JP7101060B2 - 長尺体支持装置および長尺体支持方法 - Google Patents

長尺体支持装置および長尺体支持方法 Download PDF

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本発明は、長尺体支持装置および長尺体支持方法に関する。
従来、中空管の外周面に長尺体が巻回された支持対象物を支持手段で支持し、中空管の内周面に設けられた情報を読取手段で読み取る支持装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
再公表WO2004/014733号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の支持装置は、バーコードリーダ(読取手段)が紙管(中空管)の内周面を走査して当該内周面に設けられたバーコード(情報)を読み取る構成であるため、中空管と読取手段とを相対回転させる機構が必要となり、装置構成が複雑化するという不都合がある。
本発明の目的は、装置構成が複雑化することを防止して、中空管の内周面に設けられた情報を読み取ることができる長尺体支持装置および長尺体支持方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、読取手段が撮像領域拡張手段を備えているので、中空管と読取手段とを相対回転させる機構が不要となり、装置構成が複雑化することを防止して、中空管の内周面に設けられた情報を読み取ることができる。
また、読取手段が画像補正手段を備えれば、撮像画像が撮像領域拡張手段によって変形し、撮像手段が情報を読み取れなくなることを防止することができる。
(A)、(B)は、本発明の一実施形態に係る長尺体支持装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1(A)の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の長尺体支持装置を用いた処理装置としてのシート貼付装置10は、長尺体支持装置20と、被着体としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」ともいう)WFに接着シートASを押圧して貼付する貼付手段30と、ウエハWFを支持して搬送するウエハ搬送手段40と、当該シート貼付装置10の全体的または部分的な動作を制御するパーソナルコンピュータやシーケンサ等の制御手段50と、制御手段50の判定結果を出力するモニタ、パネル、表示灯、発音器等の報知手段60とを備えている。
長尺体支持装置20は、中空管HPの外周面HP1に長尺体としての原反RSが巻回された支持対象物SJを支持する支持手段21と、支持手段21に支持された支持対象物SJにおける中空管HPの外部に配置され、中空管HPの内周面HP2に設けられた所定の情報BCを読み取る読取手段22と、蝶番23を介してフレーム36に支持された開閉可能なカバー部材24とを備えている。
本実施形態の場合、原反RSは、帯状の剥離シートRLの一方の面に所定形状の接着シートASが所定の間隔を空けて仮着されたものが採用されている。
また、情報BCは、例えば、接着シートASや剥離シートRLの種類、材質、品名、コード、寸法等原反RSを識別可能な情報や、原反RSに係る諸情報等がバーコード、QRコード(登録商標)、文字、図形、またはこれらを組み合わせたものでラベルRAの表面に表示され、中空管HPの内周面HP2に貼付されている。
支持手段21は、回転軸受部21Aによって貼付手段30を構成するフレーム36に支持され、中空管HPの挿通を抑制するストッパ21Bを備えた支持軸21Cを備えている。支持軸21Cは、中空管HPがストッパ21Bに突き当たった際、情報BCと重なって当該情報BCを隠さない長さに設定されている。
読取手段22は、所定の撮像領域AM内を撮像して撮像画像を形成し、当該撮像画像内にある情報BCを読み取る撮像手段としてのカメラ22Aと、当該カメラ22Aの撮像領域AMを拡張する撮像領域拡張手段としての魚眼レンズ22Bと、撮像画像内にある情報BCをカメラ22Aが読み取れるように当該撮像画像を補正する画像補正手段22Cと、カメラ22Aおよび魚眼レンズ22Bを支持するカメラケース22Dとを備えている。カメラ22Aは、撮像領域AM内の情報BCを読み取り、読み取った情報BCを制御手段50に出力するようになっている。
魚眼レンズ22Bは、カメラ22Aの撮像領域AMを、第1撮像領域AM1から第2撮像領域AM2に広げるようになっており、第1撮像領域AM1の外部に位置する情報BCをカメラ22Aが撮像することができるようになっている。
なお、本実施形態の読取手段22は、開閉可能なカバー部材24に支持され、支持軸21Cに対向した図1(B)に示す閉塞位置と、支持軸21Cから離間した解放位置との間で移動可能に設けられている。
