JP2007181909A - 先端工具案内装置及び先端工具案内装置の搬入方法 - Google Patents

先端工具案内装置及び先端工具案内装置の搬入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原子力発電設備の蒸気発生器の水室内に搬入されて、ショットピーニングヘッド等の先端工具を、必要領域に沿い案内する。
【解決手段】先端工具案内装置1000は、旋回支持部100と、スライドテーブル200と、マニプレータ300とで構成されている。旋回支持部100は、水室内にて自立・固定されると共に、連結されたスライドテーブル200を旋回する。スライドテーブル200はマニプレータ300を連結すると共に前後方向にスライド移動する。マニプレータ300は、先端にて先端工具を把持する。水室への搬入の際には、旋回支持部100と、スライドテーブル200と、マニプレータ300を切り離して、個別に搬入を行い、水室内にてこれらを組み立てて先端工具案内装置1000が構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は先端工具案内装置及び先端工具案内装置の搬入方法に関する。
本発明の先端工具案内装置は、原子力発電設備の蒸気発生器の水室内に搬入されて、ショットピーニング処理をするのに必要な各種の先端工具を、必要な処理領域に沿い案内する装置である。
また本発明の先端工具案内装置の搬入方法は、原子力発電設備の蒸気発生器の水室に、この水室に形成されたマンホールを介して、先端工具を効率的に搬入・搬出する方法である。
図39に、加圧水型軽水炉原子力発電設備の一次系の系統を示す。同図に示すように、
原子炉容器1,加圧器2,蒸気発生器3及びポンプ4が主冷却材管5により順次連結されて、一次系循環経路が形成されている。この一次系循環経路には、ポンプ4により圧送された主冷却材(一次系水)6が循環流通している。
原子炉容器1において加熱された高温・高圧の一次系水6は、加圧器2により圧力が一定に維持されつつ、主冷却材管5を通じて蒸気発生器3に送給される。この一次系水6は、蒸気発生器3の入口管台3aから、入口側の水室3bに入り、更に、逆U字状の多数本の伝熱管3cを流通してから、出口側の水室3dに入り、出口管台3eから排出される。
このとき、高温の一次系水6が内部に流通する伝熱管3cの群により、タービンから戻った二次系水10を加熱して蒸発させている。発生した蒸気11は、気水分離器12により気水分離されてタービン(図示省略)に供給されてタービンを駆動する。このタービンの駆動により発電機(図示省略)を回転駆動して発電を行っている。
蒸気発生器3の下部を拡大して示す図40に示すように、入口側の水室3bと、出口側の水室3dは、仕切り板3fにより区分されている。そして、入口側の水室3bから見て斜め下方の姿勢で、入口管台3aが設置されており、出口側の水室3dから見て斜め下方の姿勢で、出口管台3eが設置されている。
図41は、管台3e(3a)と主冷却材管5との溶接継手構造を示す。管台3e(3a)は材質が炭素鋼または低合金鋼で、内部はステンレス鋼30で肉盛溶接され、端部にはニッケルクロム鉄合金材(600合金)バタリング部31が施されている。
ステンレス鋼製のセーフエンド32は600合金の溶接部33を用いてバタリング部31に溶接されている。主冷却材管5はセーフエンド32の他端にステンレス鋼の溶接材料34を用いて溶接されている。
加圧水型軽水炉原子炉発電設備におけるニッケルクロム鉄合金の600合金材は、高温の一次系水中にあって高応力が生じている場合、設備の高経年化に伴い応力腐食割れの発生が懸念されている。
600合金バタリング部31及び600合金溶接部33には、製造時の溶接により、残留応力が生じている。一次系水に接液する600合金バタリング部31及び600合金溶接部33の応力腐食割れを抑制するには、この600合金バタリング部31及び600合金溶接部33に生じている残留応力を低減することが有効である。
このため、既設原子力発電設備では、主冷却材(一次系水)6を抜き、管台3a,3eの内周面側から、600合金バタリング部31及び600合金溶接部33の表面(内周面)にショットピーニング処理をして、この部分の残留応力を低減する手法が有効であると考えられている。図42は、ショットピーニングすべき処理領域のピーニング幅Wを示している。
特開2004−169100
ところで、入口管台3a及び出口管台3eをその内周面側からショットピーニング施工をしようとした場合には、次のような課題があった。
