JP2022062426A - シート供給装置およびシート供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原反の変更作業に多くの時間が費やされることを極力防止することができるシート供給装置およびシート供給方法を提供すること。【解決手段】帯状の剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを複数の掛回し部材11、12に掛回して当該原反RSを所定の繰出方向SDに繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出される原反RSが繰出方向SDに交差する交差方向CDにずれないように当該原反RSを案内する案内手段20と、繰出手段10で繰り出される原反RSの剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段30とを備え、案内手段20は、掛回し部材11、12間に位置する原反RSの繰出方向SDに沿う一方の側端縁RSRおよび他方の側端縁RSFのうち、少なくとも一方に当接して当該原反RSを案内するとともに、掛回し部材11、12以外の部材21Aに支持された案内部材22を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、シート供給装置およびシート供給方法に関する。
接着シートが仮着された原反を案内する案内手段を備えたシート供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-251725号公報
特許文献1に記載されたラベル貼付装置1(シート供給装置)では、ラベルテープ3(原反)を案内する保持プレート12やリング61等の部材(案内部材)が、原反を掛け回す軸部11やガイドローラ60等の部材(掛回し部材)に支持されているため、使用していた原反を取り外し、幅の異なる別の原反をセットする原反の変更作業(以下、この作業を単に「原反の変更作業」という)を行う際、掛回し部材毎に案内部材の位置を変更しなければならず、原反の変更作業に多くの時間が費やされるという不都合が発生する。
本発明の目的は、原反の変更作業に多くの時間が費やされることを極力防止することができるシート供給装置およびシート供給方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、案内部材が掛回し部材以外の部材に支持されているので、掛回し部材毎に案内部材の位置を変更しなくてもよく、原反の変更作業に多くの時間が費やされることを極力防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート供給装置の説明図。 本発明の変形例に係るシート供給装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1(A)中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明のシート供給装置EAは、帯状の剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを複数の掛回し部材としての支持ローラ11およびガイドローラ12に掛回して当該原反RSを所定の繰出方向SDに繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出される原反RSが繰出方向SDに交差する交差方向CDにずれないように当該原反RSを案内する案内手段20と、繰出手段10で繰り出される原反RSの剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板30とを備え、剥離板30の剥離縁30Aで剥離された接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ40とでシート貼付装置EA1を構成し、被着体WKを搬送する被着体搬送手段50の近傍に配置されている。
繰出手段10は、原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内する複数のガイドローラ12と、駆動機器としての回動モータ13Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ13Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ13と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1の自動運転が行われている間、ピンチローラ13Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ14と、当該繰出手段10を構成する各部材や剥離板30等を直接または間接的に支持するベースプレート15を備えている。
案内手段20は、ベースプレート15に支持された駆動機器としての直動モータ21と、支持ローラ11およびガイドローラ12間に位置する原反RSの繰出方向SDに沿う一方の側端縁RSRに当接して当該原反RSを案内するとともに、支持ローラ11およびガイドローラ12以外の部材としての直動モータ21の出力軸21Aに支持された案内部材22と、原反RSの繰り出し方向SDに沿う他方の側端縁RSFに当接して当該原反RSを案内するガイドリング23とを備えている。なお、本実施形態の案内部材22には、支持ローラ11および各ガイドローラ12との干渉を回避する干渉回避部としての貫通孔22A、22B、22Cと、駆動ローラ13およびピンチローラ13Bとの干渉を回避する貫通孔22Dと、回収ローラ14との干渉を回避する貫通孔22Eと、剥離板30との干渉を回避する切欠き22Fとが形成されており、当該案内部材22は、一体的に移動可能に設けられている。
被着体搬送手段50は、駆動機器としてのリニアモータ51のスライダ51Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持面52Aを有する支持テーブル52を備えている。
以上のシート供給装置EAが採用されたシート貼付装置EA1の動作を説明する。
先ず、シート貼付装置EA1の自動運転を開始する前に、以下の準備作業を行う。すなわち、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して、今回の自動運転で使用する原反RSの幅(本実施形態の場合、図1(B)に示す状態での剥離シートRLの交差方向CDの長さ)を入力する。すると、案内手段20が直動モータ21を駆動し、原反RSの幅方向の中心RSCがシート貼付装置EA1の基準線CLに合致するように、案内部材22を移動させる。なお、本実施形態における基準線CLは、剥離板30の剥離縁30Aにおける前後方向の中心が位置するXZ平面内に位置している。次いで、図1(B)に示すように、使用者が原反RSの一方の側端縁RSRを案内部材22に突き当て、巻回された原反RSを支持ローラ11に取り付けた後、図1(A)に示すように、ガイドローラ12、剥離板30、駆動ローラ13およびピンチローラ13Bに原反RSを掛回し、当該原反RSのリード端を回収ローラ14に取り付ける。その後、図1(B)に示すように、使用者がガイドリング23の側面を原反RSの他方の側端縁RSFに突き当て、当該ガイドリング23を支持ローラ11およびガイドローラ12に取り付ける。
