JP7067951B2 - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents

シート貼付装置およびシート貼付方法 Download PDF

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本発明は、シート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
従来、接着シートに所定の張力を付与して当該接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6-216242号公報
特許文献1に記載された従来のシート貼付装置では、粘着テープ2(接着シート)の繰出方向の逆方向にテンションローラ10を回転させることで、接着シートに所定の張力を付与して当該接着シートを被着体に貼付する構成であるため、接着シートの表面にテンションローラ10の擦れによる傷が付くという不都合を発生する。
本発明の目的は、接着シートに傷が付くことを極力防止して当該接着シートに所定の張力を付与しつつ、当該接着シートを被着体に貼付することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、繰出ローラを原反の繰出方向に回転させながら、接着シートに所定の張力を付与するので、接着シートに傷が付くことを極力防止して当該接着シートに所定の張力を付与しつつ、当該接着シートを被着体に貼付することができる。
また、接着シートが被着体に接着する接着縁の長さに応じて、当該接着シートに付与する張力を増減可能な構成とすれば、例えば、接着縁の単位長さあたりの張力を一定にすることができる。
さらに、剥離手段との間に位置する剥離シートに弛みを形成しつつ、剥離シートを回収する構成とすれば、剥離シートが引っ張られることで接着シートに付与する張力が変化することを防止することができる。
また、跨り期間の前の段階および跨り期間の後の段階のうち少なくとも一方の段階において、剥離シートに所定の張力を付与する構成とすれば、剥離シートを適切に回収することができる。
本発明の実施形態に係るシート貼付装置の側面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明のシート貼付装置EAは、帯状の剥離シートRLに所定間隔をおいて複数の接着シートASが仮着された原反RSに、繰出力を付与して当該原反RSを繰り出す繰出ローラ13を備えた繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出される原反RSの剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板20と、剥離板20で剥離された接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ30と、接着シートASが剥離された剥離シートRLを回収する回収手段40と、繰出手段10と被着体WKとを相対移動させる移動手段50とを備えている。
繰出手段10は、巻回された原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内するガイドローラ12と、駆動機器としての回動モータ13Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ13Bとで原反RSを挟み込み、原反RSに繰出力を付与する繰出ローラ13とを備えている。
回収手段40は、駆動機器としての回動モータ41Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ41Bとで剥離シートRLを挟み込む送りローラ41と、ピンチローラ41Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与して当該剥離シートRLを回収する回収ローラ42と、剥離板20と繰出ローラ13との間に位置する剥離シートRLの弛みを検知するカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の弛み検知手段43とを備えている。
移動手段50は、駆動機器としてのリニアモータ51と、そのスライダ51Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面52Aを有する支持テーブル52とを備えている。
以上のシート貼付装置EAの動作を説明する。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EAに対し、シート貼付装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して、シート貼付装置EAに運転開始の信号を入力する。すると、繰出手段10および回収手段40が回動モータ13A、41Aを駆動し、図1中実線で示すように、原反RSを繰り出して先頭の接着シートASが剥離板20の剥離縁20Aで剥離シートRLから所定長さ剥離されると、回動モータ13A、41Aの駆動を停止し、シート貼付装置EAがスタンバイ状態となる。
次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、被着体WKを支持テーブル52上に載置すると、移動手段50が図示しない減圧手段を駆動し、支持面52Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、移動手段50がリニアモータ51を駆動し、支持テーブル52を左方へ移動させ、被着体WKが所定の位置に到達すると、繰出手段10および回収手段40が回動モータ13A、41Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASは、図1中二点鎖線で示すように、剥離板20の剥離縁20Aで剥離シートRLから剥離されつつ、押圧ローラ30によって被着体WKの上面に押圧されて貼付される。
