JP7324580B2 - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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本発明は、撮像装置および撮像方法に関する。
従来、穴の内周面に設けられた所定の印を撮像する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
再公表WO2004/014733号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の縦ピロー型製袋包装機300に採用されている撮像装置は、バーコードリーダ302d(撮像手段)が紙管101の穴(穴)の内周面を走査し、当該内周面に設けられたラベル110dのバーコード(印)を撮像する構成であるため、撮像手段の死角に印が位置していた場合、撮像手段と穴とを相対回転させる動作が必要となり、当該撮像装置の撮像タイミングにばらつきが生じ、例えば、当該撮像装置が採用されている縦ピロー型製袋包装機300等の母体装置の単位時間当たりの処理能力が低下するという不都合がある。
本発明の目的は、撮像タイミングがばらつくことを防止することができる撮像装置および撮像方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、印付与領域における撮像手段の死角領域を凹型鏡面で撮像領域内に映し出すので、当該撮像手段と穴とを相対回転させる動作が不要となり、撮像タイミングがばらつくことを防止することができる。
変位手段を備えれば、撮像領域内に映し出す撮像手段の死角領域を変更することができる。
曲率変更手段を備えれば、撮像領域内に映し出す撮像手段の死角領域を変更することができる。
(A)~(D)は、本発明の撮像装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、本発明の撮像装置EAは、被着体WKに接着シートASを貼付するシート貼付装置EA1に採用されている。
シート貼付装置EA1は、被着体WKに接着シートASを貼付する貼付手段10と、被着体WKを支持して搬送する被着体搬送手段20と、当該シート貼付装置EA1の全体的または部分的な動作を制御するパーソナルコンピュータやシーケンサ等の制御手段30と、制御手段30の判定結果を出力する発音器、モニタ、パネル、表示灯等の報知手段40とで構成されている。
撮像装置EAは、所定の間隔DSで穴HLの内周面HL3を1周する領域が印付与領域MAとされ、当該印付与領域MAに設けられた所定の印MKを撮像する装置であって、所定の撮像領域PAを撮像する撮像手段50と、対象とするものを映し出す鏡面反射手段60とを備えている。
貼付手段10は、複数の接着シートASが帯状の剥離シートRLに仮着された原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内するガイドローラ12と、剥離縁13Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板13と、被着体WKに接着シートASを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ14と、駆動機器としての回動モータ15Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ15Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ15と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1の自動運転が行われている間、ピンチローラ15Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ16と、当該貼付手段10を構成する前述の各部材を直接的または間接的に支持するフレーム17と、蝶番18Aを介してフレーム17に対して開閉可能に支持されるとともに、ブラケット18Bを介して鏡面反射手段60を支持するカバー部材18とを備えている。
なお、原反RSは、第1開口部HL1と第2開口部HL2と内周面HL3とを有する穴HLが形成された中空管HPに巻回されて原反巻回物RRとされている。また、原反RSは、中空管HPの穴HLを支持ローラ11に通し、当該支持ローラ11に設けられたストッパ11Aに第2開口部HL2が突き当たると、シート貼付装置EA1に対して所定の位置にセットされるようになっている。この際、支持ローラ11は印MKに覆い被さることはない。
なお、本実施形態の場合、図1(D)にも示すように、中空管HPにおける第1開口部HL1と、当該第1開口部HL1から離れた内周面HL3上の第1内周点PT1との間隔を所定の間隔DS(本実施形態の場合、30mm)とし、当該所定の間隔DSで内周面HL3を1周する領域が印付与領域MAとされ、当該印付与領域MA内のどこかの位置に印MKとして二次元コードが設けられている。
