JP2007165002A - Dc/dcコンバータの制御回路、およびそれを用いた発光装置ならびに電子機器 - Google Patents

Dc/dcコンバータの制御回路、およびそれを用いた発光装置ならびに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子を安定に駆動する。
【解決手段】ヒステリシスコンパレータ24は、DC/DCコンバータの出力電圧Voutに応じた検出電圧Vout’を、2つのしきい値電圧と比較し、検出電圧Vout’が、低電圧側のしきい値電圧を下回るとローレベルとなり、高電圧側のしきい値電圧を上回るとハイレベルとなる比較信号Vcmpを出力する。スイッチング制御部30は、比較信号Vcmpを参照し、比較信号Vcmpが、ローレベルの期間、DC/DCコンバータ210のスイッチングトランジスタTr1をスイッチング動作させ、比較信号Vcmpがハイレベルの期間、スイッチング動作を停止する。制御回路100は、比較信号Vcmpがローレベルの期間、発光素子212を発光不能とし、ハイレベルの期間、発光を許可する。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光素子に駆動電圧を供給するDC/DCコンバータに関する。
入力電圧よりも高い電圧を生成するため、昇圧型のスイッチング電源がさまざまな電子機器において広く用いられている。こうした昇圧型のスイッチング電源は、スイッチング素子と、インダクタあるいはトランスを備えており、スイッチング素子を時分割的にオンオフさせることによりインダクタあるいはトランスに逆起電力を発生させ、入力電圧を昇圧して出力する。
トランスを用いる絶縁型のDC/DCコンバータでは、スイッチングトランジスタがオンすると、トランスの1次側に電流が流れ、トランスにエネルギが蓄えられる。スイッチングトランジスタがオフすると、トランスの2次側においてトランスに蓄えられたエネルギが、整流用ダイオードを介して充電電流として出力キャパシタに転送され、出力電圧が上昇する。
たとえば特許文献1、2には、絶縁型のDC/DCコンバータのうち、発振器を用いず、トランスの1次側あるいは2次側の状態をモニタし、これらの状態に応じて、スイッチングトランジスタのオンオフを制御する自励式のDC/DCコンバータが開示されている。
特開2004−201474号公報 特開2005−73483号公報
上述の絶縁型のDC/DCコンバータを、カメラのフラッシュ光源の電源として用いる場合について考える。フラッシュ光源としては、キセノンランプなどの発光素子が用いられるが、このキセノンランプは、駆動電圧が所定の電圧値より高くないと、正常に発光しないという特性を有する。
そのため、DC/DCコンバータの制御回路において、キセノンランプに供給される駆動電圧をモニタし、モニタした電圧が所定レベル以上である場合にのみ、発光を許可するという制御を行う必要がある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、発光素子を安定に駆動することのできるDC/DCコンバータの制御回路の提供にある。
本発明のある態様の制御回路は、発光素子に駆動電圧を供給するDC/DCコンバータの制御回路に関する。この制御回路は、DC/DCコンバータの出力電圧に応じた検出電圧を、2つのしきい値電圧と比較し、検出電圧が、低電圧側のしきい値電圧を下回ると第1レベルとなり、高電圧側のしきい値電圧を上回ると第2レベルとなる比較信号を出力するヒステリシスコンパレータと、ヒステリシスコンパレータから出力される比較信号を参照し、当該比較信号が、第1レベルの期間、DC/DCコンバータのスイッチング素子をスイッチング動作させ、比較信号が第2レベルの期間、スイッチング素子のスイッチング動作を停止するスイッチング制御部と、を備える。制御回路は、比較信号が第1レベルの期間、発光素子を発光不能とし、第2レベルの期間、発光を許可する。
この態様において、スイッチング制御部は、スイッチング素子をスイッチング動作させて、DC/DCコンバータの出力電圧を上昇させる充電期間と、スイッチング動作を停止して出力電圧を徐々に低下させる休止期間を、ヒステリシスコンパレータの出力である比較信号にもとづき交互に繰り返す間欠動作を行う。比較信号は、出力電圧が高電圧側のしきい値電圧から低電圧側のしきい値電圧に向かって低下する休止期間に第2レベルとなり、出力電圧が低電圧側のしきい値電圧から高電圧側のしきい値電圧に向かって上昇する充電期間に第1レベルとなる。その結果、発光素子は、休止期間のみ発光が許可され、充電期間には発光不能とされる。
