JP2007188570A - 磁気ヘッドスライダ及びその製造方法、磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ヘッドスライダ及びその製造方法、磁気ディスク装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】薄膜抵抗体から成る研磨用ヒータ4を、記録再生素子2,3の近傍、例えば両側あるいは周囲に形成し、空気軸受面5の研磨中に通電して周囲の物質を膨張させる。研磨と通電を終了すると、研磨用ヒータ4が設置された部分はすり鉢状の凹部となり、記録再生素子2,3は相対的に突出した凸曲面上に位置する。その後、空気軸受面5に浅溝7,深溝8からなるステップ軸受を形成することにより、記録再生素子2,3が位置する素子パッド6aが凸形状の曲面を有する磁気ヘッドスライダ1が得られる。
【選択図】図5
Description
セラミック材のウエハの上部に磁気ヘッドを形成するステップと、
前記磁気ヘッドの上部で両端部よりも外側の位置に研磨用ヒータを形成するステップと、
前記ウエハをローバーに切断するステップと、
前記研磨用ヒータに通電し、前記ローバーの空気軸受面となる面を研磨するステップと、
前記研磨用ヒータの通電を停止し、前記空気軸受面となる面の空気流入端側に流入側レール面を、空気流出端側で前記磁気ヘッド素子を含む領域に流出側レール面を形成するステップと、
前記ローバーを前記磁気ヘッド素子単位に切り離すステップと、を含むことを特徴とする。
磁気ディスク媒体と、
空気流入端面と空気軸受面と空気流出端面を有するスライダと、スライダの空気流出端面に形成された磁気ヘッドと、磁気ヘッドの近傍に設けられた研磨用ヒータとを有し、前記空気軸受面には空気流入端側と空気流出端側にレール面が形成され、前記磁気ヘッドは前記空気流出端側のレール面に位置し、前記研磨用ヒータを用いた前記空気軸受面の研磨加工を経ることにより前記磁気ヘッドが位置する部分が前記スライダの幅方向に凸形状の曲面を成している磁気ヘッドスライダと、
を有することを特徴とする。
第一に、加工用ヒータ4を空気軸受面に投影した位置4pは、レール面6aの上ではなく、浅溝面7や深溝面8など、記録再生素子が設置された以外の面上にある。
第二に、加工用ヒータ4を空気軸受面に投影した位置4pは、レール面6aの終端より後方にある(図6の位置関係R2)。
第三に、加工用ヒータ4を空気軸受面に投影した位置4pは、スライダ幅方向に関して記録再生素子設置面の両側で、レール面6aの終端幅よりも外側にある(図6の位置関係R3)。
Claims (20)
- 空気流入端面と空気軸受面と空気流出端面を有するスライダと、該スライダの空気流出端面に形成された磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの近傍に設けられた研磨用ヒータとを有し、前記空気軸受面には空気流入端側と空気流出端側にレール面が形成され、前記磁気ヘッドは前記空気流出端側のレール面に位置し、前記研磨用ヒータを用いた前記空気軸受面の研磨加工を経ることにより前記磁気ヘッドが位置する部分が前記スライダの幅方向に凸形状の曲面を成していることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
- 請求項1記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側に設けられていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項1記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側で、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドよりも空気流出側に設けられていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項1記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側と、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドよりも空気流出側に設けられていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項1記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側と、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドの前後に設けられていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項1記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側を、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドの空気流出側を囲むように設けられていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項1記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
さらに、前記研磨用ヒータよりも前記磁気ヘッドに近接して浮上制御用ヒータが設けられていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項7記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータの配線が接続される電気接続端子と前記浮上制御用ヒータの配線が接続される電気接続端子が共用されていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項8記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータの配線と前記浮上制御用ヒータの配線が前記共用電気接続端子に並列に接続され、前記浮上制御用ヒータの抵抗値は前記研磨用ヒータの抵抗値の合計よりも大きいことを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - 請求項9記載の磁気ヘッドスライダにおいて、
前記研磨用ヒータの配線と前記共用電気接続端子との間にコンデンサが接続されていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。 - セラミック材のウエハの上部に磁気ヘッドを形成するステップと、
前記磁気ヘッドの上部で両端部よりも外側の位置に研磨用ヒータを形成するステップと、
前記ウエハをローバーに切断するステップと、
前記研磨用ヒータに通電し、前記ローバーの空気軸受面となる面を研磨するステップと、
前記研磨用ヒータの通電を停止し、前記空気軸受面となる面の空気流入端側に流入側レール面を、空気流出端側で前記磁気ヘッド素子を含む領域に流出側レール面を形成するステップと、
前記ローバーを前記磁気ヘッド素子単位に切り離すステップと、
を含むことを特徴とする磁気ヘッドスライダの製造方法。 - 請求項11記載の磁気ヘッドスライダの製造方法において、
前記磁気ヘッドを形成するステップの前に、前記ウエハの上部に浮上制御用ヒータを形成するステップをさらに含み、
前記研磨用ヒータの配線と前記浮上制御用ヒータの配線は共用電気接続端子に並列に接続され、前記浮上制御用ヒータの抵抗値は前記研磨用ヒータの抵抗値の合計よりも大きく設定されていることを特徴とする磁気ヘッドスライダの製造方法。 - 請求項12記載の磁気ヘッドスライダの製造方法において、
前記ローバーの空気軸受面となる面を研磨するステップの後、前記研磨用ヒータの配線を切断することを特徴とする磁気ヘッドスライダの製造方法。 - 請求項12記載の磁気ヘッドスライダの製造方法において、
前記研磨用ヒータの配線と前記共用電気接続端子との間にコンデンサを接続し、前記ローバーの空気軸受面となる面を研磨するステップにおいて前記共用電気接続端子に交流電流を供給することを特徴とする磁気ヘッドスライダの製造方法。 - 磁気ディスク媒体と、
空気流入端面と空気軸受面と空気流出端面を有するスライダと、該スライダの空気流出端面に形成された磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの近傍に設けられた研磨用ヒータとを有し、前記空気軸受面には空気流入端側と空気流出端側にレール面が形成され、前記磁気ヘッドは前記空気流出端側のレール面に位置し、前記研磨用ヒータを用いた前記空気軸受面の研磨加工を経ることにより前記磁気ヘッドが位置する部分が前記スライダの幅方向に凸形状の曲面を成している磁気ヘッドスライダと、
を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項15載の磁気ディスク装置において、
前記磁気ヘッドスライダの研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側に設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項15記載の磁気ディスク装置において、
前記磁気ヘッドスライダの研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側で、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドよりも空気流出側に設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項15記載の磁気ディスク装置において、
前記磁気ヘッドスライダの研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側と、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドよりも空気流出側に設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項15記載の磁気ディスク装置において、
前記磁気ヘッドスライダの研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側と、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドの前後に設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項15載の磁気ディスク装置において、
前記磁気ヘッドスライダの研磨用ヒータは、前記スライダの幅方向に関して前記磁気ヘッドの両側を、前記スライダの長手方向に関して前記磁気ヘッドの空気流出側を囲むように設けられていることを特徴とする磁気ディスク装置。
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