JP2007161341A - ラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置 - Google Patents
ラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007161341A JP2007161341A JP2005364027A JP2005364027A JP2007161341A JP 2007161341 A JP2007161341 A JP 2007161341A JP 2005364027 A JP2005364027 A JP 2005364027A JP 2005364027 A JP2005364027 A JP 2005364027A JP 2007161341 A JP2007161341 A JP 2007161341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- drum
- defective
- mount
- labeling machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/231—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids by bubbling
- B01F23/23105—Arrangement or manipulation of the gas bubbling devices
- B01F23/2312—Diffusers
- B01F23/23124—Diffusers consisting of flexible porous or perforated material, e.g. fabric
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/231—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids by bubbling
- B01F23/23105—Arrangement or manipulation of the gas bubbling devices
- B01F23/2312—Diffusers
- B01F23/23126—Diffusers characterised by the shape of the diffuser element
- B01F23/231264—Diffusers characterised by the shape of the diffuser element being in the form of plates, flat beams, flat membranes or films
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/02—Aerobic processes
- C02F3/12—Activated sludge processes
- C02F3/20—Activated sludge processes using diffusers
- C02F3/201—Perforated, resilient plastic diffusers, e.g. membranes, sheets, foils, tubes, hoses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F7/00—Aeration of stretches of water
Abstract
【課題】不良ラベルを被着物に貼付する前に摘出し、摘出した不良ラベルを記録保管できること。
【解決手段】移送ドラム20の周囲に配置され、ラベルの表面を監視する検知センサ71と、貼付ドラム30の周囲に配置され、貼付ドラム30の外周面に台紙を当接及び離隔自在に配置して構成するラベルの摘出装置70と、貼付ドラム30の周囲に配置され、ラベルの裏面を監視する検知センサ71´と、各検知センサ71,71´の検知信号を基にラベルの摘出装置の作動を制御する制御部80とにより構成した。
【選択図】図1
【解決手段】移送ドラム20の周囲に配置され、ラベルの表面を監視する検知センサ71と、貼付ドラム30の周囲に配置され、貼付ドラム30の外周面に台紙を当接及び離隔自在に配置して構成するラベルの摘出装置70と、貼付ドラム30の周囲に配置され、ラベルの裏面を監視する検知センサ71´と、各検知センサ71,71´の検知信号を基にラベルの摘出装置の作動を制御する制御部80とにより構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は紙、樹脂、ガラス、金属等の各種素材で覆われた被着物にラベルを貼付する技術に関し、より詳細には貼付の直前に不良ラベルのみを正確に摘出するラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置に関するものである。
ロールラベルを搭載したラベリングマシンにおいては、ロールラベルからテープを引き出し、テープをカッタ装置で所定の長さに切断して製造したラベルを各種の被着物へ貼付している。
ロールラベル方式、又は枚葉ラベル方式の何れにおいても、被着物へラベルを貼付する直前に、ラベルに日付や商品コード、ロッド番号等を印字する場合がある。
ロールラベル方式、又は枚葉ラベル方式の何れにおいても、被着物へラベルを貼付する直前に、ラベルに日付や商品コード、ロッド番号等を印字する場合がある。
ところでロールラベル中にはテープの継ぎ目が何箇所か存在し、継ぎ目箇所のラベルは不良ラベルであるから、被着物に貼付したまま市場に出すことはできない。また印字に失敗した不良ラベルも同様である。
現在、上記した不良ラベルの処理方法としては、ラベルの貼り付けを終えた被着物の搬出経路中に、不良ラベルの有無を検知する検知手段と、被着物着を搬出経路から択一的に排除するピックアップ手段とを配備し、検知手段の検知信号に基づき、ピックアップ手段が不良ラベルの貼付された被着物着を搬出経路から取り除くことで処理している。
従来の不良ラベルの処理技術にあってはつぎのような問題点がある。
(1)従来は貼付を完了した後に被着物と一緒に不良ラベルを取り除くことはできても、不良ラベルを単独で取り除くことができるラベリングマシンは、未だ提案されていない。
(2)不良ラベルは被着物に貼付した状態で取り除いている。
被着物は既に各種の商品が封入されているから、不良ラベルの発生はラベルだけの損失では済まず、仮に不良ラベルを剥がしても被着物にラベルの除去跡が残るためその商品価値が著しく低下する。
殊に、被着物の商品が高価なほど、不良ラベルの発生に伴う経済的な損失が大きい。
(3)現在、品質の良い医薬品を供給するために、医薬品の製造時の管理、遵守事項が定められていて(製造管理及び品質管理規則、略称「GMP」)、不良ラベルについてもその発生記録を残すことが義務付けられている。