この態様によると、休止期間中のみ発光を許可することにより、出力電圧は低電圧側のしきい値電圧より高い状態で発光することになるため、発光素子を安定に駆動することができる。また、充電期間中の発光を禁止することによって、DC/DCコンバータの出力キャパシタの充電と、発光による放電が同時に起こるのを防止し、回路の消費電流を低減することができる。
制御回路は、ヒステリシスコンパレータから出力される比較信号が制御端子に入力され、一端がプルアップ抵抗を介して高電位にバイアスされ、他端が接地された制御トランジスタをさらに備えてもよい。当該トランジスタの一端の電位にもとづき、発光素子の発光の可否を制御してもよい。
スイッチング制御部には、外部から昇圧指示信号が入力されており、当該スイッチング制御部は、昇圧指示信号によって昇圧停止が指示される期間、スイッチング素子のスイッチング動作を停止するとともに、内部の回路ブロックをオフ状態とし、上記制御トランジスタの一端の電位がハイレベルとなる期間、発光素子を発光不能としてもよい。
この場合、昇圧停止が指示される期間、ヒステリシスコンパレータがオフすると、制御トランジスタの一端の電位はハイレベルにプルアップされることが保証されるため、この期間の発光を確実に停止することができる。
制御回路は、本制御回路の外部に接続されるトランスの1次側の電流に応じた電圧を、所定の第1しきい値電圧と比較する第1電圧比較器と、トランスの2次側の電流に応じた電圧を、所定の第2しきい値電圧と比較する第2電圧比較器と、をさらに備え、第1、第2電圧比較器の出力信号にもとづく自励方式によってスイッチング素子のオンオフを制御してもよい。
制御回路は、ひとつの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、発光装置である。この発光装置は、スイッチングトランジスタを含み、当該スイッチングトランジスタのオンオフにより昇圧動作が制御されるDC/DCコンバータ出力回路と、スイッチングトランジスタのオンオフを制御する上述の制御回路と、DC/DCコンバータ出力回路の出力電圧により駆動される発光素子と、発光素子の発光状態を制御するマイクロプロセッサと、を備える。制御回路は、比較信号に応じた信号をマイクロプロセッサに出力しており、発光素子の発光可否を制御する。
発光素子は、キセノンチューブランプであって、その駆動経路上に設けられた発光制御トランジスタによって、発光状態が制御されてもよい。
本発明のさらに別の態様は、電池駆動型の電子機器である。この電池駆動型の電子機器は、撮像部と、撮像部による撮像の際、フラッシュとして用いられる上述の発光装置と、を備える。発光装置は、電池電圧を昇圧して発光素子を駆動する。
この態様によると、DC/DCコンバータの休止期間中にのみ発光素子の発光が許可されるため、消費電流を低減し、電池の寿命を延ばすことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るDC/DCコンバータの制御回路によれば、発光素子を安定に駆動することができる。
図1は、実施の形態に係る発光装置200を搭載した電子機器300の構成を示すブロック図である。電子機器300は、カメラを搭載した携帯電話端末であり、電池310、通信処理部312、DSP(Digital Signal Processor)314、撮像部316、発光装置200を備える。
電池310は、たとえばリチウムイオン電池であり、電子機器300の電源として設けられる。電池310は、電池電圧Vbatとして3〜4V程度の電圧を出力する。DSP314は、電子機器300全体を統括的に制御するブロックであり通信処理部312、撮像部316、発光装置200と接続されている。通信処理部312は、アンテナ、高周波回路などを含み、基地局との通信を行うブロックである。撮像部316は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOSセンサなどの撮像装置である。発光装置200は、撮像部316による撮像の際に、フラッシュとして用いられる光源である。
発光装置200は、DC/DCコンバータ210、発光素子212、発光制御回路214を備える。発光素子212としてはキセノンチューブなどが用いられる。DC/DCコンバータ210は、電池310から供給される電池電圧Vbatを昇圧し、発光素子212に300V程度の駆動電圧Voutを供給する昇圧型のスイッチングレギュレータである。発光制御回路214は、発光装置200の発光のタイミングを制御する回路である。
DSP314は、ユーザによる撮像のタイミングと同期してフラッシュ信号FLASHを発光制御回路214に対して出力する。発光制御回路214はフラッシュ信号FLASHが入力されると、発光素子212を発光させる。また、DSP314は、DC/DCコンバータ210に対して昇圧指示信号ENを出力する。DC/DCコンバータ210は昇圧指示信号ENがハイレベルの期間、昇圧動作を行い、ローレベルの期間、昇圧動作を停止し、内部の回路ブロックをオフ状態として低消費電力として待機する。
