JP2001278548A - 糸条巻取用紙管 - Google Patents

糸条巻取用紙管

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JP2001278548A
JP2001278548A JP2000098172A JP2000098172A JP2001278548A JP 2001278548 A JP2001278548 A JP 2001278548A JP 2000098172 A JP2000098172 A JP 2000098172A JP 2000098172 A JP2000098172 A JP 2000098172A JP 2001278548 A JP2001278548 A JP 2001278548A
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JP
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paper tube
yarn
identification seal
groove
paper
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JP2000098172A
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English (en)
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Toshiyuki Nishio
俊幸 西尾
Noriaki Kawamura
宣秋 河村
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Unitika Fibers Ltd
Original Assignee
Unitika Fibers Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/182Identification means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 繊維メーカー及び機屋や編屋においても複数
種類のパッケージの判別が容易で、混用を防ぐことがで
き、かつ低コストで生産性も向上する糸条巻取用紙管を
提供する。 【解決手段】 繊維糸条を巻取機にて巻き取る際に使用
する紙管3において、少なくとも一方の端部付近に識別
シール4が着脱可能に貼付されている。識別シールは、
目視により判別可能な色に着色されており、紙管軸方向
と直交する方向の外周面及び/又は円周面に円周方向に
沿って識別シールが貼付されている。また、端部に糸条
導入溝1と把持溝2が形成された紙管においては、これ
らの溝よりも端部側に識別シールが貼付されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターレット式自動
切替型巻取機等を用いて合成繊維等の糸条を巻き取る際
に使用される紙管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成繊維を巻き取るための紙管
は、紙管表面に色々な色が着色されたり、あるいは柄が
印刷されたものが用いられている。これは、多数の種類
(銘柄)の合成繊維を巻き取る際に繊維メーカーにおい
ては、複数銘柄の糸を容易に判別して出荷できるように
し、これらのパッケージを使用する機屋や編屋において
は複数銘柄の混用を防ぐためである。
【0003】同様の目的のものとして糸条を巻き取った
後、紙管の内壁に銘柄を示すためのシールを貼る方法を
採用することもある。しかしながら、類似銘柄がある場
合、誤読等により判別が十分に行われず、混用が発生す
る場合があった。
【0004】繊維メーカーの段階でパッケージが判別さ
れ、出荷されたとしても、最終的にパッケージを使用す
る機屋や編屋において、パッケージの混用が生じると不
良反が発生する。機屋や編屋でのパッケージの判別は目
視で行うことが多いため、前記のように紙管表面に着色
や印刷を施したもののほうが判別が容易であった。
【0005】しかしながら、この場合、紙管を使用する
繊維メーカーは種々の色や柄の紙管、通常数十種類の紙
管を保有する必要があり、広大な保管場所等を準備して
おかなくてはならない。また、紙管を製造する紙管メー
カーにおいても色々な色・柄の材料を用意し、各種のロ
ットで生産する必要が生じ、両者ともにコスト高とな
り、生産性が低くなるという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決し、繊維メーカー及び機屋や編屋においても複
数種類のパッケージの判別が容易で、混用を防ぐことが
でき、かつ低コストで生産性も向上する糸条巻取用紙管
