JP5449885B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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本発明は、ラベル貼付装置に関し、繰り出されるラベルをエアーの吸引により一旦吸
着保持する吸着面を有した吸着盤を備え、この吸着盤を被着体に向けて進出してラベルを被着体に貼付するラベル貼付装置に関する。
図6に基づいて従来のラベル貼付装置を説明する。
ラベル貼付装置50は、図示しない架台に支持されるとともに、プリンタ部51と、ラベル貼付部52と、を備えている。また、ラベル貼付装置50の下方には、コンベヤCが配置され被着体Bを右から左方向(図6中、矢印F方向)に搬送するように駆動することができる。
プリンタ部51には、用紙供給部2と、巻取部5と、図示しないが印字部と、剥離部と、が配置されている。
供給部2は、帯状の台紙Dに所定の間隔で複数のラベルLを仮着されたラベル連続体Pをロール状にしたロール状ラベル連続体Pを回転可能に保持する供給軸7を設けている。
用紙供給部2から繰り出されたラベル連続体Pは、印字部(図示せず)でラベルLに所望の印字を行い、印字されたラベルLは、剥離部で帯状の台紙Dを転向させてラベルLを帯状の台紙DからラベルLを剥離することができる。剥離されたラベルLは、後述のラベル貼付部52の吸着盤55に吸着することができる。
また、巻取部5は、ラベルLを剥離した後の帯状の台紙Dを巻き取る巻取軸14を設けている。
ラベル貼付部52は、エアーシリンダ53と吸着盤55とを備えている。
エアーシリンダ53は、進退自在に設けたロッド54を備え、このロッド54の先端に吸着盤55を設けている。
吸着盤55には、ラベルLをエアーの吸引により吸着できる吸着面56を有し、剥離部で帯状の台紙Dから剥離されるラベルLを、一旦吸着する水平に沿った平面状の吸着面56を備えている。
吸着面56に吸着されたラベルLは、エアーシリンダ53のロッド54が被着体Bに向けて前進することにより吸着盤55が下方に移動してラベルを被着体Bに押圧して貼付することができる。
しかしながら、ラベルの吸着面が水平に沿った平面形状を有している場合には、コンベヤにより搬送されてくる被着体のラベル貼付面が水平に沿った平面状の形状に対してラベルを貼付するのに適しているが、被着体のラベル貼付面が傾斜している場合には、ラベルの一部分のみしか貼付することができない問題がある。
また、ラベルの吸着面を円弧状のスポンジ体からなる吸着盤を備えたラベル貼付装置の場合には、ラベルが吸着盤の移動途中で落下、あるいはラベルが綺麗に貼り付けできない問題がある。
特許文献1には、外側吸着パットの上面にユニバーサルジョイントを介して吊り下げ軸が設けられた真空吸着リフトが開示されている。
特開2002−18757号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、被着体のラベルの貼着面が水平方向に沿った平面状または傾斜状においてもラベルを確実に貼着することができるラベル貼付装置を提供することを目的としている。
また、繰り出されるラベルを確実に吸着盤の吸着面に吸着することができるラベル貼付装置を提供することを目的としている。
また、吸着盤の構造を複雑化させないようにしたラベル貼付装置を提供することを目的としている。
本発明は、ラベルを吸着する吸着盤に着目したもので、請求項1記載の発明の要旨は繰り出されるラベルを吸着盤のエアーの吸引により一旦吸着保持するラベル受位置と、前記吸着盤を被着体に向けて進出し、吸着保持した前記ラベルを前記被着体に貼付するラベル貼付位置との間を進退自在にするエアーシリンダとを備えたラベル貼付装置において、前記エアーシリンダのロッドの先端に設けた基盤と前記吸着盤と前記基盤との間に配置され、前記吸着盤を揺動自在に設けたボールジョイントと、前記吸着盤と前記基盤との間の前記吸着盤の重心位置に配置されるとともに、前記吸着盤の背面側を押圧可能にしたサブエアーシリンダと、を備え、前記ラベル受位置で、前記サブエアーシリンダにより前記吸着盤の背面側を押圧し、前記ラベル貼付位置で、前記吸着盤を揺動自在にすることを特徴とするラベル貼付装置にある
