例えばコイルバネなどが好適に用いられる。弾性部75は印字部37に設けられたシャフト61に直接力を加えている。
【0032】
76,77はそれぞれ矯正ローラ36,38に加重を加える弾性部で、弾性部76,77はコイルバネなどが好適に用いられる。この様に印字部37,矯正ローラ36,38に個別に弾性部75,76,77にて押圧力を付加することができるので、各種弾性部の押圧力を変えることによって、矯正ローラ36,38からカード1に加えられる押圧力を非常に大きくでき、しかも印字部37からカード1に加えられる押圧力を小さくすることができる。この構成によって、矯正ローラ36,38から大きな押圧力をカード1に加えることで、カード1の曲がりなどの矯正を確実に行うことができ、しかも印字部37におけるカード1の接触圧力を最適化する事ができるので、印字部37(特にサーマルヘッドを用いた場合)の摩耗性を低減させることができるので、安定した印字品質、印字部37の寿命を長くすることができる。
【0033】
この時、矯正ローラ36,37の押圧力として0.8Kg〜1.8Kg(特に好ましくは0.9Kg〜1.5Kg)に設定する事が好ましい。押圧力が0.8Kg以下であるとカード1の曲がりなどを矯正する効果はあまりなく、1.8Kgを超えるとカード1の摩耗や破損などが発生する確率が高くなる。また、印字部37の押圧力は0.2Kg〜0.75Kg(特に好ましくは、0.3Kg〜0.70Kg)に設定する事が好ましい。押圧力が0.2Kg以下であると、カード1に印字されたキャラクタなどの印字品質が悪くなる事があり、押圧力が0.75Kg以上であると、カード1の摩耗や破損、或いは印字部37の摩耗などが顕著に発生する確率が高くなる。
【0034】
更に、印字部37のカード1との接触部と矯正ローラ36,38の回転中心との距離Lは8mm〜40mm(好ましくは11mm〜16mm)と設定する事が好ましい。距離Lが8mm以下であると、矯正ローラ36,38の直径が小さくなることで、その材質などの選択が非常に難しくなり、しかも組立性が悪くなる。距離Lが40mm以上であると、カード1に矯正ローラ36,38に押圧力が加えられ、カード1の曲がりなどが矯正されても、矯正ローラ36,38と印字部37との距離が長すぎるために、カード1の矯正効果が薄れてしまい、印字品質などの向上はあまり望めない。
【0035】
また、本実施の形態では、利便性や構造の簡略化等のために矯正ローラ36,38を印字ユニット200に設け、印字部37とともに、搬送路7に出没自在になるように構成したが、矯正ローラ36,38は、印字ユニット200に一体に設けずに、別体とし、個別に搬送路7に出没自在になるように構成しても良い。この様な構成にすることで、多少構造が複雑になるものの、良好な印字品質とカード1の搬送路7内のスムーズな移動を可能となる。
【0036】
更に、本実施の形態では、矯正ローラ36,38の2つの矯正ローラを用いたが、少なくとも一つの矯正ローラを用いることでも十分な矯正効果を得ることができる。例えば、矯正ローラ38を設けずに矯正ローラ36のみを設ける構成である。なお、矯正ローラの数を増やせば、矯正効果は向上するが、小型化等を考慮すると、矯正ローラ38は4個以下とする事が好ましい。
【0037】
56はカード1からデータを読み出すかカード1にデータを記録する少なくとも一つの動作を行うデータ記録再生部で、本実施の形態では、データ記録再生部56として磁気ヘッドを用いた。このデータ記録再生部56に磁気ヘッドを用いた場合には、カード1には磁気ストライプが設けられる構成となっている。なお、データ記録再生部56としては、磁気ヘッド以外に光学的にデータを記録か再生の少なくとも一方を行う光学ヘッド(この場合には、カード1には光ストライプやバーコード等が設けられている。)を用いても良いし、カード1が内部にICを搭載し、カード表面にICと接続された電極を有したいわゆる接触式のICカードの場合であれば、データ記録再生部56としてはカード1の表面に設けられた電極と接触する少なくとも一つの電極を有した構成となり、カード1が内部にICと無線でデータの授受を行うことができるアンテナ(コイルやコンデンサ)を有したいわゆる非接触ICカードの場合には、データ記録再生部56としてコイル状のアンテナや容量を発生させる部材を設けた構成となる。
【0038】
58はデータ記録再生部56(本実施の形態では磁気ヘッド)に対向する従動ローラでデータ記録再生部56は弾性部57にて従動ローラ58の方向に付勢されており、カード1はデータ記録再生部56によって従動ローラ58に押しつけ、確実なデータの記録か再生の少なくとも一方を行うことができる様構成されている。なお、弾性部57としてはコイルバネが好適に用いられる(図5参照)。
【0039】
4はほぼデータ記録再生部56と同軸上に設けられた駆動ローラで、駆動ローラ4には従動ローラ10が対向している。
