JP2001350186A - ストロボ装置およびストロボ装置を有するカメラ - Google Patents

ストロボ装置およびストロボ装置を有するカメラ

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JP2001350186A
JP2001350186A JP2000173405A JP2000173405A JP2001350186A JP 2001350186 A JP2001350186 A JP 2001350186A JP 2000173405 A JP2000173405 A JP 2000173405A JP 2000173405 A JP2000173405 A JP 2000173405A JP 2001350186 A JP2001350186 A JP 2001350186A
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main capacitor
charging
voltage
circuit
booster circuit
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Yukio Otaka
幸夫 尾高
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ストロボ装置の総充電時間を短縮する。 【解決手段】 フォワード式昇圧回路とフライバック式
昇圧回路とを備え、充電時間の前半では主コンデンサ2
1の充電電圧を検出する電圧検出回路18により所定の
電圧以下が検出されると制御回路125により第2スイ
ッチ素子12がONし第2トランジスタ11が動作して
フォワード式昇圧回路が動作する。充電時間の後半では
所定の充電電圧以上になると電圧検出回路18の検出信
号により制御回路125は第2スイッチ素子12をOF
Fとしフォーワード式昇圧回路の動作は停止され、また
第1スイッチ素子6を交互にON、OFFさせる事によ
る第1トランジスタ4のON、OFF動作によりフライ
バック式昇圧回路が動作して総充電時間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ストロボ装置お
よびストロボ装置を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くのカメラは、ストロボ装置を
有する。カメラには、従来の固定焦点タイプのカメラか
らズームレンズを備えるズームカメラに至るまで、様々
なタイプがある。テレ側(レンズの長焦点側)では、遠
距離にある被写体を拡大して撮影することが可能となっ
た。また、このストロボ装置を有するカメラの小型化に
伴ない、携帯性が向上した。
【0003】一方、ストロボ装置は、より遠くの被写体
に適正光量を与えるために、より大きな充電エネルギー
が必要となった。さらに、カメラの小型化およびズーム
の高倍率化が進んでいる。その結果、テレ側のレンズの
明るさを示すFNo.が大きくなった。(すなわち、暗
いレンズとなった)。そのため、ストロボ装置の充電エ
ネルギーの大型化に拍車をかけている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このス
トロボ装置を有するカメラの小型化に伴い、電源として
使用される電池(例えば、リチウム電池)の総数が2本
から1本に減少する等の影響により、電源電圧が低くな
った。加えて、この種の電池は、内部抵抗が高い。その
結果、ストロボ装置の充電時間が長くなる問題点があっ
た。
【0005】そこで、充電時間を短縮できるストロボ装
置およびこのストロボ装置を有するカメラの出現が求め
られていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、主コンデンサの充電電圧を所定の充電完了電圧まで
昇圧させるストロボ装置において、この発明のストロボ
装置は、フォワード式昇圧回路と、フライバック式昇圧
回路と、主コンデンサの充電電圧が充電完了電圧より低
い所定の中間電圧未満のときは、フォワード式昇圧回路
によって主コンデンサの充電を行い、主コンデンサの充
電電圧が中間電圧に達したときに、フォワード式昇圧回
路からフライバック式昇圧回路に切り替えて、このフラ
イバック式昇圧回路によって主コンデンサの充電を行う
制御回路とを有する。
【0007】このように構成すれば、充電時間の前半に
おいて充電速度がより速いフォワード式昇圧回路と、充
電時間の後半において充電速度がより速いフライバック
式昇圧回路とを組み合わせることにより、総充電時間を
短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1〜図4
を参照して、第1の実施の形態におけるストロボ装置を
有するカメラの構成について説明する。
【0009】図1は、第1の実施の形態におけるストロ
ボ装置の構成を示す回路図である。図2は、カメラの構
成を示す図である。図3は、カメラの動作の流れを示す
フローチャートである。図4は、図1に含まれるフラッ
シュモードにおけるストロボ装置の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0010】まず、図2を参照して、ストロボ装置13
1を有するカメラ100の全体的な構成について説明す
る。
【0011】125は、マイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)、I/Ocontrol、A/D
コンバータおよびマルチプレクサを有し、各回路を制御
する制御回路を示す。120は、各回路に電源電圧Vc
cを供給する定電圧回路を示す。121は、各スイッチ
の状態または変化等の情報を得るスイッチ回路を示す。
122は、温度検出回路を示す。123は、フィルム感
度および駒数等の情報を得るフィルム感度検知回路を示
す。
【0012】126は、被写体までの距離を測定する測
距回路を示す。127は、被写体の輝度を測定する測光
回路を示す。124は、シャッターを駆動するシャッタ
ー駆動回路を示す。129は、レンズを駆動するレンズ
駆動回路を示す。130は、フィルムを給送するフィル
ム駆動回路を示す。128は、例えばLCD等に必要な
情報を表示する表示回路を示す。131は、ストロボ装
置を示す。
【0013】次に、図1を参照して、ストロボ装置13
1の構成について説明する。
【0014】1は、電池(すなわち電源)を示す。2
は、コンデンサを示す。3は、抵抗を示す。4は、第1
トランジスタを示す。5は、抵抗を示す。6は、第1ス
イッチ素子を示す。8は、抵抗を示す。コンデンサ2お
よび抵抗3は、第1トランジスタ4のベースおよびエミ
ッタ間に並列に接続されている。抵抗5は、第1トラン
ジスタ4のベース電極および第1スイッチ素子6間を接
続しており、第1トランジスタ4からのベース電流を限
流する限流抵抗である。抵抗8は、第1スイッチ素子6
の制御端子に接続されたプルダウン抵抗である。
【0015】9は、コンデンサを示す。10は、抵抗を
示す。11は、第2トランジスタを示す。12は、第2
スイッチ素子を示す。13は、抵抗を示す。14は、ダ
イオードを示す。コンデンサ9および抵抗10は、第2
トランジスタ11のベースおよびエミッタ間に並列に接
続されている。抵抗13は、第2スイッチ素子12の制
御端子に接続されたプルダウン抵抗である。ダイオード
14は、電池1の負極および第2スイッチ素子12間を
