JP4649127B2 - コンデンサ充電回路、撮像装置及びストロボ装置 - Google Patents

コンデンサ充電回路、撮像装置及びストロボ装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンデンサ充電回路に関し、特に、コンデンサの充電を行うために用いて好適なものである。
従来のフライバック式ストロボ充電回路では、電池からの電力を、昇圧用トランスを介して昇圧した後に整流してメインコンデンサを充電し、撮影にあたりそのメインコンデンサに充電された電力を放電してストロボ装置から閃光を発するようにしている。具体的にこのようなストロボ装置を備えたカメラでは、昇圧用トランスに二次電流が流れている間は昇圧用トランスの一次巻線に直列に接続されたNチャネルMOSFETがオフ状態に保たれるように、上記NチャネルMOSFETのゲートに入力されるクロック信号を無能化することにより充電制御を行っている(特許文献1を参照)。
特開2002−6371号公報
しかしながら、上記従来の技術では、PWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号をもとに発振動作を行う充電回路であり、PWM信号を要していた。また、近年のカメラの小型化に伴いトランスも小型となるため、一次インダクタンスと一次電流に限りがあり、発振周波数が高周波化している。即ち、高い周波数のPWM信号が必要となっていた。よって、カメラのシステムによっては、上述した従来の技術を用いた充電回路を構成することが出来ないことがあった。
以上のように、従来の技術では、トランスからの電力をコンデンサに充電するための構成が複雑になってしまうという問題点があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、電力をコンデンサに充電するための構成を可及的に簡単にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコンデンサ充電回路は、エネルギーを蓄積と放出とを行うトランスと、上記トランスから放出されたエネルギーを充電する主コンデンサと、上記トランスの一次巻線の電流をオン、オフするスイッチ手段と、上記トランスの一次巻線に流れた電流を検出するための検出用電圧と、基準電圧とを比較することにより、上記トランスの一次巻線に所定の電流が流れたか否かを検出するとともに、その検出した結果に基づいて、上記スイッチ手段を制御する検出制御手段と、上記検出制御手段により、上記トランスの一次巻線に所定の電流が流れたことが検出され、上記スイッチ手段がオフされた後に、上記基準電圧を上記検出用電圧よりも低くする基準電圧制御手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るコンデンサ充電回路は、エネルギーを蓄積と放出とを行うトランスと、上記トランスから放出されたエネルギーを充電する主コンデンサと、上記トランスの一次巻線の電流をオン、オフするスイッチ手段と、上記トランスの一次巻線に所定の電流が流れたか否かを、上記トランスの一次巻線に流れた電流を検出するための検出用電圧と、基準電圧とを比較することにより検出するとともに、その検出した結果に基づいて、上記スイッチ手段を制御する検出制御手段と、上記検出制御手段により、上記トランスの一次巻線に所定の電流が流れたことが検出され、上記スイッチ手段がオフされた後に、上記トランスの二次巻線に流れる二次電流を検出する二次電流検出手段と、上記二次電流検出手段により、上記トランスの二次巻線に流れる二次電流が検出されている間、上記基準電圧を上記検出用電圧よりも低い電圧にする基準電圧制御手段と、上記検出制御手段により、上記トランスの一次巻線に所定の電流が流れたことが検出され、上記スイッチ手段がオフされた際に、上記検出制御手段に入力される上記検出用電圧を遅延させる遅延手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、トランスの一次電流を検出するための構成を可及的に簡単にすることができる。また、トランスの一次巻線の電流がオフされてトランスの二次巻線に二次電流が流れている最中に、トランスの一次巻線に一次電流が流れることを可及的に防止することができ、充電動作をより安定して行うことができる
次に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態を示し、ストロボ充電回路の全体の電気的な概略構成の一例を示す図(回路図)である。なお、図1には、ストロボ充電回路の他に、カメラが備えている構成も併せて示している。
同図において、1は電源であるところの電池である。2はコンデンサであり、電池1と並列に接続されている。