た請求項記載の発明の要旨は、前記ボールジョントは、ハウジング内に揺動自在に設けた頭頂部と、前記頭頂部と一体に形成したボールスタッドと、前記ハウジングに鉛直方向に設けた支持軸と、を備え、前記ボールスタッドを前記基盤に支持し、前記支持軸の端部を前記吸着盤に設けたことを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置にある。
本発明のラベル貼付装置は、被着体のラベル貼付面が水平方向あるいは傾斜方向であってもラベルを確実に貼着することができる。
また、ラベル貼付部の構造を複雑化させることがなく、メンテナンスを容易にすることができる。さらに、繰り出されるラベルを確実に吸着盤の吸着面に吸着保持することができる。
本発明のラベル貼付装置の一例を示した概略構成図である。 同上、ラベル吸着貼付部を説明する要部構成図である。 同上、ボールジョイントを説明する断面図である。 同上、制御部を説明するブロック図である。 同上、動作フローを説明するフローチャートである。 従来のラベル貼付装置を説明する説明図である。
本発明の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。尚、従来と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
ラベル貼付装置1は主に、供給部2、印字部3、剥離部4、巻取部5、ラベル吸着貼付部6とから構成されている。
また、ラベル貼付装置1の下方にはコンベアCが配置され、図示しない駆動源により、コンベアCを駆動させて、コンベアC上に載置した被着体Bを右から左方向(図1中、矢印F1方向)に搬送されるように設けてある。
供給部2は、帯状の台紙Dに所定の間隔でラベルLが複数仮着されたラベル連続体Pをロール状にしたラベルの連続体Pを回転可能に保持する供給軸7が設けられている。
供給軸7に保持されたラベル連続体Pは、案内ローラ8、8を介して印字部3へ繰出しすることができる。
また、ラベルLは紙類からなり、一方面に後述するサーマルヘッド10の発熱体(図示せず)の発熱作用により感熱発色する感熱発色層を有した感熱発色面を有し、他方面に粘着剤(図示せず)が塗布された粘着面を有している。
帯状の台紙Dには、シリコーンなどの剥離剤(図示せず)を塗布した剥離面に、ラベルLの粘着面を剥離可能に仮着されている。
また、帯状の台紙Dに仮着されたラベルLと、ラベルLとの間隔とほぼ同一間隔で、図示しないが基準マーク(黒色の矩形のマーク)が、帯状の台紙Dの裏面(ラベルLが仮着された反対面)に形成されている。
印字部3は、プラテンローラ9とサーマルヘッド10とが設けられるとともに、サーマルヘッド10は、プラテンローラ9に対し接離自在に設けられている。
プラテンローラ9は、ステッピングモータ34に接続され、このステッピングモータ34の駆動により、プラテンローラ9が回転自在に駆動するようにしてある。
また、ラベル連続体Pは、プラテンローラ9とサーマルヘッド10とにより挟持され、後述する制御部30からの印字指令によりプラテンローラ9が駆動するとともに、サーマルヘッド10が選択的に発熱体(図示せず)を発熱させることにより、ラベルLの印字面に感熱発色層を発色させて、文字、記号、バーコードなどの視認情報を印字することができる。
剥離部4は、印字部3のラベル連続体Pの移送方向下流側に設けられ、先端が鋭角に形成された剥離板11を有し、移送されるラベル連続体Pから帯状の台紙Dを剥離板11の先端で折り返し、剛性のあるラベルLを帯状の台紙Dから剥離されるようにしてある。
尚、剥離板11で剥離されたラベルLは、後述のラベル吸着貼付部6の吸着盤23に形成した吸着面24にエアーの吸引(負圧)により吸着することができる。
尚、コンプレッサー(図示せず)などのエアー供給源からエアーが供給され、吸着盤23の吸着面24に形成した複数の孔部25・・・25にエアーの正圧(吹き付)またはエアーの負圧(吸引)が生じるようにしてある。
また、剥離板11で転向された帯状の台紙Dは、案内ローラ12および牽引部13を介して巻取部5に移送されるようにしてある。
巻取部5は、帯状の台紙Dを巻き取る回転可能な巻取軸14を有している。この巻取軸14には、ステッピングモータ36が接続され、このステッピングモータ36の駆動により、巻取軸14が回転駆動して帯状の台紙Dを巻取りすることができる。
尚、牽引部13は、タイミングベルト(図示せず)などを介してステッピングモータ36の駆動により同期回転する駆動ローラ15と、フリーに回転する従動ローラ16とを配置され、駆動ローラ15と従動ローラ16とにより帯状の台紙Dを牽引して巻取軸14に導くことができる。
