JP2005183038A - ストロボ閃光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 主コンデンサの充電電圧から検出する際に主コンデンサと同電位の電圧を分圧する回路(充電電圧出力回路)で構成されていたため、充電電圧出力回路の素子は、高圧部品であるため高コストで且つ大型の部品であった。
【解決手段】 トランスの二次巻線に中間タップを有し、二次巻線を第1の巻線と第2の巻線で構成したトランスにより主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって、前記第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段を有し、前記充電電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサへの充電を停止する事を特徴とするコンデンサ充電装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 トランスの二次巻線に中間タップを有し、二次巻線を第1の巻線と第2の巻線で構成したトランスにより主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって、前記第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段を有し、前記充電電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサへの充電を停止する事を特徴とするコンデンサ充電装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フライバック式DC/DCコンバータとを有するコンデンサ充電装置およびカメラのストロボ充電装置の改良に関するものである。
図2は、従来の充電検出回路を有する充電回路で同図に於いて、1は電源であるところの電池、2はコンデンサであり、電池1と並列に接続されている。
3はトランスであり、一次巻線と二次巻線で構成されている。このトランス3に電池1の正極、一次巻線、FET5、電池1の負極のループで電流を流すことにより、エネルギーをコアに蓄積しそのエネルギーで逆起電力を発生させる。4は抵抗でありFET5のゲートと電池1負極に接続されている。5はFETであり、トランス3の一次巻線の電流を駆動する。18は主コンデンサであり、電荷を蓄積する6は高圧整流ダイオードであり、アノードはトランス3の二次巻線の巻き終わりに接続され、カソードは高圧ダイオード301のアノードに接続されている。7は抵抗であり、後述のトランジスタ8のベース・エミッタ間に接続されている。8はトランジスタであり、ベースが主コンデンサ18の陰極に、エミッタがトランス3の二次巻線の巻き始めに、それぞれ接続され、トランス3の二次巻線より発生した逆起電力を主コンデンサ18に蓄積する電荷の電流ループを、高圧整流ダイオード6と後述の高圧ダイオード301を含めた構成で形成する。
10は抵抗であり、片側を主コンデンサ18の陽極、片側を後述のコンデンサ11に接続されている15はサイリスタで、アノードを抵抗10に接続され、カソードを主コンデンサ18の陰極に接続されている。14は抵抗で14はコンデンサであって、夫々サイリスタ15のゲートと主コンデンサ18の陰極に接続されている。12は、抵抗でサイリスタ15と後述の制御IC101間に接続されている。16はトリガーコイルで、抵抗10により充電されてコンデンサ11をコンデンサ11、サイリスタ15、トリガーコイル16のループで放電することにより、トリガーコイル16にトリガー電圧を発生させる。
17は放電管であり、トリガーコイル17よりトリガー電圧を受け、主コンデンサ18に蓄積された電荷により発光する。
101はICより成る制御回路であり104はマイコンであり、不図示のカメラの測光、測距、レンズ駆動、フィルム給送等のカメラシーケンス及び本発明のストロボ装置の制御を行う。102は充電制御回路でありトランス3の一次巻線にFET6により所定時間電流駆動を行うとともにトランジスタ8より受けた二次電流検出信号により、充電制御を行う。103はA/D回路であり、後述の充電電圧出力回路200より入力された電圧をデジタル化する。300は充電電圧出力回路で301は高圧ダイオードで、前述の高圧整流ダイオード6に接続され、後述の抵抗303と抵抗304により主コンデンサ18の蓄積された電荷が放電されないようにブロックしている。302はコンデンサで高圧整流ダイオード6とダイオード301間に接続され主コンデンサ18とほぼ同電位の充電電圧となる、303と304は抵抗で抵抗303と抵抗304は直列に接続され、前述のコンデンサ302と並列に接続されのコンデンサ302の電圧を分圧して、分圧された電圧を前述の制御IC101内A/D回路103に接続している。このように従来の充電回路は充電電圧出力回路300に示すような回路構成で充電電圧を検出していた。
特開2002−90824
しかしながら上記従来例では、主コンデンサの充電電圧から検出する際に主コンデンサと同電位の電圧を分圧する回路(充電電圧出力回路)で構成されていたため、充電電圧出力回路の素子は、高圧部品であるため高コストで且つ大型の部品であった。
(発明の目的)
本発明の目的は、従来主コンデンサの電圧を検出する際に、高耐圧部品を低圧化することにより、検出回路素子を小型及び低コスト化するものである。
本発明の目的は、従来主コンデンサの電圧を検出する際に、高耐圧部品を低圧化することにより、検出回路素子を小型及び低コスト化するものである。
上記目的を達成するために、請求項1の構成によれば、主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって。前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、前記第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサからの電圧を検出する電圧検出手段を有し。前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするコンデンサ充電装置を提供すものである。
また請求項2の構成によれば、主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって、前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、前記第1の巻線で発生するフライバックパルスからの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧で第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサからの電圧を検出する電圧検出手段を有し。前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするコンデンサ充電装置を提供するものである。