3はトランスであり、一次巻線と二次巻線とコア(鉄心)とを備えて構成されている。このトランス3に電池1の正極、一次巻線、FET(Field Effect Transistor;電界効果トランジスタ)5、後述の抵抗36及び電池1の負極のループで電流を流すことにより、トランス3のコア(鉄心)にエネルギーを蓄積し、そのエネルギーで逆起電力を発生させる。
4はコンパレータであり、このコンパレータ4の入力(+入力)端子Eは、後述の抵抗28と抵抗29に接続されている。そして、このコンパレータ4の入力(+入力)端子Eには、後述の制御IC101からの出力電圧を分圧して得られる基準電圧(一次電流の比較電圧)が入力される。
また、コンパレータ4の入力(−入力)端子Fには、トランス3の一次電流を後述の抵抗36により電圧変換して得られる電圧が、後述の抵抗31を介して入力される。また、このコンパレータ4の入力(−入力)端子Fは、後述の抵抗30にも接続されている。
また、コンパレータ4の出力端子は、FET5のゲートに接続されている。このFET5は、前述のコンパレータ4からの出力信号Bにより、トランス3の一次巻線の一次電流Cを駆動する。
6は抵抗であり、FET5のゲートと電池1の負極との間に接続されている。36は抵抗であり、前述の通りトランス3の一次巻線にFET5を介して流れる一次電流Cを電圧変換する。このように、本実施の形態では、抵抗36が一次電流検出用抵抗に相当する。25及び26は抵抗であり、後述のトランジスタ27に接続されている。具体的に説明すると、抵抗25はトランジスタ27のベースとエミッタとの間に接続されている。また、抵抗26は、一端がトランジスタ27のベースに、他端が後述の制御IC101に接続されている。
27はトランジスタであり、このトランジスタ27のエミッタがカメラの補助電源Vccに接続されている。このトランジスタ27は、抵抗26を介した制御IC101からの信号Aで、オン/オフする。28及び29は抵抗であり、抵抗28の一端と抵抗29の一端は相互に接続され、抵抗28の他端は制御IC101に接続され、抵抗29の他端は電池1の負極に接続されている。
30は抵抗であり、一端がトランジスタ27のコレクタに接続され、他端がコンパレータ4の入力(−入力)端子Fに接続されている。31は抵抗であり、一端がコンパレータ4の入力(−入力)端子Fに接続され、他端が抵抗36とFET5との間に接続されている。そして、トランス3の一次電流Cに基づく電圧が、この抵抗31を介してコンパレータ4に入力している。
24は主コンデンサであり、電荷を蓄積する。7は高圧整流ダイオードであり、この高圧整流ダイオード7のカソードはトランス3の二次巻線の巻始めに接続され、アノードは後述のトランジスタ9及び抵抗8に接続されている。8は抵抗であり、トランジスタ9のベースとエミッタとの間に接続されている。9はトランジスタであり、このトランジスタ9のベースが主コンデンサ24の陰極(電池1の負極)に、エミッタが高圧整流ダイオード7を介してトランス3の二次巻線の巻き始めに、それぞれ接続されている。トランス3の二次巻線より発生した逆起電力に基づき流れる電流Dのループを、高圧整流ダイオード7及び後述の整流ダイオード15を含めた構成で形成する。なお、トランジスタ9のエミッタは、高圧整流ダイオード7を介さずにトランス3の二次巻線の巻き始めに直接接続されるようにしてもよい。
10は抵抗であり、一端がトランジスタ9のコレクタに接続され、他端がコンパレータ4の入力(+入力)端子Eに接続されている。15は整流ダイオードであり、この整流ダイオード15のアノードがトランス3の二次巻線の巻終わり接続され、カソードが主コンデンサ24の陽極に接続されている。そして、後述の抵抗12と抵抗13により主コンデンサ24に蓄積された電荷が放電されないようにしている。
11はコンデンサであり、一端がトランス3の二次巻線の巻き終わりと整流ダイオード15との間に接続され、他端が電池1の負極に接続されている。このコンデンサ11の充電電圧は、主コンデンサ24の充電電圧とほぼ同電位となる。12及び13は抵抗であり、これら抵抗12、13は直列に接続されている。また、直列に接続された抵抗12、13は、前述のコンデンサ11と並列に接続されている。これら抵抗12、13は、コンデンサ11の電圧を分圧する。そして、この分圧した電圧が、上述の制御IC101に設けられている充電電圧検出回路103に入力される。14はコンデンサであり、充電電圧検出回路103に入力される電圧のノイズを除去する。
16は抵抗であり、一端が主コンデンサ24の陽極に接続され、他端がコンデンサ17に接続されている。17はコンデンサであり、一端が抵抗16に接続され、他端が後述のトリガーコイル22に接続されている。18はサイリスタであり、このサイリスタ18のアノードがコンデンサ17に接続され、カソードが主コンデンサ24の陰極に接続されている。