(1)既設原子力発電設備では、水室3b,3d内の線量率は極めて高い。このため、安全性を確保するため、作業者が水室3b,3d内にとどまっている時間を、必要最低限にする必要がある。
(2)図40のX−X断面である図43に示すように、出口側の水室3dには小径(約400mm)のマンホールHが形成されており、同様に、入口側の水室3bにも小径のマンホールHが形成されている。水室3b,3d内に入って管台3a,3eの内周面をショットピーニング施工するためには、この狭いマンホールHが、水室3b,3dに通じる唯一の通路となる。
したがって、施工のために水室3b,3d内に搬入する装置は、マンホールHを通過することができる形状となっている小型・軽量なものである必要がある。
そして、水室3b,3d内に装置を容易に搬入できるように工夫する必要がある。
(3)また正確且つ迅速にショットピーニング施工できる必要がある。
入口管台3a及び出口管台3eをその内周面側からショットピーニング施工することができれば、600合金バタリング部31及び600合金溶接部33の応力腐食割れを抑制することはできるが、上記課題を解決しつつ、正確・迅速にショットピーニング施工をすることができる具体的な機器は、従来では存在していなかった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、原子力発電設備に備えられた蒸気発生器の水室に接続されている管台を、内周面側からショットピーニングするのに供する、先端工具案内装置及び先端工具案内装置の搬入方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の先端工具案内装置の構成は、
原子力発電設備の蒸気発生器の水室内に搬入されて、ショットピーニング処理をするために必要な各種の先端工具を、ショットピーニング処理をする処理領域に沿って案内する先端工具案内装置であって、
前記先端工具案内装置は、マニプレータ固定部とマニプレータとでなり、
前記マニプレータ固定部は、前記マニプレータを水室内の適切な場所に案内して固定することが可能な構造を有し、更に、前記マニプレータの基端部を着脱自在に支持する構造を有し、
前記マニプレータは、前記先端工具を着脱自在に支持するツールチェンジャーを先端に有していることを特徴とする。
また本発明の先端工具案内装置の構成は、
原子力発電設備の蒸気発生器の水室内に搬入されて、ショットピーニング処理をするために必要な各種の先端工具を、ショットピーニング処理をする処理領域に沿って案内する先端工具案内装置であって、
前記先端工具案内装置は、旋回支持部と、スライドテーブルと、マニプレータとでなり、
前記旋回支持部は、前記水室の底面に着地する部分となる下部ベースと、垂直方向に立ったときに水平面内で旋回できるように前記下部ベースに対して旋回自在に取り付けられた旋回部と、前記下部ベースに対して昇降移動自在に備えられており上昇したときには前記水室の天井面に当接する上部支持部と、前記上部支持部を昇降させる昇降機構とを有し、
前記スライドテーブルは、テーブル部と、このテーブル部を前記旋回部に着脱自在に連結する連結手段と、前記テーブル部に対してスライド移動すると共に前記マニプレータの基端部を着脱自在に支持するスライド部とを有し、
前記マニプレータは、前記先端工具を着脱自在に支持するツールチェンジャーを先端に有していることを特徴とする。
また本発明の先端工具案内装置の搬入方法の構成は、
前記先端工具案内装置を、前記蒸気発生器の水室に形成されたマンホールを介して前記水室内に搬入する、先端工具案内装置の搬入方法であって、
前記水室内にワイヤを巻き掛けたシーブを配置し、前記ワイヤの一端側を前記旋回支持部に連結すると共に、前記ワイヤの他端側を前記マンホールを介して前記水室外に引出し、前記水室外のワイヤを引くことにより前記旋回支持部を前記マンホールを介して前記水室内に搬入する工程と、
前記水室内に搬入した前記旋回支持部の前記下部ベースを前記水室の底面に着地させ、前記上部支持部を前記水室の天井面に押しつけることにより、前記旋回支持部を自立させる工程と、
前記水室内にワイヤを巻き掛けたシーブを配置し、前記ワイヤの一端側を前記スライドテーブルに連結すると共に、前記ワイヤの他端側を前記マンホールを介して前記水室外に引出し、前記水室外のワイヤを引くことにより前記スライドテーブルを前記マンホールを介して前記水室内に搬入し、前記水室内に搬入した前記スライドテーブルを前記連結手段を介して前記旋回支持部に連結する工程と、
前記旋回支持部の旋回部を旋回させて、前記スライドテーブルの前記スライド部を前記マンホールに対面させる工程と、