また請求項3の構成によれば、主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、前記第1の巻線で発生するフライバックパルスからの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧を保持するピークホールド回路と前記ピークホールド回路の出力を検出する電圧検出手段を有し、前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするコンデンサ充電装置を提供するものである。
また請求項5によれば、主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって、前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じてオン/オフするSW手段と前記SW手段を介して前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段を有し、前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするコンデンサ充電装置を提供するものである。
また、請求項7によれば、主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じて前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を検出する電圧検出手段を有し前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするコンデンサ充電装置を提供するものである。
以上、本発明を整理して要約すれば以下の構成に集約できる。
(1)主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサのからの電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサのからの電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
(2)主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧で第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサからの電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧で第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサからの電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
(3)主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスからの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧を保持するピークホールド回路と前記ピークホールド回路の出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスからの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧を保持するピークホールド回路と前記ピークホールド回路の出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
(4)前記電圧検出手段は、A/Dコンバータ或いは、コンパレータであることを特徴とする前記(1)乃至(3)何れか記載のストロボ閃光装置。
(5)主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じてオン/オフするSW手段と前記SW手段を介して前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を第2のコンデンサに充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じてオン/オフするSW手段と前記SW手段を介して前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を第2のコンデンサに充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
(6)前記SWをオンする所定タイミング発生装置の所定タイミングは、フライバックパルス発生から所定時間遅れたタイミングで且つフライバックパルスが消失する時間より短いタイミングあることを特徴とする前記(5)に記載のストロボ閃光装置。
(7)主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と
前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じて前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を検出する電圧検出手段を有し
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と
前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じて前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を検出する電圧検出手段を有し
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。
(8)前記所定タイミング発生装置の所定タイミングは、フライバックパルス発生から所定時間遅れたタイミングであることを特徴とする前記(7)に記載のストロボ閃光装置。
(9)前記フライバック電圧検出手段は、A/Dコンバータ或いはコンパレータであることを特徴とする前記(1)乃至(3)及び(5)及び(7)何れか記載のストロボ閃光装置。
(10)前記(1)乃至(9)何れか記載の何れかに記載のコンデンサ充電装置を有することを特徴とするカメラのストロボ閃光装置。
以上説明したように、本発明第1の請求項によれば、DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有するトランスの二次巻線の第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路を構成し、第2のコンデンサのからの電圧を検出するようにすることにより、充電電圧回路を低圧の部品で構成する事が出来る。