接続していて、第2スイッチ素子12から電池1の負極
への電流を遮断する。
【0016】15は、発振トランスを示す。発振トラン
ス15は、1次巻線Pと、2次巻線Sと、フィードバッ
ク巻線Fと、2次巻線Sおよびフィードバック巻線F間
を接続しているフィードバック端子Gとを有する。
【0017】1次巻線Pは、第1巻線P1と、第2巻線
P2と、第1巻線P1および第2巻線P2間を接続して
いる中間端子P3とから構成されている。第1巻線P1
は、第2トランジスタ11のコレクタおよびエミッタを
介して電池1の正極に接続されている。第2巻線P2
は、第1トランジスタ4のコレクタおよびエミッタを介
して電池1の正極に接続されている。中間端子P3は、
電池1の負極および主コンデンサ21(後述)の一方の
電極に接続されている。
【0018】2次巻線Sは、高圧整流ダイオード17
(後述)を介して主コンデンサ21の正極に接続されて
いる。フィードバック巻線Fは、抵抗16(後述)を介
して電池1の負極および主コンデンサ21(後述)の他
方の電極に接続されている。フィードバック端子Gは、
第2スイッチ素子12およびダイオード14間に接続さ
れている。
【0019】16は、抵抗を示す。17は、高圧整流用
ダイオードを示す。18は、電圧検出回路を示す。19
は、トリガー回路を示す。20は、放電管を示す。21
は、主コンデンサーを示す。抵抗16は、フィードバッ
ク巻線Fからの電流を限流する限流抵抗である。電圧検
出回路18は、主コンデンサ21に並列に接続されてい
て、この主コンデンサ21の電圧を検出する。トリガー
回路19は、主コンデンサ21に並列にかつ放電管20
のトリガー電極に接続されている。
【0020】a、b、c、dおよびeは、制御回路12
5およびストロボ装置131間を接続する接続端子であ
る。接続端子aは、第1スイッチ素子6の制御端子およ
び制御回路125間を接続している。接続端子bは、第
2スイッチ素子12の制御端子および制御回路125間
を接続している。制御端子cおよびdは、電圧検出回路
18および制御回路125間を接続している。制御端子
eは、トリガー回路19および制御回路125間を接続
している。これらの制御端子a、b、c、dおよびeの
使用形態については、後述する。
【0021】なお、制御回路125は、検出回路、比較
回路および切り替え回路(いずれも不図示)を有する。
検出回路は、主コンデンサ21の充電電圧を検出する。
比較回路は、主コンデンサ21の充電電圧と予め定めら
れた中間電圧との大きさを比較する。切り替え回路は、
主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧未満のときは、
フォワード式昇圧回路によって主コンデンサの充電を行
い、主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に達したと
きに、フォワード式昇圧回路からフライバック式昇圧回
路に切り替えて、このフライバック式昇圧回路によって
主コンデンサの充電を行う。この実施の形態では、切り
替え回路の動作を、制御回路125の動作として説明す
ることがある。
【0022】主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に
達したときに、フォワード式昇圧回路からフライバック
式昇圧回路に切り替える。ここでは、第1スイッチ素子
6が導通しているとき、ストロボ装置131は、フライ
バック式昇圧回路となる。また、第2スイッチ素子12
が導通しているとき、ストロボ装置131は、フォワー
ド式昇圧回路となる。
【0023】次に、図3を参照して、カメラ100の動
作について説明する。
【0024】ここでは、制御回路125側の電源はすで
に投入された状態であるとする。この状態では、制御回
路125のマイコンは低消費モードとなっていて、動作
が停止している。
【0025】まず、カメラ100のバリア等の部材を動
かすことによって、スイッチ検知回路121内の電源ス
イッチを投入する。これにより、制御回路125は、作
動を開始する。次に、制御回路125は、VCCEN端
子を介して定電圧回路120に信号を与える。これによ
り、定電圧回路120は、各回路に電源Vccを供給す
る。
【0026】次に、制御回路125は、マイコンの初期
設定を行う( S1) 。次に、スイッチ検知回路121
は、定電圧回路120より電源Vccを供給されると、
各スイッチの状態を検知する(S2)。次に、レリーズ
ボタンにより第一ストローク操作(SW1)のonを検
出する(S3)。第一ストローク操作とは、レリーズボ
タンを半押しして撮影準備を行うことである。
【0027】次に、制御回路125は、所定のカウンタ
を初期状態にセットする( S4) 。次に、制御回路12
5は、バッテリーチェックを行う( S5) 。次に、制御
回路125は、カメラ100の撮影に必要な電源状態に
あるか否かを判断する( S6) 。制御回路125が充分
でないと判断した場合は、S2に戻る。制御回路125
が充分であると判断した場合は、端子AFENに信号を
与える。これにより、測距回路126は、被写体までの
距離を測定し、この測距情報をAFD端子を介して制御
回路125に与える( S7) 。
【0028】次に、制御回路125は、AEEN端子を
介して測光回路127に信号を与える。これにより、測
光回路127は、被写体の輝度を測定し、この測光情報
を端子AEDを介して制御回路125に与える( S8)
。次に、制御回路125は、この輝度情報から被写体
の輝度が所定輝度より明るいか暗いかを判定する(S
9)。輝度が明るい場合は、後述するS12に進む。輝
度が暗い場合には、フラッシュモードに進む( S10)
【0029】ここで、図4を参照して、フラッシュモー
ド(S10)におけるストロボ装置131の動作につい
て説明する。
【0030】まず、制御回路125は、充電タイマーを
例えば10〜15秒程度にセットする(S20)。次
に、制御回路125は、接続端子bを介して第2スイッ
チ素子12の制御電極にハイレベル信号を与える。よっ
て、この信号により第2スイッチ素子12は、onとな
る。これにより、フォワード式昇圧回路による主コンデ
ンサー21の充電が開始する(S21)。
【0031】第2スイッチ素子12がonになると、電
池1からの電流の一部(ベース電流)は、第2トランジ
スタ11のエミッタ=ベース間、第2スイッチ素子1
2、フィードバック端子G、フィードバック巻線Fおよ
び抵抗16を介して電池1の負極にループ状に流れる。
よって、電池1の正極からの電流の一部(コレクタ電
流)は、第2トランジスタ11のエミッタ=コレクタ、
第1巻線P1および中間端子P3を介して電池1にルー
プ状に流れる。このときに第1巻線P1を流れる電流の
方向を第1方向と定義する。
【0032】このため、2次巻線Sに誘導起電力が発生
する。よって、電流が、2次巻線S、高圧整流ダイオー
ド17、主コンデンサ21、電池1、第2トランジスタ
11のエミッタ=ベース間、第2スイッチ素子12を介
してフィードバック端子Gに流れる。従って、主コンデ
ンサ21の充電が進む。このときに第1巻線P1を流れ
る電流の方向を第1方向Q1とする。このときに2次巻
線Sを流れる電流の方向を充電方向と定義する。
【0033】主コンデンサ21の充電電流が第2トラン
ジスタ11のベース電流となるために、ベース電流は増
加する。そのため、第2トランジスタ11に正帰還がか
かると共に、第2トランジスタ11のコレクタ= エミッ