現在は、取り出した被着物から不良ラベルを手作業で剥がして保管しているが、不良ラベルの剥離作業に多くの時間と労力を要する。
(4)テープの継目箇所の裏面には、予め識別のための着色テープが貼られていて、ラベリングマシンの検知手段からの着色テープの読取信号を受けてピックアップ手段が特定の被着物を取り出している。
上記した不良ラベルの貼付された被着物を取り出すときは、ラベリングマシンの運転速度を減速している。
マシンの運転速度の変更に追従するためは、被着物を供給する側の搬送ラインを余裕を持った長い長さに設計しなければならず、大きな設置スペースを必要とする。
(5)市場ではラベリングマシンの高速運転化の要請があるものの、ラベリングマシンの運転速度が高まるほど、不良ラベルを貼付した被着物の取り出しが技術的に難しくなる。
そのため、現在の不良ラベルの処理技術は、ラベリングマシンの高速運転化を促進するうえで大きな阻害要因のひとつになっている。
(1)従来は貼付を完了した後に被着物と一緒に不良ラベルを取り除くことはできても、不良ラベルを単独で取り除くことができるラベリングマシンは、未だ提案されていない。
(2)不良ラベルは被着物に貼付した状態で取り除いている。
被着物は既に各種の商品が封入されているから、不良ラベルの発生はラベルだけの損失では済まず、仮に不良ラベルを剥がしても被着物にラベルの除去跡が残るためその商品価値が著しく低下する。
殊に、被着物の商品が高価なほど、不良ラベルの発生に伴う経済的な損失が大きい。
(3)現在、品質の良い医薬品を供給するために、医薬品の製造時の管理、遵守事項が定められていて(製造管理及び品質管理規則、略称「GMP」)、不良ラベルについてもその発生記録を残すことが義務付けられている。
現在は、取り出した被着物から不良ラベルを手作業で剥がして保管しているが、不良ラベルの剥離作業に多くの時間と労力を要する。
(4)テープの継目箇所の裏面には、予め識別のための着色テープが貼られていて、ラベリングマシンの検知手段からの着色テープの読取信号を受けてピックアップ手段が特定の被着物を取り出している。
上記した不良ラベルの貼付された被着物を取り出すときは、ラベリングマシンの運転速度を減速している。
マシンの運転速度の変更に追従するためは、被着物を供給する側の搬送ラインを余裕を持った長い長さに設計しなければならず、大きな設置スペースを必要とする。
(5)市場ではラベリングマシンの高速運転化の要請があるものの、ラベリングマシンの運転速度が高まるほど、不良ラベルを貼付した被着物の取り出しが技術的に難しくなる。
そのため、現在の不良ラベルの処理技術は、ラベリングマシンの高速運転化を促進するうえで大きな阻害要因のひとつになっている。
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところはつぎの不良ラベルの除去装置を提供することにある。
(1)簡易な構造で以って、被着物に貼付する前に不良ラベルを除去できること。
(2)除去した不良ラベルの記録が残せること。
(3)ラベリングマシンの高速運転の促進が図れること。
(4)ラベリングマシンの付加価値を高めること。
(1)簡易な構造で以って、被着物に貼付する前に不良ラベルを除去できること。
(2)除去した不良ラベルの記録が残せること。
(3)ラベリングマシンの高速運転の促進が図れること。
(4)ラベリングマシンの付加価値を高めること。
本願の第1発明は、ラベル供給手段と、ラベル供給手段から受け取ったラベルをドラムの外周面に吸着して移送する移送ドラムと、移送ドラムから受け取ったラベルをドラムの外周面に吸着して移送する貼付ドラムと、貼付ドラムへ被着物を供給する供被着物の搬送手段とを具備したラベリングマシンにおける不良ラベル除去装置であって、移送ドラムの周囲に配置され、移送ドラムにより移送されるラベルの表面を監視する検知センサと、貼付ドラムの周囲に配置され、貼付ドラムの外周面に台紙を当接及び離隔自在に配置して構成するラベルの摘出装置と、貼付ドラムの周囲に配置され、貼付ドラムにより移送されるラベルの裏面を監視する検知センサと、前記各検知センサの検知信号を基に監視しつつ、不良ラベルを検出したときにラベルの摘出装置の作動を制御する制御部とにより構成し、被着物に貼付する前に不良ラベルを前記ラベルの摘出装置の台紙に貼付させて摘出するように構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第2発明は、前記第1発明において、前記ラベルの表面を監視する検知センサがCCDカメラであって、移送ドラムの周囲に配置した印字装置によりラベルの表面に印字した表記を監視することを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第3発明は、前記第1発明において、前記ラベルの裏面を監視する検知センサが上下一対のセンサであって、前記上下一対のセンサでラベルの傾斜を検出可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第4発明は、前記第1発明において、前記ラベルの摘出装置が、台紙ロールを搭載した台紙テーブルと、台紙ロールのテープを巻き取る巻取テーブルと、前記台紙ロールから引き出した台紙を巻きかけて前記貼付ドラムの周面へ向けて進出及び後退可能に配置した進退ローラと、前記巻取テーブルを回転駆動する手段とにより構成し、進退ローラを進出及び後退する手段と前記巻取テーブルを回転駆動する手段とを、前記制御部により制御可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第5発明は、前記第4発明において、前記巻取テーブルの回転軸に回転力の伝達及び遮断をするクラッチを介装し、前記クラッチを制御部により制御可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第6発明は、前記第4発明において、進退ローラと巻取テーブルの間に、不良ラベルを貼付した台紙に印刷する補助印字装置を配設したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第2発明は、前記第1発明において、前記ラベルの表面を監視する検知センサがCCDカメラであって、移送ドラムの周囲に配置した印字装置によりラベルの表面に印字した表記を監視することを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第3発明は、前記第1発明において、前記ラベルの裏面を監視する検知センサが上下一対のセンサであって、前記上下一対のセンサでラベルの傾斜を検出可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第4発明は、前記第1発明において、前記ラベルの摘出装置が、台紙ロールを搭載した台紙テーブルと、台紙ロールのテープを巻き取る巻取テーブルと、前記台紙ロールから引き出した台紙を巻きかけて前記貼付ドラムの周面へ向けて進出及び後退可能に配置した進退ローラと、前記巻取テーブルを回転駆動する手段とにより構成し、進退ローラを進出及び後退する手段と前記巻取テーブルを回転駆動する手段とを、前記制御部により制御可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第5発明は、前記第4発明において、前記巻取テーブルの回転軸に回転力の伝達及び遮断をするクラッチを介装し、前記クラッチを制御部により制御可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本願の第6発明は、前記第4発明において、進退ローラと巻取テーブルの間に、不良ラベルを貼付した台紙に印刷する補助印字装置を配設したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置を提供する。