前記マニプレータをその基端部を先端にして前記マンホールを介して前記水室内に挿入し、前記マニプレータの基端部を前記スライド部に連結する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、分解・組立てができる旋回支持部と、スライドテーブルと、マニプレータとにより先端工具案内装置を構成しているため、水室に形成した狭いマンホールを介して分解した各機器部を搬入して水室内にて先端工具案内装置の組み立てができる。したがって、先端工具案内装置を水室に対して容易に搬入・搬出ができる。
そして、水室内に組み立て設置した先端工具案内装置により、正確・迅速にショットピーニング処理ができると共に、この処理の際には、作業者は水室外に退避することができ安全性を確保できる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づき詳細に説明する。
本発明の実施例1に係る先端工具案内装置1000を、斜視図である図1,図2、平面図である図3、図3のA−A断面である図4を参照して説明する。
この先端案内装置1000は、旋回支持部100と、スライドテーブル200と、マニプレータ300を主要部材として構成されている。図1〜図4では、旋回支持部100とスライドテーブル200とマニプレータ300とが組み合わさって、先端工具案内装置1000が構成されている状態を示している。
ただし、この先端工具案内装置1000を、蒸気発生器の水室に搬入するときには、旋回支持部100と、スライドテーブル200と、マニプレータ300とを分離して個別に水室に搬入し、水室に順次搬入した旋回支持部100、スライドテーブル200、マニプレータ300を連結・組み合わせして、水室内にて先端工具案内装置1000を組み立てる。この搬入・組立の手順の詳細は後述する。
次に、図4のB−B断面である図5を参照して、旋回支持部100の詳細構造を説明する。
旋回支持部100は、下部ベース110と、下部ベース110に対して旋回移動自在に取り付けられた旋回部120と、下部ベース110に対して昇降移動自在な上部支持部130と、上部支持部130を昇降させる昇降機構140とで構成されている。
下部ベース110には、ディスク111と、旋回用ギア112が固定設置されている。この下部ベース110は、先端工具案内装置1000が水室内で組み立てられたときに、水室の底面に着地する部分となる。
旋回部120は、水平断面形状が略コ字状となっている2つの鋼体121,122を連結して立設した構造となっている。この旋回部120の底部は、軸受部123を介して、下部ベース110に対して旋回自在に設置されている。このため、旋回部120は垂直方向に立った状態で、水平面内で旋回することができる。
この旋回部120には、旋回駆動モータ124,減速機125,モータギア126が取り付けられている。モータギア126は、減速機125を介して旋回駆動モータ124から回転力が伝達されると共に、旋回用ギア112に噛合している。
このため、旋回駆動モータ124が回転駆動すると、小ギアであるモータギア126が、大ギアである旋回用ギア112に噛み合いつつ自転することより、旋回用ギア112の周面に沿い公転移動する。この結果、旋回駆動モータ124の駆動により、旋回部120全体が旋回する。
また旋回部120には、ディスクブレーキ127が備えられており、このディスクブレーキ127がディスク111を挟持することにより、旋回部120の旋回移動を規制することができる。
上部支持部130は、スライドパイプ131と、このスライドパイプ131の上面に配置された上部固定板132と、この上部固定板132の上面に配置された一対の係合ピン133を有している。
スライドパイプ131は、スライドブッシュ134を介して上下方向にスライド移動自在に、旋回部120の鋼体121,122に支持されている。つまり、スライドブッシュ134があるため、旋回部120が旋回してもこれに伴う旋回力はスライドパイプ131には伝わらず、スライドパイプ131が昇降移動してもこれに伴う昇降力は旋回部120には伝わらない機構で、昇降移動するスライドパイプ131を鋼体121,122により位置保持できるようになっている。
この上部支持部130が上昇していき、上部固定板132が水室の天井面に相当する部分に当接し、且つ、係合ピン133が伝熱管に挿入されると、旋回支持部100全体は、下端は下部ベース110が水室の底面に着地し、上部支持部130が水室の天井面に押しつけられることにより、立設状態が確実に維持される。
