JP2007185797A - エアバッグカバーの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの増大を抑えることができて、かつ、破断予定部付近の意匠性も良好なエアバッグカバーを製造することができるエアバッグカバーの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明では、エアバッグカバーは、熱可塑性樹脂製とされて射出成形により製造される。エアバッグカバーの破断予定部は、エアバッグカバーの裏面側に設けられた凹溝によって形成される。エアバッグカバーを成形する成形型23が、キャビティ23aを形成する複数の割型24・25と、先端側で破断予定部の凹溝部位を形成可能な金属製の板状部材28と、を備える。板状部材28が、厚さ寸法を0.3〜1.5mmの範囲内として、先端側をキャビティ23a側に突出させ、元部側を、断熱材29A・29Bを介在させて、エアバッグカバーの裏面側における凹溝の近傍部位を成形する割型25に、固定されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、折り畳まれたエアバッグを覆うとともに、膨張時のエアバッグに押されて、薄肉の破断予定部を破断させて、エアバッグの突出用開口を形成する合成樹脂製のエアバッグカバーの製造方法に関する。
従来、熱可塑性樹脂製のエアバッグカバーでは、エアバッグに押された際に、扉部を開かせて突出用開口を形成できるように、扉部の周囲に薄肉の破断予定部を形成していた。この破断予定部は、エアバッグカバーの裏面側に破断予定部に沿って連続的に凹溝を設けることにより、構成されており、従来では、エアバッグカバーを射出成形により成形する際のキャビティを形成する2つの割型のうち、裏面側の割型に、凹溝に対応する断面略山形状の突起部を配設させて、破断予定部を形成していた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この突起部を割型と一体に構成する場合、エアバッグカバーの成形時に、この突起部の部位付近が、破断予定部の薄肉となる部位の成形材料を、周囲の部位を構成する成形材料より先に冷却させることとなって、成形されたエアバッグカバーにおける破断予定部の部位の表面側に、樹脂収縮差によるヒケやツヤムラ等を生じさせて、意匠性を低下させる虞れが生じていた。
そこで、突起部を、割型と別体として成形材料の注入時に引き込めておく構成とし、成形材料注入後にキャビティ内に突出させて、破断予定部を形成する構成のものがあった(例えば、特許文献2参照)。この突起部には、ヒータが内蔵されて、突起部の部分を局部的に加熱させて、破断予定部を形成する構成であった。
特開2002−103404公報 特開2003−326559公報
しかし、従来のエアバッグカバーの成形に用いられる金型では、突起部にヒータを内蔵させる必要があり、さらに、突起部をキャビティ内に出し入れする移動装置も必要であることから、金型の構造が複雑となって、製造コストの増大につながっていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、製造コストの増大を抑えることができて、かつ、破断予定部付近の意匠性も良好なエアバッグカバーを製造することができるエアバッグカバーの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグカバーの製造方法は、熱可塑性樹脂製とされて射出成形により製造されるとともに、折り畳まれたエアバッグを覆う構成とされ、膨張時のエアバッグに押されて薄肉の破断予定部を破断させて、エアバッグの突出用開口を形成するエアバッグカバーの製造方法であって、
破断予定部が、エアバッグカバーの裏面側に設けられた凹溝によって形成される部位を備え、
エアバッグカバーを成形する成形型が、
型締め時にエアバッグカバーを成形可能なキャビティを形成する複数の割型と、
先端側で破断予定部の凹溝部位を形成可能な金属製の板状部材と、
を備えて構成され、
