JP2006282220A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造でラベル片の粘着剤の活性化を図るラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】表面に印字又は印刷が施され、裏面に粘着剤層が形成され、切断したラベル片を、吸着盤3の吸着面で吸引・保持し、被貼付物に貼付けるラベル貼付装置である。吸着盤3は、周囲を囲繞し中空部9を形成した吸着盤本体6に、連通する複数の第一の吸引孔10が備えられ、吸引孔面部7の第一の吸引孔10と干渉しない部位に内蔵した発熱体11と、吸引孔面部の第一の吸引孔10に連通する第二の吸引孔13が形成され、吸引孔面部7を覆う被覆体8と、被貼付物が搬送手段にて検出されたとき発熱体11を発熱させ、第二および第一の吸引孔13、10より中空部9にエアーAを吸引して被覆体8の表面部に切断されたラベル片Lを吸引・保持し貼付け機構4を作動し、搬送手段にて搬送中の被貼付物に対し貼付け機構を移動・位置決めしてラベル片Lを貼付する。
【選択図】図4

Description

本発明は、特に、台紙なしラベルの粘着剤層を活性化させるのに好適なラベル貼付装置に関する。
従来、ラベル貼付装置で使うラベルには、大きく2つの種類がある。
ラベル片に接着剤が予め塗布されており、表面がシリコン処理された帯状台紙に複数の前記ラベル片を粘着剤を介して仮着し、台紙から前記ラベル片を一枚ずつ剥離して被貼付物に貼付する台紙を有するラベル(連続体)と、ラベルの貼付面に固着された接着剤が露呈している状態の、いわゆる台紙なしラベル(連続体)とがある。
最初から接着剤に粘着性があるため、台紙にて接着剤を被覆する前記台紙を有するラベル(連続体)に対し、台紙なしラベルにあっては、固着された接着剤を加熱溶融することにより接着剤を活性化するようなことが行われており、省資源化が叫ばれている近年においてラベル貼付装置で使用するラベルは、使用後に台紙を産業廃棄物として捨てる必要のない台紙なしラベルが多用されるようになってきた。
従来、ラベルの粘着剤(接着剤)を活性化した上で、搬送されてくる被貼付物に貼付けるラベル貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このラベル貼付け装置によれば、所定長さに切断したラベル(ヒートシールラベル)の接着剤を別段の移送手段により移送される被貼付物まで搬送手段によって搬送する途中において、吸着盤に設けた加熱手段により印字面側からカーボンインキの溶融温度以下で加熱することにより、粘着剤を溶融するようになっている。
しかしながら、この加熱手段は、主に、特許文献1の図3に開示されるように、吸着盤の中空部に加熱手段としてのヒータを設け、空気を介した熱伝導により吸着盤の吸着面を加熱するようになっているため、熱効率が悪く、かつ、ラベルを吸引・保持する際、吸着盤の吸着面に複数設けられた吸引孔より中空部に空気を吸い込むため、空気を介した中空部における熱伝導の効率が一時的に低下するという問題がある。
また、印字面側からカーボンリボンの溶融温度以下で加熱するため、温度検出器で吸着面の温度を常時監視し、温度調節器で設定温度に維持するため、装置が高価になるという問題があった。
特開平6−199329号公報
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、簡単な構造でラベル片の粘着剤の活性化を図るラベル貼付装置を提供することを課題とする。
