JP2007164542A - 現場作業支援システム - Google Patents

現場作業支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007164542A
JP2007164542A JP2005360987A JP2005360987A JP2007164542A JP 2007164542 A JP2007164542 A JP 2007164542A JP 2005360987 A JP2005360987 A JP 2005360987A JP 2005360987 A JP2005360987 A JP 2005360987A JP 2007164542 A JP2007164542 A JP 2007164542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
inspection
identification code
equipment
facility
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005360987A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hirano
茂 平野
Tsuneo Watanabe
経夫 渡辺
Kazunori Omori
和則 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005360987A priority Critical patent/JP2007164542A/ja
Publication of JP2007164542A publication Critical patent/JP2007164542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】巡視点検順序の変更や巡視点検結果の即時確認を実現して現場作業の効率向上を図った現場作業支援システムを提供する。
【解決手段】現場作業管理装置1、現場作業端末3、識別コード生成装置9、補修依頼伝票管理装置8からなり、データ送受信部12、20、25、21および通信ネットワーク7を介して相互にデータをやり取りする。また、設備5自体あるいは巡視点検箇所には、ICタグやバーコードなどからなる識別コード4および複数設備識別コード6を取付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電プラントなどを構成する現場設備に対して行う巡視点検や補修依頼伝票の作成といった現場作業を支援する現場作業支援システムに係り、特に、現場に携行可能な情報処理端末を活用した現場作業支援システムに関するものである。
一般に、発電プラントなどを構成する現場設備については、作業員が現場に直接赴いて定期的な巡視点検作業をはじめとして、様々な現場作業を実施している。巡視点検作業とは、現場の設備を巡視して回り、設備に取り付けられた現場計器の指示値や設備の運転状態を確認し、設備に異常がないかどうかを点検する作業である。
このような巡視点検作業を行う場合、設備分類や設置場所などの単位毎に設備を巡視コースに分類し、その巡視コース毎に巡視点検項目を定めて運用している。また、作業員は巡視点検作業を行う際、巡視点検項目が記載されたチェックシートを現場に持参し、このチェックシートに現場計器の指示値や設備の状態を記載している。
近年では、前記チェックシートに代えて現場に携行可能な情報処理端末を利用した現場作業の支援システムが導入されている。この現場作業支援システムでは、事務所や計算機室などに設置されたコンピュータなどに、巡視点検対象となる設備の情報や巡視項目、さらには巡視コースなどの情報を予め保存しておき、作業員は前記コンピュータから必要な情報を情報処理端末にダウンロードしてから、巡視点検作業を実施すべく現場に赴く。
そして、作業員は、必要な情報を記憶した情報処理端末を現場に持参し、この端末に表示される予め決められた巡視コースの巡視点検項目の順序で、設備の巡視点検を行って巡視点検結果を順次入力し、巡視点検結果の情報を蓄積していく。巡視点検作業が全て終了した段階で、作業員は情報処理端末を事務所などに持ち帰り、事務所などのコンピュータに情報処理端末を接続して巡視点検結果をアップロードし、このコンピュータで巡視点検結果情報を管理するようになっている。以上のような現場作業支援システムによれば、現場で記録したチェックシートのデータを事務所にて転記あるいは入力する手間を省くことができ、また転記ミスや入力ミスが起きる心配がないといった利点がある。
また、作業員が行う現場作業の一つに、補修依頼伝票の作成がある。これは、巡視点検作業中に作業員が設備のトラブルなどを発見した場合、補修作業を担当する者に対し補修作業を依頼するために、設備の補修担当者へ設備名やトラブル状況などの補修内容を記載した補修依頼伝票を作成、発行する作業である。この作業を行う際、トラブルを発見した作業員は現場で自らの知識に基づいてトラブルが起きた設備名を特定し、トラブルの状況などメモを書いておき、巡視点検作業終了後に事務所などに戻ってから、そのメモを見て補修依頼伝票に必要な情報を転記している。
ところで、発電プラントなどを構成する設備数は極めて多いため、実際に巡視点検している設備が、現場に持参した情報処理端末に出力表示されている設備と同一なのかどうか、作業員が判断に迷うことがある。この場合の判断は、その作業員の経験や知識に頼るほかない。つまり、作業員には、巡視点検している設備が情報処理端末に表示された設備と同一であるかどうかを判別するだけの知識や経験が不可欠である。そのため、知識不足の作業員や巡視点検作業に熟練していない作業員は、情報処理端末に出力された設備とは異なる設備を巡視点検してしまうおそれがあった。
このような不具合を解消すべく、現場に設置された設備にバーコードなどの識別コードを取付け、作業対象設備を特定する技術が提案されている(特許文献1参照)。この従来技術によれば、識別コードの情報を読み取り、事務所などのコンピュータから情報処理端末にダウンロードした情報と、識別コードの情報とを照合することで、設備の特定を行い、実際に作業員が巡視点検している設備と、情報処理端末に出力表示される設備とが一致しているかどうかを確かめることができる。したがって、現場の設備に精通していない作業員であっても、常に、情報処理端末に表示された設備を正しく巡視点検することが可能であり、現場作業の作業効率が向上する。
特開2002−140660号公報