接着シートAS全体が被着体WKに貼付され、次の接着シートASが剥離縁30Aで剥離シートRLから所定長さ剥離されると、繰出手段10および回収手段40が回動モータ13A、41Aの駆動を停止し、シート貼付装置EAが再びスタンバイ状態となる。次に、接着シートAS全体が貼付された被着体WKが押圧ローラ30の左方の所定位置に到達すると、移動手段50がリニアモータ51および図示しない減圧手段の駆動を停止する。そして、使用者または図示しない搬送手段が、接着シートASが貼付された被着体WKを次の工程に搬送した後、移動手段50がリニアモータ51を駆動し、支持テーブル52を初期位置に復帰させ、以降、上記同様の動作が繰り返される。
ここで、繰出手段10および移動手段50は、相互に協調し、剥離シートRLと被着体WKとの間に接着シートASが跨っている跨り期間中、繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させながら、接着シートASに所定の張力FCを付与するようになっている。
すなわち、繰出手段10および移動手段50は、相互に協調し、剥離板20で剥離された接着シートASの繰出方向先端部ASFが押圧ローラ30によって被着体WKに貼付されてから、接着シートASの繰出方向後端部ASRが剥離シートRLから離間するまでの跨り期間中、移動手段50が支持テーブル52を移動させるリニアモータ51のトルクを一定に保ち、繰出手段10が繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させる回動モータ13Aのトルクまたは速度を制御し、接着シートASに所定の張力を付与する。これにより、接着シートASは、所定の張力が付与された状態で被着体WKに貼付される。
なお、本実施形態の場合、繰出手段10および移動手段50は、相互に協調し、跨り期間中、繰出手段10が繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させる回動モータ13Aのトルクを一定に保ち、移動手段50が支持テーブル52を移動させるリニアモータ51のトルクまたは速度を制御し、接着シートASに所定の張力を付与してもよいし、跨り期間中、移動手段50が支持テーブル52を移動させるリニアモータ51の速度を一定に保ち、繰出手段10が繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させる回動モータ13Aのトルクまたは速度を制御し、接着シートASに所定の張力を付与してもよいし、跨り期間中、繰出手段10が繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させる回動モータ13Aの速度を一定に保ち、移動手段50が支持テーブル52を移動させるリニアモータ51のトルクまたは速度を制御し、接着シートASに所定の張力を付与してもよい。
また、繰出手段10および移動手段50は、相互に協調し、接着シートASが被着体WKに接着する接着縁AS1の長さ(前後方向の長さ)に応じて当該接着シートASに付与する張力を増減させるようになっている。
すなわち、繰出手段10および移動手段50は、例えば、接着縁AS1の単位長さあたりの張力が一定になるように当該接着シートASに付与する張力が制御され、接着縁AS1の長さが2倍になれば、その際に付与する張力も2倍となるように、接着縁AS1の長さと接着シートASに付与する張力との関係が正比例関係となるように制御されている。このような構成により、繰出手段10および移動手段50は、接着シートASの形状が例えば円形、三角形や四角形またはそれ以上の多角形、楕円形またはそれら以外の形状であったとしても、当該接着シートASに均一の張力を付与して被着体WKに貼付することができる。
このように、接着縁AS1の長さに応じて接着シートASに付与する張力を増減させる場合、繰出手段10は、接着縁AS1の長さを測長可能なカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の接着縁測長手段を備えていてもよいし、被着体WKの形状が予め解っている場合は、接着縁測長手段を設けずに、支持テーブル52の位置に応じて接着縁AS1の単位長さあたりの張力が一定になるように、当該接着シートASに張力を付与してもよい。
さらに、回収手段40は、図1中二点鎖線で示すように、跨り期間中、剥離板20との間に位置する剥離シートRLに弛みを形成しつつ、当該剥離シートRLを回収するようになっている。
すなわち、剥離板20で剥離された接着シートASの繰出方向先端部ASFが押圧ローラ30によって被着体WKに貼付されると、回収手段40が回動モータ41Aの駆動を停止し、剥離シートRLの回収を中止して当該剥離シートRLを弛ませる。その後、回収手段40が回動モータ41Aの駆動と停止を繰り返し、剥離シートRLの弛みが常に弛み検知手段43に検知されるようにしながら当該剥離シートRLの回収を行う。
また、繰出手段10および回収手段40は、相互に協調し、当該繰出手段10で原反RSを繰り出している原反繰出中、跨り期間の前の段階および、跨り期間の後の段階のうち少なくとも一方の段階において、接着シートASの繰出方向に繰出ローラ13を回転させながら、剥離シートRLに所定の張力を付与するようになっている。
すなわち、繰出手段10および回収手段40は、相互に協調し、シート貼付装置EAがスタンバイ状態となっている状態から、剥離板20で剥離された接着シートASの繰出方向先端部ASFが押圧ローラ30によって被着体WKに貼付されるまでの跨り期間の前の段階、および、接着シートASの繰出方向後端部ASRが剥離シートRLから離間してから、シート貼付装置EAが再びスタンバイ状態となるまでの跨り期間の後の段階のうち少なくとも一方の段階において、回収手段40が送りローラ41を回転させる回動モータ41Aのトルクを一定に保ち、繰出手段10が繰出ローラ13を回転させる回動モータ13Aのトルクまたは速度を制御し、剥離シートRLに所定の張力を付与する。これにより、剥離シートRLを適切に回収することができる。