本発明に係るラベル貼付装置は、表面に印字もしくは印刷が施され、裏面に粘着剤層が形成され、かつ、切断されたラベル片を、吸着盤の吸着面で吸引・保持して別段の搬送手段で搬送中の被貼付物に貼付ける貼付け機構を備えたラベル貼付装置において、前記吸着盤は、周囲を囲繞して中空部を形成した吸着盤本体と、前記吸着盤本体の一面に形成され、前記中空部に連通する複数の第一の吸引孔が備えられた吸引孔面部と、前記吸引孔面部の前記第一の吸引孔と干渉しない部位に内蔵された発熱体と、前記吸引孔面部の第一の吸引孔に連通する第二の吸引孔が形成されるとともに、前記吸引孔面部を覆う被覆体と、を備え、前記被貼付物が前記搬送手段にて検出されたとき前記発熱体を発熱させるとともに、前記第二および第一の吸引孔より中空部にエアーを吸引して前記被覆体の表面部に前記切断されたラベル片を吸引・保持した状態で貼付け機構を作動し、搬送手段にて搬送中の前記被貼付物に対し前記貼付け機構を移動・位置決めして前記ラベル片を貼付することを特徴とする。
また、発熱体は、貼付物へのラベル片の貼付終了とともに、発熱を停止するようにできる。
また、被覆体は、合成樹脂またはゴムで作製されるようにできる。
さらに、第2の発明に係るラベル貼付装置は、表面に印字もしくは印刷が施され、裏面に粘着剤層が形成され、かつ、切断されたラベル片を、吸着盤の吸着面で吸引・保持して別段の搬送手段で搬送中の被貼付物に貼付ける貼付け機構を備えたラベル貼付装置において、前記吸着盤は、周囲を囲繞して中空部を形成した吸着盤本体と、前記吸着盤本体の一面に形成され、前記中空部に連通する複数の第一の吸引孔が備えられた吸引孔面部と、前記吸引孔面部の第一の吸引孔に連通する第二の吸引孔が形成されるとともに、この第二の吸引孔と干渉しない部位に発熱体が内蔵され、かつ、前記吸引孔面部を覆う被覆体と、を備え、前記被貼付物が前記搬送手段にて検出されたとき前記発熱体を発熱させるとともに、前記第二および第一の吸引孔より中空部にエアーを吸引して前記被覆体の表面部に前記切断されたラベル片を吸引・保持した状態で貼付け機構を作動し、搬送手段にて搬送中の前記被貼付物に対し前記貼付け機構を移動・位置決めして前記ラベル片を貼付することを特徴とする。
本発明に係るラベル貼付装置は、搬送手段で搬送中の被貼付物が検出されたとき、吸引孔面部に内蔵された発熱体を発熱させるとともに、被覆体の第二の吸引孔および吸引孔面部の第一の吸引孔を介して中空部にエアーを吸引することによりラベル片を被覆体の表面に吸引・保持した状態で貼付け機構を作動し、搬送中の被貼付物に対しラベル片を貼り付ける間、吸引孔面部と被覆体との間に蓄積された熱によりラベル片の粘着剤を溶融するようにしたので、粘着剤層の活性化が図れるという効果がある。
また、搬送手段で搬送中の被貼付物が検出されたときに発熱体を発熱させるようにしたので、印字終了時には熱が吸引孔面部と被覆体との間に蓄積されているため、粘着剤層の活性化がより確実となるという効果がある。
さらに、第2の発明に係るラベル貼付装置は、被覆体に発熱体を内蔵し、表面に吸引・保持されたラベル片は、接触した状態で表面側より熱が伝達されるため、ラベル片裏面の粘着剤層の溶融がより確実になるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図5に基づき説明する。
図1は、ラベル発行機構としてのプリンタ50の近傍に、本発明のラベル貼付装置1が設置され、かつ、別途、搬送手段としてのコンベア51上を被貼付物52が搬送される状態を示す側面の説明図である。
ラベル貼付装置1は、先端にロッド2を介して吸着盤3を進退動自在に支持したシリンダ4、および前記コンベア51上を搬送中の被貼付物52に向けて前記シリンダ4を水平方向(矢示X方向)、および垂直方向(矢示Y方向)に移動する図示省略の移動機構により構成される貼付け機構を備え、かつ、後述する前記吸着盤3やシリンダ4などの作動を制御する貼付装置制御部5を備えている。
また、プリンタ50は、所定のタイミングでラベルLを発行するようになっており、後述するラベル発行口近傍にはラベルLの載置台54が設けられている。