しかしながら、情報処理端末を用いた従来の現場作業支援システムには、次のような課題が指摘されていた。すなわち、上記現場作業支援システムでは通常、巡視点検作業を実施する前に情報処理端末に巡視コースをダウンロードするが、巡視コースは効率よく作業を進めるために予め決められていたものであって、任意の設備から巡視点検作業を開始したり、巡視コースを自由に変更することは想定していない。したがって、巡視点検作業中に突発的な事態が発生しても、いったんダウンロードした巡視コースを変更することはできなかった。
また、上述したように、従来の現場作業支援システムでは、現場で情報処理端末に記憶した巡視点検結果を、巡視点検が終わった段階で情報処理端末から事務所のコンピュータにアップロードしている。そのため、作業員以外の者は、巡視点検結果の情報がコンピュータにアップロードされるまでは、巡視点検結果を知ることができなかった。
すなわち、一人の作業員が巡視点検作業を実施している時に、他の作業員が、リアルタイムで巡視点検結情報果を把握することはできなかった。したがって、複数の作業員同士で連携し、1つの巡視コースを分担しながら作業を進めることは難しく、たとえ分担作業を行ったとしても、各作業員は事務所に戻って巡視点検結果情報をアップロードして初めて、それぞれの巡視点検結果を付き合わせることに変わりはないので、現場でお互いの作業を同期させながら巡視点検作業を行うといったことは不可能であった。
さらに、特許文献1の技術においては、識別コードを設備に取付けることで設備の特定を可能としているが、発電プラントなどは多くの設備から構成されているので、識別コードの取り付け自体に時間を要することになっていた。また、識別コードが剥がれたり、破損した場合には、正常な識別コードに交換する必要がある。
しかも、識別コードはこれが簡単に読み取れるような場所に取付けるのでなければ意味がないので、その取付位置は限定されることになり、識別コードの取付作業は面倒であった。さらには設備を輻輳して設置した現場では、複数の設備情報を同時に読み込んでしまう可能性がある。したがって、識別力の高い識別コードを簡単に作成することが要求されていた。このように、現場の設備全てに対して識別コードを取付けたり、それらを管理することには多大な労力がかかっていた。
また、作業員が補修依頼票の作成作業を行う場合にも、トラブルの起きた設備を特定することが必要なので、特許文献1の技術を利用して識別コードにより設備を特定することが考えられる。しかし、補修依頼票の作成にあたっては、補修対象となる設備の仕様などの設備情報を確認しなくてはならず、作業員がその場で分からなければ、一度事務所に戻って設備仕様などが記載された設備台帳を参照するほかなかった。
また、作業員が現場でトラブルの情報をメモした場合、これを事務所で補修依頼伝票に転記する時に、転記ミスが起きかねない。さらに、補修依頼伝票を作成、発行するにあたって、補修依頼に情報が不足した場合は、再度現場に出向いて状況を慎重に確認する必要がある。以上のように、設備のトラブル発見時に現場で迅速にトラブル状況を把握することは、熟練の作業員でも面倒な作業であった。そこで、作業員に負担をかけることなく、短時間で正確な補修依頼伝票を作成することが望まれていた。
上記のように、従来の現場作業支援システムにおいては、巡視点検順序を自由に変更することや、巡視点検作業中に当該作業員以外の者が巡視点検結果を確認することができなかったため、作業効率が低かった。さらには、設備への識別コードの取付作業やその管理、あるいは設備にトラブルが生じた際に発行する補修依頼票の作成、管理は、現場作業の負担を大きくしていた。
本発明は、このような状況を鑑みて提案されたものであり、その目的は、巡視点検順序の自由な変更や、巡視点検作業の分担、巡視点検結果の即時確認を実現して現場作業の効率向上を図った現場作業支援システムを提供することにある。また、本発明の他の目的は、設備に取付ける識別コードを容易に作成して、高い精度で設備を特定できる現場作業支援システムを提供することにある。さらに、本発明の他の目的は、巡視点検から補修依頼伝票作成までの一連の作業を正確に且つ迅速に実現可能である現場作業支援システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、現場に設置している設備に対する巡視や修理等の現場作業を支援するためのシステムであって、前記設備を識別するための識別コードを当該設備に取付けると共に、現場作業を管理する現場作業管理装置と、現場に作業員が携行可能な現場作業支援端末とを備えた現場作業支援システムにおいて、現場作業管理装置および現場作業支援端末は次のような構成上の特徴を有している。
すなわち、前記現場作業管理装置は、前記設備の巡視項目および現場での前記設備の巡視コースを含む巡視情報を記憶する巡視情報記憶手段と、前記設備の名称、仕様および設備を管理するための管理番号のうち少なくとも1つを含む設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、前記巡視情報および前記設備情報の少なくとも一方と関連付けて前記識別コードの情報を記憶する識別コード情報記憶手段と、前記設備の巡視点検結果情報を記憶する巡視点検結果記憶手段と、前記巡視情報記憶手段、前記設備情報記憶手段、前記識別コード情報記憶手段および前記巡視点検結果記憶手段の中から必要な情報を検索する情報検索手段と、前記情報検索手段で検索された情報を伝送するデータ送受信手段と、を有している。
また、前記現場作業支援端末は、前記識別コードから前記識別コード情報を読み取る識別コード情報読取手段と、前記設備情報および前記巡視情報を表示する情報表示手段と、前記設備に関しての前記巡視点検結果情報を入力する情報入力手段と、前記識別コード情報読取手段で読み込んだ前記識別コード情報と、前記情報表示手段で表示された前記設備情報および前記巡視情報と、前記情報入力手段で入力された前記巡視点検結果情報を伝送するデータ送受信手段と、を有している。
以上のような本発明では、巡視点検作業を実施する前に現場作業支援端末に巡視コースを予めダウンロードする手間を省いて、作業員がいきなり現場作業支援端末を持って現場に赴いても巡視点検作業が可能である。すなわち、現場作業支援端末の識別コード情報読取手段により、設備に取り付けられた識別コードから識別コード情報を読み取る。識別コード情報読取手段に読み取られた識別コード情報を、データ送受信手段を介して現場作業管理装置側に伝送する。
現場管理装置の識別コード情報記憶手段では、受信した識別コード情報を、巡視情報および設備情報の少なくとも一方と関連付けて記憶しているので、情報検索手段は識別コード情報に対応した巡視情報や設備情報を的確に検索可能である。そして、情報検索手段によって検索された情報を、データ送受信手段を介して現場作業端末側に伝送する。