21は抵抗であり、20はコンデンサである。これら抵抗21とコンデンサ20は、夫々並列に接続されている。そして、これら並列に接続された抵抗21とコンデンサ20は、サイリスタ18のゲートと主コンデンサ24の陰極との間に接続されている。19は、抵抗であり、サイリスタ18のゲートと後述の制御IC101との間に接続されている。
22はトリガーコイルであり、抵抗16により充電されたコンデンサ17の電圧を、コンデンサ17、サイリスタ18、及びトリガーコイル22のループで放電することにより、トリガーコイル22にトリガー電圧を発生させる。
23は放電管であり、トリガーコイル22より発生するトリガー電圧を受け、主コンデン24に蓄積された電荷により発光する。
101は制御ICであり、マイコン104を内蔵している。このマイコン104は、測光装置111、測距装置112、レンズ駆動装置113、フィルム給送装置114、及びシャッタ駆動装置115等を制御して、カメラの測光、測距、レンズ駆動、フィルム給送、及びシャッタの駆動等のカメラシーケンスを実行するとともに、及びストロボ装置を制御する。
103は充電電圧検出回路であり、本実施の形態ではA/D回路である。充電電圧検出回路(A/D回路)103は、前述の抵抗12と抵抗13とで分圧された電圧をデジタル化して、そのA/D(アナログ−デジタル)変換した結果が所定の電圧に達したか否かを検出する。また、充電電圧検出回路103をコンパレータ回路としてもよい。この場合、充電電圧検出回路(コンパレータ回路)103は、前述の抵抗12と抵抗13とで分圧された電圧が、所定の電圧に達したか否かを検出する。
上述したように、104はマイコンであり、制御IC101をコントロールする。
また、Aは、ハイレベルで充電動作の実行をストロボ装置(ストロボ充電回路)に指示し、ローレベルで充電動作の停止をストロボ装置に指示するための充電制御信号である。Bは、コンパレータ4より出力され、トランス3の一次電流の電流駆動を行うFET5のゲート入力信号(以下、必要に応じて一次駆動信号と称する)である。
Cは、FET5をオン(ON)することによりトランス3の一次巻線に流れる一次電流である。Dは、トランス3の一次巻線の電流駆動が停止した後にトランス3の二次巻線に流れる二次電流である。Eは、コンパレータ4の入力(+入力)端子である。このコンパレータ4の入力(+入力)端子Eは、補助電源であるVccとほぼ同電圧である充電制御信号Aを抵抗28と抵抗29とで分圧した電圧を入力する。具体的にこのコンパレータ4の入力(+入力)端子Eは、0.1V前後の電圧を入力している。
Fは、コンパレータ4の入力(−入力)端子であり、このコンパレータ4の入力(−入力)端子は、一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bの電圧を、抵抗31を介して入力している。Gは、トランス3の一次巻線に流れる一次電流Cを抵抗36により電圧に変換している一次電流検出部である。
次に、図1に示したストロボ充電回路の構成図と、図2のストロボ充電回路の基本動作の一例を示すタイミングチャートとを参照して、本実施の形態のストロボ充電回路の基本動作の一例を説明する。
まず、タイミングT1では、制御IC101からの充電制御信号Aは、ローレベルにある。コンパレータ4の入力端子Eに入力される入力信号は、充電制御信号Aの抵抗28と抵抗29とを分圧した電圧であるので、同様にローレベルになる。また、トランジスタ27のベースは、充電制御信号Aを、抵抗26を介して受けているので、オン(ON)状態となっている。よって、抵抗30には、補助電源Vccから、トランジスタ27のコレクタ・エミッタ間電圧Vceを減じた電圧(Vcc−Vce)が印加される。
よって、コンパレータ4の入力端子Fには、補助電源Vccから、トランジスタ27のコレクタ・エミッタ間電圧Vceを減じた電圧(Vcc−Vce)を、抵抗30と抵抗31、36とで分圧した電圧が入力される。即ち、コンパレータ4の入力端子Fには、コンパレータ4の入力端子Eに入力されるローレベルの入力信号の電圧よりも高い電圧が入力されることになる。したがって、一次駆動信号Bは、ローレベルとなり、FET5のオフ(OFF)状態が維持され、充電動作を停止する状態としている。
タイミングT2では、充電制御信号Aをハイレベルにすることにより充電動作を開始する。ここで、略電圧Vccと等しいハイレベルの充電制御信号Aを受けて、コンパレータ4の入力端子Eには、補助電源Vccと略等しい電圧を、抵抗28と抵抗29とで分圧した電圧が、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧として入力される。
また、トランジスタ27のベースは、ハイレベルの充電制御信号Aを、抵抗26を介して受けてオフ(OFF)状態となる。よって、コンパレータ4の入力端子Fには、トランス3の一次電流Cを流すことにより抵抗36で発生する電圧が抵抗31を介して入力される。タイミングT2では、トランス3の一次電流Cは流れていない。即ち、コンパレータ4の入力端子Fの電圧は、GNDレベルの0Vである。
