JP2017163090A - シート処理装置および処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の小型化ができるシート処理装置および処理方法を提供すること。
【解決手段】シート処理装置10は、第2接着シートAS2を供給する供給手段20と、供給手段20と被着体WFとを相対移動させる搬送手段30と、搬送手段30によってシート貼付方向へ相対移動される被着体WFの他方の面に、供給手段20で供給される第2接着シートAS2を貼付する貼付手段40と、被着体WFに貼付された第1接着シートAS1を保持して剥離する剥離手段50とを備え、搬送手段30は、シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ剥離手段50と被着体WFとを相対移動可能に設けられ、剥離手段50は、搬送手段30によってシート剥離方向へ相対移動される被着体WFに貼付された第1接着シートAS1を保持し、当該第1接着シートAS1を被着体WFから剥離する。
【選択図】図1
【解決手段】シート処理装置10は、第2接着シートAS2を供給する供給手段20と、供給手段20と被着体WFとを相対移動させる搬送手段30と、搬送手段30によってシート貼付方向へ相対移動される被着体WFの他方の面に、供給手段20で供給される第2接着シートAS2を貼付する貼付手段40と、被着体WFに貼付された第1接着シートAS1を保持して剥離する剥離手段50とを備え、搬送手段30は、シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ剥離手段50と被着体WFとを相対移動可能に設けられ、剥離手段50は、搬送手段30によってシート剥離方向へ相対移動される被着体WFに貼付された第1接着シートAS1を保持し、当該第1接着シートAS1を被着体WFから剥離する。
【選択図】図1
Description
本発明は、シート処理装置および処理方法に関する。
従来、一方の面に第1接着シートが貼付された被着体の他方の面に第2接着シートを貼付し、当該被着体から第1接着シートを剥離する装置は、例えば、特許文献1に記載のようなものが知られている。
しかしながら、特許文献1に記載された従来の装置では、貼付手段(供給手段)によって接着シート(第2接着シート)が供給された方向と同じ方向に被加工物(被着体)を搬送しつつ、剥離手段によって被着体から保護シート(第1接着シート)を剥離する構成なので、例えば、供給手段と剥離手段とを接近させて、それらが占めるスペースを縮小したとしても、剥離手段で第1接着シートが剥離された被着体を排出するスペースが必要なため、装置の小型化ができないという不都合がある。
本発明の目的は、装置の小型化ができるシート処理装置および処理方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のシート処理装置は、被着体の一方の面に第1接着シートが貼付された当該被着体の他方の面に第2接着シートを貼付するとともに、前記被着体から前記第1接着シートを剥離するシート処理装置において、前記第2接着シートを供給する供給手段と、前記供給手段と被着体とを相対移動させる搬送手段と、前記搬送手段によってシート貼付方向へ相対移動される前記被着体の他方の面に、前記供給手段で供給される前記第2接着シートを貼付する貼付手段と、前記被着体に貼付された第1接着シートを保持して剥離する剥離手段とを備え、前記搬送手段は、前記シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ前記剥離手段と被着体とを相対移動可能に設けられ、前記剥離手段は、前記搬送手段によって前記シート剥離方向へ相対移動される前記被着体に貼付された第1接着シートを保持し、当該第1接着シートを前記被着体から剥離することを特徴とする。
この際、本発明のシート処理装置では、前記搬送手段は、前記剥離手段を備えた第1支持手段と、前記被着体を支持する第2支持手段とを備え、前記搬送手段が前記第1支持手段と前記第2支持手段とを前記シート剥離方向へ相対移動させることで、前記剥離手段が前記被着体から前記第1接着シートを剥離することが好ましい。
また、本発明のシート処理装置では、前記第1接着シートの剥離角度を調整する剥離角度調整手段を備えていることが好ましい。
また、本発明のシート処理装置では、前記第1接着シートの剥離角度を調整する剥離角度調整手段を備えていることが好ましい。