板状部材が、厚さ寸法を0.3〜1.5mmの範囲内として、先端側をキャビティ側に突出させ、元部側を、断熱材を介在させて、エアバッグカバーの裏面側における凹溝の近傍部位を成形する割型に、固定されていることを特徴とする。
本発明に係るエアバッグカバーの製造方法では、破断予定部の凹溝を形成する板状部材が、元部側を、断熱材を介在させて、割型に固定される構成であることから、エアバッグカバーの成形時に、板状部材が、周囲の割型の温度の影響を受け難く、キャビティ内を流れる成形材料との間に温度差を生じさせるように冷却されることを防止できる。そして、本発明では、板状部材が、厚さ寸法を0.3〜1.5mmの薄肉に設定されて、断熱材を介在させた状態で割型に固定される構成であることから、この板状部材が、キャビティ内に流入する成形材料と接触すれば、直ちに、成形材料と略同一の温度となるように昇温しやすく、凹溝部位の近傍を構成する成形材料と他の部位を構成する成形材料との温度を、略同一に保つことができる。そのため、この破断予定部の部位を構成する成形材料が、他の部位を構成する成形材料よりも先に硬化することを防止できて、周囲の部位を構成する成形材料の硬化に伴って硬化することとなり、成形されたエアバッグカバー表面の破断予定部近傍となる部位に、樹脂収縮差によるヒケやツヤムラ等が発生することを防止できる。
すなわち、本発明では、破断予定部を形成する薄肉の板状部材を、断熱材を介在させて割型に固定させるだけで、成形されたエアバッグカバーの破断予定部の部位に、ヒケやツヤムラ等が発生して意匠性が低下することを抑えることができ、従来のごとく、突起部を移動させる移動装置や、突起部に内蔵されるヒータ等も不要であり、金型の製造コストの増大を抑えることができる。
したがって、本発明のエアバッグカバーの製造方法では、製造コストの増大を抑えることができて、かつ、破断予定部付近の意匠性も良好なエアバッグカバーを製造することができる。勿論、本発明のエアバッグカバーの製造方法では、凹溝を構成する板状部材が、0.3〜1.5mmの板厚としており、製造されたエアバッグカバーにおける破断予定部の凹溝部位を急激に薄くできることから、エアバッグの膨張時に応力集中を生じさせやすく、破断予定部の円滑な破断を確保することができる。
また、上記エアバッグカバーの製造方法において、エアバッグカバーを、突出用開口を塞ぎ可能とするとともに、エアバッグに押されて開き可能な扉部を、備える構成とし、
破断予定部を、凹溝部位に交差する交差部を備えるとともに、扉部の周囲を囲むように、凹溝部位と交差部とを配置させた構成とし、
成形型を、成形時のキャビティ内を流れる成形材料の流れを板状部材の配設方向に沿わせるように、キャビティ内に成形材料を注入するゲートを配設させる構成とし、
交差部を、成形型で成形した成形品に対して、後加工により、形成する構成とすることが好ましい。
上記構成のエアバッグカバーの製造方法では、成形材料注入時に、板状部材付近の成形材料の流れも良好となり、破断予定部の部位が薄肉でも、容易に、成形不良なくエアバッグカバーを成形することができる。
さらに、上記エアバッグカバーの製造方法において、エアバッグカバーを、裏面側における破断予定部の凹溝の近傍部位において、破断予定部の凹溝部位に沿って配置されて、折り畳んだエアバッグを収納するケースとともに折り畳んだエアバッグの側方を覆う側壁を、備える構成とし、断熱材を、側壁側に位置する部位を、他方側の部位よりキャビティ内に突出させるように、段差を設けて配設させる構成とすれば、側壁側で突出している断熱材により、板状部材を安定して支持させることができ、かつ、他方側の突出量の少ない断熱材側では、板状部材の成形材料に対する露出面積が大きくなって、エアバッグカバーの成形時においてキャビティ内に成形材料が流入した際に、板状部材を、一層迅速に昇温させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態で製造するエアバッグカバー10は、図1・2に示すように、助手席用エアバッグ装置Sに使用されるものであり、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性樹脂から射出成形によって製造される合成樹脂製として、助手席前方のインストルメントパネル(以下「インパネ」とする)2の上面2a側の開口2bに配設されている。