昇降機構140は、ベベルギアボックス141と、送りネジ軸142と、送りナット143を主要部材として構成されている。
ベベルギアボックス141は、内部にベベルギアが備えられていると共に、入力部141aと出力部141bを有しており、入力部141aの回転軸は水平方向に配置されており、出力部141bの回転軸は垂直方向に配置されている。そして、出力部141bには、送りネジ軸142の下端が連結されている。このため、入力部141aの回転軸を電気ドリル等で回転させると、送りネジ軸142が回転するようになっている。
送りネジ軸142は、ベアリング145により、旋回部120に回転自在に支持されている。
送りナット143は、送りネジ軸142に螺合していると共に、連結部146を介して、スライドパイプ131の下端に連結されている。しかも、送りナット143の回転は、連結部146により規制されている。このため、送りネジ軸142が回転すると、送りナット143が昇降移動し、この送りナット143の昇降移動に伴い、上部支持部130が昇降移動する。
更に、旋回部120の上部を表す斜視図である図6に示すように、旋回部120の上部には係合フック128が備えられている。この係合フック128には、スライドテーブル200の係合ピン211が係合するようになっている。係合フック128と係合ピン211とが係合したときには、トグルクランプ129によりクランプ状態を固定することができる。
次に、図1,図2,図4,図5を参照してスライドテーブル200の詳細構造を説明する。スライドテーブル200は、テーブル部210と、スライド部220と、支持部230と、駆動部240を主要部材として構成されている。
このスライドテーブル200は、旋回部支持部100の旋回部120に連結されて、旋回部120の旋回に伴い旋回するものである。なお連結の手法については、後述する。
テーブル部210の基端側には、係合ピン211が備えられており(図6参照)、この係合ピン211が、旋回部120の係合フック128に係合することにより、テーブル部210の基端側が、旋回部120の上部に着脱自在な状態で連結される。
スライド部220は、テーブル部210の上面に沿い、テーブル部210の長手方向に沿いスライド移動できるようになっている。このスライド部220の前面には、マニプレータ300の基端部を把持するツールチェンジャー221が備えられている。このツールチェンジャー221がマニプレータ300の基端側を把持することにより、スライド部220とマニプレータ300との連結が行われる。
支持部230は、その一端側が枢支部231によりテーブル部210の先端側に回動自在に連結されている。また、スライドテーブル200を旋回部120に連結する際には、支持部230は、その他端側が係合部232により、旋回部120の下部に着脱自在な状態で連結される。
駆動部240は、モータ241,減速機242や送りネジ機構等を有しており、スライド部220をテーブル部210の上面でスライド移動させる。
次に、図1,図2,図4を参照してマニプレータ300について説明する。マニプレータ300は7軸マニプレータであり、その基端側はスライド部220のツールチェンジャー221に連結する連結部が構成されており、その先端側には、先端工具を着脱自在に支持するツールチェンジャー301が備えられている。先端工具としては、ショットピーニング処理をするのに必要な各種の先端工具があり、ショットピーニングヘッドや、ショットピーニングする領域の状態を検査する各種の検出センサなどがある。
このような構成となっている先端工具案内装置1000により、ショットピーニング処理をする状態を図7に示す。
マンホールHから旋回支持部100、スライドテーブル200、マニプレータ300を水室3b内に搬入して、これらを水室3b内で連結して先端工具案内装置1000を組み立てる。なお、搬入・組み立ての手順は後述する。
そして、先端工具案内装置1000の下部ベース110を水室3bの底面に着地させ、昇降機構140を駆動して上部支持部130を上昇させて、係合ピン133を伝熱管3cに挿入しつつ上部固定板132を水室3bの天井面に押しつけ、先端工具案内装置1000を水室3b内にて立設する。つまり、下部ベース110と上部支持部130とで上下方向に突っ張った状態にして、先端工具案内装置1000を立設する。このように突っ張って立設したときには、電磁ブレーキ144により送りネジ軸142の回転を拘束して、上部支持部130が下向するのを防止している。
このとき、先端工具案内装置1000の立設位置は、予め決めた位置(例えば水室3bの中央部分、つまり、湾曲している底面のうち、最も下の位置にある部分など)とする。