以上の準備作業が完了すると、使用者が図示しない操作手段を介してシート貼付装置EA1に自動運転開始の信号を入力する。すると、繰出手段10が回動モータ13Aを駆動し、原反RSを繰り出して先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板30の剥離縁30Aで所定長さ剥離されると、回動モータ13Aの駆動を停止する。次に、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、支持テーブル52上に被着体WKを載置すると、被着体搬送手段50が図示しない減圧手段を駆動し、支持面52Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。
そして、被着体搬送手段50がリニアモータ51を駆動し、支持テーブル52を左方へ移動させ、被着体WKが繰出手段10に対する所定の位置に到達すると、当該繰出手段10が回動モータ13Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シートASは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ40によって被着体WKに押圧されて貼付される。次いで、先頭の接着シートAS全体が被着体WKに貼付されて一体物UPが形成され、当該先頭の接着シートASに続く次の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板30の剥離縁30Aで所定長さ剥離されると、繰出手段10が回動モータ13Aの駆動を停止する。その後、一体物UPが押圧ローラ40の左方所定位置に到達すると、被着体搬送手段50がリニアモータ51の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面52Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次に、使用者または図示しない搬送手段が一体物UPを次工程に搬送すると、被着体搬送手段50がリニアモータ51を駆動し、支持テーブル52を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
ここで、原反RSの変更作業を行う際は、使用者が図示しない操作手段を介してシート貼付装置EA1に自動運転停止の信号を入力後、上記の準備作業とは逆の手順で使用中または使用済みの原反RSを当該シート貼付装置EA1から取り外す。そして、使用者が上記の準備作業と同じ要領で、新たに使用する別の原反RSの幅をシート貼付装置EA1に入力し、当該別の原反RSの幅方向の中心RSCがシート貼付装置EA1の基準線CLに合致するように、案内部材22が移動すると、図1(A)、(C)に示すように、別の原反RSをシート貼付装置EA1にセットする。次いで、使用者が図示しない操作手段を介してシート貼付装置EA1に自動運転開始の信号を入力し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、案内部材22が支持ローラ11およびガイドローラ12以外の出力軸21Aに支持されているので、支持ローラ11およびガイドローラ12毎に案内部材22の位置を変更しなくてもよく、原反RSの変更作業に多くの時間が費やされることを極力防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、繰出手段は、帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を複数の掛回し部材に掛回して当該原反を所定の繰出方向に繰り出し可能なものであればどんなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
繰出手段10は、帯状の剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反RSを繰り出してもよいし、帯状の剥離シートRLに帯状の接着シート基材が仮着された帯状接着シート原反を採用し、当該帯状接着シート原反を繰り出す途中で、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断手段としての切断刃で形成し、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反RSを繰り出してもよいし、帯状の剥離シートRLに帯状の接着シートASが仮着された原反RSを繰り出してもよいし、接着シートASを被着体WKに貼付する際、繰り出す原反RSの速度や張力を制御して当該接着シートASに所定の張力が付与されるようにしたり、張力が付与されないようにしたりする貼付張力制御を行ってもよいし、巻回されることなく、例えばファンフォールド折りにされた原反RSから当該原反RSを繰り出してもよいし、巻回することなく、例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだり、無造作に集積したりして剥離シートRLを回収する回収手段を採用してもよいし、回収手段を採用しなくてもよい。
掛回し部材は、例えば、支持ローラ11と当該支持ローラに近い方の1体のガイドローラ12だけでもよいし、2体のガイドローラ12だけでもよいし、接着シートASが剥離された原反RSが掛け回されるものでもよいし、支持ローラ11、ガイドローラ12、駆動ローラ13、ピンチローラ13B、回収ローラ14および剥離板30のうちの少なくとも2体であってもよく、本発明のシート供給装置EAにおける掛回し部材は、原反RSに直接接触して当該原反RSが掛け回されるものであればよい。なお、駆動ローラ13、ピンチローラ13B、回収ローラ14が掛回し部材の場合、貫通孔22D、22Eが干渉回避部となり、剥離板30が掛回し部材の場合、切欠き22Fが干渉回避部となる。
案内手段20は、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等で構成された測長手段を採用し、当該測長手段で原反RSの幅を測長し、この測長手段の測長結果を基に、案内手段20が直動モータ21を駆動し、その原反RSの幅に合わせて案内部材22を移動させてもよいし、使用者が起動釦等で直動モータ21を駆動し、目視で案内部材22の位置合わせを行ってもよいし、直動モータ21を採用することなく、使用者の手作業で案内部材22を移動させてもよいし、支持ローラ11とガイドローラ12との間に位置する原反RSの他方の側端縁RSFのみに当接して当該原反RSを案内する案内部材を採用してもよいし、支持ローラ11とガイドローラ12との間に位置する原反RSの一方の側端縁RSRおよび他方の側端縁RSFの両方に当接して当該原反RSを案内する案内部材を採用してもよいし、案内部材22が一方の側端縁RSRのみに当接して原反RSを案内する際、他方の側端縁RSFに当接して原反RSを案内するガイドリング23は、あってもよいし、なくてもよいし、案内部材22が他方の側端縁RSFのみに当接して原反RSを案内する際、一方の側端縁RSRに当接して原反RSを案内するガイドリング23は、あってもよいし、なくてもよいし、例えば、原反RSの一方の側端縁RSRがシート貼付装置EA1の基準線CLに合致するように案内部材22を移動させてもよいし、他方の側端縁RSFがシート貼付装置EA1の基準線CLに合致するように案内部材22を移動させてもよく、シート貼付装置EA1の基準線CLの位置は、上記の実施形態で例示した位置に限らず、その他の任意の位置とすることができる。
