JP4975313B2 - 車両用カウルトップカバー - Google Patents

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本発明は、外観品質を向上させた車両用カウルトップカバーに関する。
従来乗用車等の車両には、動力用エンジンが搭載されたエンジン室が車体前部に設置されていて、このエンジン室は、左右側面がフェンダパネルにより、また上面開口部が開閉自在なフードにより覆われた構造となっており、エンジン室の後部上方には、カウルトップカバーが設けられている。
カウルトップカバーは、エンジン室の幅とほぼ同じ長さの長尺部材により形成されていて、全体が樹脂により射出成形されており、カウルトップカバーの一部には、例えば特許文献1に記載されているように、メッシュにより覆われた吸気口が開口されている。
カウルトップカバーの吸気口は、車両の走行時車室内へ外気を取り入れるもので、雨水や雪、枯葉等が吸気口内へ侵入するのを防止するため、吸気口にメッシュが設けられており、このメッシュはカウルトップカバーを樹脂により射出成形する際、カウルトップカバーと一体成形されている。
またカウルトップカバーは長尺なことから、金型を使用して射出成形する際、金型に形成された長尺なキャビティ内に均一に樹脂が射出されるように複数個所にゲートポイントを設けて、これらゲートポイントより同時にキャビティ内へ樹脂を射出している。
一方前記特許文献1では、メッシュの目の粗さを4mm角以下として、風損を増大せずに雪等が侵入するのを防止している。
またメッシュ面に平行する端部にゲートポイントを配設し、かつ各ゲートポイントの間隔をメッシュが存在しない個所のゲートポイントのピッチより広い間隔とすることにより、各ゲートポイントからの流動抵抗の均一化を図ると共に、ゲートポイントに連結されたリブを、ゲートポイント側からメッシュ側へ順次断面積を減少させることにより、各ゲートポイントからの負荷を均一化させている。
特開平5−169569号公報
しかし前記特許文献1に記載された「メッシュを有する成形板部材の成形方法」のように、メッシュ面に平行する端部にゲートポイントを配設したり、ゲートポイントに連結されたリブの断面積を漸減させるようにしたものでは、次のような問題がある。
すなわち前記特許文献1に記載のものでは、図8に示すように板状部aの板厚T1、メッシュbを形成する格子cの板厚T2がほぼ同一に形成されているため、メッシュbの近傍に設けたゲートポイントdよりキャビティe内に溶融樹脂を射出した場合、板状部aを成形するキャビティeと、メッシュbを成形するキャビティfの断面積がほぼ同一なことから、キャビティe内に射出された溶融樹脂は図9に示すように、ゲートポイントdを中心とする同心円状に周囲へ流動すると共に、キャビティeにおけるメッシュbの縦方向メッシュを形成する部位を満たすように流動することになる。
そしてメッシュbを成形するキャビティfを通過した溶融樹脂は、板状部aを成形するキャビティe内を流動する溶融樹脂と板状部aを成形するキャビティe内で合流すると共に、キャビティeの縦方向メッシュ形成部位における互いに隣接する部位同士で合流するために、成形が完了した成形板部材の板状部aに、溶融樹脂の合流によるウエルドラインが図9に示すように多数発生して、成形板部材の外観品質を著しく低下させる問題がある。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、ウエルドラインの形成部位を制御することによって、外観品質を向上させた車両用カウルトップカバーを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載の車両用カウルトップカバーは、格子により形成されたメッシュが全面に設けられた吸気口である開口部と板状部とを有するカウルトップカバー本体を、樹脂により射出成形した車両用カウルトップカバーであって、カウルトップカバー本体を射出成形する際、板状部にゲートポイントより射出された溶融樹脂が開口部の開口縁部の溶融樹脂抑制部によって徐々に流入する溶融樹脂を抑制する薄肉部を通ってメッシュに流入するようになされ、ウェルドラインがメッシュ内に形成されているものである。
前記構成により、開口部の開口縁部におけるゲートポイントの近傍を、薄肉に形成したことにより、成形型側における当該薄肉部を形成する部位が溶融樹脂量抑制部を構成して、ゲートポイントに近い側のカウルトップカバー本体から直接メッシュを成形するキャビティ内に前記溶融樹脂量抑制部によって徐々に流入する溶融樹脂と、開口部周辺部を成形するキャビティより流入した溶融樹脂とが、メッシュを成形するキャビティ内で合流することになって、当該メッシュ内にウエルドラインが発生することになり、これによって、従来のカウルトップカバー本体の開口部周辺に発生していた多数のウエルドラインを無くすことができ、発生したウエルドラインはメッシュ内に形成されていることから、外観上差ほど目立つことがなく、カウルトップカバーの外観品質を向上させることができる。
