JP2006154457A - ストロボ充電装置およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 フライバック式のDC/DCコンバータで一定のPWM信号で簡単に充電制御を行う。
【解決手段】 主コンデンサと前記主コンデンサに充電を行う、フライバック式DC/DCコンバータで構成されるストロボ充電装置において、前記DC/DCコンバータのトランスの一次巻線に電流駆動を行う一次電流駆動手段と所定の周波数及びデューティのパルス信号を出力するPWM信号出力手段と前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線の電流を検出する二次電流検出手段と前記パルス信号を二次電流検出信号の出力に応じて前記一次電流駆動手段の駆動信号として出力する駆動信号出力手段を有し、前記二次電流の検出中はパルス信号を駆動信号出力として停止し前記二次電流の消失を或いは所定電流以下を検出したらパルス信号を駆動信号出力として出力するように構成したことを特徴とするストロボ充電装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 主コンデンサと前記主コンデンサに充電を行う、フライバック式DC/DCコンバータで構成されるストロボ充電装置において、前記DC/DCコンバータのトランスの一次巻線に電流駆動を行う一次電流駆動手段と所定の周波数及びデューティのパルス信号を出力するPWM信号出力手段と前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線の電流を検出する二次電流検出手段と前記パルス信号を二次電流検出信号の出力に応じて前記一次電流駆動手段の駆動信号として出力する駆動信号出力手段を有し、前記二次電流の検出中はパルス信号を駆動信号出力として停止し前記二次電流の消失を或いは所定電流以下を検出したらパルス信号を駆動信号出力として出力するように構成したことを特徴とするストロボ充電装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、DC/DCコンバータに関する物であり、主に、カメラの電子閃光装置のDC/DCコンバータに関し、さらにストロボ充電装置およびカメラに関するものである。
従来、例えば特許文献1で、二次電流の検出中にパルス信号を無能化(パルス信号を抵抗を介して発振素子FETに入力している。その抵抗を介した信号をローレベルにする)している。具体的には、図2に示す回路である。本回路に於いて、1は電源であるところの電池、2はコンデンサであり、電池1と並列に接続されている。3はトランスであり、一次巻線と二次巻線で構成されている。このトランス3に電池1の正極、一次巻線、FET5、電池1の負極のループで電流を流すことにより、エネルギーをコアに蓄積しそのエネルギーで逆起電力を発生させる。31、32は抵抗で抵抗31と抵抗32直列に接続され且つ後述のトランジスタ9のコレクタに接続されている。
更に抵抗31は制御IC101内PWM回路102よりPWM信号が入力される。また抵抗32は後述のFET5に接続されている。5はFETであり、トランス3の一次巻線の電流を駆動する。6は抵抗でありFET5のゲートと電池1負極に接続されている。
24は主コンデンサであり、電荷を蓄積する7は高圧整流ダイオードであり、アノードはトランス3の二次巻線の巻き終わりに接続され、カソードは整流ダイオード15のアノードに接続されている。8は抵抗であり、後述のトランジスタ9のベース・エミッタ間に接続されている。9はトランジスタであり、ベースが主コンデンサ24の陰極に、エミッタがトランス3の二次巻線の巻き始めに、それぞれ接続され、トランス3の二次巻線より発生した逆起電力を主コンデンサ24に蓄積する電荷の電流ループを、高圧整流ダイオード7を含めた構成で形成する。
15は高圧ダイオードで、前述の高圧整流ダイオード7に接続され、後述の抵抗12と抵抗13により主コンデンサ24の蓄積された電荷が放電されないようにブロックしている。11はコンデンサで高圧整流ダイオード7とダイオード15間に接続され主コンデンサ24とほぼ同電位の充電電圧となる、12と13は抵抗で抵抗12と抵抗13は直列に接続され、前述のコンデンサ11と並列に接続されのコンデンサ11の電圧を分圧して、分圧された電圧を前述の制御IC101内A/D回路103に接続している。14はコンデンサでA/D回路103の入力する電圧のノイズを除去する。
16は抵抗であり、片側を主コンデンサ24、片側を後述のコンデンサ17に接続されている。17はコンデンサで片側を抵抗16、片側を後述のトリガーコイルに接続されている。18はサイリスタで、アノードをコンデンサ17に接続され、カソードを主コンデンサ24の陰極に接続されている。21は抵抗で20はコンデンサであって、夫々サイリスタ18のゲートと主コンデンサ24の陰極間に接続されている。19は、抵抗でサイリスタ18と後述の制御IC101間に接続されている。22はトリガーコイルで、抵抗16により充電されたコンデンサ17の電圧を、コンデンサ17、サイリスタ18、トリガーコイル22のループで放電することにより、トリガーコイル22にトリガー電圧を発生させる。
23は放電管であり、トリガーコイル22よりトリガー電圧を受け、主コンデン23に蓄積された電荷により発光する。