なお、53は、コンベア51の近傍に設けられた被貼付物検出センサで、この被貼付物検出センサ53はコンベア51上を搬送されてきた前記被貼付物52を検知して前記貼付装置制御部5およびプリンタ1の後述するプリンタ制御部へ被貼付物52の到着を知らせるようになっている。
また、貼付装置制御部5は、前記被貼付物検出センサ53や図示省略の貼付け機構と接続され、被貼付物52の到着を検知した被貼付物検出センサ53の信号を受けて貼付け機構(図示省略)を作動してラベルLを被貼付物52へ移動し貼り付けるなどの制御を行うようになっている。貼付装置制御部5の詳細については後述する。
次に、図2に基づき、ラベル発行機構としてのプリンタ50の概要を説明する。
プリンタ50は、ラベル連続体55を装着する供給部56と、印字部57と、リボン部58と、切断部59と、ラベル発行検出センサ71と、前記供給部56と印字部57との間に形成された搬送路に配設された位置検出センサ60と、前記各部を制御するプリンタ制御部61と、を備える。
ラベル連続体55は、裏面に固着された粘着剤層74が露呈する、いわゆる台紙なしラベルが採用可能である。
印字部57は、印字ヘッド62およびプラテン63を備え、ラベル連続体55の表面に対し印字ヘッド62を介して必要項目情報を印字するとともに、プラテン63はベルト64を介してステッピングモータ65に接続され、前記印字ヘッド62との間に挟持したラベル連続体55をステッピングモータ65の回転に従い下流側へ搬送するようになっている。
リボン部58は、インクリボン66と、インクリボン66を装着するリボン供給部67と、リボン巻取り部68と、補助ローラ69,70とを備える。リボン供給部67に装着したインクリボン66は、補助ローラ69を経て前記印字ヘッド62とプラテン63の間に挟持しリボン巻取り部68へ巻取られる途中で印字ヘッド62の熱により溶融し、前記ラベル連続体55の表面に対し印字ヘッド62を介して必要項目情報が印字できるようになっている。
切断部59は、カッタ刃72を備えており、切断部59まで搬送されたラベル連続体55をカッタ刃72により所定のタイミングで切断してラベル片Lを作成するようになっている。カッタ刃72によって切断されたラベル片Lはラベル発行口73より排出され、この発行口73近辺に設けられた前記ラベル載置台54に載せられる。
ラベル発行検出センサ71は、切断部59の上流側に設けられており、切断部59によって切断されたラベル片Lが発行口73より発行されたか否かを検出する。
位置検出センサ60は、搬送路の途中に設けられ、前記搬送中のラベル連続体55の図示省略の矩形形の識別マークに向けて光を照射する発光部60a、および発光部60aより照射された光を受光する受光部60bとから構成され、受光した光量の変化に基づき、識別マーク(図示省略)を検出するようになっている。
プリンタ制御部61は、前記印字部57、リボン部58、切断部59、各種検出センサ71、60などの各部に接続され、各部の制御を行うようになっている。また、前述被貼付物検出センサ53と接続され、この被貼付物検出センサ53にて前記被貼付物52が検出されたときにラベルLの印字・発行を開始するなどの処理も行っている。
本実施の形態のラベル連続体55は、粘着剤層74が露呈した状態の台紙なしラベルであるが、加熱手段を使ったラベル片Lに対する活性化をプリンタ50で行う必要がないため、既知の台紙なしラベル用のプリンタが採用できる。
図3は、図1中、矢示III方向より見た吸着盤3の底面の説明図、図4は、図3中、矢示IV方向より見た、主に、吸着盤3近辺の側面説明図である。
吸着盤3は、吸着盤本体6と、この吸着盤本体6の一面に形成された吸引孔面部7と、この吸引孔面部7を覆う被覆体8と、を備える。