なお、本明細書での上下、前後、及び、左右の方向は、エアバッグカバー10の車両搭載状態を基準として、車両の直進状態における車両の上下、前後、及び、左右の方向に一致するものである。
また、助手席用エアバッグ装置Sは、折り畳まれたエアバッグ4と、エアバッグ4に膨張用ガスを供給するインフレーター7と、エアバッグ4及びインフレーター7を収納保持するケース8と、エアバッグ4をケース8に取り付けるためのリテーナ5と、折り畳まれたエアバッグ4を覆うエアバッグカバー10と、を備えて構成されている。
エアバッグ4は、膨張完了時の形状を、前端側を頂部とし、底面の後面側を乗員拘束部とする略四角錐形状とされている。このエアバッグ4は、車両への搭載時、助手席前方におけるインパネ2の上面2a側に折り畳まれて収納されて、膨張用ガスの流入時に、インパネ上面2aとインパネ2上方の図示しないウィンドシールドとの間を塞ぐように、上方へ突出するとともに後方側へ突出して、後面側の乗員拘束部によって、乗員を保護することとなる。
また、インフレーター7は、複数のガス吐出口7bを有した略円柱状の本体部7aと、インフレーター7をケース8に取り付けるためのフランジ部7cと、を備えて構成されている。
さらに、ケース8は、上端側に長方形状の開口を有した略直方体形状に形成され、インフレーター7を下方から挿入させて取り付ける略長方形板状の底壁部8aと、底壁部8aの外周縁から上方に延びる周壁部8bと、を備えて構成され、周壁部8bの上端には、エアバッグカバー10の側壁部20を係止する複数の係止爪8cが、形成されている。ケース8には、底壁部8aの部位に、車両のボディ1側に連結されるブラケット8dが、配設されている。
なお、エアバッグ4とインフレーター7とは、エアバッグ4内に配設される円環状のリテーナ5の複数のボルト5aが、エアバッグ4の開口4aの周縁4b、インフレーター7のフランジ部7c、及び、ケース底壁部8a、を貫通して、ナット6止めされることにより、ケース8に取り付けられている。
エアバッグカバー10は、インパネ2の開口2aを塞ぐように長方形板状の天井壁部11と、天井壁部11の下面(裏面)側から下方に延びる略四角筒形状の側壁部(側壁)20と、を備えて構成されている。側壁部20の前後の壁部20a・20bには、ケース周壁部8bの係止爪8cに周縁を係止させるための複数の係止孔20eが、形成されている。
天井壁部11は、側壁部20で囲まれた部位に配置される突出用開口部12と、その周囲の周縁部18と、を備えて構成されている。周縁部18には、エアバッグカバー10がインパネ2の開口2bを塞ぐように配設された際に、ガタツキを無くすように、開口周縁2cに係止される複数の係止脚18aが、下方へ突設されている。
突出用開口部12は、長方形板状として、前後2枚の扉部13・14を前後両側に開かせて、エアバッグ4の突出用の長方形状の開口12aを形成する部位としている。開き時の扉部13は、前縁側に配置されたヒンジ部15を回転中心として、上方へ向かいつつ前方側に開き、開き時の扉部14は、後縁側のヒンジ部15を回転中心として、上方へ向かいつつ後方側に開くこととなる。ヒンジ部15は、側壁部20の前後の壁部20a・20bの内側面の位置に、配置されている。
そして、扉部13・14の周囲には、図1〜6に示すように、膨張するエアバッグ4により押されて破断する破断予定部16が、形成されている。この破断予定部16は、突出用開口部12の裏面側に連続的に、凹溝を設けられて形成されており、実施形態の場合、突出用開口部12の左右両端側で、それぞれ、前後方向に沿って直線状に延びるように配置される2本の凹溝部位16b・16bと、凹溝部位16b・16bの前後方向の中間部位を連結するように、左右方向に沿って直線状に延びる交差部16aと、を設けて、上方から見て略H字形状に、構成されている。凹溝部位16b・16bは、側壁部20の左右の壁部20c・20dにおける内側面近傍となる位置に、配設されている。交差部16aは、実施形態の場合、エアバッグカバー10の成形後に、扉部13・14の境界部位にカッタを入れて切れ目を形成するようにして、構成されている。凹溝部位16bは、左右方向の開口幅寸法を略一定とした細溝状とされている。