なお、先端工具案内装置1000への電力、信号、水、空気などの供給は、供給ケーブル(図示省略)によって行う。
そして、水室3bの外に、先端工具案内装置1000の動作を制御する制御装置(図示省略)を設置し、この制御装置を操作することにより、先端工具案内装置1000を作動させる。
具体的には、制御装置を操作することにより、次のような動作をさせる。
まず、旋回駆動モータ124を駆動して旋回部120を旋回させ、スライドテーブル200をマンホールHに対向する位置にセットする。
この状態でスライド部220を前方に押し出すと共に、マニプレータ300を作動して、マニプレータ300の先端をマンホールHの外に出す。
なお本例では7軸多関節型のマニプレータを例示しているが、軸数(単軸、多軸)及び軸の構成(関節軸、直動軸)を限定するものではなく、一般的に言う所のマニプレータ全てを含むものとする。
外に出たマニプレータ300の先端に、先端工具400を取り付ける。
次に、スライド部220を後方に引き戻すと共に、マニプレータ300を作動して、先端工具400を水室3b内に引き込む。
更に、旋回駆動モータ124を駆動して旋回部120を旋回させ、スライドテーブル200を入口管台3aに対向する位置にセットする。
この状態でスライド部220及びマニプレータ300を作動して、先端工具400を、入口管台3aの内周面のショットピーニング領域に沿って移動(案内)する。先端工具400が、検出センサであるときには、先端工具400により、ショットピーニング領域の状態を検査し、先端工具400がショットピーニングヘッドであるときには、実際にショットピーニング処理をする。
このように、水室3b内で組み立てた先端工具案内装置1000によりショットピーニング処理をするため、効率的にショットピーニング処理ができると共に、この処理の際には、作業者は、水室3bの外にいるため放射線を受けることはない。
なお、旋回部120の旋回を停止させているときには、ディスクブレーキ127によりディスク111を挟持してブレーキを掛けて、旋回部120の旋回を規制している。
なお、先端工具400として、距離検出センサを最初に用いて、ショットピーニング領域(円周方向に沿う領域)の各点とマニプレータ300の先端位置との距離を検出することにより、ショットピーニング領域に対するマニプレータ300の正確な設置位置を認識する。
このようにしてマニプレータ300の正確な位置を認識することにより、ショットピーニングヘッド等の先端工具400を使用してショットピーニング領域に沿って案内するときに、マニプレータ300の位置を考慮して案内経路(トレース位置)の補正をすることにより、確実にショットピーニングヘッド等の先端工具400を、ショットピーニング領域に沿って正確に案内するようにしている。
なお、ショットピーニング領域の検査は、ショットピーニング処理の前、及び、ショットピーニング処理の後に行う。
また、先端工具400の交換は、マニプレータ300の先端をマンホールHの外に出し、マンホールHの外に出たマニプレータ300の先端のツールチェンジャー301に対して、必要な先端工具400の取り付け・取り外しをする。このように、水室3bの外にて工具交換をするため、工具交換を効率的に行うことができると共に、工具交換の際に作業者が高線量の放射線を受けることはない。
必要な作業が終了したら、旋回支持部100、スライドテーブル200、マニプレータ300の連結を解除し、旋回支持部100、スライドテーブル200、マニプレータ300を個別に、マンホールHを介して水室3bから外に搬出する。
他方の水室3dにおいても、同様な手順により作業をして、ショットピーニング処理をすることができる。
なお、先端工具案内装置1000の組み立て等の際には、作業者が水室内に入るが、そのときには防護服(放射能を有する物質を吸引等で体内に取り込まないように、外部と遮断され気密が取れる服)を着用している。しかも、先端工具案内装置1000を組み立て等する時にのみ、作業者が水室内に入るだけであるため、安全性が向上する。
次に、上述した先端工具案内装置1000を、水室内に搬入する手順を、実施例2として説明する。
図8及び図9に示すように、搬入レール装置500を、マンホールHに取り付ける。搬入レール装置500は、レール501と、パン・チルト機構502と、台車503と、巻上げウインチ504と、シーブ505と、ワイヤ506を有している。
パン・チルト機構502は、マンホールHに固定され、レール501をパン(左右方向)・チルト(上下方向)移動自在に支持している。このレール501は、水室3bの外から内部に斜め上方に向かって挿入されている。