また、印字部3と供給部2との間のラベル連続体Pの移送路の下方に、ピッチセンサ17が配置されている。ピッチセンサ17は、所定の光を出射する図示せぬ発光部と発光部から出射された光を帯状の台紙Dからの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する図示せぬ受光部とからなり、帯状の台紙Dの裏面側に発光部と受光部を配し、帯状の台紙Dの裏面に印刷等によって形成された図示しない基準マークを受光部の受光量に基づいて検出するようにしている。
ピッチセンサ17は、基準マークの検出結果に基づいて、ラベルLの印字基準位置、およびラベルL先端を剥離板11の先端で停止できる基準位置などの基準データとして制御部30に供給することができる。
ラベル吸着貼付部6は、吸着体18と、メインシリンダ19と、が設けられ、メインシリンダ19には、メインエアーシリンダ19aが配置されている。
また、メインエアーシリンダ19aのロッド20の先端に吸着体18が設けられている。
またメインエアーシリンダ19aは、吸着体18をラベル受位置と、ラベル貼付位置との間で往復動作することができるようにロッド20が進退することができる。
ラベル受位置は、繰り出されるラベルLを吸着体18に配置した吸着盤23に吸着されるラベルLの受位置であり、ラベル貼付位置、ロッド20が下方に向けて進出し被着体Bの上面に吸着盤23を押圧してラベルLを貼付する位置である。
吸着体18は、上から順に基盤21と、揺動部22と、吸着盤23と、サブシリンダ26とが配置されている。
基盤21は、略長方形状のプレートから成り、基盤21の上面には、取付プレート21aを介してメインエアーシリンダ19aのロッド20が固着されている。
また基盤21には、図示しないが貫通孔が形成され、後述するボールスタッド22bを貫通孔に略垂直方向に嵌通するように設けることができる。基盤21に形成された貫通孔は、4箇所形成されており、貫通孔の数に対応してボールスタッド22bが上下方向に嵌通可能に設けられている。
尚、ボールスタッド22bの落下を防止するために、ボールスタッド22b上端部に図示しないがストッパー部材が設けられている。
揺動部22は、基盤21と吸着盤23との間に配置され、ハウジング22aと、ボールスタッド22bと、支持軸22cとを有している。
ハウジング22aには、ハウジング22aの形状に沿ってベアリング22fが形成されている。
また、金属状から成るボールスタッド22bの一方端部に、球頭部22gを有し、ハウジング22aに設けたベアリング22fの中に 頭頂部22gを揺動自在に包着されている。
ボールスタッド22bの他方端部は、基盤21の貫通孔に嵌通するように、略垂直状に配置されている。
またボールスタッド22bには、コイルスプリング22dが嵌挿されており、基盤21とハウジング22aとを離反する方向に付勢することができる。尚、ボールスタッド22bには、ストッパリング22eが設けられ、基盤21とストッパリング22eとの間にコイルスプリング22dが配置されている。
ハウジング22aに支持軸22cが一体で形成され、鉛直下方に支持軸22cが配置されている。
支持軸22cの下方端部には、吸着盤23の背面側23bに固着されている。
揺動部22は、この実施の形態では、4つ設けることができるが、揺動部22の設ける数は任意とすることができるが、少なくとも3個以上設けることが好ましい。
また、揺動部22に設けた各ハウジング22a、各ベアリング22f、各頭頂部22g、各ボールスタッド22b、各支持軸22c、各ストッパリング22e、各コイルスプリング22dは、同一の形状を有している。
サブシリンダ26は、基盤21と吸着盤23との間に配置されている。サブシリンダ26は、サブエアーシリンダ26aとロッド26bを備えている。
サブエアーシリンダ26aは、吸着盤23の重心位置とほぼ同一の上方に位置して、基盤21に固設され、ロッド26bを吸着盤23の背面側23b(下方)に向けている。
サブエアーシリンダ26aに駆動信号を供給することによりロッド26bの先端が吸着盤23の背面側23aに押圧することができるようにしてある。
吸着盤23の背面側23bから押圧することにより、吸着盤23の吸着面24を水平に保つことができる。
また、サブエアーシリンダ26aに駆動信号を解除することによりロッド26bが後退して、吸着盤23の押圧を解除することができる。