本発明は少なくともつぎのひとつの効果を奏する。
(1)台紙を不良ラベルの裏面に押し付けるだけで、被着物に貼付する前に不良ラベルを確実に摘出することができる。
(2)不良ラベルは貼付する前に摘出するので、従来のような不良ラベルを被着物に貼付することがなくなった。
そのため、ラベルが貼付されなかった被着物は、回収してそのままラベルの貼付へ供することができるので、被着物のロスがなくなり、不良ラベルの発生による経済的な損失を回避することができる。
(3)不良ラベルを摘出するためにラベリングマシンの運転速度を低速に落とす必要がなく、マシンを高速で運転したまま不良ラベルを確実に摘出することができる。
したがって、ラベリングマシンの高速運転化を促進することができる。
(4)ラベリングマシンの運転速度を変えずに不良ラベルを摘出できるので、被着物の搬送手段を構成する供給路のライン長が短くできるので、全体マシンの小型化、低コスト化を実現できる。
(5)ラベル表面に付した表示が不適切なラベルや、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルだけでなく、傾いたラベルも貼付前に摘出できるので、幅広い種類の不良ラベルを取り除くことができる。
(6)摘出した不良ラベルは、台紙に貼り付けたまま記録保管することができる。
さらに不良ラベルを摘出して貼り付けた台紙に、補助印刷装置を用いて時間情報や不良の内容を印刷して正確に記録するようにすれば、不良ラベルの記録と管理を正確に行えるので、付加価値の高いラベリングマシンを提供することができる。
特に、医薬品の製造時の管理、遵守事項をGMP規則に対応したラベリングマシンを提供することができる。
(1)台紙を不良ラベルの裏面に押し付けるだけで、被着物に貼付する前に不良ラベルを確実に摘出することができる。
(2)不良ラベルは貼付する前に摘出するので、従来のような不良ラベルを被着物に貼付することがなくなった。
そのため、ラベルが貼付されなかった被着物は、回収してそのままラベルの貼付へ供することができるので、被着物のロスがなくなり、不良ラベルの発生による経済的な損失を回避することができる。
(3)不良ラベルを摘出するためにラベリングマシンの運転速度を低速に落とす必要がなく、マシンを高速で運転したまま不良ラベルを確実に摘出することができる。
したがって、ラベリングマシンの高速運転化を促進することができる。
(4)ラベリングマシンの運転速度を変えずに不良ラベルを摘出できるので、被着物の搬送手段を構成する供給路のライン長が短くできるので、全体マシンの小型化、低コスト化を実現できる。
(5)ラベル表面に付した表示が不適切なラベルや、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルだけでなく、傾いたラベルも貼付前に摘出できるので、幅広い種類の不良ラベルを取り除くことができる。
(6)摘出した不良ラベルは、台紙に貼り付けたまま記録保管することができる。
さらに不良ラベルを摘出して貼り付けた台紙に、補助印刷装置を用いて時間情報や不良の内容を印刷して正確に記録するようにすれば、不良ラベルの記録と管理を正確に行えるので、付加価値の高いラベリングマシンを提供することができる。
特に、医薬品の製造時の管理、遵守事項をGMP規則に対応したラベリングマシンを提供することができる。
以下図面を参照しながら本発明の一実施の形態について説明する。
[構成]
[構成]
(1)ラベリングマシンの概要
図1にラベリングマシンのモデル図を示す。
図示したラベリングマシンは、ラベル供給手段10と、鉛直軸21を中心に回転するドラムであって、ラベル供給手段10から供給されるラベルをドラムの外周面で受け取り、外周面に吸着して移送する移送ドラム20と、移送ドラム20に隣り合うように設けられ、鉛直軸31を中心に回転するドラムであって、移送ドラム20から供給されるラベルをドラムの外周面で受け取り、吸着して移送する貼付ドラム30と、貼付ドラム30へ被着物40を供給する供給路51及びラベルの貼付を終えた被着物40を搬出する搬出路52からなる被着物の搬送手段50とを具備している。
図1にラベリングマシンのモデル図を示す。
図示したラベリングマシンは、ラベル供給手段10と、鉛直軸21を中心に回転するドラムであって、ラベル供給手段10から供給されるラベルをドラムの外周面で受け取り、外周面に吸着して移送する移送ドラム20と、移送ドラム20に隣り合うように設けられ、鉛直軸31を中心に回転するドラムであって、移送ドラム20から供給されるラベルをドラムの外周面で受け取り、吸着して移送する貼付ドラム30と、貼付ドラム30へ被着物40を供給する供給路51及びラベルの貼付を終えた被着物40を搬出する搬出路52からなる被着物の搬送手段50とを具備している。
ラベル供給手段10はロールラベルから引き出したテープをカッタ装置で切断して供給する公知のロールラベル供給方式と、水平方向に往復揺動するラベルカセットに多数のラベルを収容し、ラベルカセットの先端部から順次ラベルを繰り出す公知の枚葉ラベル供給方式を含むものである。
また移送ドラム20と貼付ドラム30は、外周面に多数の負圧孔が開設されていて、ラベルの移送範囲に亘って外周面の負圧孔に負圧を生じ、ラベルの受け渡し時に負圧が切れる共通の構造を有している。
被着物の搬送手段50を構成する供給路51及び搬出路52は、スクリューコンベア、ベルト式コンベア、スターホイール等で構成される。
本発明は後述するように不良ラベルの除去装置70を装備し、マシン速度を変化させずに、不良ラベルを除去できるので、供給路51の長さを従来のように長く確保する必要がなく、短い長さで対応することができる。
本発明は後述するように不良ラベルの除去装置70を装備し、マシン速度を変化させずに、不良ラベルを除去できるので、供給路51の長さを従来のように長く確保する必要がなく、短い長さで対応することができる。