貼付手段30は、原反RSを案内するガイドローラ31と、剥離シートRLから接着シートASを剥離縁32Aで剥離する剥離手段としての剥離板32と、接着シートASをウエハWFに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ33と、駆動機器としての回動モータ34Aによって駆動され、ピンチローラ34Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ34と、図示しない駆動機器によって駆動され、ピンチローラ34Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与して回収する回収ローラ35と、当該貼付手段30を構成する前述の各部材を直接的または間接的に支持するフレーム36とを備えている。
ウエハ搬送手段40は、駆動機器としてのリニアモータ41と、リニアモータ41のスライダ41Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持可能な支持面42Aを有するテーブル42とを備えている。
以上のシート貼付装置10の動作を説明する。
先ず、各部材が初期位置に配置された図1(A)中実線で示す状態のシート貼付装置10に対し、当該シート貼付装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転の信号を入力する。次いで、使用者がカバー部材24を開き、図1(B)に示すように、ストッパ21Bに突き当たるまで中空管HPを支持軸21Cに挿入し、支持対象物SJを当該支持軸21Cに支持させた後、原反RSを引き出して当該原反RSを図1(A)に示すようにセットする。その後、使用者がカバー部材24を閉じ、読取手段22が支持軸21Cに対向配置されると、当該読取手段22がカメラ22Aを駆動し、撮像領域AM内を撮像して撮像画像を形成し、当該撮像画像内にある中空管HPの内周面HP2に設けられた情報BCを読み取り、読み取った情報BCを制御手段50に出力する。このとき、カメラ22Aの撮像領域AMは、魚眼レンズ22Bによって第2撮像領域AM2に広げられているので、カメラ22Aは、図1(B)に示すように、第1撮像領域AM1の外部に位置する情報BCを含めた状態で撮像画像を形成することができる。
次に、入力された情報BCに基づいて制御手段50が原反RSを識別し、当該原反RSがシート貼付装置10で使用するものとして適格な適格原反であるか、不適格な不適格原反であるかを判定し、その判定結果を報知手段60に出力する。ここで、入力された情報BCに基づいて、支持軸21Cで支持している原反RSが不適格原反であると制御手段50が判定した場合、当該制御手段50は、報知手段60を介してその旨を使用者に知らせるとともに、当該シート貼付装置10が作動しないようにインターロックを掛ける。そして、支持軸21Cに支持させている原反RSが不適格原反であることを使用者が報知手段60を介して認識すると、セットした原反RSを中空管HPに巻き取り、支持軸21Cで支持させている支持対象物SJを当該支持軸21Cから抜き取る。次いで、上記と同様にして、他の支持対象物SJを支持軸21Cに支持させて原反RSをセットした後、入力された情報BCに基づいて、支持軸21Cに支持させている原反RSが適格原反であると制御手段50が判定した場合、当該制御手段50は、報知手段60を介してその旨を使用者に知らせるとともに、当該シート貼付装置10のインターロックを解除する。
その後、貼付手段30が回動モータ34Aを駆動し、原反RSを繰り出し、図1中実線で示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板32の剥離縁32Aで所定量剥離されると、回動モータ34Aの駆動を停止する。次に、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段がテーブル42上の所定の位置にウエハWFを載置すると、ウエハ搬送手段40が図示しない減圧手段を駆動し、支持面42Aでの当該ウエハWFの吸着保持を開始する。そして、ウエハ搬送手段40がリニアモータ41を駆動し、テーブル42を左方に移動させ、当該テーブル42が所定の位置に到達すると、貼付手段30が回動モータ34Aを駆動し、テーブル42の移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、図1(A)中二点鎖線で示すように、接着シートASが剥離板32で剥離シートRLから剥離され、押圧ローラ33によってウエハWFに押圧されて貼付され、次の接着シートASが剥離板32の剥離縁32Aで所定量剥離されると、貼付手段30が回動モータ34Aの駆動を停止する。
