JP6892675B2 - ラベルプリンタ、ラベル貼付装置 - Google Patents
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また、摩擦抵抗の小さい台紙を採用した場合、プラテンローラが台紙に対して滑り、引張力が不足して印字不良を生じる虞があり、プラテンローラの駆動制御が比較的難しい。詳細には、引張力が小さい場合、安定してラベルを剥離することができず、搬送不良を生じるおそれがあり、きれいに印字させ、かつ、安定してラベルを剥離させるための用紙搬送力制御が比較的難しい。
印字ヘッドとプラテンローラを備える印字部を有し、前記印字ヘッドと前記プラテンローラで印字面が外側となる表巻の台紙付きラベルロールから繰り出される台紙付きラベルを挟んだ状態で当該台紙付きラベルを搬送しながら前記印字ヘッドにより印刷を行うラベルプリンタであって、前記表巻の台紙付きラベルロールを装着するロール装着部と、前記印字部よりもラベル搬送方向の下流側に配置され、台紙を鋭角に屈曲させた状態で前記台紙からラベルを剥離させる剥離部と、前記剥離部よりも台紙搬送方向下流側に配置され、ラベル剥離後の台紙を搬送するための台紙用ローラと、前記台紙用ローラを回転駆動する台紙用ローラ駆動部と、前記台紙用ローラとの間で前記台紙を挟圧可能な弾性ローラと、前記ラベル剥離後の台紙を巻き取る台紙巻き取り装置と、操作部と、を備え、前記プラテンローラの回転軸には駆動力が付与されることなく、前記台紙用ローラの回転による前記台紙の搬送に応じて、前記プラテンローラが従動回転する構成を有し、前記ロール装着部の回転軸と前記台紙巻き取り装置の回転軸との間の距離は、印字動作が進行するに連れて前記ロール装着部に装着される前記表巻の台紙付きラベルロールの外径が最初に存在していた領域に前記台紙巻き取り装置に巻き取られる前記ラベル剥離後の台紙の外径が存在する領域が侵入していく位置関係とされており、前記弾性ローラは、装置本体に設けた軸を中心に回転移動することにより、前記弾性ローラの直径よりも大きな範囲で前記台紙用ローラに対して離間可能とされており、かつ、前記剥離部及び前記プラテンローラは、前記台紙用ローラ側又は前記印字ヘッド側へ移動可能とされており、前記操作部にメンテナンス指示が入力された場合に前記プラテンローラを前記印字ヘッドから離間させ、前記操作部にメンテナンス終了指示が入力された場合に前記プラテンローラを前記印字ヘッド側へ移動させることを特徴とする。
また、上記ラベルプリンタを備えたラベル貼付装置を提供することができる。
詳細には、駆動モータ9には無端ベルト910やチェーンの動力伝達体等がローラ95、台紙用ローラ91、ローラ96を介して張架されており、駆動モータ9の回転力が無端ベルト910を介して台紙用ローラ91に伝達される。駆動モータ9の回転は、制御部により駆動制御される。
また、図1、図2に示したように、ラベルプリンタ100は、弾性ローラ92を台紙用ローラに対して離間可能な弾性ローラ移動機構920を有する。弾性ローラ移動機構920はその本体部921の一方の先端部側に設けられた弾性ローラ92と、弾性ローラ92を台紙用ローラ側へ付勢するバネなどの付勢部922を有し、本体部921の他方の端部が、プリンタの本体部100Bに対して軸923により軸支されている。
通常時には、図1に示したように、弾性ローラ92と台紙用ローラ91とにより台紙Dを挟圧した状態となっている。
例えば、ラベルロールLRや台紙ロールDRの交換などのメンテナンス時に、図2、図4に示したように、弾性ローラ移動機構920の本体部921が軸923を回転中心として回転移動させることで、弾性ローラ92と台紙用ローラ91とが離間した状態となり、台紙ロールDRやラベルロールLRを容易に交換することができる。
具体的には、通常時には、プラテンローラ81と印字ヘッド82により台紙付きラベルを挟圧する位置にプラテンローラ保持部811が位置する(図1参照)。
メンテナンス時には、図2、図4に示したように、プラテンローラ保持部811が台紙用ローラ91側へ移動して、印字ヘッド82に対してプラテンローラ81に対して離間し、図2に示したように、台紙ロールDRの下方に配置されたローラ94とガイド部材71の間にプラテンローラ81が位置するようにプラテンローラ保持部811が移動する。
例えば、メンテナンス指示が操作部から入力された場合に、不図示のモータの駆動により、プラテンローラ保持部811が印字ヘッド82から離間する方向に移動し所定位置で停止する。
すなわち、プラテンローラ81と印字ヘッド82とが離間した状態となり、台紙ロールDRやラベルロールLRを容易に交換することができる。
また、交換後、メンテナンス終了指示が操作部から入力された場合に、不図示のモータの駆動により、プラテンローラ保持部811が印字ヘッド側へ移動し所定位置で停止する。
ROM2は、プリンタやラベル貼付装置に関する制御プログラム、設定値などを記憶する。RAM3は制御プログラムを実行するためのワークエリアを有する。
操作部5は、スイッチ、ボタン、タッチパネルなどであり、操作者により操作され、所定の操作入力に応じた信号を制御部1に出力する。
表示部6は、制御部1の制御により所定の表示を行う。本実施形態では、表示部6はタッチパネル式の表示装置を採用している。
また、ラベルプリンタ100は、印字部8よりもラベル搬送方向の下流側に配置され、台紙Dを鋭角に屈曲させた状態で台紙DからラベルLを剥離させる剥離部812と、剥離部812よりも台紙搬送方向下流側に配置され、ラベル剥離後の台紙を搬送するための台紙用ローラ91と、台紙用ローラ91を回転駆動する駆動モータ9などの台紙用ローラ駆動部を備える。