一方、本発明のシート処理方法は、被着体の一方の面に第1接着シートが貼付された当該被着体の他方の面に第2接着シートを貼付するとともに、前記被着体から前記第1接着シートを剥離するシート処理方法において、前記第2接着シートを供給手段で供給する供給工程と、前記供給手段と被着体とを相対移動させる搬送工程と、前記搬送工程によってシート貼付方向へ相対移動される前記被着体の他方の面に、前記供給手段で供給される前記第2接着シートを貼付する貼付工程と、前記被着体に貼付された第1接着シートを剥離手段で保持して剥離する剥離工程とを有し、前記剥離工程では、前記シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ前記剥離手段と被着体とを相対移動させ、当該第1接着シートを前記被着体から剥離することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、シート貼付方向へ相対移動中の被着体に第2接着シートを貼付し、シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ相対移動中の被着体から第1接着シートを剥離するので、剥離手段で第1接着シートが剥離された被着体を排出するスペースを供給手段の配置スペース内とすることができるので、装置の小型化ができる。
この際、剥離手段を備えた第1支持手段と被着体を支持する第2支持手段とをシート剥離方向へ相対移動させ、被着体から第1接着シートを剥離する構成とすれば、搬送手段の外部に剥離手段を設ける場合と異なり、第2接着シートを貼付し終えた直後の被着体の上方に自由スペースを確保でき、例えばこの自由スペースに第2接着シートの貼付状態を検査する検査装置や、当該第2接着シートに印刷等を施す印刷装置等を配置することができる。
また、剥離角度調整手段を備えれば、第1接着シートの特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じて最適な剥離角度で当該第1接着シートを被着体から剥離することができる。
また、剥離角度調整手段を備えれば、第1接着シートの特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じて最適な剥離角度で当該第1接着シートを被着体から剥離することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図2中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図2中手前方向で「後」がその逆方向とする。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図2中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図2中手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1、2において、シート処理装置10は、被着体としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)WFの一方の面に第1接着シートAS1が貼付された当該ウエハWFの他方の面に第2接着シートAS2を貼付するとともに、ウエハWFから第1接着シートAS1を剥離する装置であって、第2接着シートAS2を供給する供給手段20と、供給手段20とウエハWFとを相対移動させる搬送手段30と、搬送手段30によってシート貼付方向へ相対移動されるウエハWFの他方の面に、供給手段20で供給される第2接着シートAS2を貼付する貼付手段としての押圧ローラ40と、ウエハWFに貼付された第1接着シートAS1を保持して剥離する剥離手段50と、第1接着シートAS1の剥離角度θを調整する剥離角度調整手段60とを備えている。
供給手段20は、帯状の剥離シートRLの一方の面に第2接着シートAS2が仮着された原反RSを支持する支持ローラ21と、原反RSを案内するガイドローラ22と、剥離シートRLを折り返して当該剥離シートRLから第2接着シートAS2を剥離する剥離部材としての剥離板23と、駆動機器としての回動モータ24Aによって駆動され、ピンチローラ25とで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ24と、図示しない駆動機器によって駆動され剥離シートRLを回収する回収ローラ26とを備えている。
搬送手段30は、剥離手段50を備えた第1支持手段31と、第2接着シートAS2を支持する第2支持手段32と、第1、第2支持手段31、32を支持する駆動機器としてのリニアモータ33とを備え、シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ剥離手段50とウエハWFとを相対移動可能に設けられている。
第1支持手段31は、リニアモータ33の第1スライダ33Aに支持され、上面視(搬送手段30をZ軸方向上方から観た状態)で右側に突出部のある凸状のベースフレーム31Aと、ベースフレーム31Aの突出部右端側に設けられた支柱31Bと、ベースフレーム31Aに支持された駆動機器としてのリニアモータ31Cと、リニアモータ31Cのスライダ31Dに支持された駆動機器としての直動モータ31Eと、直動モータ31Eの出力軸31Fに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない第1減圧手段によって吸着保持が可能な支持面31Gを有する支持テーブル31Hとを備えている。