扉部13・14は、図4〜6に示すごとく、周縁を全周にわたって、周囲に配置されるヒンジ部15や破断予定部16にかけて厚さ寸法を小さくするように、徐変させて、側壁部20近傍となる部位の厚さ寸法t4(図4・5参照)を、側壁部20の厚さ寸法t2(図4・5参照)と略同一とするように、構成されている。破断予定部16の凹溝部位16b近傍となる部位では、凹溝部位16bと側壁部20との間の部位が、凹溝部位16bの扉部13・14側となる部位よりも厚さ寸法を小さくして、段差を設けるように形成されており、この凹溝部位16bと側壁部20との間の部位が、最も厚さ寸法を小さくするように設定されて、厚さ寸法t4を、側壁部20の厚さ寸法t2と略同一とするように、構成されている。また、周縁部18は、図4〜6に示すごとく、側壁部20の外周側となる部位を、側壁部20側にかけて厚さ寸法を小さくするように、徐変させて、側壁部20近傍の部位の厚さ寸法t3(図4・5参照)を、側壁部20の厚さ寸法t2と、略同一とするように、構成されている。これは、エアバッグカバー10の射出成形時に、側壁部20近傍となるエアバッグカバー10の表面側に成形材料の収縮差によるヒケ等が生じて、成形したエアバッグカバー10の意匠性の低下を防止するためである。
実施形態のエアバッグカバー10では、扉部13・14における厚肉の部位及び周縁部18が、厚さ寸法t1を3.0〜4.0mmに設定され、側壁部20(前・後・左・右壁部20a・20b・20c・20d)が、厚さ寸法t2を、2.0〜3.0mmに設定されている(図4・5参照)。また、周縁部18における側壁部20近傍部位の厚さ寸法t3や、凹溝部位16bと側壁部20との間の部位の厚さ寸法(扉部13・14における側壁部20近傍の部位の厚さ寸法)t4は、側壁部20と略同一の2.0〜3.0mmに設定されている。破断予定部16における凹溝部位16bは、前後方向の中央部位での切り込みを最も深くし、前後両端側にかけて切り込みを浅くするように、徐変させて形成されている。すなわち、凹溝部位16bの配置位置において、天井壁部11は、前後方向の中央部位での残部の厚さ寸法を最も小さくし、前後両端側に欠けて厚さ寸法を大きくするように、構成されている。実施形態の場合、凹溝部位16bは、天井壁部11の残部の厚さ寸法t5(図5参照)を、前後方向の中央部位で0.8〜1.2mmとし、前後両端側で1.5〜2.0mmとするように、形成されている。また、破断予定部16における交差部16aも、左右方向の中央部位での切り込みを最も深くし、左右両端側にかけて切り込みを浅くするように、徐変させて形成されている。すなわち、交差部16aの配置位置において、天井壁部11は、左右方向の中央部位での残部の厚さ寸法を最も小さくし、左右両端側にかけて厚さ寸法を大きくするように、構成されている。実施形態の場合、交差部16aは、天井壁部11の残部の厚さ寸法t6(図4参照)を0.8〜1.4mmとするように、形成されている。
実施形態のエアバッグカバー10を射出成形して製造する際に使用する成形型23は、図7に示すように、成形するエアバッグカバー10の上下方向に沿って開閉する(実施形態の成形時には、実際には水平方向に沿って開閉する)2つの割型24・25と、破断予定部16における凹溝部位16bを構成する板状部材28と、を備えて構成されている。割型24は、エアバッグカバー10の表面側を成形する型面24aを備え、割型25は、エアバッグカバー10の裏面側を成形する型面25aを備えている。また、割型25は、図示しない中子により、適宜分割されて構成されている。