発光素子212は、十分に高い駆動電圧が供給されていないと、正常に発光しない。そこで、本実施の形態に係る電子機器300において、DC/DCコンバータ210は、発光素子212に供給する出力電圧Voutに応じた電圧をモニタし、出力電圧Voutの状態に応じて、DSP314に対して発光の可否を通知する。DSP314は、DC/DCコンバータ210から出力される発光許可信号SIG10がローレベルのときに限り、フラッシュ信号FLASHを発光制御回路214に出力する。
図2は、本実施の形態に係る発光装置200の構成を示す回路図である。発光装置200は、制御回路100、トランス10、整流用ダイオード12、出力キャパシタC1、発光素子212、IGBT214aを含む。以下の説明において、電圧信号、電流信号あるいは抵抗などに付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値あるいは抵抗値を表すものとして用いることとする。
図2に示す制御回路100、トランス10、整流用ダイオード12、出力キャパシタC1は、図1のDC/DCコンバータ210に対応する。また、本実施の形態において、スイッチングトランジスタTr1、トランス10、整流用ダイオード12、出力キャパシタC1がDC/DCコンバータ出力回路を構成する。また、図2のIGBT214a、発光制御部214bは、図1の発光制御回路214に対応する。
トランス10の1次側コイルの第1端子には、電池電圧Vbatが印加され、第2端子は、制御回路100の第1出力端子104と接続される。また、トランス10の2次側コイルの第1端子には、整流用ダイオード12のアノードが接続される。整流用ダイオード12のカソードと接地端子間には出力キャパシタC1が接続されている。トランス10の2次側コイルの第2端子は、制御回路100の第2検出端子106と接続される。
制御回路100は、トランス10の1次側および2次側コイルの電流を制御することによって、電池電圧Vbatを昇圧し、出力電圧Voutを駆動電圧として発光素子212に供給する。
発光素子212の電流経路上には、IGBT214aが接続されている。IGBT214aのゲートは、制御回路100の発光制御端子108に接続されており、制御回路100から出力される発光制御信号SIG20によってオンオフが制御される。発光制御信号SIG20がハイレベルのときIGBT214aはオンとなり、発光素子212が発光する。
次に、制御回路100の構成について説明する。制御回路100は、スイッチングトランジスタTr1、スイッチング制御部30、第1電圧比較器20、第1抵抗R1、第2電圧比較器22、第2抵抗R2、ヒステリシスコンパレータ24、トランジスタTr3、プルアップ抵抗Rp、発光制御部214bを備える。制御回路100は、1つの半導体基板上に機能ICとして一体集積化されている。
スイッチングトランジスタTr1は、NPN型のバイポーラトランジスタである。スイッチングトランジスタTr1のコレクタは、第1出力端子104に接続される。このスイッチングトランジスタTr1はMOSFETで構成してもよい。
第1抵抗R1は、トランス10の1次側コイルに流れる電流(以下、第1電流Ic1という)の電流経路上、すなわち、スイッチングトランジスタTr1のエミッタと接地間に設けられる。スイッチングトランジスタTr1がオンすることにより、トランス10の1次側コイルに第1電流Ic1が流れると、第1抵抗R1に電圧降下Vx1=Ic1×R1が発生する。以下、第1抵抗R1とスイッチングトランジスタTr1の接続点に現れる電圧を第1検出電圧Vx1という。
第1電圧比較器20は、第1検出電圧Vx1を、所定の第1しきい値電圧Vth1と比較し、Vx1>Vth1のときハイレベル、Vx1<Vth1のときローレベルとなる出力信号SIG1を出力する。上述のように、第1検出電圧Vx1は、トランス10の1次側コイルに流れる第1電流Ic1に比例する。したがって、第1電圧比較器20の出力信号SIG1は、第1電流Ic1が、Ith1=Vth1/R1で与えられる第1しきい値電流Ith1に達するとハイレベルとなる。
第2抵抗R2は、トランス10の2次側コイルに流れる電流(以下、第2電流Ic2という)の経路上、すなわち、第2検出端子106と接地間に設けられる。トランス10の2次側コイルに第2電流Ic2が流れると、第2抵抗R2には、Vx2=Ic2×R2で与えられる電圧降下が発生する。以下、第2抵抗R2の一端に現れる電圧を第2検出電圧Vx2という。