被着体搬送手段20は、駆動機器としてのリニアモータ21と、そのスライダ21Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって保持面22Aで吸着保持が可能な支持テーブル22とを備えている。
撮像手段50は、ブラケット51を介してフレーム17に支持されたカメラ52を備え、斜め手前上方から内周面HL3を撮像する位置に配置されている。なお、カメラ52は、鏡面反射手段60によって鏡映しとなって映し出された撮像画像からでも、印MKを鏡映し前の状態として読み込むことができる。また、印MKの位置によっては、カメラ52に直接撮像される位置と、鏡面反射手段60によって映し出される位置との両方に、当該印MKが映り込む場合があるが、カメラ52は、それらを1つの印として読み込むことができる。
鏡面反射手段60は、印付与領域MAにおけるカメラ52の死角領域BAを撮像領域PA内に映し出す凹型鏡面61Aを備えたステンレス板61と、撮像領域PA内に映し出すカメラ52の死角領域BAの位置を変更可能な変位手段62と、凹型鏡面61Aの曲率を変更する曲率変更手段63とを備えている。
ステンレス板61は、カメラ52側の面が鏡面磨きされることで凹型鏡面61Aを構成している。
変位手段62は、ブラケット18Bに支持された駆動機器としてのXYテーブル62Aと、XYテーブル62Aの出力部62Bに支持された駆動機器としての直動モータ62Cと、直動モータ62Cの出力軸62Dに支持された駆動機器としての回動モータ62Eと、回動モータ62Eの出力軸62Fに支持され、曲率変更手段63を介してステンレス板61を支持する支持フレーム62Gとを備え、前後、左右、上下方向およびX軸を中心とする円周方向にステンレス板61を移動可能となっている。
曲率変更手段63は、支持フレーム62Gに支持され、それぞれの出力軸63Bでステンレス板61の両端部を支持する駆動機器としての2体の直動モータ63Aを備えている。
以上のシート貼付装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。この際、使用者は、変位手段62および曲率変更手段63を駆動し、カメラ52が撮像しきれない印付与領域MAにおける死角領域BAを、当該カメラ52が撮像できるように、変位手段62や曲率変更手段63を駆動し、ステンレス板61の位置、角度および凹型鏡面61Aの曲率等を調整する。また、使用者は、当該シート貼付装置EA1で使用する原反RSの品名や型式等を表す数値、文字、記号等の原反情報を図示しない操作手段を介して制御手段30に入力しておく。
次いで、使用者がカバー部材18を開き、図1(B)に示すように、ストッパ11Aに穴HLの第2開口部HL2を突き当て、原反巻回物RRを支持ローラ11にセットした後、原反RSを図1(A)に示すように掛け回してカバー部材18を閉じる。すると、カメラや投影機等の撮像機器や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の図示しない検知手段が、カバー部材18が閉じられたことを検知し、このタイミングで撮像手段50がカメラ52を駆動し、撮像領域PAの撮像を行って撮像画像を制御手段30に出力する。この際、カメラ52は、図1(C)に示すように、直接見える穴HLの内周面HL3と、凹型鏡面61Aによって鏡映しとなって映し出されて見える穴HLの内周面HL3とで、印付与領域MA全域を撮像画像中に収めることができるので、印MKを撮像できないことはない。具体的には、図1(C)に示すように、付番MPを付した矢印の先(カメラ52の死角領域BA)に印MKがあった場合、カメラ52では直接見ることはできないが、ステンレス板61の凹型曲面61Aに当該印MKが鏡写しとなって映し出されるので、当該カメラ52は、印MKを間接的に撮像することができ、常に所定のタイミングで撮像を行うことができる。なお、言うまでもないが、死角領域BAにない印MKはカメラ52で直接撮像することができる。
カメラ52から出力された印MKが制御手段30に入力されると、当該制御手段30は、当該印MKを一定の規則に従って数字、文字、記号等の入力情報に変換し、先に入力されている原反情報に対して適合しているか、適合していないかの判定を行う。ここで、入力情報が原反情報に対して適合していないと制御手段30が判定すると、当該制御手段30が報知手段40に対して駆動指令を出力するとともに、当該シート貼付装置EA1が作動しないようにインターロックを掛ける。すると、報知手段40が発音器等を駆動し、入力情報が原反情報に対して適合していないことを使用者に知らせる。その後、使用者が報知手段40による報知を認識すると、セットした原反巻回物RRをシート貼付装置EA1から取外した後、上記と同様にして、他の原反巻回物RRを当該シート貼付装置EA1にセットする。