よって、コンパレータ4の入力条件は、タイミングT1では、コンパレータ4の入力端子Fの電圧の方が、コンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも大きいが(入力+(E)<入力−(F))、タイミングT2では、コンパレータ4の入力端子Eの電圧の方が、コンパレータ4の入力端子Fの電圧よりも大きくなり(入力+(E)>入力−(F))、入力状態が反転する。よって、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bはハイレベルとなり、FET5がオン(ON)状態となり、トランス3の一次電流Cの駆動が開始する(即ち、トランス3の一次電流Cが流れ始める)。
タイミングT2〜T4では、電池1の陽極、トランス3の一次巻線、FET5のドレイン・ソース、抵抗36、及び電池1の負極のループで電流が流れる。この為、トランス3の二次巻線には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整流用ダイオード7によりブロックされる極性となる。このため、トランス3からは励起電流が流れず、エネルギーがトランス3(コア)内に蓄積される。そして、タイミングT3でコンパレータ4の入力端子Eの電圧と、コンパレータ4の入力端子Fの電圧とが反転するのを待つ。
タイミングT2〜T3の区間では、タイミングT2から駆動を開始したFET5により流れるトランス3の一次電流Cは、図2に示すようにして流れる。また、抵抗36で発生する電圧により、コンパレータ4の入力端子Fの電圧は、トランス3の一次電流Cに比例して上昇する。そして、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧であるコンパレータ4の入力端子Eの電圧と、トランス3の一次電流Cを検出するための電圧であるコンパレータ4の入力端子Fの電圧との関係は、タイミングT2〜T3の区間では、コンパレータ4の入力端子Eの電圧の方が、コンパレータ4の入力端子Fの電圧よりも大きい(入力+(E)>入力−(F))のに対して、タイミングT4では、コンパレータ4の入力端子Fの電圧の方が、コンパレータ4の入力端子Eよりも大きくなり(入力+(E)<入力−(F))、入力状態が反転する。
この入力状態の反転を受けて、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、ハイレベルからローレベルに反転する。このローレベルに反転した一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bを受けて、FET5は、オフ(OFF)し、トランス3の一次電流Cの駆動が停止する(即ち、トランス3の一次電流Cが流れなくなる)。
ここで、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧を高く設定すると、トランス3の一次電流を検出する抵抗36での電圧ロスを大きくさせる。即ち、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧(コンパレータ4の入力端子E)は、効率に対して低い方が望ましいので、本実施の形態では、以下のようにしてトランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧を設定する。
充電制御信号Aの電圧が、一般的な補助電源Vccと同等の電圧(3.3V程度)であることを前提として、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧を0.1Vとすると、よって分圧している抵抗28は、抵抗29に対して30倍程度とする。
このように、トランス3の一次電流Cの駆動が停止すると、トランス3の二次巻線には逆起電力が発生する。タイミングT4〜T5の区間では、この逆起電力が、トランス3の二次巻線に流れる二次電流Dとして、整流ダイオード15、主コンデンサ24、抵抗8及びトランジスタ9、高圧整流ダイオード7のループで流れ、主コンデンサ24に電荷が蓄積される。
そして、トランス3の二次巻線に生じた逆起電力により流れる二次電流Dにより、抵抗8に電圧が生じ、その電圧がトランジスタ9のベース−エミッタ間に印加され、トランジスタ9がオン(ON)する。そうすると、トランジスタ9のコレクタに接続された抵抗10には、グランド電位を基準としたトランジスタ9のベース・エミッタ間の電圧(GND−Vbe)電圧が印加される。即ち、−0.7V程度の電圧が抵抗10に印加される。
このとき、コンパレータ4の入力端子Eには、−0.2V程度の電圧が印加されるように、抵抗10及び抵抗29を設定する。一般的な汎用コンパレータの入力端子定格−0.3Vであることから、コンパレータ4の入力端子Eは、−0.2V程度とする。
