JP2007274878A - キャパシタ充電装置、トランスおよびそれらを用いた発光装置および電子機器 - Google Patents

キャパシタ充電装置、トランスおよびそれらを用いた発光装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】充電速度と効率のバランスのとれたキャパシタ充電装置を提供する。
【解決手段】オフ信号生成部30は、1次コイル12に流れる電流が、所定のピーク電流まで増加すると、所定レベルのオフ信号Soffを出力する。第1オン信号生成部40は、トランス10の1次コイル12の両端の電圧ΔVが、所定の第1しきい値電圧Vth1まで低下すると、所定レベルの第1オン信号Son1を出力する。第2オン信号生成部50は、オフ信号生成部30から所定レベルのオフ信号Soffが出力されてから、出力電圧Voutに応じた監視電圧Vout’にもとづき設定されるオフ時間Toffが経過した後に、所定レベルとなる第2オン信号Son2を出力する。スイッチング制御部60は、オフ信号Soffに応じてスイッチングトランジスタTr1をオフし、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2に応じてスイッチングトランジスタTr1をオンする。
【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチング電源に関し、特に、キャパシタを充電して高電圧を生成するキャパシタ充電装置に関する。
さまざまな電子機器において、入力電圧よりも高い電圧を生成して負荷に供給するため、昇圧型のスイッチング電源が用いられている。こうした昇圧型のスイッチング電源は、スイッチング素子と、トランスを備えており、スイッチング素子を時分割的にオンオフさせることによりトランスに逆起電力を発生させ、トランスの2次コイルに流れる電流によって出力キャパシタを充電することにより、入力電圧を昇圧して出力する。
トランスの1次コイルの一端には、入力電圧が印加され、その他端には、スイッチング素子が接続される。トランスの2次コイルの一端の電圧は固定され、その他端には、整流用のダイオードを介して、出力キャパシタが接続される。
こうしたスイッチング電源では、スイッチング素子として設けられたスイッチングトランジスタがオンすると、トランスの1次側に電流が流れ、トランスにエネルギが蓄えられる。続いてスイッチングトランジスタがオフすると、トランスの2次側においてトランスに蓄えられたエネルギが、整流用ダイオードを介し、充電電流として出力キャパシタに転送され、充電される。スイッチングトランジスタのオンオフを繰り返すことにより、出力キャパシタが充電されていき、出力電圧が上昇する。
たとえば、特許文献1〜3には、トランスの1次側あるいは2次側の状態をモニタし、これらの状態に応じて、スイッチングトランジスタのオンオフを制御する自励式のキャパシタ充電装置の制御回路が開示されている。
特開2003−79147号公報 米国特許6518733号 米国特許6636021号
このようなキャパシタ充電装置において、スイッチングトランジスタのオンオフのタイミングは、一般にトレードオフの関係にある効率および充電速度に影響するきわめて重要な技術課題となっている。たとえば、上述の特許文献1〜3には、トランスの1次コイルに流れる電流に応じて、スイッチングトランジスタのオンのタイミングを決定し、2次コイルに流れる電流に応じてスイッチングトランジスタのオフのタイミングを決定する制御方式が開示される。
上記特許文献に記載の方式によれば、2次コイルに流れる電流が十分に小さくなったタイミング、すなわち、トランスに蓄えられたエネルギが出力キャパシタに放出されたタイミングでスイッチングトランジスタをオンするため、エネルギの利用効率を高めることができる。しかしながら、この方式では、スイッチングトランジスタがオフするオフ時間が、トランスに蓄えられているエネルギに応じて決定されるため、出力キャパシタの急速充電を行うことができないという問題がある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、充電速度と効率のバランスのとれたキャパシタ充電装置およびその制御回路の提供にある。
本発明のある態様は、トランスおよびトランスの2次コイルに流れる電流によって充電される出力キャパシタを含み、トランスの1次コイルの経路上に設けられたスイッチングトランジスタをスイッチング制御することにより、出力キャパシタを充電するキャパシタ充電装置の制御回路である。この制御回路は、トランスの1次コイルに流れる電流をモニタし、当該電流が所定のピーク電流まで増加すると、所定レベルのオフ信号を出力するオフ信号生成部と、トランスの1次コイルの両端の電圧をモニタし、当該1次コイルの両端の電圧が所定の第1しきい値電圧まで低下すると、所定レベルの第1オン信号を出力する第1オン信号生成部と、出力キャパシタに現れる出力電圧に応じた監視電圧をモニタし、当該監視電圧にもとづきオフ時間を設定し、オフ信号生成部から所定レベルのオフ信号が出力されてから、オフ時間が経過した後に、所定レベルとなる第2オン信号を出力する第2オン信号生成部と、オフ信号生成部から出力されるオフ信号および第1、第2オン信号生成部から出力される第1、第2オン信号を受け、オフ信号に応じてスイッチングトランジスタをオフし、第1、第2オン信号に応じてスイッチングトランジスタをオンするスイッチング制御部と、を備える。
この態様においては、スイッチングトランジスタがオンの状態にて、トランスにエネルギが蓄えられる。オフ信号生成部は、トランスの1次コイルに流す電流のピーク値を設定することにより、トランスに蓄えるエネルギを決定する。スイッチングトランジスタがオフの状態において、トランスの2次コイルから出力キャパシタに向かって充電電流が流れ、時間とともに、トランスに蓄えられたエネルギが放出されていく。エネルギの放出が完了すると、トランスの1次コイルの両端の電圧は、共振によって、減衰していく。第1オン信号生成部は、1次コイルの両端の電圧が所定の第1しきい値電圧まで低下したことにより、エネルギの放出完了を検出し、次のスイッチングトランジスタのオンのタイミングを決定する。第2オン信号生成部は、トランスに蓄えられているエネルギとは無関係に、出力電圧に応じて、スイッチングトランジスタがオフすべき期間を設定し、次のスイッチングトランジスタのオンのタイミングを設定する。
この態様によると、オフ信号生成部によって、トランスに蓄えるエネルギ、すなわち充電速度を設定することができるとともに、第1、第2オン信号生成部のいずれかから出力されるオン信号に応じて、スイッチングトランジスタのオンのタイミングを設定することにより、効率と充電速度のいずれを優先させるかを調節することができる。