【0040】
201は搬送路7に出没自在に設けられた消去ユニットで、消去ユニット201は、カード1の表示部に可逆性の表示手段を用いた場合に設けられるものである。すなわち、印字ユニット200でカード1に印字し、その印字したものを消去する場合にはこの消去ユニット201で消去する。例えば、カード1の表示部に熱可逆性のリライト層などを用いた場合には、消去ユニット201としては、カード1の表示を所定の温度に加熱する加熱手段が搭載される。なお、カード1にキャラクタを追記してキャラクタ等を消去する必要がない場合には、この消去ユニットは不要になる。
【0041】
消去ユニット201には消去部49と矯正ローラ48,50が設けられている。消去部49,矯正ローラ48,50にはそれぞれ駆動するローラ43,40,46が対向している。ローラ43,40,46にはそれぞれ回転軸43a,40a,46aが設けられている。消去ユニット201は後述の駆動手段によって駆動され、カード1上に画像形成された所定のキャラクタなどを消去する際には消去ユニット201は搬送路7に突出し、カード1を矯正ローラ48,50とそれらローラに対向するローラ40,46で挟み込んで、カード1の曲がり等を矯正(反り等が発生している場合には反りを矯正する)し、消去部49でカード1上に形成された画像等を消去するので、良好な消去品質を得ることができる。
【0042】
また、カード1上に所定のキャラクタを消去しない場合には、消去ユニット201は搬送路7から後退し、カード1は矯正ローラ48,50とローラ40,46で挟み込まれず、しかも消去部49とローラ43にも挟み込まれないので、スムーズにカード1の搬送が行われる事になる。消去部49としては、発熱抵抗体(基板上に発熱体を設け、その発熱体を覆うようにガラスやシリカ等の保護膜を設けた構成のヒータ等)等が好適に用いられる。また、カードの曲がりや反りを矯正する手段として、矯正ローラ48,50とローラ40,46を用いたが、例えば、搬送路7に出没する平板でカード1の曲がり等を矯正したりすることもできる。
【0043】
93は消去部49を搬送路7の方に付勢する弾性部で、弾性部93は例えばコイルバネなどが好適に用いられる。弾性部93は消去部37に設けられたシャフト80に直接力を加えている。
【0044】
94,95はそれぞれ矯正ローラ48,50に加重を加える弾性部で、弾性部94,95はコイルバネなどが好適に用いられる。この様に消去部49,矯正ローラ48,50に個別に弾性部93,94,95にて押圧力を付加することができるので、各種弾性部の押圧力を変えることにより、矯正ローラ48,50からカード1に加えられる押圧力を非常に大きくでき、しかも消去部49からカード1に加えられる押圧力を小さくすることができる。この構成によって、矯正ローラ48,50から大きな押圧力をカード1に加えることで、カード1の曲がりなどの矯正を確実に行うことができ、しかも消去部49におけるカード1の接触圧力を最適化する事ができるので、消去部49(特に発熱抵抗体を用いた場合)の摩耗性を低減させることができるので、安定した消去特性、消去部49の寿命を長くすることができる。
【0045】
この時、矯正ローラ48,50の押圧力として0.8Kg〜1.8Kg(特に好ましくは0.9Kg〜1.5Kg)に設定する事が好ましい。押圧力が0.8Kg以下であるとカード1の曲がりなどを矯正する効果はあまりなく、1.8Kgを超えるとカード1の摩耗や破損などが発生する確率が高くなる。また、消去部49の押圧力は0.2Kg〜0.75Kg(特に好ましくは、0.3Kg〜0.70Kg)に設定する事が好ましい。押圧力が0.2Kg以下であると、カード1に消去されたキャラクタなどの消去特性が悪くなる事があり、押圧力が0.75Kg以上であると、カード1の摩耗や破損、或いは消去部49の摩耗などが顕著に発生する確率が高くなる。
【0046】
更に、消去部49のカード1との接触部と矯正ローラ48,50の回転中心との距離Mは8mm〜40mm(好ましくは11mm〜16mm)と設定する事が好ましい。距離Mが8mm以下であると、矯正ローラ48,50の直径が小さくなることで、その材質などの選択が非常に難しくなり、しかも組立性が悪くなる。距離Mが40mm以上であると、カード1に矯正ローラ48,50に押圧力が加えられ、カード1の曲がりなどが矯正されても、矯正ローラ48,50と消去部49との距離が長すぎるために、カード1の矯正効果が薄れてしまい、消去特性などの向上はあまり望めない。
【0047】
また、本実施の形態では、利便性や構造の簡略化等のために矯正ローラ48,50を消去ユニット201に設け、消去部49とともに、搬送路7に出没自在になるように構成したが、矯正ローラ48,50は、消去ユニット201に一体に設けずに、別体とし、個別に搬送路7に出没自在になるように構成しても良い。この様な構成にすることで、多少構造が複雑になるものの、良好な消去品質とカード1の搬送路7内のスムーズな移動を可能となる。