現場作業支援端末では、情報表示手段により識別コードで特定された設備の設備情報および巡視情報を表示する。したがって、作業員は巡視コースを取得してそれに従って巡視点検作業を進めることは勿論、任意の設備から巡視点検作業を開始することも可能である。このため、巡視点検作業中に突発的な事態が発生した場合でも、予め決められた巡視コースに拘束されることなく、自由な順序で設備の巡視点検作業を実施することができる。
さらに現場作業支援端末では、情報入力手段によって設備の巡視点検結果を入力し、データ送受信手段を介して現場作業管理装置側に巡視点検結果情報を伝送する。現場作業端末側から巡視点検結果情報を受信した現場管理装置では、巡視点検結果記憶手段に巡視点検結果情報を記憶するが、この巡視点検結果情報に関しても、情報検索手段の検索対象である。そのため、現場作業端末側からの要求に応じて、情報検索手段にて検索された巡視点検結果情報を、データ送受信手段を介して現場作業端末側に伝送する。
したがって、他の作業員や現場作業を一括して管理する者が、巡視点検作業時にリアルタイムで巡視点検結果を知ることができ、情報を瞬時に確認することができる。このため、現場で複数の作業員が1つの作業を同期させながら巡視点検作業を分担して行うことが可能であり、作業効率を大幅に向上させることができる。
本発明の現場作業支援システムによれば、現場作業管理装置側の情報検索手段が識別コード情報に対応した巡視情報や設備情報を検索し、データ送受信手段を介して現場にいる作業員が所望の情報を得ることが可能であるため、巡視点検順序の変更や巡視点検作業の分担、さらには巡視点検結果の即時確認が可能であり、現場作業の効率向上を図ることができる。
以下、本発明に係る代表的な実施形態について、図1〜図9を参照して具体的に説明する。図1は実施形態に係る現場作業支援システム全体のブロック図、図2〜図4は本実施形態において記憶手段に記憶される内容の説明図、図5は本実施形態に係る現場作業支援端末の正面図、図6および図7は本実施形態の動作を説明するフロー図、図8は本実施形態に係る設備の系統図、図9は本実施形態に係る識別コード情報の説明図である。
(1)構成
(1−1)全体構成
図1に示すように、本実施形態は、現場2に設置された複数の設備5に対して実施される現場作業を支援するためのシステムである。本実施形態は大きく分けて、現場作業管理装置1、現場作業支援端末3、識別コード生成装置9、補修依頼伝票管理装置8から構成される。これらの構成要素にはそれぞれデータ送受信部12、20、25、21が設けられており、通信ネットワーク7を介して相互にデータをやり取りするように接続されている。
なお、設備5自体あるいは巡視点検箇所には、ICタグやバーコードなどからなる識別コード4および複数設備識別コード6が取付けられている。識別コード4には、それが取付けられた設備5や巡視点検箇所を一意に識別するための情報が記録されている。また、複数設備識別コード6は識別コード4の一種であるが、現場2のある範囲に設置されている複数の設備5や巡視点検箇所を識別するための情報が記録されている点に特徴がある。
(1−2)現場作業管理装置
図1において、現場作業管理装置1は、事務所や計算機室などに設置され、以下の構成要素を有している。すなわち、現場作業管理装置1は、データ送受信部12、設備情報記憶部13、巡視情報記憶部14、識別コード情報記憶部15、情報検索部16、巡視点検結果記憶部17から構成されている。
(1−2−1)巡視情報記憶部
巡視情報記憶部14には、設備5の巡視項目や現場2での設備5の巡視コースを含む巡視情報が記憶されている。例えば、図2に示す情報が記憶されていて、巡視コース2a、そのコース2aで巡視する設備名2b、設備管理番号2c、巡視点検項目2dが記憶され、管理されている。
(1−2−2)設備情報記憶部
設備情報記憶部13には、設備5の名称、仕様および設備5を一意に管理するための管理番号を含む設備情報が記憶されている。例えば、図3に示すように、その設備の分類情報であるユニット/分類3a、設備管理番号3b、設備名3c、製造メーカ3d、設備仕様3eなどをそれぞれの設備5毎に記憶され、管理されている。
(1−2−3)識別コード情報記憶部
識別コード情報記憶部15には、識別コード4あるいは複数設備識別コード6の情報と、前記巡視情報および前記設備情報とが関連付けて記憶され、設備5に取り付けられた識別コード4もしくは複数設備コード6が、どの設備5を特定するものなのかが管理されている。
より具体的には、図4に示すように、識別コード情報4a、設備管理番号4b、巡視点検項目4cが記憶されている。つまり、図4の識別コード情報4aが、現場2に設置される識別コード4および複数設備識別コード6の情報ということになる。
ここで、図2〜図4において、設備管理番号2cと3bと4bは同じ体系で管理される番号であり、設備情報記憶部13と巡視情報記憶部14と識別コード記憶部15にそれぞれに記憶されている情報を互いに関連付けることができる。また、巡視点検項目2dと4cについても同じものを示しており、巡視情報記憶部14と識別コード情報記憶部15の情報を互いに関連付けることが可能となっている。
(1−2−4)巡視点検結果記憶部、情報検索部およびデータ送受信部
巡視点検結果記憶部17には、現場作業支援端末3が入力した設備5の巡視点検結果情報が記憶されている。情報検索部16は、設備情報記憶部13、巡視情報記憶部14、識別コード情報記憶部15および巡視点検結果記憶部17の中から必要な情報を検索する部分である。データ送受信部12は、情報検索部16で検索された情報を伝送する手段であって、有線または無線のいずれかで通信ネットワーク7に接続されている。
(1−3)現場作業支援端末
現場作業支援端末3は、現場2に作業員が携行する情報処理端末であって、識別コード情報読取部18と、情報入出力部19と、データ送受信部20が設けられている。なお、識別コード読取機能、情報入出力機能、データ送受信機能が備えられていれば携帯電話などで構成することができる。また、現場作業支援端末3は複数から構成されても良い。
識別コード情報読取部18は、識別コード4もしくは複数設備識別コード6の情報を読み取る部分である。データ送受信部20は無線で通信ネットワーク7に接続され、識別コード情報読取部18で読み込んだ識別コード情報や、情報入出力部19に入出力される情報を伝送するようになっている。
図5に示すように現場作業支援端末3は、情報を出力表示する表示画面19aと、情報を入力するための入力キー19bとが設置されており、これらから情報入出力部19が構成される。すなわち、情報入出力部19とは、設備管理番号や設備名や設備仕様を表示画面19aに出力表示すると共に、作業員が設備2の巡視点検結果を入力キー19bにて入力する部分である。
(1−4)識別コード生成装置