スイッチング制御部は、オフ信号生成部から所定レベルのオフ信号が出力されると、スイッチングトランジスタをオフし、第1オン信号生成部から出力される第1オン信号および第2オン信号生成部から出力される第2オン信号のうち、先に所定レベルとなったオン信号に応じて、スイッチングトランジスタをオンしてもよい。
スイッチング制御部は、第1オン信号およびオフ信号に応じて動作する第1モードと、第2オン信号およびオフ信号に応じて動作する第2モードを選択可能に構成されてもよい。この場合、アプリケーションや、本キャパシタ充電装置が使用される状況などに応じて、効率を優先するモードと、充電速度を優先するモードを切りかえることができる。
スイッチング制御部は、監視電圧が所定の第2しきい値電圧以下の場合、第2オン信号に応じてスイッチングトランジスタをオンしてもよい。
出力キャパシタに現れる出力電圧が低い場合、トランスの1次コイルの両端の電圧は小さくなり、ノイズの影響によって、第1オン信号が誤って生成されるおそれがある。そこで、出力電圧が低い場合には、第2オン信号に応じてスイッチングトランジスタをオンすることにより、スイッチングトランジスタを適切にオフに保つことができる。
第2オン信号生成部は、トランスの2次コイルに設けられたタップに現れる電圧に応じた電圧を、監視電圧としてオフ時間を設定してもよい。トランスの2次コイルに設けたタップには、出力電圧にターン数に応じた比率を乗じた電圧が現れるため、出力電圧に応じてオフ時間を適切に設定することができる。
スイッチング制御部は、オフ信号によってセットされ、第1オン信号または第2オン信号によってリセットされるフリップフロップを含み、当該フリップフロップの出力信号に応じて、スイッチングトランジスタのオンオフを制御してもよい。
オン信号生成部は、監視電圧が大きいほど、オフ時間を短く設定してもよい。この場合、充電開始直後の出力電圧が低いときには、トランスに蓄えられたエネルギを効率よく使用するとともに、出力電圧が高くなるに従い、充電速度を高めることができ、効率と充電速度のバランスを図ることが可能となる。
ある態様の制御回路は、1つの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。制御回路を1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができる。
本発明の別の態様は、キャパシタ充電装置である。このキャパシタ充電装置は、1次コイルおよび2次コイルを含み、1次コイルの一端に入力電圧が印加され、他端にスイッチングトランジスタが接続されたトランスと、一端が接地された出力キャパシタと、アノードがトランスの2次コイル側に接続され、カソードが出力キャパシタの他端側に接続されたダイオードと、スイッチングトランジスタのオンオフを制御する上述のいずれかの態様の制御回路と、を備える。
本発明の別の態様も、キャパシタ充電装置に関する。このキャパシタ充電装置は、1次コイルおよび2次コイルを含み、1次コイルの一端と2次コイルの一端が共通に接続され、この接続点に入力電圧が印加されたトランスと、1次コイルの他端側に接続されたスイッチングトランジスタと、アノードが2次コイルの他端に接続されたダイオードと、ダイオードのカソードと接地間に設けられた出力キャパシタと、スイッチングトランジスタのオン、オフを制御する制御回路と、を備える。
このキャパシタ充電装置によれば、トランスが3端子として構成されるため、回路面積を縮小することができる。
ある態様において、トランスの2次コイルにタップを設けてもよい。制御回路は、タップに現れる電圧に応じた電圧にもとづいて、少なくともスイッチングトランジスタのオン、オフの制御の一部を実行してもよい。
トランスの2次コイルに設けたタップには、出力キャパシタに現れる出力電圧にターン数に応じた比率を乗じた電圧が現れるため、出力電圧に応じたスイッチング制御が実現できる。
制御回路は、タップに現れる電圧に応じた電圧を、所定のしきい値電圧と比較することにより、出力キャパシタの充電完了を検出してもよい。このとき、所定のしきい値電圧を、入力電圧に応じて変化せしめてもよい。
タップに現れる電圧は、入力電圧に応じて変動するが、この場合、その変動を補正することができる。
制御回路は、タップ電圧と、入力電圧に所定の定数を乗じた電圧の差電圧に応じた電圧を生成する差電圧生成回路と、差電圧生成回路の出力電圧を、所定のしきい値電圧と比較するコンパレータと、を含んでもよい。差電圧生成回路の出力電圧が、しきい値電圧を上回ったとき、充電完了を検出してもよい。
この態様によれば、入力電圧が変動した場合でも、充電完了時のキャパシタ充電装置の出力電圧を一定値に保つことができる。
制御回路は、トランスの1次コイルに流れる電流をモニタし、当該電流が所定のピーク電流まで増加すると、所定レベルのオフ信号を出力するオフ信号生成部と、トランスの1次コイルの両端の電圧をモニタし、当該1次コイルの両端の電圧が所定の第1しきい値電圧まで低下すると、所定レベルの第1オン信号を出力する第1オン信号生成部と、出力キャパシタに現れる出力電圧に応じた監視電圧をモニタし、当該監視電圧にもとづきオフ時間を設定し、オフ信号生成部から所定レベルのオフ信号が出力されてから、オフ時間が経過した後に、所定レベルとなる第2オン信号を出力する第2オン信号生成部と、オフ信号生成部から出力されるオフ信号および第1、第2オン信号生成部から出力される第1、第2オン信号を受け、オフ信号に応じて前記スイッチングトランジスタをオフし、第1、第2オン信号に応じてスイッチングトランジスタをオンするスイッチング制御部と、を備えてもよい。
トランスの2次コイルにタップを設け、第2オン信号生成部は、タップに現れる電圧に応じた電圧を、監視電圧としてモニタしてもよい。
本発明の別の態様は、1次コイルおよび2次コイルを含むトランスに関する。このトランスは、1次コイルおよび2次コイルの一端を共通に接続して、共通接続点に端子を設けるとともに、1次コイルおよび2次コイルの他端それぞれに、端子を設けたことを特徴とする。この態様によれば、従来4端子であってトランスを、3端子として構成することができ、小型化が実現される。