移送ドラム20の近傍には印字装置60が配備され、移送ドラム20の外周面に吸着されて移送されるラベル表面に、例えば製造日時、使用期限等の日付情報や商品番号、ロッド番号等を表記することができるようになっている。
印字装置60としてはインクジェット方式、レーザ印刷方式又はローラ印刷式等の公知の印刷方式を採用できる。
印字装置60としてはインクジェット方式、レーザ印刷方式又はローラ印刷式等の公知の印刷方式を採用できる。
貼付ドラム30の近傍には接着剤の供給手段61が配備され、貼付ドラム30の外周面に吸着されて移送されるラベル裏面に接着性を付与することができるようになっている。
接着剤の供給手段61としては、図示した糊付ローラでラベル裏面に接着剤を直接塗布する糊付装置の他に、感熱式ラベルに対応してラベル裏面に高温を付与する加熱装置を含むものである。
以上の構成は公知のラベリングマシンと同様である。
接着剤の供給手段61としては、図示した糊付ローラでラベル裏面に接着剤を直接塗布する糊付装置の他に、感熱式ラベルに対応してラベル裏面に高温を付与する加熱装置を含むものである。
以上の構成は公知のラベリングマシンと同様である。
(2)不良ラベルの除去装置
不良ラベルの除去装置は、移送ドラム20の周囲に配置され、不良ラベルの有無を検知する検知センサ71と、貼付ドラム30の周囲に配置され、不良ラベルを摘出するラベルの摘出装置70と、貼付ドラム30の周囲に配置され、不良ラベルの有無を検知する検知センサ71´と、検知センサ71,71´及びラベルの摘出装置70に夫々電気的に接続していて、検知センサ71,71´の検知信号を基に監視しつつ、不良ラベルを検出したときにラベルの摘出装置70へ作動指令を発する制御部80とを具備する。
以下に各部について詳述する。
不良ラベルの除去装置は、移送ドラム20の周囲に配置され、不良ラベルの有無を検知する検知センサ71と、貼付ドラム30の周囲に配置され、不良ラベルを摘出するラベルの摘出装置70と、貼付ドラム30の周囲に配置され、不良ラベルの有無を検知する検知センサ71´と、検知センサ71,71´及びラベルの摘出装置70に夫々電気的に接続していて、検知センサ71,71´の検知信号を基に監視しつつ、不良ラベルを検出したときにラベルの摘出装置70へ作動指令を発する制御部80とを具備する。
以下に各部について詳述する。
(検知センサ)
移送ドラム20の周囲に配置した検知センサ71は、例えば高感度のCCDカメラで構成し、印字装置60でラベル表面へ表示した文字や記号等の欠落や変色、色むらの有無等や、テープの継目箇所の裏面に貼られた識別のための着色テープの存在を監視する。
またラベル表面へ付した文字や記号の有無だけを監視する場合は、検知センサ71としてラメラ機能を持たない光電管等の識別センサを使用することができる。
移送ドラム20の周囲に配置した検知センサ71は、例えば高感度のCCDカメラで構成し、印字装置60でラベル表面へ表示した文字や記号等の欠落や変色、色むらの有無等や、テープの継目箇所の裏面に貼られた識別のための着色テープの存在を監視する。
またラベル表面へ付した文字や記号の有無だけを監視する場合は、検知センサ71としてラメラ機能を持たない光電管等の識別センサを使用することができる。
貼付ドラム30の周囲であって、接着剤の供給手段61とラベルの摘出装置70との間に配置した検知センサ71´は、例えば光電管等の識別センサで構成し、ラベル裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープの存在を監視する。
要は、各検知センサ71、71´は不良ラベルの定義に応じて最適なセンサを適宜選択すればよい。
本例では、印字装置60で以ってラベル表面に付した表示が不適切なラベルと、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルを不良ラベルと定義して説明する。
本例では、印字装置60で以ってラベル表面に付した表示が不適切なラベルと、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルを不良ラベルと定義して説明する。
(ラベルの摘出装置)
ラベルの摘出装置70は、台紙ロール73を搭載した台紙テーブル74と、台紙ロール73のテープを巻き取る巻取テーブル75と、両テーブル74,75の間に位置し、貼付ドラム30の周面へ向けて進出及び後退可能に配置した進退ローラ76とにより構成され、接着剤の供給手段61の配設位置に対して貼付ドラム30の回転進行側に配設されている。
ラベルの摘出装置70は、台紙ロール73を搭載した台紙テーブル74と、台紙ロール73のテープを巻き取る巻取テーブル75と、両テーブル74,75の間に位置し、貼付ドラム30の周面へ向けて進出及び後退可能に配置した進退ローラ76とにより構成され、接着剤の供給手段61の配設位置に対して貼付ドラム30の回転進行側に配設されている。
台紙ロール73からのびるテープの始端は、進退ローラ76を経て巻取テーブル75に巻き付けておく。
図2〜図4を基にラベルの摘出装置70について詳述する。
図3に示すように、ラベリングマシンの基板43には支軸74aが立設され、この支軸74aの上部に台紙テーブル74が枢支されている。
台紙テーブル74は空転式のテーブルであるが、支軸74aの段差部に上方から軽くナット等で押し付けて所定の制動力が付与されている。
台紙テーブル74に制動力を付与したのは、台紙ロール73から台紙を引き出す際に台紙の過剰な引き出しを防止するためである。
図3に示すように、ラベリングマシンの基板43には支軸74aが立設され、この支軸74aの上部に台紙テーブル74が枢支されている。
台紙テーブル74は空転式のテーブルであるが、支軸74aの段差部に上方から軽くナット等で押し付けて所定の制動力が付与されている。
台紙テーブル74に制動力を付与したのは、台紙ロール73から台紙を引き出す際に台紙の過剰な引き出しを防止するためである。
ラベリングマシンの基板43には、支承筒75aが立設されていると共に、支承筒75aの内部に回転軸75bが収容されている。
回転軸75bの上部には、台紙テーブル74が一体に設けられている。
回転軸75bの上部には、台紙テーブル74が一体に設けられている。
本例では回転軸75bに一方向へ向けた間欠的な回転を与えるため、回転軸75bの下部に、回転力の断続を電気的に行える電磁クラッチ等のクラッチ77が配設されている。クラッチ77の入力軸側にはラベリングマシンのモータの回転駆動が常時伝達されるようになっている。クラッチ77の出力軸側は回転軸75bと接続していて、クラッチ77に接続信号が入力されたときに回転力を伝えて回転軸75bが回転するようになっている。
ラベリングマシンの基板43に立設した支軸78aの中間部には、揺動板78bが軸受を介して枢支され、支軸78aの上部には補助ローラ78が回転自在に枢支されている。尚、補助ローラ78は必須ではない。
