JP4040153B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はラベル貼付装置に係り、特に帯状台紙から剥離されたラベルを複数の丸ベルトの下面に吸着させて移送し被貼付物に貼付するラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のラベル貼付装置は、一対のローラと一対のローラ間に掛け渡された複数の丸ベルトとファンとを備えている。帯状台紙から剥離されたラベルは、ファンの吸引作用によって丸ベルトの下面に吸着され、丸ベルトに吸着されたラベルは、丸ベルトを回転駆動することによって、丸ベルトに吸着された状態で前記一対のローラ間を移送される。ローラ間を移送されたラベルは、被貼付物に繰り出されラベル先端が前記被貼付物に当接されると共に、押圧手段で被貼付物に押圧されて貼付される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種のラベル貼付装置は、ラベルを貼付部に繰り出す際に、ラベルの先端が被貼付物に当接する時の反動でラベルが後ろ側にずれ、ラベルを被貼付物の所定の位置に精度よく貼付することができないという問題があった。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ラベルを被貼付物の所定の位置に精度よく貼付することができるラベル貼付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成する為に、複数のラベルが仮着された帯状台紙を剥離部材で転向搬送して前記帯状台紙から前記ラベルを剥離させ、該剥離されたラベルを移送手段で移送して被貼付物に繰り出しラベル先端を前記被貼付物に当接させると共に、押圧手段でラベルを介して前記被貼付物に押圧することによりラベルを貼付するラベル貼付装置に於いて、前記移送手段は、前記剥離部材の近傍に設けられた第1のローラと、前記押圧手段の近傍に設けられた第2のローラと、前記第1のローラと第2のローラとの間に掛け渡された無端状ベルトと、前記剥離されたラベルを前記無端状ベルトの下面に吸引保持する吸引手段と、前記無端状ベルトを回転駆動し、前記吸引保持されたラベルを前記被貼付物側へ移送する駆動源と、前記第2のローラ近傍に前記無端状ベルトに転接するように設けた挟持ローラと、を備え、前記無端状ベルトと前記挟持ローラとでラベルを挟持した状態でラベルを繰り出すとともに、ラベルの先端を前記被貼付物に当接すようにしたことを特徴とするラベル貼付装置。
【0006】
本発明によれば、帯状台紙から剥離されたラベルは、吸引手段によって無端状ベルトの下面に吸引保持され、駆動源が無端状ベルトを回転駆動することによって被貼付物側へ移送される。被貼付物側へ達したラベルは、無端状ベルトと挟持ローラとに挟持された状態で被貼付物に繰り出されラベル先端が被貼付物に当接されると共に、押圧手段で被貼付物に押圧されて貼付される。このように、挟持ローラがラベルを無端状ベルトと共に挟持した状態で被貼付物に繰り出すことによって、ラベル先端が被貼付物に当接した際にその反動でラベルが後ろ側にずれることなく、ラベルを被貼付物の所定の位置に精度よく貼付することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るラベル貼付装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明のラベル貼付装置10の全体構成図である。
同図に示すように、ラベル貼付装置10は、主として、多数のラベル17が所定のピッチで仮着された(図3参照)ロール状に巻回した帯状台紙16を回転自在に支持する供給リール12と、ラベル17に印字を行う印字部18と、印字されたラベル17を帯状台紙16から1枚ずつ剥離させる剥離板14と、剥離されたラベル17を移送する移送部20と、移送されたラベル17を被貼付物22に押圧して貼付する押圧ローラ60と、ラベル17が剥離された帯状台紙16を巻き取る巻取リール26とから構成される。そして、供給リール12から搬送路に繰り出された帯状台紙16は、ガイドローラ28aに係合しながら印字部18に搬送される。一方、インクリボン用供給リール30に巻回されたインクリボン32も、印字部18へ搬送される。印字部18に搬送された帯状台紙16とインクリボン32は、印字部18の印字ヘッド34とプラテンローラ36とに挟持されてラベル17の所定位置に必要な印字が施される。
【0008】
印字されたラベルは帯状台紙16の搬送移動により剥離板14に搬送され、インクリボン32はインクリボン用巻取リール38に巻き取られる。
前記剥離板14は先端が鋭角状に形成され、ラベル17が仮着された帯状台紙16が剥離板14の先端で転向搬送されることにより、帯状台紙16よりも剛性の大きなラベル17は、帯状台紙16から剥離されて移送部20へ繰り出される。ラベル17が剥離された帯状台紙16はガイドローラ28bに係合しながら巻取リール26に巻き取られ、インクリボン32はインクリボン用巻取リール38に巻き取られる。巻取リール26の回転軸は、図示しない回転駆動源に連結されており、回転駆動源の駆動力によって帯状台紙16を巻き取る。
【0009】
前記移送部20は、駆動ローラ42と従動ローラ44と複数の丸ベルト40とステッピングモータ48とファン50とで構成される。
駆動ローラ42と従動ローラ44とは、図2に示すように、フード状に形成されたケーシングの後面板52と前面板54との間に回転自在に支持され、駆動ローラ42と従動ローラ44との間には、複数の丸ベルト40、40、…が等間隔で巻き掛けられる。尚、丸ベルト40の代わりに穴開き板状ベルトを使用してもよい。
【0010】
前記駆動ローラ42は、図1に示すように、タイミングベルト46を介してステッピングモータ48に連結され、前記丸ベルト40はステッピングモータ48によって図上矢印方向に間欠的に回転駆動される。
前記駆動ローラ42の近傍には、ローラ56が丸ベルト40に転接して設けられる。ローラ56は丸ベルト40の回転に従動して回転し、帯状台紙16から剥離されて移送部20へ繰り出されたラベル17は、丸ベルト40とローラ56とに挟持される。
【0011】
前記ステッピングモータ48の上方にはファン50が設けられ、丸ベルト40とローラ56とに挟持されたラベル17は、ファン50の吸引作用によって丸ベルト40の下面に吸着され、丸ベルト40の駆動によって図上矢印方向に移送される。