板状部材28は、割型25と別体とされるとともに、マルエージング鋼等の金属製とされて、先端28a側を割型25からキャビティ23a内に突出させるように、元部28b側を、割型25に固定されている。実施形態の場合、板状部材28は、図9に示すように、先端側を略水平方向に沿わせた直線状とした平板状とされている。また、板状部材28は、厚さ寸法t7(図7参照)を、0.3〜1.5mm(望ましくは、0.4〜0.7mm)の範囲内に設定されている。実施形態の場合、板状部材28は、厚さ寸法t7を0.5mmに設定されている。
板状部材28の元部28b側は、板状の断熱材29A・29Bにより、挟まれ、板状部28は、断熱材29A・29Bを介在して、割型25に固定されている。断熱材29A・29Bは、実施形態の場合、フェノール樹脂等から構成されており、ともに、厚さ寸法t8(図7参照)を、1mm程度に設定されている。なお、実施形態の場合、断熱材29A・29Bとして厚さ寸法t8を同一に設定されたものを使用しているが、断熱材29A・29Bとして、厚さ寸法を異ならせたものを使用してもよい。また、断熱材29A・29Bは、側壁部20側に位置する断熱材29Aを、扉部13・14側に位置する断熱材29Bよりも、キャビティ23a内に突出させるように、段差を設けて、板状部材28を挟んでいる構成である。断熱材29Aは、実施形態の場合、断熱材29Bよりも1mm程度キャビティ23a内に突出するように、配置されている。
なお、実施形態では、強度が高く、靭性に優れていることから、板状部材28をマルエージング鋼から形成しているが、板状部材28は、薄肉とされるとともに、断熱材29A・29Bを介在させた状態で割型25に固定されていることから、接触した成形材料Mと略同一の温度に昇温しやすく、かつ、周囲の割型25からの温度影響を受け難い。また、仮に、射出成形時に板状部材28付近に衝撃が加わったとしても、周囲の断熱材29A・29Bが緩衝材のような作用を奏することとなって、板状部材28に過度の衝撃が作用することを防止することができる。そのため、板状部材を、鉄の熱伝導率(0.18cal/cm・s・℃)と同程度かそれ以上の熱伝導率を備え、かつ、200(HB)程度以上の硬さを備えた材料から形成することができ、例えば、射出成形の金型に通常使用される機械構造用炭素鋼、クロム−モリブデン鋼、プリハードン鋼等の鋼材料等の金属材料により、板状部材を形成してもよい。
実施形態の場合、キャビティ23a内に成形材料Mを注入するゲート23bが、側壁部20における左右の壁部20c・20d(破断予定部16における凹溝部位16b・16b)の前方側となる周縁部18の部位に、配設されている(図2・10参照)。そのため、この位置のゲート23bから成形材料Mが注入されれば、実施形態の場合、成形材料Mは、図10に示すごとく、破断予定部16の凹溝部位16bに沿った略前後方向に沿って、前方側から後方側に向かって流れることとなる。すなわち、成形材料Mは、キャビティ23a内を、図8における金型23の切断面と略直交する方向(板状部位28に沿った方向)に沿って、流れることとなる。
実施形態のエアバッグカバー10は、成形型23を型閉じして、成形材料Mをゲート23bからキャビティ23a内に注入し、成形材料Mの充填が完了して、成形材料Mが固化すれば、型開きさせて、離型させ、成形することができる。その後、図9に示すように、超音波カッタCを使用して、破断予定部16の交差部16aを形成すれば、エアバッグカバー10を製造することができる。なお、交差部16aを形成する加工具としては、超音波カッタCに限らず、レーザカッタや、コールドカッタ等を使用してもよく、さらには、細い棒状のエンドミル等を使用して、交差部16aを形成してもよい。
そして、エアバッグ装置Sとして車両に搭載する際には、リテーナ5を収納して折り畳んでおいたエアバッグ4やインフレーター7がボルト5aやナット6を利用してケース8に収納保持されている状態のエアバッグ組立体に対し、エアバッグカバー10を被せて、各係止爪8cに係止孔20eの周縁を係止させ、その後、エアバッグカバー10を組付済みのエアバッグ組立体を、予め車両に搭載されているインパネ2の開口2bから挿入し、各係止脚18aを開口周縁2cに係止させるとともに、ケース8のブラケット8dをボディ1側に締結する。そして、エアバッグ作動回路から延びる所定の作動信号入力用のリード線をインフレーター7に接続させれば、エアバッグ装置Sを車両に搭載することができる。
