JP6840952B2 - 店舗機器所在管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗内に設置されている機器の所在情報を迅速かつ正確に把握することができる店舗機器所在管理システムに関する。
一般に、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗に設置する機器の購入を行う手配・発注システムなどは現在整備されている。しかし、店舗内に設置された機器が、その後店舗間を移動したり、最終的に破棄されるまでの間の設置情報を電子化し、一元管理するシステムの整備は進んでいないのが現状である。
特開平1−133195号公報 特開2006−174881号公報 特開2006−48584号公報 特開2005−327231号公報
ところで、店舗内の機器が個別の管理システムで管理されたり、紙管理されている場合、本来1つの機器であるべきものが管理上、複数の店舗に跨って登録されてしまうことが発生し、正確な管理を行うことができない場合が生じる。また、店舗内に設置されている機器が新規に購入したものなのか、他の店舗から移動したものなのかを迅速に判別することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、店舗内に設置されている機器の所在情報を迅速かつ正確に把握することができる店舗機器所在管理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、複数の店舗内に設置された1以上の機器の所在を、機器識別情報をもとに管理する管理装置と前記管理装置にネットワークを介して接続され前記機器に貼付された機器識別情報を読み取る読取機能を備えた情報端末と前記管理装置に前記ネットワークを介して接続される1以上の携帯情報端末とを備えた店舗機器所在管理システムであって、前記管理装置は、前記機器を前記店舗への配送前に、前記店舗に関する店舗情報、前記機器に関する機器個別情報、および、システムの利用を許可したユーザのユーザ情報を、前記情報端末からの事前登録要求によって事前登録し、前記携帯情報端末は、他の店舗からの移動を含めて前記機器を前記店舗に設置する際、設置情報登録要求によって前記管理装置に前記機器の所在に関する前記店舗ごとの店舗機器情報を生成させて前記機器の前記店舗への設置情報を登録し、前記店舗から他の店舗への移動を含んで前記機器を前記店舗から撤去する際、撤去情報登録要求によって前記店舗機器情報内に前記機器の前記店舗からの撤去情報を登録することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記機器が前記他の店舗からの移動である場合、設置情報登録要求によって前記店舗への設置情報の登録と前記他の店舗への撤去情報の登録とを行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記店舗機器情報には、前記設置情報登録要求および前記撤去情報登録要求を行った前記ユーザ情報が記録されることを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記店舗機器情報には、前記店舗への登録日付および前記店舗からの撤去日付が記録されることを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記機器個別情報には、前記撤去情報登録要求が破棄を伴う場合、前記機器の破棄情報が記録されることを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記機器個別情報には、前記店舗への登録および前記店舗からの撤去の登録に関する履歴情報が記録されることを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記携帯情報端末および前記情報端末は、前記機器を指定して前記機器の履歴を取得して表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記店舗個別情報は前記機器の型式内容を示す型式情報を含み、前記携帯情報端末および前記情報端末は、前記型式を指定して全店舗における指定した型式の機器の保有台数および指定した型式の機器を保有する店舗を取得して表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記情報端末は、前記機器識別情報が付されたシールを生成するシール生成部を備え、前記事前登録時に前記機器に該シールが貼付されることを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