101は制御ICであり104はマイコンであり、不図示のカメラの測光、測距、レンズ駆動、フィルム給送等のカメラシーケンス及び本発明のストロボ装置の制御を行う。102はPWM回路でありPWM信号を出力している。103はA/D回路であり、前述の抵抗12と抵抗13で分圧された電圧をデジタル化する。
また、aはPWM回路102より出力されるPWM信号、bはFET5のゲート入力信号(FETGATE)、cはトランス3の一次巻線に流れる一次電流、dはトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。eは、抵抗31と抵抗32へ接続されている二次電流検出信号である。
図6は昇圧動作時のタイミングチャートであり、各電流及び信号a〜eである。
上記説明した、図2であるところのブロック図とタイミングチャート図6をもとに、本発明の動作を説明する。
制御IC101内PWM回路102から接続端子及び抵抗31と抵抗32を介してPWM信号のハイレベル信号をFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)として与える。この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード7によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。
このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行われる。このときトランス3の一次電流(c)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行ったら、PWM回路102は出力信号をローレベル(〔2〕のタイミング)となり、抵抗31と抵抗32を介したFET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔3〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。
ここでは、PWM信号に〔2〕のタイミングの立ち下がりに対してFET5のゲートの信号は、抵抗31と抵抗32を介しているためFET5のゲート容量の影響で〔3〕のタイミングでオフする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力がトランス3の二次巻線で発生した二次電流(d)(〔3〕〜〔5〕のタイミング)として、高圧整流ダイオード7、主コンデンサ24、抵抗7及びトランジスタ9のループで流れ、主コンデンサ24に電荷が蓄積される。この時二次電流は、前述のFET5のゲートの遅れの影響で二次電流の出力のピークの低下を招いている。
次に〔4〕のタイミングでは、〔2〕のタイミングでローレベルとなったPWM信号は、再びハイ信号レベルとなる。しかしこの時は、二次電流が流れている状態にあり二次電流によりトランジスタ9がオンして二次の電流が分流されてトランジスタのコレクタもローレベルとなる。よって二次電流検出信号eにより抵抗31と抵抗32に接続部はローレベルが維持されとともにFET5もオフ状態が維持される。
そして、またPWM信号がハイレベルからローレベルとなるタイミング〔4〕となり、次のハイレベルがきても二次電流は放出中であり二次電流検出信号eがロー状態を維持しているので、抵抗31と抵抗32に接続部はローレベルを維持し、FET5をオフ状態としている。そしてタイミング〔5〕で二次電流が停止或いは、所定電流以下となり、二次電流検出信号eがローレベルからハイレベルに反転する。この反転により抵抗31と抵抗32に接続部はハイレベルとなり第1の入力は既に〔4〕のタイミングでハイレベルに有るので、抵抗31と抵抗32に接続部は、ハイレベルとなりFET5のゲートもハイレベルとなり再びトランス3の一次巻線に電流を駆動して、トランス3のコアにエネルギー蓄積を行う。
そして、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行ったら、PWM回路102は出力信号をローレベルとなり、抵抗31と抵抗32に接続部はローレベルとなり、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔6〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。この充電動作を繰り返し行いながら充電をして行く。そして抵抗12と抵抗13の充電電圧の検出結果に応じて、PWM回路102のPWM信号のデューティ比を変化させながら主コンデンサ24が充電完了電圧に達するまで充電を行っていた。
特開2002−6371号公報
しかしながら上記従来例では、発振素子のFETへのパルス信号が抵抗を介しての信号なので、SW特性が悪く充電効率を悪化させる恐れがある。また、SW特性を改善するためには、抵抗値の低抵抗化が必要であり、低抵抗とした場合PWM信号の出力に対して大きい負担となるものであった。