揺動板78bの一方には分岐支軸76aが立設され、この分岐支軸76aの上部に進退ローラ76が回転自在に枢支されている。
支軸78aを間に挟んで揺動板78bの他方には、取付柱79aを介して水平に向けて配設したシリンダ79が接続されている。
シリンダ79はエア等の流体の給排により伸縮する公知のシリンダで、シリンダ79の伸縮作動により、支軸76aを中心に進退ローラ76が水平方向に向けて往復移動するようになっている。
進退ローラ76の前進量は、図2に示すようにローラの外周面が貼付ドラム30の外周面に当接するまでとする。
シリンダ79はエア等の流体の給排により伸縮する公知のシリンダで、シリンダ79の伸縮作動により、支軸76aを中心に進退ローラ76が水平方向に向けて往復移動するようになっている。
進退ローラ76の前進量は、図2に示すようにローラの外周面が貼付ドラム30の外周面に当接するまでとする。
(制御部)
図2に示したように制御部80は、検知センサ71,71´及びラベルの摘出装置70に夫々電気的に接続している。
検知センサ71の前を通過するラベル表面を監視し、その一枚一枚のラベルに印字等を付した表示箇所のデータを制御部80へ送信する。
制御部80には、例えば正常な印字の対比データ、或いは不良印字データを予め保存しておき、この対比データと実際のラベルの表示を対比して表示が適切か否かを判断するプログラムが組み込まれている。
ラベルの表示が不適切と判断された場合は、図3に示したラベルの摘出装置70を構成するクラッチ77へ回転の伝達指令と、シリンダ79へ伸縮指令を同時に発する制御プログラムが組み込まれている。
図2に示したように制御部80は、検知センサ71,71´及びラベルの摘出装置70に夫々電気的に接続している。
検知センサ71の前を通過するラベル表面を監視し、その一枚一枚のラベルに印字等を付した表示箇所のデータを制御部80へ送信する。
制御部80には、例えば正常な印字の対比データ、或いは不良印字データを予め保存しておき、この対比データと実際のラベルの表示を対比して表示が適切か否かを判断するプログラムが組み込まれている。
ラベルの表示が不適切と判断された場合は、図3に示したラベルの摘出装置70を構成するクラッチ77へ回転の伝達指令と、シリンダ79へ伸縮指令を同時に発する制御プログラムが組み込まれている。
[作用]
つぎに不良ラベルの除去方法について説明する。
つぎに不良ラベルの除去方法について説明する。
(1)ラベルの貼付
図1において、ラベル供給手段10から供給されたラベルは、移送ドラム20の外周面へ受け渡され、外周面に負圧により吸着されたラベルは貼付ドラム30へ向けて移送される。
その移送の途中、ラベルが印字装置60を通過するときに、ラベル表面に日付情報や商品番号、ロッド番号等が付される。
図1において、ラベル供給手段10から供給されたラベルは、移送ドラム20の外周面へ受け渡され、外周面に負圧により吸着されたラベルは貼付ドラム30へ向けて移送される。
その移送の途中、ラベルが印字装置60を通過するときに、ラベル表面に日付情報や商品番号、ロッド番号等が付される。
印字処理されたラベルは移送ドラム20から貼付ドラム30の外周面へ受け渡され、外周面に負圧により吸着されたラベルは搬送手段50により供給される被着物40へ向けて移送される。
その移送の途中、ラベルが接着剤の供給手段61を通過することでラベル裏面に接着性が付与された後、被着物40と出会って被着物40にラベルが貼付される。
その移送の途中、ラベルが接着剤の供給手段61を通過することでラベル裏面に接着性が付与された後、被着物40と出会って被着物40にラベルが貼付される。
(2)ラベルの監視
検知センサ71は、移送ドラム20の外周面に吸着され、印字を完了したラベル表面の日付情報や商品番号、ロッド番号等、テープの継目を示す着色テープの存在を監視している。
貼付ドラム30の周囲に配設した検知センサ71´は、ラベル裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープの存在を監視している。
検知センサ71は、移送ドラム20の外周面に吸着され、印字を完了したラベル表面の日付情報や商品番号、ロッド番号等、テープの継目を示す着色テープの存在を監視している。
貼付ドラム30の周囲に配設した検知センサ71´は、ラベル裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープの存在を監視している。
(3)不良ラベルの検出
制御部80は各検知センサ71,71´を通じて各ラベル単位で表示した箇所を監視し、不良ラベルの通過を検出したときは、図3に示したラベルの摘出装置70を構成するクラッチ77へ回転の伝達制御指令と、シリンダ79へ伸縮制御指令を同時に発する。
このとき、制御部80は、ラベリングマシンの運転速度に対応して、不良ラベルがラベルの摘出装置70へ到達するまでの移送時間を計算して制御指令を発信する。
制御部80は各検知センサ71,71´を通じて各ラベル単位で表示した箇所を監視し、不良ラベルの通過を検出したときは、図3に示したラベルの摘出装置70を構成するクラッチ77へ回転の伝達制御指令と、シリンダ79へ伸縮制御指令を同時に発する。
このとき、制御部80は、ラベリングマシンの運転速度に対応して、不良ラベルがラベルの摘出装置70へ到達するまでの移送時間を計算して制御指令を発信する。
(4)不良ラベルの摘出
制御部80の制御を受けてシリンダ79が収縮作動することに伴い、進退ローラ76が支軸76aを中心に貼付ドラム30の外周面へ当接するまで前進し、進退ローラ76が支軸76aを中心に貼付ドラム30の外周面へ当接したら、シリンダ79が伸長作動することにより、進退ローラ76が後退する。
進退ローラ76が一回進退作動するときに、クラッチ77が制御部80の制御指令を受けて回転力が伝達されて、進退ローラ76が少なくともラベル一枚分の長さだけ回転して停止する。
その結果、進退ローラ76に巻き掛けた台紙ロール73の台紙が不良ラベルの始端裏面と接触して不良ラベルを貼付ドラム30の外周面から強制的に引き離す。
最終的に台紙に接着されて摘出された不良ラベルは、巻取テーブル75に回収される。
その結果、進退ローラ76に巻き掛けた台紙ロール73の台紙が不良ラベルの始端裏面と接触して不良ラベルを貼付ドラム30の外周面から強制的に引き離す。
最終的に台紙に接着されて摘出された不良ラベルは、巻取テーブル75に回収される。
進退ローラ76の前後動と、巻取テーブル75に付設したクラッチ77の断続により巻取テーブル75の回転駆動を高速で、かつタイミングよく行うことができる。
そのため、ラベルの移送速度が高速であっても、確実にかつ正確に不良ラベルを摘出することができる。
そのため、ラベルの移送速度が高速であっても、確実にかつ正確に不良ラベルを摘出することができる。
このように不良ラベルが進退ローラ76の直前を通過する際に、進退ローラ76が進退して台紙を不良ラベルの裏面に押し付けると同時に、巻取テーブル75が台紙を所定の長さだけ巻き取るだけの工程で、貼付前に摘出した不良ラベルを台紙に移し変えて記録保存することができる。