第2搬送手段32は、リニアモータ33の第2スライダ33Bに支持され、上面視で左側に凹み部のある凹状のベースフレーム32Aと、ベースフレーム32Aに支持され、上面視で左側に凹み部のある凹状の立設フレーム32Bと、立設フレーム32Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない第2減圧手段によって吸着保持が可能な支持面32Cを有する支持テーブル32Dとを備えている。支持テーブル32Dの上面には、リングフレームRFの内縁に嵌まり込んで当該リングフレームRFの位置決めが可能な位置決め凸部32Eが形成されている。
第1支持手段31は、リニアモータ33の第1スライダ33Aに支持され、上面視(搬送手段30をZ軸方向上方から観た状態)で右側に突出部のある凸状のベースフレーム31Aと、ベースフレーム31Aの突出部右端側に設けられた支柱31Bと、ベースフレーム31Aに支持された駆動機器としてのリニアモータ31Cと、リニアモータ31Cのスライダ31Dに支持された駆動機器としての直動モータ31Eと、直動モータ31Eの出力軸31Fに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない第1減圧手段によって吸着保持が可能な支持面31Gを有する支持テーブル31Hとを備えている。
第2搬送手段32は、リニアモータ33の第2スライダ33Bに支持され、上面視で左側に凹み部のある凹状のベースフレーム32Aと、ベースフレーム32Aに支持され、上面視で左側に凹み部のある凹状の立設フレーム32Bと、立設フレーム32Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない第2減圧手段によって吸着保持が可能な支持面32Cを有する支持テーブル32Dとを備えている。支持テーブル32Dの上面には、リングフレームRFの内縁に嵌まり込んで当該リングフレームRFの位置決めが可能な位置決め凸部32Eが形成されている。
剥離手段50は、剥離用テープPTを支持する剥離用テープ支持部51と、剥離用テープPTを第1接着シートAS1に貼付する貼付部52と、剥離用テープPTを切断する切断部53とで構成され、搬送手段30によってシート剥離方向へ相対移動されるウエハWFに貼付された第1接着シートAS1を保持し、当該第1接着シートAS1をウエハWFから剥離する構成になっている。なお、本実施形態の場合、剥離手段50に対して当該剥離手段50のシート剥離方向へウエハWFが移動するように当該剥離手段50とウエハWFとを相対移動させることで、剥離手段50がウエハWFから第1接着シートAS1を剥離するようになっている。
剥離用テープ支持部51は、支柱31Bに取り付けられたフレーム51Aに支持された駆動機器としての回動モータ51Bと、回動モータ51Bによって回動可能に設けられ、剥離用テープPTを支持する支持ローラ51Cと、支柱31Bに取り付けられたフレーム51Dの下方に支持されたガイドローラ51Eと、フレーム51Dの上方に支持されたガイドローラ51Fとを備えている。
貼付部52は、フレーム51Dの上方に支持された駆動機器としての回動モータ52Aによって回動可能に設けられた揺動アーム52Bと、揺動アーム52Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な剥離用テープ保持部材52Cと、揺動アーム52Bに支持された駆動機器としての直動モータ52Dの出力軸52Eに支持され、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段によって接着シートASと剥離用テープPTとの接着力を向上させる図示しない接着補助手段が設けられた押圧部材52Fと、ウエハWFに貼付された第2接着シートAS2の右端部を検知可能なカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検知手段とを備えている。
切断部53は、駆動機器としての直動モータ53Aの出力軸53Bに支持されたカッター刃53Cを備えている。
剥離用テープ支持部51は、支柱31Bに取り付けられたフレーム51Aに支持された駆動機器としての回動モータ51Bと、回動モータ51Bによって回動可能に設けられ、剥離用テープPTを支持する支持ローラ51Cと、支柱31Bに取り付けられたフレーム51Dの下方に支持されたガイドローラ51Eと、フレーム51Dの上方に支持されたガイドローラ51Fとを備えている。
貼付部52は、フレーム51Dの上方に支持された駆動機器としての回動モータ52Aによって回動可能に設けられた揺動アーム52Bと、揺動アーム52Bに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な剥離用テープ保持部材52Cと、揺動アーム52Bに支持された駆動機器としての直動モータ52Dの出力軸52Eに支持され、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段によって接着シートASと剥離用テープPTとの接着力を向上させる図示しない接着補助手段が設けられた押圧部材52Fと、ウエハWFに貼付された第2接着シートAS2の右端部を検知可能なカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検知手段とを備えている。