次に、上記と同様にして入力情報が原反情報に対して適合していると制御手段30が判定すると、当該制御手段30が報知手段40に対して駆動停止指令を出力するとともに、当該シート貼付装置EA1のインターロックを解除する。すると、報知手段40が発音器等の駆動を停止し、入力情報が原反情報に対して適合していることを使用者に知らせた後、貼付手段10が回動モータ15Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板13の剥離縁13Aで所定長さ剥離されると、回動モータ15Aの駆動を停止する。そして、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、支持テーブル22上に被着体WKを載置すると、被着体搬送手段20が図示しない減圧手段を駆動し、保持面22Aで被着体WKの吸着保持を開始する。
次いで、被着体搬送手段20がリニアモータ21を駆動し、支持テーブル22を左方に移動させ、被着体WKが所定の位置に到達すると、貼付手段10が回動モータ15Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シートASは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ14によって被着体WKに押圧されて貼付される。次に、先頭の接着シートASに次ぐ次の接着シートASの繰出方向先端部が、剥離板13の剥離縁13Aで所定長さ剥離されると、貼付手段10が回動モータ15Aの駆動を停止する。そして、被着体WKに接着シートAS全体が貼付され、支持テーブル22が押圧ローラ14の左方所定位置に到達すると、被着体搬送手段20がリニアモータ21の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面22Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次いで、使用者または図示しない搬送手段が、接着シートASが貼付された被着体WKを次工程に搬送すると、被着体搬送手段20がリニアモータ21を駆動し、支持テーブル22を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、印付与領域MAにおけるカメラ52の死角領域BAを凹型鏡面61Aで撮像領域PA内に映し出すので、当該撮像手段50と穴HLとを相対回転させる動作が不要となり、撮像タイミングがばらつくことを防止することができる。
本発明における手段及び工程は、それら手段及び工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる1実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、撮像手段は、所定の撮像領域を撮像可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
貼付手段10は、支持ローラ11に代えてまたは併用して、中空管HPに巻回された原反RSを下方から支えて支持するローラやベルト等を採用してもよいし、支持ローラ11として、円柱形状、円筒形状、楕円あるいは多角の筒形状や柱形状のものが採用されてもよいし、ストッパ11Aを備えていない支持ローラ11が採用されてもよいし、フレーム17に対して回転または回転不能な支持ローラ11が採用されてもよいし、撮像手段50が印MKを撮像できる透明な部材で支持ローラ11が構成されていれば、ストッパ11Aに第2開口部HL2が突き当たった際、当該支持ローラ11が印MKに覆い被さっていてもよい。
貼付手段10は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反を繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を採用し、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断手段で形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シートASとしてもよいし、接着シートASを剥離シートRLから剥離する際、原反RSに所定の張力が付与されるように回動モータ15Aのトルク制御を行ってもよいし、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、巻回したりファンフォールド折りにしたりすることなく単に集積して剥離シートRLを回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよい。
