JP2022033500A - シート供給装置およびシート供給方法 - Google Patents
シート供給装置およびシート供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022033500A JP2022033500A JP2020137434A JP2020137434A JP2022033500A JP 2022033500 A JP2022033500 A JP 2022033500A JP 2020137434 A JP2020137434 A JP 2020137434A JP 2020137434 A JP2020137434 A JP 2020137434A JP 2022033500 A JP2022033500 A JP 2022033500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- peeling
- feeding
- adhesive sheet
- original fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
【課題】蛇行解消調整に多くの時間が費やされることを防止することができるシート供給装置およびシート供給方法を提供すること。【解決手段】シート供給装置EAは、帯状の剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出された原反RSの剥離シートRLを剥離縁20Aで折り曲げ、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段20とを備え、剥離手段20を変位させることで、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置を変更可能な繰出位置調整手段30を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、シート供給装置およびシート供給方法に関する。
接着シートを供給するシート供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたシート貼付装置1(シート供給装置)では、ピールプレート5(剥離手段)の前端部5A(剥離縁)に対して原反R(原反)の通過位置が安定しない現象すなわち蛇行が発生すると、剥離手段や各ローラ等の取付位置や取付角度等を再調整して蛇行を解消しなければならないので、蛇行解消調整に多くの時間が費やされるという不都合を発生する。
本発明の目的は、蛇行解消調整に多くの時間が費やされることを防止することができるシート供給装置およびシート供給方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、剥離手段を変位させることで剥離縁に対する原反の通過位置を変更することができるので、蛇行解消調整に多くの時間が費やされることを防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。なお、図1(B)~(D)は、図1(A)の矢印AD方向から視た図である。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。なお、図1(B)~(D)は、図1(A)の矢印AD方向から視た図である。
本発明のシート供給装置EAが採用されたシート貼付装置EA1は、帯状の剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出された原反RSの剥離シートRLを剥離縁20Aで折り曲げ、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板20と、剥離板20を変位させることで、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置を変更可能な繰出位置調整手段30と、剥離板20で剥離された接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧ローラ41を有する押圧手段40と、剥離縁20Aに対する原反RSの位置を検知する繰出位置検知手段50とを備え、被着体WKを搬送する被着体搬送手段60の近傍に配置されている。
なお、本発明のシート供給装置EAは、繰出手段10と剥離板20と繰出位置調整手段30と繰出位置検知手段50とで構成されている。
なお、本発明のシート供給装置EAは、繰出手段10と剥離板20と繰出位置調整手段30と繰出位置検知手段50とで構成されている。
繰出手段10は、原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内するガイドローラ12と、駆動機器としての回動モータ13Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ13Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ13と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1(シート供給装置EA)の自動運転が行われている間、ピンチローラ13Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ14と、当該繰出手段10の各部材を直接または間接的に支持するベースフレーム15とを備えている。
繰出位置調整手段30は、ベースフレーム15に支持され、支持ピン31Aを支点として矢印ADに直交する面(以下、「AD直交面」という)内で剥離板20を揺動可能に支持する第1ブラケット31と、ベースフレーム15に支持され、支持ピン32Aを支点としてAD直交面内で直動モータ33を揺動可能に支持する第2ブラケット32と、直動モータ33の出力軸33Aと剥離板20に取り付けられた剥離板ブラケット20Bとを連結する自在継手としてのボールジョイント34とを備え、繰出位置検知手段50の検知結果を基にして、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置を変更可能に設けられている。
繰出位置検知手段50は、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の検知手段51を備えている。
被着体搬送手段60は、駆動機器としてのリニアモータ61のスライダ61Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持面62Aを有する支持テーブル62を備えている。
以上のシート供給装置EAが採用されたシート貼付装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットする。次いで、使用者が図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して原反RSの繰出信号を入力し、以下のようにして蛇行解消調整が行われる。
すなわち、原反RSの繰出信号が入力されると、繰出手段10および繰出位置検知手段50が回動モータ13Aおよび検知手段51を駆動し、原反RSを繰り出すとともに、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置を検知する。この際、検知手段51によって原反RSの蛇行が検知されると、その検知結果を基にして、繰出位置調整手段30が直動モータ33を駆動し、蛇行を解消する動作を行う。つまり、剥離縁20Aにおいて、原反RS(剥離シートRL)は、張力の弱い方向に寄って行くので、例えば、図1(B)に示すように、原反RSが矢印DA方向に寄っていく場合は、当該原反RSにおける後側縁RSR側の張力に比べて前側縁RSF側の張力が弱いので、同図中二点鎖線で示すように、剥離板20を矢印CA方向に回動させ、前側縁RSF側の張力を強める。逆に、図1(C)に示すように、剥離シートRLが矢印DB方向に寄っていく場合は、当該剥離シートRLにおける前側縁RSF側の張力に比べて後側縁RSR側の張力が弱いので、同図中二点鎖線で示すように、剥離板20を矢印CB方向に回動させ、前側縁RSF側の張力を弱める。これにより、剥離シートRLにおける前側縁RSF側の張力と後側縁RSR側の張力とが同等若しくは同等に近くなり、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置が安定し、当該原反RSの蛇行を抑制することができる。なお、蛇行解消調整が行われている間に、剥離板20によって剥離シートRLから剥離された接着シートASは、使用者または図示しない駆動機器等によって回収される。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットする。次いで、使用者が図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して原反RSの繰出信号を入力し、以下のようにして蛇行解消調整が行われる。