識別コード生成装置9は、系統図記憶部26と、系統図出力部29と、設備配置図記憶部27と、設備配置図出力部28と、識別コード生成部30と、データ送受信部25とから構成されている。
系統図記憶部26には、発電プラントなどの機器系統図の情報が記憶されている。系統図情報は、発電プラントなどを構成する設備5を例えば主蒸気系統や電気系統や油系統などの系統ごとに管理する情報である。系統図出力部29は、これらの情報をもとにして系統図を例えばディスプレイなどの出力装置に出力するようになっている。なお、系統図出力部29に出力された系統図には、系統図上に示される設備の表示位置情報が合わせて保持される。
設備配置図記憶部27には、設備5の配置図情報が記憶されている。設備配置図情報は、設備5の現場の配置レイアウトを管理する情報であり、この情報をもとにして設備配置図出力部28が設備配置図を例えばディスプレイなどの出力装置に出力するようになっている。
識別コード生成部30は、系統図出力部29または設備配置図出力部28に出力される系統図情報または機器配置図情報から、指定範囲の設備5に対して識別コード4または複数設備識別コード6を生成する部分である。データ送受信部25は通信ネットワーク7を介して、識別コード生成部30で生成した情報を現場作業管理装置1に送信する部分である。なお、データ送受信部25は、有線もしくは無線のいずれかの形態を取ることができる。
(1−5)補修依頼伝票管理装置
補修依頼伝票管理装置8は、データ送受信部21、補修依頼伝票生成部22、補修依頼伝票記憶部23、補修依頼伝票表示出力部24から構成される。データ送受信部21は、有線もしくは無線のいずれかの形態をとることが可能であり、通信ネットワーク7を経由して現場作業支援端末3で読み取った識別コード情報を受信するようになっている。
補修依頼伝票生成部22は、データ送受信部21で受信した識別コード情報から補修依頼伝票を生成する部分である。補修依頼伝票記憶部23は、補修依頼伝票生成部22で生成された補修依頼伝票情報が記憶されている。補修依頼伝票表示出力部24は例えばディスプレイなどの出力装置からなり、補修依頼伝票記憶部23に記憶された補修依頼伝票情報を表示出力する部分である。
(2)作用
続いて、上記のように構成された本実施形態の作用に関して、巡視点検(2―1)、識別コード生成(2―2)、補修依頼伝票管理(2―3)の各過程について述べる。
(2−1)巡視点検
まず、現場2の設備5を巡視点検する過程に関して、通常の巡視点検を行う場合(2―1―1)と、識別コードを読み取ってから巡視点検を行う場合(2―1―2)と、巡視点検作業を分担する場合(2―1―3)とに分けて説明する。
(2−1−1)通常の巡視点検を行う場合
作業員は、現場作業支援端末3を持参して現場設備の巡視点検を行うに際し、まずはじめに、現場作業支援端末3から通信ネットワーク7を介して現場作業管理装置1にアクセスして、現場作業管理装置1の巡視情報記憶部14に記憶されている巡視点検コース情報を呼び出し、現場作業支援端末3の情報入出力部19に表示させる。
続いて、作業員は情報入出力部19に表示された巡視点検コース情報から、今回巡視点検するコースを選択する。さらに選択した巡視コース情報をもとにして、巡視点検コースで巡視点検する巡視点検項目情報を、現場作業管理装置1の巡視情報記憶部14から呼び出し、これを、通信ネットワーク7を介して現場作業支援端末3で取得して、情報入出力部19に順次表示する。
図5は、現場作業支援端末3の情報入出力部19に巡視点検項目を表示した例を示している。作業員は情報入出力部19の表示画面19aに表示された巡視点検項目の順序に従い、現場2を巡回して該当設備5を確認して、巡視点検結果を入力キー19bで入力する。
(2−1−2)識別コードを読み取ってから巡視点検を行う場合
ところで、情報入出力部19に表示される設備5が特定できない場合や、巡視点検の順序を急遽変更して、巡視コースには設定されていない別の設備から点検作業を開始する場合は、識別コード4あるいは複数設備識別コード6を読み取ってから巡視点検を行うことができる。
(2−1−2A)識別コード4を読み取る
図6は、現場作業支援端末3の識別コード読取部18で識別コード4を読み取り、情報入出力部19に該当設備5の巡視点検項目を表示する過程を(1)〜(8)で示している。まず、設備2に取り付けられた識別コード4の情報を現場作業支援端末3に実装した識別コード読取部18で読み取り(1)、読み取った識別コード情報をデータ送受信部20に入力し(2)、さらに通信ネットワーク7を介して現場作業管理装置1に送信する(3)。
現場作業管理装置1では、データ送受信部12にて受信した識別コード情報を情報検索部16に送り(4)、情報検索部16は取得した情報をもとにして、識別コード情報記憶部15と巡視情報記憶部14に記憶、管理されている情報から、該当設備5の巡視点検項目を検索する(5)。そして、検索した巡視点検項目情報をデータ送受信部12さらに通信ネットワーク7を介して現場作業支援端末3に送信する(6),(7)。
現場作業支援端末3では、データ送受信部20にて受信した巡視点検項目情報を情報入出力部19に表示する(8)。作業員は情報入出力部19に表示された巡視点検項目を見て、該当設備5の巡視点検結果を情報入出力部19により入力する。
このようにして現場作業支援端末3の情報入出力部19で入力された巡視点検結果情報は、データ送受信部20、通信ネットワーク7を介して現場作業支援装置1に送信され、現場作業管理装置1に実装されている巡視点検結果記憶部17に記憶される。
(2−1−2B)複数設備識別コード6を読み取る
上記の識別コード4を読み取る過程の中で、人の手が届かないような場所に設備5が設置されている場合や、設備5や巡視点検箇所が輻輳して配置されている現場などでは、設備5に取り付けられた識別コード4が読み取り難いことが考えられる。
このような場合に、本実施形態では、複数設備識別コード6を、現場作業支援端末3を識別コード情報読取部18で読み取り、その現場周辺に設置されている複数の設備5や巡視点検箇所をまとめて識別する。図7は複数設備識別コード6を現場作業支援端末3の識別コード読取部18で読み取り、情報入出力部19に表示した該当設備5を選択し、巡視点検項目を特定するまでの過程を(11)〜(28)で示している。
識別コード情報読取部18で読み取った複数設備識別コード6の情報を、データ送受信部20さらに通信ネットワーク7を介して現場作業管理装置1に送信する(11)〜(13)。現場作業管理装置1では、送信されてきた複数設備識別コード6の情報を情報検索部16に送る(14)。
情報検索部16は取得した情報をもとにして、識別コード情報記憶部15と巡視情報記憶部14に管理されている情報から、該当する複数設備の複数巡視点検項目を検索する(15)。そして、検索した複数設備の巡視点検項目情報を、データ送受信部12さらに通信ネットワーク7を介して現場作業支援端末3に送信する(16),(17)。