本発明のさらに別の態様は、発光装置である。この装置は、上述のいずれかの態様のキャパシタ充電装置と、キャパシタ充電装置の出力キャパシタに現れる出力電圧により駆動される発光素子と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、上述の発光装置と、発光装置の発光状態を制御する制御部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、トランスおよびトランスの2次コイルに流れる電流によって充電される出力キャパシタを含み、トランスの1次コイルの経路上に設けられたスイッチングトランジスタをスイッチング制御することにより出力キャパシタを充電するキャパシタ充電装置の制御方法に関する。この制御方法は、トランスの1次コイルに流れる電流をモニタし、当該電流が所定のピーク電流まで増加すると、所定レベルのオフ信号を生成するオフ信号生成ステップと、トランスの1次コイルの両端の電圧をモニタし、当該1次コイルの両端の電圧が所定のしきい値電圧まで低下すると、所定レベルの第1オン信号を生成する第1オン信号生成ステップと、出力キャパシタに現れる出力電圧に応じた監視電圧をモニタし、当該監視電圧にもとづきオフ時間を設定し、所定レベルのオフ信号が出力されてから、オフ時間が経過した後に、所定レベルとなる第2オン信号を生成する第2オン信号生成ステップと、オフ信号に応じてスイッチングトランジスタをオフし、第1、第2オン信号に応じてスイッチングトランジスタをオンするスイッチングステップと、を備える。
この態様によると、効率と充電速度のいずれを優先させるかを制御することができる。
スイッチングステップは、所定レベルのオフ信号が出力されると、スイッチングトランジスタをオフし、第1オン信号および第2オン信号のうち、先に所定レベルとなったオン信号に応じて、スイッチングトランジスタをオンしてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るキャパシタ充電装置およびその制御回路によれば、充電速度と効率のバランスのとれたキャパシタ充電装置を提供することができる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る発光装置200を搭載した電子機器300の構成を示すブロック図である。電子機器300は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、あるいは撮像機能を備えた携帯電話端末であり、電池310、DSP(Digital Signal Processor)314、撮像部316、発光装置200を備える。
電池310は、たとえばリチウムイオン電池であり、電池電圧Vbatとして3〜4V程度の電圧を出力する。DSP314は、電子機器300全体を統括的に制御するブロックであり撮像部316、発光装置200と接続されている。撮像部316は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOSセンサなどの撮像装置である。発光装置200は、撮像部316による撮像の際に、フラッシュとして用いられる光源である。
発光装置200は、キャパシタ充電装置210、発光素子212、トリガ回路214を備える。発光素子212としてはキセノンチューブなどが好適に用いられる。キャパシタ充電装置210は、その出力に設けられた出力キャパシタを充電することにより、電池310から供給される電池電圧Vbatを昇圧し、発光素子212に300V程度の駆動電圧Voutを供給する。トリガ回路214は、発光装置200の発光のタイミングを制御する回路である。発光素子212は、撮像部316の撮像と同期して発光する。
図2は、第1の実施の形態に係る発光装置200の構成を示す回路図である。発光装置200は、キャパシタ充電装置210、発光素子212、IGBT214aを含む。図2に示す制御回路100、スイッチングトランジスタTr1、トランス10、整流用ダイオードD1、出力キャパシタC1は、図1のキャパシタ充電装置210に対応する。また、図1のトリガ回路214は、図2のIGBT214a、発光制御部214bに対応する。
キャパシタ充電装置210は、出力キャパシタC1に充電電流を供給して、発光素子212の発光に必要な駆動電圧(以下、出力電圧Voutともいう)を生成する。キャパシタ充電装置210は、出力回路20と、制御回路100を含んで構成される。
出力回路20は、トランス10、整流用ダイオードD1、出力キャパシタC1を含む。トランス10は、1次コイル12および2次コイル14を備え、1次コイル12の一端は、キャパシタ充電装置210の入力端子202となっており、図1の電池310から出力される電池電圧Vbatが印加される。1次コイル12の他端は、制御回路100のスイッチング端子102と接続される。
トランス10の2次コイル14の一端は、接地されて電位が固定されており、その他端は、整流用ダイオードD1のアノードと接続される。出力キャパシタC1の一端は、接地されており、その他端は、整流用ダイオードD1のカソードと接続されている。出力キャパシタC1の端子は、キャパシタ充電装置210の出力端子204とされ、出力キャパシタC1に充電された電圧が出力電圧Voutとして出力される。
制御回路100は、スイッチングトランジスタTr1のオンオフをスイッチング制御することにより、トランス10にエネルギを蓄え、出力キャパシタC1に対する充電電流を生成して、電池電圧Vbatを昇圧するものである。以下、1次コイル12に流れる電流を1次電流Ic1、2次コイル14に流れる電流を2次電流Ic2という。
制御回路100は、スイッチングトランジスタTr1に加えて、オフ信号生成部30、第1オン信号生成部40、第2オン信号生成部50、スイッチング制御部60、充電完了検出回路70を備える。制御回路100は、1つの半導体基板上に機能ICとして一体集積化される。
オフ信号生成部30は、トランス10の1次コイル12に流れる1次電流Ic1をモニタし、1次電流Ic1が所定のピーク電流Ipeakまで増加すると、ハイレベルのオフ信号Soffを出力する。オフ信号生成部30は、第1抵抗R1、第1コンパレータ32を含む。検出抵抗R1は、1次電流Ic1が流れる1次コイル12およびスイッチングトランジスタTr1と同一経路上に設けられており、一端が接地され、他端が、スイッチングトランジスタTr1のエミッタに接続される。検出抵抗R1には、1次電流Ic1に比例した電圧降下Vdet=Ic1×R1が発生する。検出抵抗R1は、1次電流Ic1に応じた検出電圧Vdetを出力する。
制御回路100の充電電流制御端子104には、外部から、出力キャパシタC1の充電電流を指示するための電流調節信号Vadjが入力される。第1コンパレータ32は、1次電流検出回路から出力される検出電圧Vdetを、電流調節信号Vadjと比較する。第1コンパレータ32は、検出電圧Vdetが、電流調節信号Vadjを上回ると、すなわち、1次電流Ic1が、電流調節信号Vadjに応じて定まる所定の電流値(以下、ピーク電流値Ipeakという)に達したことを検出すると、ハイレベルとなるオフ信号Soffを出力する。第1コンパレータ32から出力されるオフ信号Soffは、スイッチング制御部60および第2オン信号生成部50に入力される。ピーク電流値Ipeakと、電流調節信号Vadjの関係は、Ipeak=Vadj/R1で与えられる。