タ間の電圧は、瞬時にして飽和状態となる。このように
してしばらくの間電流が流れると、発振トランス15の
コア内の磁束が飽和する。
【0034】その結果、発振トランス15に逆起電力が
発生する。2次巻線Sに発生した逆起電力は、フィード
バック端子G、第2スイッチ素子12、第2トランジス
タ11のベース= エミッタ間、電池1、主コンデンサ2
1および高圧整流ダイオード17のループで、第2トラ
ンジスタ11のベースに逆バイアスを与える。
【0035】これと共に、フィードバック巻線Fの逆起
電力は、スイッチ素子12、第2トランジスタ11のベ
ース=エミッタ間、電池1および抵抗16のループで、
第2トランジスタ11のベースに逆バイアスを与える。
よって、第2トランジスタ11は、急激に非導通とな
る。
【0036】次に、発振トランス15のコア内の磁束飽
和が解消されると、第2トランジスタ11にベース電流
が再び流れる。このように、第2トランジスタ11が導
通/非導通を繰り返すことにより、主コンデンサ21に
断続的に充電する。
【0037】上述の動作の間に、検出回路は、接続端子
cを介して電圧検出駆動信号を電圧検出回路18に出力
している。これにより、電圧検出回路18は、主コンデ
ンサ21の充電電圧を検出して、接続端子dを介して検
出回路に出力する。このようにして、検出回路は、主コ
ンデンサ21の充電電圧を検出する(S22)。
【0038】次に、検出回路は、主コンデンサ21の充
電電圧の値を比較回路に出力する。比較回路は、主コン
デンサ21の充電電圧および所定の中間電圧の大きさを
比較する。主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に達
していなければ、S125に戻る。主コンデンサ21の
充電電圧が中間電圧に達しているならば(S23)、比
較回路は、切り替え回路に切り替え命令信号を出力す
る。
【0039】切り替え回路は、切り替え命令信号を入力
すると、フォワード式昇圧回路からフライバック式昇圧
回路に切り替える(S24)。ここでは、制御回路12
5は、接続端子bを介して第2スイッチ素子12に与え
ていた信号の電圧をロウレベルとする。これにより、第
2スイッチ素子12はoffとなる。
【0040】次に、制御回路125は、接続端子a を介
して第1スイッチ素子6の制御電極に所定の発振信号を
与える( S24) 。ここでは、発振信号とは、ハイレベ
ルおよびロウレベルが交互に繰り替える信号である。発
振信号がハイレベルのとき、第1スイッチ素子4がon
になる。これにより、電池1からの電流の一部(ベース
電流)は、第1トランジスタ4のエミッタ=ベース間、
抵抗5および第1スイッチ素子6を介して、電池1の負
極にループ状に流れる。
【0041】これと共に、電池1からの電流の一部(コ
レクタ電流)は、1トランジスタ4のエミッタ=コレク
タ、第2巻線P2および中間端子P3を介して電池1の
負極にループ状に流れる。このときに第2巻線P2を流
れる電流の方向を第2方向と定義する。第2方向は、上
述の第1方向と磁束方向は逆向きである。すなわち、フ
ライバック式昇圧回路では、フォワード式昇圧回路の場
合とは逆向きに一次巻線Pに電流が流れる。
【0042】このため、発振トランス15の2次巻線S
には誘導起電力が発生するが、この電流の極性は高圧整
流用ダイオード17によりされる極性となるため、発振
トランス15から励起電流が流れず、エネルギーが発振
トランス15に蓄積される。
【0043】次に、発振信号がロウレベルになると、第
1スイッチ素子6がオフになる。よって、2次巻線Sに
逆起電力が発生する。よって、発振トランス15に蓄積
されていたエネルギーが解放され、整流ダイオード1
7、主コンデンサ21、ダイオード14、フィードバッ
ク端子Gおよび2次巻線Sのループで電流が流れる。
【0044】2次巻線Sから主コンデンサ21に流れる
電流の向きは、フォワード式昇圧回路において2次巻線
Sから主コンデンサ21に流れる電流の向き(上述の充
電方向)と同じである。その結果、主コンデンサ21が
充電される。そして、発振信号がハイレベルおよびロウ
レベルを繰り返すことにより、主コンデンサ21は、断
続的に充電される。よって、主コンデンサ21の電圧は
上昇する。
【0045】上述の動作の間に、検出回路は、接続端子
cを介して電圧検出駆動信号を電圧検出回路18に出力
している。これにより、電圧検出回路18は、主コンデ
ンサ21の充電電圧を検出して、接続端子dを介して検
出回路に出力する。このようにして、検出回路は、主コ
ンデンサ21の充電電圧を検出する(S25)。
【0046】次に、制御回路125は、主コンデンサ2
1の充電電圧が所定の充電完了電圧に達しているか否か
を確認する(S26)。
【0047】充電電圧が所定の充電完了電圧に達してい
ないときは、制御回路125は、充電タイマーが所定時
間をカウントしたか否かを判定する( S27) 。充電タ
イマーが所定時間をカウントしていないときは、S25
に戻る。充電タイマーが所定時間をカウントしていると
きは、制御回路125は、充電がNGであるNGフラグ
を立てて、S30(後述)に進む。充電電圧が所定の充
電完了電圧に達しているときは、制御回路125は、充
電が完了したことを示すOKフラグを立てて、S30
(後述)に進む( S28) 。
【0048】次に、制御回路125は、接続端子a をハ
イレベルからロウレベルとする。これにより、主コンデ
ンサ21の充電は、停止する(S30)。次に、制御回
路125は充電タイマーを停止する(S31)。これに
より、フラッシュモードは終了する。
【0049】ここで、図3におけるシーケンスに戻る。
【0050】制御回路125は、上述のS28、S29
における充電完了フラグをみて、主コンデンサ21への
充電が完了したか否かを判断する(S11)。NGフラ
グ(充電が完了していないことを示す)の場合は、上述
のS2に戻る。OKフラグ(充電が完了していることを
示す)の場合は、第2ストローク(全押し操作)が入る
のを待つ( S12) 。第1ストロークが離されるとき
は、S2にもどる。第二ストロークSW2の入力される
と、次に、制御回路125は、S7での測距情報を利用
して、レンズ駆動回路129を制御して焦点調整を行わ
せる(S14)。次に、制御回路125は、S8で得ら
れた被写体の輝度情報とフィルム感度検知回路から得ら
れたフィルム感度情報とを利用して、シャッター開口を
シャッター駆動回路124を介して制御する。これと共
に、制御回路125は、輝度が低くストロボ装置131
が必要な場合には、測距データとフィルム感度によりシ
ャッター制御を行い、適正な絞り値でストロボ装置13
1を発光させる( S15) 。
【0051】次に、制御回路125は、接続端子eにハ
イレベル信号を与えることにより、ストロボ装置131
の発光を行なう。制御回路125が接続端子eにハイレ
ベル信号を与えると、トリガー回路19に高圧のパルス
電圧が発生する。次に、トリガー回路19は、この高圧
のパルス電圧を放電管20のトリガー電極に与える。こ
れにより、放電管20が励起される。その結果、放電管
20は一気にインピーダンスが低下し、主コンデンサ2
1の充電エネルギーを放電し光エネルギーに変換するこ
とにより、ストロボ装置131は、被写体を照明する。
ここで、制御回路125は、フラッシュフラグFALに
1を立てる。フラッシュフラグFAL=1は、ストロボ
装置131を使用したことを示すフラグである。
【0052】次に、シャッターが閉成されると、制御回
路125は、焦点位置にあったレンズを初期位置に戻す