【0048】
更に、本実施の形態では、矯正ローラ48,50の2つの矯正ローラを用いたが、少なくとも一つの矯正ローラを用いることでも十分な矯正効果を得ることができる。例えば、矯正ローラ50を設けずに矯正ローラ48のみを設ける構成である。なお、矯正ローラの数を増やせば、矯正効果は向上するが、小型化等を考慮すると、矯正ローラ38は4個以下とする事が好ましい。
【0049】
5は回転軸16に取り付けられた駆動ローラで、駆動ローラ5には従動ローラ12が対向している。従動ローラ12はコイルバネなどの弾性部材13によって搬送路7の方に付勢されている。この駆動ローラ5は回転軸16を介して後述する駆動手段によって駆動力が伝達される。この駆動ローラ5と従動ローラ12でカード1を挟み込みカード1を搬送路7内で移動させる。
【0050】
51は各駆動ローラを駆動する駆動部で、駆動部51としてはモータなどが好適に用いられる。
【0051】
図2は本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す上部平面図である。図2において、300は印字ユニット200を昇降させる駆動部で、駆動部300としてはモータなどが用いられる。301は消去ユニット201を昇降させる駆動部で、駆動部300としてはモータなどが用いられる。
【0052】
以下、カードリーダの動作について、図1〜図13を用いて説明する。
まず駆動部51が回転すると図3,図5等に示すように、駆動部51に設けられたギア52が回転し、その駆動力はギア53,54を介してギア55に伝達され、ギア55には回転軸16が固定されているので、ギア55の回転に伴って回転軸16も回転し、その結果駆動ローラ5が回転する。回転軸16にはギア55を設けた側と反対側にプーリ19が設けられ、回転軸16の回転とともにプーリ19が回転する。プーリ19にはベルト21がプーリ18との間に掛けられており、プーリ19の回転はベルト21を介してプーリ18に伝達される。プーリ18には回転軸15が取り付けられており、プーリ18の回転によって、回転軸15も回転し、回転軸15に設けられている駆動ローラ4も回転する。更にプーリ18には、ベルト20がプーリ17との間に掛けられており、プーリ18の回転はベルト20を介してプーリ17に伝達される。プーリ17には回転軸14が取り付けられており、プーリ17の回転によって、回転軸14も回転し、回転軸14に設けられている駆動ローラ3も回転する。回転軸14にはプーリ17を設けた側と反対側にプーリ22が設けられ、回転軸14の回転と共にプーリ22が回転する。プーリ22にはベルト26がプーリ25に掛けられ、従って、プーリ22の回転によってプーリ25も回転する。プーリ25の内側には一体にギア25aが設けられ、アイドラ39を介してギア41に伝達され、回転軸40aを回転させ、それに伴って回転軸40aに取り付けられたローラ40が回転し、更にギア41の回転はアイドラ42を介してギア44に伝達され、回転軸43aを回転させ、それに伴って回転軸43aに取り付けられたローラ43が回転し、更に、ギア44の回転はアイドラ45を介してギア47に伝達され、回転軸46aを回転させ、それに伴って、回転軸46aに取り付けられたローラ46が回転する。
【0053】
また、別の経路で、プーリ25の回転はアイドラ27を介してギア29に伝達され、回転軸28aを回転させ、それに伴って回転軸28aに取り付けられたローラ28が回転し、更にギア29の回転はアイドラ30を介してギア32に伝達され、回転軸31aを回転させ、それに伴って回転軸31aに取り付けられたローラ31が回転し、更に、ギア32の回転はアイドラ33を介してギア35に伝達され、回転軸34aを回転させ、それに伴って、回転軸34aに取り付けられたローラ34が回転する。
【0054】
この様に、駆動部51を回転させることで、駆動ローラ3,4,5及びローラ31,34,28,40,43,46を回転駆動させ、カード1を搬送路7内で移動させ、カード1上に所定のキャラクタ等を印字か或いは消去するか、もしくはデータの記録・再生の少なくとも一方の動作を行わせる。また、駆動部51の回転方向を制御することで、カード1を挿入口2側から駆動部51の方へ搬送路7内において移動させたり、その逆方向に移動させたりする。
【0055】
次に印字ユニット200及び消去ユニット201の動作について説明する。
まず、印字ユニット200について説明する。
【0056】