記管理装置は、前記設置情報登録要求によって前記設置情報の登録が要求された前記機器のうち、前記店舗への設置情報の登録がなされていない前記機器の登録を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗機器所在管理システムは、上記の発明において、前記管理装置は、前記設置情報登録要求によって前記設置情報の登録が要求された前記機器のうち、前記店舗への設置情報の登録がなされていない前記機器の情報を前記携帯情報端末に送信し、前記携帯情報端末は、前記管理装置から送信された設置情報を表示することを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、携帯情報端末が、他の店舗からの移動を含めて機器を店舗に設置する際、設置情報登録要求によって管理装置に機器の所在に関する店舗ごとの店舗機器情報を生成させて機器の店舗への設置情報を登録し、店舗から他の店舗への移動を含んで機器を店舗から撤去する際、撤去情報登録要求によって店舗機器情報内に機器の店舗からの撤去情報を登録するようにしている。この結果、店舗内に設置されている機器の所在情報を迅速かつ正確に把握することができる。
図1は、本発明の実施の形態である店舗機器所在管理システム1が適用された状態における店舗と機器との流れを示す模式図である。 図2は、店舗機器所在管理システムの構成を示すブロック図である。 図3は、ユーザ情報の登録例を示す図である。 図4は、店舗情報の登録例を示す図である。 図5は、機器個別情報の登録例を示す図である。 図6は、型式情報の登録例を示す図である。 図7は、店舗Aにおける店舗機器情報内の設置情報の登録の一例を説明する説明図である。 図8は、図7に示した設置情報を含む店舗機器情報の一例を示す図である。 図9は、店舗Bにおける店舗機器情報内の設置情報の登録の一例を説明する説明図である。 図10は、図9に示した設置情報を含む店舗機器情報の一例を示す図である。 図11は、店舗Aにおける店舗機器情報内の撤去情報の登録の一例を説明する説明図である。 図12は、図11に示した撤去情報を含む店舗機器情報の一例を示す図である。 図13は、機器情報の取得の一例を示す説明図である。 図14は、取得した機器情報の表示例を示す図である(その1)。 図15は、取得した機器情報の表示例を示す図である(その2)。 図16は、破棄情報を含む機器個別情報の一例を示す図である。 図17は、機器の撤去情報の登録を行わずに直接移動した場合における履歴情報の一例を示す図である。 図18は、機器の撤去情報を登録した後に機器を移動した場合の履歴情報の一例を示す図である。 図19は、破棄情報および履歴情報から取得した機器情報の一例を示す図である。 図20は、履歴情報から取得した機器情報の一例を示す図である。 図21は、店舗Aにおける店舗機器情報の一例を示す図である。 図22は、店舗Bにおける店舗機器情報の一例を示す図である。 図23は、店舗Bにおける店舗機器情報内の設置情報の登録の一例を説明する説明図である。 図24は、読取方法選択画面が表示された携帯情報端末を示す図である。 図25は、取得した機器情報の表示例を示す図である。 図26は、図23に示した設置情報を含む店舗機器情報の一例を示す図である。 図27は、店舗Aにおける撤去情報を含む店舗機器情報の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(全体構成および概要)
図1は、本発明の実施の形態である店舗機器所在管理システム1が適用された状態における店舗と機器との流れを示す模式図である。また、図2は、店舗機器所在管理システム1の構成を示すブロック図である。図1および図2において、本実施の形態では、店舗A,Bに設置すべき各種型式の機器101〜105が工場から一旦、倉庫に納入される。倉庫に配置された情報端末20は、図2に示すように、シール生成部21を備える。情報端末20は、機器101〜105を店舗A,Bへの配送前に、店舗機器所在管理システム1の利用を許可したユーザのユーザ情報D1、および、機器101〜105に関する機器個別情報D3、機器101〜105の型式内容を示す型式情報D4を管理装置10に対して事前登録要求して事前登録する。この事前登録時に、各機器に対応する機器個別情報D3には、店舗機器所在管理システム1内で固有の識別コードが登録される。シール生成部21は、各識別コードが表示されたシール50を生成する。そして、このシール50は、各識別コードに対応する各機器101〜105に貼付される。なお、この時点では、各機器101〜105は、どの店舗A,Bに配置されるか未定である。