また、ウエルドライン部は、衝撃が加わると容易に破断しやすくなることから、ウエルドライン部がメッシュ部に発生させるということは、歩行者と車両との二次衝撃時に歩行者が所定以上の荷重でメッシュに当接すると、当該ウエルドライン部が破断することによって、歩行者への衝撃をより吸収することができることになる。
本発明の請求項2に記載の車両用カウルトップカバーは、請求項1に記載の発明における開口縁部における薄肉が、開口縁部の高さ方向寸法を小さくすることにより形成したものである。
前記構成により、開口縁部における薄肉を開口縁部の高さ寸法を小さくすることにより形成したことから、当該薄肉によってキャビティ側に溶融樹脂量抑制部が形成されて、ウエルドラインが確実にメッシュ側に形成されることになり、また、メッシュの薄肉部が車両に取付けた際に外観しにくいことから、この点からも外観品質を向上させることができる。
本発明の車両用カウルトップカバーによれば、開口部の開口縁部或いはメッシュの格子におけるゲートポイントの近傍を、薄肉に形成したことにより、成形型側における当該薄肉部を形成する部位が溶融樹脂量抑制部を構成して、ゲートポイントに近い側のカウルトップカバー本体から直接メッシュを成形するキャビティ内に前記溶融樹脂量抑制部によって徐々に流入する溶融樹脂と、開口部周辺部を成形するキャビティより流入した溶融樹脂とが、メッシュを成形するキャビティ内で合流することになって、当該メッシュ内にウエルドラインが発生することになり、これによって、従来のカウルトップカバー本体の開口部周辺に発生していた多数のウエルドラインを無くすことができ、発生したウエルドラインはメッシュ内に形成されていることから、外観上差ほど目立つことがなく、カウルトップカバーの外観品質を向上させることができ、しかも、ウエルドライン部は、衝撃が加わると容易に破断しやすくなることから、衝撃吸収特性を向上させることができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1はカウルトップカバーの斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3はメッシュ部分の拡大斜視図、図4は成形時の作用説明図である。
図1に示すカウルトップカバー本体1は、乗用車等の車両の前部に設けられたエンジン室(ともに図示せず)の後部上方に設置されていて、エンジン室の幅とほぼ同じ長さに形成されおり、長手方向にほぼ山形の突出部1bが突設されている。
カウルトップカバー本体1の突出部1bは、前壁1cと後壁1d及びほぼ三角形状の側壁1eとから形成されていて、周辺部にフランジ状の板状部1fが延設されており、全体が樹脂により一体成形されていると共に、突出部1bの前壁1cには、一端側からほぼ中央付近にまでメッシュ2aで覆われた吸気口2が開口されていて、車両の走行時この吸気口2より車室内へ外気が導入できるようになっている。メッシュ2aは、カウルトップカバー本体1の前壁1cにおける所望の位置に適宜設定することができ、また、メッシュ2aは、1箇所だけでなく、複数箇所設けてもよい。
開口部である吸気口2を覆うメッシュ2aは、カウルトップカバー本体1を熱可塑性樹脂により射出成形する際、カウルトップカバー本体1と一体成形されていて、目の粗さが例えば6mm角程度となるように形成されている。メッシュ2aはほぼ全体が内側格子2bにより形成されるとともに、内側格子2bの外周を取り囲むように形成された外枠格子2cを有して構成しており、外枠格子2cは、吸気口2の開口周縁部に位置しており、図2に示すように、ゲートポイント3c(図3参照)における近傍が内側格子2bより板厚が薄い形成されている。
メッシュ2aの周辺部を除くほぼ全体を形成する内側格子2bの板厚T2は、図2に示すように突出部1bの前後壁1c,1dや、突出部1bの周囲に延設された板状部1fの板厚T1とほぼ等しい例えば2mm程度となっているが、メッシュ2aの開口周辺部を形成する格子2cの板厚T3は、内側格子2bの板厚T2のほぼ1/2の例えば1mm程度となっている。
メッシュ2aを形成する内側格子2b及び開口周縁部の格子2cは、図2に示すように突出部1bの前壁1cに対し直角よりやや上向きに傾斜されていて、金型3によりカウルトップカバー本体1を射出成形する際、板状部1fや突出部1bと同時に成形されるようになっている。
