JP5024982B2 - ラベル貼着装置およびラベル貼着方法 - Google Patents

ラベル貼着装置およびラベル貼着方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5024982B2
JP5024982B2 JP2006149253A JP2006149253A JP5024982B2 JP 5024982 B2 JP5024982 B2 JP 5024982B2 JP 2006149253 A JP2006149253 A JP 2006149253A JP 2006149253 A JP2006149253 A JP 2006149253A JP 5024982 B2 JP5024982 B2 JP 5024982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
moving
suction
wall surface
winding core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006149253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007320564A (ja
Inventor
修 京極
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2006149253A priority Critical patent/JP5024982B2/ja
Publication of JP2007320564A publication Critical patent/JP2007320564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5024982B2 publication Critical patent/JP5024982B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

本発明は、ラベル貼着装置およびラベル貼着方法に関し、特に中空部を形成した被着体の中空部の内壁面にラベルを貼着するラベル貼着装置およびラベル貼着方法に関する。
中空部を形成した被着体の中空部の内壁面である内周面に、所定の印字を施したラベルを貼付することが行われている。
例えば特許文献1では、中空部を形成した容器の内周面にラベルを貼付するラベル貼付装置が開示されている。
このラベル貼付装置は、略円周面を形成したラベル保持部を備えた貼付ヘッドが設けられ、エアーの吸引により長方形状の細いラベルを保持するようにしてある。また、長方形状の細いラベルを保持された貼付ヘッドは、容器内に挿入され貼付ヘッドに設けたローラが径方向外側に移動して長方形状の細いラベルを容器の内周面に押し付けするとともに、容器を回転させて長方形状の細いラベルを貼付するようにしてある。
しかしながら、容器の軸芯方向に対して長いラベルの場合には、均一に押圧することが困難になりラベルが剥がれることがある。特に容器の高さが軸芯方向に高い場合には均一に押圧することができずラベルが剥がれる問題がある。
また、確実にラベルを貼付するために容器の内周面に強く押圧すると、容器が転倒してラベルが容器に貼り付かないことがある。
特開2004−210302号公報
本発明は、上記問題に鑑みなされもので、ラベルを確実に被着体の内壁面に貼着することができるラベル貼着装置およびラベル貼着システムを提供することを目的とする。
また、被着体が転倒することなく、被着体にラベルを貼着することができるラベル貼着装置およびラベル貼着システムを提供することを目的とする。
本発明は、巻き芯を保持することに着目したので、請求項1記載の発明の要旨は、円柱状の中空部を形成した巻き芯の前記中空部の内壁面の貼付位置にラベルを貼着するラベル貼着装置において、ラベルを吸着する吸着手段と、押え手段と、を有したラベル吸着貼付機構を前記巻き芯の前記中空部の上部に移動させるメインシリンダと、前記中空部の上部に位置した前記ラベル吸着貼付機構を前記中空部に向けて移動させる第一の移動手段と、を備え、前記ラベル吸着貼付機構は、前記吸着手段を前記中空部の内壁面の前記貼付位置に移動させる第二の移動手段と、前記押え手段を前記吸着手段の移動方向に対して反対方向に移動させる第三の移動手段と、を設け、前記吸着手段がラベルを貼り付ける貼付動作時に前記吸着盤と前記押え手段とは、直線状に互いに離反する方向に移動し、前記吸着手段が前記中空部の前記内壁面の貼着位置に前記ラベルを貼着するのと、ほぼ同時に前記押え手段前記中空部の前記内壁面を押圧するとともに、前記巻き芯の上面および前記内壁面に当接する弾性体を有したことを特徴とするラベル貼着装置にある。
また請求項2記載の発明の要旨は、一対の前記弾性体を有し、前記巻き芯の前記上面および前記内壁面に向けて移動する第四の移動手段を設け、前記一対の弾性体の間隔を前記円柱状の巻き芯の直径の間隔で設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼着装置にある。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記一対の弾性体は、前記巻き芯の前記上面および前記内壁面に当接する面を逆ハの字状のテーパー面を形成したことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼着装置にある。