を提供することを技術的な課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために検討した結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明は、繊維糸条を巻取機にて巻き取る際に使
用する紙管において、少なくとも一方の端部付近に識別
シールが着脱可能に貼付されていることを特徴とする糸
条巻取用紙管を要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の糸条巻取用紙管は、衣料糸や産業資材用糸を自
動切替型巻取機等で巻き取る際に用いられる紙管をい
う。紙管の形状としては、溝のない単なる筒状のもので
あってもよいし、糸条の捕捉率を向上させるために、紙
管の一方の端部に近接した外周面上に、紙管軸方向と直
交する方向に糸条導入溝を凹設し、糸条導入溝の一端に
糸条導入溝の形成方向に沿って糸条導入溝より狭幅の把
持溝を糸条導入溝に連続して凹設したものであってもよ
い。
【0009】一般的に巻取りの際には、糸条は紙管に対
して紙管の両端約20mmを残して巻き取られる。紙管の端
部に糸条導入溝や把持溝が形成されている場合は、糸条
導入溝に糸条が導入され、次に糸条導入溝より狭幅の把
持溝に糸条が把持された後、巻き取られる。したがっ
て、前記のような紙管に着色や印刷を施したものについ
ては、この紙管の両端約20mmの部分より判別可能とな
る。
【0010】本発明の紙管においては、繊維メーカーで
の製造から出荷の際に銘柄の混入がないようにすること
と、出荷先である機屋や編屋においても銘柄の混入がな
いようにすることができるものである。
【0011】まず、本発明の紙管は、少なくとも一方の
端部に識別シールが着脱可能に貼付されたものである。
識別シールとは、繊維メーカーや機屋や編屋において識
別が可能なものであれば、特に限定されるものではな
い。
【0012】繊維メーカーでの製造段階においては、製
造から出荷までをオートメーションで行う場合、被検査
物であるパッケージをロット毎(銘柄毎)に明確に選別
するため、紙管のカラー情報をカメラにより読み取り、
このカラー情報をコンピュータで処理する手段を採用す
ることも多い。
【0013】そこで、本発明おける識別シールは、カメ
ラで読み取り可能な情報を有するものとすることが好ま
しい。具体的に、カラー情報である場合は着色されたシ
ール、数値データで判別できる場合は、数値データを有
するシールとする。また、磁気による情報を読み取る場
合は、バーコードのような磁気データを有するシールと
する。
【0014】識別シールは紙管に着脱可能に貼付される
ものとする。通常、紙管は複数回使用するものであるた
め、回収後、シールを剥がし、異なる銘柄のものにも使
用できるようにする。
【0015】識別シールを貼る位置は紙管の端部であ
り、少なくとも一方の端部に識別シールを貼ればよい
が、両端部ともに貼付することが好ましい。これは、下
向きに置かれた端部のみにシールが貼付されている場
合、識別が困難になるときがあるからである。
【0016】端部においては、紙管の両端約20mmを残し
た状態で糸条が巻かれるため、糸条が巻かれていないこ
の約20mmの位置に貼り付けておくことが好ましい。さら
に、糸条導入溝や把持溝が形成された紙管において、こ
れらの溝が形成された側の端部に識別シールを貼付する
場合、これらの溝よりも端部側に貼付しておくことが好
ましい。
【0017】そして、紙管の内周面と外周面のどちらか
一方、または両方ともに識別シールを貼付する。このと
き、紙管軸方向と直交する方向(糸条導入溝と把持溝が
形成されている場合はこれらの形成方向と同方向)の外
周面及び又は内周面の円周方向に沿って識別シールを貼
り付けることが好ましい。さらには、テープの長さは、
紙管の円周の60%以上の長さとすることが好ましく、
さらに好ましくは80%以上とする。
【0018】テープの長さが紙管の円周の60%未満で
あると、一方向からの目視あるいは読みとりでは見落と
しや読み取りミスが生じるおそれがある。また、識別シ
ールの幅は、特に限定されるものではなく、目視による
識別が可能な幅とすることが好ましい。
【0019】本発明の紙管においては、繊維メーカーで
識別して出荷した後、機屋や編屋においても銘柄の混入
がないように識別可能にするために、識別シールは目視
での判別が可能なものとすることが好ましく、特に、着
色されたカラーシールを使用することが好ましい。
【0020】本発明の紙管は、各銘柄のものを生産する
前もしくは生産した後に識別シールを貼るものである
が、識別シールを貼る手段は特に限定されるものではな
く、ラベラー程度の装置を用いることが好ましい。
【0021】また、本発明の紙管においては、一方の端
部に複数種類の識別シールを貼付してもよい。すなわ
ち、繊維メーカーでの識別に適したシールと機屋や編屋