吸着盤23は、中空部23aと吸着面24が形成されている。
吸着面24は、矩形状に形成されており、繰り出されるラベルLを吸着保持できるように略平面形状を有している。
また、吸着面24には、中空部23aに連通する複数の孔部25・・25を形成することができる。
さらに別設のコンプレッサーの圧縮機から電磁弁(何れも図示せず)を介して中空部23aに接続するように設けられている。
電磁弁の切り換えにより吸着面24の各孔部25・・25には、エアーの吸引(負圧)と、エアーの吹く付け(正圧)と、を切り換えすることができる。
吸着盤23のラベル受位置では、剥離板11から繰り出されるラベルLをエアーの吸引に切り換えて吸着面24に吸着することができる。
吸着面24には、ラベル確認サンサ27を設けることができる。
ラベル確認サンサ27は、光反射型センサが設けられ、ラベルLが剥離板11から繰り出されて、ラベルLの先端が吸着盤23の吸着面24に当接する前端辺の近傍に埋設されている。
またラベル確認サンサ27は、ラベルLが1枚分、吸着面24に摺接しながら繰り出されて、ラベルLの繰り出し完了後に、ラベルLが吸着面24に吸着されているか否かを検出して後述の制御部30に信号を供給することができる。
さらに、吸着面24には、近接センサ28を設けることができる。
近接センサ28は、吸着盤23が被着体Bに押圧したことを検出することができ、被着体Bに押圧したことを検出すること、この検出信号を制御部30に供給することができる。
次に、図4に基づいてラベル貼付装置1の制御部30のブロック図について説明する。
制御部30は、所定の制御プログラムを記憶するROM(read only memory)32と、ROM32に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)31と、CPU31が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(random access memory)33と、ステッピングモータ34にパルス信号を供給し、ステッピングモータ34を回転駆動させてプラテンローラ9を回転駆動させるプラテン制御回路35と、CPU31の制御下、帯状の台紙Dを巻き取るステッピングモータ36にパルス信号を供給し、ステッピングモータ36を回転駆動させて巻取軸14を回転駆動させる台紙巻取制御回路37と、CPU31の制御下、印字すべき文字、図形またはバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、サーマルヘッド10に供給し、印字動作を行わせるヘッド制御回路38と、CPU31の制御下、ピッチセンサ17の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、基準マークを検出データとしてCPU31に供給するピッチセンサ制御回路39と、各種サンサのエラー信号、用紙切れなどのエラー信号を警報発生部40に供給し、音(警報)や音声で異常であることを知らせる警報制御回路41と、を備えている。
またラベル貼付装置1の機能設定、印字情報の入力、警報発生部40の解除などの入力を行う入力部43と、入力部43で入力された情報をCPU31に供給し、入力情報に基づいて、インタフェース42を介して必要な情報を表示部44に表示することができる。
また吸着盤23に設けたラベル確認サンサ27からのラベルLが吸着したか否かの信号は、インタフェース45を介してCPU31に供給することができる。
さらに吸着盤23が被着体Bを押圧した否かの信号をインタフェース45を介してCP
U31に供給する近接センサ28を設けることができる。
またコンベアCの側方に設けた物体検出センサ29からの信号をCPU31に供給する
インタフェース46と、が設けられている。
次に、フローチャートについて図5に基づいて説明する。
ステップS1では、物体検出センサ29がコンベアCの駆動により搬送されてくる被着体Bを検出したか否かを判断する。
被着体Bを検出した場合にはステップS2に進み、被着体Bを検出されていないと判断した場合には、ステップS1の処理が繰り返し実行される。
ステップS2では、プラテンローラ9が駆動してラベルLに印字するとともに、剥離板11でラベルLが剥離されて吸着盤23の吸着面24にラベルLが吸着される。
ラベルLの繰り出しが完了すると、ステップS3に進み、ラベル確認センサ27がラベルLを検知したか否かを判断する。