( S16) 。そして、制御回路125は、フィルム駆動
回路130を制御して、撮影の終了したフィルムを1駒
分巻き上げさせる (S17)。
【0053】次に、制御回路125は、フラッシュフラ
グFALに“1" が立っているかを確認する( S18)
。フラグ“1" が立っているときは、フラッシュモー
ドにしてS10と同様に主コンデンサ21の充電を行な
って、一連のシーケンスを終了する(S19)。フラッ
シュフラグFAL“1" に立っているないときは、S1
8を通過して、S2に戻り一連のシーケンスを終了す
る。
【0054】次に、図5を参照して、この発明のストロ
ボ装置の充電特性について説明する。図5において、A
は、フォワード式充電回路による充電曲線を示す。B
は、フライバック式充電回路による充電曲線を示す。C
は、この発明のストロボ装置による充電曲線を示す。縦
軸は、主コンデンサ21の充電電圧を示す。横軸は、充
電時間を示す。
【0055】フォワード式充電回路は、充電の前半にお
いて、充電スピードがフライバック式充電回路に比べ速
い(曲線A)。一方、フライバック式充電回路は、充電
の後半において、充電スピードがフォワード式充電回路
に比べ速い(曲線B)。
【0056】これらに対して、この発明のストロボ装置
131は、充電の前半においてフォワード式充電回路で
あって、中間電圧V1で(すなわち時間t1で)フライ
バック式充電回路に切り替えている(曲線C)。よっ
て、ストロボ装置131は、双方の充電回路における充
電スピードが速い部分を使用できる。従って、ストロボ
装置131の充電スピードは、従来のフォワード式充電
回路およびフライバック式充電回路の充電スピードより
速い。
【0057】(第2の実施の形態)図6は、第2の実施
の形態におけるストロボ装置の構成を示す回路図であ
る。ここでは、フォワード式充電回路およびフライバッ
ク式充電回路は、主コンデンサ21と並列に接続された
発振トランスを個別に有している。この点が、第1の実
施の形態と異なる。
【0058】そこで、図6を参照して、第2の実施の形
態における特徴的な構成について詳細に説明する。な
お、記述した構成要素や接続端子等、同等の物には同一
の符号で示した。
【0059】30は、第1スイッチ素子を示す。31
は、抵抗を示す。32は、第1発振トランスを示す。3
6は、高圧整流用ダイオードを示す。第1発振トランス
32は、1次巻線1Pおよび2次巻線1Sを有する。抵
抗31は、第1スイッチ素子30の制御端子に接続され
たプルダウン抵抗である。1次巻線1Pは、電池1の正
極および第1スイッチ素子30間を接続している。2次
巻線1Sの一端は、高圧整流用ダイオード36に接続さ
れている。2次巻線1Sの他端は、電池1の負極および
主コンデンサ21における一方の電極に接続されてい
る。高圧整流用ダイオード36は、主コンデンサ21に
おける他方の電極に接続されていて、この主コンデンサ
21に向かって電流を通過させる。
【0060】同様に、33は、第2スイッチ素子を示
す。34は、抵抗を示す。35は、第2発振トランスを
示す。37は、高圧整流用ダイオードを示す。第2発振
トランス35は、1次巻線2Pおよび2次巻線2Sを有
する。抵抗34は、第2スイッチ素子33の制御端子に
接続されたプルダウン抵抗である。1次巻線2Pは、電
池1の正極および第2スイッチ素子33間を接続してい
る。2次巻線2Sの一端は、高圧整流用ダイオード37
に接続されている。2次巻線2Sの他端は、電池1の負
極および主コンデンサ21における一方の電極に接続さ
れている。高圧整流用ダイオード37は、主コンデンサ
21における他方の電極に接続されていて、この主コン
デンサ21に向かって電流を通過させる。
【0061】次に、主コンデンサ21の充電電圧を上昇
させる制御方法について説明する。
【0062】制御回路125は、接続端子bを介して第
2スイッチ素子33の制御電極に発振信号を与える。発
振信号がハイレベルのとき、第2スイッチ素子33は、
onとなる。これにより、フォワード式昇圧回路による
主コンデンサー21の充電が開始する。
【0063】この信号がハイレベルのとき、電流が、電
池1の正極、1次巻線2P、第2スイッチ素子33およ
び電池1の負極のループで流れる。よって、2次巻線2
Sに誘導起電力が発生する。よって、電流が高圧整流ダ
イオード37を介して主コンデンサ21に流れる。よっ
て、主コンデンサ21にエネルギーが蓄積される。次
に、第2発振トランス35のコア内の磁束が飽和する前
にこの信号をロウレベルとすることにより、コア内の磁
束の消滅を待つ。そして、再びこの信号をハイレベルと
する。制御回路125は、この操作を反復することによ
り、主コンデンサ21の充電を断続的に行う。
【0064】主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に
達した場合、制御回路125は、フォワード式昇圧回路
からフライバック式昇圧回路に切り替える。ここでは、
制御回路125は、接続端子bを介して第2スイッチ素
子33に与えていた信号の電圧をロウレベルにする。こ
れにより、第2スイッチ素子33はoffとなる。
【0065】次に、制御回路125は、接続端子a を介
して第1スイッチ素子30の制御電極に発振信号を与え
る。この信号がハイレベルのとき、電流が、電池1の正
極、1次巻線1P、第1スイッチ素子30および電池1
の負極のループで流れる。よって、2次巻線1Sに誘導
起電力が発生する。励起電流は高圧整流用ダイオード3
6によりブロックされる。そのため、励起電流は発振ト
ランス32から放出されず、第1発振トランス32にエ
ネルギーが蓄積される。
【0066】次に、この信号がロウレベルになると、第
1スイッチ素子30がオフになる。よって、2次巻線1
Sに逆起電力が発生する。よって、第1発振トランス3
2に蓄積されていたエネルギーが解放され、整流ダイオ
ード36、主コンデンサ21および2次巻線Sのループ
で電流が流れる。
【0067】その結果、主コンデンサ21が充電され
る。そして、発振信号がハイレベルおよびロウレベルを
繰り返すことにより、主コンデンサ21は、断続的に充
電される。よって、主コンデンサ21の電圧は上昇す
る。最終的に、主コンデンサ21の電圧は、充電完了電
圧になる。充電完了後は、制御回路125は、第1スイ
ッチ素子30にロウレベルの信号を与える。よって、第
1スイッチ素子30は、offになる。
【0068】上述の構成によっても、フォワード式充電
回路およびフライバック式充電回路を組み合わせること
によって、ストロボ装置131の充電スピードが従来構
成より向上する。
【0069】(第3の実施の形態)図7は、第3の実施
の形態におけるストロボ装置の構成を示す回路図であ
る。ここでは、1次巻線Pは、中間端子を設けていな
い。この点が、第1の実施の形態と異なる。
【0070】そこで、図7を参照して、第3の実施の形
態における特徴的な構成について詳細に説明する。な
お、記述した構成要素や接続端子等、同等の物には同一
の符号で示した。
【0071】41は、コンデンサを示す。42は、抵抗
を示す。43は、第2トランジスタを示す。44は、抵
抗を示す。45は、第2スイッチ素子を示す。46は、
抵抗を示す。コンデンサ41および抵抗42は、第2ト
ランジスタ43のソース=ゲート間に並列に接続されて
いる。抵抗44は、第2トランジスタ43のゲートおよ
び第2スイッチ素子45間を接続しておち、ゲート電流
を限流する限流抵抗である。抵抗46は、第2スイッチ