すなわち、原反RSの繰出信号が入力されると、繰出手段10および繰出位置検知手段50が回動モータ13Aおよび検知手段51を駆動し、原反RSを繰り出すとともに、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置を検知する。この際、検知手段51によって原反RSの蛇行が検知されると、その検知結果を基にして、繰出位置調整手段30が直動モータ33を駆動し、蛇行を解消する動作を行う。つまり、剥離縁20Aにおいて、原反RS(剥離シートRL)は、張力の弱い方向に寄って行くので、例えば、図1(B)に示すように、原反RSが矢印DA方向に寄っていく場合は、当該原反RSにおける後側縁RSR側の張力に比べて前側縁RSF側の張力が弱いので、同図中二点鎖線で示すように、剥離板20を矢印CA方向に回動させ、前側縁RSF側の張力を強める。逆に、図1(C)に示すように、剥離シートRLが矢印DB方向に寄っていく場合は、当該剥離シートRLにおける前側縁RSF側の張力に比べて後側縁RSR側の張力が弱いので、同図中二点鎖線で示すように、剥離板20を矢印CB方向に回動させ、前側縁RSF側の張力を弱める。これにより、剥離シートRLにおける前側縁RSF側の張力と後側縁RSR側の張力とが同等若しくは同等に近くなり、剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置が安定し、当該原反RSの蛇行を抑制することができる。なお、蛇行解消調整が行われている間に、剥離板20によって剥離シートRLから剥離された接着シートASは、使用者または図示しない駆動機器等によって回収される。
以上のようにして蛇行解消調整が完了すると、使用者が図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、繰出手段10が回動モータ13Aを駆動し、原反RSを繰り出して先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板20の剥離縁20Aで所定長さ剥離されると、繰出手段10が回動モータ13Aの駆動を停止し、以降、下記に示すサイクル動作が行われる。
すなわち、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、支持テーブル62上に被着体WKを載置すると、被着体搬送手段60が図示しない減圧手段を駆動し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、被着体搬送手段60がリニアモータ61を駆動し、支持テーブル62を左方へ移動させ、被着体WKが所定の位置に到達すると、繰出手段10が回動モータ13Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シートASは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ41によって被着体WKに押圧されて貼付される。次に、先頭の接着シートAS全体が被着体WKに貼付されて一体物UPが形成され、当該先頭の接着シートASに続く次の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板20の剥離縁20Aで所定長さ剥離されると、繰出手段10が回動モータ13Aの駆動を停止する。そして、一体物UPが押圧ローラ41の左方所定位置に到達すると、被着体搬送手段60がリニアモータ61の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次いで、使用者または図示しない搬送手段が一体物UPを次工程に搬送すると、被着体搬送手段60がリニアモータ61を駆動し、支持テーブル62を初期位置に復帰させ、以降、上記のサイクル動作が繰り返される。
すなわち、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、支持テーブル62上に被着体WKを載置すると、被着体搬送手段60が図示しない減圧手段を駆動し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、被着体搬送手段60がリニアモータ61を駆動し、支持テーブル62を左方へ移動させ、被着体WKが所定の位置に到達すると、繰出手段10が回動モータ13Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シートASは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ41によって被着体WKに押圧されて貼付される。次に、先頭の接着シートAS全体が被着体WKに貼付されて一体物UPが形成され、当該先頭の接着シートASに続く次の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板20の剥離縁20Aで所定長さ剥離されると、繰出手段10が回動モータ13Aの駆動を停止する。そして、一体物UPが押圧ローラ41の左方所定位置に到達すると、被着体搬送手段60がリニアモータ61の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次いで、使用者または図示しない搬送手段が一体物UPを次工程に搬送すると、被着体搬送手段60がリニアモータ61を駆動し、支持テーブル62を初期位置に復帰させ、以降、上記のサイクル動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、剥離板20を変位させることで剥離縁20Aに対する原反RSの通過位置を変更することができるので、蛇行解消調整に多くの時間が費やされることを防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、繰出手段は、帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出し可能なものであればどんなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
繰出手段10は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反を繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を採用し、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断手段で形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シートASとしてもよいし、剥離手段で接着シートASが剥離シートRLから剥離される際、原反RSに所定の張力が付与されるように回動モータ13Aのトルク制御を行ってもよいし、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく、例えばファンフォールド折りにされた原反RSから当該原反RSを引き出すように支持してもよいし、剥離シートRLをファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだり、無造作に集積したりして剥離シートRLを回収する回収手段を採用してもよいし、回収手段を採用しなくてもよい。
繰出位置調整手段30は、シート供給装置EAやシート貼付装置EA1の自動運転中に蛇行解消調整を行ってもよいし、使用者が目視により剥離シートRLの位置を見て、例えばスイッチ操作にて直動モータ33を駆動し、蛇行解消調整を行ってもよいし、図1(D)に示すように、支持ピン32Aおよび直動モータ33に代えて、第2ブラケット32の前端部に支持され、矢印ADと平行な軸を中心として揺動可能な揺動部材35と、揺動部材35に形成された雌ネジ35Aに螺合する雄ねじ部36Aが形成され、つまみ36Bが設けられた調整軸36とを採用し、当該調整軸でボールジョイント34を支持してもよい。このような繰出位置調整手段の場合、使用者がつまみ36Bを操作することで蛇行解消調整を行うことができ、例えば、繰出位置検知手段50が剥離シートRLの位置を検知し、その検知結果をモニタや掲示盤等の表示手段に表示し、その表示内容を基にして使用者がつまみ36Bを操作し、蛇行解消調整を行ってもよいし、使用者が目視により剥離シートRLの位置を検知し、使用者がつまみ36Bを操作して蛇行解消調整を行ってもよい。