台車503はレール501に沿い移動できると共に、旋回支持部100の上部をピン結合状態で保持している。ワイヤ506は巻上げウインチ504から繰り出され、レール501の先端に設置してあるシーブ505に巻回されて反転し、台車503に連結されている。
また、旋回支持部100の上部にはワイヤ507が繋がれ、旋回支持部100の下部にはワイヤ508が繋がれている。
巻上げウインチ504によりワイヤ506を巻き取っていくと、図10,図11に示すように、旋回支持部100を保持している台車503がレール501に沿い移動し、水室3b内に入っていく。このとき、ワイヤ508によりバックテンションを掛けるようにして、旋回支持部100を、レール501に沿わせておく。
旋回支持部100が水室3b内に完全に入ったら、ワイヤ508を緩める。そうすると図12に示すように、旋回支持部100は、その上部が台車503で釣られて、鉛直方向に垂下した状態となる。
図13に示すように、旋回支持部100の下部ベース110を着地させ、上部支持部130を上昇させてこの上部支持部130にて水室3bの天井面を押し付け係合ピン133を伝熱管に挿入する。
このとき、ワイヤ507を操作することにより、上部支持部130に取り付けられている係合ピン133の位置を調整する。
このようにして、図14に示すように、旋回支持部100が水室3b内で自立したら、搬入レール装置500を、パン・チルト機構502を操作して取り外す。ここまでの作業では、作業者は水室3b内に入ることはない。
図15に示すように、旋回支持部100を水室3b内で自立させて固定したら、図16(a)(b)に示すように、マンホールHに巻上げ用ウインチ600を取り付けると共に、作業者が水室3b内に入り旋回支持部100の上部にシーブ台610を取り付ける。図17(a)(b)はシーブ台610の取付状態を示す。
そして、巻上げ用ウインチ600から繰り出したワイヤ601を、シーブ台610に巻回して反転させ、マンホールHの外に出す。このようにしてシーブ台610の取付が完了したら、作業者は速やかに水室3b外に出る。
図18(a)(b)に示すよう、ワイヤ601の先端をスライドテーブル200の先端に繋ぐ。またスライドテーブル200の後端にワイヤ602を繋ぐ。
図19(a)(b)に示すように、巻上げ用ウインチ600によりワイヤ601を巻きあげると共に、ワイヤ602によりバックテンションを掛けることにより、スライドテーブル200を水室3b内に搬入する。
図20(a)(b)に示すように、スライドテーブル200の係合ピン211が、旋回支持部100の係合フック128よりも上方に位置するように、スライドテーブル200を引き上げる(図6参照)。
図21(a)(b)に示すように、ワイヤ602を緩め、巻上げ用ウインチ600からワイヤ601を徐々に繰り出すと、スライドテーブル200の係合ピン211が下方に移動してきて旋回支持部100の係合フック128に係合する。
図22に示すように、ワイヤ601,602を共に緩め、また、巻上げ用ウインチ600を取り外す。
この後、作業者が水室3b内に入り、トグルクランプ129によりスライドテーブル200を旋回支持部100へロックして(図6参照)、図23(a)(b)に示すように、スライドテーブル200のテーブル部210の下端を旋回支持部100から離すようにして開き(図23(a))、支持部230の下端を旋回支持部100の下端に枢支後、上部と同様にトグルクランプ(図示省略)により固定する(図23(b))。この状態になったら作業者は、水室3b外に出る。
図24に示すように、旋回支持部100の旋回部120を旋回させて、スライド部220のツールチェンジャー221を、マンホールHに対面させる位置とする。
図25(a)(b)(c)に示すように、導入用レール700を、ブラケット701を介してマンホールHに取り付ける。ブラケット701にはボールジョイント702が組み込まれているため、導入用レール700の向きを調整することができる。
図26(a)(b)に示すように、マニプレータ300にはガイドローラ703を取り付けておき、このガイドローラ703を、導入用レール700に沿わせてスライドさせる。つまり、マニプレータ300の基端側を先にして、マニプレータ300の先端を水室3bの外で作業者が把持して、マニプレータ300を水室3b内に挿入していく。
そうすると図27(a)(b)(c)に示すように、マニプレータ300の基端が、スライド部220のツールチェンジャー221にて把持される。把持完了後に、導入用レール700を取り外す。