素子45のプルダウン抵抗である。
【0072】47は、第3スイッチ素子を示す。48
は、抵抗を示す。49は、第4スイッチ素子を示す。5
0は、抵抗を示す。51は、発振トランスを示す。発振
トランス51は、1次巻線Pおよび2次巻線Sを有す
る。2次巻線Sの一端は、第2トランジスタ43のコレ
クタ=エミッタを介して電池1の正極に接続されてい
る。一方、2次巻線Sの他端は、第1トランジスタ4の
コレクタ=エミッタを介して電池1の正極に接続されて
いる。
【0073】第3スイッチ素子47は、第2トランジス
タ43のコレクタ電極、発振トランス51および1次巻
線Pの前記一端に接続されている。第4スイッチ素子4
9は、第1トランジスタ4のコレクタ電極および1次巻
線Pの前記他端に接続されている。抵抗48は、第3ス
イッチ素子47のプルダウン抵抗である。抵抗50は、
第4スイッチ素子49のプルダウン抵抗である。
【0074】fおよびgは、接続端子を示す。接続端子
fは、第3スイッチ素子47の制御電極および制御回路
125間を接続している。接続端子gは、第4スイッチ
素子49の制御電極および制御回路125間を接続して
いる。
【0075】次に、主コンデンサ21の充電電圧を上昇
させる制御方法について説明する。
【0076】まず、制御回路125は、接続端子bを介
して第2スイッチ素子45の制御電極に発振信号を与え
る。これと共に、制御回路125は、接続端子gを介し
て第4スイッチ素子49の制御電極にハイレベルの信号
を与える。これにより、第4スイッチ素子49は、on
になる。
【0077】第2スイッチ素子45の制御電極に与えら
れた発振信号がハイレベルのとき、第2スイッチ素子4
5はonとなる。これにより、フォワード式昇圧回路に
よる主コンデンサー21の充電が開始する。
【0078】第2スイッチ素子45はonとなると、ベ
ース電流が、電池の1の正極、トランジスタ43のエミ
ッタ=ベース間、抵抗44、第2スイッチ素子45およ
び電池1の負極のループで流れる。よって、コレクタ電
流が、電池1の正極、トランジスタ43のエミッタ=コ
レクタ間、1次巻線P、第4スイッチ素子49および電
池1の負極のループで流れる。このときに1次巻線Pを
流れる電流の方向を第1方向という。
【0079】これにより、2次巻線Sに誘導起電力が発
生する。よって、励起電流が、高圧整流ダイオード17
を介して主コンデンサ21に流れる。このときに2次巻
線Sを流れる電流の方向を充電方向という。次に、制御
回路125は、発振トランス51のコアの磁束が飽和す
る前に、接続端子b に与えていた信号をロウレベルにす
る。よって、第2スイッチ素子45は、offとなる。
よって、発振トランス51の1次巻線Pへの電流の流れ
は停止する。この状態は、この磁束が解消するまで続け
られる。そして、再びこの信号をハイレベルとする。次
に、制御回路125は、この操作を反復することによ
り、主コンデンサ21の充電を断続的に行う。
【0080】主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に
達した場合、制御回路125は、フォワード式昇圧回路
からフライバック式昇圧回路に切り替える。ここでは、
制御回路125は、接続端子bを介して第2スイッチ素
子45に与えていた信号の電圧をロウレベルにする。こ
れにより、第2スイッチ素子45はoffとなる。これ
と共に、制御回路125は、接続端子gを介して第4ス
イッチ素子49に与えていた信号の電圧をロウレベルに
する。これにより、第4スイッチ素子49はoffとな
る。
【0081】次に、制御回路125は、接続端子aを介
して第1スイッチ素子6の制御電極に発振信号を与え
る。これと共に、制御回路125は、接続端子fを介し
て第3スイッチ素子47の制御電極にハイレベルの信号
を与える。これにより、第3スイッチ素子47は、on
になる。
【0082】第1スイッチ素子6がonとなると、ベー
ス電流が、電池の1の正極、トランジスタ4のエミッタ
=ベース間、抵抗5、第1スイッチ素子6および電池1
の負極のループで流れる。よって、コレクタ電流が、電
池1の正極、トランジスタ4のエミッタ=コレクタ間、
1次巻線P、第3スイッチ素子47および電池1の負極
のループで流れる。このときに1次巻線Pを流れる電流
の方向を第2方向と定義する。第2方向は、上述の第1
方向と逆向きである。
【0083】その結果、2次巻線Sに誘導起電力が発生
する。この2次巻線Sにおける励起電流は、高圧整流用
ダイオード17によりブロックされる。そのため、励起
電流は、発振トランス51から放出されない。よって、
第2発振トランス51にエネルギーが蓄積される。
【0084】次に、制御回路125は、接続端子aを介
して第1スイッチ素子6の制御電極にロウレベルの信号
を与える。これにより、第1スイッチ素子6は、off
になる。よって、2次巻線2Sに逆起電力が発生する。
従って、発振トランス51に蓄積されていたエネルギー
が解放され、整流ダイオード17、主コンデンサ21お
よび2次巻線Sのループで電流が流れる。このときに2
次巻線Sを流れる電流の向きは、上述の充電方向であ
る。
【0085】その結果、主コンデンサ21が充電され
る。そして、発振信号がハイレベルおよびロウレベルを
繰り返すことにより、主コンデンサ21は、断続的に充
電される。よって、主コンデンサ21の電圧は上昇す
る。最終的に、主コンデンサ21の電圧は、充電完了電
圧になる。充電完了後は、制御回路125は、第1スイ
ッチ素子6および第3スイッチ素子47にロウレベルの
信号を与える。よって、第1スイッチ素子6および第3
スイッチ素子47は、offになる。
【0086】上述の構成によっても、フォワード式充電
回路およびフライバック式充電回路を組み合わせること
によって、ストロボ装置131の充電スピードが従来構
成より向上する。
【0087】(第4の実施の形態)図8は、第4の実施
の形態におけるストロボ装置の構成を示す回路図であ
る。ここでは、フォワード式充電回路からフライバック
式充電回路に切り替えるに当たり、発振トランスの2次
回線側の電流を切りかえる構成を有する。この点が、第
1の実施の形態と異なる。
【0088】そこで、図8を参照して、第4の実施の形
態における特徴的な構成について詳細に説明する。な
お、記述した構成要素や接続端子等、同等の物には同一
の符号で示した。
【0089】61は、抵抗を示す。62は、スイッチ素
子を示す。抵抗61は、スイッチ素子62のプルダウン
抵抗である。
【0090】63は、発振トランスを示す。発振トラン
ス63は、1次巻線Pと2次巻線Sとから構成されてい
る。1次巻線は、電池1の正極およびスイッチ素子62
間を接続している。2次巻線Sは、第1巻線S1と、第
2巻線S2と、第1巻線S1および第2巻線S2間を接
続している中間端子S3とから構成されている。第1巻
線S1は、高圧整流ダイオード66(後述)を介して主
コンデンサ21の一方の電極に接続されている。第2巻
線S2は、光サイリスタ(後述)を介して主コンデンサ
の一方の電極に接続されている。中間端子S3は、主コ
ンデンサ21の他方の電極および電池1の負極に接続さ
れている。
【0091】64は、抵抗を示す。65は、発光ダイオ
ードを示す。66は、高圧整流ダイオードを示す。67
は、光サイリスタを示す。発光ダイオード65は、抵抗
64と接続されていて、抵抗64から流れる電流が通過
するのを許容する。高圧整流ダイオード66は、第2巻
線S2に接続されていて、この第2巻線S2から主コン