吸着盤本体6は、周囲を囲繞して中空部9が形成された構成となっており、一面(図4における下面部)には前記中空部9に連通する複数の第一の吸引孔10が備えられた前述吸引孔面部7が形成される。この吸引孔面部7には、前記吸引孔10を避けた干渉しない部位である吸引孔10と吸引孔10の間に、発熱体としてのヒータ11がライン状に内蔵されるとともに、このヒータ11は貼付装置制御部5により所望のタイミングでON/OFF、すわなち、発熱開始または発熱停止が図れるようになっている。
また、吸着盤本体6には、前記中空部9に一端が連通するとともに、他端が図示省略の真空装置に接続されたホース12が設けられており、前記真空装置(図示省略)を作動することによりホース12からエアーAが吸引され前記中空部9が負圧となって吸引孔面部7に形成された吸引孔10より中空部9側にエアーAが吸引されるようになっている。
被覆体8は、アルミなどの熱伝導率の高い素材で作製された前記吸着盤本体6の吸引孔面部7を覆うように設けるものであって、前記第一の吸引孔10と同じ箇所に第二の吸引孔13が形成されており、被覆体10にて前記吸引孔面部7を覆った際、第二の吸引孔13、および前記吸引孔面部7の第一の吸引孔10により中空部9と連通する「吸引孔」が形成されるようになっている。そして、第二および第一の吸引孔13、10により形成された「吸引孔」より前述したようにエアーAを吸引してラベルLを被覆体8の表面に吸引・保持するようになっている。なお、被覆体8は、合成樹脂、または、ゴムなどの弾性体で作製されており、前記吸引孔面部7のヒータ11の熱を吸引孔面部7と被覆体8の間に蓄積して、間接的にラベルLに熱を伝達するようになっている。
また、吸着盤3は、前記シリンダ4の先端部に取付け板14、およびバネ15付の支持ロッド16を介して取り付けられており、被貼付物52に対し前記シリンダ4のロッド2を進出してラベルLを貼付ける際、前記バネ15の働きにより被貼付物52に対する衝撃が吸収されるようになっている。
次に、主に、図5に基づき、ラベル貼付装置1の動作状態を説明する。
ステップS01にて、被貼付物52が検出されたか否か判定する。すなわち、別段の搬送手段としてのコンベア51にて搬送されている被貼付物52が被貼付物検出センサ53にて検出されるまでステップS01の検出を繰り返し、被貼付物52が検出された場合、ステップS02にてヒータ11をONにする。すなわち、被貼付物検出センサ53よりの被貼付物52検出の信号を受けた貼付装置制御部5が吸引孔面部7に内蔵された発熱体としてのヒータ11を制御して発熱を開始する。
ステップS03にて印字処理を開始する。すなわち、被貼付物検出センサ53よりの被貼付物52検出の信号を受けたプリンタ制御部61は、ステッピングモータ65を作動するとともに所望の印字データを印字ヘッド62に送るなどの処理を行い、ラベル連続体55に所望の印字を行ったのち、ステップS04にて、切断部59のカッタ刃72で所望のラベル片Lを発行する。
ステップS05にて、印字が終了したか否かを判定する。すなわち、前述切断部59でラベル連続体55より切断されて発行されたラベル片Lは、切断部59の上流側に設けられたラベル発行検出センサ71により発行されたことが検出される。発行されたラベル片Lはラベル発行口73より排出され、発行口73近辺に設けられたラベル載置台54に載せられる。ステップS05にて印字が終了していないと判定された場合は、ステップS06にて、貼付け中か否か判定し、貼付け中でないと判定された場合は、ステップS07にて貼付け処理、すなわち、図示省略の貼付け機構を作動しラベル載置台54に待機するラベル片Lを吸着盤3の被覆体8の表面に吸引し、コンベア51上を搬送中の被貼付物52に移動・位置決めして貼付けるものであり、ステップS07は、ステップS05に戻って次のラベル片Lが印字・発行されるまで前記ステップS05からS07の動作を繰り返す。