また請求項4記載の発明の要旨は、円柱状の中空部を形成した巻き芯の前記中空部の内壁面の貼付位置にラベルを貼着するラベル貼着方法において、ラベルを吸着する吸着部と、押え部と、を有したラベル吸着貼付機構と、前記巻き芯の上および内壁面に当接する一対の弾性体と、を備え、
前記ラベル吸着貼付機構を前記巻き芯の前記中空部の上部に移動させるステップと、
前記中空部の上部に位置した前記ラベル吸着貼付機構を前記中空部に向けて移動させる第一の移動ステップと、前記一対の弾性体を前記巻き芯上面および内壁面に当接するように移動させる保持ステップと、前記吸着部を前記中空部の前記貼付位置に移動させる第二の移動ステップと、前記押え部を前記吸着部の移動方向に対し反対方向に移動させる第三の移動ステップと、前記第二の移動ステップにより、前記吸着部が前記貼付位置にラベルを貼付する時と、ほぼ同時に、前記押え部を前記貼付位置の反対の前記中空部の内壁面を押圧する押圧ステップと、を有したことを特徴とするラベル貼着方法にある。


本発明のラベル貼着装置およびラベル貼着システムは、中空部を形成した被着体の中空部の内壁面にラベルを確実に貼着することができる。
また、被着体が転倒させることがないように被着体に保持することができ、確実にラベルを内壁面の貼付位置にラベルを貼着することができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
図1は本発明の一例を示したラベル貼着装置の全体の概略構成図であり、図2はプリンタ部の一例を示した概略構成図であり、図3は吸着盤および押え板を説明する説明図であり、図4は被着体の一部を切り欠いてラベルを内壁面の貼付位置に貼付する時の説明図であり、図5はラベル吸着制御部のブロック図の模式図であり、図6はラベル貼着装置の動作を説明するフローチャート図である。
ラベル貼着装置1は主として、プリンタ部2と、移動機構部3と、ラベル吸着貼付機構4と、保持部5と、を備えている。
プリンタ部2と移動機構部3は、架台45の鉛直方向に設けられた一対のブラケット46に支持されている。
プリンタ部2は主として、供給部6、印字部7、剥離部8、巻取部9、プリンタ制御部10から構成されている。
供給部6には、帯状台紙51に所定の間隔で複数仮着されたラベル52をロール状にしたラベル連続体50を回転可能に保持する供給軸11を設けてある。
供給軸11に保持されたラベル連続体50は、案内ローラ12、12を介して印字部7へ繰出し可能にすることができる。
尚、帯状台紙51には、シリコーンなどの剥離剤を塗布した面を有し、この面に粘着剤を有したラベル52が剥離剤と粘着剤とを合わせて剥離可能に仮着されている。
また、帯状台紙51にはラベル52が仮着されている間隔とほぼ同一間隔で、図示しないが基準マーク(黒色の矩形のマーク)が、帯状台紙51の裏面(ラベルが仮着された反対側面)に形成されている。
また、ラベル52は、感熱することにより発色することにより感熱発色層が設けられている。
印字部7は、プラテンローラ13とサーマルヘッド14とが設けられるとともに、サーマルヘッド14は、プラテンローラ13に対し接離自在に設けられている。
プラテンローラ13は、図示しないステッピングモータに接続され、このステッピングモータの駆動により、プラテンローラ13が回転自在に駆動するようにしてある。
また、ラベル連続体50は、プラテンローラ13とサーマルヘッド14とにより挟持され、プリンタ制御部10からの印字指令によりプラテンローラ13が駆動するとともに、サーマルヘッド14が選択的に発熱体(図示せず)を発熱させることにより、ラベル52の感熱発色層を発色させて後述する被着体Pの情報などを文字、記号、バーコードなどで印字することができる。
剥離部8は、印字部7のラベル連続体50の移送方向の下流側に設けられ、先端が鋭角に形成された剥離板15を有し、移送されるラベル連続体50から帯状台紙51を剥離板15の先端で折り返し、剛性のあるラベル52を帯状台紙51から剥離されるようにしてある。
尚、ラベル52は、上方に向けて剥離板15から剥離されるようにすることができ、剥離板15で剥離されたラベル52は、後述のラベル吸着貼付機構4の吸着盤24により吸引されるようにしてある。
剥離板15で転向された帯状台紙51は、案内ローラ16,16を介して巻取部9に移送されるようにしてある。
巻取部9には、帯状台紙51を巻き取る回転可能な巻取軸17を有しており、図示しないモータに接続され、このモータの駆動により、巻取軸17が回転駆動して帯状台紙51を巻取りすることができるようにしてある。
また、印字部7と供給部6との間のラベル連続体50の移送路の下方にピッチンサ18が配置されている。ピッチセンサ18は、所定の光を出射する図示せぬ発光部と発光部から出射された光を帯状台紙51からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する図示せぬ受光部とからなり、帯状台紙51の裏面側に発光部と受光部を配し、帯状台紙51の裏面に印刷等によって形成された図示しない基準マークを受光部の受光量に基づいて検出するようにしている。