デンサ21の前記一方の電極に電流が流れるのを許容す
る。光サイリスタ67は、発光ダイオード65による光
照射により導通する。光サイリスタ67のアノードは、
第2巻線S2に接続されている。光サイリスタ67のカ
ソードは、主コンデンサの前記一方の電極に接続されて
いる。
【0092】hは、接続端子である。接続端子hは、抵
抗64および発光ダイオード65間を接続している。
【0093】次に、主コンデンサ21の充電電圧を上昇
させる制御方法について説明する。
【0094】まず、制御回路125は、制御端子hおよ
び抵抗64を介して発光ダイオード65にハイレベルの
信号を与える。その結果、発光ダイオード65は点灯し
て、光サイリスタ67に照射する。よって、光サイリス
タ67は、導通状態となる。
【0095】次に、制御回路125は、接続端子aを介
してスイッチ素子62に発振信号を与える。この発振信
号がハイレベルのとき、スイッチ素子62は、onにな
る。これにより、フォワード式昇圧回路による主コンデ
ンサー21の充電が開始する。
【0096】スイッチ素子62がonになると、電流
が、電池1の正極、1次巻線P、スイッチ素子62およ
び電池1の負極のループで流れる。このときに1次巻線
Pに流れる電流の方向を充電方向と定義する。
【0097】その結果、第2巻線S2に誘導起電力が発
生する。よって、励起電流が、光サイリスタ67のアノ
ードおよびカソードを介して、主コンデンサ21に流れ
る。このときに2次巻線S2に流れる電流の方向を第1
方向と定義する。
【0098】次に、制御回路125は、発振トランス6
3のコアの磁束が飽和する前に、接続端子aに与えてい
た信号をロウレベルにする。よって、スイッチ素子62
は、offとなる。よって、発振トランス63の1次巻
線Pへの電流の流れは停止する。この状態は、この磁束
が解消するまで続けられる。そして、再びこの信号をハ
イレベルとする。次に、制御回路125は、この操作を
反復することにより、主コンデンサ21の充電を断続的
に行う。
【0099】主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に
達した場合、制御回路125は、フォワード式昇圧回路
からフライバック式昇圧回路に切り替える。ここでは、
制御回路125は、接続端子hおよび抵抗64を介して
発光ダイオード65に与えていた信号の電圧をロウレベ
ルにする。これにより、発光ダイオード65は消灯状態
となる。
【0100】なお、制御回路125は、接続端子aを介
してスイッチ素子62に依然として発振信号を与えてい
る。発振信号がハイレベルのとき、上述のように、電流
が、電池1の正極、1次巻線P、スイッチ素子62およ
び電池1の負極のループで流れる。このときに1次巻線
Pを流れる電流の向きは、上述の充電方向である。
【0101】その結果、第1巻線S1に誘導起電力が発
生する。この第1巻線S1おける励起電流は、高圧整流
ダイオード66によりブロックされる。そのため、励起
電流は、発振トランス63から放出されない。よって、
発振トランス63にエネルギーが蓄積される。
【0102】次に、制御回路125は、接続端子aを介
してスイッチ素子62の制御電極にロウレベルの信号を
与える。これにより、スイッチ素子62は、offにな
る。よって、第1巻線S1に逆起電力が発生する。従っ
て、発振トランス63に蓄積されていたエネルギーが解
放され、高圧整流ダイオード66、主コンデンサ21、
中間端子S3および第1巻線S1のループで電流が流れ
る。
【0103】その結果、主コンデンサ21が充電され
る。そして、発振信号がハイレベルおよびロウレベルを
繰り返すことにより、主コンデンサ21は、断続的に充
電される。よって、主コンデンサ21の電圧は上昇す
る。最終的に、主コンデンサ21の電圧は、充電完了電
圧になる。充電完了後は、制御回路125は、スイッチ
素子62にロウレベルの信号を与える。よって、スイッ
チ素子62は、offになる。
【0104】上述の構成によっても、フォワード式充電
回路およびフライバック式充電回路を組み合わせること
によって、ストロボ装置131の充電スピードが従来構
成より向上する。
【0105】(第5の実施の形態)図9は、第5の実施
の形態におけるストロボ装置の構成を示す回路図であ
る。ここでは、第4の実施の形態と同様に、フォワード
式充電回路からフライバック式充電回路に切り替えるに
当たり、発振トランスの2次巻線側の電流を切りかえる
構成を有する。この点が、第1の実施の形態と異なる。
【0106】そこで、図9を参照して、第5の実施の形
態における特徴的な構成について詳細に説明する。な
お、記述した構成要素や接続端子等、同等の物には同一
の符号で示した。
【0107】70は、発振トランスを示す。71および
72は、連動するスイッチ素子を示す。73および74
は、高圧整流ダイオードを示す。発振トランス70は、
1次巻線Pおよび2次巻線Sを有する。スイッチ素子7
1および72は、2次巻線の両端に個別に接続されてい
る。スイッチ素子71および72は、制御回路125に
よって制御されている。高圧整流ダイオード73および
74は、スイッチ素子71および72ならびに主コンデ
ンサ21の一方の電極に接続されており、2次巻線Sか
ら主コンデンサ21に電流が流れるのを許容する。
【0108】次に、主コンデンサ21の充電電圧を上昇
させる制御方法について説明する。
【0109】まず、制御回路125は、スイッチ素子7
1および72を、図9とは異なるポイントに接続させ
る。次に、制御回路125は、接続端子aを介してスイ
ッチ素子62に発振信号を与える。この発振信号がハイ
レベルのとき、スイッチ素子62は、onになる。これ
により、フォワード式昇圧回路による主コンデンサー2
1の充電が開始する。
【0110】スイッチ素子62がonになると、電流
が、電池1の正極、1次巻線P、スイッチ素子62およ
び電池1の負極のループで流れる。このときに1次巻線
Pを流れる電流の向きを充電方向という。
【0111】その結果、2次巻線Sに誘導起電力が発生
する。よって、励起電流が、スイッチ素子72およびダ
イオード74を介して主コンデンサ21に流れる。この
ときに2次巻線Sを流れる電流の向きを第1方向とい
う。
【0112】次に、制御回路125は、発振トランス7
0のコアの磁束が飽和する前に、接続端子aに与えてい
た信号をロウレベルにする。よって、スイッチ素子62
は、offとなる。よって、発振トランス670の1次
巻線Pへの電流の流れは停止する。この状態は、この磁
束が解消するまで続けられる。そして、再びこの信号を
ハイレベルとする。次に、制御回路125は、この操作
を反復することにより、主コンデンサ21の充電を断続
的に行う。
【0113】主コンデンサ21の充電電圧が中間電圧に
達した場合、制御回路125は、フォワード式昇圧回路
からフライバック式昇圧回路に切り替える。ここでは、
制御回路125は、スイッチ素子71および72を、図
9と同じポイントに接続させる。
【0114】なお、制御回路125は、接続端子aを介
してスイッチ素子62に依然として発振信号を与えてい
る。発振信号がハイレベルのとき、電流が、電池1の正
極、1次巻線P、スイッチ素子62および電池1の負極
のループで流れる。このときの1次巻線Pを流れる電流
の向きは、上述の充電方向である。
【0115】その結果、2次巻線Sに誘導起電力が発生
する。この2次巻線Sおける励起電流は、高圧整流ダイ
オード73によりブロックされる。そのため、励起電流