その後、テーブル42が、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ33の左方の所定位置に到達すると、ウエハ搬送手段40がリニアモータ41の駆動を停止した後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面42Aでの当該ウエハWFの吸着保持を解除する。次いで、使用者または図示しない搬送手段が、接着シートASが貼付されたウエハWFを次工程に搬送すると、ウエハ搬送手段40がリニアモータ41を駆動し、テーブル42を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、読取手段22が魚眼レンズ22Bを備えているので、中空管HPと読取手段22とを相対回転させる機構が不要となり、装置構成が複雑化することを防止して、中空管HPの内周面HP2に設けられた情報BCを読み取ることができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
例えば、支持手段21は、支持軸21Cに代えてまたは併用して、支持対象物SJを下方から支えて支持するローラやベルト等を採用してもよい。
支持軸21Cは、円柱形状、円筒形状、楕円あるいは多角の筒形状や柱形状でもよいし、ストッパ21Bを備えていなくてもよいし、フレーム36に対して回転不能に支持されていてもよいし、フレーム36とは別の支持体に支持されていてもよいし、撮像手段が情報BCを撮像できる透明な部材で構成されていれば、中空管HPがストッパ21Bに突き当たった際、情報BCと重なる長さであってもよい。
カメラ22Aや魚眼レンズ22Bは、カメラケース22Dとは別の支持体に支持されていてもよい。
読取手段22は、撮像手段として、例えば、バーコードリーダや投影機等を採用してもよいし、撮像領域拡張手段として、例えば、広角レンズ、プリズム等を採用してもよい。
画像補正手段22Cは、例えば、レンズやプリズム等の補正部材の他、撮像手段内に内蔵されたコンピュータやプログラム等が例示でき、撮像画像内にある情報BCを撮像手段が読み取れない場合に採用してもよく、画像補正がなくても撮像画像内にある情報BCを撮像手段が読み取れる場合は採用しなくてもよいし、補正部材をカメラ22Aとは別に設けてもよい。
貼付手段30は、天地反転して配置したり横置きに配置したりして、ウエハWFの下面や側面等に接着シートASを貼付するように構成してもよいし、帯状の接着シートが帯状の剥離シートRLに仮着された原反や、剥離シートRLに仮着されていない帯状の接着シートからなる原反が採用された場合、切断手段で帯状の接着シートを所定形状に切断して接着シートASを形成し、当該接着シートASを貼付してもよい。
貼付手段30の構成物は、フレーム36とは別の支持体に支持されていてもよい。
ウエハ搬送手段40は、テーブル42の位置を固定しておきまたは、テーブル42を移動させつつ長尺体支持装置20および貼付手段30を移動させて接着シートASをウエハWFに貼付してもよいし、シート貼付装置10に対して他の装置でウエハWFを移動させる場合、なくてもよい。
シート貼付装置10は、ウエハ搬送手段40、制御手段50および報知手段60のうち少なくとも1つが備わっていなくてもよい。
シート貼付装置10は、例えば、入力された情報BCに基づいて、支持軸21Cで支持している原反RSが不適格原反であると制御手段50が判定した場合、当該制御手段50は、報知手段60を介してその旨を使用者に知らせなくてもよいし、シート貼付装置10にインターロックを掛けなくてもよいし、入力された情報BCに基づいて、支持軸21Cで支持している原反RSが適格原反であると制御手段50が判定した場合、当該制御手段50は、報知手段60を介してその旨を使用者に知らせなくてもよい。
中空管HPは、円筒形状に限らず、楕円筒形状や多角筒形状であってもよいし、紙製、樹脂製、金属製等であってもよく、何ら限定されるものではない。
情報BCは、中空管HPの内周面HP2に直接印刷されたり記載されたり刻印されたりしたものであってもよいし、内周面HP2の複数箇所に設けられていてもよいし、原反RSのロットナンバー、原反RSを使用した長さ、原反RSの残りの長さ、接着シートASの品質保証期限、繰出開始前後の接着シートASの残数、繰り出された接着シートASの枚数、接着シートASを最適に繰り出すことのできる推奨繰出速度、接着シートASを最適に貼付することができる推奨貼付張力や推奨押圧力や貼付温度等の接着シートASの貼付条件、接着シートASや原反RSについての相談窓口の連絡先等をであってもよく、シート貼付装置10は、当該情報をモニタやパネル等の表示手段(報知手段60)に表示させてもよいし、読取手段22が読み取った情報BCの内容に基づいて、制御手段50で各駆動機器を制御してもよく、例えば、接着シートASの推奨繰出速度を基にして、回動モータ34Aの回転速度や、リニアモータ41でテーブル42を移動させる移動速度を制御したり、推奨押圧力を基にして、押圧ローラ33を昇降させる図示しない直動モータの昇降量やその出力軸に加えるトルクなどを制御したり、押圧力を制御したり、加熱手段の温度を制御してもよい。