制御回路100のスイッチング端子102は、1次コイル12の一端と接続される。また、入力電圧端子110には、電池310から出力される電池電圧Vbatが入力される。第2コンパレータ44は、スイッチング端子102に現れる電圧を、電圧源42により生成される第1しきい値電圧Vth1だけ高電位側にシフトし、入力電圧端子110に入力される電池電圧Vbatと比較する。第2コンパレータ44からは、ΔV<Vth1となるとハイレベルとなる信号(以下、第1オン信号Son1という)を出力する。すなわち、第1オン信号生成部40は、トランス10の1次コイル12の両端の電圧ΔVをモニタし、1次コイル12の両端の電圧ΔVが所定の第1しきい値電圧Vth1まで低下すると、ハイレベルの第1オン信号Son1を出力する。第1オン信号Son1は、スイッチング制御部60へと入力される。
制御回路100の電圧監視端子108には、出力キャパシタC1に現れる出力電圧Voutに応じた監視電圧Vout’が入力される。監視電圧Vout’は、出力電圧Voutが、抵抗R2、R3によって分圧された電圧である。監視電圧Vout’は、第2オン信号生成部50へと入力される。
第2オン信号生成部50は監視電圧Vout’をモニタし、この監視電圧Vout’にもとづきオフ時間Toffを設定する。第2オン信号生成部50は、オフ信号生成部30からハイレベルのオフ信号Soffが出力されてから、設定したオフ時間Toffが経過した後に、ハイレベルとなる第2オン信号Son2を出力する。
たとえば、第2オン信号生成部50は、監視電圧Vout’が大きいほど、すなわち出力電圧Voutが大きいほど、オフ時間Toffを短く設定してもよい。たとえば、第2オン信号生成部50は、キャパシタに対して充放電を行うCR時定数回路によって構成することができる。この場合、充電あるいは放電電流を、監視電圧Vout’に応じて変化させることによって、オフ時間Toffを好適に調節することができる。また、第2オン信号生成部50は、デジタルタイマによって構成してもよい。
スイッチング制御部60は、オフ信号生成部30から出力されるオフ信号Soff、および第1オン信号生成部40、第2オン信号生成部50からそれぞれ出力される第1オン信号Son1、第2オン信号Son2を受ける。スイッチング制御部60は、オフ信号Sonに応じてスイッチングトランジスタTr1をオフし、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2に応じてスイッチングトランジスタTr1をオンする。
本実施の形態において、スイッチング制御部60は、スイッチSW1、フリップフロップ62、ドライバ回路64を含む。スイッチSW1は、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のいずれか一方を、フリップフロップ62のセット端子へと出力する。スイッチSW1は、ユーザによって制御されてもよい。オフ信号Soffは、フリップフロップ62のリセット端子へと入力される。すなわち、フリップフロップ62の出力信号Sqは、第1オン信号Son1あるいは第2オン信号Son2のいずれかによってフリップフロップ62のセット端子にハイレベルが入力されるとハイレベルとなる。また、出力信号Sqは、フリップフロップ62のリセット端子にハイレベルが入力されるとローレベルとなる。
ドライバ回路64は、フリップフロップ62の出力信号Sqに応じたスイッチング信号VswをスイッチングトランジスタTr1のベースへと出力する。ドライバ回路64は、フリップフロップ62の出力信号Sqがハイレベルのとき、スイッチングトランジスタTr1をオンし、出力信号Sqがローレベルのとき、スイッチングトランジスタTr1をオフする。
充電完了検出回路70は、コンパレータであって、電圧監視端子108に入力された監視電圧Vout’を、所定のしきい値電圧Vth3と比較することにより充電完了を検出する。しきい値電圧Vth3は、発光素子212の発光に十分な電圧、たとえば300V程度に設定される。充電完了検出回路70は、監視電圧Vout’がしきい値電圧Vth3を上回ると、充電完了を示すフラグFULLを立てる。充電完了検出回路70によって充電完了が検出されると、スイッチング制御部60は、スイッチングトランジスタTr1のスイッチングを停止する。
発光制御部214bは、発光制御信号Vcntを生成し、発光制御端子106を介してIGBT214aのベース電圧を制御する。出力キャパシタC1の充電が完了し、十分な駆動電圧Voutが生成された状態で、発光制御信号Vcntがハイレベルとなると、IGBT214aがオンし、発光素子212が発光する。
以上のように構成された発光装置200の動作について説明する。図3および図4は、実施の形態に係るキャパシタ充電装置210の動作を示すタイムチャートである。図3は、第1オン信号Son1に応じたスイッチング動作を、図4は、第2オン信号Son2に応じたスイッチング動作を示す。図3、図4の縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化されている。
はじめに図3を参照して、オフ信号Soffおよび第1オン信号Son1に応じた充電動作を説明する。時刻t0に、スイッチング信号Vswがハイレベルとなり、スイッチングトランジスタTr1がオンとなる。このとき、フリップフロップ62の出力信号Sqはハイレベルである。
スイッチングトランジスタTr1がオンすることにより、トランス10の1次コイル12に流れる1次電流Ic1が時間とともに徐々に上昇し、これにともなって、検出電圧Vdetが上昇する。
時刻t1に、Vdet>Vadjとなると、すなわち1次電流Ic1がピーク電流値Ipeakに達すると、第1コンパレータ32から出力されるオフ信号Soffがハイレベルとなり、フリップフロップ62がリセットされて出力信号Sqがローレベルに遷移する。出力信号Sqがローレベルとなると、スイッチング信号Vswもローレベルとなり、スイッチングトランジスタTr1がオフする。
時刻t0〜t1のスイッチングトランジスタTr1がオンの期間、1次コイル12の両端の電圧ΔVは、ΔV≒Vbat−Vsatとなる。ここでVsatは、スイッチングトランジスタTr1のエミッタコレクタ間電圧および検出電圧Vdetの和電圧である。
時刻t1に、スイッチングトランジスタTr1がオフすると、トランス10に蓄えられたエネルギが、2次電流Icとして放出される。2次電流Ic2は、充電電流として出力キャパシタC1に流れ込み、出力電圧Voutが上昇する。時刻t2にトランス10に蓄えられたエネルギが完全に放出されると、出力電圧Voutの上昇は停止する。
時刻t1〜t2までの期間、1次コイル12の両端の電圧ΔVは、ΔV≒Vout/nとなる。ここでnは、トランス10の1次コイル12および2次コイル14の巻き線比である。時刻t2にトランス10に蓄えられたエネルギの放出が完了すると、1次コイル12の両端の電圧ΔVはLC共振により減衰振動する。時刻t3に、1次コイル12の両端の電圧ΔVが、第1しきい値電圧Vth1より小さくなると、第2コンパレータ44はハイレベルの第1オン信号Son1を出力する。この第1オン信号Son1によって、フリップフロップ62はセットされ、出力信号Sqはハイレベルに遷移し、スイッチングトランジスタTr1が再度オンする。