切断部53は、駆動機器としての直動モータ53Aの出力軸53Bに支持されたカッター刃53Cを備えている。
剥離角度調整手段60は、支柱31Bの上面に支持された駆動機器としての直動モータ61と、直動モータ61の出力軸61Aに支持された調整プレート62とを備えている。
以上のシート処理装置10において、ウエハWFに第2接着シートAS2を貼付し、第1接着シートAS1を剥離する手順を説明する。
先ず、各部材が初期位置で待機する図1中実線(図2中二点鎖線)で示すシート処理装置10に対し、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力手段を介して自動運転開始の信号を入力すると、剥離手段50が図示しない減圧手段を駆動し、剥離用テープ保持部材52Cで剥離用テープPTを吸着保持する。そして、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない移送手段によって、第1接着シートAS1が支持面31Gに当接するように、第1接着シートAS1が貼付されたウエハWFが当該支持面31G上に載置され、リングフレームRFの内縁に位置決め凸部32Eが嵌まり込むようにリングフレームRFが支持面32C上に載置される。すると、搬送手段30が図示しない第1、第2減圧手段を駆動し、支持面31Gと支持面32CとでそれぞれウエハWFとリングフレームRFとの吸着保持を開始する。その後、搬送手段30がリニアモータ33を駆動し、第1、第2支持手段31、32の間隔を維持したまま、それら第1、第2支持手段31、32を左方へ移動させることで、供給手段20とウエハWFおよびリングフレームRFとをシート貼付方向へ相対移動させる。次いで、リングフレームRFおよびウエハWFが所定の位置に到達したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検知手段に検知されると、供給手段20が回動モータ24Aを駆動し、それらの搬送速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、第2接着シートAS2は、剥離板23で剥離シートRLから剥離され、押圧ローラ40によってウエハWFの他方の面およびリングフレームRFに貼付され、ウエハWFとリングフレームRFとを一体化して一体物WKを形成する。その後、図2(A)に示すように、調整プレート62の右端がカッター刃53Cの刃先直下に位置すると、搬送手段30がリニアモータ33の駆動を停止する。
先ず、各部材が初期位置で待機する図1中実線(図2中二点鎖線)で示すシート処理装置10に対し、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力手段を介して自動運転開始の信号を入力すると、剥離手段50が図示しない減圧手段を駆動し、剥離用テープ保持部材52Cで剥離用テープPTを吸着保持する。そして、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない移送手段によって、第1接着シートAS1が支持面31Gに当接するように、第1接着シートAS1が貼付されたウエハWFが当該支持面31G上に載置され、リングフレームRFの内縁に位置決め凸部32Eが嵌まり込むようにリングフレームRFが支持面32C上に載置される。すると、搬送手段30が図示しない第1、第2減圧手段を駆動し、支持面31Gと支持面32CとでそれぞれウエハWFとリングフレームRFとの吸着保持を開始する。その後、搬送手段30がリニアモータ33を駆動し、第1、第2支持手段31、32の間隔を維持したまま、それら第1、第2支持手段31、32を左方へ移動させることで、供給手段20とウエハWFおよびリングフレームRFとをシート貼付方向へ相対移動させる。次いで、リングフレームRFおよびウエハWFが所定の位置に到達したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検知手段に検知されると、供給手段20が回動モータ24Aを駆動し、それらの搬送速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、第2接着シートAS2は、剥離板23で剥離シートRLから剥離され、押圧ローラ40によってウエハWFの他方の面およびリングフレームRFに貼付され、ウエハWFとリングフレームRFとを一体化して一体物WKを形成する。その後、図2(A)に示すように、調整プレート62の右端がカッター刃53Cの刃先直下に位置すると、搬送手段30がリニアモータ33の駆動を停止する。