現場作業支援端末3では、データ送受信部20にて受信した複数設備の巡視点検項目情報を情報入出力部19に送り(18)、情報入出力部19は設備一覧もしくは巡視項目一覧を情報入出力部19に表示する(19)。作業員は情報入出力部19に表示された設備一覧もしくは巡視項目一覧から該当する項目を選択する(20)。
現場作業支援端末3では、選択された項目をデータ送受信部20さらに通信ネットワーク7を介して現場作業管理装置1に送信する(21),(22)。現場作業管理装置1では、データ送受信部12にて受信した項目の情報を情報検索部16に送る(23)。
情報検索部16は、取得した情報をもとにして、識別コード情報記憶部15と巡視情報記憶部14に記憶、管理されている情報から、該当設備5の巡視点検項目を検索する(24)。そして、検索した巡視点検項目情報をデータ送受信部12さらに通信ネットワーク7を介して現場作業支援端末3に送信する(25),(26)。
現場作業支援端末3では、データ送受信部20にて受信した巡視点検項目情報を情報入出力部19に送り(27)、情報入出力部19はこれを表示する(28)。作業員は情報入出力部19に表示された巡視点検項目を見て、該当設備5の巡視点検結果を情報入出力部19により入力することが可能となる。
なお、現場作業支援端末3の情報入出力部19で入力された巡視点検結果情報は、データ送受信部20、通信ネットワーク7を介して現場作業支援装置1に送信され、現場作業管理装置1に実装されている巡視点検結果記憶部17に記憶される。
本実施形態においては、以上のように複数設備識別コード6を読み取ることで、人の手が届かないような場所に設備5が設置された場合や、設備5や巡視点検箇所が輻輳して配置された現場2などであっても、作業員は所望の設備5に関して確実に巡視点検作業を実施することができる。
(2−1−3)巡視点検作業を分担する場合
さらに、本実施形態では、一つの巡視コースを複数の巡視点検員で分担して巡視点検することが可能である。この場合、各作業員が巡視点検する項目を決めて、それぞれ現場作業支援端末3を持参して、担当する巡視点検作業を行う。各作業員が巡視点検した情報は、各現場作業支援端末3のデータ送受信部20から通信ネットワーク7を介して巡視点検結果記憶部17に随時記憶される。
この巡視点検結果情報は、通信ネットワーク7を介して全ての現場作業支援端末3へ送信可能なので、現場2にいる全ての作業員は現場作業支援端末3の情報入手力部19で、他の作業員が確認した巡視点検結果を随時閲覧することができる。
したがって、既に他の作業員が巡視点検した設備5を別の作業員が再度巡視点検しようとした場合、巡視点検結果入力の前に、作業支援端末3の識別コード情報読取部18で設備5を特定した段階で、既に他の作業員が巡視点検を行っているかどうかを、現場作業支援端末3の情報入出力部19を通じて、作業員は即座に把握することができる。これにより、作業の重複を防ぐことができ、作業効率を大幅に高めることが可能となる。
(2−2)識別コード生成
次に、識別コード4および複数設備識別コード6を生成する過程について、系統図から識別コードを生成する場合(2―2―1)と、設備配置図から識別コードを生成する場合(2―2―2)について、説明する。
従来の現場作業支援システムでは、現場2の設備5または巡視点検箇所にそれぞれの設備や巡視点検箇所を識別するための情報を記録した識別コード4が、予め取り付けられていることを前提とするので、識別コードの作成および管理に多大な労力がかかっていた。そこで、本実施形態では、識別コード生成装置9によって、識別コード4もしくは複数設備識別コード6を生成するようになっている。
(2−2−1)系統図から識別コードを生成する場合
系統図から識別コードを生成する場合、まず、系統図記憶部26に記憶された系統図情報を系統図出力手段28で表示する。系統図の表示例を図8の8aで示す。8bは範囲の指定例、8cは選択設備例を示している。
系統図情報では、発電プラントなどを構成する設備5を例えば主蒸気系統や電気系統や油系統などの系統ごとに管理しており、これらの情報をもとに系統図出力部29が系統図を出力装置に出力する。次に、識別コード生成部30で、系統図出力部29に出力されている設備5の中で、識別コード4もしくは複数設備識別コード6を生成する対象の設備5の範囲を系統図上で指定する(図8の8b)。
さらに、図8の8cに示すように、指定された範囲に含まれる設備5の中から所望の識別コード4を生成したい設備5を選択する。識別コード生成部30では選択された設備5を表示位置情報から特定し、特定された設備5に関する識別コードを新たに生成し、出力する。
識別コード生成部30では、指定された設備の一覧を出力して、その複数の設備を識別するための識別コード情報および識別コード情報を記録した例えばバーコードやICタグのような識別コードを生成する。図9は、識別コード情報を生成した出力例9a及び該当する識別コード9bを示している。生成した識別コード情報とその識別コードが示す設備の情報は、データ送受信手段25さらに通信ネットワーク7を経由して現場作業管理装置1に送信し、これら情報を識別コード情報記憶部15に記憶する。
(2―2―2)設備配置図から識別コードを生成する場合
上記とは別の方法として、設備機器配置図から識別コード4もしくは複数設備識別コード6を生成する方法がある。まず、設備配置図記憶部27に記憶されている設備配置図情報を設備配置図表示部28で表示する。設備配置図情報は、発電プラントなどを構成する設備の現場の配置レイアウトを管理しているので、これら情報をもとに設備配置図出力部28で設備配置図を出力する。
系統図からの識別コード生成の場合と同様、設備配置図は設備の表示位置情報を合わせて保持しているので、識別コード生成部30で配置図上の範囲を指定することにより、指定された範囲に含まれる設備を表示位置情報から特定し、特定された設備の識別コードを新たに生成し出力する。生成した識別コード情報とその識別コード情報が示す設備の情報をデータ送受信部25および通信ネットワーク7を経由して現場作業管理装置1に送信し、これら送られた情報を識別コード情報記憶部14に記憶する。
以上のような本実施形態においては、系統図情報や設備配置図情報に基づいて、識別コードの生成を簡単且つ的確に生成することができる。したがって、識別コード生成作業の省力化が実現可能である。
(2−3)補修依頼伝票管理
本実施形態では、作業員が現場2の設備5にトラブルが発生した場合、トラブル情報を現場作業支援端末3で入力し、補修依頼伝票管理装置8で補修依頼伝票を発行することができる。この過程について以下に示す。作業員は現場作業支援端末3を持参して設備5の巡視点検を行うが、現場2での設備5にトラブルがない場合には、決められた巡視点検項目の情報を現場作業支援端末3で随時入力する。