また請求項2によれば、DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有するトランスの二次巻線の第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路を構成し、更に第2のコンデンサには、フィルター回路回路を介した電圧を充電するようにしたことにより、充電検出回路を低圧の部品で構成する事が出来るとともに、ノイズに影響されない精度の高い充電電圧検出が出来る。
また請求項3によればDC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有するトランスの二次巻線の第1の巻線で発生するフライバックパルスでピークホールドするピークホールド回路を構成し、更にフィルター回路回路を介した電圧をピークホールドするようにしたことにより、充電検出回路を低圧の部品で且つ少ない部品構成する事が出来るとともに、ノイズに影響されない精度の高い充電電圧検出が出来る。
また請求項6によれば、DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有するトランスの二次巻線の第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路を構成し、更に第2のコンデンサには、所定のたタイミングでオン/オフするSWを介して電圧を充電するようにしたことにより、充電検出回路を低圧の部品で構成する事が出来るとともに、ノイズに影響されない精度の高い充電電圧検出が出来る。
また請求項8によれば、DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有するトランスの二次巻線の第1の巻線で発生するフライバックパルスを所定のタイミングで電圧を検出するようにしたことにより、充電検出回路を低圧で且つ少ない部品で構成する事が出来るとともに、ノイズに影響されない精度の高い充電電圧検出が出来る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1を参照して第1の実施の形態例で使用するストロボ充電回路の全体構成について説明する。この図1は本発明の第1の実施例の形態のストロボ充電回路の全体の電気的な概略構成を示す機能ブロック図である。
この図1に示す本実施の形態例におけるストロボ充電回路は、二次電流検出型他励フライバック式のものである。
同図において、1は電源であるところの電池、2はコンデンサであり、電池1と並列に接続されている。
3はトランスであり、一次巻線と中間タップを有し第1の巻線のS1と第2の巻線のS2を有する二次巻線で構成されている。このトランス3に電池1の正極、一次巻線、FET5、電池1の負極のループで電流を流すことにより、エネルギーをコアに蓄積しそのエネルギーで逆起電力を発生させる。4は抵抗でありFET5のゲートと電池1負極に接続されている。5はFETであり、トランス3の一次巻線の電流を駆動する。18は主コンデンサであり、電荷を蓄積する6は高圧整流ダイオードであり、アノードはトランス3の二次巻線の巻き終わりに接続され、カソードは主コンデンサ18の陽極に接続されている。7は抵抗であり、後述のトランジスタ8のベース・エミッタ間に接続されている。8はトランジスタであり、ベースが主コンデンサ18の陰極に、エミッタがトランス3の二次巻線の巻き始めに、それぞれ接続され、トランス3の二次巻線より発生した逆起電力を主コンデンサ18に蓄積する電荷の電流ループを、高圧整流ダイオード6を含めた構成で形成する。
10は抵抗であり、片側を主コンデンサ18、片側を後述のコンデンサ11に接続されている15はサイリスタで、アノードを抵抗10に接続され、カソードを主コンデンサ18の陰極に接続されている。14は抵抗で13はコンデンサであって、夫々サイリスタ15のゲートと主コンデンサ18間に接続されている。12は、抵抗でサイリスタ15と後述の制御IC101間に接続されている。16はトリガーコイルで、抵抗12により充電されてコンデンサ11をコンデンサ11、サイリスタ15、トリガーコイル16のループで放電することにより、トリガーコイル16にトリガー電圧を発生させる。
17は放電管であり、トリガーコイル16よりトリガー電圧を受け、主コンデン18に蓄積された電荷により発光する。
101はICより成る制御回路であり104はマイコンであり、不図示のカメラの測光、測距、レンズ駆動、フィルム給送等のカメラシーケンス及び本発明のストロボ装置の制御を行う。102は充電制御回路でありトランス3の一次巻線にFET6により所定時間電流駆動を行うとともにトランジスタ8より受けた二次電流検出信号により、充電制御を行う。103はA/D回路であり、後述の充電電圧出力回路200より入力された電圧をデジタル化する。
200は、トランス3の中間タップより発生する電圧を充電するとともに、分圧した電圧を出力する充電電圧出力回路で、201は抵抗、202はコンデンサであって、抵抗201はトランス3の中間タップとコンデンサ202に接続されていて、抵抗201とコンデンサ202でフィルター回路を構成している。203はダイオード、204はコンデンサでトランス3の中間タップより発生した電圧を抵抗201とコンデンサ202で構成されたフィルター回路後の電圧をダイオード203で整流してコンデンサ204に充電する。205と206は抵抗で、抵抗205と抵抗206はコンデンサ204の充電電圧を分圧している。207はコンデンサで、充電中に発生するノイズの除去をする。
また、a1はFET5のゲート入力信号(FETGATE)、b1はトランス3の一次巻線に流れる一次電流、c1はトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。d1は、抵抗9と制御IC101へ接続されている二次電流検出信号、e1はトランス3の中間タップで発生する電圧波形、f1はトランス3の中間タップからの電圧を抵抗201介した後の電圧波形である。
図6は昇圧動作時のタイミングチャートであり、各電流及び信号a1〜f1である。
上記説明した、図1であるところのブロック図とタイミングチャート図6をもとに、本発明の動作を説明する。