また、充電電圧に応じて、PWM信号のデューティ比を変更していくため、充電電圧を検出するA/D回路を必要としていた。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、煩雑なパルス設定を行うことなく充電制御を行う事を可能にし、充電効率の良いストロボ充電装置およびカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は以下に述べるようなものである。
請求項1によれば、主コンデンサと前記主コンデンサに充電を行う、フライバック式DC/DCコンバータで構成されるストロボ充電装置において、前記DC/DCコンバータのトランスの一次巻線に電流駆動を行う一次電流駆動手段と所定の周波数及びデューティのパルス信号を出力するPWM信号出力手段と前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線の電流を検出する二次電流検出手段と前記パルス信号を二次電流検出信号の出力に応じて前記一次電流駆動手段の駆動信号として出力する駆動信号出力手段を有し、前記二次電流の検出中はパルス信号を駆動信号出力として停止し前記二次電流の消失を或いは所定電流以下を検出したらパルス信号を駆動信号出力として出力するような構成にすることにより、簡単な回路構成によりフライバック式の充電が可能になる。
請求項2によれば、前記駆動信号出力手段は、ゲート回路で回路を構成することにより効率の良いフライバック式の充電が可能になる。
請求項3によれば、PWM信号出力手段のパルス信号は周期は一定に設定する事により簡単なシーケンスでフライバック式の充電が可能になる。
二次電流の検出中はPWMパルス信号を駆動信号出力として停止し、二次電流の消失を或いは所定電流以下を検出したらPWMパルス信号を駆動信号出力として出力するように構成したことにより、専用の制御回路を必要とすることなく、且つ逐次充電電圧は検出して、その検出結果に応じて、煩雑なパルス設定を行うことなく充電制御行う事を可能にした。また、駆動信号の出力手段にゲート回路にしたことにより充電効率の良いストロボ充電回路を提供できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
まず、図1を参照して第1の実施の形態例で使用するストロボ充電回路の全体構成について説明する。この図1は本発明の第1の実施例の形態のストロボ充電回路の全体の電気的な概略構成を示す機能ブロック図である。
同図において、1は電源であるところの電池、2はコンデンサであり、電池1と並列に接続されている。
3はトランスであり、一次巻線と二次巻線で構成されている。このトランス3に電池1の正極、一次巻線、FET5、電池1の負極のループで電流を流すことにより、エネルギーをコアに蓄積しそのエネルギーで逆起電力を発生させる。4はアンド型ゲートで第1の入力に後述の制御IC101内PWM回路102よりPWM信号が入力される。
また第2の入力には、後述のトランジスタ9のコレクタに接続されている。また出力は後述のFET5に接続されている。5はFETであり、前述のアンド型ゲート4出力信号によりのトランス3の一次巻線の電流を駆動する。6は抵抗でありFET5のゲートと電池1負極に接続されている。
24は主コンデンサであり、電荷を蓄積する7は高圧整流ダイオードであり、アノードはトランス3の二次巻線の巻き終わりに接続され、カソードは整流ダイオード15のアノードに接続されている。8は抵抗であり、後述のトランジスタ9のベース・エミッタ間に接続されている。9はトランジスタであり、ベースが主コンデンサ24の陰極に、エミッタがトランス3の二次巻線の巻き始めに、それぞれ接続され、トランス3の二次巻線より発生した逆起電力を主コンデンサ24に蓄積する電荷の電流ループを、高圧整流ダイオード7を含めた構成で形成する。
10は抵抗であり、一方をトランジスタ8のコレクタに接続され、他方を不図示の補助電源Vccに接続されている。15は高圧ダイオードで、前述の高圧整流ダイオード7に接続され、後述の抵抗12と抵抗13により主コンデンサ24の蓄積された電荷が放電されないようにブロックしている。11はコンデンサで高圧整流ダイオード7とダイオード15間に接続され主コンデンサ24とほぼ同電位の充電電圧となる、12と13は抵抗で抵抗12と抵抗13は直列に接続され、前述のコンデンサ11と並列に接続されのコンデンサ11の電圧を分圧して、分圧された電圧を前述の制御IC101内充電電圧検出回路103に接続している。14はコンデンサで充電電圧検出回路103の入力する電圧のノイズを除去する。
16は抵抗であり、片側を主コンデンサ24、片側を後述のコンデンサ17に接続されている。17はコンデンサで片側を抵抗16、片側を後述のトリガーコイルに接続されている。18はサイリスタで、アノードをコンデンサ17に接続され、カソードを主コンデンサ24の陰極に接続されている。21は抵抗で20はコンデンサであって、夫々サイリスタ18のゲートと主コンデンサ24の陰極間に接続されている。19は、抵抗でサイリスタ18と後述の制御IC101間に接続されている。22はトリガーコイルで、抵抗16により充電されたコンデンサ17の電圧を、コンデンサ17、サイリスタ18、トリガーコイル22のループで放電することにより、トリガーコイル22にトリガー電圧を発生させる。
23は放電管であり、トリガーコイル22よりトリガー電圧を受け、主コンデン23に蓄積された電荷により発光する。