制御回路100は、時刻t0〜t3に示す動作を1サイクルとし、これを繰り返すことにより、出力キャパシタC1を充電していく。この充電動作によって、出力電圧Voutは上昇していき、時刻t4に、監視電圧Vout’がしきい値電圧Vth3に達すると、充電完了検出回路70によって充電完了を示すフラグFULLが立てられ、発光素子212の発光が許可される。充電完了後、発光制御部214bは、図1の撮像部316による撮像と同期して発光制御信号Vcntをハイレベルに切りかえる。その結果、IGBT214aがオンし、発光素子212であるキセノンランプがフラッシュとして発光する。
次に、図4を参照して、オフ信号Soffおよび第2オン信号Son2に応じた充電動作を説明する。時刻t0に、フリップフロップ62の出力信号Sqおよびスイッチング信号Vswがハイレベルとなり、スイッチングトランジスタTr1がオンとなる。
スイッチングトランジスタTr1がオンすることにより、トランス10の1次コイル12に流れる1次電流Ic1が時間とともに徐々に上昇し、これにともなって、検出電圧Vdetが上昇する。
時刻t1に、Vdet>Vadjとなると、第1コンパレータ32から出力されるオフ信号Soffがハイレベルとなり、フリップフロップ62がリセットされて出力信号Sqがローレベルに遷移する。出力信号Sqがローレベルとなると、スイッチング信号Vswもローレベルとなり、スイッチングトランジスタTr1がオフする。
時刻t1に、スイッチングトランジスタTr1がオフすると、トランス10に蓄えられたエネルギが、2次電流Icとして放出される。2次電流Ic2は、充電電流として出力キャパシタC1に流れ込み、出力電圧Voutが上昇する。
第2オン信号生成部50は、ハイレベルのオフ信号Soffが出力された時刻t1から、監視電圧Vout’に応じて設定したオフ時間Toff経過後の時刻t2に、ハイレベルとなる第2オン信号Son2を出力する。この第2オン信号Son2によって、フリップフロップ62はセットされ、出力信号Sqはハイレベルに遷移し、スイッチングトランジスタTr1が再度オンする。
制御回路100は、時刻t0〜t2に示す動作を1サイクルとし、これを繰り返すことにより、出力キャパシタC1を充電し、出力電圧Voutを上昇させる。時刻t3に監視電圧Vout’がしきい値電圧Vth3に達すると、充電完了検出回路70によって充電完了を示すフラグFULLが立てられ、発光素子212の発光が許可される。
本実施の形態に係るキャパシタ充電装置210の第1オン信号Son1にもとづく制御では、トランス10に蓄えられたエネルギが完全に放出された後に、スイッチングトランジスタTr1をオンするため、高効率化を実現することができる。また、第2オン信号Son2にもとづく制御では、充電開始直後は、長いオフ時間によりエネルギを効率よく利用することができ、出力電圧Voutが高くなるに従い、短いオフ時間によって充電速度を速めることができる。
さらに、本実施の形態に係るキャパシタ充電装置210によれば、図3に示す第1オン信号Son1にもとづく制御と、図4に示す第2オン信号Son2にもとづく制御を切りかえることができるため、効率を優先した回路動作と、充電速度を優先した回路動作とを、アプリケーション等に応じて選択することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態に係るキャパシタ充電装置210のスイッチング制御部60aの構成を示す回路図である。第1の実施の形態では、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のうち、スイッチSW1により選択されたいずれか一方に応じて、スイッチングトランジスタTr1のオンのタイミングを決定する場合について説明した。これに対して、第2の実施の形態では、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のうち、先にハイレベルとなったオン信号に応じて、スイッチングトランジスタTr1をオンする。
本実施の形態に係るスイッチング制御部60aは、図2のスイッチSW1に代えてORゲート66を含む。フリップフロップ62、ドライバ回路64の接続は図2と同様である。ORゲート66には、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2が入力される。この場合、ORゲート66の出力信号Sonは、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2の論理和となるため、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のいずれか一方がハイレベルとなった時点で、出力信号Sonもハイレベルとなる。
ORゲート66の出力信号Sonは、フリップフロップ62のセット端子に入力されており、したがって、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のいずれかが先にハイレベルとなったタイミングにおいて、フリップフロップ62はセットされる。フリップフロップ62のリセット動作は、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態に係るキャパシタ充電装置210によれば、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のうち、いずれか先にハイレベルとなった信号に応じてスイッチングトランジスタTr1をオンする。そのため、仮に第1オン信号Son1がハイレベルとなるタイミングが遅すぎる場合、あるいは第2オン信号Son2がハイレベルとなるタイミングが遅すぎる場合においても、スイッチングトランジスタTr1のオフの期間、つまりトランス10に蓄えられたエネルギの放出時間が、必要以上に長くなるのを防止することができる。
また、出力電圧Voutが上昇するに従って、第2オン信号Son2がハイレベルとなるタイミングは早くなるため、出力電圧Voutが高い領域では、第2オン信号Son2によってスイッチングトランジスタTr1のオンのタイミングが決定される傾向が強くなる。したがって、第2オン信号生成部50により設定されるオフ時間Toff、つまり第2オン信号Son2がハイレベルとなるタイミングを適切に設定することにより、急速な充電が可能となる利点も有する。