また、本実施形態では、ラベルプリンタ100は、プラテンローラ81の回転軸には駆動力が付与されることなく、台紙用ローラ91の回転による台紙Dの搬送に応じて、プラテンローラ81が従動回転する構造を有する。
また、本実施形態では、台紙付きラベルDLは、ラベル発行時、台紙Dのみが剥離部812の先端部に沿って、ラベル仮着面(非粘着層側の面)に対して反対の面側に鋭角に屈曲しながら台紙搬送方向に搬送され、非屈曲状態のラベルLが台紙Dから離間する。
すなわち、駆動モータ9などの台紙用ローラ駆動部により、台紙用ローラ91を回転駆動することで、プラテンローラの複雑な駆動制御を行うことなく、簡単な構造で、ラベルにきれいに印字を行うことができるラベルプリンタを提供することができる。
また、簡単な構造で、台紙用ローラ91が規定の搬送量で台紙Dを引張り搬送することができ、台紙からラベルを均一に剥離させることができる。
なお、この台紙用ローラ91は、凹凸部を設けるのに代えて、または凹凸部を有することに加えて、摩擦力の高い材質、例えばゴムなどの弾性材料で形成されていてもよい。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
2…ROM(記憶部)
3…RAM(記憶部)
8…印字部
9…駆動モータ(台紙用ローラ駆動部)
81…プラテンローラ
82…印字ヘッド
91…台紙用ローラ
92…弾性ローラ
100…ラベルプリンタ
200…ラベル貼付装置
210…ラベル貼付部
810…プラテンローラ移動機構
811…プラテンローラ保持部
812…剥離部
920…弾性ローラ移動機構
Claims (3)
- 印字ヘッドとプラテンローラを備える印字部を有し、前記印字ヘッドと前記プラテンローラで印字面が外側となる表巻の台紙付きラベルロールから繰り出される台紙付きラベルを挟んだ状態で当該台紙付きラベルを搬送しながら前記印字ヘッドにより印刷を行うラベルプリンタであって、
前記表巻の台紙付きラベルロールを装着するロール装着部と、
前記印字部よりもラベル搬送方向の下流側に配置され、台紙を鋭角に屈曲させた状態で前記台紙からラベルを剥離させる剥離部と、
前記剥離部よりも台紙搬送方向下流側に配置され、ラベル剥離後の台紙を搬送するための台紙用ローラと、
前記台紙用ローラを回転駆動する台紙用ローラ駆動部と、
前記台紙用ローラとの間で前記台紙を挟圧可能な弾性ローラと、
前記ラベル剥離後の台紙を巻き取る台紙巻き取り装置と、
操作部と、
を備え、
前記プラテンローラの回転軸には駆動力が付与されることなく、前記台紙用ローラの回転による前記台紙の搬送に応じて、前記プラテンローラが従動回転する構成を有し、
前記ロール装着部の回転軸と前記台紙巻き取り装置の回転軸との間の距離は、印字動作が進行するに連れて前記ロール装着部に装着される前記表巻の台紙付きラベルロールの外径が最初に存在していた領域に前記台紙巻き取り装置に巻き取られる前記ラベル剥離後の台紙の外径が存在する領域が侵入していく位置関係とされており、
前記弾性ローラは、装置本体に設けた軸を中心に回転移動することにより、前記弾性ローラの直径よりも大きな範囲で前記台紙用ローラに対して離間可能とされており、かつ、前記剥離部及び前記プラテンローラは、前記台紙用ローラ側又は前記印字ヘッド側へ移動可能とされており、
前記操作部にメンテナンス指示が入力された場合に前記プラテンローラを前記印字ヘッドから離間させ、前記操作部にメンテナンス終了指示が入力された場合に前記プラテンローラを前記印字ヘッド側へ移動させる
ことを特徴とするラベルプリンタ。 - 前記台紙用ローラは、その表面の一部分または全部に凹凸部を有することを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
- 請求項1又は2に記載されたラベルプリンタを備えたラベル貼付装置であって、
前記ラベルプリンタにより発行されたラベルを被貼付物に貼付するラベル貼付部を有することを特徴とするラベル貼付装置。
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JP2016248884A JP6892675B2 (ja) | 2016-12-22 | 2016-12-22 | ラベルプリンタ、ラベル貼付装置 |
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JP2018103991A JP2018103991A (ja) | 2018-07-05 |
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Country Status (1)
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JP7326949B2 (ja) * | 2019-07-11 | 2023-08-16 | セイコーエプソン株式会社 | ラベルプリンター |
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2016
- 2016-12-22 JP JP2016248884A patent/JP6892675B2/ja active Active
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