前述の通り基準電圧を0.1Vとすると、分圧している抵抗28は、抵抗29に対して30倍程度である。よって抵抗28はコンパレータ4の入力端子Eの入力信号を設定する際には、ほぼ無視できる抵抗である。この条件を前提として、コンパレータ4の入力端子Eに、−0.2V程度の電圧が印加されるようにする設定は以下のようになる。グランド電位(GND)と、トランジスタ27のコレクタ電圧との電位差は、−0.7V程度であるので、コンパレータ4の入力端子Eを約−0.2Vに分圧するには、抵抗10が2に対して、抵抗29が1程度になるように(抵抗10の値が抵抗29の値の2倍になるように)、抵抗10と抵抗29との抵抗比を設定すれば良い。よって、このように抵抗10、29を設定すれば、上記のように、コンパレータ4の入力端子Eの電圧は、約−0.2V程度となる。
以上のように、本実施の形態では、抵抗8とトランジスタ9と抵抗10が、第2の基準電圧制御手段に相当する。
図2のタイミングチャートに説明を戻し、タイミングT4では、FET5はオフ(OFF)状態になっており、トランス3の一次電流の駆動を停止している。このため、抵抗36の電圧は、GNDレベルとなり、コンパレータ4の入力端子Fの電圧は、0Vとなる。よって、コンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも、入力端子Fの電圧の方が大きくなり(入力+(E)<入力−(F))、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、ローレベルとなり、トランス3の一次電流の駆動が停止した状態となる。
そして、タイミングT5で、トランス3の二次電流Dが停止、或いは所定の電流値以下となり、抵抗8で発生する電圧が、トランジスタ9のベース・エミッタ間の電圧Vbe以下となる。これにより、トランジスタ9はオフ(OFF)してコレクタはオープンとなる。そうすると、コンパレータ4の入力端子Eには、充電制御信号Aを抵抗28と抵抗29とで分圧した電圧が再び入力され、コンパレータ4の入力端子Eの電圧の方が、コンパレータ4の入力端子Fの電圧よりも大きくなり(入力+(E)>入力−(F))、入力状態が反転する。
この反転により、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bはハイレベルとなり、FET5がオン(ON)状態となり、トランス3の一次電流Cの駆動が再度開始する。この充電動作を繰り返しながら主コンデンサ24の電荷を蓄積していく。
以上が、本実施の形態のストロボ充電回路における基本動作である。
即ち、トランス3の一次巻線に流れた一次電流Cを検出するためにコンパレータ4の入力端子Fに入力される電圧と、コンパレータ4の入力端子Eに入力される基準電圧とを、コンパレータ4で比較し、比較した結果に応じてトランス3の一次巻線に所定の一次電流Cが流れたことが検出され、トランス3の一次巻線の一次電流CがFET5によりオフされると、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧(コンパレータ4の入力端子Eの電圧)を、トランス3の二次電流Dが流れることによりオンするトランジスタ9と抵抗8、10とを用いて負の電位(−電位)にすることで、安価で且つ汎用的な一つのコンパレータを用いて、トランス3の一次電流Cの検出と制御とを行うことができるようにした。したがって、コンデンサ充電回路(フライバック充電回路)を低コストで実現できる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において、上述した第1の実施の形態と同一の部分については、図1及び図2に付した符号と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示したトランス3の一次巻線と二次巻線との間には、層間容量が発生する。また、トランジスタ9の動作遅れ等がある。このため、図2におけるタイミングT4で異常動作が生ずることがある。そこで、本実施の形態のストロボ充電回路では、この異常動作を防止するようにしている。
以下では、この異常動作について、図3のタイミングチャートを参照しながら説明する。また、上述した第1の実施の形態のストロボ充電回路を図5に示すストロボ充電回路に変更することにより、上記異常動作を防止して正常に動作するようになることを図4に示すタイミングチャートを用いて説明する。
図3は、図2に示したタイミングチャートにおけるタイミングT4付近を拡大して示した図である。
図1に示したストロボ充電回路において、タイミングT41で、トランス3の一次電流Cを検出するための抵抗36の電圧が、コンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも上昇したことを受けて、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、ハイレベルからローレベルに反転を開始する。