第2電圧比較器22は、第2検出電圧Vx2を、所定の第2しきい値電圧Vth2と比較し、Vth2>Vx2のときハイレベル、Vth2<Vx2のときローレベルとなる出力信号SIG2を出力する。いいかえれば、第2電圧比較器22の出力信号SIG2は、トランス10の2次側コイルに流れる第2電流Ic2が、Ith2=Vth2/R2で与えられる第2しきい値電流Ith2に達すると、ハイレベルとなる。本実施の形態において、第2しきい値電圧Vth2は、0Vより低い負の電圧に設定され、その結果、第2しきい値電流Ith2は、0A付近の負電流に設定される。
DC/DCコンバータ210の出力電圧Voutは、第3抵抗R3、第4抵抗R4によって分圧される。分圧された電圧Vout’=Vout×R4/(R3+R4)は、制御回路100の電圧検出端子102へと入力される。
ヒステリシスコンパレータ24の非反転入力端子は、電圧検出端子102に接続され、検出電圧Vout’が入力されている。また、その反転入力端子には基準電圧Vrefが入力される。ヒステリシスコンパレータ24は、DC/DCコンバータの出力電圧Voutに応じた検出電圧Vout’を、基準電圧Vrefにより定まる2つのしきい値電圧(以下、VHおよびVLと記す)と比較する。ヒステリシスコンパレータ24は、検出電圧Vout’が、低電圧側のしきい値電圧VLを下回ると第1レベル(ローレベル)となり、高電圧側のしきい値電圧VHを上回ると第2レベル(ハイレベル)となる比較信号Vcmpを出力する。
スイッチング制御部30は、第1電圧比較器20、第2電圧比較器22の出力信号SIG1、SIG2に加えて、ヒステリシスコンパレータ24から出力される比較信号Vcmpに、もとづき、スイッチングトランジスタTr1のオンオフを制御する。
ここで、スイッチング制御部30によるスイッチング動作の概要を説明する。スイッチング制御部30は、第1電圧比較器20、第2電圧比較器22の出力信号SIG1、SIG2にもとづいて、速い時間スケールでスイッチングトランジスタTr1のオンオフを制御する。
スイッチング制御部30は、第1検出電圧Vx1が第1しきい値電圧Vth1を超えると、すなわち、トランス10の1次側コイルに流れる第1電流Ic1が第1しきい値電流Ith1に達すると、スイッチングトランジスタTr1をオフする。
また、スイッチング制御部30は、第2検出電圧Vx2が第2しきい値電圧Vth2を超えてから、すなわち、トランス10の2次側コイルに流れる第2電流Ic2が第2しきい値電流Ith2=0Aに達してから、所定の遅延時間経過後にスイッチングトランジスタTr1をオンする。以上の制御によって、スイッチングトランジスタTr1を交互にオン、オフすることにより電池電圧Vbatが昇圧される。
スイッチング制御部30は、より長い時間スケールでみると、上述のようにスイッチングトランジスタTr1を交互にオンオフする充電期間と、スイッチング動作を停止する休止期間を繰り返す間欠動作を行っている。
次に、スイッチング制御部30の構成例について詳細に説明する。
第1電圧比較器20の出力信号SIG1は、インバータ32により反転される。インバータ32の出力信号SIG1’は、RSフリップフロップ34のセット端子(負論理)に入力される。RSフリップフロップ34の出力信号SIG3は、インバータ36により反転される。インバータ36の出力信号SIG4は、Dフリップフロップ40のプリセット端子(負論理)に入力される。また、RSフリップフロップ34の出力信号SIG3は、NORゲート50の入力端子の一方に入力される。
制御回路100の昇圧指示端子114には、DSP314から出力され、DC/DCコンバータ210全体のオンオフを制御する昇圧指示信号ENが入力されている。制御回路100は、昇圧指示信号ENがハイレベルのとき、スイッチングトランジスタTr1を駆動して昇圧動作を行う。NORゲート50は、昇圧指示信号ENと、RSフリップフロップ34の出力信号SIG3を論理演算する。NORゲート50の出力信号SIG8は、NANDゲート44に入力される。
スイッチング制御部30は、第2電圧比較器22の出力信号SIG2を遅延させる遅延回路38を含み、遅延回路38の出力にもとづいてスイッチングトランジスタTr1をオンする。
遅延回路38は、ベースが第2電圧比較器22の出力に接続され、エミッタ接地されたトランジスタTr2と、トランジスタTr2のコレクタと電源電圧端子間に設けられた抵抗R30と、トランジスタTr2のコレクタ端子と接地端子間に設けられたキャパシタC30と、を含む。第2検出電圧Vx2が0Vに達すると、第2電圧比較器22の出力信号SIG2がローレベルとなる。このとき、トランジスタTr2がオフし、抵抗R30を介してキャパシタC30の充電が開始される。キャパシタC30の一端に現れる電圧Vx4は、CR時定数に従って上昇する。