図6は、図5に示す第2の実施の形態に係るスイッチング制御部の変形例(60b)を示す回路図である。スイッチング制御部60bは、図5の構成に加えて、出力キャパシタC1に現れる出力電圧Voutに応じた電圧をモニタする機能を備えており、出力電圧Voutに応じて、第1オン信号Son1、第2オン信号Son2のいずれに応じてスイッチングトランジスタTr1をオンするかを設定する機能を備えるものである。
図6のスイッチング制御部60bは、図5のスイッチング制御部60aに加えて、コンパレータ68、ANDゲート69を備える。コンパレータ68は、出力キャパシタC1に現れる出力電圧Voutに応じた電圧Vout’をモニタし、所定の第2しきい値電圧Vth2と比較する。コンパレータ68がモニタする電圧Vout’は、充電完了検出回路70によりモニタされる監視電圧Vout’と同じ電圧であってもよいし、異なる電圧であってもよい。コンパレータ68の出力信号Senは、Vout’>Vth2のときハイレベル、Vout’<Vth2のときローレベルとなる。
ANDゲート69は、コンパレータ68の出力信号Senと、第1オン信号Son1の論理積を出力する。ANDゲート69の出力信号Son1’の論理値は、Vout’>Vth2のとき、Son1の論理値と等しくなり、Vout’<Vth2のとき、ローレベルに固定される。すなわち、コンパレータ68およびANDゲート69は、出力電圧Voutがある一定値より低い場合、第1オン信号Son1を無効化する機能を果たす。この一定値は、20V〜50V程度の値に設定するのが望ましい。
ORゲート66は、ANDゲート69の出力信号Son1’と、第2オン信号Son2の論理和をフリップフロップ62のセット端子に出力する。その他の構成および動作は、図5のスイッチング制御部60aと同様である。
図6のスイッチング制御部60bでは、出力電圧Voutが低い領域において、ANDゲート69によって第1オン信号Son1を無効化するが、コンパレータ68の出力信号Senによって、第1オン信号生成部40そのものの動作を停止させて、第1オン信号Son1の生成を停止してもよい。
図6のスイッチング制御部60bでは、出力電圧Voutがある一定値より低い場合、第1オン信号Son1に応じたスイッチングトランジスタTr1のスイッチングを無効化し、オフ信号Soffおよび第2オン信号Son2に応じてスイッチングトランジスタTr1のスイッチングを実行する。出力電圧Voutがある一定値より高くなると、図5のスイッチング制御部60aと同様の回路動作を実行する。
出力電圧Voutが低いときには、スイッチングトランジスタTr1がオフの状態における1次コイル12の両端に現れる電圧ΔVが小さいため、スパイク状のノイズやリンギング等によって、トランス10に蓄えられたエネルギが放出される前に、電圧ΔVが第1しきい値電圧Vth1より小さくなるおそれがある。さらには、スイッチングトランジスタTr1のオンのタイミングが影響を受け、正常な回路動作に支障を来すおそれがある。これに対して、図6のスイッチング制御部60bによれば、出力電圧Voutが低い場合には、第2オン信号生成部50により生成される第2オン信号Son2による制御を行うため、スイッチングトランジスタTr1を、ノイズなどの影響を受けず安定にスイッチング動作させることができる。
(第3の実施の形態)
第1、第2の実施の形態においては、第2オン信号生成部50は、出力キャパシタC1に現れる出力電圧Voutを、抵抗R2、R3によって分圧した電圧を監視電圧Vout’として、オフ時間Toffの設定や、充電完了の検出を行う場合について説明した。出力電圧Voutが数百Vの高電圧まで上昇する場合、抵抗R2、R3として、高耐圧の素子が必要とされるため、部品点数の上昇につながるという課題がある。以下で説明する第3の実施の形態では、より簡易な構成で出力電圧Voutをモニタし、スイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作に反映させる技術である。
図7は、第3の実施の形態に係るキャパシタ充電装置210の構成の一部を示す回路図である。図7は、図2と異なる回路構成を示しており、共通の部材は省略している。本実施の形態では、トランス10の2次コイル14にタップ16(F巻)が設けられ、電圧監視端子108には、タップ16に現れる電圧Vout’’が入力される。タップ16には、出力キャパシタC1に現れる出力電圧Voutに応じた電圧が現れる。具体的には、出力電圧Voutにほぼ比例した電圧となる。
本実施の形態に係るキャパシタ充電装置210は、2次コイル14のタップ16に現れる電圧Vout’’を監視電圧として、スイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作を制御する。たとえば、第2オン信号生成部50は、電圧監視端子108に入力された監視電圧Vout’’に応じて、オフ時間Toffを設定してもよい。また、充電完了検出回路70は、監視電圧Vout’’に応じて、充電完了を検出してもよい。さらに、図6のスイッチング制御部60bは、監視電圧Vout’’に応じて、第1オン信号Son1を無効化してもよい。
本実施の形態によれば、出力電圧Voutに応じた電圧を、精度よく検出することができ、スイッチングトランジスタTr1のスイッチング動作に反映させることができる。また、タップ16の位置を、2次コイル14の接地側、すなわち、低電圧側に設けることにより、分圧用の抵抗が不要となるか、あるいは必要であっても高耐圧の素子である必要はないため、部品点数を削減することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態では、キャパシタ充電装置の小型化に関する技術について説明する。図2や図7に記載されるキャパシタ充電装置に使用されるトランス10は、それぞれ4端子、5端子で構成される。端子の数が多いことは、トランス10の部品サイズを小型化する上での障害となる。特に、デジタルカメラや携帯電話端末などに搭載する場合、ユーザからの小型化に対する要求は非常に強い。以下で説明する第4の実施の形態に係るキャパシタ充電装置は、トランス10の端子を削減し、装置を小型化するものである。
図8は、第4の実施の形態に係るキャパシタ充電装置210aの構成を示すブロック図である。はじめに、本実施の形態において特徴的なトランス10aの構成について説明する。図8のトランス10aは、1次コイル12a、2次コイル14aを含む。1次コイル12aおよび2次コイル14aの一端は共通に接続されており、共通接続点には端子P1が設けられている。また、1次コイル12aおよび2次コイル14aの他端それぞれには、端子P2、P3が設けられる。図2のトランス10が4端子であるのに対して、図8のトランス10aは、3端子で構成されており、端子数が1つ減っている。その結果、図8のトランス10aは、図2のトランス10よりも小型化が可能であり、キャパシタ充電装置210a全体も小型化することができる。
次に、図8のキャパシタ充電装置210a全体の構成について説明する。