しかし、作業員が巡視点検時に巡視点検している設備5もしくはそれ以外の設備5のトラブルを発見した場合には、作業員は現場作業支援端末3を使用して、トラブルを発見した設備5の識別コード4または複数識別コード6を識別コード読取部18で読み取り、データ送受信部25および通信ネットワーク7を経由してその識別コード情報を現場作業管理装置1へ送信する。
現場作業管理装置1では該当する設備情報を情報検索部16で検索して通信ネットワーク7を経由して現場作業支援端末3に送信する。ここで記載した設備情報とは、設備情報記憶部13に記憶されている設備名や設備仕様さらにプラントユニット番号や系統など設備を分類などの情報を示す。現場作業管理装置1から現場作業支援端末3にトラブル設備の設備情報を送信し、現場作業支援端末3の情報入出力部19に出力する。
作業員は情報入出力部19に出力された設備情報を確認して、トラブル内容などの情報を情報入出力部19で入力し、この設備情報にさらに情報を付加した上で、設備情報及びトラブル内容などの情報を現場作業支援端末3のデータ送受信手段及び通信ネットワーク7を経由して補修依頼伝票管理装置8に送信する。
補修依頼伝票管理装置8では、トラブルが起きた設備5の設備情報及びトラブル内容などの情報を受信し、受信した情報をもとにして補修依頼伝票生成部22で補修依頼伝票番号や補修担当者や補修方法などの情報をさらに付加して補修依頼伝票情報を生成して補修依頼伝票記憶部23に記憶する。
この時に、プラントユニット番号や設備分類などで分類して補修依頼伝票記憶部23に記憶することもできる。また、補修依頼伝票記憶部23に記憶されている補修依頼伝票情報を補修依頼伝票表示出力部24で表示出力して補修担当者へ情報を通知することができる。
(3)効果
以上説明したように、本実施形態によれば、作業員は巡視する設備5に取り付けられていた識別コード4もしくは複数識別コード6を読み取り、該当する巡視点検項目を現場作業支援端末3に表示することができる。このため、決められた巡視点検項目順ではなく、巡視コースの順序を変更して、自由な順序で巡視点検作業を実施することが可能である。
また、現場作業管理装置1に保存された巡視点検結果記憶部17の情報を複数の現場作業支援端末3で通信ネットワーク7を介してお互いに参照することにより、一つの巡視コースを複数の巡視点検員で分担して巡視点検を行うことができる。さらには複数の作業員がお互いにの巡視点検情報を確認することにより、作業を同期させながら巡視点検作業を進めることが可能となる。
また、識別コード4の情報を読み取りながら巡視点検を行うことにより、知識や経験のない作業員であっても、現場作業支援端末3に表示された設備5を間違えることがない。更に複数識別コード6を使用することにより、識別コード読取装置の届かない場所に設置されている設備や輻輳して設置されている設備の情報も読み取ることが可能となる。
しかも、本実施形態によれば、発電プラントなどのように多くの設備5から構成されている場合でも、識別コード生成装置9にて識別コード4もしくは複数識別コード6を生成することができるため、これら識別コード4、6の生成および管理に関して大幅な省力化が可能となり、現場作業の効率が格段に向上する。
また、識別コード4もしくは複数識別コード6の設置は、トラブルの起きた設備5の特定に関しても有効である。このため、知識不足や熟練していない作業員でもトラブル設備の特定が容易であり、事務所などに戻らず現場2から離れることなく、そのトラブル設備の仕様などの情報を現場2で即座に確認することが可能である。
また、補修依頼伝票管理装置8にて補修依頼伝票を生成、管理しているため、トラブル状況などの状況を実際の設備を確認しながら現場で現場作業支援端末3を使って、補修依頼票発行に必要な情報を入力することができる。これにより、作業員が事務所に戻った後に補修依頼票を発行する段階で、情報が不足していることに気付き、再度現場に出向いてトラブル状況を再確認する必要がなくなる。また、現場2で現場作業支援端末3を使って入力したトラブル情報を補修依頼伝票情報に反映できることから転記ミスをなくすことができる。
(4)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、各装置の具体的な構成や、複数識別コードに含まれる設備の数などは適宜変更可能である。例えば、識別コード生成装置9に関しては、系統図情報記憶部26と設備配置図記憶部27を現場作業管理装置1に実装しておく。そして、データ送受信部12と通信ネットワーク7とデータ送受信部25を経由して、系統図情報もしくは配置図情報を識別コード生成装置9に伝送して系統図出力部29もしくは設備配置図出力部28に出力するように構成しても良い。また、補修依頼伝票管理装置8に関しても、現場作業管理装置1に組み込んだ実施形態も包含するものとする。
本発明の代表的な実施形態に係る現場作業支援装置全体のブロック図。 本実施形態に係る巡視情報記憶手段の記憶内容の説明図。 本実施形態に係る設備情報記憶手段の記憶内容の説明図。 本実施形態に係る識別コード情報記憶手段の記憶内容の説明図。 本実施形態に係る現場作業支援端末の正面図。 本実施形態の動作を説明するフロー図。 本実施形態の動作を説明するフロー図。 本実施形態に係る系統図の説明図。 本実施形態に係る識別コード生成手段の動作を説明する図。
符号の説明
1…現場作業管理装置
2b、3c…設備名情報
2c、3b、4b…設備管理番号情報
2d、4c…巡視点検項目情報
3…現場作業支援端末
4…識別コード
4a…識別コード情報
6…複数設備識別コード
8…補修依頼伝票管理装置
9…識別コード生成装置
9a…複数設備識別コード情報
12、20、21、25…データ送受信部
13…設備情報記憶部
14…巡視情報記憶部
15…識別コード情報記憶部
16…情報検索部
17…巡視点検結果記憶部
18…識別コード情報読取部
19…情報入出力部
22…補修依頼伝票生成部
23…補修依頼伝票記憶部
24…補修依頼伝票表示出力部
26…系統図記憶部
27…設備配置図記憶部
30…識別コード生成部

Claims (5)

  1. 現場に設置している設備に対する巡視や修理等の現場作業を支援するためのシステムであって、前記設備を識別するための識別コードを当該設備に取付けると共に、現場作業を管理する現場作業管理装置と、現場に作業員が携行可能な現場作業支援端末とを備えた現場作業支援システムにおいて、
    前記現場作業管理装置は、
    前記設備の巡視項目および現場での前記設備の巡視コースを含む巡視情報を記憶する巡視情報記憶手段と、