ラベルLが吸着面24に吸着されていると判断した場合には、ステップS4に進み、ラベルLが吸着盤23に吸着されていないと判断した場合には、ステップS9に進み、吸着ミスとしてブザー40を鳴らしてオペレータに知らせるとともに、その後動作を停止させる。
ラベルLが吸着面24に吸着されていると判断した場合に、ステップS4に進み、サブエアーシリンダ26aの駆動を解除して、吸着盤23に対する押圧を解き、ステップS5に進む。
ステップS5では、メインエアーシリンダ19aを駆動させることにより、吸着盤23を下方(被着体に向け)に移動し、吸着盤23に吸着したラベルLを被着体Bに貼着し、ステップS6に進む。
この時に、被着体Bの貼付面B1が吸着盤23の吸着面24とほぼ平行(水平面)の場合には、吸着盤23は、小さな揺動でラベルLを被着体Bに貼付することができる。(図1参照)
また、被着体Bの貼着面B2が傾斜状にある場合には、吸着盤23が傾斜面B2に沿うように大きく揺動してラベルLを貼付面B2に確実に貼付することができる。(図1参照)
ステップS6では、吸着盤23が被着体Bを押圧したと近接センサ28が判断した時は、ステップS7に進み、吸着盤23が被着体Bを押圧していないと判断した場合には、ステップS6の処理が繰り返し実行される。
ステップS7では、メインエアーシリンダ19aのロッド20が被着体Bから離反する方向に戻り、吸着盤23が後退してラベル受位置に戻り、ステップS8に進む。
ステップS8では、サブエアーシリンダ26aが駆動してロッド26bが前進して、ロッド26bの先端が吸着盤23の背面側23aを押圧することにより、吸着盤23の揺動を抑制することができるので、吸着面24を水平に保つようにできるので、繰り出されるラベルLの吸着を確実にすることができる。
このように、被着体の貼着面に沿うように吸着盤が揺動することができ、貼着面が水平面や傾斜面であってもラベルを確実に貼付することができる。
また、被着体の貼着面が水平面または傾斜面を有した被着体がランダムにコンベアで搬送されることがあってもラベルを貼着面に貼付することができる。
尚、本実施の形態のラベル貼付装置は、被着体の上面に貼付する例で説明したが、被
着体の側面または底面に貼付するようにすることができる。
この実施の形態では、各構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施するうえで好適な数、位置、形状等にすることができる。本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1 ラベル貼付装置(本発明)
2 用紙供給部
3 印字部
4 剥離部
5 巻取部
6 ラベル吸着貼付部
18 吸着体
19 メインシリンダ
20 ロッド
21 基盤
22 ボールジョイント(揺動部)
22a ハウジング
22b ボールスタッド
22c 支持軸
22f ベアリング
22g 頭頂部
23 吸着盤
24 吸着面
26 サブシリンダ
30 制御部
D 帯状の台紙
L ラベル
P ラベル連続体
B 被着体

Claims (2)

  1. 繰り出されるラベルを吸着盤のエアーの吸引により一旦吸着保持するラベル受位置と、前記吸着盤を被着体に向けて進出し、吸着保持した前記ラベルを前記被着体に貼付するラベル貼付位置との間を進退自在にするエアーシリンダとを備えたラベル貼付装置において、
    記エアーシリンダのロッドの先端に設けた基盤と
    前記吸着盤と前記基盤との間に配置され、前記吸着盤を揺動自在に設けたボールジョイントと、
    前記吸着盤と前記基盤との間の前記吸着盤の重心位置に配置されるとともに、前記吸着盤の背面側を押圧可能にしたサブエアーシリンダと、を備え、
    前記ラベル受位置で、前記サブエアーシリンダにより前記吸着盤の背面側を押圧し、前記ラベル貼付位置で、前記吸着盤を揺動自在にすることを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記ボールジョントは、ハウジング内に揺動自在に設けた頭頂部と、前記頭頂部と一体に形成したボールスタッドと、
    前記ハウジングに鉛直方向に設けた支持軸と、を備え、
    前記ボールスタッドを前記基盤に支持し、前記支持軸の端部を前記吸着盤に設けたことを特徴とする請求項記載のラベル貼付装置。
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