ピッチセンサ18は、基準マークの検出結果に基づいて、ラベル52の印字基準位置、およびラベルの剥離停止の基準位置などの基準データとしてプリンタ制御部10に供給することができる。
被着体は、円形状の中空部Paを形成した巻き芯Pから成り、所望の長尺状の長尺物Pbが巻かれている。尚、本実施の形態の長尺物Pbは、糸状の繊維が巻き芯Pに巻回されている例で説明する。
また巻き芯Pは、被着体用の架台47の上に載置することができるようにしてある。被着体用の架台47は、複数の脚部48・・48を有し、被着体用の架台47の上部に巻き芯Pを載置することができるように平面部を形成してある。また、巻き芯Pを位置決めする位置決め用の突起(図示せず)が設けられ、巻き芯Pの内径よりやや短い直径を形成している。
移動機構部3は、プリンタ部2の上方に位置するように配置されるとともに、一対のブラケット46、46に支持されている。
移動機構部3は主に、移動機構本体19と、メインシリンダ20(図1の破線で示した部分)と、保持部5と、を有してある。
移動機構本体19は、所定の長さを有するとともに、中空部を形成した断面略長方形の形状とする略四角柱の形状とすることができる。
メインシリンダ20は、移動機構本体19の中空部内に設けられ、メインシリンダ20のロッド(図示せず)の先端にラベル吸着貼付機構4が固着されている。
また、メインシリンダ20のロッドが進退動作することにより、ラベル吸着貼付機構4は、移動機構本体19の中空部に設けた図示しない案内レールに沿って移動可能にしてある。
ラベル吸着貼付機構4は主に、第一のシリンダ(第一の移動手段)22と、スライダ部23と、吸着盤(吸着部)24と、押え板(押え部)25と、を有してある。
第一のシリンダ22は、鉛直方向にロッド22aが進退可能に設けられおり、ロッド22aの先端に設けられたスライダ部23を介して吸着盤24と、押え板25とが設けられている。
スライダ部23には、吸着盤24を水平方向に進退自在に移動させる吸着盤用シリンダ(第二の移動手段)26(図3の破線で示した部分)と、押え板25を水平方向に進退自在に移動させる押え板用シリンダ(第三の移動手段)27(図3の破線で示した部分)と、が設けられている。
尚、吸着盤用シリンダ26と、押え板用シリンダ27とは、スライダ部23の内方に配置されている。
吸着盤24は、プリンタ部2で剥離されるラベル52の印字面側を吸引する吸着面24aを形成することができ、ラベル52の粘着剤側を表面とすることができる。押え板25は、略長方形状のプレート28の表面に弾性体28aが設けられている。弾性体28aは、硬質または軟質からなるゴム状の部材を設けることができる。
プレート28の裏面側には、吸着盤24の裏面側が相対的になるように位置することができ、吸着盤24と押え板25は、待機時において接近または当接する位置なるように吸着盤用シリンダ26と押え板用シリンダ27とを制御することができる。
吸着盤24と押え板25との待機時においては、吸着盤24の吸着面24aの反対の裏面側と、押え板25のプレート28とが接近または当接する位置にある。
吸着盤24に吸引されたラベル52を巻き芯Pに貼り付ける貼付動作時に、ほぼ同時に吸着盤24と押え板25とは、直線状に互いに離反する方向に移動するように吸着盤用シリンダ26と押え板用シリンダ27とが制御することができる。
また、第一のシリンダ20のロッド(図示せず)が進退動作により、ラベル吸引貼着部4は、プリンタ部2のラベル52が剥離されてラベル52を吸着盤24で受け取るラベル受位置(図1の実線で示した分部)と、巻き芯Pの中空部Paを形成した巻き芯Pの略中心位置(図1の一点鎖線で示した分部)と、の間を水平方向に移動自在に設けられるように移動機構本体19に上面および下面に開口部(図示せず)が形成されている。
保持シリンダ(第四の移動手段)29は、移動機構本体19の巻き芯P側の端部19aに設けられている。
保持シリンダ29のロッド30の先端には、一対の支持板31,31が所定の間隔をおいて設けられ、各支持板31,31に保持体32が設けられている。支持板31,31同士の間隔は、被着体Pの中空部Paのほぼ直径の間隔で設けられている。
また保持体32,32は、硬質または軟質から成るゴムなどの弾性体から成り、保持体32,32が巻き芯Pに当接した時に、弾性変形して保持することができる。
尚、保持体32,32が巻き芯Pに当接する面は、逆ハの字状のテーパー面33を形成してあり、各保持体32が確実に巻き芯Pの内壁面および巻き芯Pの上面に当接して巻き芯Pを下方および外方に向けて押圧可能にすることができる。
尚、吸着盤24および押え板25は、支持板31,31および保持体32,32と互いに干渉しないように配置されている。
図5は、メインシリンダ20とラベル吸着貼付機構4と保持シリンダとを制御するラベル吸着制御部35の一例を示したブロック図である。