貼付手段10は、天地反転して配置したり横置きに配置したりして、被着体WKの下面や側面等に接着シートASを貼付するように構成してもよいし、押圧ローラ14の代わりに、駆動機器であって押圧手段としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で接着シートASを保持し、当該保持部材で保持した接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する構成でもよいし、押圧ローラ14を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を採用し、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよい。
被着体搬送手段20は、支持テーブル22を移動させることなくまたは移動させつつ、貼付手段10を移動させて被着体WKに接着シートASを貼付してもよいし、保持手段が備わっていなくてもよいし、他の装置で被着体WKを支持して搬送する場合、シート貼付装置EA1に備わっていなくてもよい。
撮像手段50は、一次元コードリーダ、二次元コードリーダ、投影機、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等を採用してもよいし、撮像画像を制御手段30に出力しなくてもよいし、撮像画像を記憶したり、他の装置に出力したりする構成でもよいし、例えば、レンズやプリズム等の画像補正部材や、コンピュータやプログラム等によって撮像画像を当該撮像手段や制御手段30が印MKを読み取れるようにまたは、読み取り易くするようにしてもよい。
鏡面反射手段60は、ステンレス板61以外に、例えば、鏡や樹脂板等を採用してもよく、死角領域BAを撮像手段50の撮像領域PA内に映し出すことができればどのようなものでもよい。
凹型鏡面61Aは、半円弧や1/4円弧等の円弧状の凹型鏡面でもよいし、放物線状の凹型鏡面でもよいし、多角形型の凹型鏡面でもよいし、二次曲面からなる凹型鏡面でもよいし、三次曲面からなる凹型鏡面でもよく、死角領域BAを撮像手段50の撮像領域PA内に映し出すことができればどのような凹型鏡面でもよい。
変位手段62は、Y軸やZ軸を中心とする円周方向にステンレス板61を移動させる駆動機器を採用してもよいし、X軸方向に移動する出力軸を備えた駆動機器と、Y軸方向に移動する出力軸を備えた駆動機器とを適宜に組み合わせてXYテーブル62Aの代替としてもよいし、当該変位手段62を構成する駆動機器のうち少なくとも1つが備わっていなくてもよいし、人手でステンレス板61の位置や角度を調整してもよいし、本発明の撮像装置EAに備わっていなくてもよい。
曲率変更手段63は、1体または3体以上の駆動機器で凹型鏡面61Aの曲率を変更してもよいし、人手で凹型鏡面61Aの曲率を変更してもよいし、本発明の撮像装置EAに備わっていなくてもよい。
中空管HPは、円筒形状に限らず、楕円筒形状や多角筒形状であってもよいし、紙製、樹脂製、金属製等であってもよいし、原反RS以外に、例えば、帯状の剥離シートRLに帯状の接着シート基材が仮着された接着シート原反、剥離シートRLに仮着されていない基材と接着剤層とからなる帯状の接着シート基材、単層または複層の紙の他、電線、針金、糸、布、ロープ、ホース、鋼板、樹脂板等の長尺体等が巻回されるものであってもよいし、原反RSや長尺体等が巻回されることのないパイプやホース等の単なる筒状体や、缶やコップ等の容器状のもの等、何ら限定されるものではない。
穴HLは、第2開口部HL2がない(底のある)「穴」でもよいし、第2開口部HL2がある(底のない)「孔」でもよいし、円形状、楕円形状、多角形状等の穴でもよいし、中空管HPに形成された穴HLの他、例えば、筒状体や環状体を構成する穴、地面や壁に掘られた穴や空洞等、何ら限定されるものではない。
印付与領域MAは、所定の間隔DSが30mmでなくてもよく、例えば1mmや10mm等、30mm以下でもよいし、50mmや1m等、30mm以上でもよい。また印付与領域MAは、例えば、図1(D)に示すように、穴HLの第1開口部HL1から離れた内周面HL3上の第2内周点PT2と、当該第2内周点PT2から離れた内周面HL3上の第3内周点PT3との間隔を所定の間隔DSとし、当該所定の間隔DSで内周面HL3を1周する領域でもよいし、同図1(D)に示すように、穴HLの第1開口部HL1から離れた内周面HL3上の第4内周点PT4と、穴HLの第2開口部HL2との間隔を所定の間隔DSとし、当該所定の間隔DSで内周面HL3を1周する領域でもよいし、同図1(D)に示すように、中空管HPにおける穴HLの第1開口部HL1と、当該穴HLの第2開口部HL2との間隔を所定の間隔DSとし、当該所定の間隔DSで内周面HL3を1周する領域でもよい。なお、内周点PT2の位置は内周点PT1と同じでもよいし、内周点PT3の位置は内周点PT4と同じでもよい。