押圧手段40は、押圧ローラ41を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を採用し、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよいし、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持部材で接着シートASを保持し、当該保持部材で保持した接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する構成を採用してもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
繰出位置検知手段50は、リミットスイッチや圧力センサ等の接触型のセンサが採用されてもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
被着体搬送手段60は、支持テーブル62を前後方向に移動させる駆動機器を採用して被着体WKの位置決めを行ってもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
シート貼付装置EA1は、上記の実施形態では、移動することのないシート供給装置EAおよび押圧手段40に対して被着体WKを移動させ、当該被着体WKに接着シートASを貼付したが、被着体WKを移動させることなくまたは、被着体WKを移動させつつ、シート供給装置EAおよび押圧手段40を移動させ、当該被着体WKに接着シートASを貼付してもよい。
シート供給装置EAは、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、接着シートASを供給してもよいし、例えば、接着シートASを複数枚ずつ段積みする接着シート段積み装置や、接着シートASを他の剥離シートに転写する転写装置等、シート貼付装置EA1以外のものを構成する構成物として使用してもよいし、接着シートASを人手で被着体WKに貼付する半自動のシート貼付装置として単独で使用してもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA…シート供給装置
10…繰出手段
20…剥離板(剥離手段)
20A…剥離縁
30…繰出位置調整手段
50…繰出位置検知手段
AS…接着シート
RL…剥離シート
RS…原反
10…繰出手段
20…剥離板(剥離手段)
20A…剥離縁
30…繰出位置調整手段
50…繰出位置検知手段
AS…接着シート
RL…剥離シート
RS…原反
Claims (4)
- 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
前記繰出手段で繰り出された前記原反の剥離シートを剥離縁で折り曲げ、当該剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段とを備え、
前記剥離手段を変位させることで、前記剥離縁に対する前記原反の通過位置を変更可能な繰出位置調整手段を備えていることを特徴とするシート供給装置。 - 前記剥離縁に対する前記原反の位置を検知する繰出位置検知手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
- 前記繰出位置調整手段は、前記繰出位置検知手段の検知結果を基にして、前記剥離縁に対する前記原反の通過位置を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート供給装置。
- 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出工程と、
前記繰出工程で繰り出された前記原反の剥離シートを剥離手段の剥離縁で折り曲げ、当該剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離工程と、
前記剥離手段を変位させることで、前記剥離縁に対する前記原反の通過位置を変更する繰出位置調整工程とを実施することを特徴とするシート供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020137434A JP2022033500A (ja) | 2020-08-17 | 2020-08-17 | シート供給装置およびシート供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020137434A JP2022033500A (ja) | 2020-08-17 | 2020-08-17 | シート供給装置およびシート供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022033500A true JP2022033500A (ja) | 2022-03-02 |
Family
ID=80375248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020137434A Pending JP2022033500A (ja) | 2020-08-17 | 2020-08-17 | シート供給装置およびシート供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022033500A (ja) |
-
2020
- 2020-08-17 JP JP2020137434A patent/JP2022033500A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7154737B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP7067963B2 (ja) | シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7067951B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2021048378A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2021019127A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP6292554B2 (ja) | シート供給装置 | |
JP6951904B2 (ja) | 押圧装置および押圧方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
WO2021256219A1 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2022033500A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP3212700U (ja) | シート貼付装置 | |
JP2022018897A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
WO2022030535A1 (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP3230322U (ja) | シート貼付装置 | |
JP2019153641A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7458245B2 (ja) | 転写装置および転写方法 | |
JP2022062427A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP2017222367A (ja) | シート供給装置および供給方法 | |
JP2022062428A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP7149775B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
WO2023085074A1 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7233891B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2022034363A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP2022062426A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP2021017275A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP2018181896A (ja) | シート貼付装置および方法 |