一方、ステップS05にて、印字終了と判定された場合、および、ステップS06にて貼付け中と判定された場合は、ステップS08にて貼付け終了か否か判定し、貼付け処理が終了していないと判定された場合はステップS05に戻る。
一方、ステップS08にて貼付け終了と判定された場合は、ステップS09にて、ヒータ11をOFF(発熱停止)にして被貼付物52に対するラベル片Lの貼付け処理は終了する。
上述したように、コンベア51上を搬送される被貼付物52が被貼付物検出センサ53にて検出されたとき、吸引孔面部7にライン状に内蔵して設けられた発熱体としてのヒータ11を発熱させ、かつ、被覆体8の第二の吸引孔13、および吸引孔面部7の第一の吸引孔10を通してエアーAを中空部9へ吸引し、ラベル載置台54に待機するラベル片Lを被覆体8の表面に吸引・保持し、コンベア51上の被貼付物52に向けて貼付け機構(図示省略)を水平方向Xおよび垂直方向Yに移動・位置決めする間、前記被覆体8の表面に吸引・保持したラベル片Lをヒータ11の熱で暖めるので、ラベル片Lの裏面の粘着剤が表面側から溶融されるものである。ラベル片Lは、アルミなどの素材で作製された吸引孔面部7に直接吸引・保持せず、吸引孔面部7を覆った被覆体10を介して溶融されるので、表面の印字が溶けることなく、裏面の粘着剤層74のみが溶融される。
さらに、被覆体8が合成樹脂やゴムなどの弾性体で作製されているため、表面に吸引・保持したラベルLを被貼付物52に貼付ける際の緩衝材としての役目も果たすものである。
次に、図6に基づき、他の実施の形態につき説明する。
なお、以下において、先の実施の形態と同様の部分には同一符合を付すに止め、詳説を要略する。
先の実施の形態では、ラベル片Lの裏面の粘着剤層74を溶融するヒータ11を吸引孔面部7に内蔵させた例で説明したが、本実施の形態ではヒータ81を被覆体80に内蔵させたものである。
被覆体80にヒータ81を内蔵させたことにより、表面に吸引・保持されたラベル片Lの裏面の粘着剤層74は、接触した状態で表面側より熱が伝達されるため、溶融がより確実になるものである。
その他の構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同一につき詳説を省略する。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、説明の都合上、上記実施の形態においては、プリンタ50で印字・発行したラベル片Lをラベル載置台54に待機させたのち、本発明のラベル貼付装置1を用いて粘着剤層74を表面側から溶融させながら被貼付物52に貼付けるような説明をしたが、これに限定されないことは勿論であり、予め印刷が施されている、「お買い得」などの表示がされた、いわゆるプロモーションラベルなどの採用も可能である。
また、ラベル片Lは、コンベア51上を搬送される被貼付物52が被貼付物検出センサ53にて検出されたときにヒータ11の発熱を開始し、ラベル片Lの貼付が終了するまでの間、すなわち、被覆体8の表面にラベル片Lが吸引・保持されている間、連続して発熱してラベル片Lの粘着剤を溶融するよう説明したが、これに限定されないことは勿論であり、粘着剤層74の固体化が硬く厳しい場合は、ラベル片Lの被貼付物52への貼付け終了時にヒータ11を切断することなく、連続して発熱することも可能である。連続したヒータ11の発熱により、吸引孔面部7と被覆体8との間に「熱」が蓄積され、蓄積された熱によりラベル片L裏面の粘着剤の溶融は、より確実となるものである。
本発明のラベル貼付装置をラベル発行機構と組合わせた貼付け状態を側面より見た概略説明図である。 同、ラベル発行機構としてのプリンタの一例を示す側面の概略説明図である。 同、図1中、矢示III方向より見た吸着盤の説明図である。 同、図3中、矢示IV方向より見た側面の概略説明図である。 同、ラベル片の貼付け動作を示すフローチャートである。 同、他の実施の形態を示す図4相当の側面の概略説明図である。