その後、スライド部220を後方に引き戻し、マニプレータ300を操作して、マニプレータ300を水室3b内に引き込む。
かくして、旋回支持部100、スライドテーブル200及びマニプレータ300を、水室3b内に搬入して、水室3b内にて先端工具案内装置1000を組み立てることができる。
この先端工具案内装置1000の搬出は、上述した搬入と反対の手順により行う。
次に、上述した先端工具案内装置1000を、水室内に搬入する別の手順を、実施例3として説明する。
図28に示すように、シーブ装置800を水室3bの天井面に固定する。この固定は、シーブ装置800のピン801を伝熱管に挿入して外周側に開く(膨張)することにより行う。そして、シーブ装置800のシーブ802にワイヤ803を巻き掛ける。
ワイヤ803の先端を旋回支持部100の先端に繋ぐと共に、ワイヤ803の後端をマンホールHを介して水室3bの外に出す。ワイヤ803の後端側をウインチ等(図示省略)で引いていくことにより、旋回支持部100が水室3b内に搬入されていく。
図29に示すように、水室3b内に搬入し旋回支持部100を水室3b内で自立・固定させる。
図30に示すように、スライドテーブル200をマンホールHから水室3b内に搬入し、図31に示すように、スライドテーブル200を、旋回支持部100に連結する。そして、スライドテーブル200のスライド部220をマンホールHに対面させる。
図32に示すように、マニプレータ300をその後端側から、水室3b内に挿入し、マニプレータ300の後端をスライド部220のツールチェンジャー221にて把持する。
その後、図33に示すように、スライド部220を後方に引き戻し、マニプレータ300を水室3b内に引き込む。
その後は実施例1,2と同様に、図34、図35に示すように、マニプレータ300の腕を曲げるようにして、マニプレータ300全体を水室3b内に引き込む。
かくして、旋回支持部100、スライドテーブル200及びマニプレータ300を、水室3b内に搬入して、水室3b内にて先端工具案内装置1000を組み立てることができる。
次に、ショットピーニング処理をするときに使用すると便利な付属機器である異物混入防止治具について説明する。
図36は異物混入防止治具900を示す。この異物混入防止治具900は、膨張・収縮自在なバルーン901内に、姿勢確保のための重りとなる水902を入れ、バルーン901の周面にシール903を備え、バルーン901の頂部に回動自在に操作棒904を備えて構成されている。更に操作棒904内には、前記バルーン901内に水や空気を供給するホースが備えられている。シール903は、異物混入防止治具900を、図36に示すように、主冷却材管5内に配置したときに、バルーン901の赤道に相当する位置に配置されている。
更に、図37及び、図37のY−Y断面である図38に示すように、シール903は、その長手方向が周方向に沿う状態で、止め材905により支持されており、周方向にスライドできるようになっている。このシール903は、上下方向にわたり三段に千鳥状に配置されている。
前述した先端工具案内装置1000によりショットピーニング処理をするに先立ち、図36に示すように、管台3a(3e)に連結された主冷却材管5の中に、この異物混入防止治具900を挿入して、この主冷却材管5の封止をする。
具体的には、すぼめたバルーン901を主冷却材管5内に配置し、このバルーン901内に水と空気を供給してバルーン901を膨らませ、シール903を主冷却材管5の内周面に密着させる。また、バルーン901と主冷却材管5の間に隙間が存在するため、異物の回収が確実となる。
このように封止をすることにより、ショットピーニング処理をする際に異物が落下しても、この異物は異物混入防止治具900によりトラップされ、異物が主冷却材管5の奥深くに入り込むことを防止できる。
本発明の実施例に係る先端工具案内装置を示す斜視図。 本発明の実施例に係る先端工具案内装置を示す斜視図。 本発明の実施例に係る先端工具案内装置を示す平面図。 図3のA−A断面を示す構成図。 図4のB−B断面を示す構成図。 旋回部の上部を示す斜視図。 本発明の実施例に係る先端工具案内装置を示す斜視図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルの連結状態を示す説明図。 スライドテーブルの連結状態を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 旋回支持部を水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルを水室に搬入する手法を示す説明図。 スライドテーブルの連結状態を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 マニプレータを水室に搬入する手法を示す説明図。 異物混入防止治具を示す構成図。 異物混入防止治具を示す構成図。 図37のY−Y断面を示す構成図。 加圧水型軽水炉原子力発電設備の一次系を示す構成図。 蒸気発生器の下部を示す構成図。 管台と主冷却材管との継手構造を示す構成図。 ショットピーニング領域を示す説明図。 図40のX−X断面を示す構成図。