前記従動ローラ44の近傍には、挟持ローラ58が丸ベルト40に転接して設けられ、丸ベルト40の駆動に従動して回転する。従動ローラ44に達したラベル17は、丸ベルト40と挟持ローラ58とに挟持された状態で、別設のコンベヤ21で搬送されてきた被貼付物22へ繰り出され、ラベル17の先端が被貼付物22へ当接される。
【0012】
被貼付物22へ繰り出されたラベル17は、押圧ローラ60によって被貼付物22に押圧されて貼付される。押圧ローラ60は回動板62の先端部に取り付けられ、この回動板62は回動軸64を支点として回動自在である。この回動板62の末端にはスプリング66の一端が取り付けられ、スプリング66の他端はピン68に固定される。これにより、回動板62はスプリング66によって時計回り方向に付勢される。
【0013】
前記駆動ローラ42と従動ローラ44との間にはセンサー72が設けられ、移送されるラベル17の先端を検知する。ラベル17の先端がセンサー72で検知されると、ラベル17は丸ベルト17と挟持ローラ58との間に挟持した状態で丸ベルト40の駆動が停止する。
そして、搬送されてくる被貼付物22の所定のタイミングで丸ベルト40が駆動してラベル17を被貼付物22に貼付する。
【0014】
次に、上記の如く構成されたラベル貼付装置の作用について説明する。
剥離板14で帯状台紙16から剥離されたラベル17は、移送部20へ繰り出され、丸ベルト40とローラ56とに挟持される。丸ベルト40とローラ56とに挟持されたラベル17は、ファン50の吸引作用によって丸ベルト40の下面に吸着され、ステッピングモータ48の回転駆動によって、丸ベルト40の回転と共に図上矢印方向に移送される。
【0015】
被貼付物22の近傍に達したラベル17は、丸ベルト40と挟持ローラ58とに挟持された状態で被貼付物22へ繰り出され、ラベル17の先端が被貼付物22へ当接される。被貼付物22へ繰り出されたラベル17は、押圧ローラ60によってコンベヤ21で搬送されてきた被貼付物22に押圧されて貼付される。この時、挟持ローラ58がラベル17を丸ベルト40と共に挟持した状態で被貼付物22に繰り出すことによって、ラベル17の先端が被貼付部22に当接した際にその反動で後ろ側にずれることなく、ラベル17を被貼付物22の所定の位置に精度よく貼付することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のラベル貼付装置によれば、被貼付物側に達したラベルを前記無端状ベルトとで挟持した状態で前記被貼付物に繰り出す挟持ローラを備えたことによって、ラベル先端が被貼付物に当接した際にその反動でラベルが後ろ側にずれることなく、ラベルを被貼付物の所定の位置に精度よく貼付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル貼付装置の全体構成図
【図2】図1のラベル貼付装置の移送部の上面図
【図3】ラベルが仮着された帯状台紙の詳細を説明する説明図
【符号の説明】
10…ラベル貼付装置
14…剥離板
16…帯状台紙
17…ラベル
20…移送部
22…被貼付物
40…丸ベルト
42…駆動ローラ
44…従動ローラ
48…ステッピングモータ
58…挟持ローラ
60…押圧ローラ
Claims (1)
- 複数のラベルが仮着された帯状台紙を剥離部材で転向搬送して前記帯状台紙から前記ラベルを剥離させ、該剥離されたラベルを移送手段で移送して被貼付物に繰り出しラベル先端を前記被貼付物に当接させると共に、押圧手段でラベルを介して前記被貼付物に押圧することによりラベルを貼付するラベル貼付装置に於いて、
前記移送手段は、前記剥離部材の近傍に設けられた第1のローラと、
前記押圧手段の近傍に設けられた第2のローラと、
前記第1のローラと第2のローラとの間に掛け渡された無端状ベルトと、
前記剥離されたラベルを前記無端状ベルトの下面に吸引保持する吸引手段と、
前記無端状ベルトを回転駆動し、前記吸引保持されたラベルを前記被貼付物側へ移送する駆動源と、
前記第2のローラ近傍に前記無端状ベルトに転接するように設けた挟持ローラと、を備え、
前記無端状ベルトと前記挟持ローラとでラベルを挟持した状態でラベルを繰り出すとともに、ラベルの先端を前記被貼付物に当接するようにしたことを特徴とするラベル貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35615197A JP4040153B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | ラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35615197A JP4040153B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | ラベル貼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11171152A JPH11171152A (ja) | 1999-06-29 |
JP4040153B2 true JP4040153B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=18447596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35615197A Expired - Lifetime JP4040153B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | ラベル貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4040153B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032550A1 (en) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | Ai & Di Co., Ltd. | Adhesive sheet bonding device |
JP7424082B2 (ja) * | 2020-01-31 | 2024-01-30 | ブラザー工業株式会社 | ラベル巻付装置 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP35615197A patent/JP4040153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11171152A (ja) | 1999-06-29 |
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