その後、機器101〜103が店舗Aに配送され、機器104,105が店舗Bに配送される。店舗Aでの担当者は、携帯情報端末30を有している。図2に示すように、携帯情報端末30は、上述したシール50上の識別コードを読み取る読取機能31を有する。店舗Aでの担当者は、搬入された機器101〜103を設置した後、携帯情報端末30を用いて、店舗A内の店舗機器情報D5を管理装置10内に生成し、この店舗A内の店舗機器情報D5内に機器101〜103の設置情報を登録する。この登録時に、読取機能31によって読み取った識別コードが用いられる。
一方、後日、機器104,105が倉庫から店舗Bに搬入され、同時に店舗A内の機器103が店舗Bに移動される。店舗Bでの担当者は、店舗Aでの処理と同様に、機器103〜105の識別コードを読み取り、この識別コードを用いて、管理装置10内に、店舗B内の店舗機器情報D5を生成し、店舗B内の店舗機器情報D5内に機器103〜105の設置情報を登録する。
このままの店舗機器情報D5では、店舗Aと店舗Bとの双方に、機器103が重複登録されている。そこで、店舗Bに機器103が設置されたときに、店舗Bの店舗機器情報D5に設置情報を登録し、その後、管理装置10がこの登録に伴って機器103の識別コードを参照して店舗Aの店舗機器情報D5に機器103の撤去情報を登録する。なお、管理装置10が機器103の撤去情報を登録するのではなく、店舗Aの担当者が携帯情報端末30を用いて店舗Aの店舗機器情報D5に機器103の撤去情報を登録してもよい。
また、店舗Bの機器103をどの店舗にも移動せずに破棄する場合、店舗Bの担当者は、携帯情報端末30を用いて管理装置10内の機器個別情報D3内に登録されている機器103の破棄情報を登録する。
なお、図2に示すように、店舗機器所在管理システム1は、管理装置10、情報端末20、複数の携帯情報端末30がネットワークNを介して接続される。管理装置10は、管理部11とデータベース12とを有する。管理部11は、情報端末20あるいは携帯情報端末30からのアクセスに対する管理処理を行う。データベース12は、ユーザ情報D1、店舗情報D2、機器個別情報D3、型式情報D4、および、店舗機器情報D5を保持する。なお、上述したように、店舗機器情報D5は、各店舗ごとに設けられる。また、上述したように情報端末20は、シール生成部21を有する。さらに、携帯情報端末30は、読取機能31を有する。
(事前準備)
まず、倉庫における情報端末20による事前準備処理について説明する。この事前準備処理では、ユーザ情報D1、店舗情報D2、機器個別情報D3、型式情報D4の登録を行う。機器個別情報D3および型式情報D4の登録は、倉庫に各機器101〜105が搬送されたときに行い、かつ、同時に識別コードが表示されたシール50を貼付する。
図3に示すように、ユーザ情報D1は、属性としてユーザID、パスワード、および担当者の名前が登録される。また、図4に示すように、店舗情報D2は、属性として店舗ID、店舗名、住所(店舗の住所)、連絡先(電話番号)、担当者(担当者のユーザID)が登録される。また、図5に示すように、機器個別情報D3は、1台ごとに登録され、属性として識別コード(機器の識別コード)、シリアルNo.(機器のシリアルNo.)、型式(機器の型式)、登録日付が登録される。登録日付は、機器個別情報D3に登録した日付である。識別コードは、機器に貼付されるシール50に表示されるものである。また、図6に示すように、型式情報D4は、属性として、型式、メーカー、名称、取扱説明書、保守マニュアルが登録される。なお、取扱説明書と保守マニュアルは、電子ファイルがある場合に登録する。例えば、型式10には、メーカー「ABC社」、名称「XXXケース」、取扱説明書「型式10_取説.pdf」、保守マニュアル「型式10_保守.pdf」が登録される。
(店舗機器情報の生成および登録)
つぎに、店舗機器情報D5の生成および登録について説明する。この店舗機器情報D5は、担当者が携帯情報端末30を用いて店舗において設置情報登録コマンドを管理装置10に送信することによって生成される。図24に示すように、携帯情報端末30には、店舗機器情報D5を生成および登録する際に使用する「個別読取」と「一括読取登録」とを選択する読取方法選択画面が表示される。本実施の形態では、この読取方法選択画面において「個別読取」を選択した場合について説明する。