そして、タイミングT42にて、一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)の電圧は、オフ(OFF)レベルに到達する。
一次電流検出部Gの電位は、トランス3の一次電流Cの低下に伴い低下を開始する。また、コンパレータ4の入力端子Fの電圧(入力−)も、抵抗31を介した電圧であるから一次電流検出部Gと同様に低下を開始する。
ここで、トランス3の一次電流Cの低下に伴い、逆起電力がトランス3の二次巻線で発生し、この逆起電力によりトランス3の二次巻線に二次電流Dが流れる。この二次電流Dは、整流ダイオード15、主コンデンサ24、抵抗8及びトランジスタ9、高圧整流ダイオード7のループで流れ、主コンデンサ24に電荷が蓄積される。さらに、トランス3の二次巻線に流れた二次電流Dにより、抵抗8に電圧が生じ、その電圧がトランジスタ9をオンする電圧(ベース・エミッタ間の電圧Vbeが0.6〜0.7V)に達したことによりトランジスタ9がオンしてコンパレータ4の入力端子E(入力+(E))は、負の電位(−電位)になるはずである。
しかしながら、トランス3の一次巻線と二次巻線との間には層間容量が存在する。また、トランジスタ9の動作遅れが生じる。このために、コンパレータ4の入力端子Eの電圧(入力+)は、トランス3の1次電流Cを検出するための基準電圧を維持してしまう。そして、図3のタイミングT43では、一次電流検出部Gの電圧が0V(即ち、トランス3の一次電流Cが0A)となっても、トランジスタ9はオフ(OFF)状態を継続している。そして、このタイミングT43に遅れて、タイミングT44でトランジスタ9のコレクタ電圧は反転を開始する。
ところが、タイミングT41〜T42の区間では、コンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも、コンパレータ4の入力端子Fの電圧の方が大きく(入力+(E)<入力−(F))、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、ローレベルの条件であったが、タイミングT42からタイミングT44の区間では、トランジスタ9のコレクタ電圧の反転が遅れたために、コンパレータ4の入力端子Eの電圧の方が、コンパレータ4の入力端子Fの電圧よりも大きくなり(入力+(E)>入力−(F))、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、ハイレベルの条件となってしまう。
このために、タイミングT44では、トランス3の二次電流Dが放出中であるのにも関わらず、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、FET5を駆動できる電位(ハイレベル)となり、トランス3の一次電流の駆動を一次的に行う異常動作となってしまう。
そこで、本実施の形態では、図5に示すように、図1に示したストロボ充電回路に対して以下のような回路を追加するようにしている。
図5において、32は抵抗であり、33はコンデンサである。抵抗32とコンデンサ33の夫々の一端は互いに接続され、抵抗32の他端はコンパレータ4の入力端子Eに接続され、コンデンサ33の他端は、コンパレータ4の出力に接続されている。
34は、コンデンサであり、一端がコンパレータ4の入力端子Fに接続され、他端が電池1の陰極に接続されている。
図4は、図5に示すストロボ充電回路の動作の一例を示すタイミングチャートであり、タイミングT4の付近を拡大して示したものである。即ち、図4は、上述した第1の実施の形態のストロボ充電回路における図3のタイミングチャートに対応するものである。なお、タイミングT1、T2、T3、T5における動作は、上述した第1の実施の形態のストロボ充電回路と同様であるので、説明を省略する。
タイミングT41では、トランス3の一次電流Cを検出するための抵抗36の電圧がコンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも上昇したことを受けて、コンパレータ4の出力信号である一次駆動信号(FET5のゲート入力信号)Bは、ハイレベルからローレベルに反転を開始する。そして、この反転と略タイミングを同じくして、コンパレータ4の出力端子に接続されたコンデンサ33と抵抗32とで構成された微分回路により、トランス3の一次電流Cを検出するための基準電圧としてコンパレータ4の入力端子Eに入力されている電圧(補助電源の電圧Vccと略同じ電圧を抵抗28と抵抗29とで分圧した電圧)が、下降を開始する。このように、本実施の形態では、コンデンサ33と抵抗32が、第1の基準電圧制御手段に相当する。