図1に示す駆動部300が駆動すると、駆動部300に設けられたギア74が回転し、その回転はアイドラ73を介してカム69に設けられたギア69aに伝達される。すると、図8に示すようにカム69は回転軸67に取り付けられており、しかも回転軸67には更にカム70が取り付けられているので、駆動部300の回転によってカム69,70が回転する事になる。回転軸67はシャーシ66に回転自在に取り付けられている。
【0057】
図6等に示すように、カム69,70には回転軸67から外周部までの距離が異なるような形状となっており、好ましくは図6等に示されるように外周部に段差を設けることが好ましい。また、カム69,70の回転によって、シャフト71が搬送路7に対して垂直方向に上下動するよう構成されている。カム69,70とシャフト71はシャフト71の両端に設けられたカムフォロアー72を介して連動する。カムフォロアー72は好ましくはシャフト71に回転自在に設ける事によって、カム69,70とシャフト71の摩擦を低減させることができる。
【0058】
シャフト71は印字ユニット200に固定されており、しかもシャーシ66に設けられた長孔66aに挿入されているので、シャフト71はシャーシ66に対しては上下動可能なように保持される。従ってシャフト71の上下動にともなって、印字ユニット200も上下動し、少なくとも印字部37は搬送路7に出没自在になる。また、印字ユニット200には2対の長孔(a),(b)が設けられており、この長孔(a),(b)にはシャフト61,62が可動自在に取り付けられている。なお、前述のようにシャフト61には弾性部75によって、搬送路7側に付勢されている。この時、印字部37はホルダ60を介してシャフト61,62に取り付けられている。更に印字ユニット200には、長孔dが設けられており、この長孔dにはシャフト67が挿入されている。これは、シャーシ66に設けられたシャフト67によって、印字ユニット200の上下動を阻害しないように設けられている。
【0059】
また、図8に示すように、印字ユニット200には長孔cが2つ設けられており、この2つの長孔cにはそれぞれシャフト64,65が可動自在に保持されている。シャフト64,65にはそれぞれ矯正ローラ36,38が設けられており、シャフト64,65には弾性部76,77によって、搬送路7側に付勢されている。
【0060】
以上の様に構成された印字ユニット200の動作について説明する。
まず、少なくともカード1に印字などを行わない場合等には、印字ユニット200は図6,図8に示すように、カムフォロアー72はカム69,70の回転軸67から離れた外周部が当接しており、この様な状態では、シャフト71は上方に押し上げられ、それに伴って、印字ユニット200も搬送路7から離れて配置されることになる。
【0061】
少なくともカード1に印字などを行う場合には、駆動部300は図示していない制御部などから印字指令などが送られてくると、駆動部300は図6,図8に示す矢印方向に回転し、それに伴って図7,図9に示すようにカムフォロアー72はカム69,70の回転軸67に近い外周部が当接し、最終的には離れることになり、シャフト71は各弾性部の付勢力により搬送路7側に移動し、それに伴って印字ユニット200も搬送路7側に移動する。すると、図7に示すように印字部37はカード1をローラ31との間に挟み込み、所定の印字を行うとともに、図9に示すように矯正ローラ36,38もカード1をローラ28,34の間に挟み込んでカードの曲がりなどを矯正する。
【0062】
印字動作が終了すると、駆動部300は再び回転しカム69,70を図7,図9に示す矢印方向に回転させて、図6,図8に示す様に、カムフォロアー72とカム69,70の回転軸67から離れた外周面と当接するようになり、印字ユニットは搬送路7から離れる。
【0063】
次に消去ユニット201について説明する。
図1に示す駆動部301が駆動すると、駆動部301に設けられたギア92が回転し、その回転はアイドラ91を介してカム87に設けられたギア87aに伝達される。すると、図12に示すようにカム87は回転軸85に取り付けられており、しかも回転軸85には更にカム88が取り付けられているので、駆動部301の回転によってカム87,88が回転する事になる。回転軸85はシャーシ66に回転自在に取り付けられている。
【0064】
図10等に示すように、カム87,88には回転軸85から外周部までの距離が異なるような形状となっており、好ましくは図10等に示されるように外周部に段差を設けることが好ましい。また、カム87,88の回転によって、シャフト89が搬送路7に対して垂直方向に上下動するよう構成されている。カム87,88とシャフト89はシャフト89の両端に設けられたカムフォロアー90を介して連動する。カムフォロアー90は好ましくはシャフト89に回転自在に設ける事によって、カム87,88とシャフト89の摩擦を低減させることができる。
【0065】
