JP2000281029A - 台紙なしラベルの印字切断装置 - Google Patents
台紙なしラベルの印字切断装置Info
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- JP2000281029A JP2000281029A JP11085538A JP8553899A JP2000281029A JP 2000281029 A JP2000281029 A JP 2000281029A JP 11085538 A JP11085538 A JP 11085538A JP 8553899 A JP8553899 A JP 8553899A JP 2000281029 A JP2000281029 A JP 2000281029A
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Abstract
せる台紙なしラベルの印字切断装置を提供する。 【解決手段】 台紙なしラベルと、この台紙なしラベ
ルに印字する印字部と、印字された台紙なしラベルを単
葉のラベル片に切断する切断機構と、この切断機構の台
紙なしラベル移送方向下流に配置したラベル引出機構
と、を有する台紙なしラベルの印字切断装置において、
ラベル引出機構は、駆動ローラと従動ローラとを配置す
るとともに、この両ローラに弾性部材を介装したことを
特徴とする台紙なしラベルの印字切断装置である。
Description
印字切断機構に関わり、特に帯状のラベル基材の裏面に
粘着剤層を有する長尺状の台紙なしラベルの印字、切断
および移送を円滑に行うことができるようにした台紙な
しラベルの印字切断装置に関する。
のシリコンなどによる剥離剤層を塗布した面に粘着剤層
を有する多数枚のラベル片が所定の間隔で仮着されたラ
ベル連続体が一般的である。ラベル連続体は、ロール状
に巻いて取り扱うが、ラベル片の裏面(粘着剤層)に台
紙があるため、ロール状に巻いてあってもラベル片が互
いにその粘着剤層に貼り付くことなく処理可能であり、
ラベル片に所定印字情報を印字後、台紙から剥離して所
望の被着体に貼付することができる。しかしながら、台
紙は台紙付きラベル連続体の本来の情報表示という機能
に関しては無関係かつ不要なものであり、コスト的には
全く無駄な構成部材である。
6が開発された。台紙なしラベル6は、多数枚のラベル
片3Aに相当する帯状のラベル基材7を有し、ラベル基
材7の裏面に粘着剤層5を設けるとともに、ラベル基材
7の表面に感熱発色剤層8、さらに感熱発色剤層8の上
層にシリコンオイルなどによる剥離剤層4を設けたもの
である。なお、感熱発色剤層8を省略してラベル基材7
に直接剥離剤層4を設けることもできる。
のようにロール状に巻いてもその裏面側の粘着剤層5は
表面側の剥離剤層4と接触するため、ラベル基材7どう
しが互いに貼り付いてしまうことがない。この台紙なし
ラベル6をサーマルプリンタなどを搭載したラベル貼付
装置(図示せず)により所定の印字パターンで感熱発色
剤層8を発色させて所定情報を印字可能とするととも
に、所定ピッチで切断することによって、ラベル片に相
当するラベル片3Aを得ることができる。そして、ラベ
ル片3Aは吸着盤などにより一時的に吸着して所定のタ
イミングで被着体に向けて前進し被着体に貼付させるも
のである。
プリンタなどを搭載したラベル貼付装置を概略的に示す
側面図であって、台紙なしラベルの印字切断装置35
は、台紙なしラベル6の移送方向に沿って印字機構1
0、切断機構11およびラベル引出機構22さらに吸着
貼付機構(図示せず)の一部としての吸着盤1を設けて
ある。印字機構10においては、シリコン加工をなどを
施したプラテン12とサーマルヘッド13との間に台紙
なしラベル6を通し、プラテン12の回転により順方向
への台紙なしラベル6の移送とともに、サーマルヘッド
13に所定の印字信号を供給することによって感熱発色
させて印字を行う。
機構11における固定刃14(カッター下刃)と回転刃
15(カッター上刃)との間および駆動ローラ30と従
動ローラ31からなるラベル引出機構22のローラ間に
供給しながら、所定のタイミングで回転刃15の一回転
駆動により台紙なしラベル6を幅方向に切断して所定長
さの単葉のラベル片3Aを得る。そして、ラベル片3A
はラベル引出機構22により引き出されて吸着盤1など
に移送され吸着保持される。また、台紙なしラベル6は
逆方向に移送され所定の印字位置で停止するようにして
ある。
り、ラベル引出機構22の駆動ローラ30はシリコン加
工をなどを施したシリコンゴムローラからなるもので、
また従動ローラ31は、その表面が凹凸状に形成されて
いる。この構成により台紙なしラベル6の粘着剤層5を
駆動ローラ30側に位置させて移送するものである。ま
た、各ローラ30,31の軸は、仮想線で示した側板2
に回転自在に支持されている。
を得る場合には、台紙なしラベル6の移送にともない台
紙なしラベル6の先端縁が切断機構11の間を通り、ラ
ベル引出機構22の駆動ローラ30に台紙なしラベルの
先端部が当接してローラ間30,31に入り込むので、
従動ローラ31が跳ね上がりラベル送りが安定しないと
いう問題が発生する。
を鑑みなされたもので、台紙なしラベルの移送を安定さ
せて移送するラベルの印字切断装置を提供する。
弾性付勢する部材を設けることに着目したもので、請求
項1によれば、ラベル基材の裏面に粘着剤層を有する長
尺状の台紙なしラベルと、この長尺状の台紙なしラベル
に印字する印字部と、印字された台紙なしラベルを単葉
のラベル片に切断する切断機構と、この切断機構の台紙