具体的には、図7に示すように、店舗Aにおいて、新規購入の機器101〜103が搬入されて設置されると、担当者Y(ユーザID=usr001)は、図24に示す、携帯情報端末30の「読取方法選択画面」で、「個別読取」を選択し、携帯情報端末30の読取機能31を用いて各機器101〜103の識別コードを読み取る。その後、担当者Yは、携帯情報端末30から管理装置10に対して設置情報登録コマンド(コマンド種別=0101)を送信する。設置情報登録コマンドには、コマンド種別=0101、ユーザID=usr001、店舗ID=001−00001、件数=3、識別コード=12345678、識別コード=23456781、識別コード=34567812が含まれる。なお、図7では、3台の機器101〜103を同時に登録要求しているが、1台ずつ登録要求を行っても良い。
管理装置10は、設置情報登録コマンドを受けると、このコマンド内容をもとに、図8に示した店舗A(店舗ID=001−00001)の店舗機器情報D5Aを生成する。店舗機器情報D5には、属性として、識別コード、設置日付、担当者(設置登録時)、撤去日付、担当者(撤去登録時)があり、店舗機器情報D5Aには、3台の識別コード、設置日付、担当者が登録される。
店舗Bでも、同様にして、図9に示すように、新規購入の機器104,105および店舗Aから移動された機器103が搬入されて設置されると、担当者Y(ユーザID=usr001)は、携帯情報端末30の読取機能31を用いて各機器103〜105の識別コードを読み取る。その後、担当者Yは、携帯情報端末30から管理装置10に対して設置情報登録コマンド(コマンド種別=0101)を送信する。設置情報登録コマンドには、コマンド種別=0101、ユーザID=usr001、店舗ID=001−00002、件数=3、識別コード=45678123、識別コード=56781234、識別コード=34567812が含まれる。
管理装置10は、店舗Bからの設置情報登録コマンドを受けると、このコマンド内容をもとに、図10に示した店舗B(店舗ID=001−00002)の店舗機器情報D5Bを生成する。店舗機器情報D5には、属性として、識別コード、設置日付、担当者(設置登録時)、撤去日付、担当者(撤去登録時)があり、店舗機器情報D5Bには、3台の識別コード、設置日付、担当者が登録される。
ここで、店舗機器情報D5A,D5Bでは、登録された機器が新規購入品の機器であるのか、他店舗から移動した機器であるのかを判別することができない。また、店舗機器情報D5A,D5Bでは、移動した機器103が重複登録されている。したがって、管理装置10は、店舗機器情報D5A,D5Bの登録時に、各店舗の店舗機器情報D5を検索して、登録された機器の識別コードが同じで、設置状態となっているものが他にあるかをチェックする。
図10に示すように、店舗機器情報D5Bの機器登録時に、店舗機器情報D5A内に同じ識別コード「34567812」が存在し、かつ、設置状態になっているため、管理装置10は、店舗機器情報D5Aの機器103(識別コード「34567812」)に撤去情報を登録した店舗機器情報D5A1を生成する。店舗機器情報D5A1の撤去情報には、属性として、撤去日付と担当者が登録される。
なお、図10では、管理装置10が自動的に撤去情報を登録していたが、担当者が自主的に撤去情報を登録してもよい。この場合、図11に示すように、店舗Aから機器103を撤去する場合、担当者Z(ユーザID=usr002)は、携帯情報端末30の読取機能31を用いて機器103の識別コードを読み取る。その後、担当者Zは、携帯情報端末30から管理装置10に対して撤去情報登録コマンド(コマンド種別=0102)を送信する。撤去情報登録コマンドには、コマンド種別=0102、ユーザID=usr002、店舗ID=001−00001、件数=1、識別コード=34567812が含まれる。
管理装置10は、店舗Aからの撤去情報登録コマンドを受けると、このコマンド内容をもとに、図12に示した店舗A(店舗ID=001−00001)の店舗機器情報D5Aに撤去情報を登録した店舗機器情報D5A2を生成する。この場合の担当者は、ユーザID=usr002となる。
(携帯情報端末による店舗の機器情報の取得)
つぎに、携帯情報端末による店舗の機器情報の取得処理について説明する。まず、担当者は、携帯情報端末30を用いて、機器情報取得コマンドを管理装置10に送信する。
具体的には、図13に示すように、担当者Y(ユーザID=usr001)が送信する機器情報取得コマンドには、コマンド種別=0201、ユーザID=usr001、店舗ID=001−00001が含まれる。この機器情報取得コマンドを受信した管理装置10は、まず、指示された店舗IDの店舗機器情報D5を検索して、撤去日付が登録されていない識別コードと設置日付とを取得する。さらに機器個別情報D3を検索して、取得した識別コードに対応する「シリアルNo.」、「型式」、「登録日付」を取得する。さらに、型式情報D4を参照して、取得した型式に対応する「名称」、「メーカー」を取得する。なお、型式には、いくつかの機器で同じ型式があるので、取得した型式については、型式情報に登録されている「取扱説明書」と「保守マニュアル」の電子ファイル名を取得する。管理装置10は、取得した機器情報を携帯情報端末30側に返信する。