シャフト89は消去ユニット201に固定されており、しかもシャーシ66に設けられた長孔66bに挿入されているので、シャフト89はシャーシ66に対しては上下動可能なように保持される。従ってシャフト89の上下動にともなって、消去ユニット201も上下動し、少なくとも消去部49は搬送路7に出没自在になる。また、消去ユニット201には2対の長孔(a),(b)が設けられており、この長孔(a),(b)にはシャフト80,81が可動自在に取り付けられている。なお、前述のようにシャフト80は弾性部93によって、搬送路7側に付勢されている。この時、消去部49はホルダ79を介してシャフト80,81に取り付けられている。
【0066】
また、図12に示すように、消去ユニット201には長孔(c),(d)が2対設けられており、この2つの長孔(c),(d)にはそれぞれシャフト83,84が可動自在に保持されている。シャフト83,84にはそれぞれ矯正ローラ48,50が設けられており、シャフト83,84は弾性部94,95によって、搬送路7側に付勢されている。
【0067】
以上の様に構成された消去ユニット201の動作について説明する。
まず、少なくともカード1に印字されたキャラクタなどを消去しない場合等には、消去ユニット201は図10,図12に示すように、カムフォロアー90にはカム87,88の回転軸85から離れた外周部が当接しており、この様な状態では、シャフト89は上方に押し上げられ、それに伴って、消去ユニット201も搬送路7から離れて配置されることになる。
【0068】
少なくともカード1に印字されたキャラクタなどを消去する場合には、駆動部301は図示していない制御部などから印字指令などが送られてくると、駆動部301は図10,図12に示す矢印方向に回転し、それに伴って図11,図13に示すようにカムフォロアー90はカム87,88の回転軸85に近い外周部が当接し、最終的には離れることになり、シャフト89は各弾性部の付勢力により搬送路7側に移動し、それに伴って消去ユニット201も搬送路7側に移動する。すると、図11に示すように消去部49はカード1をローラ43との間に挟み込み、キャラクタの消去を行うとともに、図13に示すように矯正ローラ48,50もカード1をローラ40,46の間に挟み込んでカード1の曲がりなどを矯正する。
【0069】
消去動作が終了すると、駆動部301は再び回転しカム87,88を図11,図13に示す矢印方向に回転させて、図10,図12に示す様に、カムフォロアー90とカム87,88の回転軸85から離れた外周面と当接するようになり、消去ユニット201は搬送路7から離れる。
【0070】
本実施の形態では、シャーシ66とシャーシ23に分割し、シャーシ66とシャーシ23を回動自在に取り付ける事によって、搬送路7内でカード1が詰まったり、内部のメンテナンスのために例えばシャーシ66を回働軸を中心に回動させることで、搬送路7をむき出しにする事ができる。この時、駆動部51を設置側となるシャーシ23に設け、駆動部300,301をシャーシ66に設ける事によって、全体の重量バランスが良くなり、搬送路7をむき出しにする動作などがやりやすくなる。
【0071】
次にカード1の処理方法の一例を説明する。
まず、挿入口2の近傍に設けられた図示していないセンサ(光センサなど)によって、カード1の挿入が検知されると、図示していない制御部は、まず、駆動部51を回転駆動させ、それにともなって、駆動ローラ3,4,5及びローラ31,34,28,40,43,46を回転させることで、カード1を装置内部に取り込む。その後、カード1はデータ記録再生部(本実施の形態の場合磁気ヘッド)56でカードに記録されているデータを読み取り、その後に制御部は駆動部51の回転を反対方向にし、カード1を挿入口2の方向に移動させ、その時データ記録再生部56にてデータを書き込む。更にその後、制御部は再び駆動部51の回転を逆方向に回転させ、カード1を駆動部51側に移動させ、その時にカードに記録したデータを再度読み取り、データの記録ミスが無いかどうかチェックする(ベリファイ)。この様にカード1にデータの記録再生の少なくとも一方を行う動作の最中には、印字ユニット200と消去ユニット201は搬送路7から退却しており、従って、各矯正ローラ及び印字部37と消去部49も搬送路7から後退しているので、カード1の移動がスムーズに行われ、データの記録かまたは再生に支障をきたすことはなく、しかもカード1は強い押圧力でカードを挟み込む各矯正ローラとほぼ非接触とすることができるので、カード1と各矯正ローラの接触時間を短くすることができるので、カード1の寿命を長くすることなどができる。
【0072】