そして、タイミングT42にて、FET5のゲート電圧(一次駆動信号B)は、オフ(OFF)レベルに到達する。一次電流検出部Gの電位は、トランス3の一次電流Cの低下に伴い低下を開始する。また、コンパレータ4の入力端子Fの電圧(入力−(F))は、抵抗31を介してコンデンサ34で受けた電圧であるため、一次電流検出部Gよりも遅れて低下を開始する。このように、本実施の形態では、抵抗31とコンデンサ34が、遅延手段に相当する。
そして、トランス3の一次電流Cの低下に伴い、逆起電力がトランス3の二次巻線で発生し、この逆起電力によりトランス3の二次巻線に流れる二次電流Dが、整流ダイオード15、主コンデンサ24、抵抗8及びトランジスタ9、高圧整流ダイオード7のループで流れ、主コンデンサ24に電荷が蓄積される。そして、トランス3の二次巻線に流れた二次電流Dによって、抵抗8に電圧が生じ、その電圧がトランジスタ9のオンする電圧(ベース・エミッタ間の電圧Vbeが0.6〜0.7V)に達したことによりトランジスタ9がオン(ON)するので、コンパレータ4の入力端子E(入力+(E))は負の電位(−電位)になるはずである。
しかしながら、上述したように、トランス3の一次巻線と二次巻線との間に存在する層間容量と、トランジスタ9の動作遅れのために、コンパレータ4の入力端子E(入力+(E))は、負の電位(−電位)に至っていない。ところが、このとき、コンパレータ4の入力端子Eの電圧は、タイミングT41で、抵抗32とコンデンサ33で構成された上記微分回路により開始した電圧下降により、0V程度まで低下している。
よって、図4のタイミングT42では、コンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも、コンパレータ4の入力端子Fの電圧の方が大きいという関係(入力+(E)<入力−(F))が維持されている。そして、タイミングT43では、一次電流検出部Gは、トランス3のノイズにより負の電位(−電位)まで振れてしまうが、抵抗31とコンデンサ34により形成されるフィルターの効果により、コンパレータ4の入力端子Fは、負の電位(−電位)に至ることが無くなるとともに、電圧下降を遅延させている。
そして、トランジスタ9は、オン(ON)状態となり、トランジスタ9のコレクタ電圧は負の電位(−電位)となり、コンパレータ4の入力端子Fも負の電位(−電位)となる。よってこのときも、図4のタイミングT43から分かるように、コンパレータ4の入力端子Eの電圧よりも、コンパレータ4の入力端子Fの電圧の方が大きいという関係(入力+(E)<入力−(F))が維持されている。
そして、このタイミングT43に遅れて、タイミングT44でトランジスタ9(のオン(ON)状態)は飽和状態となり、トランジスタ9のコレクタ電圧は完全に反転する。よって、前述したように図3のタイミングT44のように、トランス3の二次電流Dが放出されている最中に、トランス3の一次電流Cが流れるというようなことは無くなる。
このように本実施の形態では、図5に示した構成によって、上述した第1の実施の形態の効果に加えて、トランス3の一次巻線と二次巻線との層間容量による二次電流Dの立ち上がり遅れや、トランジスタ9のスイッチング遅れ等の影響を受けることなく正常な充電動作が出来るストロボ充電回路を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態を示し、ストロボ充電回路の全体の電気的な概略構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、ストロボ充電回路の基本動作の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態を示し、図2のタイミングチャートにおけるタイミングT4付近を拡大して示した図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、ストロボ充電回路の動作の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示し、ストロボ充電回路の全体の電気的な概略構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 電源
2 コンデンサ
3 トランス
4 コンパレータ
8、10、31 抵抗
9 トランジスタ
33、34 コンデンサ
23 放電管
24 主コンデンサ
101 制御IC
103 充電電圧検出回路
104 マイコン
A 充電制御信号
B 一次駆動信号
C 一次電流
D 二次電流
E コンパレータの入力(+入力)端子
F コンパレータの入力(−入力)端子

Claims (9)

  1. エネルギーの蓄積と放出を行うトランスと、
    上記トランスから放出されたエネルギーを充電する主コンデンサと、