トランス10aの1次コイル12aおよび2次コイル14aの一端同士が共通に接続された第1端子P1は、入力端子202に接続され、入力電圧として電池電圧Vbatが印加される。
トランス10aの1次コイル12aの他端側に設けられた第2端子P2には、スイッチングトランジスタTr1が接続される。整流用ダイオードD1は、アノードが2次コイル14aの他端に設けられた第3端子P3に接続される。出力キャパシタC1は、整流用ダイオードD1のカソードと接地間に設けられる。出力キャパシタC1に現れる電圧は、出力電圧Voutとして出力端子204から出力される。制御回路100は、スイッチング信号Vswを生成し、スイッチングトランジスタTr1のベースに供給することにより、そのオンオフを制御する。
制御回路100の構成は、図2や図7、あるいはその他の形式の制御回路を用いてもよいし、オシレータを内蔵する自励式の制御回路を用いてもよい。本実施の形態においては、スイッチングトランジスタTr1をオンオフする手段は特に限定されるものではない。
このように構成されたキャパシタ充電装置210aの動作について説明する。スイッチングトランジスタTr1がオン、オフすると、トランス10aの1次コイル12aには、第1端子P1から第2端子P2に向かって1次電流Ic1が流れる。一方、2次コイル14aには、第1端子P1から第3端子P3に向かって2次電流Ic2が流れる。この2次電流Ic2によって、出力キャパシタC1が充電され、高電圧の出力電圧Voutが生成される。本実施の形態に係るキャパシタ充電装置210aは、トランス10aの小型化が可能であるため、図2のキャパシタ充電装置に比べて小型化が可能となる。
図9は、図8のキャパシタ充電装置210の変形例を示す回路図である。図9のトランス10bには、2次コイル14bにタップが設けられており、このタップに第4端子P4が設けられる。制御回路100bは、タップに現れる電圧(以下、タップ電圧Vtapという)にもとづいて、少なくともスイッチングトランジスタTr1のオン、オフの制御の一部を実行する。
第1端子P1から第4端子P4までの2次コイル14bの巻数と、第1端子P1から第4端子P4までの2次コイル14bの巻数の比を1:NFとするとき、タップ電圧Vtap、電池電圧Vbat、出力電圧Voutには、以下の関係が成り立つ。
Vout=Vbat+Vf×NF …(1)
Vf=Vtap−Vbat …(2)
式(1)、(2)をVtapについて整理すると、
Vtap=Vout/NF+Vbat×α …(3)
となり、出力電圧Voutに応じた電圧となる。ここでα=(NF−1)/NFである。もし、VbatがVoutに比べて十分に小さい場合には、
Vtap≒Vout/NF …(4)
と近似することが可能である。すなわち、図9の制御回路100bは、タップ電圧Vtapを図6のキャパシタ充電装置210に示される監視電圧Vout’’に対応づけて、スイッチングトランジスタTr1を制御することができる。たとえば、図9の制御回路100bは、図7の制御回路100のように構成してもよい。すなわち、タップ電圧Vtapに応じて、オフ時間Toffを設定してもよい。また、タップ電圧Vtapに応じて、充電完了を検出してもよい。また、タップ電圧Vtapに応じて、第1オン信号Son1を無効化してもよい。
図9のタップ電圧Vtapをモニタする場合、図7の監視電圧Vout’’をモニタする場合に比べて以下の利点を有する。図7では、トランス10の2次コイル14の一端が接地されて0Vに固定されている。その結果、スイッチングトランジスタTr1のスイッチングに応じて、監視電圧Vout’’が負電圧となる状況が発生する場合がある。これに対して、図9のタップ電圧Vtapは、図9で接地電圧(0V)に固定されていた端子が、電池電圧Vbatに固定されるため、負電圧とはならないという利点がある。
さらに、図7のトランス10には、5つの端子を設ける必要があるところ、図9のトランス10bの端子は4つでよいため、トランスのサイズを小型化できるとともに、キャパシタ充電装置210b全体のサイズを小型化することができる。
次に、電池電圧Vbatの変動の補正について説明する。式(3)において、Vbatの項が無視できない場合、タップ電圧Vtapは、電池電圧Vbatに依存する。電池電圧Vbatは、電池の充電状態、消耗度合によって変動する。そこで、これを補正するために、以下の処理を行ってもよい。
ある態様において、充電完了の検出は、タップ電圧Vtapをモニタして実行される。図10は、充電完了を検出する充電完了検出回路70aの構成を示す回路図である。充電完了検出回路70aの入力端子72は、トランス10bに設けられた第4端子P4に接続され、タップ電圧Vtapが印加される。充電完了検出回路70aは、差電圧生成回路78、コンパレータ74、抵抗R13、R14を含む。
差電圧生成回路78は、端子72aと端子72b間の差電圧に応じた電圧Vxを生成し出力する。差電圧生成回路78は、抵抗R11、R12、トランジスタQ1、Q2、定電流源76を含む。トランジスタQ1、Q2はPNP型のバイポーラトランジスタであり、ベースが共通となるようにカレントミラー接続される。トランジスタQ1のコレクタと接地間には抵抗R12が設けられ、トランジスタQ1のエミッタと、端子72a間には、抵抗R11が設けられる。トランジスタQ2のコレクタと接地間には定電流源76が設けられ、トランジスタQ2のエミッタは、端子72bと接続される。端子72bには、電池電圧Vbatを、分圧した電圧Vbat’が印加される。このとき、トランジスタQ1のコレクタの電圧Vxは、
Vx=(Vbat’−Vtap)×R12/R11 …(5)
で与えられ、端子72a、72bの電位差に比例した電圧となる。なお、差電圧生成回路としては、演算増幅器を用いて構成した減算器を利用してもよいし、その他の回路を利用してもよい。
コンパレータ74は、電圧Vxとしきい値電圧Vth4を比較し、Vx≧Vth4となると、充電完了を示すフラグFULLを立てる。
抵抗R13、R14による分圧比を、α=(NF−1)/NFとなるように設定する。そうすると、
Vx=(α・Vbat−Vtap)×R12/R11 …(6)
が成り立つ。式(6)および式(3)において、Vx=Vth4とおいて変形すると、充電完了時において、
Vth4=Vout/NF×R12/R11 …(7)
が成り立つことになる。すなわち、充電完了時の出力電圧(以下、VFULLと記す)は、
VFULL=NF×R11/R12×Vth4 …(8)
となる。このように、図10の充電完了検出回路70aによれば、充電完了時の出力電圧Voutを、バッテリの消耗度合いによらずに、一定値VFULLに安定化することができる。