なお、本実施形態の場合、繰出手段10および回収手段40は、相互に協調し、跨り期間の前の段階および跨り期間の後の段階のうち少なくとも一方の段階において、繰出手段10が繰出ローラ13を回転させる回動モータ13Aのトルクを一定に保ち、回収手段40が送りローラ41を回転させる回動モータ41Aのトルクまたは速度を制御し、剥離シートRLに所定の張力を付与してもよいし、跨り期間の前の段階および跨り期間の後の段階のうち少なくとも一方の段階において、回収手段40が送りローラ41を回転させる回動モータ41Aの速度を一定に保ち、繰出手段10が繰出ローラ13を回転させる回動モータ13Aのトルクまたは速度を制御し、剥離シートRLに所定の張力を付与してもよいし、跨り期間の前の段階および跨り期間の後の段階のうち少なくとも一方の段階において、繰出手段10が繰出ローラ13を回転させる回動モータ13Aの速度を一定に保ち、回収手段40が送りローラ41を回転させる回動モータ41Aのトルクまたは速度を制御し、剥離シートRLに所定の張力を付与してもよい。
以上のような実施形態によれば、繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させながら、接着シートASに所定の張力を付与するので、接着シートASに傷が付くことを極力防止して当該接着シートASに所定の張力を付与しつつ、当該接着シートASを被着体WKに貼付することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、剥離手段は、繰出手段で繰り出される原反の剥離シートから接着シートを剥離可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
例えば、繰出手段10は剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反RSを繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反RSが採用された場合、切断手段により、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シートASとしてもよし、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよい。
押圧手段は、押圧ローラ30を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を備え、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよく、このような押圧部材接離手段としては、駆動機器以外に手動で押圧ローラ30を移動させるものでもよい。
回収手段40は、送りローラ41から送られてきた剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、弛み検知手段43を採用せずに、例えば、剥離板20で剥離された接着シートASの繰出方向先端部ASFが押圧ローラ30によって被着体WKに貼付されると、回収手段40が回動モータ41Aの駆動を停止し、所定の時間が経過した後、回動モータ41Aを駆動し、繰出ローラ13で原反RSを繰り出す速度と同じ速度で送りローラ41で剥離シートRLを回収するように構成することで、剥離板20との間に位置する剥離シートRLに弛みを形成しつつ、当該剥離シートRLを回収するようにしてもよいし、剥離板20との間に位置する剥離シートRLに弛みを形成することなく、当該剥離シートRLを回収するように構成してもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていなくてもよい。
移動手段50は、被着体WKを移動させずにまたは移動させつつ、繰出手段10を移動させてもよいし、本発明のシート貼付装置EAを構成する構成物として採用されてもよいし、他の装置で被着体WKを支持または搬送する場合、本発明のシート貼付装置EAに備わっていなくてもよい。
移動手段50が本発明のシート貼付装置EAに備わっていない場合、繰出手段10は、当該繰出手段10に対して被着体WKを相対移動させる移動手段(他の装置の移動手段)と相互に協調し、跨り期間中、繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させながら、接着シートASに所定の張力を付与する。
すなわち、繰出手段10は、移動手段(他の装置の移動手段)と相互に協調し、跨り期間中、移動手段(他の装置の移動手段)が被着体WKを移動させるトルクに対し、繰出手段10が繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させる回動モータ13Aのトルクまたは速度を制御し、接着シートASに所定の張力を付与してもよいし、跨り期間中、移動手段(他の装置の移動手段)が被着体WKを移動させる速度に対し、繰出手段10が繰出ローラ13を原反RSの繰出方向に回転させる回動モータ13Aのトルクまたは速度を制御し、接着シートASに所定の張力を付与してもよい。
また、移動手段50が本発明のシート貼付装置EAに備わっていない場合、繰出手段10は、当該繰出手段10に対して被着体WKを相対移動させる移動手段(他の装置の移動手段)と相互に協調し、接着シートASが被着体WKに接着する接着縁AS1の長さに応じて当該接着シートASに付与する張力を増減させることができる。