キャパシタC30の一端に現れる電圧Vx4は、Dフリップフロップ40のクロック端子へと入力される。Dフリップフロップ40のデータ端子は接地され、ローレベルに固定されている。また、Dフリップフロップ40のクリア端子には、昇圧指示信号ENが入力される。昇圧指示信号ENをクリア端子に入力することにより、制御回路100を昇圧動作の開始ごとに初期化することができる。また、Dフリップフロップ40のプリセット端子(負論理)には、インバータ36の出力信号SIG4が入力される。
Dフリップフロップ40は、プリセット端子(負論理)およびクリア端子(負論理)にハイレベルが入力される期間において、クロック端子に入力される遅延回路38の出力電圧Vx4がハイレベルとなると、反転出力信号SIG5としてハイレベルを出力する。また、プリセット端子に入力されるインバータ36の出力がハイレベルからローレベルに切り替わると、反転出力信号SIG5としてローレベルを出力する。
Dフリップフロップ40の反転出力信号SIG5は、ANDゲート42に入力される。ANDゲート42は、Dフリップフロップ40の反転出力信号SIG5と昇圧指示信号ENの論理積をNANDゲート44へと出力する。NANDゲート44は、NORゲート50の出力とANDゲート42の出力の否定論理積をインバータ46に出力する。インバータ46は、NANDゲート44の出力信号SIG9を反転する。インバータ46の出力信号Vswは、ANDゲート60に入力される。
ANDゲート48には、ANDゲート42の出力信号SIG6と昇圧指示信号ENが入力される。ANDゲート48の出力信号SIG7は、RSフリップフロップ34のリセット端子に入力される。
ヒステリシスコンパレータ24から出力される比較信号Vcmpは、ANDゲート60に入力される。ANDゲート60は、比較信号Vcmpの反転信号と、スイッチング信号Vswの論理積を、スイッチングトランジスタTr1のベースに出力する。
比較信号Vcmpがハイレベルの期間、ANDゲート60の出力であるスイッチング信号Vsw’はローレベルに固定され、スイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作は停止する。以下、この期間を休止期間という。また、比較信号Vcmpがローレベルの期間、スイッチング信号Vsw’は、インバータ46の出力信号Vswと同じ論理値をとる。以下、この期間を充電期間という。スイッチング制御部30は、DC/DCコンバータ210の出力電圧Voutにもとづいて、充電期間と休止期間を交互に繰り返す間欠動作を行う。以上が、スイッチング制御部30の構成である。
トランジスタTr3は、制御端子であるベースにヒステリシスコンパレータ24から出力される比較信号Vcmpが入力され、コレクタがプルアップ抵抗Rpを介して電源電圧にバイアスされ、エミッタが接地される。トランジスタTr3のコレクタは、発光許可端子110と接続される。発光許可端子110からは、比較信号Vcmpを論理反転した発光許可信号SIG10が出力される。
発光制御部214bは、発光指示端子112に入力されたフラッシュ信号FLASHにもとづき、発光制御信号SIG20を生成し、IGBT214aのベース電圧を制御する。
以上のように構成された発光装置200の動作について説明する。図3は、図2のDC/DCコンバータの制御回路100の充電期間におけるタイムチャートである。各信号SIG1〜SIG9は、図2に示す各信号に対応している。時刻T0以降、昇圧指示信号ENはハイレベルに設定されているものとする。
時刻T0に、スイッチング信号Vswがハイレベルとなっており、スイッチングトランジスタTr1はオンしている。スイッチングトランジスタTr1がオンすることにより、トランス10の1次側コイルに流れる第1電流Ic1が徐々に上昇し、時刻T1にVx1>Vth1となる。
Vx1>Vth1となると、第1電圧比較器20の出力信号SIG1はローレベルからハイレベルに切り替わる。同時に、インバータ32の出力信号SIG1’は、ハイレベルからローレベルに切り替わる。信号SIG1’がハイレベルからローレベルに切り替わると、RSフリップフロップ34がセットされ、RSフリップフロップ34の出力信号SIG3はハイレベルとなる。信号SIG3がハイレベルになると、インバータ36の出力信号SIG4はローレベルとなり、Dフリップフロップ40がプリセットされ、Dフリップフロップ40の反転出力信号SIG5はローレベルとなる。ANDゲート42の出力信号SIG6は、昇圧指示信号ENがハイレベルであるため、信号SIG5と同じ論理値をとる。