制御IC101内充電制御回路102から接続端子を介してFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)を与える。この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード6によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、充電制御回路102で設定された所定の時間に達するまで行われる。このときトランス3の一次電流(b1)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、所定時間電流駆動を行ったら、充電制御回路102はFET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力がトランス3の二次巻線のS1とS2で発生した二次電流(c1)(〔2〕〜〔3〕のタイミング)として、高圧整流ダイオード6、主コンデンサ18、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れ、主コンデンサ18に電荷が蓄積される。
また、このときトランス3の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e1の〔2〕〜〔3〕のタイミング)を、抵抗201とコンデンサ202のフィルター回路を介した後の電圧が、ダイオード202、を介して、コンデンサ202、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れコンデンサ204に充電する。
トランス3内のエネルギーが放出され、二次の電流が分流されてローレベルとなっていた二次電流検出信号d1が、二次電流c1が停止した時点(d1の〔3〕のタイミング)で、ローレベルからハイレベルに反転する。この二次電流検出信号d1がローレベルからハイレベルに反.転したことを受けて、制御IC101からFET5のゲートに再びハイレベル信号が発生させ、同様に再びFET5を導通(a1の〔3〕のタイミング)してトランス3にエネルギーの蓄積を行い、また、ローレベル信号によりFET5は非導通となり、トランス3の蓄積エネルギーが放出され、電荷が主コンデンサ18に充電される。
この動作を繰り返し、主コンデンサ18の充電電圧の上昇するに従い、二次電流c1の放出時間(二次電流c1の〔2〕〜〔3〕のタイミング)を短く変化させながら、主コンデンサ18の電圧を上昇させていく。この充電回路は、一般的にフライバック方式と呼ばれている。
次に、上記説明した二次電流検出型他励フライバック式充電回路における、主コンデンサ18の充電電圧の検出についての構成及び動作を詳しく説明する。
本回路の主コンデンサ18の充電電圧検出は、充電電圧出力回路200により出力された電圧を制御IC100内A/D回路103することにより行う。
まずここで、A/D回路103に入力される電圧Vinについて説明する。
前述したようにトランス3の二次巻線の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e1の〔2〕〜〔3〕のタイミング)は、抵抗201を介した後の電圧が、ダイオード203、を介して、コンデンサ204、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れコンデンサ204に充電する。
この充電ループ内の抵抗201とダイオード203間にはコンデンサ202が接続されていてフィルター回路を構成している。
逆起電発生直後にトランス3の漏れ磁束により発生する中間タップ出力電圧(e1)に示すノイズは、抵抗201とコンデンサ202で構成するフィルター回路で、フィルター後出力電圧(f1)に示す波形のように波形整形する。この波形整形された電圧をコンデンサ204に充電する。
ここで中間タップから出力された電圧は主コンデンサ18の電圧Vmcに対してトランス3の二次巻線のS1/(S1+S2)の電圧が出力される。そして、フィルターの抵抗201のR1とダイオード203を介した電圧をコンデンサ204に充電する。このコンデンサ204に充電される電圧Vcsは、
Vcs=Vmc×S1/(S1+S2)×(R2+R3)/(R1+R2+R3)―Vf
(*上記Vfは、ダイオード202のVFである。)
となる。また、コンデンサ204に充電された電圧は、抵抗205と抵抗206で分圧される。この分圧された電圧Vinを、制御IC101内のA/D回路に入力している。このVinの電圧を検出することにより主コンデンサ18の充電電圧を検出できる。
Vcs=Vmc×S1/(S1+S2)×(R2+R3)/(R1+R2+R3)―Vf
(*上記Vfは、ダイオード202のVFである。)
となる。また、コンデンサ204に充電された電圧は、抵抗205と抵抗206で分圧される。この分圧された電圧Vinを、制御IC101内のA/D回路に入力している。このVinの電圧を検出することにより主コンデンサ18の充電電圧を検出できる。
VmcとVinの関係式は、
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R3/(R1+R2+R3)―Vf
の式のようになる。
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R3/(R1+R2+R3)―Vf
の式のようになる。
ここで、トランス3の二次巻線S1とS2の巻線比が1:15としたとき、充電完了の電圧が320Vとするとトランス3中間タップ部のe1で発生する電圧は、S1/(S1+S2)なので20Vとなる。また、R1の抵抗201を500Ω、R2の抵抗205を10kΩ、R3の抵抗206を2kΩに設定することにより、
Vinは
320×1/(1+15)×2/(0.5+10+2)−0.6
=2.6V
(上記ダイオードのVfを0.6Vとして)
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
Vinは
320×1/(1+15)×2/(0.5+10+2)−0.6
=2.6V
(上記ダイオードのVfを0.6Vとして)
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
よって、このように主コンデンサ18の充電電圧検出部を構成することにより、主コンデンサ18の充電電圧Vmcを検出する際に構成する素子は、充電完了電圧320V時に中間タップから発生する電圧20V以上の耐圧が有れば良いことになる、即ち一般的な耐圧の素子により構成することができる。
次に、第2の実施形におけるストロボ充電回路の充電電圧検出回路の説明をする。
図4は、第2の実施形の図1における主コンデンサ18の充電電圧検出回路を示す図である。本実施例の充電に関わる構成は、第1の実施例と同様であるので説明を省略するとともに、図1を参照する。
次に第1の実施例と異なる構成を説明する。図4の500は電圧出力回路で、トランス3の中間タップより発生する電圧の分圧電圧を出力する、501と502は抵抗で、503はコンデンサであって、中間タップより発生する電圧を抵抗501と抵抗502で分圧しているとともに、抵抗501とコンデンサ502でフィルター回路を構成している。