繰出ローラ13および支持テーブル52のうち、繰出手段10または移動手段50によってトルクまたは速度が制御されない側は、トルクまたは速度が変動してもよく、このような場合、繰出手段10および移動手段50は、トルクまたは速度が制御されない側のトルクまたは速度の変動に対応させ、トルクまたは速度が制御される側のトルクまたは速度を変動させて接着シートASに所定の張力を付与すればよい。
繰出手段10および移動手段50は、接着縁AS1の長さと接着シートASに付与する張力との関係が、反比例関係となるように、接着縁AS1の長さに応じて接着シートASに付与する張力を増減させてもよいし、接着縁AS1の長さと接着シートASに付与する張力との関係が、比例関係や反比例関係とならないように、接着縁AS1の長さに応じて接着シートASに付与する張力を増減させてもよいし、接着縁AS1の長さに応じて接着シートASに付与する張力を増減させなくてもよい。
繰出ローラ13および送りローラ41のうち繰出手段10および回収手段40によってトルクまたは速度が制御されない側は、トルクまたは速度が変動してもよく、このような場合、繰出手段10および回収手段40は、トルクまたは速度が制御されない側のトルクまたは速度の変動に対応させ、トルクまたは速度が制御される側のトルクまたは速度を変動させて剥離シートRLに所定の張力を付与すればよい。
シート貼付装置EAは、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、接着シートASを被着体WKに貼付してもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA…シート貼付装置
10…繰出手段
13…繰出ローラ
20…剥離板(剥離手段)
30…押圧ローラ(押圧手段)
40…回収手段
50…移動手段
AS…接着シート
AS1…接着縁
RL…剥離シート
RS…原反
WK…被着体

Claims (4)

  1. 帯状の剥離シートに所定間隔をおいて複数の接着シートが仮着された原反に、繰出力を付与して当該原反を繰り出す繰出ローラを備えた繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段と
    前記接着シートが剥離された前記剥離シートを回収する回収手段とを備え、
    前記繰出手段は、当該繰出手段に対して前記被着体を相対移動させる移動手段と相互に協調し、前記剥離シートと前記被着体との間に前記接着シートが跨っている跨り期間中、前記繰出ローラを前記原反の繰出方向に回転させながら、前記接着シートに所定の張力を付与し、
    前記回収手段は、前記跨り期間中、前記剥離手段との間に位置する前記剥離シートに弛みを形成しつつ、当該剥離シートを回収することを特徴とするシート貼付装置。
  2. 帯状の剥離シートに所定間隔をおいて複数の接着シートが仮着された原反に、繰出力を付与して当該原反を繰り出す繰出ローラを備えた繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段と、
    前記繰出手段と前記被着体とを相対移動させる移動手段と
    前記接着シートが剥離された前記剥離シートを回収する回収手段とを備え、
    前記繰出手段および前記移動手段は、相互に協調し、前記剥離シートと前記被着体との間に前記接着シートが跨っている跨り期間中、前記繰出ローラを前記原反の繰出方向に回転させながら、前記接着シートに所定の張力を付与し、
    前記回収手段は、前記跨り期間中、前記剥離手段との間に位置する前記剥離シートに弛みを形成しつつ、当該剥離シートを回収することを特徴とするシート貼付装置。
  3. 帯状の剥離シートに所定間隔をおいて複数の接着シートが仮着された原反に、繰出ローラを備えた繰出手段で繰出力を付与して当該原反を繰り出す繰出工程と、
    前記繰出工程で繰り出される前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離手段で剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程と
    前記接着シートが剥離された前記剥離シートを回収手段で回収する回収工程とを実施し、
    前記繰出工程は、前記繰出手段が当該繰出手段に対して前記被着体を相対移動させる移動手段と相互に協調し、前記剥離シートと前記被着体との間に前記接着シートが跨っている跨り期間中、前記繰出ローラを前記原反の繰出方向に回転させながら、前記接着シートに所定の張力を付与し、
    前記回収工程では、前記跨り期間中、前記回収手段と前記剥離手段との間に位置する前記剥離シートに弛みを形成しつつ、当該剥離シートを回収することを特徴とするシート貼付方法。
  4. 帯状の剥離シートに所定間隔をおいて複数の接着シートが仮着された原反に、繰出ローラを備えた繰出手段で繰出力を付与して当該原反を繰り出す繰出工程と、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反の前記剥離シートから前記接着シートを剥離手段で剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程と、
    前記繰出手段と前記被着体とを相対移動させる移動手段でそれらを相対移動させる移動工程と
    前記接着シートが剥離された前記剥離シートを回収手段で回収する回収工程とを実施し、
    前記繰出工程は、前記繰出手段および前記移動手段が相互に協調し、前記剥離シートと前記被着体との間に前記接着シートが跨っている跨り期間中、前記繰出ローラを前記原反の繰出方向に回転させながら、前記接着シートに所定の張力を付与し、
    前記回収工程では、前記跨り期間中、前記回収手段と前記剥離手段との間に位置する前記剥離シートに弛みを形成しつつ、当該剥離シートを回収することを特徴とするシート貼付方法。
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