101は制御ICであり104はマイコンであり、不図示のカメラの測光、測距、レンズ駆動、フィルム給送等のカメラシーケンス及び本発明のストロボ装置の制御を行う。102はPWM回路であり前述のアンド型ゲートに入力している。103は充電電圧検出回路であり、A/D回路或いは、コンパレータであり、前述の抵抗12と抵抗13で分圧された電圧をA/D回路ではデジタル化して、そのA/Dの結果が所定の電圧に達したか検出する、またコンパレータでは所定電圧に達したか検出する。
また、aはPWM回路102より出力されるPWM信号、bはFET5のゲート入力信号(FETGATE)、cはトランス3の一次巻線に流れる一次電流、dはトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。eは、抵抗10と制御IC101へ接続されている二次電流検出信号である。
図3は昇圧動作時のタイミングチャートであり、(A)は主コンデンサ24の電圧が25V程度の時、(B)は50V程度の時、(C)は200V程度の時のタイミングチャートであり各電流及び信号a〜eである。
上記説明した、図1であるところのブロック図とタイミングチャート図3をもとに、本発明の動作を説明する。
まず、主コンデンサ24の充電電圧が20V程度の時のタイミングチャート(A)の充電動作を説明する。
制御IC101内PWM回路102から接続端子を介してアンド型ゲート4の第1の入力に所定のPWM信号のハイレベル信号が入力される。また、第2の入力には、二次電流の発生が無い状態に有るので、抵抗10で補助電源Vccによりプルアップ状態にありハイレベル信号が入力されている。この信号によりアンド型ゲート4の出力はハイレベル信号となりFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)を与える。
この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード7によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行われる。このときトランス3の一次電流(c)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行ったら、PWM回路102の出力信号はローレベルとなり、アンド型ゲートの出力はローレベルとなり、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力がトランス3の二次巻線で発生した二次電流(d)(〔2〕〜〔4〕のタイミング)として、高圧整流ダイオード7、主コンデンサ24、抵抗7及びトランジスタ9のループで流れ、主コンデンサ24に電荷が蓄積される。
次に〔3〕のタイミングでは、〔2〕のタイミングでローレベルとなったPWM信号は、再びハイレベルとなる。しかしこの時は、二次電流が流れている状態にあり二次電流によりトランジスタ9がオンして二次の電流が分流されてローレベルとなる二次電流検出信号eによりアンド型ゲートの出力は、ローレベルが維持されとともにFET5もオフ状態が維持される。
そして、またPWM信号がハイレベルからローレベルとなり、次のハイレベルの〔4〕のタイミングがきても二次電流は放出中即ち二次電流検出信号eがローレベルを維持しているので、アンド型ゲートの出力はローレベルを維持し、FET5をオフ状態としている。そしてタイミング〔5〕で二次電流が停止或いは、所定電流以下となり、二次電流検出信号eがローレベルからハイレベルに反転する。この反転によりアンド型ゲート4の第2の入力はハイレベルとなり第1の入力は既に〔4〕のタイミングでハイレベルに有るので、アンド型ゲート4の出力は、ハイレベルとなりFET5のゲートもハイレベルとなり再びトランス3の一次巻線に電流を駆動して、トランス3のコアにエネルギー蓄積を行う。
そして、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行ったら、PWM回路102は出力信号をローレベルとなり、アンド型ゲートの出力はローレベルとなり、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔6〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。この充電動作を繰り返し行いながら充電をして行く。
この時、〔1〕〜〔2〕の一次電流駆動時間と〔5〕〜〔6〕の一次電流駆動時間は(A)のタイミングチャートからわかるように、二次電流検出信号(e)の信号に応じてアンド型ゲートの出力信号の通り駆動時間を変化させながら充電動作を行う。
次に主コンデンサ24の充電電圧が50V程度の時のタイミングチャート(B)の充電動作を説明する。
制御IC101内PWM回路102から接続端子を介してアンド型ゲート4の第1の入力に所定のPWM信号のハイレベル信号が入力されている。また、第2の入力には、前回の駆動後に発生した二次電流が、停止或いは、所定電流以下となり、二次電流検出信号eがローレベルからハイレベルに反転する。この信号によりアンド型ゲート4の出力はハイレベル信号となりFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)を与える。