また、a3はFET5のゲート入力信号(FETGATE)、b3はトランス3の一次巻線に流れる一次電流、c3はトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。d3は、抵抗9と制御IC101へ接続されている二次電流検出信号、e3はトランス3の中間タップで発生する電圧波形、f3はトランス3の中間タップから出力された電圧の抵抗501と抵抗502で分圧された電圧波形である。
図8は昇圧動作時のタイミングチャートであり、各電流及び信号a3〜f3である。
制御IC101内充電制御回路102よりから接続端子を介してFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)を与える。この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード6によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、充電制御回路102で設定された所定の時間に達するまで行われる。このときトランス3の一次電流(b3)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、所定時間電流駆動を行ったら、充電制御回路102はFET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力はトランス3の二次巻線のS1とS2で発生した二次電流(c3)(〔2〕〜〔3〕のタイミング)として、整流ダイオード6、主コンデンサ18、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れ、主コンデンサ18に電荷が蓄積される。
また、このときトランス3の二次巻線の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e3の〔2〕〜〔3〕のタイミング)を発生する。
トランス3内のエネルギーが放出され、二次の電流が分流されてローレベルとなっていた二次電流検出信号d3が、二次電流c3が停止した時点(d3の〔3〕のタイミング)で、ローレベルからハイレベルに反転する。この二次電流検出信号d〔3〕がローレベルからハイレベルに反.転したことを受けて、制御IC101からFET5のゲートに再びハイレベル信号が発生させ、同様に再びFET6を導通(a3の〔3〕のタイミング)してトランス3にエネルギーの蓄積を行い、また、ローレベル信号によりFET5は非導通となり、トランス3の蓄積エネルギーが放出され、電荷が主コンデンサ18に充電される。
この動作を繰り返し、主コンデンサ18の充電電圧の上昇するに従い、二次電流c1の放出時間(二次電流c3の〔2〕〜〔3〕のタイミング)を短く変化させながら、主コンデンサ18の電圧を上昇させていく。
次に、上記説明した二次電流検出型他励フライバック式充電回路における、主コンデンサ18の充電電圧の検出についての構成及び動作を詳しく説明する。
本回路の主コンデンサ18の充電電圧検出は、電圧出力回路500により出力された電圧を制御IC100内ピークホールド回路107で受けてその出力電圧をA/D回路103でA/Dすることにより行う。
まずここで、ピークホールド回路107に入力される電圧Vinについて説明する。
前述したようにトランス3の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e3の〔2〕〜〔3〕のタイミング)は、抵抗501と抵抗502を分圧した電圧が、制御IC101内ピークホールド回路107に入力される。
この時逆起電発生直後にトランス3の漏れ磁束により発生する中間タップ出力電圧(e3)に示すノイズは、抵抗501とコンデンサ503で構成するフィルター回路で、フィルター後出力電圧(f3)に示す波形のように波形整形する。この波形整形された電圧をピークホールド回路107に入力する。
ここで中間タップから出力される電圧は主コンデンサ18の電圧Vmcに対してトランス3の二次巻線のS1/(S1+S2)の電圧が出力される。
また、中間タップで出力された電圧は、抵抗501(R31)と抵抗502(R32)で分圧された電圧Vinとして、制御IC101内のピークホールド回路107に入力している。ピークホールド電圧をA/D回路103により検出することにより主コンデンサ18の充電電圧を検出できる。
VmcとVinの関係式は、
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R32/(R31+R32)
の式のようになる。
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R32/(R31+R32)
の式のようになる。
ここで、トランス3の二次巻線S1とS2の巻線比が1:15として、充電完了の電圧が320Vとするとトランス3中間タップ部のe3で発生する電圧は、充電完了時の320Vの時の中間タップの出力電圧は20Vとなる。また、をR31の抵抗403を10kΩ、R32の抵抗404を1.5kΩに設定することにより、
Vin(ピークホールド電圧)は
320×1/(1+15)×2/(10+1.5)
=2.61V
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
Vin(ピークホールド電圧)は
320×1/(1+15)×2/(10+1.5)
=2.61V
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
よって、このように主コンデンサ18の充電電圧検出部を構成することにより、主コンデンサ18の充電電圧Vmcを検出する際に構成する素子は、充電完了電圧320V時に中間タップから発生する電圧20V以上の耐圧が有れば良いことになる、即ち一般的な耐圧の素子により構成することができる。
次に、第3の実施形におけるストロボ充電回路の充電電圧検出回路の説明をする。
図3は、第3の実施形の図1における主コンデンサ18の充電電圧検出回路を示す図である。本実施例の充電に関わる構成は、第1の実施例と同様であるので説明を省略するとともに、図1を参照する。
次に異なる構成を説明する。図3の400は、トランス3の中間タップより発生する電圧を充電する充電電圧出力回路で、401はアナログSWで後述のSWタイミング回路の信号を受けてオン/オフする。402コンデンサでトランス3の中間タップより発生した電圧をアナログSW401で所定のタイミングでオン/オフしてコンデンサ402に充電する。403と404は抵抗で、抵抗403は抵抗404はコンデンサ402の充電電圧を分圧している。405はコンデンサで、充電中に発生するノイズの除去をする。