図10の充電完了検出回路70aは、タップ電圧Vtapから入力電圧である電池電圧Vbatに定数αを乗じた電圧を減じて、タップ電圧Vtapに応じた電圧を生成し、この電圧をしきい値電圧Vth4と比較して充電完了を検出する。これは、電池電圧Vbatおよび定数αを利用して、実質的に充電完了のしきい値電圧を補正していることに他ならない。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、スイッチングトランジスタTr1としてバイポーラトランジスタを用いる場合について説明したが、MOSFETを用いてもよい。実施の形態において、キャパシタ充電装置210は、発光素子212を駆動する場合について説明したが、これには限定されず、その他の高電圧を必要とするさまざまな負荷回路を駆動することができる。
また、本実施の形態において、ハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
第1の実施の形態に係る発光装置を搭載した電子機器の構成を示すブロック図である。 図1の発光装置の構成を示す回路図である。 図2のキャパシタ充電装置の第1オン信号に応じたスイッチング動作のタイムチャートである。 図2のキャパシタ充電装置の第2オン信号に応じたスイッチング動作のタイムチャートである。 第2の実施の形態に係るキャパシタ充電装置のスイッチング制御部の構成を示す回路図である。 図5のスイッチング制御部の変形例を示す回路図である。 第3の実施の形態に係るキャパシタ充電装置の構成の一部を示す回路図である。 第4の実施の形態に係るキャパシタ充電装置の構成を示すブロック図である。 図8のキャパシタ充電装置の変形例を示す回路図である。 充電完了を検出する充電完了検出回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
10 トランス、 12 1次コイル、 14 2次コイル、 16 タップ、 Tr1 スイッチングトランジスタ、 D1 整流用ダイオード、 C1 出力キャパシタ、 20 出力回路、 30 オフ信号生成部、 R1 第1抵抗、 32 第1コンパレータ、 40 第1オン信号生成部、 42 電圧源、 44 第2コンパレータ、 50 第2オン信号生成部、 60 スイッチング制御部、 62 フリップフロップ、 64 ドライバ回路、 66 ORゲート、 68 コンパレータ、 69 ANDゲート、 SW1 スイッチ、 70 充電完了検出回路、 100 制御回路、 102 スイッチング端子、 104 充電電流制御端子、 106 発光制御端子、 108 電圧監視端子、 110 入力電圧端子、 200 発光装置、 210 キャパシタ充電装置、 212 発光素子、 214 トリガ回路、 214a IGBT、 214b 発光制御部、 300 電子機器、 310 電池、 314 DSP、 316 撮像部、 Ic1 1次電流、 Ic2 2次電流、 Vadj 電流指示信号、 Soff オフ信号、 Son1 第1オン信号、 Son2 第2オン信号。

Claims (10)

  1. 1次コイルおよび2次コイルを含み、前記1次コイルの一端と前記2次コイルの一端が共通に接続され、この接続点に入力電圧が印加されたトランスと、
    前記1次コイルの他端側に接続されたスイッチングトランジスタと、
    アノードが前記2次コイルの他端に接続されたダイオードと、
    前記ダイオードのカソードと接地間に設けられた出力キャパシタと、
    前記スイッチングトランジスタのオン、オフを制御する制御回路と、
    を備えることを特徴とするキャパシタ充電装置。
  2. 前記トランスの2次コイルにタップを設け、
    前記制御回路は、前記タップに現れる電圧に応じた電圧にもとづいて、少なくとも前記スイッチングトランジスタのオン、オフの制御の一部を実行することを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ充電装置。
  3. 前記制御回路は、前記タップに現れる電圧に応じた電圧を、所定のしきい値電圧と比較することにより、前記出力キャパシタの充電完了を検出することを特徴とする請求項2に記載のキャパシタ充電装置。
  4. 前記所定のしきい値電圧を、前記入力電圧に応じて変化せしめることを特徴とする請求項3に記載のキャパシタ充電装置。
  5. 前記制御回路は、
    前記タップに現れる電圧と、前記入力電圧に所定の定数を乗じた電圧の差電圧に応じた電圧を生成する差電圧生成回路と、
    前記差電圧生成回路の出力電圧を、所定のしきい値電圧と比較するコンパレータと、
    を含み、前記差電圧生成回路の出力電圧が、前記しきい値電圧を上回ったとき、充電完了を検出することを特徴とする請求項2に記載のキャパシタ充電装置。
  6. 前記制御回路は、
    前記トランスの1次コイルに流れる電流をモニタし、当該電流が所定のピーク電流まで増加すると、所定レベルのオフ信号を出力するオフ信号生成部と、
    前記トランスの1次コイルの両端の電圧をモニタし、当該1次コイルの両端の電圧が所定の第1しきい値電圧まで低下すると、所定レベルの第1オン信号を出力する第1オン信号生成部と、
    前記出力キャパシタに現れる出力電圧に応じた監視電圧をモニタし、当該監視電圧にもとづきオフ時間を設定し、前記オフ信号生成部から所定レベルのオフ信号が出力されてから、前記オフ時間が経過した後に、所定レベルとなる第2オン信号を出力する第2オン信号生成部と、
    前記オフ信号生成部から出力されるオフ信号および前記第1、第2オン信号生成部から出力される前記第1、第2オン信号を受け、前記オフ信号に応じて前記スイッチングトランジスタをオフし、前記第1、第2オン信号に応じて前記スイッチングトランジスタをオンするスイッチング制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のキャパシタ充電装置。
  7. 前記トランスの2次コイルにタップを設け、
    第2オン信号生成部は、前記タップに現れる電圧に応じた電圧を、前記監視電圧としてモニタすることを特徴とする請求項6に記載のキャパシタ充電装置。
  8. 1次コイルおよび2次コイルを含むトランスであって、
    前記1次コイルおよび前記2次コイルの一端を共通に接続して、共通接続点に端子を設けるとともに、前記1次コイルおよび前記2次コイルの他端それぞれに、端子を設けたことを特徴とするトランス。
  9. 請求項1に記載のキャパシタ充電装置と、
    前記キャパシタ充電装置の出力キャパシタに現れる出力電圧により駆動される発光素子と、
    を備えることを特徴とする発光装置。
  10. 請求項9に記載の発光装置と、
    前記発光装置の発光状態を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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