そして、搬送手段30が図示しない第1減圧手段の駆動を停止した後、リニアモータ31Cおよび直動モータ31Eを駆動し、図2(B)に示すように、支持テーブル31Hを左下方に移動させる。次いで、剥離手段50が回動モータ52Aを駆動し、揺動アーム52Bを時計回転方向に回転させ、剥離用テープ保持部材52Cで吸着保持した剥離用テープPTを第1接着シートAS1の下面に対向配置させる。このとき、剥離用テープPTを第1接着シートAS1の下面に当接させてもよいし、当接させなくてもよい。次に、剥離手段50が図示しない検知手段を駆動し、ウエハWFに貼付された第2接着シートAS2の右端部を検知し、この検知結果を基に、搬送手段30がリニアモータ33を駆動し、第1接着シートAS1の右端が押圧部材52Fの右端直上に位置するように、第2支持手段32を移動させる。その後、剥離手段50が直動モータ52Dおよび接着補助手段を駆動し、図2(B)の右側の図に示すように、押圧部材52Fを上昇させて剥離用テープPTを第1接着シートAS1に押圧して貼付する。剥離用テープPTの第1接着シートAS1への貼付が完了すると、剥離手段50が接着補助手段の駆動を停止した後、直動モータ52Dを駆動し、押圧部材52Fを初期位置に復帰させるとともに、図示しない減圧手段の駆動を停止した後、回動モータ52Aを駆動し、揺動アーム52Bを反時計回転方向に回転させて剥離用テープ保持部材52Cを初期位置に復帰させる。
そして、剥離手段50が回動モータ51Bの駆動をロックさせるとともに、搬送手段30がリニアモータ33を駆動し、第1支持手段31の移動をロックさせた状態で、第2支持手段32を右方に移動させることで、第1支持手段31と第2支持手段32とをシート剥離方向へ相対移動させ、図2(C)に示すように、ウエハWFから第1接着シートAS1を徐々に剥離する。なお、ウエハWFから第1接着シートAS1が剥離される間において、剥離角度調整手段60が直動モータ61を駆動し、調整プレート62を昇降させてウエハWFから剥離される第1接着シートAS1の剥離角度θを調整する。ウエハWFから第1接着シートAS1全体が剥離されると、剥離角度調整手段60が直動モータ61を駆動し、図2(D)に示すように、調整プレート62を初期位置に復帰させる。次に、剥離手段50が回動モータ52Aおよび図示しない減圧手段を駆動し、揺動アーム52Bを時計回転方向に回転させて剥離用テープ保持部材52Cを調整プレート62上の剥離用テープPTに当接させ、当該剥離用テープ保持部材52Cで剥離用テープPTを吸着保持する。その後、剥離手段50が直動モータ53Aを駆動し、カッター刃53Cを昇降させ、図2(D)に示すように、剥離用テープPTを切断する。次いで、剥離手段50が回動モータ51B、52Aを駆動し、剥離用テープPTを支持ローラ51C側から繰り出しつつ、揺動アーム52Bを反時計回転方向に回転させて剥離用テープ保持部材52Cを初期位置に復帰させる。剥離用テープPTが切断されると、第1接着シートAS1は、リニアモータ31の下方に配置された箱、袋、網等の図示しない回収手段内に落下して回収される。第1接着シートAS1全体が剥離された一体物WKが所定の位置に到達したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検知手段に検知されると、搬送手段30が図示しない第2減圧手段およびリニアモータ33の駆動を停止する。その後、人手または図示しない移送手段が支持面32C上の第1接着シートAS1が剥離された一体物WKを保持して次工程に搬送した後、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させ、以降同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、シート貼付方向へ相対移動中のウエハWFに第2接着シートAS2を貼付し、シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ相対移動中のウエハWFから第1接着シートAS1を剥離するので、剥離手段50で第1接着シートAS1が剥離されたウエハWFを排出するスペースを供給手段20の配置スペース内とすることができるので、装置の小型化ができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、供給手段は、第2接着シートを供給可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程も同様でありその説明は省略する)。
供給手段20は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に複数の閉ループ状の切込が形成されることで、その内側が第2接着シートAS2とされた原反を繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反が採用された場合、カッター刃、カッターローラ、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材により、接着シート基材を所定形状に切断してその内側を第2接着シートAS2としてもよいし、多関節ロボットや適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしてもよい。
剥離部材は、剥離板23に代えて、丸棒や回転可能または回転不能なローラ部材やシャフト部材で構成してもよい。