つまり、不良ラベルが通過するときに、不良ラベルを被着物40に貼付する前に摘出できるから、不良ラベルを摘出するためにラベリングマシンの運転速度を低速に落とす必要がなく、マシンを高速で運転したま不良ラベルを確実に摘出することができる。
したがって、ラベリングマシンの高速運転化を促進することができる。
そのうえ、ラベリングマシンの運転速度を変えずに不良ラベルを摘出できるので、被着物の搬送手段50を構成する供給路51のライン長が短くできるので、全体マシンの小型化、低コスト化を実現できる。
したがって、ラベリングマシンの高速運転化を促進することができる。
そのうえ、ラベリングマシンの運転速度を変えずに不良ラベルを摘出できるので、被着物の搬送手段50を構成する供給路51のライン長が短くできるので、全体マシンの小型化、低コスト化を実現できる。
不良ラベルを貼付前に摘出することで、図1に示した貼付ドラム30は正常ラベルのみを被着物40に貼付することになる。
また不良ラベルを摘出したことで、貼付予定の被着物40にはラベルが貼付されない。
ラベルが貼付されなかった被着物40は、回収してそのままラベルの貼付へ供することができるので、被着物40のロスがなくなる。
ラベルが貼付されなかった被着物40は、回収してそのままラベルの貼付へ供することができるので、被着物40のロスがなくなる。
[その他の実施の形態1]
以降に他の実施の形態について説明するが、その説明に際し、前記した実施の形態1と同一の部位は同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
以降に他の実施の形態について説明するが、その説明に際し、前記した実施の形態1と同一の部位は同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
前記した形態では、ラベルの摘出装置70の進退ローラ76を進退させる手段として揺動板78bとシリンダ79等を組み合わせた場合について説明したが、進退ローラ76を直接往復移動させる公知の各種往復移動機構を適用してもよい。
[その他の実施の形態2]
先の例では、印字装置60で以ってラベル表面に付した表示が不適切なラベルと、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルを不良ラベルと定義して説明するが、これに傾いたラベルを含めてもよい。
先の例では、印字装置60で以ってラベル表面に付した表示が不適切なラベルと、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルを不良ラベルと定義して説明するが、これに傾いたラベルを含めてもよい。
本例は図5,6に示すように、貼付ドラム30の周囲であって、接着剤の供給手段61とラベルの摘出装置70との間に、上下一対の傾斜検知センサ71a´,71b´を配設し、これらの傾斜検知センサ71a´,71b´を制御部80へ電気的に接続する。
一対の傾斜検知センサ71a´,71b´は夫々高さ調整が可能であって、一対の傾斜検知センサ71a´,71b´の検知高さを、ラベルLが正しい姿勢のときの上辺、又は下辺の限界位置に予めセットしておく。
貼付ドラム30の外周面に吸着されたラベルが傾いている場合は、一対の傾斜検知センサ71a´,71b´の何れか一方、又は両方がラベルLの上部、又は下部の存在を検知する。このとき制御部80は不良ラベルと判断して、既述した不良ラベルの摘出制御を行う。
尚、図6において、符号71´はラベル裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープの存在を監視する検知センサである。
貼付ドラム30の外周面に吸着されたラベルが傾いている場合は、一対の傾斜検知センサ71a´,71b´の何れか一方、又は両方がラベルLの上部、又は下部の存在を検知する。このとき制御部80は不良ラベルと判断して、既述した不良ラベルの摘出制御を行う。
尚、図6において、符号71´はラベル裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープの存在を監視する検知センサである。
本例にあっては、印字装置60で以ってラベル表面に付した表示が不適切なラベルや、ラベル裏面に表示されたテープの継目を含むラベルだけでなく、傾いたラベルも貼付前に摘出できるので、幅広い種類の不良ラベルを取り除くことができる。
[その他の実施の形態3]
図5に示すように進退ローラ76と巻取テーブル75の間に、補助印字装置62を配設してもよい。
補助印字装置62は、制御部80と電気的に接続していて、制御部80の印字の指令を受けて、図7に例示するような巻き取った台紙Sに摘出した不良ラベルLの摘出日時や不良の種類等を印刷するようにしてもよい。
図7において、破線で示したのは不良ラベルLの裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープである。
図5に示すように進退ローラ76と巻取テーブル75の間に、補助印字装置62を配設してもよい。
補助印字装置62は、制御部80と電気的に接続していて、制御部80の印字の指令を受けて、図7に例示するような巻き取った台紙Sに摘出した不良ラベルLの摘出日時や不良の種類等を印刷するようにしてもよい。
図7において、破線で示したのは不良ラベルLの裏面に貼られたテープの継目を意味する着色テープである。
本例のように不良ラベルLを摘出して貼り付けた台紙Sに、時間情報や不良の内容を印刷して正確に記録できるので、不良ラベルの管理を正確に行えるので、付加価値の高いラベリングマシンを提供することができる。
10・・・・・ラベル供給手段
20・・・・・移送ドラム
21・・・・・鉛直軸
30・・・・・貼付ドラム
31・・・・・鉛直軸
40・・・・・被着物
50・・・・・搬送手段
51・・・・・供給路
52・・・・・搬出路
60・・・・・印字装置
61・・・・・接着剤の供給手段
62・・・・・補助印字装置
70・・・・・ラベルの摘出装置
71・・・・・検知センサ
71´・・・・検知センサ
73・・・・・台紙ロール
74・・・・・台紙テーブル
75・・・・・巻取テーブル
76・・・・・進退ローラ
77・・・・・クラッチ
78・・・・・補助ローラ
79・・・・・シリンダ
80・・・・・制御部
20・・・・・移送ドラム
21・・・・・鉛直軸
30・・・・・貼付ドラム
31・・・・・鉛直軸
40・・・・・被着物
50・・・・・搬送手段
51・・・・・供給路
52・・・・・搬出路
60・・・・・印字装置
61・・・・・接着剤の供給手段
62・・・・・補助印字装置
70・・・・・ラベルの摘出装置
71・・・・・検知センサ
71´・・・・検知センサ
73・・・・・台紙ロール
74・・・・・台紙テーブル
75・・・・・巻取テーブル
76・・・・・進退ローラ