エアバッグ装置Sの作動時には、インフレーター7からの膨張用ガスがエアバッグ4内に流入して、エアバッグ4が膨張すれば、エアバッグ4は、突出用開口部12を急激に押すことから、破断予定部16を破断させて、エアバッグカバー10の扉部13・14を前後両側に開かせ、開いて形成された突出用開口12aから、助手席に着座している乗員を保護可能に、大きく突出して膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態のエアバッグカバー10の製造方法では、破断予定部16の凹溝部位16bを形成する板状部材28が、元部28b側を、断熱材29A・29Bを介して、割型25に固定される構成であることから、エアバッグカバー10の成形時に、板状部材28が、周囲の割型25の温度の影響を受け難く、キャビティ23a内を流れる成形材料Mとの間に温度差を生じさせるように冷却されることを防止できる。そして、実施形態では、板状部材28が、厚さ寸法t7を0.3〜1.5mm(望ましくは、0.4〜0.7mm)に設定されて、断熱材29A・29Bを介在させた状態で割型25に固定される構成であることから、この板状部材28が、キャビティ23a内に流入する成形材料Mと接触すれば、直ちに、成形材料Mと略同一の温度となるように昇温しやすく、板状部材の急激な温度変化を確実に抑えることができ、凹溝部位16bの近傍を構成する成形材料と他の部位を構成する成形材料との温度を、略同一に保つことができる。そのため、この凹溝部位16bの部位を構成する成形材料が、他の部位を構成する成形材料よりも先に硬化することを防止できて、周囲の部位を構成する成形材料の硬化に伴って硬化することとなり、成形されたエアバッグカバー10表面の破断予定部16近傍となる部位に、樹脂収縮差によるヒケやツヤムラ等が発生することを防止できる。
すなわち、実施形態では、破断予定部16を形成する薄肉の板状部材28を、断熱材29A・29Bを介在させて割型25に固定させるだけで、成形されたエアバッグカバー10の破断予定部16(凹溝部位16b)の部位に、ヒケやツヤムラ等が発生して意匠性が低下することを抑えることができ、従来のごとく、突起部を移動させる移動装置や、突起部に内蔵されるヒータ等も不要であり、金型の製造コストの増大を抑えることができる。
したがって、実施形態のエアバッグカバー10の製造方法では、製造コストの増大を抑えることができて、かつ、破断予定部付近の意匠性も良好なエアバッグカバー10を製造することができる。勿論、実施形態のエアバッグカバー10の製造方法では、凹溝状の横棒部位16bを構成する板状部材28が、0.3〜1.5mmの板厚としており、製造されたエアバッグカバー10における破断予定部16の横棒部位16bを急激に薄くできることから、エアバッグ4の膨張時に応力集中を生じさせやすく、破断予定部16の円滑な破断を確保することができる。
また、実施形態では、成形型23を、キャビティ23a内を流れる成形材料Mの流れを板状部材28の配設方向に沿わせるように、キャビティ23a内に成形材料を注入するゲート23bを、破断予定部16の凹溝部位16bの前方側となる位置に、配設させる構成として、凹溝部位16bをエアバッグカバー10の成形時に一体的に成形し、破断予定部16における成形材料Mの注入方向と交差するように配置される交差部16aを、エアバッグカバー10の成形後に、後加工して形成する構成である。そのため、成形材料M注入時に、板状部材28付近の成形材料Mの流れも良好となり、凹溝部位16bの部位が薄肉でも、容易に成形不良なくエアバッグカバー10を成形することができる。勿論、このような点を考慮しなければ、板状部材を成形材料の注入方向と交差するように配設させた金型を使用してエアバッグカバーを製造してもよい。なお、実施形態では、成形材料Mをキャビティ23a内に注入させるゲート23bを、それぞれ、側壁部20における左右の壁部20c・20d(凹溝部位16b)の前方となる位置に、配置させているが、ゲート23bの位置はこれに限られるものではなく、左右の壁部20c・20d(凹溝部位16b)の後方側となる位置に、配置させてもよく、あるいは、エアバッグカバーの前縁側若しくは後縁側であって左右方向の中央付近の一箇所にのみ、ゲートを配設させる構成としてもよい。