なしラベル移送方向下流に配置したラベル引出機構と、
を有する台紙なしラベルの印字切断装置において、前記
ラベル引出機構は、駆動ローラと従動ローラとを配置す
るとともに、この両ローラに弾性部材を介装したことを
特徴とする台紙なしラベルの印字切断装置である。
可能な無端状ベルトであることを特徴とする台紙なしラ
ベルの印字切断装置である。
は、シリコンゴムからなる駆動ローラと、表面凹凸状の
形状からなり金属製で形成された従動ローラからなるこ
とを特徴とする台紙なしラベルの印字切断装置である。
ーラ間に弾性部材を介装したので、両ローラの互いに当
接する方向に押圧させることにより従動ローラの跳ね上
がりを防止するので、台紙なしラベルを安定した移送を
することができる。
ーラ間に収縮可能な無端状ベルトを設けたので、部品点
数をそれほど増やすことなく簡易な構造で安定した台紙
なしラベルの移送をすることができる。
コンゴムからなる駆動ローラと、表面凹凸状の形状から
なり金属製で構成したので、台紙なしラベルの粘着剤層
が付着しにくく長期に亘り安定した台紙なしラベルの移
送をすることができる。
に基づいて説明する。従来と同一の部分には同一の符号
を付し、詳細は省略する。図1はラベル引出機構の説明
図であり、図2は台紙なしラベルの印字切断装置の概略
側面図であって、台紙なしラベルの印字切断装置20
は、印字機構10と、案内機構21と、切断機構11
と、ラベル引出機構22と、制御機構23と、を有す
る。印字機構10は、プラテンローラ12と、サーマル
ヘッド13と、プラテンローラ12を順方向(台紙なし
ラベル6の移送方向)および逆方向に回転可能なプラテ
ン駆動モータ24と、タイミングベルト25と、を有す
る。
端部に設けた案内ローラ26と、案内片27と、を有す
る。案内ローラ26と案内片27との間の間隙に台紙な
しラベル6を通し、下流側の切断機構11に確実に案内
するようにしてある。なお、切断機構11により切断さ
れた状態の台紙なしラベル6の先端部6Aがこの切断機
構11から移送方向とは逆方向に引き離され、つぎに印
字操作にともなって移送方向に移送を再開されたときに
確実に先端部6Aを案内するための案内機構21として
は、プラテンローラ12とサーマルヘッド13との接触
点部分より下方に所定の間隔で位置させた案内片27の
みでもよい。
15と、回転刃15を一方向に回転駆動するカッター駆
動モータ28と、タイミングベルト29と、を有する。
なお、回転刃15は、切断のための一回転後、台紙なし
ラベル6ないしはラベル片3Aの移送に支障にならない
位置に待機する。
施した駆動ローラ30と、自重が重い金属製からなり、
その表面が凹凸状に形成された従動ローラー31と、駆
動ローラ30を一方向に回転駆動するローラー駆動モー
ター32と、丸ベルト33とを有する。また、従動ロー
ラ31の表面にはシリコンなどの剥離剤を施してあって
もよい。このラベル引出し機構22は、切断より形成さ
れた単葉のラベル片3Aを切断機構11よりさらに下流
側に移送するもので、下流には吸着貼付機構としての一
部である吸着盤1が配置されてある。
からの信号、および外部信号(たとえば物体検知センサ
ー)からの印字情報信号を受信するとともに、上述の各
機構、印字機構10,切断機構11およびラベル引き出
し機構22を制御する。上流側検出センサー34は、台
紙なしラベル6の検出マーク(図示せず)を検出するこ
とによりそのピッチを検出する場合、あるいは印字デー
タ量によってピッチを判断する構成においては台紙なし
ラベル6の有無を検出する場合などがある。
2は、前述した駆動ローラ30と従動ローラ31とから
なり、各ローラ30,31の支持軸30A、31Aの一
方は本体フレーム(図示せず)に支持されるとともに、
他方には仮想線で示すように側板2に回転可能い支持さ
れている。また、駆動ローラ30と従動ローラ31との
支持軸30A、31Aには各々プーリー30B、31B
が設けられ、このプーリー30B、31Bに弾性部材で
ある収縮可能な無端ベルト3が設けられており、この無
端ベルト3により駆動ローラ30と従動ローラ31と
が、ローラ間30,31に当接する方向に押圧されると
とに、台紙なしラベル6の先端部6Aを挟持して移送で
きるようにしてある。無端ベルト3は、ゴム製の丸ベル
トでもよく、また無端ベルト3は、必要に応じて各ロー
ラ30,31の軸方向の両側に設けてもよく、台紙なし
ラベル6を挟持移送できる押圧力のものであれば何れの
ものであってもよい。
装置20において、切断機構11により切断された台紙
なしラベル6の先端部6Aを固定刃14から引き離すた
めの逆方向移送操作(バックフィード操作)を行うタイ
ミングとしては、たとえば制御機構23からの印字開始
信号により開始する場合、あるいは印字終了信号により
開始する場合があるが、本発明の実施の形態では、印字
終了信号により逆方向移送操作(バックフィード操作)
をするものである。
て、印字機構10により印字を開始し、台紙なしラベル
6は順方向に移送され台紙なしラベル6の先端部6A
は、切断機構11及びラベル引出機構22のローラ間に
移送される。ラベル引出機構22のローラ間の押圧は、
台紙なしラベル6の先端部6Aを挟持可能な押圧力によ
って、挟持して移送することができる。また、無端ベル
ト3により従動ローラ31が跳ね上がることがなく台紙
なしラベル6の安定した移送をすることができる。
ベル6を移送されると切断機構11により台紙なしラベ
ル6を切断し、切断された台紙なしラベル6の先端部6
Aは、印字終了信号によりバックフィードされ適正な印
字位置に引き戻される。また、切断された単葉のラベル
片3Aはラベル引出機構22により吸着盤1に移送され