昇圧指示信号ENがハイレベルのとき、NORゲート50は、RSフリップフロップ34の出力信号SIG3を反転するインバータとして機能する。したがって、時刻T1にRSフリップフロップ34の出力信号SIG3がハイレベルとなると、NORゲート50の出力信号SIG8はハイレベルからローレベルに変化する。このとき、NANDゲート44の2つの入力信号SIG6、SIG8は、いずれもローレベルとなるため、NANDゲート44の出力信号SIG9はハイレベルとなる。その結果、時刻T1にインバータ46から出力されるスイッチング信号Vsw(=Vsw’)はローレベルとなり、スイッチングトランジスタTr1がオフする。
時刻T1にANDゲート42の出力信号SIG6がローレベルとなると、数ゲート分の遅延時間経過後の時刻T2に、ANDゲート48の出力信号SIG7は、ローレベルとなる。なお、この遅延以外にも遅延は存在するが、説明の簡略化のため省略する。ANDゲート48の出力信号SIG7がハイレベルからローレベルに変化すると、RSフリップフロップ34がリセットされる。その結果、RSフリップフロップ34の出力信号SIG3は、すぐにローレベルに戻される。RSフリップフロップ34の出力信号SIG3がローレベルとなると、NORゲート50の出力信号SIG8はハイレベルとなる。また、インバータ36の出力信号SIG4、すなわち、Dフリップフロップ40のプリセット端子への入力もハイレベルとなる。
時刻T1にスイッチングトランジスタTr1がオフすると、トランス10の2次側コイルに第2電流Ic2が流れ始める。この第2電流Ic2は、スイッチングトランジスタTr1がオフされた瞬間に最大となり、トランス10に蓄えられたエネルギが減少するに従って徐々に小さくなる。その結果、第2抵抗R2に現れる第2検出電圧Vx2は時間とともに徐々に上昇する。時刻T3に、第2検出電圧Vx2が第2しきい値電圧Vth2に達し、第2電圧比較器22の出力信号SIG2はハイレベルからローレベルに切り替わる。
時刻T3に第2電圧比較器22の出力信号SIG2がローレベルとなると、遅延回路38の出力電圧Vx4は時定数をもって上昇し始める。時刻T3から遅延時間τ経過後の時刻T4に、Dフリップフロップ40のクロック端子に入力された遅延回路38の出力電圧Vx4が、しきい値電圧Vtに達すると、Dフリップフロップ40の反転出力信号SIG5はハイレベルとなる。Dフリップフロップ40の反転出力信号SIG5がハイレベルとなると、ANDゲート42の出力信号SIG6、ANDゲート48の出力信号SIG7はいずれもハイレベルとなる。ANDゲート42の出力信号SIG6がハイレベルとなると、NANDゲート44の出力信号SIG9はローレベルとなり、インバータ46の出力信号、すなわちスイッチング信号Vsw(=Vsw’)はハイレベルとなって、スイッチングトランジスタTr1は再びオンする。
このように、本実施の形態に係る制御回路100では、充電期間において、トランス10の1次側コイル、2次側コイルに流れる第1電流Ic1、第2電流Ic2をそれぞれ検出して、スイッチングトランジスタTr1のオンオフを切り替える。スイッチングトランジスタTr1のオンオフを切り替えることにより、出力キャパシタC1には電荷が蓄えられていき、出力電圧Voutが上昇していく。
図4は、図2の発光装置200全体のタイムチャートである。図4は、説明を簡潔にするため、縦軸および横軸を適宜拡大、縮小して示している。時刻T10に、昇圧指示信号ENがハイレベルとなり、制御回路100は、昇圧動作を開始する。時刻T10から時刻T11までの期間、Vout’<VHであるため、ヒステリシスコンパレータ24の出力である比較信号Vcmpはローレベルとなっており、図3をもとに説明した昇圧動作を行う。その結果、DC/DCコンバータ210の出力電圧は時間とともに上昇していく。時刻T11に、出力電圧Voutに応じた検出電圧Vout’が高電圧側のしきい値電圧VHに達すると、比較信号Vcmpはハイレベルとなる。比較信号Vcmpがハイレベルとなると、スイッチング信号Vsw’がローレベルに固定され、休止期間φ2となる。休止期間φ2に、スイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作が停止すると、出力キャパシタC1の充電が停止するため、検出電圧Vout’は、時間とともに低下し始める。
時刻T12に、検出電圧Vout’が、低電圧側のしきい値電圧VLまで低下すると、比較信号Vcmpは、再びローレベルとなり、充電期間φ1となる。このように、DC/DCコンバータ210は、充電期間φ1と、休止期間φ2を間欠的に繰り返すことにより、検出電圧Vout’を、2つのしきい値電圧VHとVLの間に安定化する。
時刻T13に、昇圧指示信号ENがローレベルとなると、制御回路100は、スイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作を停止して昇圧動作を停止し、さらに内部の回路ブロックをオフ状態として低消費電力として待機する。制御回路100は、この間、内部の回路ブロックとして、第1電圧比較器20、第2電圧比較器22、ヒステリシスコンパレータ24などのブロックをすべてオフする。