    前記設備の名称、仕様および設備を管理するための管理番号のうち少なくとも1つを含む設備情報を記憶する設備情報記憶手段と、
    前記巡視情報および前記設備情報の少なくとも一方と関連付けて前記識別コードの情報を記憶する識別コード情報記憶手段と、
    前記設備の巡視点検結果情報を記憶する巡視点検結果記憶手段と、
    前記巡視情報記憶手段、前記設備情報記憶手段、前記識別コード情報記憶手段および前記巡視点検結果記憶手段の中から必要な情報を検索する情報検索手段と、
    前記情報検索手段で検索された情報を伝送するデータ送受信手段と、を有しており、
    前記現場作業支援端末は、
    前記識別コードから前記識別コード情報を読み取る識別コード情報読取手段と、
    前記設備情報および前記巡視情報を表示する情報表示手段と、
    前記設備に関しての前記巡視点検結果情報を入力する情報入力手段と、
    前記識別コード情報読取手段で読み込んだ前記識別コード情報と、前記情報表示手段で表示された前記設備情報および前記巡視情報と、前記情報入力手段で入力された前記巡視点検結果情報を伝送するデータ送受信手段と、を有したことを特徴とする現場作業支援システム。
  2. 前記識別コードとして、複数の設備を識別するための情報を記録した複数設備識別コードを設けたことを特徴とする請求項1に記載の現場作業支援システム。
  3. 前記識別コードを生成する識別コード生成装置を有しており、
    前記識別コード生成装置は、
    前記設備を含む系統図の情報を記憶する系統図記憶手段と、
    前記系統図記憶手段から前記系統図情報を出力する系統図出力手段と、
    前記系統図出力手段で出力した前記系統図情報に基づいて前記識別コードを生成する識別コード生成手段と、
    前記識別コード情報と前記系統図情報を伝送するデータ伝送手段とから構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の現場作業支援システム。
  4. 前記識別コードを生成する識別コード生成装置を有しており、
    前記識別コード生成装置は、
    前記設備に関する設備配置図の情報を記憶する設備配置図記憶手段と、
    前記設備配置図記憶手段から前記設備配置図情報を出力する設備配置図出力手段と、
    前記配置図出力手段で出力した前記設備配置図情報に基づいて前記識別コードを生成する識別コード生成手段と、
    前記識別コード情報と前記設備配置図情報を伝送するデータ伝送手段とから構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の現場作業支援システム。
  5. 前記設備の補修依頼を管理する補修依頼伝票管理装置を有しており、
    前記補修依頼伝票管理装置は、
    前記補修依頼伝票を生成する補修依頼伝票生成手段と、
    前記補修依頼伝票を記憶する補修依頼伝票記憶手段と、
    前記補修依頼伝票を出力する補修依頼伝票出力手段と、
    前記補修依頼伝票を伝送するデータ伝送手段とから構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現場作業支援システム。
JP2005360987A 2005-12-14 2005-12-14 現場作業支援システム Pending JP2007164542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005360987A JP2007164542A (ja) 2005-12-14 2005-12-14 現場作業支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005360987A JP2007164542A (ja) 2005-12-14 2005-12-14 現場作業支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007164542A true JP2007164542A (ja) 2007-06-28

Family

ID=38247349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005360987A Pending JP2007164542A (ja) 2005-12-14 2005-12-14 現場作業支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007164542A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109903A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fujitsu Ltd 点検支援装置、点検支援方法、および点検支援プログラム
JP2014130405A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Secom Co Ltd 巡回業務支援システム、携帯端末及び巡回業務支援方法
JP2015018499A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社東芝 現場作業の支援システム及びその支援方法
JP2015097048A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社ディスコ 加工装置のメンテナンス方法
WO2015087452A1 (ja) * 2013-12-13 2015-06-18 富士通株式会社 設備点検作業支援プログラム、設備点検作業支援方法及び設備点検作業支援装置
WO2015087425A1 (ja) * 2013-12-12 2015-06-18 富士通株式会社 設備点検作業支援プログラム、設備点検作業支援方法及び設備点検作業支援装置
WO2015145729A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 富士通株式会社 点検結果の更新制御方法、点検結果の記憶制御方法、点検結果の更新制御プログラム、点検結果の記憶制御プログラム及び点検結果の更新制御システム、点検結果の記憶制御システム
JP2017068613A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社日立ハイテクフィールディング 点検記録表システム及び点検記録表作成方法
JP2019133443A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 株式会社関電工 情報処理装置、情報処理装置を用いた方法、及び情報処理装置に手順を実行させるプログラム