案内部材22は、図2(A)に示すように、方形形状の案内部材24、25を備えていてもよいし、図2(B)に示すように、干渉回避部としての円形の貫通孔26Cが形成されたその他の形状の案内部材26を備えていてもよいし、干渉回避部として図2(A)に示すような方形形状の貫通孔24Aが形成されていてもよいし、干渉回避部として図2(B)に示すような円弧形状の切欠き26Aや、角型形状の切欠き26Bが形成されていてもよいし、直動モータ21の出力軸21A以外のものに支持されていてもよく、例えば、支持ローラ11やガイドローラ12を回転自在に支持する図示しない回転軸や他の装置等に支持されていてもよい。
案内手段20は、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等で構成された案内部材検知手段を採用し、1つまたは複数の案内部材を作業使用者の手作業または駆動機器で移動させ、その位置を案内部材検知手段で検知し、この案内部材検知手段の検知結果を基に、案内手段20が駆動機器を駆動し、他の案内部材を追従するように移動させてもよいし、図2(A)に示すように、案内部材が複数の場合、全ての案内部材24、25が駆動機器で移動してもよいし、一部の案内部材(例えば案内部材24のみ、または、案内部材25のみ)が駆動機器で移動し、残りの案内部材が使用者の手作業で移動してもよいし、全ての案内部材24、25が使用者の手作業で移動してもよいし、全ての案内部材24、25が一体的に移動してもよいし、例えば、案内部材が5体あったならば、そのうちのいずれか2体、3体、4体または5体が一体的に移動してもよい。
押圧手段は、押圧ローラ40を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を採用し、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよいし、押圧ローラ40に代え、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で接着シートASを保持し、当該保持部材で保持した接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する構成を採用してもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
被着体搬送手段50は、支持テーブル52を前後方向に移動させる駆動機器や、支持テーブル52を保持面52A内で回転させる駆動機器を採用して被着体WKの位置決めを行ってもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
シート貼付装置EA1は、上記の実施形態では、移動することのないシート供給装置EAおよび押圧ローラ40に対して被着体WKを移動させ、当該被着体WKに接着シートASを貼付したが、被着体WKを移動させることなくまたは、被着体WKを移動させつつ、シート供給装置EAおよび押圧ローラ40を移動させ、当該被着体WKに接着シートASを貼付してもよい。
シート供給装置EAは、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、接着シートASを供給してもよいし、例えば、接着シートASを他の剥離シートに転写する転写装置や、接着シートASを複数枚ずつ段積みする接着シート段積み装置等、シート貼付装置EA1以外のものを構成する構成物として使用してもよいし、接着シートASを人手で被着体WKに貼付する半自動のシート貼付装置として単独で使用してもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA…シート供給装置
10…繰出手段
11…支持ローラ(掛回し部材)
12…ガイドローラ(掛回し部材)
20…案内手段
21A…出力軸(掛回し部材以外の部材)
22…案内部材
22A、22B、22C、24A、26C…貫通孔(干渉回避部)
22F、26A、26B…切欠(干渉回避部)
30…剥離板(剥離手段、掛回し部材)
AS…接着シート
CD…交差方向
RS…原反
RSR…一方の側端縁
RSF…他方の側端縁
RL…剥離シート
SD…繰出方向

Claims (4)

  1. 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を複数の掛回し部材に掛回して当該原反を所定の繰出方向に繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反が前記繰出方向に交差する交差方向にずれないように当該原反を案内する案内手段と、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反の剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離手段とを備え、
    前記案内手段は、前記掛回し部材間に位置する前記原反の前記繰出方向に沿う一方の側端縁および他方の側端縁のうち、少なくとも一方に当接して当該原反を案内するとともに、前記掛回し部材以外の部材に支持された案内部材を備えていることを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記案内部材には、前記掛回し部材との干渉を回避する干渉回避部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記案内部材は、一体的に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を複数の掛回し部材に掛回して当該原反を所定の繰出方向に繰り出す繰出工程と、
    前記繰出工程で繰り出される前記原反が前記繰出方向に交差する交差方向にずれないように当該原反を案内する案内工程と、
    前記繰出工程で繰り出される前記原反の剥離シートから前記接着シートを剥離する剥離工程とを実施し、
    前記案内工程では、前記掛回し部材間に位置する前記原反の前記繰出方向に沿う一方の側端縁および他方の側端縁のうち、少なくとも一方に当接して当該原反を案内するとともに、前記掛回し部材以外の部材に支持された案内部材を使用することを特徴とするシート供給方法。
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