    上記トランスの一次巻線に流れる電流を制御するためにオン、オフするスイッチ手段と、
    上記トランスの一次巻線に流れた電流を検出するための検出用電圧と、基準電圧を比較した結果に基づいて、上記スイッチ手段を制御する検出制御手段と、
    上記検出制御手段が、上記スイッチ手段をオフさせた後に、上記基準電圧を上記検出用電圧よりも低くする基準電圧制御手段とを有することを特徴とするコンデンサ充電回路。
  2. 上記基準電圧制御手段は、上記スイッチ手段を制御するために上記検出制御手段から出力される出力信号に応じて、上記基準電圧を制御する第1の基準電圧制御手段と、
    上記スイッチ手段がオフされ、上記トランスの一次巻線の電流が流れなくなった後に上記トランスの二次巻線に流れた二次電流に応じて、上記基準電圧を制御する第2の基準電圧制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ充電回路。
  3. 上記検出制御手段は、コンパレータを有し、
    上記コンパレータは、上記基準電圧を入力する第1の入力端子と、上記検出用電圧を入力する第2の入力端子と、上記基準電圧と上記検出用電圧とを比較した結果に応じて、上記出力信号を上記スイッチ手段に出力する出力端子とを有することを特徴とする請求項2に記載のコンデンサ充電回路。
  4. 前記第1の基準電圧制御手段は、抵抗とコンデンサとを有しており、
    上記コンデンサの一端は、上記コンパレータの出力端子に接続され、
    上記コンデンサの他端は、上記抵抗の一端に接続され、
    上記抵抗の他端は、上記コンパレータの第1の入力端子に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のコンデンサ充電回路。
  5. 上記第2の基準電圧制御手段は、トランジスタと、第1の抵抗と、第2の抵抗とを有しており、
    上記トランジスタのベースは、上記トランスの一次巻線に接続された電源の負極と上記第1の抵抗の一端とに接続され、
    上記トランジスタのエミッタは、上記トランスの二次巻線に直接或いは整流素子を介して接続されるとともに上記第1の抵抗の他端に接続され、
    上記トランジスタのコレクタは、上記第2の抵抗を介して上記コンパレータの第1の入力端子に接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のコンデンサ充電回路。
  6. エネルギーの蓄積と放出を行うトランスと、
    上記トランスから放出されたエネルギーを充電する主コンデンサと、
    上記トランスの一次巻線に流れる電流を制御するためにオン、オフするスイッチ手段と、
    上記トランスの一次巻線に流れた電流を検出するための検出用電圧と、基準電圧を比較した結果に基づいて、上記スイッチ手段を制御する検出制御手段と、
    上記検出制御手段が、上記スイッチ手段をオフさせた後に、上記トランスの二次巻線に流れる二次電流を検出する二次電流検出手段と、
    上記二次電流検出手段により、上記トランスの二次巻線に流れる二次電流が検出されている間、上記基準電圧を上記検出用電圧よりも低い電圧にする基準電圧制御手段と、
    上記検出制御手段が上記スイッチ手段をオフさせた際に、上記検出制御手段に入力される上記検出用電圧を遅延させる遅延手段とを有することを特徴とするコンデンサ充電回路。
  7. 上記トランスの一次巻線に流れる一次電流を電圧に変換するための一次電流検出用抵抗を有し、
    上記検出制御手段は、コンパレータを有し、
    上記コンパレータは、上記基準電圧を入力する第1の入力端子と、上記検出用電圧を入力する第2の入力端子と、上記基準電圧と上記検出用電圧とを比較した結果に応じて、上記スイッチ手段を制御するための出力信号を上記スイッチ手段に出力する出力端子とを有し、
    上記遅延手段は、抵抗とコンデンサとを有し、
    上記抵抗の一端は、上記一次電流検出用抵抗の一端に接続され、
    上記抵抗の他端は、上記コンパレータの第2の入力端子及び上記コンデンサの一端に接続され、
    上記コンデンサの他端及び上記一次電流検出用抵抗の他端は、上記トランスの一次巻線に接続された電源の負極に接続されていることを特徴とする請求項6に記載のコンデンサ充電回路。
  8. 上記請求項1〜7の何れか1項に記載のコンデンサ充電回路を有し、
    上記コンデンサ充電回路よって蓄積された電荷に基づいて発光手段を発光させることを特徴とする撮像装置
  9. 上記請求項1〜7の何れか1項に記載のコンデンサ充電回路と、
    発光手段と、を有し、
    上記コンデンサ充電回路によって蓄積された電荷に基づいて上記発光手段を発光させることを特徴とするストロボ装置。
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