この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード7によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行われる。このときトランス3の一次電流(c)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行ったら、PWM回路102は出力信号をローレベルとなり、アンド型ゲートの出力はローレベルとなり、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力がトランス3の二次巻線で発生した二次電流(d)(〔2〕〜〔4〕のタイミング)として、高圧整流ダイオード7、主コンデンサ24、抵抗7及びトランジスタ9のループで流れ、主コンデンサ24に電荷が蓄積される。
次に〔3〕のタイミングでは、〔2〕でローとなったPWM信号は、再びハイ信号レベルとなる。しかしこの時は、二次電流が流れている状態にあり二次電流によりトランジスタ9がオンして二次の電流が分流されてローレベルとなる二次電流検出信号eによりアンド型ゲートの出力は、ローレベルが維持されとともにFET5もオフ状態が維持される。
そして、タイミング〔4〕で二次電流が停止或いは、所定電流以下となり、二次電流検出信号eがローレベルからハイレベルに反転する。この反転によりアンド型ゲート4の第2の入力はハイレベルとなり第1の入力は既に〔3〕のタイミングでハイレベルに有るので、アンド型ゲート4の出力は、ハイレベルとなりFET5のゲートもハイレベルとなり再びトランス3の一次巻線に電流を駆動して、トランス3のコアにエネルギー蓄積を行う。
そして、PWM回路102で設定された所定のデューティのハイレベルの時間行ったら、PWM回路102は出力信号をローレベルとなり、アンド型ゲートの出力はローレベルとなり、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔5〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。この充電動作を繰り返し行いながら充電をして行く。この時、〔1〕〜〔2〕の一次電流駆動時間と〔4〕〜〔5〕の一次電流駆動時間は(B)のタイミングチャートからわかるように、二次電流検出信号(e)の信号に応じてアンド型ゲートの出力信号の通りPWM信号のハイレベルの時間より短い駆動時間により充電動作を行う。
次に主コンデンサ24の充電電圧が200V程度の時のタイミングチャート(C)の充電動作を説明する。
タイミングは、前述の主コンデンサ24が50V時とほぼ同様である。異なる点としては、二次電流(d)の放出時間が短くなり二次電流検出信号が短くなっている。それにしたがって、FETGATE(b)のアンド型ゲート4の出力であるFET5の駆動信号が、主コンデンサが50V時より長くなっている。即ち、図5に示すように主コンデンサ24の充電電圧上昇にともない、充電電流(平均電流)増加させながら充電を行っていく。
所で、二次電流の放出時間は、図4に示す表(一次電流が一定の時の二次電流放出時間)から判るように、主コンデンサ24の充電電圧が100V程度から二次電流の放出時間は充電完了電圧の320V程度までは大きく変化しない。従って、FET5の駆動時間も変化が少ない。よって、PWM回路からのPWM信号は、充電初期から充電完了まで一定周波数で且つデューティの信号で図5に示すような大きく変化しない充電電流と効率の良い充電特性を得られる。
1 電池
3 トランス
6 FET
9 トランジスタ
7 高圧整流ダイオード
24 主コンデンサ
23 放電管
101 制御IC
3 トランス
6 FET
9 トランジスタ
7 高圧整流ダイオード
24 主コンデンサ
23 放電管
101 制御IC
Claims (4)
- 主コンデンサと前記主コンデンサに充電を行う、フライバック式DC/DCコンバータで構成されるストロボ充電装置において、
前記DC/DCコンバータのトランスの一次巻線に電流駆動を行う一次電流駆動手段と、
所定の周波数及びデューティのパルス信号を出力するPWM信号出力手段と、
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線の電流を検出する二次電流検出手段と、
前記パルス信号を二次電流検出信号の出力に応じて前記一次電流駆動手段の駆動信号として出力する駆動信号出力手段を有し、
前記二次電流の検出中はパルス信号を駆動信号出力として停止し前記二次電流の消失を或いは所定電流以下を検出したらパルス信号を駆動信号出力として出力するように構成したことを特徴とするストロボ充電装置。 - 前記駆動信号出力手段は、ゲート回路であることを特徴とする請求項1に記載のストロボ充電装置。
- PWM信号出力手段のパルス信号は周期及びデューティは一定であることを特徴とする請求項1に記載のストロボ充電装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のストロボ充電装置を有することを特徴とするカメラ。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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