次に、カード1のベリファイが終了した後に、カード1は搬送路7の後端部まで移動し、その後。カード1に印字されたキャラクタ等を消去する必要がある場合には、制御部は駆動部51を逆転させ、カード1を挿入口2側の方向へ移動させるとともに、駆動部301を駆動させて、消去ユニット201を搬送路7の方へ移動させ、カード1を矯正ローラ48,50で挟み込んでカード1の曲がりなどを矯正し、消去部49にてカード1に印字されたキャラクタなどを消去する。この時、矯正ローラ48,50にてカード1の曲がりなどを矯正するので、優れた消去特性を得ることができる。
【0073】
次にカード1に所定のキャラクタ等を印字する必要がある場合には、制御部は駆動部300を回転駆動させて、印字ユニット200を搬送路7の方へ移動させる。この時、カード1は矯正ローラ36,38によって、カードの曲がりなどが矯正されて、印字部37にて所定のキャラクタを印字して、カード1を挿入口から外部へ排出する。カード1の排出をセンサが検知したら、駆動部51の駆動をやめる。
【0074】
【発明の効果】
本発明は、カードに印字を施す際には、カードの曲がりや反りなどを矯正する矯正手段を搬送路に出没自在とした事によって、少なくともカードに画像などを形成しない場合には、矯正手段は搬送路から後退させる事ができるので、カードを搬送路内で移動させるときに、カードの搬送に支障を来すことなく、スムーズにカードを移動させることができるので、カードの損傷等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側断面図
【図2】本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す上部平面図
【図3】本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側面図
【図4】本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す側面図
【図5】本発明の一実施の形態におけるカードリーダを示す下部平面図
【図6】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図7】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図8】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図9】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図10】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図11】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図12】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図13】本発明の一実施の形態におけるカードリーダの拡大図
【図14】従来のカードリーダを示す側断面図
【符号の説明】
3,4,5 駆動ローラ
7 搬送路
28,34,31,40,43,46 ローラ
36,38,48,50 矯正ローラ
37 印字部
49 消去部
51,300,301 駆動部
56 データ記録再生部
200 印字ユニット
201 消去ユニット
Claims (2)
- カードの搬送路と、カードを前記搬送路内で移動させる搬送手段と、前記搬送路内に存在するカードにデータを記録する動作かカードからデータを再生する動作の少なくとも一方の動作を行うデータ記録再生手段と、カードに視覚的に画像を形成する画像形成手段と、前記搬送路に出没自在に設けられ前記カードの反りや曲がりなどを矯正する矯正手段とを備え、少なくとも前記画像形成手段にてカードに画像形成する場合には、前記矯正手段は前記搬送路に突出しカードの反りや曲がりなどを矯正するとともに、カードに画像を形成し、前記矯正手段を画像形成手段の近傍であって画像形成手段の前後の少なくとも一方に設けると共に、前記矯正手段として、一対のローラで構成し、一方のローラを搬送路に出没自在にし、前記一方のローラと他方のローラでカードを挟み込んでカードの矯正を行うカードリーダであって、
少なくともデータ記録再生手段にてカードにデータを記録するかカードからデータの再生をする動作の場合には、前記矯正手段は搬送路から後退し、
前記画像形成手段と一方のローラの間隔を8mm〜40mmとし、
前記一方のカード押圧力を0.8Kg〜1.8Kgとするとともに、前記画像形成手段のカード押圧力を0.2Kg〜0.75Kgとした事を特徴とするカードリーダ。 - 画像形成手段と一方のローラの間隔を11mm〜16mmとしたことを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。
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