また、a2はFET5のゲート入力信号(FETGATE)、b2はトランス3の一次巻線に流れる一次電流、c2はトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。d2は、抵抗9接続され且つ制御回路103へ接続されている二次電流検出信号、e2はトランス3の中間タップで発生する電圧波形、f2はトランス3の中間タップからの電圧をアナログSW401を介した後の電圧波形、g2は後述のSWタイミング回路105にて出力される所定SWタイミングのオン/オフ信号である。
図7は昇圧動作時のタイミングチャートであり、各電流及び信号a2〜g2である。
制御IC101内充電制御回路102よりから接続端子を介してFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)を与える。この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード6によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、充電制御回路102で設定された所定の時間に達するまで行われる。このときトランス3の一次電流(b2)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、所定時間電流駆動を行ったら、充電制御回路102はFET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力トランス3の二次巻線S1とS2で発生した二次電流(c2)(〔2〕〜〔5〕のタイミング)として、整流ダイオード6、主コンデンサ18、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れ、主コンデンサ18に電荷が蓄積される。
また、このときトランス3の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e2の〔2〕〜〔5〕のタイミング)を、制御IC100内SWタイミング回路105からの所定のタイミング信号(g2の〔3〕〜〔4〕のタイミング)によりオン/オフされたアナログSW401の出力により、コンデンサ402、抵抗9及びトランジスタ10のループで流れコンデンサ402に充電する。
トランス3内のエネルギーが放出され、二次の電流が分流されてローレベルとなっていた二次電流検出信号d2が、二次電流c2が停止した時点(d2の〔5〕のタイミング)で、ローレベルからハイレベルに反転する。この二次電流検出信号d2がローレベルからハイレベルに反転したことを受けて、制御IC101からFET5のゲートに再びハイレベル信号が発生させ、同様に再びFET5を導通(a2の〔5〕のタイミング)してトランス3にエネルギーの蓄積を行い、また、ローレベル信号によりFET5は非導通となり、トランス3の蓄積エネルギーが放出され、電荷が主コンデンサ18に充電される。
この動作を繰り返し、主コンデンサ18の充電電圧の上昇するに従い、二次電流c1の放出時間(二次電流c2の〔2〕〜〔5〕のタイミング)を短く変化させながら、主コンデンサ18の電圧を上昇させていく。
次に、上記説明した二次電流検出型他励フライバック式充電回路における、主コンデンサ18の充電電圧の検出についての構成及び動作を詳しく説明する。
本回路の主コンデンサ18の充電電圧検出は、充電電圧出力回路400により出力された電圧を制御IC100内A/D回路103することにより行う。
まずここで、A/D回路103に入力される電圧Vinについて説明する。
前述したようにトランス3の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e2の〔2〕〜〔5〕のタイミング)は、所定のタイミング(g2の〔3〕〜〔4〕のタイミング)でオン/オフするアナログSW401を介した後に、コンデンサ204、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れコンデンサ204に充電する。
この充電ループ内のアナログSWは、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通としたタイミングを充電制御回路102からSWタイミング回路105が受けて所定時間経過後(g2の〔3〕のタイミング)にオンする。このアナログSWオンするSWタイミング(g2の〔3〕のタイミング)は、逆起電発生直後からトランス3の漏れ磁束により発生する中間タップ出力電圧(e2)に示すノイズが減衰するまでの時間を待ったタイミング(e2の〔2〕〜〔3〕のタイミング)である。また、SWのオフするタイミング(g2の〔4〕nタイミング)は、主コンデンサ18の充電完了電圧時の二次電流検出信号d2が二次電流c2が停止した時点(d2の〔5〕のタイミング)で、ローレベルからハイレベルに反転するまでの時間より短い時間に設定する。このSWタイミングで、アナログSWより出力される電圧(f1の〔3〕〜〔4〕のタイミング)をコンデンサ402に充電する。
ここで出力された中間タップから出力された電圧は主コンデンサ18の電圧Vmcに対してトランス3の二次巻線のS1/(S1+S2)の電圧が出力される。
そして、アナログSW401を介した電圧をコンデンサ402に充電する。この時アナログSW401の抵抗値は極めて低いのでほぼ無視できる。よって、このコンデンサ402に充電される電圧Vcsは、
Vcs=Vmc×S1/(S1+S2)
となる。また、コンデンサ402に充電された電圧は、抵抗403(R21)と抵抗404(R22)で分圧された電圧Vinを、制御IC101内のA/D回路に入力している。このVinの電圧を検出することにより主コンデンサ18の充電電圧を検出できる。
Vcs=Vmc×S1/(S1+S2)
となる。また、コンデンサ402に充電された電圧は、抵抗403(R21)と抵抗404(R22)で分圧された電圧Vinを、制御IC101内のA/D回路に入力している。このVinの電圧を検出することにより主コンデンサ18の充電電圧を検出できる。
VmcとVinの関係式は、
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R22/(R21+R22)
の式のようになる。
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R22/(R21+R22)
の式のようになる。
ここで、トランス3の二次巻線S1とS2の巻線比が1:15として、充電完了の電圧が320Vとするとトランス3中間タップ部のe2で発生する電圧は、充電完了時の320Vの時の中間タップの出力電圧は20Vとなる。また、をR21の抵抗403を10kΩ、R22の抵抗404を1.5kΩに設定することにより、
Vinは
320×1/(1+15)×2/(10+1.5)