さらに、実施形態では、側壁部20側に位置する断熱材29Aを、扉部13・14側に位置する断熱材29Bよりキャビティ23a内に突出させるように、段差を設けて配置させていることから、側壁部20側で突出している断熱材29Aにより、板状部材28を安定して支持させることができ、かつ、他方側の突出量の少ない断熱材29B側では、板状部材28の成形材料Mに対する露出面積が大きくなって、エアバッグカバー10の成形時においてキャビティ23a内に成形材料Mが流入した際に、板状部材28を、一層迅速に昇温させることができる。なお、破断予定部16の凹溝部位16bが配設される側壁部20近傍の部位は、製造されたエアバッグカバー10の外観意匠性を良好とするために、通常、扉部13・14や周縁部18よりも薄肉に形成される側壁部20と厚さ寸法を一致させるように、厚さ寸法を小さくして裏面側を凹ませるように構成されることから、この凹んだ部位を利用して、断熱材29Aを、支障なく、キャビティ23a内に突出させるように配置させることができる。
また、実施形態では、板状部材28として、先端28a側を略直線状としたものが使用されているが、板状部材の形状はこれに限られるものではなく、例えば、図11のA〜Dに示すように、先端28a側を鋸刃状とした板状部材28Aや、先端28a側を断続的に設けられる山形状とした板状部材28B、先端28a側を歯車状に切り欠いた板状部材28C、あるいは、先端28a側を連続する半円弧状に切り欠いた板状部材28Dを、使用してもよい。なお、このように、先端28a側に凹凸形状を設けた板状部位28A〜28Dを使用する場合、割型25から突出して破断予定部16の凹溝部位16bを構成する部位において、先端28a側の凹凸形状とされた部位と、元部28b側に位置する部位と、の長さ寸法の比率L1:L2(図11のA参照)が、1:1〜2:1の範囲内となるように、設定されたものを使用することが好ましい。
なお、実施形態では、前後に並設される2枚の扉部13・14を備え、扉部13・14の周囲に略H字形状の破断予定部16を配置させた構成のエアバッグカバー10を例に採り説明したが、エアバッグカバーの扉部の形状はこれに限られるものではなく、例えば、周囲に略コ字形状や逆U字形状等の破断予定部を配置させた一枚開きの扉部を備えるタイプのエアバッグカバーに、本発明を適用してもよく、さらには、扉部を配置させず、直線状の一本の破断予定部のみを所定箇所に配置させた構成のエアバッグカバーに、本発明を適用してもよい。
また、交差部16の形成時に、実施形態のごとく、片刃の傾斜した切刃を備える超音波カッタCを使用する場合、図12に示すごとく、エアバッグカバー10Aとして、交差部16aを形成する超音波カッタCの刃先を収納させる刃先収納部16cを、交差部16aの加工の終端16aa近傍となる部位において、右壁部20d側に突出するように、凹溝部位16bと連続的に形成してもよい。この刃先収納部16cは、交差部16aの終端16aaを形成する際の超音波カッタCの刃先を収納可能に構成されており、このような刃先収納部16cを設ける構成とすれば、交差部16aの終端16aaを形成する際に、凹溝部位16bを超えて不要な切り込みを形成することを防止でき、エアバッグ4の展開膨張時に、交差部16aの破断が凹溝部位16bを超えないことから、形成された破断予定部16を円滑に破断させることができて、好ましい。なお、この刃先収納部16cは、エアバッグカバー10Aの射出成形時に同時に形成してもよく、また、エアバッグカバー10Aの成形後にエンドミル等を使用して後加工してもよい。
また、実施形態では、助手席用エアバッグ装置Sに使用されるインパネ2を別体としたエアバッグカバー10について説明したが、インパネと一体成形するエアバッグカバーに本発明を適用してもよく、さらには、他の運転席用やシートの側面に設けるエアバッグ装置等のエアバッグカバーに、本発明を適用してもよい。