符号の説明
L ラベル片
1 ラベル貼付装置
2 ロッド
3 吸着盤
4 シリンダ
5 貼付装置制御部
6 吸着盤本体
7 吸引孔面部
8 被覆体
9 中空部
10 第一の吸引孔
11 発熱体(ヒータ)
12 ホース
13 第二の吸引孔
14 取付け板
15 バネ
16 支持ロッド
50 プリンタ(ラベル発行機構)
51 コンベア(搬送手段)
52 被貼付物
53 被貼付物検出センサ
54 ラベル載置台
55 ラベル連続体
56 供給部
57 印字部
58 リボン部
59 切断部
60 位置検出センサ
61 プリンタ制御部
62 印字ヘッド
63 プラテン
64 ベルト
65 ステッピングモータ
66 インクリボン
67 リボン供給部
68 リボン巻取り部
69、70 補助ローラ
71 ラベル発行検出センサ
72 カッタ刃
73 ラベル発行口
74 粘着剤層
80 被着体(他の実施の形態)
81 発熱体(ヒータ)

Claims (4)

  1. 表面に印字もしくは印刷が施され、裏面に粘着剤層が形成され、かつ、切断されたラベル片を、吸着盤の吸着面で吸引・保持して別段の搬送手段で搬送中の被貼付物に貼付ける貼付け機構を備えたラベル貼付装置において、
    前記吸着盤は、
    周囲を囲繞して中空部を形成した吸着盤本体と、
    前記吸着盤本体の一面に形成され、前記中空部に連通する複数の第一の吸引孔が備えられた吸引孔面部と、
    前記吸引孔面部の前記第一の吸引孔と干渉しない部位に内蔵された発熱体と、
    前記吸引孔面部の第一の吸引孔に連通する第二の吸引孔が形成されるとともに、前記吸引孔面部を覆う被覆体と、を備え、
    前記被貼付物が前記搬送手段にて検出されたとき前記発熱体を発熱させるとともに、前記第二および第一の吸引孔より中空部にエアーを吸引して前記被覆体の表面部に前記切断されたラベル片を吸引・保持した状態で貼付け機構を作動し、搬送手段にて搬送中の前記被貼付物に対し前記貼付け機構を移動・位置決めして前記ラベル片を貼付することを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記発熱体は、貼付物へのラベル片の貼付終了とともに、発熱を停止することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記被覆体は、合成樹脂またはゴムで作製されていることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  4. 表面に印字もしくは印刷が施され、裏面に粘着剤層が形成され、かつ、切断されたラベル片を、吸着盤の吸着面で吸引・保持して別段の搬送手段で搬送中の被貼付物に貼付ける貼付け機構を備えたラベル貼付装置において、
    前記吸着盤は、
    周囲を囲繞して中空部を形成した吸着盤本体と、
    前記吸着盤本体の一面に形成され、前記中空部に連通する複数の第一の吸引孔が備えられた吸引孔面部と、
    前記吸引孔面部の第一の吸引孔に連通する第二の吸引孔が形成されるとともに、この第二の吸引孔と干渉しない部位に発熱体が内蔵され、かつ、前記吸引孔面部を覆う被覆体と、を備え、
    前記被貼付物が前記搬送手段にて検出されたとき前記発熱体を発熱させるとともに、前記第二および第一の吸引孔より中空部にエアーを吸引して前記被覆体の表面部に前記切断されたラベル片を吸引・保持した状態で貼付け機構を作動し、搬送手段にて搬送中の前記被貼付物に対し前記貼付け機構を移動・位置決めして前記ラベル片を貼付することを特徴とするラベル貼付装置。

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