は、発振トランス70から放出されない。よって、発振
トランス70にエネルギーが蓄積される。
【0116】次に、制御回路125は、接続端子aを介
してスイッチ素子62の制御電極にロウレベルの信号を
与える。これにより、スイッチ素子62は、offにな
る。よって、2次巻線Sに逆起電力が発生する。従っ
て、発振トランス70に蓄積されていたエネルギーが解
放され、高圧整流ダイオード73、主コンデンサ21、
スイッチ素子72および2次巻線Sのループで電流が流
れる。このときに2次巻線Sを流れる電流の向きを第2
方向と定義する。第2方向は、上述の第1方向と逆向き
である。
【0117】その結果、主コンデンサ21が充電され
る。そして、発振信号がハイレベルおよびロウレベルを
繰り返すことにより、主コンデンサ21は、断続的に充
電される。よって、主コンデンサ21の電圧は上昇す
る。最終的に、主コンデンサ21の電圧は、充電完了電
圧になる。充電完了後は、制御回路125は、スイッチ
素子62にロウレベルの信号を与える。よって、スイッ
チ素子62は、offになる。
【0118】上述の構成によっても、フォワード式充電
回路およびフライバック式充電回路を組み合わせること
によって、ストロボ装置131の充電スピードが従来構
成より向上する。
【0119】(第6の実施の形態)図10は、図4と同
様に、第6の実施の形態におけるフラッシュモードにお
けるストロボ装置の動作の流れを示すフローチャートで
ある。ここでは、フォワード式昇圧回路からフライバッ
ク式昇圧回路に切り替えるに当たり、タイマーを使用す
る。この点が、第1の実施の形態と異なる。
【0120】そこで、図10を参照して、第6の実施の
形態におけるフラッシュモード(S9)でのストロボ装
置131の動作について説明する。なお、図4のシーケ
ンスで同様な動作については、同一の符号で示した。
【0121】ここでは、制御回路125は、設定回路お
よび切り替え回路(いずれも不図示)を有する。設定回
路は、電池1の状態に基いて中間電圧に相当する中間時
間を設定する。切り替え回路は、主コンデンサ21の充
電時間が中間時間未満のときは、フォワード式昇圧回路
によって主コンデンサの充電を行い、主コンデンサ21
の充電時間が中間時間に達したときに、フォワード式昇
圧回路からフライバック式昇圧回路に切り替えて、この
フライバック式昇圧回路によって主コンデンサの充電を
行う切り替え回路とを有する。
【0122】まず、制御回路125は、充電タイマーを
例えば10〜15秒程度にセットする(S20)。
【0123】次に、設定回路は、バッテリーチェック回
路(図2において図示せず)を使用して、電池1の状態
に応じてフォワード式昇圧回路からフライバック式昇圧
回路に切り替えるためのタイマー時間をセットする(S
100)。電池1 の状態とは、電池の解放電圧、所定の
電流を流した電圧から算出される電池の内部抵抗等であ
る。設定回路は、電池1の状態に基いて、電池1の充電
状態を予測し、中間電圧を切り替え時間に換算して設定
している。
【0124】次に、切り替え回路は、フォワード式昇圧
回路によって主コンデンサ21の充電を開始する(S2
1)。次に、切り替え回路は、タイマー時間を確認する
(S101)。次に、充電時間が切り替え時間に達した
とき(S102)、切り替え回路は、フォワード式昇圧
回路からフライバック式昇圧回路に切り替える(S2
4)。
【0125】なお、これに続く制御方法は、上述の実施
の形態における制御方法と同一であるから、その説明を
省略する。
【0126】上述の構成によっても、制御回路131
は、電池1の充電状態に基いて算出した切り替え時間を
利用することにより、フォワード式充電回路からフライ
バック式充電回路に切り替えることができる。
【0127】なお、この発明は、上述の実施の形態にの
み限定されるものではなく、設計に応じて種々の変更を
加えることができる。
【0128】例えば、第4の実施の形態において、ダイ
オード66の代わりに、光サイリスタ67および発光ダ
イオード65と同様な構成を用いてもよい。
【0129】また、第5の実施の形態において、スイッ
チ71および72として、プランジャーやモーターその
他のメカニカルスイッチもしくは電気的なスイッチを用
いてもよい。
【0130】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、この発
明のストロボ装置およびこのストロボ装置を有するカメ
ラによれば、充電時間の前半において充電速度がより速
いフォワード式昇圧回路と、充電時間の後半において充
電速度がより速いフライバック式昇圧回路とを組み合わ
せることにより、総充電時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるストロボ装置の構成
を示す回路図である。
【図2】カメラの構成を示す図である。
【図3】カメラの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】フラッシュモードにおけるストロボ装置の動作
の流れを示すフローチャートである。
【図5】ストロボ装置の充電特性について説明するため
の図である。
【図6】第2の実施の形態におけるストロボ装置の構成
を示す回路図である。
【図7】第3の実施の形態におけるストロボ装置の構成
を示す回路図である。
【図8】第4の実施の形態におけるストロボ装置の構成
を示す回路図である。
【図9】第5の実施の形態におけるストロボ装置の構成
を示す回路図である。
【図10】フラッシュモードにおけるストロボ装置の動
作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:電源 2、9、41:コンデンサ 3、5、8、10、13、16、31、34、42、4
4、46、48、50、61、64:抵抗 4:第1トランジスタ 6、30:第1スイッチ素子 11、43:第2トランジスタ 12、33:第2スイッチ素子 14、36、37、66、73、74:ダイオード 15、51、63、70:発振トランス 17:高圧整流ダイオード 18:電圧検出回路 19:トリガー検出回路 20:放電管 21:主コンデンサ 32:第1発振トランス 35:第2発振トランス 47:第3スイッチ素子 49:第4スイッチ素子 62、71、72:スイッチ素子 65:発光ダイオード 67:光サイリスタ a、b、c、d、e、f、g、h:接続端子 F:フィードバック巻線 G:フィードバック端子 P:1次巻線 P1、1P、2P、S1:第1巻線 P2、S2:第2巻線 P3、S3:中間端子 S、1S、2S:2次巻線 100:カメラ 120:定電圧回路 121:スイッチ検知回路 122:温度検出回路 123:フィルム感度検知回路 124:シャッター駆動回路 125:制御回路 126:測距回路 127:測光回路 128:表示回路 129:レンズ駆動回路 130:フィルム駆動回路 131:ストロボ装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源の電圧を昇圧させることにより、主
    コンデンサの充電電圧が少なくとも所定の充電完了電圧
    になるまでこの主コンデンサの充電を行うストロボ装置
    において、 フォワード式昇圧回路と、フライバック式昇圧回路と、
    前記主コンデンサの充電電圧が前記充電完了電圧より低
    い所定の前記中間電圧未満のときは、前記フォワード式
    昇圧回路によって前記主コンデンサの充電を行い、前記
    主コンデンサの充電電圧が前記中間電圧に達したとき