本発明の一実施形態である製造方法で製造したエアバッグカバーの使用状態を示す斜視図である。 同実施形態のエアバッグカバーが使用されているエアバッグ装置の断面図であり、図1のII−II部位に対応する。 同実施形態のエアバッグカバーを底面側から見た図であり、扉部付近を示す部分拡大図である。 同実施形態のエアバッグカバーの断面図であり、図3のIV−IV部位に対応する。 同実施形態のエアバッグカバーの断面図であり、図3のV−V部位に対応する。 同実施形態のエアバッグカバーの断面図であり、図3のVI−VI部位に対応する。 同実施形態のエアバッグカバーの成形型の使用状態を示す部分縦断面図である。 同実施形態の成形型に使用される板状部材の平面図である。 同実施形態のエアバッグカバーの製造時において、破断予定部の成形工程を示す概略図である。 同実施形態のエアバッグカバーの底面図である。 同実施形態のエアバッグカバーの成形型に使用される板状部材の変形例を示す平面図である。 本発明の他の例である製造方法で製造したエアバッグカバーを示す概略図である。
符号の説明
4…エアバッグ、
7…インフレーター、
8…ケース、
10・10A…エアバッグカバー、
11…天井壁部、
12…突出用開口部、
12a…開口、
13・14…扉部、
16…破断予定部、
16a…交差部、
16b…凹溝部位、
20…側壁部(側壁)、
23…成形型、
23a…キャビティ、
23b…ゲート、
24・25…割型、
28…板状部材、
28a…先端、
28b…元部、
29A・29B…断熱材、
M…成形材料、
S…助手席用エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂製とされて射出成形により製造されるとともに、折り畳まれたエアバッグを覆う構成とされ、膨張時のエアバッグに押されて薄肉の破断予定部を破断させて、前記エアバッグの突出用開口を形成するエアバッグカバーの製造方法であって、
    前記破断予定部が、前記エアバッグカバーの裏面側に設けられた凹溝によって形成される部位を備え、
    前記エアバッグカバーを成形する成形型が、
    型締め時に前記エアバッグカバーを成形可能なキャビティを形成する複数の割型と、
    先端側で前記破断予定部の前記凹溝部位を形成可能な金属製の板状部材と、
    を備えて構成され、
    前記板状部材が、厚さ寸法を0.3〜1.5mmの範囲内として、先端側を前記キャビティ側に突出させ、元部側を、断熱材を介在させて、前記エアバッグカバーの裏面側における前記凹溝の近傍部位を成形する割型に、固定されていることを特徴とするエアバッグカバーの製造方法。
  2. 前記エアバッグカバーが、前記突出用開口を塞ぎ可能とされるとともに、前記エアバッグに押されて開き可能とされる扉部を、備える構成とされ、
    前記破断予定部が、前記凹溝部位に交差する交差部を備えるとともに、前記扉部の周囲を囲むように、前記凹溝部位と前記交差部とを配置させて構成され、
    前記成形型が、成形時の前記キャビティ内を流れる成形材料の流れを前記板状部材の配設方向に沿わせるように、前記キャビティ内に成形材料を注入するゲートを配設させて構成され、
    前記交差部が、前記成形型で成形した成形品に対して、後加工により、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグカバーの製造方法。
  3. 前記エアバッグカバーが、裏面側における前記破断予定部の前記凹溝の近傍部位において、前記破断予定部の前記凹溝部位に沿って配置されて、折り畳んだ前記エアバッグを収納するケースとともに折り畳んだ前記エアバッグの側方を覆う側壁を、備える構成とされ、
    前記断熱材が、前記側壁側に位置する部位を、他方側の部位より前記キャビティ内に突出させるように、段差を設けて配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグカバーの製造方法。
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