=2.61V
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
Vinは
320×1/(1+15)×2/(10+1.5)
=2.61V
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
よって、このように主コンデンサ18の充電電圧検出部を構成することにより、主コンデンサ18の充電電圧Vmcを検出する際に構成する素子は、充電完了電圧320V時に中間タップから発生する電圧20V以上の耐圧が有れば良いことになる、即ち一般的な耐圧の素子により構成することができる。
次に、第4の実施形におけるストロボ充電回路の充電電圧検出回路の説明をする。
図5は、第4の実施形の図1における主コンデンサ18の充電電圧検出回路を示す図である。本実施例の充電に関わる構成は、第1の実施例と同様であるので説明を省略するとともに、図1を参照する。
次に異なる構成を説明する。図5の600は電圧出力回路で、トランス3の中間タップより発生する電圧の分圧電圧を出力する、601と602は抵抗で、603はコンデンサであって、中間タップより発生する電圧を抵抗601と抵抗602で分圧しているとともに、抵抗601とコンデンサ603はフィルター回路を構成している。
また、a4はFET5のゲート入力信号(FETGATE)、b4はトランス3の一次巻線に流れる一次電流、c4はトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。d4は、抵抗9と制御IC101へ接続されている二次電流検出信号、e4はトランス3の中間タップで発生する電圧波形、f4はA/D回路102に入力される入力電圧波形、g4は後述のA/Dタイミング回路106にて出力される所定A/D開始タイミング信号である。
図7は昇圧動作時のタイミングチャートであり、各電流及び信号a4〜g4である。
制御IC101内充電制御回路102よりから接続端子を介してFET5のゲートに所定の発振信号(〔1〕のタイミング)を与える。この為、FET5の制御電極にハイレベルの信号が与えられることで、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、電池負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード6によりブロックされる極性となるため、該トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3内コアに蓄積される。このエネルギー蓄積(一次電流駆動)は、充電制御回路102で設定された所定の時間に達するまで行われる。このときトランス3の一次電流(b4)は図に示すように直線的に上昇していく。
ここで、所定時間電流駆動を行ったら、充電制御回路102はFET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通とする。これにより、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。この逆起電力トランス3のS1とS2で発生した二次電流(c4)(〔2〕〜〔5〕のタイミング)として、高圧整流ダイオード6、主コンデンサ18、抵抗7及びトランジスタ8のループで流れ、主コンデンサ18に電荷が蓄積される。
また、このときトランス3の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e4の〔2〕〜〔5〕のタイミング)の抵抗601と抵抗602で分圧された電圧が、制御IC100内A/D回路に入力される。
トランス3内のエネルギーが放出され、二次の電流が分流されてローレベルとなっていた二次電流検出信号d2が、二次電流c2が停止した時点(d2の〔5〕のタイミング)で、ローレベルからハイレベルに反転する。この二次電流検出信号d2がローレベルからハイレベルに反.転したことを受けて、制御IC101からFET5のゲートに再びハイレベル信号が発生させ、同様に再びFET5を導通(a2の〔5〕のタイミング)してトランス3にエネルギーの蓄積を行い、また、ローレベル信号によりFET5は非導通となり、トランス3の蓄積エネルギーが放出され、電荷が主コンデンサ18に充電される。
この動作を繰り返し、主コンデンサ18の充電電圧の上昇するに従い、二次電流c1の放出時間(二次電流c2の〔2〕〜〔5〕のタイミング)を短く変化させながら、主コンデンサ18の電圧を上昇させていく。
次に、上記説明した二次電流検出型他励フライバック式充電回路における、主コンデンサ18の充電電圧の検出についての構成及び動作を詳しく説明する。
本回路の主コンデンサ18の充電電圧検出は、電圧出力回路600により出力された電圧を制御IC100内A/D回路103によりA/Dすることにより行う。
まずここで、A/D回路103に入力される電圧Vinについて説明する。
前述したようにトランス3の中間タップ部S1の巻線に発生した逆起電力(e4の〔2〕〜〔5〕のタイミング)は、抵抗601と抵抗602で分圧された電圧が、制御IC100内A/D回路に入力される。そして、A/Dタイミング回路からの所定のタイミングを受けて、A/D回路がA/Dを開始する。このA/D開始するタイミングは、FET5のゲートをローレベルにしてFET5をオフ(〔2〕のタイミング)にして電流を遮断して非導通としたタイミングを充電制御回路102からA/Dタイミング回路106受けて所定時間経過後(g4の〔3〕のタイミング)にA/Dを開始する。このA/D開始タイミング(g4の〔3〕のタイミング)は、逆起電発生直後からトランス3の漏れ磁束により発生する中間タップ出力電圧(e4)に示すノイズが減衰するまでの時間待ったタイミング(e4の〔2〕〜〔3〕のタイミング)である。ここで出力された中間タップから出力された電圧は主コンデンサ18の電圧Vmcに対してトランス3の二次巻線のS1/(S1+S2)の電圧が出力される。
そして、抵抗601(R41)と抵抗602(R42)で分圧された電圧Vinを、制御IC101内のA/D回路に入力している。このVinの電圧を検出することにより主コンデンサ18の充電電圧を検出できる。
VmcとVinの関係式は、
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R42/(R41+R42)
の式のようになる。
Vin=Vmc×S1/(S1+S2)×R42/(R41+R42)
の式のようになる。
ここで、トランス3の二次巻線S1とS2の巻線比が1:15として、充電完了の電圧が320Vとするとトランス3中間タップ部のe4で発生する電圧は、充電完了時の320Vの時の中間タップの出力電圧は20Vとなる。また、をR41の抵抗403を10kΩ、R42の抵抗404を1.5kΩに設定することにより、