での識別に適したシールをそれぞれ貼り付けたものでも
よい。
【0022】次に、本発明の糸条巻取用紙管を図面を用
いて説明する。図1は、本発明の糸条巻取用紙管の一実
施態様を示す概略斜視図である。紙管3の一方の端部に
糸条導入溝1とこれに連続して把持溝2が凹設されてお
り、紙管3の両端部の外周面側に識別シール4が着脱可
能に貼付されている。
【0023】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。 実施例1 図1に示す紙管で、長さ338mm、直径85mm、外周面が青色
に着色された紙管の両端の外周面に、幅5mm、長さ200mm
の黄色の識別シールを貼った。このとき紙管の端部から
2mmの位置に円周方向に沿ってラベラーで識別シール
を貼付した。この紙管を50本用意し、同様の形態の紙管
に赤色のテープを貼付した紙管を50本用意した。黄色の
テープを貼った紙管には1400dtexの糸を300mmの幅で10K
g巻き取った。また、赤色のテープを貼った紙管には210
0dtexの糸を300mmの幅で10Kg巻き取った。これらのパッ
ケージを混合した後、パッケージをカラー情報を読み取
る検査装置で検査選別を行った。その結果、正確に二品
種の銘柄を50本ずつ選別することができた。次に、一旦
選別を行ったものを混合し、目視にてパネラー5人に選
別させた。その結果、正確に二品種の銘柄を50本ずつ選
別することができた。紙管としては一種類のものを用い
るだけで済むため、保管場所の縮小が図れ、生産性が向
上した。
【0024】実施例2 紙管の長さを153mm、直径109mm、識別シールの長さを25
0mmとし、黄色のテープを貼った紙管には56dtexの糸を1
23mmの幅で10Kg巻き取り、また、赤色のテープを貼った
紙管には78dtexの糸を123mmの幅で10Kg巻き取った以外
は実施例1と同様に行った。これらのパッケージ混合後
の検査装置による検査選別の結果、正確に二品種の銘柄
を50本ずつ選別することができた。次に、パッケージを
混合後の目視による選別の結果、正確に二品種の銘柄を
50本ずつ選別することができ、保管場所の縮小が図れ、
生産性も向上した。
【0025】
【発明の効果】本発明の糸条巻取用紙管は、識別シール
を貼付していることによって検査選別装置や目視による
選別が容易にできる。このため、複数種類の紙管を用意
しておく必要がなく、紙管の保管場所を削減することが
でき、さらに、シールは着脱可能に貼付されているた
め、紙管を繰り返し利用することができ、生産性を向上
させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸条巻取用紙管の一実施態様を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
1 糸条導入溝 2 把持溝 3 紙管 4 識別シール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維糸条を巻取機にて巻き取る際に使用
    する紙管において、少なくとも一方の端部付近に識別シ
    ールが着脱可能に貼付されていることを特徴とする糸条
    巻取用紙管。
  2. 【請求項2】 識別シールが目視により判別可能な色に
    着色されており、紙管軸方向と直交する方向の外周面及
    び又は内周面に円周方向に沿って識別シールが貼付され
    ている請求項1記載の糸条巻取用紙管。
  3. 【請求項3】 紙管の一方の端部に近接した外周面上
    に、紙管軸方向と直交する方向に糸条導入溝を凹設し、
    糸条導入溝の一端に糸条導入溝の形成方向に沿って糸条
    導入溝より狭幅の把持溝を糸条導入溝に連続して凹設し
    た紙管であって、糸条導入溝と把持溝が形成された端部
    においては、これらの溝よりも端部側に識別シールが貼
    付されている請求項1又は2記載の糸条巻取用紙管。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103588042A (zh) * 2013-10-28 2014-02-19 无锡泰极纸业有限公司 用于卷绕化纤丝的化纤纸筒
CN103601039A (zh) * 2013-11-06 2014-02-26 无锡泰极纸业有限公司 一种卷绕化纤丝用的化纤纸筒
KR101980347B1 (ko) * 2018-04-20 2019-05-20 유문종 지관 제조방법 및 이를 이용해 제조된 지관
JP2020001870A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 リンテック株式会社 長尺体支持装置および長尺体支持方法

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