JP7233891B2 - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents
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Description
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1(A)の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1(A)中手前方向で「後」がその逆方向とする。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EAに対し、当該シート貼付装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、貼付手段20が回動モータ25Aを駆動し、原反RSを繰り出し、図1(A)中実線で示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板23の剥離縁23Aで所定長さ剥離されると、回動モータ25Aの駆動を停止する。
認定手段30は、被着体WKの左端縁WK1が押圧ローラ24の最下部に達した後に、当該リングフレームRFに対する接着シートASの貼付条件を認定してもよいし、リングフレームRFに接着シートAS全体を貼付した後に、当該リングフレームRFに対する接着シートASの貼付条件を認定してもよいし、検知手段31として、投受光型のセンサを使用してもよいし、反射型のセンサを使用してもよいし、リミットセンサ等の接触型のセンサを使用してもよいし、その他、圧力センサやロードセル等のセンサを使用してもよい。
フレーム部材は、リングフレームRF以外に、環状でない(外周が繋がっていない)ものや、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよいし、フレーム部材の外形状は、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
20 貼付手段
30 認定手段
40 貼付補助手段
AS 接着シート
RF リングフレーム(フレーム部材)
WK 被着体
Claims (2)
- フレーム部材に接着シートを貼付する貼付手段と、
前記接着シートの少なくとも一部が前記フレーム部材に貼付された際の前記フレーム部材に対する前記接着シートの貼付条件を検知し、当該貼付条件を満たしているか否かを認定する認定手段と、
前記フレーム部材に貼付された前記接着シートと被着体とを相対移動させる貼付補助手段とを備え、
前記貼付補助手段は、前記認定手段によって前記貼付条件を満たしていることが認定されると、前記フレーム部材に貼付された前記接着シートに当接することのない位置にあった前記被着体と、当該フレーム部材に貼付された前記接着シートとを相対移動させ、当該フレーム部材に貼付された前記接着シートに当接する位置に前記被着体を配置することを特徴とするシート貼付装置。 - フレーム部材に接着シートを貼付する貼付工程と、
前記接着シートの少なくとも一部が前記フレーム部材に貼付された際の前記フレーム部材に対する前記接着シートの貼付条件を検知し、当該貼付条件を満たしているか否かを認定する認定工程と、
前記フレーム部材に貼付された前記接着シートと被着体とを相対移動させる貼付補助工程とを実施し、
前記貼付補助工程では、前記認定工程によって前記貼付条件を満たしていることが認定されると、前記フレーム部材に貼付された前記接着シートに当接することのない位置にあった前記被着体と、当該フレーム部材に貼付された前記接着シートとを相対移動させ、当該フレーム部材に貼付された前記接着シートに当接する位置に前記被着体を配置することを特徴とするシート貼付方法。
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