印MKは、一次元コード、二次元コード、文字、図形、模様、刻印、傷、割れ、シミ、突起物、凹凸物またはそれらが組み合わさったもの等、何ら限定されるものではないし、印付与領域MAに直接印刷されたり記載されたり刻印されたりしたものであってもよいし、ラベルや粘着テープ等の接着シートに印刷されたものでもよいし、印付与領域MAの1箇所または複数箇所に設けられていてもよいし、例えば、原反RSのロットナンバー、使用した原反RSの長さ、原反RSの残りの長さ、接着シートASの品質保証期限、原反RSや接着シートASの使用期限や消費期限、繰出開始前後の接着シートASの残数、繰り出された接着シートASの枚数、接着シートASを最適に繰り出すことのできる推奨繰出速度、接着シートASを最適に貼付することができる推奨貼付張力や推奨押圧力や貼付温度等の接着シートASの貼付条件、接着シートASや原反RSについての相談窓口の連絡先等をであってもよく、シート貼付装置EA1は、当該印をモニタやパネル等の表示手段(報知手段40)に表示させてもよいし、撮像手段50が撮像した撮像画像中の印MKの内容に基づいて、制御手段30で各駆動機器を制御してもよく、例えば、接着シートASの推奨繰出速度を基にして、回動モータ15Aの回転速度や、リニアモータ21で支持テーブル22を移動させる移動速度を制御したり、推奨押圧力を基にして、押圧ローラ14を昇降させる図示しない直動モータの昇降量やその出力軸に加えるトルクなどを制御したり、押圧力を制御したり、加熱手段の温度を制御してもよい。
撮像装置EAは、穴HLの内側に鏡面反射手段60が配置されていてもよいし、穴HLの内側に撮像手段50と鏡面反射手段60との両方が配置されていてもよいし、シート貼付装置EA1以外に、例えば、印MKの有り無しを判定するものや、印MKの色や形状を判定する判定装置、中空管HPに巻回された原反RSや長尺体等を繰り出して所定長さに切断する切断装置、原反RSや長尺体に所定の印刷や印字を行う印刷機械、穴HLの内周面HL3に形成された傷、割れ、シミ等を検知する検知装置、地面や壁に掘られた穴や空洞等の内周面に設けられた印MKや傷等を撮像する検査装置等、どんなものに採用されてもよいし、他の装置や他の機構等に採用されることなく、単体で使用されてもよく、印付与領域MAに設けられた所定の印MKを撮像する必要のあるものであればどのようなものに採用されてもよい。
シート貼付装置EA1は、被着体搬送手段20、制御手段30および報知手段40のうち少なくとも1つが備わっていなくてもよいし、例えば、入力情報が原反情報に対して適合していないと制御手段30が判定した際、当該制御手段30は、報知手段40に対して駆動指令を出力しなくてもよいし、シート貼付装置EA1にインターロックを掛けなくてもよいし、入力情報が原反情報に対して適合していると制御手段30が判定した際、当該制御手段30は、報知手段40に対して駆動指令を出力し、その旨を使用者に知らせてもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の印記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、印記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA 撮像装置
50 撮像手段
60 鏡面反射手段
61A 凹型鏡面
BA 死角領域
DS 所定の間隔
HL 穴
HL3 内周面
MA 印付与領域
MK 印
PA 撮像領域

Claims (4)

  1. 所定の間隔で穴の内周面を1周する領域が印付与領域とされ、当該印付与領域に設けられた所定の印を撮像する撮像装置において、
    所定の撮像領域を撮像する撮像手段と、
    対象とするものを映し出す鏡面反射手段とを有し、
    前記鏡面反射手段は、前記印付与領域における前記撮像手段の死角領域を前記撮像領域内に映し出す凹型鏡面を備えていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記鏡面反射手段は、前記撮像領域内に映し出す前記撮像手段の死角領域の位置を変更可能な変位手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記鏡面反射手段は、凹型鏡面の曲率を変更する曲率変更手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 所定の間隔で穴の内周面を1周する領域が印付与領域とされ、当該印付与領域に設けられた所定の印を撮像する撮像方法において、
    所定の撮像領域を撮像手段撮像する撮像工程と、
    対象とするものを鏡面反射手段映し出す鏡面反射工程とを実施し、
    前記鏡面反射工程では、前記印付与領域における前記撮像手段の死角領域を前記鏡面反射手段が備える凹型鏡面を用いて前記撮像領域内に映し出すことを特徴とする撮像方法。
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