77・・・・・クラッチ
78・・・・・補助ローラ
79・・・・・シリンダ
80・・・・・制御部
Claims (6)
- ラベル供給手段と、ラベル供給手段から受け取ったラベルをドラムの外周面に吸着して移送する移送ドラムと、移送ドラムから受け取ったラベルをドラムの外周面に吸着して移送する貼付ドラムと、貼付ドラムへ被着物を供給する供被着物の搬送手段とを具備したラベリングマシンにおける不良ラベル除去装置であって、
移送ドラムの周囲に配置され、移送ドラムにより移送されるラベルの表面を監視する検知センサと、
貼付ドラムの周囲に配置され、貼付ドラムの外周面に台紙を当接及び離隔自在に配置して構成するラベルの摘出装置と、
貼付ドラムの周囲に配置され、貼付ドラムにより移送されるラベルの裏面を監視する検知センサと、
前記各検知センサの検知信号を基に監視しつつ、不良ラベルを検出したときにラベルの摘出装置の作動を制御する制御部とにより構成し、
被着物に貼付する前に不良ラベルを前記ラベルの摘出装置の台紙に貼付させて摘出するように構成したことを特徴とする、
ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置。 - 請求項1において、前記ラベルの表面を監視する検知センサがCCDカメラであって、移送ドラムの周囲に配置した印字装置によりラベルの表面に印字した表記を監視することを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置。
- 請求項1において、前記ラベルの裏面を監視する検知センサが上下一対のセンサであって、前記上下一対のセンサでラベルの傾斜を検出可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置。
- 請求項1において、前記ラベルの摘出装置が、台紙ロールを搭載した台紙テーブルと、台紙ロールのテープを巻き取る巻取テーブルと、前記台紙ロールから引き出した台紙を巻きかけて前記貼付ドラムの周面へ向けて進出及び後退可能に配置した進退ローラと、前記巻取テーブルを回転駆動する手段とにより構成し、進退ローラを進出及び後退する手段と前記巻取テーブルを回転駆動する手段とを、前記制御部により制御可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置。
- 請求項4において、前記巻取テーブルの回転軸に回転力の伝達及び遮断をするクラッチを介装し、前記クラッチを制御部により制御可能に構成したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置。
- 請求項4において、進退ローラと巻取テーブルの間に、不良ラベルを貼付した台紙に印刷する補助印字装置を配設したことを特徴とする、ラベリングマシンおける不良ラベル除去装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005364027A JP2007161341A (ja) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | ラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置 |
KR1020060025857A KR100770913B1 (ko) | 2005-12-16 | 2006-03-21 | 라벨링 머신의 불량 라벨 제거 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005364027A JP2007161341A (ja) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | ラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007161341A true JP2007161341A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38244685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005364027A Pending JP2007161341A (ja) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | ラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007161341A (ja) |
KR (1) | KR100770913B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013500206A (ja) * | 2009-07-24 | 2013-01-07 | サクミ・ヴェローナ・ソシエタ・ペル・アチオニ | スリーブ状ラベル使用の容器のラベリング機械 |
DE102014104626A1 (de) * | 2014-04-02 | 2015-10-08 | Krones Ag | Etikettiermaschine mit Etikettendruck |
DE202016004428U1 (de) * | 2016-07-20 | 2017-10-23 | Barry-Wehmiller Papersystems, Inc. | Vorrichtung zum Aufbringen von Datenträgern auf eine Trägerbahn |
DE102021110837A1 (de) | 2021-04-28 | 2022-11-03 | Krones Aktiengesellschaft | Etikettiermaschine mit Leimbildüberwachung |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101051642B1 (ko) | 2008-05-23 | 2011-07-26 | 이창범 | 라벨부착장치 |
KR101841801B1 (ko) | 2014-06-11 | 2018-05-04 | 주식회사 엘지화학 | 엔드 플레이트를 결합시키는 부싱을 포함한 배터리 팩 |
DE102021110833A1 (de) | 2021-04-28 | 2022-11-03 | Krones Aktiengesellschaft | Etikettiermaschine mit Leimbildüberwachung |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139326A (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-29 | Koyo Autom Mach Co Ltd | ラベリングマシンにおける不良ラベルの除去装置 |