剥離部材は、剥離板23に代えて、丸棒や回転可能または回転不能なローラ部材やシャフト部材で構成してもよい。
搬送手段30は、第1、第2支持手段31、32を固定しておき、供給手段20を移動させたり、第1、第2支持手段31、32と供給手段20との両方を移動させたりしてシート貼付方向へウエハWFが移動するように当該供給手段20とウエハWFとを相対移動させてもよいし、第1、第2支持手段31、32を固定しておき、当該搬送手段30の外部に設けた図示しない剥離手段を移動させたり、第1、第2支持手段31、32と図示しない剥離手段との両方を移動させたりしてシート剥離方向へウエハWFが移動するように当該図示しない剥離手段とウエハWFとを相対移動させてもよいし、第2支持手段32を固定しておき、第1支持手段31を移動させたり、第1支持手段31と第2支持手段32との両方を移動させたりしてシート剥離方向へウエハWFが移動するように当該第1支持手段31と第2支持手段32とを相対移動させてもよいし、別々の駆動機器で第1支持手段31と第2支持手段32とを移動させてもよい。
第1支持手段31および第2支持手段32の少なくとも一方は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で第1、第2接着シートAS1、AS2やリングフレームRF等の被保持物を保持する構成でもよいし、それらのような保持する構成がなくてもよい。
第1支持手段31は、一体物WKを支持した第2支持手段32を上方から観たときに、当該第2支持手段32と一体物WKとで占有するスペースの中に納まる大きさとするとよく、この場合、シート処理装置10の大型化をより効率的に抑制することができる。
第2支持手段32は、位置決め凸部32Eが形成されていなくてもよいし、リングフレームRFを支持することなく第2接着シートAS2を直接支持してもよい。
第1支持手段31および第2支持手段32の少なくとも一方は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で第1、第2接着シートAS1、AS2やリングフレームRF等の被保持物を保持する構成でもよいし、それらのような保持する構成がなくてもよい。
第1支持手段31は、一体物WKを支持した第2支持手段32を上方から観たときに、当該第2支持手段32と一体物WKとで占有するスペースの中に納まる大きさとするとよく、この場合、シート処理装置10の大型化をより効率的に抑制することができる。
第2支持手段32は、位置決め凸部32Eが形成されていなくてもよいし、リングフレームRFを支持することなく第2接着シートAS2を直接支持してもよい。
貼付手段は、押圧ローラ40を回転駆動させる駆動機器を設けてもよいし、押圧ローラ40の代わりにまたは併用して、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジや大気やガス等のエアの吹き付け等で第2接着シートAS2をリングフレームRFやウエハWFに押圧してもよいし、押圧ローラ40の表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、接着シートASを保持して押圧する構成でもよい。
剥離手段50は、ウエハWFから第1接着シートAS1全体が剥離された後、回動モータ51Bを駆動し、支持ローラ51C側に剥離用テープPTを所定量長さ巻き取ってからカッター刃53Cで当該剥離用テープPTを切断することで、剥離用テープPTの無駄な消費を抑制してもよいし、剥離用テープPTを固定しておき、第1接着シートAS1を移動させたり、剥離用テープPTと第1接着シートAS1との両方を移動させたりしてそれらを当接させてもよいし、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で第1接着シートAS1を保持してもよいし、図示しない検知手段を備えていなくてもよい。
剥離用テープ保持部材52Cは、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で剥離用テープPTを保持してもよい。
切断部53は、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材で構成してもよく、多関節ロボットや適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしてもよいし、なくてもよい。
接着補助手段は、ペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却手段、紫外線、赤外線、X線、マイクロ波等の電磁波照射手段、超音波振動装置、偏芯モータ、バイブレータ等の振動手段、レーザ照射手段、乾燥機、送風機、プラズマ照射機等、第1接着シートAS1や剥離用テープPTの特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じて当該第1接着シートAS1と剥離用テープPTとの接着力を向上させることができれば何でもよいし、なくてもよい。