Vinは
320×1/(1+15)×2/(10+1.5)
=2.61V
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
Vinは
320×1/(1+15)×2/(10+1.5)
=2.61V
となり、A/D回路103に適当な入力電圧になる。
よって、このように主コンデンサ18の充電電圧検出部を構成することにより、主コンデンサ18の充電電圧Vmcを検出する際に構成する素子は、充電完了電圧320V時に中間タップから発生する電圧20V以上の耐圧が有れば良いことになる、即ち一般的な耐圧の素子により構成することができる。
また、トランス6のS1とS2の巻線比をS1:S2=1:319として充電完了時の中間タップ出力電圧1V程度からS1:S2=3:317程度として3V程度にすることにより、中間タップの出力電圧を分圧することなくA/D回路103に入力できる適当な電圧となる。即ち、実施例1に於いては、分圧抵抗としてのR2の抵抗205とR3の抵抗206が、また、実施例2に於いては、R31の抵抗501が、また実施例3に於いては、R21の抵抗403とR22の抵抗404が、また、実施例4に於いては、R41の抵抗601とR42の抵抗602が、無い構成が可能になり、上述の実施例1〜4の回路構成から回路部品を削減できる。
なお、S1:S2の比は一般的な小型部品の耐圧が50V以下であることから、S1:S2=1:3。また、中間タップからの出力電圧を直接検出する場合中間タップの出力は1V以上が適当である。よって、S1:S2の比はS1:S2=1:319となる。即ち、S1=1とした時、S2は、3≦S2≦319となる。
なお、上記実施の形態によれば、充電制御回路103によるフライバック式DC/DCコンバータの他励制御による昇圧方式であったが、昇圧方式は、他励制御に限るものでは無く、自励制御によるフライバック式DC/DCコンバータの昇圧方式でも、どうように充電電圧検出が可能であることは言うまでもない。
1 電源電池
2 コンデンサ
3 トランス
4 抵抗
5 FET
6 高圧整流ダイオード
7 抵抗
8 トランジスタ
9 抵抗
10 抵抗
11 コンデンサ
12 抵抗
13 コンデンサ
14 抵抗
15 サイリスタ
16 トリガーコイル
17 放電管
18 主コンデンサ
101 制御IC
2 コンデンサ
3 トランス
4 抵抗
5 FET
6 高圧整流ダイオード
7 抵抗
8 トランジスタ
9 抵抗
10 抵抗
11 コンデンサ
12 抵抗
13 コンデンサ
14 抵抗
15 サイリスタ
16 トリガーコイル
17 放電管
18 主コンデンサ
101 制御IC
Claims (10)
- 主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスで第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサのからの電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。 - 主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧で第2のコンデサを充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサからの電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。 - 主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記第1の巻線で発生するフライバックパルスからの電圧を受けて前記フライバックパルスのノイズを吸収するフィルター回路と前記フィルター回路からの出力電圧を保持するピークホールド回路と前記ピークホールド回路の出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。 - 前記電圧検出手段は、A/Dコンバータ或いは、コンパレータであることを特徴とする請求項1乃至3何れか記載のストロボ閃光装置。
- 主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と、
前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じてオン/オフするSW手段と前記SW手段を介して前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を第2のコンデンサに充電する第2の充電回路と前記第2のコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段を有し、
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。 - 前記SWをオンする所定タイミング発生装置の所定タイミングは、フライバックパルス発生から所定時間遅れたタイミングで且つフライバックパルスが消失する時間より短いタイミングあることを特徴とする請求項5に記載のストロボ閃光装置。
- 主コンデンサである第1のコンデンサの充電を行うフライバック式DC/DCコンバータを有するコンデンサ充電装置であって
前記DC/DCコンバータのトランスの二次巻線は第1の巻線と第2の巻線で構成されるとともに中間タップを有し、前記トランスの二次巻線の第1の巻線と第2の巻線で発生するフライバックパルスで主コンデンサである第1のコンデンサを充電する第1の充電回路と
前記フライバックDC/DCコンバータの発振動作をもとに所定タイミングを発生する所定タイミング発生手段と前記所定タイミング発生手段の出力に応じて前記第1の巻線で発生するフライバックパルスの電圧を検出する電圧検出手段を有し
前記電圧検出手段の検出結果から第1のコンデンサの充電電圧を検出する事を特徴とするストロボ閃光装置。 - 前記所定タイミング発生装置の所定タイミングは、フライバックパルス発生から所定時間遅れたタイミングであることを特徴とする請求項7に記載のストロボ閃光装置。
- 前記フライバック電圧検出手段は、A/Dコンバータ或いはコンパレータであることを特徴とする請求項1乃至3及び請求項5及び請求項7何れか記載のストロボ閃光装置。
- 請求項1乃至9何れか記載の何れかに記載のコンデンサ充電装置を有することを特徴とするカメラのストロボ閃光装置。
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- 2003-12-16 JP JP2003418194A patent/JP2005183038A/ja not_active Withdrawn
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