昇圧指示信号ENがローレベルとなり、ヒステリシスコンパレータ24がオフすると、検出電圧Vout’の値によらず比較信号Vcmpはローレベルとなり、発光許可信号SIG10は、ハイレベルにプルアップされる。
時刻T14に昇圧指示信号ENが再びハイレベルとなると、DC/DCコンバータ210は昇圧動作を開始する。
フラッシュ信号FLASHは、発光許可信号SIG10がローレベルのときに限り、発光制御回路214に出力される。たとえば、図4においては、フラッシュ信号FLASHは、時刻T15にハイレベルとなる。フラッシュ信号FLASHがハイレベルとなると、発光素子212が発光する。その結果、出力キャパシタC1に蓄えられた電荷が放電され、検出電圧Vout’が低下する。検出電圧Vout’が低電圧側のしきい値電圧VLを下回ると、比較信号Vcmpはローレベルとなる。比較信号Vcmpがローレベルとなると、発光許可信号SIG10はハイレベルとなり、検出電圧Vout’が再び高電圧側のしきい値電圧VHに達するまでの期間、発光が禁止される。
本実施の形態に係る発光装置200では、発光許可信号SIG10がローレベルの期間、すなわち検出電圧Vout’が高電圧側のしきい値電圧VHから低電圧側のしきい値電圧VLに低下するまでの休止期間、発光が許可される。その結果、検出電圧Vout’が、しきい値電圧VLよりも高い状態でのみ発光が許可されることになるため、発光素子212を安定に発光させることができる。
また、発光許可信号SIG10がハイレベルの期間、すなわち、検出電圧Vout’が低電圧側のしきい値電圧VLから高電圧側のしきい値電圧VHに向かって上昇する充電期間、発光が禁止される。
発光素子212が発光すると、出力キャパシタC1に蓄えられた電荷が発光素子212に流れる。したがって、出力キャパシタC1を充電する充電期間中に、発光素子212を発光させると、充電と放電が同時に起こることになるため、消費電流が大きくなってしまう。一方、本実施の形態に係る発光装置200では、休止期間中にのみ発光を許可するため、消費電流を低減することができる。
また、本実施の形態に係る制御回路100によれば、出力電圧Vout(検出電圧Vout’)を安定化するためのヒステリシスコンパレータを、発光素子212の発光を可否を決定するために用いている。すなわち、発光を可否を決定するためのコンパレータを別途設けた場合に比べて、回路規模を小さくすることができる。
さらに、比較信号Vcmpを発光許可信号SIG10として直接、DSP314に出力せずに、トランジスタTr3、プルアップ抵抗Rpを用いて反転してから出力することによって以下の効果を有する。
制御回路100は、昇圧指示信号ENがローレベルの期間、低消費電力化のために、ヒステリシスコンパレータ24をオフする。ヒステリシスコンパレータ24がオフすると、トランジスタTr3のコレクタ電位、すなわち発光許可信号SIG10は、ハイレベルにプルアップされることが保証されるため、この間、発光素子212の発光を確実に禁止することができる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
スイッチング制御部30の回路構成については、さまざまな変形例が存在する。たとえば、実施の形態では、スイッチング制御部30にANDゲート60を設け、ヒステリシスコンパレータ24の比較信号VcmpにもとづいてスイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作を停止させる構成とした。しかしながら本発明はこの回路構成には限定されず、結果としてスイッチング信号Vsw’がローレベルに固定される論理構成とすればよい。
また、本実施の形態において、ハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
実施の形態では、制御回路100を集積化する場合について説明したが、これには限定されない。たとえば、スイッチングトランジスタTr1としてディスクリート素子を用いてもよいし、第1抵抗R1、第2抵抗R2などを、制御回路100の外部にチップ部品として接続してもよい。
実施の形態では、自励方式のDC/DCコンバータについて説明したが、本発明は、発振器から出力される周期電圧にもとづき、スイッチングトランジスタTr1をオンオフする他励方式のスイッチングレギュレータにも適用することができる。この場合にも、ヒステリシスコンパレータ24を設け、比較信号Vcmpにもとづいて充電期間と休止期間を繰り返す間欠動作を行うとともに、休止期間のみ発光素子212の発光を許可すればよい。