剥離用テープ保持部材52Cは、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で剥離用テープPTを保持してもよい。
切断部53は、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材で構成してもよく、多関節ロボットや適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしてもよいし、なくてもよい。
接着補助手段は、ペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却手段、紫外線、赤外線、X線、マイクロ波等の電磁波照射手段、超音波振動装置、偏芯モータ、バイブレータ等の振動手段、レーザ照射手段、乾燥機、送風機、プラズマ照射機等、第1接着シートAS1や剥離用テープPTの特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じて当該第1接着シートAS1と剥離用テープPTとの接着力を向上させることができれば何でもよいし、なくてもよい。
剥離角度調整手段60は、調整プレート62を移動させることなく、一体物WKを移動させたり、調整プレート62と一体物WKとの両方を移動させたりして剥離角度θを調整してもよいし、なくてもよいし、剥離角度θは、例えば、1度でもよいし、10度でもよいし、90度でもよいし、120度でもよいし、180度でもよい。剥離角度θを所定の角度にする場合は、第1接着シートAS1を折り返す部分であって被着体に接着している面の反対側の面に、1度や10度や90度や120度といった傾斜の付いたエッジを有する剥離板をあてがうように配置してもよいし、剥離板の代わりに剥離ローラを配置して剥離角度θを0度としてもよい。
シート処理装置10は、リングフレームRFおよびウエハWFに第2接着シートAS2を貼付した後、一体物WKを天地反転させる反転手段を採用し、搬送手段30の上方に剥離手段50を配置してもよい。この場合、搬送手段30は、第1、第2支持手段31、32のように分割可能な構成としなくてもよいし、第1支持手段31が剥離手段50を備えなくてもよいし、搬送手段30が第1支持手段31と第2支持手段32とを相対移動させることなく、それらを同時にシート剥離方向へ移動させてもよい。
シート処理装置10は、天地反転して配置したり横置きに配置したりしてウエハWFの下面や側面等に第2接着シートAS2を貼付するように構成してもよいし、ウエハWFの下面や側面等に貼付された第1接着シートAS1を剥離するように構成してもよいし、第1接着シートAS1が剥離される前段で、接着シートASの接着力を低下させる接着力低下手段を設けてもよく、このような接着力低下手段は、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段、ペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却手段、紫外線、赤外線、X線、マイクロ波等の電磁波照射手段、超音波振動装置、偏芯モータ、バイブレータ等の振動手段、レーザ照射手段、乾燥機、送風機、プラズマ照射機等、第1接着シートAS1の特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じて当該接着シートASの接着力を低下させることができれば何でもよい。このような接着力低下手段は、第1接着シートAS1の接着力を一括で低下するように構成してもよいし、第1接着シートAS1の接着力が部分的に低下するように構成し、第1接着シートAS1が貼付されたウエハWFとの相対移動で当該第1接着シートAS1全体の接着力が低下するように構成してもよい。
リングフレームRFは、円形、楕円形、三角形や四角形以上の多角形、環状でない(閉ループ状でない)フレーム部材等何でもよい。
シート処理装置10は、天地反転して配置したり横置きに配置したりしてウエハWFの下面や側面等に第2接着シートAS2を貼付するように構成してもよいし、ウエハWFの下面や側面等に貼付された第1接着シートAS1を剥離するように構成してもよいし、第1接着シートAS1が剥離される前段で、接着シートASの接着力を低下させる接着力低下手段を設けてもよく、このような接着力低下手段は、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段、ペルチェ素子やヒートパイプの冷却側等の冷却手段、紫外線、赤外線、X線、マイクロ波等の電磁波照射手段、超音波振動装置、偏芯モータ、バイブレータ等の振動手段、レーザ照射手段、乾燥機、送風機、プラズマ照射機等、第1接着シートAS1の特性、特質、性質、材質、組成および構成等に応じて当該接着シートASの接着力を低下させることができれば何でもよい。このような接着力低下手段は、第1接着シートAS1の接着力を一括で低下するように構成してもよいし、第1接着シートAS1の接着力が部分的に低下するように構成し、第1接着シートAS1が貼付されたウエハWFとの相対移動で当該第1接着シートAS1全体の接着力が低下するように構成してもよい。