同図に示すように、ラベル吸着制御部35は、ラベル吸着制御プログラム、各種固定データ、制御テーブルデータ、等を記憶し、この記憶されている各種制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)(図示せず)を備えた中央制御部36と、中央制御部36に電気的に接続されラベル吸着貼付機構4をラベル受位置と巻き芯Pの上部位置(巻き芯の略中心部)とを往復するようにメインシリンダ20を制御することができるメインシリンダ制御部37と、中央制御部36に電気的に接続されラベル吸着貼付機構4を巻き芯Pの上部位置から巻き芯Pの中空部Paの内方位置と、を往復するように第一のシリンダ22を制御することができる第一のシリンダ制御部38と、中央制御部36に電気的に接続され吸着盤24を水平方向に進退可能に移動するように吸着盤用シリンダ26を制御することができる吸着盤用シリンダ制御部39と、中央制御部36に電気的に接続され押え板25を吸着盤24の進出する方向と反対方向に移動するように押え板用シリンダ27を制御させることができる押え板用シリンダ制御部40と、中央制御回路36に電気的に接続され保持体32,32を巻き芯Pに向けて進退可能に移動するように保持シリンダ29を制御することができる保持シリンダ制御部41と、インタフェース42を介してプリンタ部2からラベル52を剥離したことを示す信号または各種信号を中央制御部36に供給するようにした構成とすることができる。
また中央制御部36は、吸着盤24がラベル受位置にあることを示す信号がインタフェース42を介してプリンタ部2に供給することができる。
次に、図6のフローチャートに基づいてラベル貼着装置1の動作を説明する。
ステップS1において、ラベル吸着貼付機構4がラベル受位置に位置する時に、プリンタ部2で印字されたラベル52が剥離板15でラベル52が上方に向けて剥離され、吸着盤24がラベル52を吸着するとステップS2に進み、ラベル52が吸着盤24に吸引されていない場合には、ステップS1に戻り、ステップS1の処理が繰り返し実行される。
ステップS2において、メインシリンダ20が駆動してラベル吸着貼付機構4を巻き芯Pの上部位置(中空部Paの略中心部)に移動させるようにメインシリンダ制御部により制御してステップS3に進む。
ステップS3では、ラベル吸着貼付機構4が巻き芯Pの上部位置に達したか否かを判断する。巻き芯Pの上部位置に達したと判断した場合には、ステップS4に進み、巻き芯Pの上部に達していないと場合には、ステップS3に戻りステップS3の処理が繰り返し実行される。
ステップS4において、ラベル吸着制御部35からの指令により、保持シリンダ29が駆動して一対の保持体32,32が下方に向けて駆動してステップS5に進む。
ステップS5では、保持体32,32が巻き芯Pの上部および内壁面に当接したか否かを判断する。保持シリンダ29が巻き芯Pに向けて進み保持体32,32が巻き芯Pの上部および内壁面に当接した場合には、ステップS6に進み、保持体32,32が巻き芯Pの上部に達していないと判断した場合には、ステップS5に戻りステップS5の処理が繰り返し実行される。
ステップS6において、ラベル吸着制御部35からの指令により、第一のシリンダ22が吸着盤24および押え板25を巻き芯Pの中空部Paの内方に向けて下降駆動するように制御してステップS7に進む。
ステップS7では、吸着盤24が中空部Paの内壁面の貼位置Pcに位置したか否かを判断する。吸着盤24が貼位置Pcの位置に達したと判断した場合には、ステップS8に進み、吸着盤24が貼位置Pcの位置に達していない判断した場合には、ステップS7に戻りステップS7の処理が繰り返し実行される。
ステップS8において、ラベル吸着制御部35からの指令により、スライダ部23の吸着盤用シリンダ26と、押え板用シリンダ27と、が駆動する。
吸着盤24と押え板25は、相反する方向に移動して、吸着盤24は巻き芯Pbの内壁面の貼位置Pcにラベル52を貼着するのと、ほぼ同時に押え板25が位置Pcと、対称する巻き芯Pの内壁面の押え位置Pdに押圧することにより、吸着盤24が貼位置Pcを押圧する押圧力の方向と、押え板25が押え位置Pdを押圧する押圧力の方向が相反する方向とすることができるので、バランスが略均等になり巻き芯Pのバランスがとれるので倒れることない。
また、ラベル52を均一に押圧することができラベル52が確実に貼着することができる。
そして、吸着盤用シリンダ26と、押え板用シリンダ27と、が後退駆動して吸着盤24と押え板25とを互いに接近または当接する待機位置に戻るようにラベル吸着制御部35からの指令により制御され、その後、第一のシリンダ22、保持シリンダ29が上方に後退して戻る。さらに、メインシリンダ20が後退してラベル吸引貼着部4をラベル受位置に戻るように制御して終了する。


尚、被着体の巻き芯を円筒状の形状で説明したが、巻き芯に限定することなく中空部を形成した形状であれば何れでもよく、多角形とすることもできる。
各シリンダはシリンダ内に設けた図示しないセンサーにより、ロッドの進退動作の停止位置とすることができる。また各シリンダは、エアーの正負によりロッドの進退動作することができる。
吸着盤の形状は、巻き芯の内壁面の形状に沿う形状とすることができる。さらに、吸着盤には、図示しないが吸着パットが設けられ、この吸着パットと押え板の弾性体とは同一の材質とすることができる。