実施の形態に係る発光装置を搭載した電子機器の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る発光装置の構成を示す回路図である。 図2のDC/DCコンバータの制御回路の充電期間におけるタイムチャートである。 図2の発光装置全体のタイムチャートである。
符号の説明
10 トランス、 20 第1電圧比較器、 22 第2電圧比較器、 24 ヒステリシスコンパレータ、 30 スイッチング制御部、 100 制御回路、 200 発光装置、 210 DC/DCコンバータ、 212 発光素子、 300 電子機器、 310 電池、 316 撮像部、 Tr1 スイッチングトランジスタ、 Tr2 トランジスタ。

Claims (8)

  1. 発光素子に駆動電圧を供給するDC/DCコンバータの制御回路であって、
    前記DC/DCコンバータの出力電圧に応じた検出電圧を、2つのしきい値電圧と比較し、前記検出電圧が、低電圧側のしきい値電圧を下回ると第1レベルとなり、高電圧側のしきい値電圧を上回ると第2レベルとなる比較信号を出力するヒステリシスコンパレータと、
    前記ヒステリシスコンパレータから出力される前記比較信号を参照し、当該比較信号が、前記第1レベルの期間、前記DC/DCコンバータのスイッチング素子をスイッチング動作させ、前記比較信号が第2レベルの期間、前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止するスイッチング制御部と、
    を備え、
    前記比較信号が前記第1レベルの期間、前記発光素子を発光不能とし、前記第2レベルの期間、発光を許可することを特徴とする制御回路。
  2. 前記ヒステリシスコンパレータから出力される前記比較信号が制御端子に入力され、一端がプルアップ抵抗を介して高電位にバイアスされ、他端が接地されたトランジスタをさらに備え、
    当該トランジスタの前記一端の電位にもとづき、前記発光素子の発光の可否状態を出力することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記スイッチング制御部には、外部から昇圧指示信号が入力されており、当該スイッチング制御部は、前記昇圧指示信号によって昇圧停止が指示される期間、前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止するとともに、内部の回路ブロックをオフ状態とし、
    前記トランジスタの前記一端の電位がハイレベルとなる期間、前記発光素子を発光不能とすることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 本制御回路の外部に接続されるトランスの1次側の電流に応じた電圧を、所定の第1しきい値電圧と比較する第1電圧比較器と、
    前記トランスの2次側の電流に応じた電圧を所定の第2しきい値電圧と比較する第2電圧比較器と、
    をさらに備え、
    前記第1、第2電圧比較器の出力信号にもとづく自励方式によって前記スイッチング素子のオンオフを制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の制御回路。
  5. ひとつの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の制御回路。
  6. スイッチングトランジスタを含み、当該スイッチングトランジスタのオンオフにより昇圧動作が制御されるDC/DCコンバータ出力回路と、
    前記スイッチングトランジスタのオンオフを制御する請求項1から5のいずれかに記載の制御回路と、
    前記DC/DCコンバータ出力回路の出力電圧により駆動される発光素子と、
    前記発光素子の発光状態を制御するマイクロプロセッサと、
    を備え、
    前記制御回路は、前記比較信号に応じた信号を前記マイクロプロセッサに出力して、前記発光素子の発光可否を制御することを特徴とする発光装置。
  7. 前記発光素子は、キセノンチューブランプであって、その駆動経路上に設けられた発光制御トランジスタによって、発光状態が制御されることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 撮像部と、
    前記撮像部による撮像の際、フラッシュとして用いられる請求項6または7に記載の発光装置と、
    を備え、前記発光装置は、電池電圧を昇圧して前記発光素子を駆動することを特徴とする電池駆動型の電子機器。
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