JPH0692336A (ja) * | 1992-06-25 | 1994-04-05 | New Oji Paper Co Ltd | ラベル供給装置 |
JPH0699961A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ラベル取出し装置を備えたラベラ |
JPH11174630A (ja) | 1997-12-17 | 1999-07-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | ラベル貼付装置 |
JP4183214B2 (ja) | 1999-06-28 | 2008-11-19 | 株式会社サトー | ラベルの除去装置 |
IT1310276B1 (it) | 1999-07-27 | 2002-02-11 | Neri S P A | Stazione per il controllo di eticchette,in particolare autoadesive, in una macchina etichettatrice . |
JP2001055212A (ja) | 1999-08-11 | 2001-02-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | ラベル貼付装置 |
JP4745630B2 (ja) * | 2004-08-09 | 2011-08-10 | リンテック株式会社 | ラベル貼付装置及び貼付方法 |
-
2005
- 2005-12-16 JP JP2005364027A patent/JP2007161341A/ja active Pending
-
2006
- 2006-03-21 KR KR1020060025857A patent/KR100770913B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013500206A (ja) * | 2009-07-24 | 2013-01-07 | サクミ・ヴェローナ・ソシエタ・ペル・アチオニ | スリーブ状ラベル使用の容器のラベリング機械 |
DE102014104626A1 (de) * | 2014-04-02 | 2015-10-08 | Krones Ag | Etikettiermaschine mit Etikettendruck |
DE202016004428U1 (de) * | 2016-07-20 | 2017-10-23 | Barry-Wehmiller Papersystems, Inc. | Vorrichtung zum Aufbringen von Datenträgern auf eine Trägerbahn |
US10843887B2 (en) | 2016-07-20 | 2020-11-24 | Bw Papersystems Stuttgart Gmbh | Apparatus for mounting data carriers onto a carrier web |
DE102021110837A1 (de) | 2021-04-28 | 2022-11-03 | Krones Aktiengesellschaft | Etikettiermaschine mit Leimbildüberwachung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20070064221A (ko) | 2007-06-20 |
KR100770913B1 (ko) | 2007-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007161341A (ja) | ラベリングマシンおける不良ラベルの除去装置 | |
JP4745630B2 (ja) | ラベル貼付装置及び貼付方法 | |
WO2006062002A1 (ja) | Rfidラベル検品装置及び検品方法 | |
US8986498B2 (en) | Label ejection device | |
JP2006130823A (ja) | ロール及びプリンタ | |
JP4674142B2 (ja) | 感光性積層体の製造装置及び製造方法 | |
JP2007230566A (ja) | ラベル貼付装置およびラベル貼付方法 | |
JP2000203547A (ja) | シングルドラム型感熱糊活性化ラベラ― | |
JP2006193169A (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP4889242B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP2009035259A (ja) | ラベリングマシンにおける不良ラベルの排出装置 | |
JP5351577B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP2007084125A (ja) | ラベル貼付け機の貼付けストローク調整装置および貼付けストローク調整方法 | |
JPH11189227A (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP3366745B2 (ja) | ラベル貼付方法 | |
JP4812020B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP2006282220A (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP3401042B2 (ja) | ラベル貼付装置およびラベル貼付方法 | |
JP4473559B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
KR19990077058A (ko) | 상품 라벨링 장치 및 그 방법 | |
JP7324580B2 (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
AU2006202169A1 (en) | An improved label applicator | |
JP2001180629A (ja) | ラベル貼付装置の吸着体 | |
JP6087091B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP2003137233A (ja) | ラベル貼付装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070814 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091201 |