図14および図15は、携帯情報端末30が取得した機器情報を表示した一例を示している。なお、図14および図15では、取得した機器情報を分割して示している。これによって、携帯情報端末30側では、店舗Aには、2台の機器が設置されていて、各機器の「シリアルNo.」、「名称」、「型式」、「メーカー」、「識別コード」、「登録日付」、店舗への「設置日付」などを容易に確認できる。なお、図15において、取扱説明書と保守マニュアルにおいて下線付きのファイル名がクリックされると、そのファイルが携帯情報端末30の画面上に表示され、必要な情報を簡易かつ迅速に入手することができる。
(破棄情報の登録)
つぎに、携帯情報端末による機器の破棄情報の登録について説明する。ここで、破棄とは、どの店舗にも移動しない撤去を意味する。この破棄情報の登録を行う場合、撤去情報登録コマンド内に「破棄=あり/なし」を追加する。破棄のための撤去を行う場合、撤去情報登録コマンド内に「破棄=あり」を含めて送信する。例えば、店舗Bの識別コード「34567812」の機器を破棄のために撤去した場合、撤去情報登録コマンドには、コマンド種別=0102、ユーザID=usr001、店舗ID=001−00002、件数=1、識別コード=34567812、破棄=あり、が含まれる。この撤去情報登録コマンドを受信した管理装置10は、図16のD3aに示すように、機器個別情報D3内に破棄情報、すなわち、破棄日付が登録される。すなわち、識別コード=34567812の機器(DEF社の型式30のコーヒーマシン)は、2015/10/12に破棄されたことが登録される。これによって、全店舗における、指定した型式の機器の保有台数を抽出することができる。
(履歴の記録)
つぎに、携帯情報端末による機器の履歴の記録について説明する。履歴の記録は、機器個別情報D3に「破棄日付」の他に、履歴情報の管理用に「回数」と「履歴」とを追加する。この「履歴」には、「店舗ID」と「日付」とのデータを組み合わせる。
管理装置10は、設置情報コマンドを受信すると、「回数」を更新(インクリメント)し、その回数の「履歴」欄に、設置した「店舗ID」と「設置日付」とを記録する。また、管理装置10は、撤去情報登録コマンド(破棄=あり)を受信すると、「破棄日付」を登録し、「回数」を更新し、その回数の「履歴」欄に、設置した「店舗ID」と「破棄日付」とを記録する。また、管理装置10は、撤去情報登録コマンド(破棄=なし)を受信すると、「回数」を更新し、その回数の「履歴」欄に、設置した「店舗ID」をなしとして「撤去日付」のみを記録する。
例えば、店舗Aに設置された型式30のコーヒーマシン(識別コード=34567812)の撤去情報登録をしないで、店舗Bに直接移動して設置し、その後破棄した場合、図17に示した履歴情報を含む機器個別情報D3bとして登録される。
また、例えば、店舗Aに設置された型式30のコーヒーマシン(識別コード=34567812)の撤去情報登録を行ってから、店舗Bに移動して設置し、その後破棄した場合、図18に示した履歴情報を含む機器個別情報D3cとして登録される。
上述した破棄情報の登録および履歴の追加によって、指定した型式の機器であって破棄した機器を除外した保有台数を抽出することができる。さらに、履歴から、その型式の機器が設置されている店舗を知ることができる。この場合、全店舗の店舗機器情報D5を検索することなく、機器個別情報D3を参照するのみで図19に示した機器情報を得ることができる。
また、上述した履歴の追加によって、例えば、図20に示すように、識別コードを指定して機器の履歴情報(登録→設置・撤去→破棄)を知ることができる。
上述した実施の形態では、機器を店舗に設置した時、または、機器を店舗から撤去した時に、機器に貼付されたシール50の識別コードを携帯情報端末30で読み取り、管理装置10側に送信するという簡易な操作によって、店舗に設置されている機器を管理することができる。
特に、機器の点検整備、資産管理、店舗改装計画などにおいて、店舗の機器の情報収集として、店舗に現時点で存在する機器を知ることができ、機器の履歴も知ることができ、担当者は、出先でも携帯情報端末30から書類などを閲覧できる。また、不具合対応として、不具合が発生した型式の機器が設置されている店舗を容易に知ることができるので、迅速に機器の状態を確認することができる。さらに、新型機器の入替に関し、指定した型式の機器の台数と設置店舗とを容易に得ることができるので、入替計画を容易かつ迅速に設定することができる。