吸着盤1よってラベル片3Aが吸着される。そして、図
示しない搬送機構により搬送されてきた被着体(図示せ
ず)が吸着盤1の下面に到達するとラベル3Aを吹き飛
ばして被着体に貼付するものである。このラベル貼付処
理としては、貼付ローラ(図示せず)により貼付処理あ
るいは手貼り処理などある。また、貼付機構を不要とし
てもよい。
ベル引出機構の両ローラ間に弾性部材である収縮可能な
無端状ベルトを介装して、両ローラに押圧させることに
より従動ローラの跳ね上がりを防止するので、台紙なし
ラベルを安定した移送をすることができ、台紙なしラベ
ルのジャムリがない。また、複雑な構成にすることな
く、安定した台紙なしラベルの移送をすることができ
る。さらに、ラベル引出機構はシリコンゴムからなる駆
動ローラと、表面凹凸状の形状からなり金属製で構成し
たので、台紙なしラベルの粘着剤層が付着しにくく長期
に亘り安定した台紙なしラベルの移送をすることができ
る。
る。
した概略説明図である。
明図である。
た概略説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ラベル基材の裏面に粘着剤層を有す
る長尺状の台紙なしラベルと、この長尺状の台紙なしラ
ベルに印字する印字部と、印字された台紙なしラベルを
単葉のラベル片に切断する切断機構と、この切断機構の
台紙なしラベル移送方向下流に配置したラベル引出機構
と、を有する台紙なしラベルの印字切断装置において、 前記ラベル引出機構は、駆動ローラと従動ローラとを配
置するとともに、この両ローラに弾性部材を介装したこ
とを特徴とする台紙なしラベルの印字切断装置。 - 【請求項2】 前記弾性部材は、収縮可能な無端状ベ
ルトであることを特徴とする請求項1記載の台紙なしラ
ベルの印字切断装置。 - 【請求項3】 前記ラベル引出機構は、シリコンゴム
からなる駆動ローラと、表面凹凸状の形状からなり金属
製で形成された従動ローラからなることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の台紙なしラベルの印字切断
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085538A JP2000281029A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 台紙なしラベルの印字切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085538A JP2000281029A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 台紙なしラベルの印字切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000281029A true JP2000281029A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13861667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11085538A Pending JP2000281029A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 台紙なしラベルの印字切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000281029A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014234170A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | サトーホールディングス株式会社 | ラベル貼付装置 |
WO2023008141A1 (ja) * | 2021-07-30 | 2023-02-02 | ブラザー工業株式会社 | ラベル貼付装置 |
WO2023037668A1 (ja) * | 2021-09-08 | 2023-03-16 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラム |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11085538A patent/JP2000281029A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014234170A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | サトーホールディングス株式会社 | ラベル貼付装置 |
WO2023008141A1 (ja) * | 2021-07-30 | 2023-02-02 | ブラザー工業株式会社 | ラベル貼付装置 |
WO2023037668A1 (ja) * | 2021-09-08 | 2023-03-16 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラム |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080515 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080523 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090406 |