この実施の形態では、各構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施するうえで好適な数、位置、形状等にすることができる。本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
本発明の一例を示したラベル貼着装置の全体を示した概略構成図である。 同上、プリンタ部の一例を示した概略構成図である。 同上、吸着盤および押え板を説明する説明図である。 同上、被着体の一部を切り欠いてラベルを内壁面の貼付位置に貼付する時の説明図である。 同上、ラベル吸着制御部のブロック図の模式図である。 同上、ラベル貼着装置の動作を説明するフローチャート図である。
符号の説明
1 ラベル貼着装置
2 プリンタ部
3 移動機構本体部
4 ラベル吸着貼付機構
5 保持部(保持手段)
19 移動機構本体
20 メインシリンダ
22 第一のシリンダ(第一の移動手段)
23 スライダ部
24 吸着盤(吸着手段)
25 押え板(押え手段)
26 吸着盤用シリンダ(第二の移動手段)
27 押え板用シリンダ(第三の移動手段)
29 保持シリンダ(第四の移動手段)
33 テーパー面
35 ラベル吸着制御部
52 ラベル
P 巻き芯(被着体)
Pa 中空部
Pb 長尺物
Pc 貼付位置
Pd 押え位置



Claims (4)

  1. 円柱状の中空部を形成した巻き芯の前記中空部の内壁面の貼付位置にラベルを貼着するラベル貼着装置において、
    ラベルを吸着する吸着手段と、押え手段と、を有したラベル吸着貼付機構を前記巻き芯の前記中空部の上部に移動させるメインシリンダと、
    前記中空部の上部に位置した前記ラベル吸着貼付機構を前記中空部に向けて移動させる第一の移動手段と、を備え、
    前記ラベル吸着貼付機構は、
    前記吸着手段を前記中空部の内壁面の前記貼付位置に移動させる第二の移動手段と、
    前記押え手段を前記吸着手段の移動方向に対して反対方向に移動させる第三の移動手段と、を設け、
    前記吸着手段がラベルを貼り付ける貼付動作時に前記吸着盤と前記押え手段とは、直線状に互いに離反する方向に移動し、
    前記吸着手段が前記中空部の前記内壁面の貼着位置に前記ラベルを貼着するのと、ほぼ同時に前記押え手段が前記中空部の前記内壁面を押圧するとともに、前記巻き芯の上面および前記内壁面に当接する弾性体を有したことを特徴とするラベル貼着装置。
  2. 一対の前記弾性体を有し、前記巻き芯の前記上面および前記内壁面に向けて移動する第四の移動手段を設け、前記一対の弾性体の間隔を前記円柱状の前記巻き芯の直径の間隔で設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼着装置。
  3. 前記一対の弾性体は、前記巻き芯の前記上面および前記内壁面に当接する面を逆ハの字状のテーパー面を形成したことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼着装置。
  4. 円柱状の中空部を形成した巻き芯の前記中空部の内壁面の貼付位置にラベルを貼着するラベル貼着方法において、
    ラベルを吸着する吸着部と、押え部と、を有したラベル吸着貼付機構と、
    前記巻き芯の上および内壁面に当接する一対の弾性体と、を備え、
    前記ラベル吸着貼付機構を前記巻き芯の前記中空部の上部に移動させるステップと、
    前記中空部の上部に位置した前記ラベル吸着貼付機構を前記中空部に向けて移動させる第一の移動ステップと、
    前記一対の弾性体を前記巻き芯上面および内壁面に当接するように移動させる保持ステップと、
    前記吸着部を前記中空部の前記貼付位置に移動させる第二の移動ステップと、
    前記押え部を前記吸着部の移動方向に対し反対方向に移動させる第三の移動ステップと、
    前記第二の移動ステップにより、前記吸着部が前記貼付位置にラベルを貼付する時と、ほぼ同時に、前記押え部を前記貼付位置の反対の前記中空部の内壁面を押圧する押圧ステップと、
    を有したことを特徴とするラベル貼着方法。
JP2006149253A 2006-05-30 2006-05-30 ラベル貼着装置およびラベル貼着方法 Active JP5024982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149253A JP5024982B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 ラベル貼着装置およびラベル貼着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149253A JP5024982B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 ラベル貼着装置およびラベル貼着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007320564A JP2007320564A (ja) 2007-12-13