(店舗機器情報の生成および登録についての他の実施形態)
本実施の形態では、店舗機器情報D5の生成および登録において、携帯情報端末30の読取方法選択画面で「一括読取登録」を選択した場合について説明する。また、この実施の形態では、店舗機器情報D5の生成および登録の際に、既存設備がある場合について説明する。店舗機器情報D5は、担当者が携帯情報端末30を用いて店舗において設置情報登録コマンドを管理装置10に送信することによって生成される。
図21に示すように、店舗Aの店舗機器情報D5A3に既存の機器3台が登録されている。また、図22に示すように、店舗Bの店舗機器情報D5B3に既存の機器1台が登録されている。
図23に示すように、店舗Bには、既存の設備である機器104と、店舗Aから移動してきた機器103と、新規購入の機器105とが設置されている。担当者Y(ユーザID=usr001)は、どの機器が既存の設備であるか、また、どの機器が店舗Aから移動してきた機器であるか、どの機器が新規購入の機器であるかを知らない。担当者Yは、図24に示す、携帯情報端末30の「読取方法選択画面」で、「一括読取登録」を選択し、読取機能31を用いて既存の設備104を含む各機器103〜105の識別コードを読み取る。その後、担当者Yは、携帯情報端末30から管理装置10に対して設置情報登録コマンド(コマンド種別=0101)を送信する。設置情報登録コマンドには、コマンド種別=0101、ユーザID=usr001、店舗ID=001−00002、件数=3、識別コード=45678123、識別コード=56781234、識別コード=34567812が含まれる。
管理装置10は、店舗Bからの設置情報登録コマンドを受けると、このコマンド内容をもとに、店舗Bの店舗機器情報D5B3を検索して、登録が要求された機器の識別コードと同じで、設置状態となっているものがあるかをチェックする。図22に示すように、店舗機器情報D5B3には、今回登録を要求している識別コード「45678123」が存在し、かつ、設置状態になっている。従って、管理装置10は、識別コード「456789123」以外の機器の情報を取得し、その情報を携帯情報端末30に送る。具体的には、管理装置10は、識別コードに対応する「シリアルNo.」、「型式」、「登録日付」を取得する。さらに、型式情報D4を参照して、取得した型式に対応する「名称」、「メーカー」を取得する。なお、型式には、いくつかの機器で同じ型式があるので、取得した型式については、型式情報に登録されている「取扱説明書」と「保守マニュアル」の電子ファイル名を取得する。
図25は、携帯情報端末30が取得した機器情報を表示した一例を示している。これによって、携帯情報端末30側では、登録すべき各機器の「シリアルNo.」、「名称」、「型式」、「メーカー」、「識別コード」、「登録日付」、店舗への「設置日付」などを容易に確認できる。なお、図25において、取扱説明書と保守マニュアルにおいて下線付きのファイル名がクリックされると、そのファイルが携帯情報端末30の画面上に表示され、必要な情報を簡易かつ迅速に入手することができる。
このようにして、携帯情報端末30の画面には、登録の必要のある識別コード=56781234と識別コード=34567812の機器2台の情報が表示される。担当者Yは、画面に表示された内容を確認した後、携帯情報端末30から管理装置10に対して設置情報登録コマンド(コマンド種別=0101)を再び送信する。設置情報登録コマンドには、コマンド種別=0101、ユーザID=usr001、店舗ID=001−00002、件数=2、識別コード=56781234、識別コード=34567812が含まれる。
管理装置10は、設置情報登録コマンドを再び受けると、このコマンド内容をもとに、図26に示した店舗B(店舗ID=001−00002)の店舗機器情報D5B4を生成する。店舗機器情報D5には、属性として、識別コード、設置日付、担当者(設置登録時)、撤去日付、担当者(撤去登録時)があり、店舗機器情報D5B4には、新しく2台の識別コード、設置日付、担当者が登録される。
ここで、管理装置10は、各店舗の店舗機器情報D5を検索して、登録された機器の識別コードが同じで、設置状態となっているものが他にあるかをチェックする。
店舗機器情報D5B4の機器登録時に、店舗機器情報D5A3内に同じ識別コード「34567812」が存在し、かつ、設置状態になっているため、管理装置10は、図27に示すように、店舗機器情報D5A3の機器103(識別コード「34567812」)に撤去情報を登録した店舗機器情報D5A4を生成する。店舗機器情報D5A4の撤去情報には、属性として、撤去日付と担当者が登録される。