    に、前記フォワード式昇圧回路から前記フライバック式
    昇圧回路に切り替えて、このフライバック式昇圧回路に
    よって前記主コンデンサの充電を行う制御回路とを有す
    ることを特徴とするストロボ装置。
  2. 【請求項2】 前記フォワード式昇圧回路および前記フ
    ライバック式昇圧回路は、前記主コンデンサと並列に接
    続された発振トランスを共有していることを特徴とする
    請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 【請求項3】 前記フォワード式昇圧回路および前記フ
    ライバック式昇圧回路は、前記主コンデンサと並列に接
    続された発振トランスを個別に有していることを特徴と
    する請求項1に記載のストロボ装置。
  4. 【請求項4】 前記フォワード式昇圧回路は、前記発振
    トランスの1次巻線に第1方向に電流を流して、2次巻
    線から所定の充電方向に流れる電流を発生させて前記主
    コンデンサの充電を行い、 前記フライバック式昇圧回路は、前記1次巻線に前記第
    1方向と逆向きの第2方向に電流を流して、前記2次巻
    線から前記充電方向に流れる電流を発生させて前記主コ
    ンデンサの充電を行うことを特徴とする請求項2に記載
    のストロボ装置。
  5. 【請求項5】 前記1次巻線は、第1巻線と、第2巻線
    と、これらの第1および第2巻線間を接続している中間
    端子とから構成されていて、 前記第1および第2巻線は、前記電源における一方の電
    極側に接続されていて、前記中間端子は、この電源電池
    における他方の電極に接続されていて、 前記フォワード式昇圧回路は、前記第1巻線に前記第1
    方向に電流を流して、前記2次巻線から前記充電方向に
    流れる電流を発生させて前記主コンデンサの充電を行
    い、 前記フライバック式昇圧回路は、前記第2巻線に前記第
    2方向に電流を流して、前記2次巻線から前記充電方向
    に流れる電流を発生させて前記主コンデンサの充電を行
    うことを特徴とする請求項2に記載のストロボ装置。
  6. 【請求項6】 前記2次巻線の両端は、前記主コンデン
    サの一方の電極側に接続されており、 前記フォワード式昇圧回路は、前記発振トランスの1次
    巻線に所定の充電方向に流れる電流を流して、2次巻線
    から第1方向に流れる電流を発生させて前記主コンデン
    サの充電を行い、 前記フライバック式昇圧回路は、前記第1巻線に所定の
    充電方向に流れる電流を流して、前記2次巻線から前記
    第1方向と逆向きの第2方向に流れる電流を発生させて
    前記主コンデンサの充電を行うことを特徴とする請求項
    5に記載のストロボ装置。
  7. 【請求項7】 前記2次巻線は、第1巻線と、第2巻線
    と、これらの第1および第2巻線間を接続している中間
    端子とから構成されていて、 前記第1および第2巻線は、前記主コンデンサにおける
    一方の電極側に接続されていて、前記中間端子は、前記
    主コンデンサにおける他方の電極側に接続されていて、 前記フォワード式昇圧回路は、前記1次巻線に前記充電
    方向に流れる電流を流して、前記第1巻線から前記第1
    方向に流れる電流を発生させて前記主コンデンサの充電
    を行い、 前記フライバック式昇圧回路は、前記第1巻線に前記充
    電方向に流れる電流を流して、前記2次巻線から前記第
    2方向に流れる電流を発生させて前記主コンデンサの充
    電を行うことを特徴とする請求項6に記載のストロボ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記主コンデンサの充電時間が0のとき
    に充電電圧が0となる場合におけるこの充電時間に対す
    る前記フォワード式昇圧回路による前記主コンデンサの
    充電電圧曲線と、前記主コンデンサの充電時間が0のと
    きに充電電圧が0となる場合におけるこの充電時間に対
    する前記フライバック式昇圧回路による前記主コンデン
    サの充電電圧曲線との交点における充電電圧より低く設
    定されていることを特徴とする請求項1に記載のストロ
    ボ装置。
  9. 【請求項9】 前記フォワード式昇圧回路は、前記発振
    トランスの1次巻線に断続的に電流を流して、2次巻線
    から前記主コンデンサに流れる電流を断続的に発生させ
    て、この主コンデンサの充電を断続的に行うことを特徴
    とする請求項1〜8に記載のストロボ装置。
  10. 【請求項10】 前記フライバック式昇圧回路は、前記
    発振トランスの1次巻線に断続的に電流を流して、2次
    巻線から前記主コンデンサに流れる電流を断続的に発生
    させて、この主コンデンサの充電を断続的に行うことを
    特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のストロボ装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御回路は、前記主コンデンサの
    充電電圧を検出する検出回路と、この主コンデンサの充
    電電圧および前記中間電圧の大きさを比較する比較回路
    と、前記主コンデンサの充電電圧が前記中間電圧未満の
    ときは、前記フォワード式昇圧回路によって前記主コン
    デンサの充電を行い、前記主コンデンサの充電電圧が前
    記中間電圧に達したときに、前記フォワード式昇圧回路
    から前記フライバック式昇圧回路に切り替えて、このフ
    ライバック式昇圧回路によって前記主コンデンサの充電
    を行う切り替え回路とを有することを特徴とする請求項
    1に記載のストロボ装置。
  12. 【請求項12】 前記制御回路は、前記電源電池の状態
    に基いて前記中間電圧に相当する中間時間を設定する設
    定回路と、前記主コンデンサの充電時間が前記中間時間
    未満のときは、前記フォワード式昇圧回路によって前記
    主コンデンサの充電を行い、前記主コンデンサの充電時
    間が前記中間時間に達したときに、前記フォワード式昇
    圧回路から前記フライバック式昇圧回路に切り替えて、
    このフライバック式昇圧回路によって前記主コンデンサ
    の充電を行う切り替え回路とを有することを特徴とする
    請求項1に記載のストロボ装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載のス
    トロボ装置を有することを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013127230A1 (zh) * 2012-02-27 2013-09-06 无锡联动太阳能科技有限公司 一种无桥逆变电路与太阳能无桥逆变器
CN104682750A (zh) * 2015-03-20 2015-06-03 南京工业大学 一款高效率高可靠性光伏并网微型逆变电源
JP2019047571A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 株式会社Soken 電力変換装置

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