長尺体は、帯状の剥離シートRLに所定の間隔で複数の接着シートASが仮着された接着シート原反、基材と接着剤層とからなる帯状の接着シート、単層または複層の紙の他、電線、針金、糸、布、ロープ、ホース、鋼板、樹脂板等であってもよく、何ら限定されるものではない。
本発明の長尺体支持装置を用いた処理装置としては、例えば、原反RSを巻き取る巻取装置、原反RSを検査する検査装置、原反RSを所定の長さに切断する切断装置、原反RSを使用して接着シートASとしての保護シートをウエハWFから剥離する剥離装置等、何ら限定されるものではなく、本願発明の長尺体支持装置は、それら装置における原反RSを繰り出す側の支持軸や、原反RSを巻き取る側の支持軸として採用することができる。
本発明の長尺体支持装置は、他の機構や他の部材等と組み合わせて処理装置とすることなく、単体で使用することもできる。
また、本発明における接着シートASおよび被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプ等の加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品等も対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、支持手段は、中空管の外周面に長尺体が巻回された支持対象物を支持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラが採用されている場合、各ローラを回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、各ローラの表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、各ローラを弾性変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用したり、大気やガス等のエアの吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧手段や押圧部材の押圧部をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、剥離手段や剥離部材が採用されている場合は、板状部材、丸棒、ローラ等で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持する構成のものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断刃が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしたりしてもよい。
20 長尺体支持装置
21 支持手段
22 読取手段
22A カメラ(撮像手段)
22B 魚眼レンズ(撮像領域拡張手段)
22D 画像補正手段
AM 撮像領域
BC 情報
HP 中空管
HP1 外周面
HP2 内周面
RS 原反(長尺体)
SJ 支持対象物

Claims (3)

  1. 中空管の外周面に長尺体が巻回された支持対象物を支持する支持手段と、
    前記支持手段に支持された前記支持対象物における前記中空管の軸方向に当該中空管と対向して配置され、前記中空管の内周面に設けられた所定の情報を読み取る読取手段とを備え、
    前記読取手段は、所定の撮像領域内を撮像して撮像画像を形成し、当該撮像画像内にある前記情報を読み取る撮像手段と、当該撮像手段の前記撮像領域を前記所定の情報が含まれる撮像領域に拡張する撮像領域拡張手段とを備えていることを特徴とする長尺体支持装置。
  2. 前記読取手段は、前記撮像画像内にある前記情報を前記撮像手段が読み取れるように当該撮像画像を補正する画像補正手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の長尺体支持装置。
  3. 中空管の外周面に長尺体が巻回された支持対象物を支持手段で支持する支持工程と、
    前記支持手段に支持された前記支持対象物における前記中空管の軸方向に当該中空管と対向する位置から、前記中空管の内周面に設けられた所定の情報を読み取る読取工程とを実施し、
    前記読取工程では、所定の撮像領域内を撮像して撮像画像を形成し、当該撮像画像内にある前記情報を読み取る撮像工程と、当該撮像工程での前記撮像領域を前記所定の情報が含まれる撮像領域に拡張する撮像領域拡張工程とを実施することを特徴とする長尺体支持方法。
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