なお、本実施の形態では、管理装置10が自動的に撤去情報を登録していたが、先の実施の形態と同様に担当者が自主的に撤去情報を登録してもよい。
上述の実施の形態では、一度に読み取った複数機器の識別情報から設置情報の登録が必要な機器をシステムが自動的に判断するので、事前に設備の状況を担当者が把握する必要がなくなり、複数機器の設置情報の登録にかかる作業時間が短縮されるという効果が図れる。
1 店舗機器所在管理システム
10 管理装置
11 管理部
12 データベース
20 情報端末
21 シール生成部
30 携帯情報端末
31 読取機能
50 シール
101〜105 機器
D1 ユーザ情報
D2 店舗情報
D3 機器個別情報
D4 型式情報
D5 店舗機器情報

Claims (10)

  1. 複数の店舗内に設置された1以上の機器の所在を、機器識別情報をもとに管理する管理装置と前記管理装置にネットワークを介して接続され前記機器に貼付された機器識別情報を読み取る読取機能を備えた情報端末と前記管理装置に前記ネットワークを介して接続される1以上の携帯情報端末とを備えた店舗機器所在管理システムであって、
    前記管理装置は、前記機器を前記店舗への配送前に、前記店舗に関する店舗情報、前記機器に関する機器個別情報、および、システムの利用を許可したユーザのユーザ情報を、前記情報端末からの事前登録要求によって事前登録し、
    前記携帯情報端末は、前記機器を前記店舗に設置する際、設置情報登録要求によって前記管理装置に前記機器の所在に関する前記店舗ごとの店舗機器情報を生成させて前記機器の前記店舗への設置情報を登録し、前記機器を前記店舗から撤去する際、撤去情報登録要求によって前記店舗機器情報内に前記機器の前記店舗からの撤去情報を登録し、前記機器が前記他の店舗からの移動である場合、設置情報登録要求によって前記店舗への設置情報の登録と前記他の店舗への撤去情報の登録とを行うことを特徴とする店舗機器所在管理システム。
  2. 前記店舗機器情報には、前記設置情報登録要求および前記撤去情報登録要求を行った前記ユーザ情報が記録されることを特徴とする請求項1に記載の店舗機器所在管理システム。
  3. 前記店舗機器情報には、前記店舗への登録日付および前記店舗からの撤去日付が記録されることを特徴とする請求項1または2に記載の店舗機器所在管理システム。
  4. 前記機器個別情報には、前記撤去情報登録要求が破棄を伴う場合、前記機器の破棄情報が記録されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の店舗機器所在管理システム。
  5. 前記機器個別情報には、前記店舗への登録および前記店舗からの撤去の登録に関する履歴情報が記録されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の店舗機器所在管理システム。
  6. 前記携帯情報端末および前記情報端末は、前記機器を指定して前記機器の履歴を取得して表示することを特徴とする請求項に記載の店舗機器所在管理システム。
  7. 前記機器個別情報には、前記機器の型式を含み、
    前記携帯情報端末および前記情報端末は、前記型式を指定して全店舗における指定した型式の機器の保有台数および指定した型式の機器を保有する店舗を取得して表示することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の店舗機器所在管理システム。
  8. 前記情報端末は、前記機器識別情報が付されたシールを生成するシール生成部を備え、前記事前登録時に前記機器に該シールが貼付されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の店舗機器所在管理システム。
  9. 前記管理装置は、前記設置情報登録要求によって前記設置情報の登録が要求された前記機器のうち、前記店舗への設置情報の登録がなされていない前記機器の登録を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の店舗機器所在管理システム。
  10. 前記管理装置は、前記設置情報登録要求によって前記設置情報の登録が要求された前記機器のうち、前記店舗への設置情報の登録がなされていない前記機器の情報を前記携帯情報端末に送信し、
    前記携帯情報端末は、前記管理装置から送信された設置情報を表示することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の店舗機器所在管理システム。
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