リングフレームRFは、円形、楕円形、三角形や四角形以上の多角形、環状でない(閉ループ状でない)フレーム部材等何でもよい。
本発明における第1、第2接着シートAS1、AS2、剥離用テープPTおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、第1、第2接着シートAS1、AS2や剥離用テープPTは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、このような第1、第2接着シートAS1、AS2や剥離用テープPTは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、第1、第2接着シートAS1、AS2を機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等であってもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10…シート処理装置
20…供給手段
30…搬送手段
31…第1支持手段
32…第2支持手段
40…押圧ローラ(貼付手段)
50…剥離手段
60…剥離角度調整手段
AS1…第1接着シート
AS2…第2接着シート
WF…ウエハ(被着体)
θ…剥離角度
20…供給手段
30…搬送手段
31…第1支持手段
32…第2支持手段
40…押圧ローラ(貼付手段)
50…剥離手段
60…剥離角度調整手段
AS1…第1接着シート
AS2…第2接着シート
WF…ウエハ(被着体)
θ…剥離角度
Claims (4)
- 被着体の一方の面に第1接着シートが貼付された当該被着体の他方の面に第2接着シートを貼付するとともに、前記被着体から前記第1接着シートを剥離するシート処理装置において、
前記第2接着シートを供給する供給手段と、
前記供給手段と被着体とを相対移動させる搬送手段と、
前記搬送手段によってシート貼付方向へ相対移動される前記被着体の他方の面に、前記供給手段で供給される前記第2接着シートを貼付する貼付手段と、
前記被着体に貼付された第1接着シートを保持して剥離する剥離手段とを備え、
前記搬送手段は、前記シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ前記剥離手段と被着体とを相対移動可能に設けられ、
前記剥離手段は、前記搬送手段によって前記シート剥離方向へ相対移動される前記被着体に貼付された第1接着シートを保持し、当該第1接着シートを前記被着体から剥離することを特徴とするシート処理装置。 - 前記搬送手段は、前記剥離手段を備えた第1支持手段と、前記被着体を支持する第2支持手段とを備え、前記搬送手段が前記第1支持手段と前記第2支持手段とを前記シート剥離方向へ相対移動させることで、前記剥離手段が前記被着体から前記第1接着シートを剥離することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記第1接着シートの剥離角度を調整する剥離角度調整手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート処理装置。
- 被着体の一方の面に第1接着シートが貼付された当該被着体の他方の面に第2接着シートを貼付するとともに、前記被着体から前記第1接着シートを剥離するシート処理方法において、
前記第2接着シートを供給手段で供給する供給工程と、
前記供給手段と被着体とを相対移動させる搬送工程と、
前記搬送工程によってシート貼付方向へ相対移動される前記被着体の他方の面に、前記供給手段で供給される前記第2接着シートを貼付する貼付工程と、
前記被着体に貼付された第1接着シートを剥離手段で保持して剥離する剥離工程とを有し、
前記剥離工程では、前記シート貼付方向の逆方向であるシート剥離方向へ前記剥離手段と被着体とを相対移動させ、当該第1接着シートを前記被着体から剥離することを特徴とするシート処理方法。
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JP2016048614A JP2017163090A (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | シート処理装置および処理方法 |
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JP2019212782A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 株式会社ディスコ | ウェーハの加工方法 |
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-
2016
- 2016-03-11 JP JP2016048614A patent/JP2017163090A/ja active Pending
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