JP5024982B2 true JP5024982B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=38853713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006149253A Active JP5024982B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 ラベル貼着装置およびラベル貼着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5024982B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5328299B2 (ja) * 2008-11-10 2013-10-30 株式会社トッパンTdkレーベル ラベル貼付装置
EP3808688B1 (en) * 2019-10-16 2023-07-12 Valmet Aktiebolag A method and a system for moving and labelling reels of a web material
CN112278490B (zh) * 2020-11-02 2022-03-29 合肥柱石科技有限公司 用于张贴标签的贴标机构

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736568Y2 (ja) * 1976-07-27 1982-08-12
JP2501896B2 (ja) * 1989-03-08 1996-05-29 富士電機株式会社 バ―コ―ドラベル自動貼付け装置
JPH02258521A (ja) * 1989-03-24 1990-10-19 Takatori Haitetsuku:Kk コーンの包装方法とその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007320564A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5351579B2 (ja) 台紙なしラベルの繰出し促進機構、その繰出し促進方法およびこれを備えたラベルプリンター
JP5024982B2 (ja) ラベル貼着装置およびラベル貼着方法
JP5422572B2 (ja) ラベリングマシンにおけるラベルの位置合わせのための装置
JP4848129B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5351577B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2005001151A (ja) プリンタ装置
JP2007084125A (ja) ラベル貼付け機の貼付けストローク調整装置および貼付けストローク調整方法
JP5449885B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2006282220A (ja) ラベル貼付装置
JP2007331806A (ja) ラベル貼付装置
JP7122471B2 (ja) ラベル貼付け装置、ラベル貼付け装置の制御方法、及びプログラム
JP5341696B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5357522B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2002284129A (ja) 印字装置
WO2007043421A1 (en) Adhesive label and adhesive label roll
JP4828905B2 (ja) シート貼付装置
JP5897799B2 (ja) ラベル貼付装置
JP6892675B2 (ja) ラベルプリンタ、ラベル貼付装置
JP3922661B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2007204060A (ja) Rfidラベル貼付装置
JP4293853B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2008074422A (ja) ラベル吸着貼付装置
JP4769145B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2008094468A (ja) ラベル貼付装置
JP2012233938A (ja) ラベル連続紙及びプリンター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120618

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120618

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5024982

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250