US11948105B2 (en) 2018-10-04 2024-04-02 Daikin Industries, Ltd. Identification information input support system

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109903A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fujitsu Ltd 点検支援装置、点検支援方法、および点検支援プログラム
JP2014130405A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Secom Co Ltd 巡回業務支援システム、携帯端末及び巡回業務支援方法
JP2015018499A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社東芝 現場作業の支援システム及びその支援方法
JP2015097048A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社ディスコ 加工装置のメンテナンス方法
CN105793882A (zh) * 2013-12-12 2016-07-20 富士通株式会社 设备检查作业辅助程序、设备检查作业辅助方法以及设备检查作业辅助装置
JPWO2015087425A1 (ja) * 2013-12-12 2017-03-16 富士通株式会社 設備点検作業支援プログラム、設備点検作業支援方法及び設備点検作業支援装置
WO2015087425A1 (ja) * 2013-12-12 2015-06-18 富士通株式会社 設備点検作業支援プログラム、設備点検作業支援方法及び設備点検作業支援装置
CN105793883A (zh) * 2013-12-13 2016-07-20 富士通株式会社 设备检查作业辅助程序、设备检查作业辅助方法以及设备检查作业辅助装置
JPWO2015087452A1 (ja) * 2013-12-13 2017-03-16 富士通株式会社 設備点検作業支援プログラム、設備点検作業支援方法及び設備点検作業支援装置
WO2015087452A1 (ja) * 2013-12-13 2015-06-18 富士通株式会社 設備点検作業支援プログラム、設備点検作業支援方法及び設備点検作業支援装置
WO2015145729A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 富士通株式会社 点検結果の更新制御方法、点検結果の記憶制御方法、点検結果の更新制御プログラム、点検結果の記憶制御プログラム及び点検結果の更新制御システム、点検結果の記憶制御システム
CN106164970A (zh) * 2014-03-28 2016-11-23 富士通株式会社 检查结果的更新控制方法、检查结果的存储控制方法、检查结果的更新控制程序、检查结果的存储控制程序以及检查结果的更新控制系统、检查结果的存储控制系统
JPWO2015145729A1 (ja) * 2014-03-28 2017-04-13 富士通株式会社 点検結果の更新制御方法、点検結果の記憶制御方法、点検結果の更新制御プログラム、点検結果の記憶制御プログラム及び点検結果の更新制御システム、点検結果の記憶制御システム
JP2017068613A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社日立ハイテクフィールディング 点検記録表システム及び点検記録表作成方法
JP2019133443A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 株式会社関電工 情報処理装置、情報処理装置を用いた方法、及び情報処理装置に手順を実行させるプログラム
JP7126832B2 (ja) 2018-01-31 2022-08-29 株式会社関電工 情報処理装置、情報処理装置を用いた方法、及び情報処理装置に手順を実行させるプログラム
US11948105B2 (en) 2018-10-04 2024-04-02 Daikin Industries, Ltd. Identification information input support system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007164542A (ja) 現場作業支援システム
CN102136162B (zh) 一种输电线路巡检系统
EP2972976B1 (en) Capture and association of measurement data
CN110706800A (zh) 设备维修自动管理方法、装置、计算机设备及存储介质
JP2002063240A (ja) 生産管理システム
JP2011181853A (ja) 太陽光発電システム、メンテナンス端末及びデータ収集装置
JP2017062685A (ja) 点検作業支援装置、システム、及び方法
WO2012108188A1 (ja) プラント支援システム
CN114298343A (zh) 设备巡检过程的管理方法、装置、电子设备及存储介质
CN106250384A (zh) 信息检索系统及信息检索方法
CN107636545A (zh) 设备维护管理系统、设备维护装置以及程序
JP2006277176A (ja) 設備機器管理システム
JP4520813B2 (ja) 監視センタサーバ
JP7368937B2 (ja) 設備管理システム
JP6376603B2 (ja) 管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラム
JP6840952B2 (ja) 店舗機器所在管理システム
JP2013060249A (ja) エレベータ部品検索システム
JP5000255B2 (ja) 遠隔監視拡張システム及びユーザ端末
JP2016028314A (ja) 工事情報管理システム、メンテナンス情報管理システム、工事情報管理装置およびメンテナンス情報管理装置
JP2005332026A (ja) 履歴情報管理装置および履歴情報の分散管理方法
JP5145838B2 (ja) 組織異動情報管理システム、組織異動情報管理方法及び組織異動情報管理プログラム
JP2006178766A (ja) プラント点検システム
JP2007058809A (ja) 賃貸機材の管理装置
JP2007257511A (ja) 見学スケジュール管理システム
KR20130082842A (ko) 무선통신망을 기반으로 하는 품질검사업무 지원장치