長尺なカウルトップカバー本体1を成形する金型3は、図4に示すようにカウルトップカバー本体1の板状部1fを成形するキャビティ3aと、突出部1b及びメッシュ2aの内側格子2b及び外枠格子2cを成形するキャビティ3bとを有していて、各キャビティ3a,3b内にほぼ均一に溶融樹脂が射出できるように、カウルトップカバー本体1の長手方向に間隔を存して複数のゲートポイント3cが設けられている。
吸気口2の近傍に形成されたゲートポイント3cは、図4に示すように吸気口2の幅方向のほぼ中間に位置していて、吸気口2の前方に位置する板状部1fを成形するキャビティ3aの前縁部に接続されている。
なお、ゲートポイント3cは、吸気口2aとオフセットした位置、すなわち、吸気口2aの側方の前方に位置する板状部1fを形成するキャビティ3aの前縁部を形成する部位に接続してもよい(図4の2点鎖線視参照)。また、ゲートポイント3cをカウルトップカバー本体1の板状部1fの裏面側を形成する部位に接続してもよい。
次に前記金型3を使用してカウルトップカバー本体1を射出成形する際の作用を説明する。
金型3は分割型となっていて、図示しない型締め手段により型締めされた分割型の間にキャビティ3a,3bが形成されているが、吸気口2のメッシュ2aを成形するキャビティ3bのうち、周辺部の格子2cを成形するキャビティ3bの断面積が、カウルトップカバー本体1の突出部1bや板状部1fを成形するキャビティ3aの断面積のほぼ1/2となっている。
この状態で射出成型機(図示せず)により各ゲートポイント3cに溶融樹脂を射出すると、ゲートポイント3cの下部からキャビティ3a,3b内へ流入した溶融樹脂は、図4に示すようにメッシュ2aの周辺部を成形する断面積の小さいキャビティ3bの流動抵抗が大きいため、キャビティ3b内に徐々に流入するが、カウルトップカバー本体1の板状部1fを成形するキャビティ3aは流動抵抗が小さいため、キャビティ3a内に流入した溶融樹脂は、ゲートポイント3cを中心とする同心円状にキャビティ3a内を流動する。
そしてメッシュ2aを成形するキャビティ3aの周辺部に図4に示すように達した溶融樹脂は、周辺部よりメッシュ2aを成形するキャビティ3b内へ徐々に流入を開始すると共に、すでにキャビティ3b内に流入した溶融樹脂は、開口周辺部の格子2cを成形する断面積が小さいキャビティ3bにより断面積の大きいキャビティ3a側へ流出するのを抑制される。
その後ゲートポイント3c側より直接メッシュ2aを成形するキャビティ3b内に除々に流入した溶融樹脂と、キャビティ3bの周辺部より流入した溶融樹脂とがメッシュ2aを成形するキャビティ3b内で合流して、キャビティ3b内が充満されると共に、板状部1fを成形するキャビティ3a内にも溶融樹脂が充満されて、金型3への溶融樹脂の射出が終了する。
その後金型3を冷却することによりキャビティ3a,3b内の溶融樹脂を硬化させたら、金型3を分割して、成形の完了した成形品、すなわちカウルトップカバー本体1を離型し、金型3内より取り出すもので、得られたカウルトップカバー本体1は、図2及び図3に示すようにメッシュ2aの開口周辺部を形成する格子2cの板厚T3が、メッシュ2aの周辺部を除くほぼ全面を形成する内側格子2bの板厚T2や、板状部1aの板厚T1より薄肉となっていると共に、メッシュ2aを成形するキャビティ3b内で、ゲートポイント3cの近傍から直接流入した溶融樹脂と、メッシュ2aを成形するキャビティ3bの周辺部から流入した溶融樹脂がメッシュ2aを成形するキャビティ3b内で合流するため、メッシュ2aを形成する内側格子2b及び外枠格子2cにウエルドラインが発生されるようになる。
これによって従来の板状部1fにウエルドライン発生されるものに比べてウエルドラインがほとんど目立たなくなるため、カウルトップカバーの外観品質を格段に向上させることができると共に、メッシュ2aの開口周辺部を形成する格子2cを薄肉とすることにより、ゲートポイント3c側より直接メッシュ2aを成形するキャビティ3b内に徐々に流入した溶融樹脂と、メッシュ2aを成形するキャビティ3bの周辺部より除々に流入した溶融樹脂とがメッシュ2aを成形するキャビティ3b内で確実に合流するため、メッシュ2aを形成する内側格子2b及び外枠格子2c内により確実にウエルドラインを発生させることができ、これによって外観品質を向上させたカウルトップカバーが安定的に得られるようになる。
また、カウルトップカバーのメッシュ2aに発生させたウエルドラインは、格子2cが薄肉に形成されているために、衝撃がメッシュ2aに加わると容易に破断する。この結果、歩行者と車両との二次衝突時に歩行者へ加わる衝撃を、カウルトップカバーのメッシュ2aに形成されたウエルドライン部で破断させることにより、衝撃荷重を吸収することができ、これによって、衝撃吸収特性を向上させることができる。