符号の説明
100 旋回支持部、
110 下部ベース
120 旋回部
128 係合フック
130 上部支持部
140 昇降機構
200 スライドテーブル
210 テーブル部
211 係合ピン
220 スライド部
221 ツールチェンジャー
230 支持部
240 駆動部
300 マニプレータ
301 ツールチェンジャー
400 先端工具
500 搬入レール装置
504 巻上げウインチ
505 シーブ
506 ワイヤ
600 巻上げ用ウインチ
601 ワイヤ
610 シーブ台
700 導入用レール
800 シーブ装置
1000 先端工具案内装置

Claims (3)

  1. 原子力発電設備の蒸気発生器の水室内に搬入されて、ショットピーニング処理をするために必要な各種の先端工具を、ショットピーニング処理をする処理領域に沿って案内する先端工具案内装置であって、
    前記先端工具案内装置は、マニプレータ固定部とマニプレータとでなり、
    前記マニプレータ固定部は、前記マニプレータを水室内の適切な場所に案内して固定することが可能な構造を有し、更に、前記マニプレータの基端部を着脱自在に支持する構造を有し、
    前記マニプレータは、前記先端工具を着脱自在に支持するツールチェンジャーを先端に有していることを特徴とする先端工具案内装置。
  2. 原子力発電設備の蒸気発生器の水室内に搬入されて、ショットピーニング処理をするために必要な各種の先端工具を、ショットピーニング処理をする処理領域に沿って案内する先端工具案内装置であって、
    前記先端工具案内装置は、旋回支持部と、スライドテーブルと、マニプレータとでなり、
    前記旋回支持部は、前記水室の底面に着地する部分となる下部ベースと、垂直方向に立ったときに水平面内で旋回できるように前記下部ベースに対して旋回自在に取り付けられた旋回部と、前記下部ベースに対して昇降移動自在に備えられており上昇したときには前記水室の天井面に当接する上部支持部と、前記上部支持部を昇降させる昇降機構とを有し、
    前記スライドテーブルは、テーブル部と、このテーブル部を前記旋回部に着脱自在に連結する連結手段と、前記テーブル部に対してスライド移動すると共に前記マニプレータの基端部を着脱自在に支持するスライド部とを有し、
    前記マニプレータは、前記先端工具を着脱自在に支持するツールチェンジャーを先端に有していることを特徴とする先端工具案内装置。
  3. 請求項2に記載した先端工具案内装置を、前記蒸気発生器の水室に形成されたマンホールを介して前記水室内に搬入する、先端工具案内装置の搬入方法であって、
    前記水室内にワイヤを巻き掛けたシーブを配置し、前記ワイヤの一端側を前記旋回支持部に連結すると共に、前記ワイヤの他端側を前記マンホールを介して前記水室外に引出し、前記水室外のワイヤを引くことにより前記旋回支持部を前記マンホールを介して前記水室内に搬入する工程と、
    前記水室内に搬入した前記旋回支持部の前記下部ベースを前記水室の底面に着地させ、前記上部支持部を前記水室の天井面に押しつけることにより、前記旋回支持部を自立させる工程と、
    前記水室内にワイヤを巻き掛けたシーブを配置し、前記ワイヤの一端側を前記スライドテーブルに連結すると共に、前記ワイヤの他端側を前記マンホールを介して前記水室外に引出し、前記水室外のワイヤを引くことにより前記スライドテーブルを前記マンホールを介して前記水室内に搬入し、前記水室内に搬入した前記スライドテーブルを前記連結手段を介して前記旋回支持部に連結する工程と、
    前記旋回支持部の旋回部を旋回させて、前記スライドテーブルの前記スライド部を前記マンホールに対面させる工程と、
    前記マニプレータをその基端部を先端にして前記マンホールを介して前記水室内に挿入し、前記マニプレータの基端部を前記スライド部に連結する工程とを有することを特徴とする先端工具案内装置の搬入方法。
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