なお前記実施の形態では、メッシュ2aの周辺部に位置する格子2cを成形するキャビティ3bの断面積を小さくしたが、ゲートポイント3c近傍の格子2cを成形するキャビティ3bの断面積のみを小さくし、他の周辺部分の格子2cを成形するキャビティ3bの断面積を、板状部1fや突出部1bを成形するキャビティ3aの断面積とほぼ同じにしても、メッシュ2aを形成する内側格子2bにウエルドラインが形成されるため、前記実施の形態と同様な効果が得られる。
図5乃至図7は本発明にかかる他の実施の形態を示すものである。
図5に示す例は、内側格子2bを構成する縦方向格子部2b1におけるゲートポイント3cの近傍の板厚を、薄肉2dに形成して、成形型側においてゲートポイント3cからメッシュ2aに直接流入する溶融樹脂の断面積を小さくして、溶融樹脂抑制部が形成されるようにしたものである。
また、図6に示す例は、開口周縁部の近傍における格子2cの長さ方向を薄肉2dに形成して、上記と同様に、成形型側に溶融樹脂抑制部を形成されるようにしたものである。
更に、図7に示す例は、内側格子2bを構成する縦方向格子部2b1におけるゲートポイント3cの近傍の高さ寸法を、薄肉2dに形成して、成形型側において溶融樹脂抑制部が形成されるようにしたものである。
上記実施の形態においては、開口部を形成する吸気口2の形状は、ロ字形状に形成したが、これに限定されるものではなく、車両の構成の仕方如何の関係から、丸字状や三角等その他の多角形状に形成する場合もある。
本発明の車両用カウルトップカバーは、開口部の開口縁部或いはメッシュの格子におけるゲートポイントの近傍を、薄肉に形成したことにより、成形型側における当該薄肉部を形成する部位が溶融樹脂量抑制部を構成して、ゲートポイントに近い側のカウルトップカバー本体から直接メッシュを成形するキャビティ内に前記溶融樹脂量抑制部によって徐々に流入する溶融樹脂と、開口部周辺部を成形するキャビティより流入した溶融樹脂とが、メッシュを成形するキャビティ内で合流することになって、当該メッシュ内にウエルドラインが発生することになり、これによって、従来のカウルトップカバー本体の開口部周辺に発生していた多数のウエルドラインを無くすことができ、発生したウエルドラインはメッシュ内に形成されていることから、外観上差ほど目立つことがなく、カウルトップカバーの外観品質を向上させることができ、しかも、ウエルドライン部は、衝撃が加わると容易に破断しやすくなることから、衝撃吸収特性を向上させることができるため、外観品質を向上させた車両用カウルトップカバーに最適である。
本発明の実施の形態になる車両用カウルトップカバーの斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態になる車両用カウルトップカバーのメッシュ部分の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態になる車両用カウルトップカバーを成形する際の作用説明図である。 本発明の他の実施の形態になる車両用カウルトップカバーのメッシュ部分の一部の拡大斜視図である。 本発明にかかる更に他の実施の形態になる車両用カウルトップにおける図1と同様な断面図である。 本発明にかかる更に別の実施の形態になる車両用カウルトップにおける図1と同様な断面図である。 従来の車両用カウルトップカバーの断面図である。 従来の車両用カウルトップカバーを成形する際の説明図である。
符号の説明
1 カウルトップカバー本体
2 吸気口
2a メッシュ
2b 内側格子
2c 外枠格子
2b1 縦方向格子部
2d 薄肉
3 金型
3a キャビティ
3b キャビティ
3c ゲートポイント

Claims (2)

  1. 格子により形成されたメッシュが全面に設けられた吸気口である開口部と板状部とを有するカウルトップカバー本体を、樹脂により射出成形した車両用カウルトップカバーであって、前記カウルトップカバー本体を射出成形する際、前記板状部にゲートポイントより射出された溶融樹脂が前記開口部の開口縁部の溶融樹脂抑制部によって徐々に流入する溶融樹脂を抑制する薄肉部を通って前記メッシュに流入するようになされ、ウェルドラインが前記メッシュ内に形成されていることを特徴とする車両用カウルトップカバー。
  2. 前記開口縁部における薄肉は、前記開口縁部の高さ方向寸法を小さくすることにより形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用カウルトップカバー。
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